昨秋、涼しくなって止めていた早朝散歩、天神さんの数日前からぼちぼちと再開。
初めた昨年の7月末頃、朝の5時と言えば少し暗かったが今の5時は明るく、たった10日ばかり早いことで、随分と日の出時間が違うものだと感心する。
大阪では天神さんの頃が一番暑いと言われるが、二十四節気では、22日からの大暑が過ぎると立秋。
これからまだまだ暑い日が続くのだろうけれど、お日様が出入りする時間は少しずつだが秋に向かっている。
話はそれたが、この早朝散歩、外出に今ひとつ自信が持てな
くて、フラストレーションを貯めウジウジと過ごす日々、何時までも半径100mほどの散歩で茶を濁してはいられないと思ったのが再開した理由。
早朝から働く人や足が急く通勤の人には申し訳ないが、ぶらぶらと歩いていると見慣れた景色が続く。
道端や鉢植えの花に目がゆき、「あっ、この花去年も」と思い出し、「今年も咲いてくれたんだ」と嬉しくなる。
ただ、昨年に比べて総じて花が少し疲れているように思える。夏の花から秋の花へと代わる時期なのかも知れないが?
余談だが、この早朝散歩、何か目的を持たないと続かない。
去年は、可愛い花や珍しい花などの写真だったが、今年はそれに加えて面白い看板があればと思ったのだが、どうも無理のようだ。
ヨーロッパの町を歩いていると、ユニークな看板に出会い思
わずにやり、他店と競うように軒先に並ぶ様は見て歩くだけで飽きない。
それに比べわが町、日本橋の道具屋筋に売っている行灯型に屋号を入れたお決まりの看板ばかりで味気ない。
そんなことを考えながら我が家まで戻ったが、道を挟んだ向かいが広告会社、屋上や壁に看板制作の大きな広告が架かっている。
美的感覚や機知などとは無縁、いかにも直截な看板屋の看板を見上げ、改めてうべなるかなと思った。
そんなこんなで、原発再稼動にオスプレイ、豪雨災害など人災天災織り交ぜて騒がしくも7月がゆく。
再開した早朝散歩とそこで再会した「カンナ」「ペンタス(桃)」「野牡丹」「紅葉葵」、そして、「桔梗」「変種の立葵?」「ペンタス(赤)」「小海老草」たち。
Peter & Catherine’s Travel Tour No.494