お色気が売りの某週刊誌が社会の木鐸になったつもりか、恫喝紛いの医療記事を続けている。
新聞広告の見出しだけで読んだことはないので批判する資格はないが、それでも “ その手術はすべきじゃない、その薬は飲んでは駄目 ” とは穏やかでない。
嘘か真か、はたまた、嘘でないにしろ針小棒大なのか?
阿呆くさと思いつつも、誌が名指す手術を受け、処方された高血圧薬を服用する僕(やつがれ)にとって、気にならないと言えば嘘になる。
今になって “ ちょっと待ったその手術!” と言われたってどうすりゃいいんだか?
節目検診の折にでも、主治医に訊ねるぐらいが関の山だが、それとても 「しない方が良かったかも」なんて答えが返ってくる筈もない。
一方薬の方、200mmHgに直ぐになる血圧、自覚症状がないから厄介。
当初はミカルディス40mgとアラダート20mgを服用していたが、手術やイレウスで上がりっぱなし、入院中に内科医の往診を受け、それぞれ80mg、40mgに倍量することで落ち着いた。
そのミカルディス、見事?週間誌の槍玉にあがってい、薬局に処方箋を出した折に薬剤師さんに訊いてみた。
週刊誌のことは既知らしく 「先生が処方されているし、それに、血液検査をされている筈だから」言う。
その検査、三月毎の腫瘍マーカ(44項目)はほぼ正常範囲内にあるのだが、一般的な検査項目の “ 脂質・コレステロール ” などは含まれていない。
で、どうしたもんじゃろのう、と首を捻りながら帰宅すると、市の国民健康保険課から葉書が届いていた。
何だろうと開けてみれば、“ 薬をジェネリックにすれば約半額になる ” とあって笑っちまった。
そんなこんなで、件の誌みたく破茶滅茶なお天気が、北から南まで大きな爪跡を残して長月・九月もゆく。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1191