ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

ゴッホ(3)「黄色い家」

2018年03月06日 |  ∟ベネルクスの美術館

 ※ オランダ ‐ アムステルダム/ゴッホ美術館編(3)‐ ベネルクス美術館絵画名作選(24)

 炎の人フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890/オランダ/後期印象派)。
 パリの生活に疲れ、ロートレック(1864-1901/フランス/世紀末芸術)の勧めもあって、1888年2月、南仏プロヴァンスのアルルへと向かう。

 オランダでの修行時代から日本の版画に魅せられたゴッホは、南仏に向かう汽車の窓から見える風景を、“ 澄んだ空気と派手な色彩効果に関する限り、この地方は僕には日本と同じくらい美しく見える ” と書き、この地に芸術家村を創ることを夢見ていたとか。

 その彼が画家仲間と共同生活をしながら、制作活動を行う目的で借りた家を描いた「黄色い家」、別名「アルルのゴッホの家 ラマルティーヌ広場」(1888年/76×94cm)が今回の作品。

 本作の二年ほど前、弟テオが暮すパリで、ロートレックをはじめゴーギャン(1848-1903)、ピサロ(1830-1903)などと親しくなり、色彩に明るさを得たとされるゴッホ。

 本作で、南仏プロヴァンスの明瞭な光に照らされるかのように、輝くような強烈な黄色と青色の絶妙な色彩的対比を生み出している。

 その黄色こそ、彼の生涯を通じて選ばれた、彼自身の個性を最も反映することのできた色彩であるとされ、その意味でモニュメンタルな作品ともいえる。

 ところで、アルルの黄色い家に来たのはゴーギャンのみ、その共同生活も僅か二月で破綻することをゴッホは知る由もなかった。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1526

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4 コメント

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☆「一足の靴」に内在する力強い輝き☆ (真鹿子(まかこ))
2018-03-06 15:35:25
ぺトロ様
こんにちは!

ゴッホの黄色の絶妙な色彩的対比☆♪
「黄色い家」の窓、入り口の
カーテンや桟の青味がかった黒も、
まるでゴッホ宇宙と連動☆
我々人類の感性の成長に従って感受可能である
未知なるゴッホ宇宙の窓であり入り口のように
感じられます。

また「ジャガイモを食べる人々」も、
「1足の靴」も感動感涙です。
豊かさだけが幸せではありません。
貧しさのなかにも幸せはあります。
私はむしろ貧しさの中の幸せに力強さと
尊い輝きを感じます。
ゴッホの世界は無限大!
無限大の感動渦巻くゴッホ絵画を
ご掲載くださいまして有難うございます🍀

ただいま三寒四温、気候の変動にご注意を
あまりご無理はなさいませんように、
お体大切になさってくださいね!
これからもどうぞ
よろしくお願いいたします(=^ェ^=)

感謝一念
マカコ 拝
こんにちは (petro)
2018-03-06 17:46:05
真鹿子 様
 まずはコメントありがとうございました
 さらに、読者登録を頂き、重ねてありがとうございました
 アムステルダムの美術館巡り、駆け足で短く回りさっさとベルギー編へと思っていたのですが、もう少し続けようかと思い直しています、さてどうなりますか?
 それにしてもゴッホ、本当に摩訶、失礼!不思議な画家、心揺さぶられる画家です
星月夜 (真鹿子(まかこ))
2018-03-06 18:57:45
ぺトロ様
お返事ありがとうございます☆
読者登録はずいぶん前から、
登録させていただいておりますが、
長期に渡るプロフィール画像を、
色鉛筆書きのトマトに変更いたしましたので、
更新させていただきました。
只今、鉛筆書きの特訓中でして、
草むらの住民たちを描きたいのですが、
どうなるでしょう

ところでゴッホの星月夜の
光響奏でる渦巻きは、
私の中にまで常に渦巻きうねり流れていますので大変有り難いです♪

今夜もどうぞ温かく美味しく🍶🍢🍲
ごゆっくりなさってくださいね^^
こんばんは (petro)
2018-03-07 00:02:42
真鹿子 様
 そうですよねえ、ずっと以前に登録した筈なのに、「登録されました」なんてメールが届いて、あれっと思ったのですが、スキルが低くて新規だとばかり思ってしまいました
 ところで「星月夜」、17年9月に駄文をUPしたことがありますが、夜空に渦を巻く雲の中で光を放つ月、素晴らしい絵ですね
 少し冷え込んできました ご自愛下さい

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