今年、お仕舞いのブログです。
世間のひそみに倣ってこの一年を振り返れば、
*青(はる・さくら)
弥生三月、年毎に早くなる桜の季節、さして惜しまれもせず職場を去る
卯月四月、わが友REN君から「ねんちょう(年長)さんになりました」と嬉しい便り、「阪神難波線と大阪ドーム」をその友と楽しむ
皐月五月、葉桜から花水木の頃、<酒と薔薇の日々のジョー・クレイ>でブログをスタート、<ボルゲーゼ美術館>(11月)でようよう50号に
*朱(なつ・むくげ)
水無月六月、ホームページ、「Peter & Catherine's Gallery・一枚だけの美術館」を開設するも難工事で中断、再開は何時のこと?
文月七月、REN君と「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を楽しみ
葉月八月、民主党の躍進というよりも自民党に、改革なき組織、澱みはいつか腐るという歴史を実見
*白(あき・こすもす)
長月九月、カタリナ の新ノート型パソコンを開梱
神無月十月、ANAのマイレージで、予てからの「テート・ブリテン」と「マルモッタン」にターナーとモネの出会いを求めパリなどへ
ノルマンディーの古都ルーアン、アルザスの中世の町コルマールの秋を満喫
*玄(ふゆ・すいせん)
霜月十一月、時雨に紅葉が濡れる日の午後、大阪市立美術館<小野竹僑展>へ
その帰り道、心置けない人たちと快飲
師走十二月、久しぶりのミサに、奉仕活動が熱心な方から「まあ、久し振り」と呆れられる
*かにかくに
「猫を抱いて象と泳ぐ」(小川洋子)と「骸骨ビルの庭」(宮本輝)が面白い
映画館はないが、駅前のレンタルDVD「ナンバーズ」と「ダメージ」と「BONES」にどっぷりと嵌り
「ラニマニノフ」と「フジコ・ヘミングウェイ」が頗る美味しく、かつての食わず嫌いを反省
ひとり酒、悲しくも侘しくもないが、余り美味しく感じなくなった年でもあった
図書館までの半径半里の徘徊、じゃなかった散歩を日課に、あっという間に過ぎた一年だった
カタリナともども息災に、また、ひと様にさしたるご迷惑もかけず日々を過ごせたこと、何よりも嬉しくただただ感謝。
拙いペトロとカタリナの、「旅を重ねて」にアクセス頂いた皆様、ありがとうございました。
新年が、皆様にとってさらに輝けるものであります様に。
大晦日こゝに生きとし生けるもの (虚子)