先週末(5/24)の土曜、肩の痛みに耐えかねてA診療所の整形外科を訪ねた。
待つこと2時間余、背後から首筋や肩を指で押さえて「固いなあ!」と驚かれ、そこから肩甲骨、左腕の付け根辺りに指が動くにつれ、痛てて・・・、と声を洩らす。
僧帽筋、後頭部から背中の正中線に沿って始まり、左右の鎖骨・肩甲骨に終わる菱形の筋肉だそうだが、その僧帽筋を痛めたらしい。
説明のためもあるのか、「X線を撮ってみようか?」と促され、フィルム板の前に投射機に向かって立つと、「顎を上げて」との指図、首をそらすだけで後ろ側を鈍い痛みが走る。
再び診察室に呼ばれ、当節現像なんて言ったら笑われる、PCに転送された画像を前に症状の説明。
脊柱のうち頸部の7個の椎骨、喩は拙いが七重の石塔みたく。を、頸椎と呼ぶのだそうだが、その第一頸椎は環状、第二頸椎は歯状突起をもち、人が胡坐をかいて座ったような形をしているのだそうだ。
その姿? ポインターで指して説明されると、なるほど素人目にも判るような気も。
その頸椎、 歳にしてはきれいらしいが、痛みはこれから肩から肘、手首へと下がってくるとの診立て。
てっきり左掌から上がってきたと思っていたのだが、素人の知ったか振りもいいとこ。
原因は、長時間同じ姿勢を続けていることだそうだが、思い当たったのがデスクトップからラップトップへのPCの入れ替え。知らず内に長い時間、背が丸まっていたようだ。
処方は、酷ければ注射らしいが、今回は錠剤と膏薬。
PCは45分をひと区切りに、合間に軽い体操をするようにと注意された。
効果があるのは風呂、スパなどでゆっくりと時間をかけ、血管を広げて血の巡りを促すことで栄養も届くのだそうだ。
思えばカタリナ が病を得て以来、ゆっくり風呂に入ったことなど数えるほど。
自慢にもならないがこれだけは欧米並み? シャワーで一向に構わなくなったからなあ。
その痛み、錠剤10日分、膏薬@7×4袋も処方され、こんなに?と首を傾げたが、軽くなったとは言えなかなか去(い)ってくれず、やはりプロの診立てはと感心。
マンションの庭園の薔薇が一杯花をつけ、道行く人を楽しませているようだが、今年も半分近く・・・、ゆく時の流れの早さばかりを感じている。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.815