全日本ロードAP大会に続き、6月12・13日に開催が予定されていた全日本モトクロス九州大会も中止となった。
口蹄疫問題が波及した形だ。
九州の二輪モータースポーツファンにとって、今年はついてない年のようだ。
MFJ発表
「2010MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第5戦九州大会」
開催中止決定のご報告
拝啓 平素は、健全なモーターサイクルスポーツの振興に深いご理解とご指導を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、家畜伝染病口蹄疫によって、宮崎県を中心に非常事態宣言が発令され、全国的に口蹄疫の拡散防止対策がとられており、未だ沈静化の兆しが見えておりません。
全日本モトクロス選手権シリーズ第5戦の開催を予定している熊本県でも、既に家畜伝染病(口蹄疫)防疫対策本部が設置され、被害拡大防止のための警戒態勢が発令され、各自治体のイベントも中止又は延期を表明している状況でございます。
全日本開催会場であるHSR九州の所在する大津町は、畜産業も盛んであり、町をあげて本件への拡散防止対策に取り組んでおり、全国規模の大会を開催することにより、被害が全国へ拡大する可能性も危惧されます為、大会主催者として『開催の中止』を決断致しました。
このたびの決断に際し、参加者の皆様並びに観戦を心待ちになさっていたファンの皆様に対しては、ご期待に添えず、大変心苦しい限りです。
このような決定をせざるを得ないことは誠に残念ですが、現況をご理解いただき、何卒、ご容赦賜りますよう、お願い申し上げます。
九州モーターサイクルスポーツ協会