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全日本ロード : 最終戦 MFJ-GP 決勝

2011-10-30 20:38:01 | MotoGP WSB BSB JRR
2011年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ

最終戦 スーパーバイクレース in 鈴鹿 決勝

■開催日:2011年10月30日(日)
■会場:鈴鹿サーキット(5.821Km)




JSB1000 Race 1

 スタート直前の雨によりディレイとなったJSB100。ウェット宣言で仕切り直しとなったレース1は、秋吉が独走で優勝。2年連続のチャンピオンを獲得した。2位は、3.9秒差で中須賀。3位は、15.2秒差で柳川が入った。4位、加賀山。5位、高橋となった。



天候:雨 コース状況:ウェット

1. 秋吉 耕佑 ( ホンダ CBR1000RR : F.C.C.TSR Honda ) 35'30.580 147.53km/h
2. 中須賀 克行 ( ヤマハ YZF-R1 : YSP Racing Team with TRC ) + 3.931
3. 柳川 明 ( カワサキ ZX-10R : TEAM GREEN ) + 15.212
4. 加賀山 就臣 ( スズキ GSX-R1000 : Team KAGAYAMA ) + 23.797
5. 高橋 巧 ( ホンダ CBR1000RR : MuSASHi RT ハルク・プロ ) + 39.102

6. 芹沢 太麻樹 ( カワサキ ZX-10R : エヴァRT弐号機トリックスターFRTR ) + 49.591
7. 出口 修 ( カワサキ ZX-10R : エヴァRT初号機トリックスターFRTR ) + 52.927
8. 藤田 拓哉 ( ヤマハ YZF-R1 : DOG FIGHT RACING・YAMAHA ) + 1'19.107
9. 清水 郁巳 ( ホンダ CBR1000RR : ホンダドリームRT高崎B'WISE RT ) + 1'23.148
10. 徳留 和樹 ( ホンダ CBR1000RR : Honda鈴鹿レーシングチーム ) + 1'24.395

11. 東村 伊佐三 ( カワサキ ZX-10R : RS-ITOH&ASIA ) + 1'28.226
12. _田 速人 ( BMW S1000RR : TEAM Tras&8810R ) + 1'30.194
13. 久保山 正朗 ( ホンダ CBR1000RR : Honda浜友会浜松エスカルゴ ) + 1'30.598
14. 今野 由寛 ( スズキ GSX-R1000L1 : MotoMap SUPPLY ) + 1'33.068
15. 吉田 光弘 ( ホンダ CBR1000RR : Honda緑陽会熊本レーシング ) + 1'46.772

16. 須貝 義行 ( ドゥカティ 1098R : チームスガイレーシングジャパン ) + 2'05.365
17. 北口 浩二 ( ホンダ CBR1000RR : クラウン警備保障RACING ) + 2'07.358
18. 須磨 貞仁 ( アプリリア RSV4 Factory : CONFIA HMF ) + 2'16.477
19. 戸田 隆 ( BMW S1000RR : G-TRIBE ) + 2'16.506
20. 中村 知雅 ( ホンダ CBR1000RR : チーム トモマサ ) + 1Lap

21. 津田 一磨 ( ホンダ CBR1000RR : Kohara Racing ) + 1Lap
22. 田村 武士 ( スズキ GSX-R1000K9 : テイクアップ OIRF ) + 1Lap
23. 鈴木 大五郎 ( KTM RC8 R : KTM Racing ) + 1Lap
24. 澤村 元章 ( ヤマハ YZF-R1 : 磐田レーシングファミリー ) + 1Lap

以上 規定周回数完走:

‐ 村上 雅彦 ( カワサキ ZX-10R : チームムラカミ & ウッドストック ) + 9Laps
‐ 西中 綱 ( ホンダ CBR1000RR : Honda DREAM RT 和歌山 ) + 12Laps
‐ 片平 亮輔 ( ホンダ CBR1000RR : 8810R with MCR ) + 15Laps

規定周回数 11

ベストラップ: 21 中須賀 克行 YSP Racing Team with TRC 2'20.097 13/15 149.58km/h



●Race1 ライダーのコメント

優勝・2011チャンピオン/秋吉耕佑 F.C.C.TSR Honda

『チャンピオンを決められてよかったですね。レース1は急遽雨が降ってきたこともあり、ウエットのセットを試していなかったのでドライ寄りのセットで臨みました。周りの状況を見ながら走っていましたが、加賀山選手のリアがかなりすべっていたので、早い段階で前に出てペースを上げました。レース終盤に中須賀選手に差を詰められたので、レース2はレイン寄りのセットを考えています。レース2も思い切り走っていいレースをしたいですね』

2位/中須賀克行 YSPRacingTeamwithTRC

『柳川選手をかわしてシケインに入っていったら、イエローフラッグが振られていたので"これは黄旗無視になってしまうかな!?"と思い、柳川選手と見つめ合いながら(笑)前に出てもらいました。そこから仕切り直して、少し雨の量も減ってきていたこともあり、フィーリングがよくなってきたので、ファステストラップをマークできました。レース2は、失うものは何もないので、思いっきりいきます! しっかりレースをして(秋吉選手と)バトルができればいいですね』

3位/柳川 明 TEAM GREEN

『スタートディレイになって、急遽設けられたフリー走行をみんな走っているものだと思い、当然のようにボクも走っていました。それでも計測2周しかできなかったですよね。ピットに戻るとタイヤは履いているものしかない、と言われたんですよ。あのときは、あまり路面が濡れていなくて、思った以上にタイヤが減ってしまっていた。そんな状態で臨んだレースだったので、終盤は、無理できませんでしたね。実は、新型マシンでブリヂストンのレインを履いたのは、初めてだったんですよ。レース2は、(加賀山)就臣も来ると思うので、みんなでいいレースをしたいですね』




JSB1000 Race 2

 完全ウェットの第2レース。秋吉が独走で優勝。鈴鹿最終戦を完全制覇し、今季8戦中6戦を優勝する圧倒的シーズンであった。ポールポジションスタートで、ホールショットを奪った加賀山は、2位。3位は、最終ラップに柳川をパスした高橋が入った。柳川は、転倒を喫するものの再スタートし6位でゴール。中須賀は、オープニングラップで転倒しリタイアとなった。




天候:雨 コース状況:ウェット

1. 秋吉 耕佑 ( ホンダ CBR1000RR : F.C.C.TSR Honda ) 27'58.151 149.85km/h
2. 加賀山 就臣 ( スズキ GSX-R1000 : Team KAGAYAMA ) + 15.568
3. 高橋 巧 ( ホンダ CBR1000RR : MuSASHi RT ハルク・プロ ) + 19.03
4. 芹沢 太麻樹 ( カワサキ ZX-10R : エヴァRT弐号機トリックスターFRTR ) + 22.755
5. 出口 修 ( カワサキ ZX-10R : エヴァRT初号機トリックスターFRTR ) + 26.432

6. 柳川 明 ( カワサキ ZX-10R : TEAM GREEN ) + 49.02
7. 東村 伊佐三 ( カワサキ ZX-10R : RS-ITOH&ASIA ) + 1'16.952
8. 清水 郁巳 ( ホンダ CBR1000RR : ホンダドリームRT高崎B'WISE RT ) + 1'20.415
9. _田 速人 ( BMW S1000RR : TEAM Tras&8810R ) + 1'21.833
10. 藤田 拓哉 ( ヤマハ YZF-R1 : DOG FIGHT RACING・YAMAHA ) + 1'25.468

11. 久保山 正朗 ( ホンダ CBR1000RR : Honda浜友会浜松エスカルゴ ) + 1'29.632
12. 今野 由寛 ( スズキ GSX-R1000L1 : MotoMap SUPPLY ) + 1'34.158
13. 津田 一磨 ( ホンダ CBR1000RR : Kohara Racing ) + 1'46.580
14. 徳留 和樹 ( ホンダ CBR1000RR : Honda鈴鹿レーシングチーム ) + 1'46.727
15. 須貝 義行 ( ドゥカティ 1098R : チームスガイレーシングジャパン ) + 1'48.375

16. 吉田 光弘 ( ホンダ CBR1000RR : Honda緑陽会熊本レーシング ) + 1'55.359
17. 北口 浩二 ( ホンダ CBR1000RR : クラウン警備保障RACING ) + 2'04.057
18. 戸田 隆 ( BMW S1000RR : G-TRIBE ) + 2'09.996
19. 村上 雅彦 ( カワサキ ZX-10R : チームムラカミ & ウッドストック ) + 2'10.697
20. 中村 知雅 ( ホンダ CBR1000RR : チーム トモマサ ) + 1Lap

21. 西中 綱 ( ホンダ CBR1000RR : Honda DREAM RT 和歌山 ) + 1Lap
22. 須磨 貞仁 ( アプリリア RSV4 Factory : CONFIA HMF ) + 1Lap
23. 澤村 元章 ( ヤマハ YZF-R1 : 磐田レーシングファミリー ) + 1Lap
24. 田村 武士 ( スズキ GSX-R1000K9 : テイクアップ OIRF ) + 1Lap

以上 規定周回数完走:

‐ 鈴木 大五郎 ( KTM RC8 R : KTM Racing ) + 11Laps
‐ 中須賀 克行 ( ヤマハ YZF-R1 : YSP Racing Team with TRC ) + 12Laps

規定周回数 9
公式通知No.4に基づき、決勝周回数を12周に短縮した。

ベストラップ: 1 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda 2'18.523 4/12 151.28km/h



●Race2 ライダーのコメント

優勝・2011チャンピオン/秋吉耕佑 F.C.C.TSR Honda

『レース1のデータを見て、大きな変更はしませんでしたが細かいところでセットを詰めて臨みました。レースがスタートして、いけるところまでいこうと思ってプッシュしました。グリップもあったので攻めていったのですが、レース終盤ではリアが厳しくなってきたので、集中しながら走りました。ブリヂストンのレインタイヤの使い方は、テストもしていましたし、誰よりも分かっているのが勝因だと思います。8戦中6勝できたのは、チームがうまくまとまっていたのが大きいですね。ケンタもチャンピオンが獲れましたし、チーム全体の士気が高かったのがよかったと思います』

2位/加賀山就臣 Team KAGAYAMA

『レース1は、もっと乾く方向だと思っていたので選択ミスでしたね。レース2は、秋吉がグングン飛ばすので困りました。今日は宇宙船がやってきていましたね。宇宙人らしい走りをしていました。ボクの方は、雨に合わせたタイヤチョイスをしたので、レース1のようなことはなかったのですが、トップとは差がありました。ウイークを通して調子がよかったので、ドライでレースがしたかったのですが、天気ばかりは、仕方がないですね。今年は、チームを立ち上げて最終戦まで参戦できるか分からない状態できたのですが、本当に色々な人が協力してくれて、ここまで来ることができました。成績で恩返ししたかったのですが、今年は、1勝もできなかったので、もう一度、頭を下げて、来シーズンも走らせてもらえるようにお願いしたいと思っています』

3位/高橋巧 MuSASHi RT ハルク・プロ

『雨のレースは、本当にダメですね。それを今年は何とか克服しようと、雨のテストも積極的に走っていたのですが…。レース1は、トラブルがあったのですが、それにしてもうまく走れていませんでした。レース2では、スタートミスをしてしまい、追い上げになってしまいました。3番手に上がってからは、何度も転びそうになったので、少し抑えながら走っていたのですが、そうこうしているうちに柳川さんに抜かれてしまったので、絶対に前でゴールしようと頑張りました。また一から努力し直して雨でも速く走れるようにしたいです』



※ ST600、J-GP2、J-GP3、JP-Mono のリザルトは続きを読むをクリック




ST600

 山口辰也が、今季4勝目を挙げ、2年連続チャンピオンを獲得した。レースは、序盤からトップを行く中冨伸一に山口が背後にピタリと付けてラストラップまで推移する。そして、ラストラップの130Rで満を持した山口がトップに浮上し、そのままゴールした。3位は、14.58秒差で亀谷長純が入った。



天候:晴れ コース状況:ドライ

1. 山口 辰也 ( ホンダ CBR600RR : TOHO Racing MOTO BUM ) 26'49.988 R 2'13.387
2. 中冨 伸一 ( ヤマハ YZF-R6 : HiTMAN RC甲子園ヤマハ ) + 0.2
3. 亀谷 長純 ( ホンダ CBR600RR : バーニングブラッドRT ) + 14.58
4. 井筒 仁康 ( カワサキ ZX-6R : RS-ITOH&ASIA ) + 14.736

5. 岩崎 哲朗 ( カワサキ ZX-6R : RS-ITOH&ASIA ) + 17.861
6. 稲垣 誠 ( ヤマハ YZF-R6 : 伊藤レーシングGMD・アケノS ) + 20.707
7. 渡辺 一馬 ( ホンダ CBR600RR : Kohara Racing ) + 20.815
8. 小林 龍太 ( ホンダ CBR600RR : MuSASHi RT ハルク・プロ ) + 21.012
9. 酒井 大作 ( スズキ GSX-R600 : TEAM ZEN&プラスワン ) + 22.023
10. 國川 浩道 ( ホンダ CBR600RR : HiRaNo.92R ) + 23.572

11. 手島 雄介 ( スズキ GSX-R600 : MotoMap SUPPLY ) + 34.487
12. 中山 真太郎 ( ホンダ CBR600RR : TEAMしんたろう with KRT ) + 34.815
13. 浦本 修充 ( ホンダ CBR600RR : MuSASHi RT ハルク・プロ ) + 35.22
14. 岩田 悟 ( ホンダ CBR600RR : テルル・ハニービーレーシング ) + 35.656
15. 伊藤 勇樹 ( ヤマハ YZF-R6 : DOG FIGHT RACING・YAMAHA ) + 36.175

16. 横江 竜司 ( ヤマハ YZF-R6 : RT 森のくまさん佐藤塾 ) + 36.232
17. 清水 直樹 ( ヤマハ YZF-R6 : EXPRESS Hou You ) + 36.873
18. 深津 拓真 ( ホンダ CBR600RR : チームスガイレーシングジャパン ) + 37.703
19. 藤島 翔太 ( ホンダ CBR600RR : 4Sure ) + 39.721
20. 田中 裕太 ( カワサキ ZX-6R : RS-ITOH&FAST ) + 40.059

21. 相馬 利胤 ( ヤマハ YZF-R6 : Team Tane 45 ) + 44.226
22. 西嶋 修 ( カワサキ ZX-6R : SPa直入インストwithフィービー ) + 45.913
23. 篠崎 佐助 ( ヤマハ YZF-R6 : SP忠男レーシングチーム ) + 54.817
24. Jaden HASSAN ( スズキ GSX-R600 : Team CROSBY ) + 1'06.427
25. 医王田 章弘 カワサキ ZX-6R RS-ITOH&ASIA ) + 1'06.542

26. 中本 翔 ( ヤマハ YZF-R6 : リリカAMENA with OUTRUN ) + 1'07.555
27. 阿久津 晃輝 ( ヤマハ YZF-R6 : DOG FIGHT RACING・YAMAHA ) + 1'15.883
28. 近藤 湧也 ( ヤマハ YZF-R6 : GBSレーシング 興翔+篤志連 ) + 1'20.978
29. 犬木 翼 スズキ GSX-R600 浜松チームタイタン ) + 1'21.849
30. 原田 武人 カワサキ ZX-6R グリーンクラブ能塚 ) + 1'34.373

31. 矢作 雄馬 ヤマハ YZF-R6 RT 森のくまさん佐藤塾 ) + 1'50.100
32. 長谷川 直樹 スズキ GSX-R600 CONFIA・HMF & AS小笠原 ) + 1'50.493
33. 井上 哲悟 カワサキ ZX-6R RS-ITOH&FAST ) + 2'09.690

以下フィニッシュライン不通過:

34. 津田 拓也 ( スズキ GSX-R600 : West Power ) + 1Lap

以上 規定周回数完走:

‐ 佐藤 裕児 ( ヤマハ YZF-R6 : HiTMAN RC甲子園ヤマハ ) + 7Laps
‐ 宮嶋 佳毅 ( ホンダ CBR600RR : モリワキクラブ ) + 7Laps
‐ 関口 太郎 ( ホンダ CBR600RR : Team TARO PLUS ONE ) + 12Laps
‐ 岡村 光矩 ( ホンダ CBR600RR : RSGフィービードリーム北九州 ) + 12Laps

"R"マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは 2'13.702
規定周回数 9


ベストラップ: 1 山口 辰也 TOHO Racing MOTO BUM 2'13.387 2/12 157.10km/h



優勝・2011チャンピオン/山口辰也 TOHO Racing MOTO BUM

『多くのスポンサーさんが応援に駆けつけてくれていましたし、皆さんの応援がなければ今年も、こうしてレース活動を続けることはできませんでしたから、いい成績を出して恩返しをしたいと常に思っています。グリッドに着いた時点では"勝つか負けるかしかないな"と思っていました。レース中は、後ろで見ていたワケではなく、ボクも全開で走っていました。余裕がある場所はありましたが、西コースで引き離されてしまうので、短い12周の間に西コースを(中冨選手と)同じようなペースで走れるように努力していました。残り5周ぐらいは、東コース部分で勝負していたのですが、前に出られなかったので、スプーンカーブで頑張ってバックストレートでスリップストリームに入ることができればパスできると思いました。その通りの展開になりましたね。ただ、シケインの立ち上がりで、1速に入ってしまい加速が鈍ったので"抜かれる!?"と思ったのですが、勝つことができてよかったです。今回は"CBR50勝"もかかっていたので絶対に勝ちたいと思っていました。いいレースを見せることができてよかったです』

2位/中冨伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ

『最終ラップのバックストレートで必ず来ると思っていましたが、手も足も出ずきれいにパスされてしまいました。シケインのブレーキングでは、インを伺ったのですが、山口選手がしっかりラインを塞いでいましたし、勝負できるスペースはありませんでしたね。アウトから仕掛けるほどスピード差もありませんでしたし…。今できる精一杯の走りをしましたが…。スポンサーさん、チームに申し訳ないです。悔しいです』

3位/亀谷長純 バーニングブラッドRT

『序盤は、接触などもあって集団に飲まれてしまっていたのですが、ストレートスピードがある中、コーナーで詰めていきました。レース終盤、残り2周というところでヘアピンで津田選手に強引にかわされてしまい、その直後に津田選手のマシンからオイルが出ていたので、転倒しないように間を開けているうちに井筒さんに引き離されてしまったので"勝負するのは難しいかな!?"と思いましたが、何とか最後のシケインで前に出ることができました。シーズンを通して見ると、最初のオートポリスで勝って以来の表彰台。ケガもありましたし、今回もレース序盤からトップの2台に離されないように走りたかったのですが、それもできませんでしたし課題も多く残ったシーズンでした』




J-GP2

 中上貴晶が、出場したレースを完全制覇する今季5勝目を挙げ、チャンピオンを獲得した。関口太郎は、中上が優勝しても4位以内に入ればタイトル獲得する条件であったが、午前のST600決勝で転倒した際、肩を脱臼し満身創痍でレースに臨んでいた。9週目、5番手走行中の関口は転倒。トップの中上を追っていた山口は、中盤に離され3.2秒差の2位となった。3位は、野田が25秒差で入った。




天候:曇り コース状況:ドライ

1. 中上 貴晶 ( ホンダ CBR600RR : MuSASHi RT ハルク・プロ ) 26'34.847 144.54km/h
2. 山口 辰也 ( モリワキ MD600 : TOHO Racing ) + 3.238
3. 野田 弘樹 ( ホンダ CBR600RR : テルル・ハニービーレーシング ) + 25.146
4. 高橋 英倫 ( カワサキ ZX-6R : 松戸フラッシュ&PLUS ONE ) + 33.396

5. 稲垣 誠 ( ヤマハ YZF-R6 : 伊藤レーシングGMDアケノS ) + 38.388
6. 小山 知良 ( TSR TSR6 : C.I.P.TNU ) + 38.905
7. 星野 知也 ( スズキ RGX-R600 : ミクニiBeat テリー&カリー ) + 39.326
8. 野左根 航汰 ( ヤマハ YZF-R6 : ウエビック チームノリック ヤマハ ) + 55.927
9. 生形 秀之 ( スズキ GSX-R600L1 : エスパルスドリームレーシング ) + 1'26.424
10. 齋藤 達郎 ( ヤマハ YZF-R6 : TEAM NORICKMATE ) + 1'27.560

11. 宇井 陽一 ( ヤマハ YZF-R6 : 41PLANNING / PRO-TEC ) + 1'42.842
12. 中本 郡 ( ヤマハ YZF-R6 : リリカAMENA with OUTRUN ) + 2'09.658

以下フィニッシュライン不通過:

13. 中尾 健治 ( ヤマハ YZF-R6 : レイラスポーツ ) + 2Laps
14. 関口 太郎 ( TSR TSR6 : Team TARO PLUS ONE ) + 3Laps

以上 規定周回数完走:

‐ 小口 理 ( ヤマハ YZF-R6 : ALLMAN &OW RACING ) + 10Laps
‐ 大木 崇行 ( ホンダ CBR600RR : MOTO BUM HONDA ) + 11Laps
‐ 朝比奈 正 ( アサヒナ Z600 : アサヒナレーシング ) + 11Laps

規定周回数 8
公式通知No.4に基づき、決勝周回数を11周に短縮した。


ベストラップ: 634 中上 貴晶 MuSASHi RT ハルク・プロ 2'22.522 8/11 147.03km/h



優勝・2011チャンピオン/中上貴晶 MuSASHi RT ハルク・プロ

『(ケガの)痛みがひどかったので痛み止めを飲んで出場して、序盤は何とか走らせたけれど、ラスト2周は腕の感覚がないくらいで、力も入らないし、クラッチをうまく放せなくて、かなりツラかった。マージンがあったのは知っていたけれど、1周がすごく長く感じました。1コーナーで何度か(山口選手に)譲ろうかと悩んだけれど、ペースは辰也さんの方が速いのは分かっていたので、前に出られて離されたら終わりなので、抑えて走るしかないなと思いました。一発アタックして、ラスト3周か2周で一気に離したいと考えたけれど無理だと思ったので、自分のいけるところを探りながら徐々にペースを上げました。(サインボードに)プラス2秒って出たときは、ホッとしました。電光掲示板を見て(関口)太郎さんが6番手辺りにいたのは確認していたので、ポイントの計算もしながら走っていたのですが、最後に負けてチャンピオンになるのは納得いかないので絶対勝って決めてやろうと思っていました。チェッカーを受けたときに『2011-P1』というピットサインを見て、やっと(チャンピオンが)獲れたなって…。金曜日の午前中、公式予選、決勝も全てトップで終えられたので、すごく充実したシーズンでした。全戦ポールポジションから優勝というのは、なかなかできないことなので、成し遂げたいと思っていました。それが自分のミスで日本GPで転倒して岡山を欠場してしまい、かなり悔しかったけれど、こうしてチャンピオンを獲ることができたので、すべての人に感謝したいです』

2位/山口辰也 TOHO Racing

『雨の量が少なかったので、レース後半に路面が乾いてきたら厳しい状況になるのはオートポリスのテストの時に確認していたので、前半に頑張り過ぎないようにしていました。ボクのバイクの方が(中上より)軽いぶん、ストレートでは抜けるけれど、グリップが足りなくて止まることができなかった。そのうちに路面が乾いてきて、至る所でハイサイドしかけていたので、最後は2位キープに切り替えました。ボクが使っているタイヤは600用に作られたものではないので、シーズンが始まったときにはCBRでチャレンジしましたが、バランスが悪くてとても危ない状態でした。でも、スポンサーの方々に協力していただいているのに、だめだから途中で辞めますなんて絶対にできないので、モリワキさんに無理を言って、なんとかこの1台を造っていただきました。モリワキさんにも、協力していただいたKYBさんにも、OZホイールさんにも、本当に感謝しています。無事にシーズンを終えることができてよかったです』

3位/野田弘樹 テルル・ハニービーレーシング

『後ろから追い上げて3位になったときは、ふたりの姿が見えなかった。ただ、やっと自分とマシンとコンディションと向き合って戦える状態に来られたので、単独の走行でしたが気持ちよく走れました。気持ちは複雑ですけれど、1年間、無事に走ってこられてよかったと思いますね。元はノーマルのCBRのままで、ブレーキ、クラッチなどは、いろいろ試してみましたが結局いいところを出せずに、最初の状態に戻して、毎戦行ったり来たりを繰り返していました。今回ようやく気持ちよく走れるようになってきたので、これが開幕だったらいいなと思いました。今年は、本当に苦しいシーズンでしたね』




J-GP3

 レースは、周回数が12周から10周に減算。ウェットレースとなり、転倒者が続出する波乱の展開となった。序盤から藤井が後続を引き離す展開だったが、ペースを掴んだ山本が、逆にペースダウンしてきた藤井を8週目にパスする。山本はハイペースを維持しトップでフィニッシュ。タイトルの懸った藤井は完走を目標を定め、2位でフィニッシュ。この結果、藤井はJ-GP3のチャンピオンを獲得し、2012年、全日本チャンピオンの肩書を持って、Moto3へ挑戦する。


天候:雨 コース状況:ウェット

1. 山本 剛大 ( ホンダ RS125R : Team NOBBY ) 25'54.921 134.77km/h
2. 藤井 謙汰 ( ホンダ NSF250R : F.C.C.TSR Honda ) + 2.772
3. 菊池 寛幸 ( ホンダ RS125R : チームウイリー ) + 4.691
4. 仲城 英幸 ( ホンダ NSF250R : Projectμ7C HARC ) + 10.591
5. 徳留 真紀 ( ホンダ RS125R : Team Alliance & HARC-Pro. ) + 10.843

6. 渡辺 陽向 ( ホンダ NSF250R : Projectμ7C クルーズ ) + 11.811
7. 小室 旭 ( ホンダ NSF250R : Team KOMURO with HARC ) + 27.843
8. 岡田 義治 ( ハルク HP25RW : Projectμ7C HARC ) + 34.323
9. 松井 洪弥 ( ホンダ NSF250R : PLUS ONE&TSR ) + 42.666
10. 森 俊也 ( ホンダ NSF250R : Team NOBBY ) + 43.241

11. 渥美 心 ( ホンダ NSF250R : テルル・ハニービーレーシング ) + 44.064
12. 岩田 吉正 ( ホンダ RS125R : BATTLE FACTORY ) + 1'04.317
13. 今中 満 ( ホンダ RS125R : team RISKY ) + 1'06.642
14. 薮田 壱速 ( ホンダ RS125R : i-FACTORY & team hirock ) + 1'08.310
15. 引沼 雄太 ( ホンダ RS125R : YAMASHIN&RISEON ) + 1'36.749

16. 北見 剣 ( ホンダ NSF250R : TEAM i-FACTORY ) + 1'36.891
17. Linc GILDING ( ホンダ NSF250R : チームヨシハル・K1Racing ) + 1'37.394
18. 天野 邦博 ( ホンダ RS125R : ホンダ狭山レーシングチーム ) + 2'04.388
19. 大塚 卓也 ( ホンダ RS125R : HondaブルーヘルメットMSC ) + 2'20.179
20. 川瀬 啓一郎 ( ホンダ RS125R : KOHSAKA & バックヤードガレージ ) + 2'25.291

21. 花房 将 ( ホンダ RS125R : ダリアレーシング 名人会 天歩 ) + 2'30.016
22. 小沢 良美 ( ホンダ RS125R : GARAGE。M&チャウ&BB ) + 1Lap

以下フィニッシュライン不通過:

23. 山田 誓己 ( ホンダ RS125R : TEAM PLUS ONE ) + 3Laps

以上 規定周回数完走:

‐ 佐野 優人 ( ホンダ RS125R : SRS-J ) + 5Laps
‐ 山本 武宏 ( ホンダ RS125R : MARINEコスモス+中川+G ) + 5Laps
‐ 高杉 奈緒子 ( ホンダ NSF250R : モトバムwithヒポポタマス ) + 6Laps
‐ 亀井 雄大 ( ホンダ NSF250R : 18 GARAGE RT with SAKURAI ) + 7Laps
‐ 大久保 光 ( ホンダ RS125R : 18 GARAGE RACING TEAM ) + 8Laps
‐ 安村 武志 ( ヤマハ TZ125 : チーム テック2 ) + 9Laps
‐ 鎌田 悟 ( ホンダ NSF250R : ENDURANCE+桶川スポーツランド ) + 9Laps
‐ 高木 伸一 ( ホンダ NSF250R : チームライフ・ドリーム北九州 ) + 9Laps
‐ 小川 亨 ( ホンダ RS125R : MuSASHi 小川サービス ) + 10Laps

規定周回数 7
公式通知No.4に基づき、決勝周回数を10周に短縮した。


ベストラップ: 12 藤井 謙汰 F.C.C.TSR Honda 2'32.792 2/10 137.15km/h



優勝/山本剛大  Team NOBBY

『前回の岡山からエンジンにトラブルがあったんですが、なかなか原因が見つからなくて、どうにもならなかったので、今回は、全てを交換しました。なんとか決勝を完走できるところまでこれたのですが、何も仕上がっていない状態だったので、雨が降ってくれたので差が縮まってよかった。今回は雨のおかげで勝てました。グリッドの位置も悪かったし、あまりスタートは得意ではないのでポジションを下げてしまったけれど、雨は自信があるので落ち着いて徐々に順位を上げていけばいいと思っていました。3番手まで上がったらケンタが見えないところにいたので、これはちょっとキツイかなと思ったけれど、ケンタのペース落ちてきたので、追いつくことができて自分でもびっくりしました。諦めずに走ったのがよかったと思います。今年は4ストのNSFが出てきたので、(2ストに乗っている自分は)ものすごい苦労して、去年より考えることや勉強すること多くて苦しいシーズンでしたが、最後のレースで勝ててよかったです 』

2位・2011チャンピオン/藤井謙汰  F.C.C.TSR Honda

『雨があまり得意じゃないので雨が降り出した時点で、厳しいなと思っていたんですけれど、レースが始まる前に坂田監督に「自信を持っていけばできるから大丈夫」と言われて、鈴鹿は一番自分が走っているコースだし、自信を持って走りました。最初の何周かの段階で後ろを振り返ったら仲城さんが離れていたので、自分のペースが速いんだなと思いました。そのあとも、どんどん離れていったんですけれど、途中からコーナーによってリアが滑るようになってきて、足も痛くて抑えがきかなくなっていました。タケ(山本)が追い上げてきているのは分かっていたのですが、一緒に走れるようなレベルではなかったので、無理せずチャンピオンが獲れる位置を守ってしっかり走ろうと思いました。(来シーズンは世界選手権Moto3出場が決まっていて)ブリヂストンさんとのレースもこれで、しばらくなくなってしまうので、ブリヂストンさんにチャンピオンを渡すことができてよかった。NSFに乗るチャンスを与えてくれたHondaさんのためにも、タイトルが獲れてよかった 』

3位/菊池寛幸  チームウイリー

『土曜日の(マシンの)状態から考えると、完走できる状態までもっていけてよかった。淡々とこなしてたっていう感じですね。(一緒に表彰台に上がったふたりは)ボクにとっては教え子で、まだバイクにも乗れないころから知っている。ケンタやタケ(山本)にバイクの乗り方から教えたのが、ついこの間のようです。その二人がボクを乗り越えて、タケは表彰台のてっぺんに乗ることができて、ケンタもチャンピオンを獲ることができたというのは、SRS-Jの講師をやらせていただいて、すごくよかったなと思う。ボク自身にとってもスクール中心にシフトしてきた甲斐があった。ケンタにとっては、今シーズンは(元)世界チャンピオンの坂田さんがアドバイスしてくれたのが大きかったし、世界一のライダーになろうと思うと、これだけこと細かく分析が必要だというのはケンタも分かったと思う。今シーズン学んだことを生かして、世界で活躍してほしいですね 』




GP-Mono

 土曜開催のGP-Mono決勝レース。ラストラップ、藤井と葛西の激しくトップを入れ替えながら最終コーナーまでもつれ込む。これに終盤のペースアップに成功した長島が割って入り、藤井、長島、葛西の順でフィニッシュした。この結果、ポイントリードを守り切った長島がチャンピオンを獲得。ランク2位は、7ポイント差で藤井となった。
 藤井は、金曜の練習走行で転倒で怪我を負った満身創痍の状態であった。


天候:晴れ コース状況:ドライ

1. 藤井 謙汰 ( ホンダ ACH250M : F.C.C.TSR Honda ) 24'00.794 145.44km/h
2. 長島 哲太 ( ハルク HP25R : Projectμ7C HARC ) + 0.154
3. 葛西 雅廸 ( ホンダ MD250H : タニシ&Speed Heart ) + 0.276
4. 伊藤 公一 ( ホンダ MD250H : IRT ) + 0.446
5. 田中 歩 ( ホンダ G130RR-CRF250 : Garage 130R&MGC ) + 10.987

6. 松井 洪弥 ( ホンダ HP250RF : TEAM PLUS ONE ) + 13.497
7. 瀬古 直樹 ( ヤマハ ZB MONO : ZIPBIKE&TOS・R ) + 22.74
8. 澁田 晨央 ( ホンダ HP250 : MFJ・RR・アカデミー・iF ) + 22.906
9. 坪川 浩明 ( モリワキ MD250H : TEAM-MARGUERITE ) + 23.027
10. 谷川 壮洋 ( ホンダ HP250RF : CLUB PLUS ONE ) + 37.464

11. 山本 恭裕 ( ホンダ GPMR250 : 広島カジタRacing&LRC ) + 37.727
12. 三好 菜摘 ( ヤマハ ASMS250 : オールスターモータースポーツ ) + 38.224
13. 松永 弘志 ( モリワキ MD250H : REPSOL&TS関東-8810R ) + 38.246
14. 鴻池 冬伊 ( ヤマハ BP-YZ250F : マジカルレーシング&ブルーポイント ) + 38.511
15. 古市 右京 ( ホンダ ASPCRF250 : ASPIRATION.A-next ) + 38.962

16. 高瀬 敬次 ( ホンダ HP250RF : 近畿スポーツランド マックウェスタン ) + 39.014
17. 楠元 晃一 ( ヤマハ YZ250RF : Garage 130R&Jr's ) + 44.519
18. 大迫 敏信 ( ホンダ ハルクGPMX : TEAM PLUS ONE ) + 45.926
19. 松江 保幸 ( ホンダ HP25R : Projectμ7C HARC ) + 46.337
20. 中本 貴也 ( モリワキ MD250H : 18 GARAGE RT With モリワキ ) + 46.6

21. 滝 かおる ( ホンダ GPMR250 : RGニワ & 高原様 & マイタウン薬局 ) + 55.095
22. 阿部 徹郎 ( ヤマハ ガレージL8・WR-F : あべスピ・ヤマハ&セルコホーム ) + 55.4
23. 伊達 悠太 ( ヤマハ PRCS250F : 犬の乳酸菌.JP/プリミティブ ) + 1'00.915
24. 大塚 浩二 ( ホンダ MD250H : team RISKY ) + 1'01.491
25. 岩本 有司 ( ヤマハ ASMS250 : オールスターモータースポーツ ) + 1'01.689

26. 畑中 要 ( ヤマハ YZ250F : FTR・タイヤナビ ) + 1'04.256
27. 中臺 翔太 ( ホンダ HP250R : テルル・ハニービーレーシング ) + 1'09.305
28. 中村 正秀 ( ヤマハ GBH250Y : RT☆グローリーベア&ENG林 ) + 1'16.722
29. 赤間 清 ( ホンダ HP250 : CLUB・HARC-PRO. ) + 1'19.595
30. 岡崎 静夏 ( ホンダ HP250RF : Kohara Racing ) + 1'25.642

31. 後藤 満 ( ホンダ GPMR250X : キトキトRT☆横倉自動車工業 ) + 1'25.917
32. 江崎屋 学 ( ヤマハ PRCS250F : 犬の乳酸菌.JP/PRCS ) + 1'30.146
33. 増田 顕也 ( ヤマハ RBB-MONO : クラブM+松田塾+獺RT ) + 1'33.462

以下フィニッシュライン不通過:

34. 小室 旭 ( ホンダ HP250RF : Team KOMURO with HARC ) + 3Laps
35. 林 祥由 ( ホンダ MD250H : TEAM TECHNICA ) + 3Laps

以上 規定周回数完走:

‐ 鳥羽 蓮 ( ヤマハ TEC2-11 : チーム テック2 & TDA ) + 7Laps

規定周回数 7

ベストラップ: 45 長島 哲太 2'22.568 10/10 146.99km/h



コメント

優勝/藤井謙汰 F.C.C.TSR Honda

『ケガが思ったよりも痛くて、コーナーによっては踏ん張りがきかないところがあったり、S字の倒しこみが甘くなって刺されたりした。序盤、飛ばしていたわけではないのにトップを走れたから、その段階で、いい勝負ができるかなと思った。小室選手に一度シケインで抜かれたときも、立ち上がりで合わせて、コントロールラインでは自分が前に出られるか確認していたし、自分がトップにいる時はシケインでちょっと加減するようにしていた。最後のシケインは最初の倒しこみが右なので、痛くてもステップから足をはずしてでも突っ込んでいくつもりでした』

2位・2011チャンピオン/長島哲太 Projectμ7C HARC

『決勝は混戦になると予想はしていたけれど、あそこまで台数が多くなると思っていなかった。謙汰はケガをしているせいか、S字とかでは、けっこう詰まってしまい、それに合わせると小室さんに抜かれてしまった。最後は小室さんと謙汰が前にいたとしても裏ストレートで小室さん抜いてシケインで謙汰を抜けると思っていたので、ラスト3周となったシケインで試してみたらコースアウトしてしまいました。それまでチャンピオンのことが頭に引っかかっていて攻めきれなかったけれど、この順位(5位)で終わるくらいなら、と思い切って攻めました。最低でも表彰台は上りたかったので、2位でよかったけれど、GP-MONO最後のレースで勝ちたかったので悔しいですね。ただ、今年は多くの方に支えられてレースができたことが実感できたし、みんなのおかげでチャンピオンになれました。本当にありがとうございます。来シーズンも精一杯頑張ります』

3位/葛西雅廸 タニシ&Speed Heart

『鈴鹿サンデーでは謙汰くんと常に一緒に走っているので、謙汰くんの走りは分かっているのですが、途中でトップに上がって、もう一度シケインで(謙汰に)刺されたときに、今までの経験からいって"ちょっと勝てないな"と思った。後ろはあまり見ていなかったんですけれど、最終ラップでまさかテツくん(長島)にやられるとは思っていなかったです。序盤の追い上げでタイヤ使い切ってしまったので、最後はあまり無理できなかった。この経験をこれからのレースに生かしていきたいと思います』




それでもレースは続く

2011-10-29 13:32:01 | MotoGP WSB BSB JRR
葬儀が終わりました。
彼の人柄をあらわすような、とても温かみのある葬儀でした。


この数日、多くの人が当ブログを訪問してくださってました。
あの時、何が起こったのか。今の状況はどうなっているのか。誰もが情報を求めていたのだと思います。
私も同じように情報を得る為に、イタリアメディアにアクセスしていました。
しかし、ブログに書く気にはなりませんでした。
書こうと思っても、思考が止まってしまい進まなかったのです。
いつまでも引きずる性格なので、今もモチベーションは下がったままです。
思った事、伝えたい事はたくさんあるのですが、この先どうなるのか自分でも分かりません。
おそらく時間が経てば元に戻ると思いますが、せっかく訪問してくださる方々のためにも、最終戦まではこれまでのルーティンを続けていくつもりです。

どうぞ、よろしくお願いします。

 さて、バレンシアの最終戦ですが、エドワーズの欠場が決まりました。左上腕に小さな複雑骨折と左上腕上部の軟骨損傷が判明。疑いのあった両手首と右踵は幸いに骨折は無かった。来週に手術を受けることから、最終戦とその後のテストには参加できない。
 ヤマハ勢は、加えてロレンソとスピーズのファクトリー勢も欠場の可能性があるようです。欠場が噂されていたグレシーニ・チームは参戦の方向で、青山、Moto2の高橋、ピロは走ることができそうです。

 シモンチェリを失い、これだけ欠場が多くなると、寂しいグランプリになるのでしょうか。カピロッシは引退レースとなりますし、青山もMotoGP最後のレース。Moto2と125でチャンピオンが決定します。ここはぜひ、明るかったシモンチェリの為にも、大いに祝福して会場が盛り上がれば良いと思います。ライダー達のモチベーションが保てているのか心配ですが、良いレースをして締め括って欲しい。そして、私達もしっかり楽しんで応援出来れば良いと思います。


 ヴァレンティーノ・ロッシの事を月と太陽に例えて表現したりしますが、その表現を使うならば、マルコ・シモンチェリは太陽だったと思います。いつも明るく飾らない性格はパドックの中でも華があり、将来、ロッシに変わりMotoGPの中心人物になるべき人でした。また、そのマルコを育てた家族というのも、とても暖かく素晴らしい家族だったのだと今回知ることとなりました。マルコの存在が大きかっただけに、家族、関係者の喪失感と悲しみは想像を絶するでしょう。


 まだ“スーパーシッチ”に対する思いやエピソード等、伝えたい事はたくさんありますが、今日はこの辺にしておきます。
 最後に、西村章氏(MotoGPジャーナリスト)の文章を引用させていただきます。この文章で、バレンシアGPを見届けようという気になりました。




 それでもかならず、次のレースはやってくる。それが辛くて耐えられないのであれば、もちろん、その場所を去る自由はあなたのものだ。おそらく、シモンチェリもその行為を咎めはしないだろう。

「僕に声援を送ってくれるのも、僕にブーイングを飛ばすのも、それはあくまでファンの自由だよ」生前からそう明言していた男なのだから。

 とはいえ、次戦の最終戦バレンシアGPを見届けることが、シモンチェリにとっても、おそらく本望ではあるだろう。上記の言葉の前置きとして彼はこういう台詞を言っていたのだから。

「そりゃあ応援をしてくれたほうがうれしいに決まっているさ」と。



MotoGP : 第17戦 マレーシアGP アフターザフラッグ

2011-10-24 05:37:30 | MotoGP WSB BSB JRR
MALAYSIAN MOTORCYCLE GRAND PRIX

Sepang



MotoGP 第17戦 マレーシアGP アフター・ザ・フラッグ



■開催日:2011年10月23日(日)決勝結果
■開催地:マレーシア/セパン(5.548km)
■観客数:6万7112人(3日間11万1385人)




RIDERS COMMENT


HONDA

ケーシー・ストーナー

「マルコが亡くなり、大きなショックを受けています。そして、悲しいです。こうしたことが起こる度に、命の尊さを感じますし、つらい気持ちになります。家族の悲しみを思うと、どう言葉をかければいいのか分かりません。想像ができないほどつらいことだと思います。僕たちの思いは、彼の家族とともにあります。この悲劇を一緒に乗り越えていきたいです」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「どう言っていいのか分かりません。マルコの家族と彼が大切にしてきた人々、特にお父さんやお母さんの悲しみを思うと言葉もありません。僕にも子どもがいます。今日起きたことは、もっともつらい状況だと思います。映像を見て、ショックを受けました。レースではいつも全力を尽くし、転ぶこともあります。マルコは強いライダーでしたし、いつも全力でした。僕たちは子どものころから一緒にレースをしてきました。彼がいつも限界までがんばっているところを見てきました。彼はたくさん転倒したけれど大きなケガをしませんでした。彼は鉄人でした。今日起きたことは本当に信じられられません」

ダニー・ペドロサ

「あまりにも悲しい出来事なので、言うべき言葉もありません。彼の友達や彼を愛した人々に、心から哀悼の意を捧げたいです。彼の父親と一緒にいましたが、どうすればいいのか分からなかったですし、抱きしめてあげることしかできませんでした。今日の事故は致命的でした。パドックのみんながショックを受けています。このスポーツが危険なんだということを、僕たちはよく忘れます。人が亡くなるというのは、本当につらいこと。僕たちは大好きなことをやっています。でも、今日のような日は、どうしていいのか分からなくなってしまいます」

青山 博一

「マルコの後ろにいて、彼が転倒したので、僕はアウト側に逃げました。前にいたエドワーズとロッシは右に逃げたのですが、あんな事故になっているとは想像もしませんでした。本当に残念。信じられない気持ちです。家族の悲しみを思うと言葉もありません」

トニ・エリアス

「何も言うことが出来ない。マルコは唯一の存在でしたが、その全ての前にナイスガイでした。」




YAMAHA

ホルヘ・ロレンソ  

「何も言葉が出ない。もう彼がいないことが寂しい。安らかにお眠りください。」

ベン・スピース

「スーパーシッチよ、R.I.P(安らかにおねむりください)」

コーリン・エドワーズ

「この厳しい時に、サポートしてくださっている皆様に感謝しています。とにかく友人の死を悲しく思う。(私の気持は大丈夫です。体は、肩の脱臼と靭帯を痛め、両手首と左足かかとが骨折している可能性がある。水曜日にX線検査をする。)MotoGPコミュニティが悲しみに暮れており、家族やファンの事を思うと私も心が潰れそうになりそうだ。God speed my friend - あなたがいないことが悲しい。」

カル・クラッチロー

「RIP マルコ・シモンセリ。グレートなライダーで、ナイスガイ。彼の家族と友人たちに哀悼の意を捧げる。この日を決して忘れない・・・#58」




SUZUKI

ジョン・ホプキンス

「ゴッド・スピード。#58シモンセリ・・・君のファイティングスピリッツはいつまでも生き続けるだろう。」




DUCATI

ヴァレンティーノ・ロッシ

「シッチは弟のようなもんだよ。トラックの上では強い男だけれど、普段の彼は優しい奴だったよ。彼がいないなんて寂しい・・」

ニッキー・ヘイデン

「悲劇的な一日だった。転倒し、マシンがイン側へ切れ込んでいくのが見えました。後続のマシンは避ける事は出来ない。リアが滑って、立て直そうとしていたが、マシンがコースの内側へ向かっていった。電子制御のトラブルでは無いでしょう。
 我々にとってとても悲しい日となり、とても辛い。彼とは戦いのライバルであるけど、僕たちはひとつの家族のようなものでもあるのです。とても寂しい。有能なライダーで、彼には素晴らしい未来があったはずです。ご家族、そしてチームも今は心を強く持たなければなりません。マルコよ、安らかにお眠りください。」

エクトール・バルベラ

「ショックを受けています。我々、ライダーは、このスポーツにリスクが伴うことを変わっています。主催者側も日々安全の向上に努めている事も分かっています。この数年間、多くの安全への対策がなされてきました。にもかかわらず、悲劇に襲われる瞬間があります。今日、マルコ・シモンチェリに、その悲劇が訪れるたのを見る事になってしまった。モーターサイクルレースにとって、とても厳しい日となりました。尊い仲間を失った。素晴らしい戦いをした偉大なライバルの事を私は忘れない。」

カレル・アブラハム

「セパン・インターナショナル・サーキットのレースで死去したマルコ・シモンセリの家族と友人たち、チームに哀悼の意を捧げる。」






ポイントスタンディング(ライダー)

1. ケーシー・ストーナー HONDA 325
2. ホルヘ・ロレンソ YAMAHA 260
3. アンドレア・ドヴィツィオーゾ HONDA 212
4. ダニー・ペドロサ HONDA 208
5. ベン・スピーズ YAMAHA 156
6. マルコ・シモンチェリ HONDA 139
7. ヴァレンティーノ・ロッシ DUCATI 139
8. ニッキー・ヘイデン DUCATI 132
9. コーリン・エドワーズ YAMAHA 109
10. 青山 博一 HONDA 94
11. エクトール・バルベラ DUCATI 77
12. アルバロ・バウティスタ SUZUKI 67
13. カル・クラッチロー YAMAHA 57
14. カレル・アブラハム DUCATI 56
15. トニー・エリアス HONDA 55
16. ランディ・ド・ピュニエ DUCATI 49
17. ロリス・カピロッシ DUCATI 36
18. 秋吉 耕佑 HONDA 7
19. ジョン・ホプキンス SUZUKI 6
20. 伊藤 真一 HONDA 3

ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. HONDA 380
2. YAMAHA 305
3. DUCATI 172
4. SUZUKI 73




Moto2クラス



1. トーマス・ルティ Suter 36'35.114

「まずは、いい仕事をしてくれたチームに感謝したいです。シーズン中盤までなかなか思うようなレースができませんでした。しかし、終盤になってだんだん調子が出てきました。来季に向けて今日の優勝は最高でした。序盤はミスもありましたし、ついていくのが大変でした。しかし、だんだんリズムをつかみ、ステファンに近づくことができました。終盤、限界でしたが、彼についていくことができました。今日はラスト2周でしかけるつもりでした。しかし、前に出るタイミングがよくて優勝することができました。でも、赤旗中断がなくても優勝できたと思います」

2. ステファン・ブラドル Kalex +0.187

「いいレースでした。レース中ずっとリードすることができました。後ろにトムがいて、2人で大きなリードを築くことができました。しかし、最後のレースの終わり方は信じられない気持ちでした。このレースは僕にとって、とても大事なものでした。もしかすると、タイトルを獲得することができたレースでした。でも最後は少しアンラッキーでした。しかし、内容はよかったですし、いいレースができたと思います。トムにはおめでとうと言いたいです。とにかく僕たちも全力を尽くしました。家族とチームに感謝したいです。最終戦のバレンシアではがんばりたいです」

3. ポル・エスパルガロ FTR +7.465

「スタートから15周目くらいまではよかったのですが、終盤、アンジェリスが追い上げてきたのペースを上げなければなりませんでした。厳しいレースでしたが、また表彰台に立ててうれしかったです」

4. アレックス・デ・アンジェリス Motobi +9.127
5. ドミニク・エガーター Suter +11.494
6. ミカ・カリオ Suter +11.903
7. ミケーレ・ピロ Moriwaki +12.568
8. アレックス・エスパルガロ Pons Kalex +12.963
9. アンドレア・イアンノーネ Suter +14.098
10. スコット・レディング Suter +16.697
11. エステベ・ラバト FTR +19.568
12. ケナン・ソフォーグル Suter +24.885
13. ジュール・クルーゼル Suter +25.345
14. マイク・ディ・メッリオ Tech 3 +26.696
15. ザビエル・シメオン Tech 3 +32.806
16. ホアン・オリベ FTR +36.497
17. ジョルディ・トレース Suter +40.569
18. モハマド・ザムリ・ババ Moriwaki +56.756
19. イヴァン・モレノ Suter +1'05.966
20. ハフィス・シャッハリン Moriwaki +1'06.110
21. ランディ・クルメンナッハー Kalex +1'17.083
22. ロベルティーノ・ピエトリ Suter +1'19.415
23. マシェル・アル・ナイミ Moriwaki 1 Lap
RT. アクセル・ポンス Pons Kalex +32.979
RT. ケニー・ノエス FTR +33.179
RT. ラファエル・デ・ローサ Suter 5 Laps
RT. マティア・パッシーニ FTR 9 Laps
RT. サンティアゴ・エルナンデス FTR 10 Laps
RT. アピワット・ウォンタナオン FTR 10 Laps
RT. ヴァレンティン・デビーズ FTR 11 Laps


RT. 高橋 裕紀 Moriwaki 12 Laps

「スタートはよかったですし、1周目はブラドルとルティについていけました。しかし、ブレーキングで後ろから押される問題が出て、2周目の1コーナーで飛び出して遅れてしまいました。それから必死に追い上げようと思ったのですが、どうしても立ち上がりで離されるのでブレーキングで無理をしなければなりませんでした。それで9コーナーで飛び出して転んでしまいました。再スタートできましたが、マシンが壊れていたのでリタイアすることにしました。今日はマルコが亡くなって、言葉もありません。信じられない気持ちです。イタリアにいるときは、いつも一緒にトレーニングをしたり、ミニバイクで遊んだりしていました。本当に残念。悔しい気持ちでいっぱいです」

RT. クラウディオ・コルチ Suter 14 Laps
RT. シモーネ・コルシ FTR 14 Laps
RT. アンソニー・ウェスト MZ-RE Honda 16 Laps
RT. マックス・ノイキルヒナー MZ-RE Honda 16 Laps
DNS ヨニー・エルナンデス FTR 0 Lap


‐ マルク・マルケス SUTER

「週末、体調を回復するためにクリニカ・モービルに通院した後、最終的に走らないことを決断した。少しは良くなったけど、回復スピードは非常にゆっくり。身体はそれほど悪くない。脚と左肩が痛いだけだから、それだけなら走ることができると考えたけど、問題は左側と見ると左目で上手く見ることができない。視界がハッキリしない。これではバイクの上で非常に大きな危険がある。時速200キロで走る中で、僕自身の体調だけでなく、他のライダーたちもレースをするから、100%の視界がなければいけない。
 昨日の予選に出て、1ラップ走ったけど、直ぐに走れないことに気づいた。今日になって良くなっていることを期待していたけど、朝起きて、十分に良くなっていないことを確認したから、レースに出ないことを決断しなければいけなかった。確かに僕はタイトルを争っているけど、体調はもっと大切なこと。指や肩、脚であれば、痛みに我慢するけど、視力と頭部のことだから、無理はできない。
 レースを観た。当然、ルティを応援した。優勝に相応しいと思う。祝福したい。タイトル争いに生き残っているけど、可能性は低い。23ポイント差は大きい。今の最優先事項は回復して、バレンシアに向けて最善の体調に持って行くことだ。」




ポイントスタンディング(ライダー)

1. ステファン・ブラドル KALEX 274
2. マルク・マルケス SUTER 251
3. アンドレア・イアンノーネ SUTER 172
4. アレックス・デ・アンジェリス MOTOBI 170
5. トーマス・ルティ SUTER 151
6. シモーネ・コルシ FTR 127
7. ブラッドリー・スミス TECH 3 121
8. エステベ・ラバト FTR 79
9. ドミニク・エガーター SUTER 78
10. 高橋 裕紀 MORIWAKI 77
11. アレックス・エスパルガロ PONS KALEX 76
12. ポル・エスパルガロ FTR 73
13. スコット・レディング SUTER 63
14. フリアン・シモン SUTER 62
15. ケナン・ソフォーグル SUTER 59
16. ミケーレ・ピロ MORIWAKI 59
17. ランディ・クルメンナッハ KALEX 52
18. ミカ・カリオ SUTER 41
19. ジュール・クルーゼル SUTER 38
20. マックス・ノイキルヒナー MZ-RE HONDA 35
21. ヨニー・エルナンデス FTR 33
22. マティア・パッシーニ FTR 28
23. アンソニー・ウエスト MZ-RE HONDA 27
24. クラウディオ・コルティ SUTER 22
25. マイク・ディ・メッリオ TECH 3 21
26. アレックス・バルドリーニ SUTER 18
27. ザビエル・シメオン TECH 3 15
28. ケブ・コフラン FTR 11
29. ラタバー・ウィライロー FTR 4
30. リカルド・カルダス MORIWAKI 2
31. アクセル・ポンス PONS KALEX 1


ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. SUTER 364
2. KALEX 281
3. FTR 188
4. MOTOBI 170
5. TECH 3 140
6. MORIWAKI 113
7. PONS KALEX 77
8. MZ-RE HONDA 48




125ccクラス



1. マーヴェリック・ビニャーレス Aprilia 40'34.280

「グレートなレースだった。すごく嬉しい。すごく暑かったから非常に難しかった。タイヤは太くて硬いのを選び、周りがタイヤ消耗に苦しむ中、終盤に入ってから全開で行くことができたから、それが勝利につながった。その反対に序盤は少し難しかった。序盤グループに食らいつくために無理しなければいけなかったけど、全てが上手く行った。シーズンのベストスタートで、バイクは高い戦闘力があった。チームが素晴らしい仕事をしてくれた。」

2. サンドロ・コルテセ Aprilia +0.354

3. ヨハン・ザルコ Derbi +2.455

「タイトル争いがバレンシアまで持ち越しとなったことは良かった。あそこで最初から闘う。自信を持たないと。期待感があるときは、それを信じないと。それを僕はやっている。僕はテロールとファイトしている。僕よりも豊富な経験を持ち、非常に強いライダーだ。将来、このメンタリティを活かさなければいけないだろう。もし、レースが2分14秒台より速いリズムだったら、追いかけることができなかっただろう。テロールがセッションで見せたような2分13秒台で走れなかったから、一緒に走ることができた金曜、土曜よりも暑かったから、ラスト5ラップには風を求め、自分に何ができるのか自問自答していた。優勝争いは考えなかったけど、表彰台争い、そして、テロールの前でゴールすることを考えた。実際には、バトルよりも完走することに集中していた。」

4. エクトール・バルベラ Aprilia +2.921

5. ニコラス・テロール Aprilia +10.049

「今日は暑さとストレスにより、キャリアで決定的に最もタフなレースだった。幸運にも落ち着いて走ることができ、困難なレースを最後まで走り抜くことができた。自分の仕事に集中した。ザルコのリズムは一杯一杯だったから、グループをばらしたかった。レース中盤、マーベリックと一緒に逃げようとしてけど、身体がつりそうになった。身体もタイヤも限界だった。昨夜はあまり眠れず、集中力を維持することが大変だったけど、タイトルを制覇するために、頭の中は勝つことだけだった。ラスト2ラップに2度ほど転びそうになった。ラストラップに、ザルコが僕を抜くことの方が、僕がコルテセとマーベリックにトライすることよりも難しいと解っていた。チームは素晴らしい仕事をしてくれたから、僕のバイクがすごく速く、もしトライしていたら、バックストレートで抜くことが出来ただろう。ラストラップで転びそうになり、レースが終わりそうになってしまった。転倒を免れて本当に嬉しかった。最終的な5位もポジティブ。20ポイント差でバレンシアを迎える。今日は勝つために全力を尽くした。」

6. ジョナス・フォルガー Aprilia +17.964
7. ザルファミ・カイルディン Derbi +38.706
8. ヤクブ・コーンフェイル Aprilia +39.099
9. アルベルト・モンカヨ Aprilia +39.223
10. ダニー・ケント Aprilia +40.237
11. エフレン・バスケス Derbi +54.806
12. アレックス・マスボー KTM +1'07.891
13. ダニー・ウェッブ Mahindra +1'07.907
14. ジョセップ・ロドリゲス Aprilia +1'08.099
15. アレッサンドロ・トヌッチ Aprilia +1'08.156
16. ジャック・ミラー KTM +1'15.230
17. ジュリアン・ペドーネ Aprilia +1'18.703
18. ルイス・ロッシ Aprilia +1'18.913
19. ストゥーラ・ファウガーハウグ Aprilia +1'30.270
20. アーサー・シシス Aprilia +1'31.810
21. テイラー・マッケンジー Aprilia +1'33.250
22. マヌエル・タタショア Aprilia +1'50.690
23. マルコ・コランドリア Aprilia +2'02.252
24. ファリ・バドラル Derbi +2'16.968
RT. ブラッド・ビンダー Aprilia 2 Laps
RT. アドリアン・マーチン Aprilia 8 Laps
RT. ルイージ・マルシアーノ Aprilia 10 Laps
RT. ハリー・スタッフォード Aprilia 10 Laps
RT. マルセル・シュロッター Mahindra 13 Laps
RT. ルイス・サロム Aprilia 0 Lap
RT. ジャスパー・イウェマ Aprilia 0 Lap
RT. ホアン・ペレーロ Aprilia 0 Lap





ポイントスタンディング

1. ニコラス・テロール アプリリア 282
2. ヨハン・ザルコ デルビ 262
3. サンドロ・コルテセ アプリリア 225
4. マーヴェリック・ビニャーレス アプリリア 223
5. エクトール・ファウベル アプリリア 161
6. ジョナス・フォルガー アプリリア 150
7. エフレン・バスケス デルビ 147
8. ルイス・サロム アプリリア 107
9. セルジオ・ガデア アプリリア 103
10. アルベルト・モンカヨ アプリリア 84





監督




伊東孝紳 (本田技研工業株式会社 代表取締役社長)

「マルコ・シモンチェリ選手は、チャレンジングスピリットあふれる熱い走りと持ち前の明るい人柄で、実力、人気ともに高く、これからのグランプリ界を担う将来を嘱望された若手ライダーでした。HRCワークス契約ライダーとしてのすばらしい功績に感謝するとともに、マルコ・シモンチェリ選手ならびにご家族に対し、心より哀悼の意を表します」

鈴木哲夫 (HRC代表取締役)

「本日起きてしまった悲しい事故で、飽くなきチャレンジングスピリットにあふれ、輝かしい未来を嘱望された若く優秀なライダーを失ってしまったことは、本当に残念で仕方ありません。彼のどこまでも妥協を許さないアグレッシブな走りを、世界中のファンはきっといつまでも忘れないことでしょう。マルコ・シモンチェリ選手並びにご家族に対し、私たちHRCのスタッフ全員は、謹んで哀悼の意を表します」

中本修平 (Repsol Honda Team チーム代表)

「何と言っていいか分かりません。マルコはとてもいい男であると同時に才能豊かなライダーでした。彼に対しては、時に厳しく接したこともあります。ブルノで初めて表彰台に上った際『運が良かったね』と声をかけると、彼がとても怒ったのを覚えています。私は、もっといい走りができると信じていたので、モチベーションを上げようとしたのです。彼が優勝したときには、2人で喜び合うことができると思っていたのですが……。今はマルコにありがとうと伝えたいです。彼はたくさんのものを私にくれました。そして、今悲しみの中にいる彼のご家族に哀悼の意を捧げます」

辻 幸一 (ヤマハ・MS開発部 MotoGPグループリーダー)

「マルコ・シモンチェリ選手の訃報にチーム全員が深い悲しみに包まれております。彼のこれまでの偉大なる功績をたたえるとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」

ホルヘ・マルチネス (アスパー・チーム、代表)

「今日、起こった出来事に大変悲しみを覚えます。全てのグランプリにおいて、安全を評価する安全委員会を金曜の午後5時に開催せねばなりません。マルコは、フロントを失い、クラッシュを避けようとしましたが、残念ながら、マシンはコーナーイン側に押し出され、エドワーズとヴァレンティノが通りかかりました。彼らが、マルコを避ける事は不可能でした。今日は、パドック全体、そして、モーターサイクルレースを愛する全ての人々にとって、とても悲しい日となりました。」

ケニー・ロバーツ

「ロバーツ家はマルコに関するニュースに深く悲しみ、彼の家族、友人、ファン、そしてMotoGPに哀悼の意を送りたいです。彼を決して忘れません。」

ジェフ・ベラスケス (インディアナポリス・モーター・スピードウェイ社長兼経営最高責任者)

「我々はマルコ・シモンセリの死去に深く悲しんでいます。彼はチャンピオンにおいて最もカリスマ性のある1人で、この先のMotoGPにおいて素晴らしい将来がありました。マルコはインディアナポリスのイベントにおいて最も人気が高いライダーの1人で、彼のタレントとファンとの交流は大変特別でした。彼の家族、チーム、ファンに心から哀悼の意を捧げます。」




ブリジストン



堀尾直孝 (ブリヂストン モータースポーツ推進部長)

「マレーシアGPの決勝レース中に発生したアクシデントによるマルコ・シモンチェリ選手の突然の訃報は、誠に痛恨哀惜に堪えません。ご家族、ご友人、チーム、御関係者の皆様に対し、心より哀悼の意を申し上げます。
 今日の不幸な出来事により、我々MotoGPファミリーは、このうえなく明るい人柄を備え、傑出した素晴らしい才能を今まさに花開かせつつあった若者と、永遠の別れを告げることになってしまいました。あまりにも突然の出来事で、類い希な資質と華やかなキャラクターのマルコを失ったことが今はまだ信じられない思いです。そこにいるだけで周囲を明るくする彼の笑顔、屈託のない話し声、そして何より、二輪ロードレースの最高峰MotoGPで着実にトップライダーへの道を歩み続けた彼と過ごしたこの2年間の素晴らしい日々を、我々はけっして忘れることがないでしょう。今はただ、悔しい、残念、という言葉しか思い浮かびません。マルコ選手、安らかにお眠りください。衷心より御冥福をお祈り申し上げます」







レースディレクション

ポール・バトラー

「この記者会見の目的は、マルコ・シモンセリの悲劇的な死亡の状況を検証することです。あなた方がご存知のように、我々レースディレクションのメンバー全員がここに出席します。FIM国際モーターサイクリズム連盟の代表であるクロード・ダニス、ドルナスポーツの代表であるハビエル・アロンソ、ライダーの代表であるフランコ・ウンチーニ、そして私はIRTA国際レーシングチーム連盟の代表兼レースディレクションの代表です。ミケーレ・マッキアゴデーナは我々のメディカルディレクターであり、彼が死亡に関して状況を説明します。
(ヘルメットが外れた事に関しては)他の機会に答えることができると思います。事故の状況や結果を徹底的に調査します。
我々は彼の家族に同情します。可能な限り、あらゆる点を示したい。」

マッキアゴデーナ 医師

「友人であるマルコ・シモンセリの死亡に関して報告するために、ここにいることは大変悲しいです。他のライダーたちに激突したレース中の転倒でした。彼は頭部と首、胸部に深刻な外傷を負いました。我々のメディカルスタッフが彼のところに駆けつけたとき、彼は意識不明でした。心停止だったことから、救急車で、CPR(心肺蘇生)を始めました。緊急に、メディカルセンターでクリニカモービルのスタッフと地元医師の助けを借り、挿管を施行し、胸部から少量の血液を吸引することが可能でした。我々は彼を助けるために治療を尽くし、可能だと考えて、CPRを45分間継続しました。不運にも彼を助けることができず、現地時間の16時56分に死亡を宣言しなければいけませんでした。
(コーリン・エドワーズの負傷状態に関して)肩を脱臼しました。麻酔を受け、正しい位置に戻りました。彼は大丈夫です。」




MotoGP : 第17戦 マレーシアGP 決勝

2011-10-24 05:33:42 | MotoGP WSB BSB JRR


MALAYSIAN MOTORCYCLE GRAND PRIX

Sepang



MotoGP 第17戦 マレーシアGP 決勝 リザルト



■開催日:2011年10月23日(日)決勝結果
■開催地:マレーシア/セパン(5.548km)
■観客数:6万7112人(3日間11万1385人)




MotoGP RACE



MotoGPクラスの決勝は中止された。








Moto2 RACE



気温34度。路面温度48度のドライコンディション。

レースは残り2周となったところで、アクセル・ポンスの転倒により赤旗中断。
残り3周時点の順位がリザルトとなった。

結果、トーマス・ルティが、125から中量級にステップアップして以来、このクラスで初優勝を飾った。
2位は、ステファン・ブラドル。
3位は、ポル・エスパルガロ。

高橋裕紀は、コースアウトから復帰後、5周目に転倒しリタイアとなった。

マルク・マルケスはレースを欠場した。

チャンピオンシップは、ブラドルがポイントを23ポイント差まで広げた。




1. トーマス・ルティ ( SWI ) Interwetten Paddock Moto2 Suter 36'35.114
2. ステファン・ブラドル ( GER ) Viessmann Kiefer Racing Kalex +0.187
3. ポル・エスパルガロ ( SPA ) HP Tuenti Speed Up FTR +7.465
4. アレックス・デ・アンジェリス ( RSM ) JIR Moto2 Motobi +9.127
5. ドミニク・エガーター ( SWI ) Technomag-CIP Suter +11.494

6. ミカ・カリオ ( FIN ) Marc VDS Racing Team Suter +11.903
7. ミケーレ・ピロ ( ITA ) Gresini Racing Moto2 Moriwaki +12.568
8. アレックス・エスパルガロ ( SPA ) Pons HP 40 Pons Kalex +12.963
9. アンドレア・イアンノーネ ( ITA ) Speed Master Suter +14.098
10. スコット・レディング ( GBR ) Marc VDS Racing Team Suter +16.697

11. エステベ・ラバト ( SPA ) Blusens-STX FTR +19.568
12. ケナン・ソフォーグル ( TUR ) Technomag-CIP Suter +24.885
13. ジュール・クルーゼル ( FRA ) NGM Forward Racing Suter +25.345
14. マイク・ディ・メッリオ ( FRA ) Tech 3 Racing Tech 3 +26.696
15. ザビエル・シメオン ( BEL ) Tech 3 B Tech 3 +32.806

16. ホアン・オリベ ( SPA ) Aeroport de Castello FTR +36.497
17. ジョルディ・トレース ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 Suter +40.569
18. モハマド・ザムリ・ババ ( MAL ) Petronas Malaysia Moriwaki +56.756
19. イヴァン・モレノ ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 Suter +1'05.966
20. ハフィス・シャッハリン ( MAL ) Petronas Malaysia Moriwaki +1'06.110

21. ランディ・クルメンナッハー ( SWI ) GP Team Switzerland Kiefer Racing Kalex +1'17.083
22. ロベルティーノ・ピエトリ ( VEN ) Italtrans Racing Team Suter +1'19.415
23. マシェル・アル・ナイミ ( QAT ) QMMF Racing Team Moriwaki 1 Lap

RT. アクセル・ポンス ( SPA ) Pons HP 40 Pons Kalex +32.979
RT. ケニー・ノエス ( USA ) Avintia-STX FTR +33.179
RT. ラファエル・デ・ローサ ( ITA ) NGM Forward Racing Suter 5 Laps
RT. マティア・パッシーニ ( ITA ) Ioda Racing Project FTR 9 Laps
RT. サンティアゴ・エルナンデス ( COL ) SAG Team FTR 10 Laps
RT. アピワット・ウォンタナオン ( THA ) Thai Honda Singha SAG FTR 10 Laps
RT. ヴァレンティン・デビーズ ( FRA ) Speed Up FTR 11 Laps
RT. 高橋 裕紀 ( JPN ) Gresini Racing Moto2 Moriwaki 12 Laps
RT. クラウディオ・コルチ ( ITA ) Italtrans Racing Team Suter 14 Laps
RT. シモーネ・コルシ ( ITA ) Ioda Racing Project FTR 14 Laps
RT. アンソニー・ウェスト ( AUS ) MZ Racing Team MZ-RE Honda 16 Laps
RT. マックス・ノイキルヒナー ( GER ) MZ Racing Team MZ-RE Honda 16 Laps

DNS ヨニー・エルナンデス ( COL ) Blusens-STX FTR 0 Lap



Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 34º / Humidity: 53% / Ground: 48º

Records:

Pole Lap: Thomas LUTHI 2'07.512 156.6 Km/h
Fastest Lap: Lap: 4 Stefan BRADL 2'08.220 155.8 Km/h
Circuit Record Lap: 2011 Stefan BRADL 2'08.220 155.8 Km/h
Best Lap: 2011 Thomas LUTHI 2'07.512 156.6 Km/h





125cc RACE



気温34度。路面温度55度のドライコンディション。

マーヴェリック・ビニャーレスが、今季3勝目を飾った。
2位は、0.354秒差で、サンドロ・コルテセ。
3位は、2.455秒差で、ヨハン・ザルコ。

ニコラス・テロールは、終盤、タイヤ消耗によりペースを維持できず5位となった。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのテロールとランク2位のザルコのポイント差が、25から20ポイントに詰まり、決着は最終戦まで持ち越されることになった。



1. マーヴェリック・ビニャーレス ( SPA ) Blusens by Paris Hilton Racing Aprilia 40'34.280
2. サンドロ・コルテセ ( GER ) Intact-Racing Team Germany Aprilia +0.354
3. ヨハン・ザルコ ( FRA ) Avant-AirAsia-Ajo Derbi +2.455
4. エクトール・バルベラ ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia +2.921
5. ニコラス・テロール ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia +10.049

6. ジョナス・フォルガー ( GER ) Red Bull Ajo MotorSport Aprilia +17.964
7. ザルファミ・カイルディン ( MAL ) Airasia-Sic-Ajo Derbi +38.706
8. ヤクブ・コーンフェイル ( CZE ) Ongetta-Centro Seta Aprilia +39.099
9. アルベルト・モンカヨ ( SPA ) Andalucia Banca Civica Aprilia +39.223
10. ダニー・ケント ( GBR ) Red Bull Ajo MotorSport Aprilia +40.237

11. エフレン・バスケス ( SPA ) Avant-AirAsia-Ajo Derbi +54.806
12. アレックス・マスボー ( FRA ) Caretta Technology KTM +1'07.891
13. ダニー・ウェッブ ( GBR ) Mahindra Racing Mahindra +1'07.907
14. ジョセップ・ロドリゲス ( SPA ) Blusens by Paris Hilton Racing Aprilia +1'08.099
15. アレッサンドロ・トヌッチ ( ITA ) Team Italia FMI Aprilia +1'08.156

16. ジャック・ミラー ( AUS ) Caretta Technology KTM +1'15.230
17. ジュリアン・ペドーネ ( SWI ) Phonica Racing Aprilia +1'18.703
18. ルイス・ロッシ ( FRA ) Matteoni Racing Aprilia +1'18.913
19. ストゥーラ・ファウガーハウグ ( NOR ) WTR-Ten10 Racing Aprilia +1'30.270
20. アーサー・シシス ( AUS ) TT Motion Events Racing Aprilia +1'31.810

21. テイラー・マッケンジー ( GBR ) Phonica Racing Aprilia +1'33.250
22. マヌエル・タタショア ( ITA ) Phonica Racing Aprilia +1'50.690
23. マルコ・コランドリア ( SWI ) WTR-Ten10 Racing Aprilia +2'02.252
24. ファリ・バドラル ( MAL ) AirAsia-Sic-Ajo Derbi +2'16.968

RT. ブラッド・ビンダー ( RSA ) Andalucia Banca Civica Aprilia 2 Laps
RT. アドリアン・マーチン ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia 8 Laps
RT. ルイージ・マルシアーノ ( ITA ) Team Italia FMI Aprilia 10 Laps
RT. ハリー・スタッフォード ( GBR ) Ongetta-Centro Seta Aprilia 10 Laps
RT. マルセル・シュロッター ( GER ) Mahindra Racing Mahindra 13 Laps
RT. ルイス・サロム ( SPA ) RW Racing GP Aprilia 0 Lap
RT. ジャスパー・イウェマ ( NED ) Ongetta-Abbink Metaal Aprilia 0 Lap
RT. ホアン・ペレーロ ( SPA ) Matteoni Racing Aprilia 0 Lap



Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 34º / Humidity: 49% / Ground: 55º

Records:

Pole Lap: Nicolas TEROL 2'13.579 149.5 Km/h
Fastest Lap: Lap: 12 Nicolas TEROL 2'14.229 148.8 Km/h
Circuit Record Lap: 2006 Alvaro BAUTISTA 2'13.118 150.0 Km/h
Best Lap: 2004 Andrea DOVIZIOSO 2'12.684 150.5 Km/h




※ 午前のウォームアップ走行のリザルトは続きを読むをクリック





MotoGP Warm Up



1. ケーシー・ストーナー ( AUS ) Repsol Honda Team Honda 2'02.338
2. ダニー・ペドロサ ( SPA ) Repsol Honda Team Honda 2'02.610 + 0.272 / 0.272
3. 青山 博一 ( JPN ) San Carlo Honda Gresini Honda 2'02.890 + 0.552 / 0.280
4. ニッキー・ヘイデン ( USA ) Ducati Team Ducati 2'03.043 + 0.705 / 0.153
5. アルバロ・バウティスタ ( SPA ) Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 2'03.175 + 0.837 / 0.132

6. コーリン・エドワーズ ( USA ) Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 2'03.194 + 0.856 / 0.019
7. マルコ・シモンチェリ ( ITA ) San Carlo Honda Gresini Honda 2'03.206 + 0.868 / 0.012
8. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ( ITA ) Repsol Honda Team Honda 2'03.403 + 1.065 / 0.197
9. エクトール・バルベラ ( SPA ) Mapfre Aspar Team MotoGP Ducati 2'03.532 + 1.194 / 0.129
10. ロリス・カピロッシ ( ITA ) Pramac Racing Team Ducati 2'03.789 + 1.451 / 0.257

11. ランディ・ド・ピュニエ ( FRA ) Pramac Racing Team Ducati 2'03.867 + 1.529 / 0.078
12. カル・クラッチロー ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 2'03.902 + 1.564 / 0.035
13. ヴァレンティーノ・ロッシ ( ITA ) Ducati Team Ducati 2'03.960 + 1.622 / 0.058
14. トニー・エリアス ( SPA ) LCR Honda MotoGP Honda 2'04.414 + 2.076 / 0.454
15. カレル・アブラハム ( CZE ) Cardion AB Motoracing Ducati 2'04.615 + 2.277 / 0.201

16. 中須賀 克行 ( JPN ) Yamaha Factory Racing Yamaha 2'05.246 + 2.908 / 0.631

- ベン・スピーズ ( USA ) Yamaha Factory Racing Yamaha




Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 33º / Humidity: 55% / Ground: 52º

Records:

Fastest Lap: Lap: 6 Casey STONER 2'02.338 163.3 Km/h
Circuit Record Lap: 2007 Casey STONER 2'02.108 163.6 Km/h
Best Lap: 2009 Valentino ROSSI 2'00.518 165.7 Km/h




Moto2 Warm Up



1. ポル・エスパルガロ ( SPA ) HP Tuenti Speed Up FTR 2'08.752
2. エステベ・ラバト ( SPA ) Blusens-STX FTR 2'08.758 + 0.006 / 0.006
3. トーマス・ルティ ( SWI ) Interwetten Paddock Moto2 Suter 2'08.765 + 0.013 / 0.007
4. ミケーレ・ピロ ( ITA ) Gresini Racing Moto2 Moriwaki 2'08.823 + 0.071 / 0.058
5. 高橋 裕紀 ( JPN ) Gresini Racing Moto2 Moriwaki 2'08.856 + 0.104 / 0.033

6. マティア・パッシーニ ( ITA ) Ioda Racing Project FTR 2'08.866 + 0.114 / 0.010
7. アレックス・エスパルガロ ( SPA ) Pons HP 40 Pons Kalex 2'08.945 + 0.193 / 0.079
8. スコット・レディング ( GBR ) Marc VDS Racing Team Suter 2'08.959 + 0.207 / 0.014
9. ステファン・ブラドル ( GER ) Viessmann Kiefer Racing Kalex 2'08.961 + 0.209 / 0.002
10. ドミニク・エガーター ( SWI ) Technomag-CIP Suter 2'08.991 + 0.239 / 0.030

11. アンドレア・イアンノーネ ( ITA ) Speed Master Suter 2'09.072 + 0.320 / 0.081
12. ミカ・カリオ ( FIN ) Marc VDS Racing Team Suter 2'09.131 + 0.379 / 0.059
13. アンソニー・ウェスト ( AUS ) MZ Racing Team MZ-RE Honda 2'09.189 + 0.437 / 0.058
14. アレックス・デ・アンジェリス ( RSM ) JIR Moto2 Motobi 2'09.258 + 0.506 / 0.069
15. シモーネ・コルシ ( ITA ) Ioda Racing Project FTR 2'09.317 + 0.565 / 0.059

16. ケナン・ソフォーグル ( TUR ) Technomag-CIP Suter 2'09.331 + 0.579 / 0.014
17. クラウディオ・コルチ ( ITA ) Italtrans Racing Team Suter 2'09.382 + 0.630 / 0.051
18. マックス・ノイキルヒナー ( GER ) MZ Racing Team MZ-RE Honda 2'09.503 + 0.751 / 0.121
19. アクセル・ポンス ( SPA ) Pons HP 40 Pons Kalex 2'09.610 + 0.858 / 0.107
20. モハマド・ザムリ・ババ ( MAL ) Petronas Malaysia Moriwaki 2'09.798 + 1.046 / 0.188

21. マイク・ディ・メッリオ ( FRA ) Tech 3 Racing Tech 3 2'09.937 + 1.185 / 0.139
22. ザビエル・シメオン ( BEL ) Tech 3 B Tech 3 2'09.950 + 1.198 / 0.013
23. サンティアゴ・エルナンデス ( COL ) SAG Team FTR 2'10.160 + 1.408 / 0.210
24. ジュール・クルーゼル ( FRA ) NGM Forward Racing Suter 2'10.181 + 1.429 / 0.021
25. ラファエル・デ・ローサ ( ITA ) NGM Forward Racing Suter 2'10.246 + 1.494 / 0.065

26. ヴァレンティン・デビーズ ( FRA ) Speed Up FTR 2'10.250 + 1.498 / 0.004
27. ランディ・クルメンナッハー ( SWI ) GP Team Switzerland Kiefer Racing Kalex 2'10.330 + 1.578 / 0.080
28. ケニー・ノエス ( USA ) Avintia-STX FTR 2'10.561 + 1.809 / 0.231
29. ロベルティーノ・ピエトリ ( VEN ) Italtrans Racing Team Suter 2'11.030 + 2.278 / 0.469
30. ジョルディ・トレース ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 Suter 2'11.037 + 2.285 / 0.007

31. ホアン・オリベ ( SPA ) Aeroport de Castello FTR 2'11.125 + 2.373 / 0.088
32. ハフィス・シャッハリン ( MAL ) Petronas Malaysia Moriwaki 2'11.332 + 2.580 / 0.207
33. ヨニー・エルナンデス ( COL ) Blusens-STX FTR 2'11.468 + 2.716 / 0.136
34. マシェル・アル・ナイミ ( QAT ) QMMF Racing Team Moriwaki 2'12.663 + 3.911 / 1.195
35. イヴァン・モレノ ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 Suter 2'12.920 + 4.168 / 0.257

36. アピワット・ウォンタナオン ( THA ) Thai Honda Singha SAG FTR 2'14.819 + 6.067 / 1.899

- リカルド・カルダス ( SPA ) QMMF Racing Team Moriwaki
- マルク・マルケス ( SPA ) Team CatalunyaCaixa Repsol Suter





Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 33º / Humidity: 55% / Ground: 50º

Records:

Fastest Lap: Lap: 3 Pol ESPARGARO 2'08.752 155.1 Km/h
Circuit Record Lap: 2010 Julian SIMON 2'08.691 155.2 Km/h
Best Lap: 2011 Thomas LUTHI 2'07.512 156.6 Km/h




125cc Warm Up



1. サンドロ・コルテセ ( GER ) Intact-Racing Team Germany Aprilia 2'13.584
2. エクトール・ファウベル ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia 2'14.597 + 1.013 / 1.013
3. ニコラス・テロール ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia 2'14.632 + 1.048 / 0.035
4. マーヴェリック・ビニャーレス ( SPA ) Blusens by Paris Hilton Racing Aprilia 2'14.853 + 1.269 / 0.221
5. ジョナス・フォルガー ( GER ) Red Bull Ajo MotorSport Aprilia 2'15.207 + 1.623 / 0.354

6. エフレン・バスケス ( SPA ) Avant-AirAsia-Ajo Derbi 2'15.541 + 1.957 / 0.334
7. ヤクブ・コーンフェイル ( CZE ) Ongetta-Centro Seta Aprilia 2'15.890 + 2.306 / 0.349
8. ルイス・サロム ( SPA ) RW Racing GP Aprilia 2'15.972 + 2.388 / 0.082
9. ヨハン・ザルコ ( FRA ) Avant-AirAsia-Ajo Derbi 2'16.061 + 2.477 / 0.089
10. ダニー・ケント ( GBR ) Red Bull Ajo MotorSport Aprilia 2'16.235 + 2.651 / 0.174

11. アドリアン・マーチン ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia 2'16.343 + 2.759 / 0.108
12. マルセル・シュロッター ( GER ) Mahindra Racing Mahindra 2'16.869 + 3.285 / 0.526
13. アレックス・マスボー ( FRA ) Caretta Technology KTM 2'16.912 + 3.328 / 0.043
14. ホアン・ペレーロ ( SPA ) Matteoni Racing Aprilia 2'16.952 + 3.368 / 0.040
15. ルイス・ロッシ ( FRA ) Matteoni Racing Aprilia 2'16.954 + 3.370 / 0.002

16. アルベルト・モンカヨ ( SPA ) Andalucia Banca Civica Aprilia 2'17.056 + 3.472 / 0.102
17. ザルファミ・カイルディン ( MAL ) Airasia-Sic-Ajo Derbi 2'17.278 + 3.694 / 0.222
18. ジャスパー・イウェマ ( NED ) Ongetta-Abbink Metaal Aprilia 2'17.558 + 3.974 / 0.280
19. ジョセップ・ロドリゲス ( SPA ) Blusens by Paris Hilton Racing Aprilia 2'17.618 + 4.034 / 0.060
20. アレッサンドロ・トヌッチ ( ITA ) Team Italia FMI Aprilia 2'17.759 + 4.175 / 0.141

21. ダニー・ウェッブ ( GBR ) Mahindra Racing Mahindra 2'17.888 + 4.304 / 0.129
22. テイラー・マッケンジー ( GBR ) Phonica Racing Aprilia 2'18.047 + 4.463 / 0.159
23. ストゥーラ・ファウガーハウグ ( NOR ) WTR-Ten10 Racing Aprilia 2'18.146 + 4.562 / 0.099
24. ルイージ・マルシアーノ ( ITA ) Team Italia FMI Aprilia 2'18.171 + 4.587 / 0.025
25. ジャック・ミラー ( AUS ) Caretta Technology KTM 2'18.513 + 4.929 / 0.342

26. マヌエル・タタショア ( ITA ) Phonica Racing Aprilia 2'18.564 + 4.980 / 0.051
27. マルコ・コランドリア ( SWI ) WTR-Ten10 Racing Aprilia 2'19.169 + 5.585 / 0.605
28. ブラッド・ビンダー ( RSA ) Andalucia Banca Civica Aprilia 2'19.435 + 5.851 / 0.266
29. ハリー・スタッフォード ( GBR ) Ongetta-Centro Seta Aprilia 2'19.713 + 6.129 / 0.278
30. アーサー・シシス ( AUS ) TT Motion Events Racing Aprilia 2'20.222 + 6.638 / 0.509

31. ジュリアン・ペドーネ ( SWI ) Phonica Racing Aprilia 2'21.021 + 7.437 / 0.799
32. ファリ・バドラル ( MAL ) AirAsia-Sic-Ajo Derbi 2'21.370 + 7.786 / 0.349



Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 30º / Humidity: 67% / Ground: 38º

Records:

Fastest Lap: Lap: 8 Sandro CORTESE 2'13.584 149.5 Km/h
Circuit Record Lap: 2006 Alvaro BAUTISTA 2'13.118 150.0 Km/h
Best Lap: 2004 Andrea DOVIZIOSO 2'12.684 150.5 Km/h



MotoGP : 第17戦 マレーシアGP 予選 コメント

2011-10-23 01:08:58 | MotoGP WSB BSB JRR

MALAYSIAN MOTORCYCLE GRAND PRIX

Sepang


MotoGP 第17戦 マレーシアGP 予選 コメント



■開催日:2011年10月22日(土)予選
■開催地:マレーシア/セパン(5.548km)
■コースコンディション:ドライ
■FP3:気温:29度 ■路面温度:40度
■予選:気温:31度 ■路面温度:46度
■PP:D・ペドロサ(2分01秒462/ホンダ)




COMMENT

HONDA

ダニー・ペドロサ  (MotoGP ポールポジション)

「とても難しいセッションでした。とても暑くて、ヘルメットの中で息ができないほどでした。最終コーナーで転倒しましたが、再スタートが切れて、ピットに戻ることができました。その後、タイムを上げられてよかったです。今季2度目のポールポジション。もう少しタイムを上げられたとは思いますが、渋滞にひっかかってしまいました。しかし、こうしてポールを獲得できてうれしいです。決勝に向けて、もう少しアベレージを上げられるようにしたいです。ライバルたちはとても強いので、明日はいいリアタイヤを選択したいと思っています。明日は、体力的にとてもきついレースになると思います。3人のRepsol Honda Teamのライダーがフロントローに並べてよかったです。明日は最高の状態で週末を終えられるように集中したいです」

ケーシー・ストーナー  (MotoGP 2番手)

「PPを取りたかったのですが、わずかに届きませんでした。いくつか違うセットアップを試しましたが、今週はなかなかいい方向に進みませんでした。予選でほかの方法を見つけようとしましたが、コーナーでグリップを見つけることができなかったんです。しかし、レースペースは悪くはありませんし、週末はずっとハードタイヤで走っていました。そのため、みんなより悪く見えたかもしれませんが、ソフトタイヤにしたらフィーリングもよくなって、タイムも上がりました。明日のウオームアップで最後の調整にトライしてみたいです」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ  (MotoGP 3番手)

「フロントローに並べて、とてもうれしいです。決勝に向けたアベレージも今日は改善できましたし、いい一日でした。フリープラクティス2では、トップと1.4秒差で、FP3では0.8秒の差があったのですが、予選では0.2秒まで縮まりました。今日はソフトでもハードでも安定していましたし、アベレージもよかったと思います。明日はどちらのタイヤでもレースを戦えると思っています。午後の予選は暑くて、グリップがありませんでした。このようなコンディションで20ラップを全力で走るのは不可能です。だからレースの戦略を考えて、しっかりとタイヤのマネージメントをしたいと考えています。このサーキットはとても好きです。Repsol Honda Teamで表彰台独占が達成できたら最高です。もちろん、順番は逆がいいですけれどね」

マルコ・シモンチェリ  (MotoGP 5番手)

「決勝に向けたロングランのペースはよかったんです。しかし、タイムアタックがうまくいかず、2列目に終わって悔しかったです。タイヤを履き換えてアタックしようと思ったら、センサーに異常があって、セカンドマシンにスイッチしなければならなくなりました。セカンドマシンは違うセッティングにしてあったので、あまり気持ちよくは走れませんでした。それでセッティングを変えるためにピットに戻ったのですが、うまくいきませんでした。2列目になりましたけれど、フロントローの3人と戦える自信はあります。タイヤはまだ決めていないので、明日の天候を見て決めたいと考えています」

青山 博一  (MotoGP 7番手)

「もう少しいけたと思っていますが、最後のアタックでちょっとミスをしてしまいました。リザルトを見ると、4番手のコーリン・エドワーズ(ヤマハ)から下は、すごく接近しています。今日は7番手でしたが、ミスがなければ2列目に並べたと思っています。悔しいけれど、流れは悪くないので、明日のレースが楽しみです。タイヤはソフトに決めました。このサーキットは好きなサーキットでしたが、今年もいい感じで走ることができました。明日のウオームアップでもう少しセッティングを見直したいです。表彰台を目標に、ベストを尽くしたいと思います」

トニ・エリアス  (MotoGP 15番手)

「フリー走行で、フロントとリアのいいバランスを見つけたと思ったのですが、午後は気温が上がり、路面温度が高くなって、またバランスが悪くなってしまいました。リアのグリップがなくなり、プッシュアンダーになり、フロントのフィーリングがなくなってしまうのです。どうすれば解決できるのか、データをチェックしたいと思います。明日は暑くて厳しいレースになると思っています。最後まで全力を尽くしたいです」



Moto2

トーマス・ルティ  (Moto2 ポールポジション)

「ポールポジションを獲得できてうれしいです。ここは暑いので、人間とタイヤに厳しいレースになります。明日はタイヤの戦いになるでしょうし、トップグループについていきたいです。勝つためにはいいスタートを切って、逃げなければならないと予想します。息をするヒマもないくらい大変だと思っています。少しでも気を抜けば、すぐにほかのライダーに追いつかれてしまいます。だからレース中ずっと全力を出して前にいるようにしなければなりません。厳しいとは思うけれど、楽しみです」

ステファン・ブラドル  (Moto2 2番手)

「フロントローからのスタートはとても重要ですし、2番手になれてとてもうれしいです。今日は両方のタイヤをテストしましたが、どちらもよかったです。決勝でどのタイヤを使うのか、まだ決めてはいません。とにかく、いつものようにレースに集中して、ベストを尽くしたいです。明日のレースはとても重要なレースになるでしょう」

ミケーレ・ピロ  (Moto2 3番手)

「フロントローに並べたのはとてもうれしいのですが、2度も転倒してしまいました。それがなければ、もっと喜べたと思います。でも、自分のレースペースには満足しています。明日はいいスタートが切れれば、トップグループで戦えると思います。明日に向けてモチベーションはとても上がっています。シーズンも残り2戦です。いい結果を残して終えたいです」

高橋裕紀  (Moto2 4番手)

「昨日のリアの違和感は、完全に解決できたわけではありませんが、今日は気持ちよく乗ることができました。しかし、長い2本のストレートの立ち上がりでリアのトラクションが不足して、立ち上がりでちょっとずつ離されています。明日のウオームアップで、この部分をもう少し調整してみたいと考えています。前回のオーストラリア戦では、レース序盤にフロントのフィーリングが悪くて、遅れてしまいました。今回はそれを解消するために、常にフルタンクで走ってセッティングを試みました。アラゴン、もてぎ、フィリップアイランドと、ニューシャシーで戦ってきたのですが、今回が一番よかったと感じています。まだ完全じゃありませんが、明日のレースが楽しみです。表彰台を目標にがんばりたいです」




YAMAHA

ベン・スピース  (予選16位/2分03秒678)

「今回は本当にいろいろなことがあるよ。マシンはとても好調なのに、僕のほうはフィーリングがあまり良くなくて、100%の力で臨むことができなかった。予選は非常に厳しい状況で、コースに出ていったら、転倒してしまった。原因はまだわからないので、あとでデータをチェックしてみないと。グリッドのポジションは最悪だけれど、明日は少しでも多くポイントを獲って、ランキング5位をキープできるように最善を尽くすよ」

 前戦オーストラリアGPで転倒した際、頭部を強打した影響により集中力不足を訴えて欠場していたが、今大会でもFP3、予選と転倒が続いた。予選での転倒では、脳震盪と肋骨を痛めており、レース参戦へのリスクを判断し、2戦連続決勝への欠場を決定した。また、月曜に予定している来季1000ccマシンのテストもキャンセルする。

中須賀 克行  (予選17位/2分04秒072)

「午前中のセッションは非常に好調。フィーリングが良かったし、リズムもしっかりつかむことができたので満足している。この調子で明日もベストを尽くし、少しでも上を目指したい。マシン・セッティングも順調なので、僕にとって初めてのグランプリは、きっとうまくいくと思う」

ウィルコ・ツェーレンベルグ (ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム監督)

「昨年はこの大会でタイトル獲得を決定したのだが、今年はまったく違う展開になってしまい、今日は最後尾とそのひとつ前という結果だ。中須賀は今日はとてもいい走りを見せ、転倒は1度もなく、ラップタイムも昨日より大幅に更新。学ぶべきことはまだたくさんあるが、着実に正しい方向へと進んでいるので明日が楽しみだ。暑く、長いレースになるだろうが、集団についていき、最後までそのなかでバトルを続けてくれることを期待している」

マッシモ・メレガリ (ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター)

「とにかく、いつもとは違う展開。ベンはとてもよく頑張っていて、できる限りの努力をしているのだが…。明日に向けて最良の方法を見つけ出すために、今夜は皆で話し合い答えを出したい。中須賀のほうは安定感も増し、昨日よりも格段に良くなっている。明日の決勝ではベストを尽くして頑張ってくれるだろう」

コーリン・エドワーズ  (予選4位/2分02秒100/20周)

「すごく興奮しているよ!だってこの最高峰クラスでの4位獲得というのは、本当に大変なことなんだ。毎年、2月に行うテストではとても調子がいいのに、数か月あとに実際のレースで戻ってくると、すっかり不調に陥ってしまう。でも今年はシャシーが素晴らしく、このコースを楽しんで走ることができているんだ。2月の2回目のテストから、まったくセッティングを変えずに、とても順調に走れている。いくらハードに攻めても限界を感じることがなくて、楽にプッシュしていける。とてもスムースに乗れていて、マシンも思い通りに曲がってくれるんだ。欲を言えば、もうちょっとトラクションが欲しいところ。でもこの暑さと湿度の高さのなかでは、どうしたってグリップ不足は避けられないからね。
 フロントロウとの差はあとわずかだけれど、僕としても最善を尽くしての結果。ベストタイムを記録したラップではリスクもおかしているので、これ以上は無理だったと思う。4位は2008年のバレンシア以来。とてもとても昔のことのようだよ。だからこの好調を維持して、明日、5位以内に入ることができたとしたら最高にうれしい。モンスター・ヤマハ・テック3チームのスタッフたちもハッピーにしてあげることができるよ」

カル・クラッチロー  (予選10位/2分02秒756/20周)

「マシンのフィーリングが昨日よりもずっと良くなったんだ。コーナリング性能もリアのグリップも間違いなく向上している。これはモンスター・ヤマハ・テック3チームのみんなが懸命に頑張ってくれたおかげ。心から感謝しているよ。決勝は暑さとの戦いになるだろう。路面の状態も最高とは言えないから、終盤になればあちこちでスライドも起きることになるだろう。そんななかでは、誰のマシンが、より長くグリップをキープできるかという争いになるかもしれないけれど、現時点で僕らのマシンが非常に好調だということには自信を持っているよ。
 明日の朝のウォームアップ・セッションで、あといくつか試したいことがあって、もしそれがうまくいけば10位以内獲得を狙っていけると思う。コーリンの4位獲得は本当に素晴らしい。ホルヘが欠場し、ベンが痛みと戦っている苦しい状況のなかで、コーリンがヤマハを背負っているんだ。歳をとればとるほど速くなっているみたい!」




SUZUKI

ジョン・ホプキンス

 第11戦チェコGPにワイルドカード参戦した際、プラクティスで転倒し右手中指関節を骨折した。今回、その骨折した箇所を止めるプレートとボルトが剥離してしまい走行継続が不可能となった。決勝は欠場となり、帰国後に再手術を受ける。

「セッション中に痛みがあったから、午後のセッションを終えて、痛みが激しくなることは覚悟していた。決定的に、スーパーバイクよりMotoGPマシンを走らせる方が痛い。特にブレーキングで痛みが激しい。痛くて朝6時に眼が覚め、指を動かそうと思ったけど、それができなかった。ボルトとプレートが離れて、動いてしまったから、指を曲げることが出来ない。医師は完璧に治ることを約束してくれたけど、今まで休むことが出来ず、完治するために必要な時間を与えなかった。今週末は大丈夫だろうと考え、上手く走れることを期待していたけど、MotoGPマシンを走らせるためにはパワーが必要で、それが原因となってしまった。チームに申し訳ない。グレートな機会を与えてくれたけど、これ以上は走ることが出来ない。失望を説明できない。恥ずかしい。今はこのケガから回復して、2012年に向けて準備することが優先事項だ。」




DUCATI

ニッキー・ヘイデン  (MotoGP 6番手)

「メカニックたちが昨夜懸命に働いて、ジオメトリーとトランシミッションを変更してくれた。バイクは直ぐに良くなったから感謝したい。予選はグレートな始まり方ではなかった。トラックは午前よりも大きく滑ったけど、ソフトタイヤを履いて、2分02秒を突破した。最後のソフトタイヤを履いて、フロントをプッシュした。2度ほど転びそうになったけど、体勢を維持した。2戦連続のベストクォリファイングタイムだったけど、バイクはもう少し良くすることが出来たと思う。1列目からコンマ5秒差だけど、4番グリッドはクエッションではなかった。明日グッドなレースができ、楽しみたい。」

ヴァレンティーノ・ロッシ  (MotoGP 9番手)

「今日はベターだった。より効果的に走ることができた。転倒は残念。通常の転倒だったけど、まだ解決する問題があることを意味する。それに、貴重な時間をロスしてしまい、あまり好きじゃない2号車を使用しなければいけなかった。トップからコンマ9秒差。特にT4の2つのヘヤピン出口でタイムロスしている。特にハードタイヤでリズムが良くなったけど、タイヤ選択は簡単ではない。コンディションを確認して、最後に決断する。本当に決定的な判断となるだろう。気象状況により、セパンはいつもハードなレースになるけど、昨日よりもハッピーだ。良い走りができた。」



MotoGP : 第17戦 マレーシアGP 予選

2011-10-22 23:53:04 | MotoGP WSB BSB JRR
MALAYSIAN MOTORCYCLE GRAND PRIX

Sepang


MotoGP 第17戦 マレーシアGP 予選・FP3 リザルト



■開催日:2011年10月22日(土)予選、FP3 結果
■開催地:マレーシア/セパン(5.548km)
■コースコンディション:ドライ
■FP3:気温:29度 ■路面温度:40度
■予選:気温:31度 ■路面温度:46度
■PP:D・ペドロサ(2分01秒462/ホンダ)




MotoGP Qualifying Practice



ペドロサ、全セッション制覇。PP獲得。

気温31度。路面温度46度のドライコンディション。

ダニー・ペドロサが、セッション開始5ラップ目に転倒したが、2分01秒462のトップタイムを記録し、今季2回目のポールポジションを獲得した。
ケーシー・ストーナーは、0.029秒差の2番手。年間最多PP記録(12回)には届かなかったが、14戦連続16度目のフロントローを獲得。
アンドレア・ドヴィツィオーゾは、0.204秒差の3番手。レプソル・ホンダが、フロントローを独占した。
4番手、0.548秒差で、コーリン・エドワーズ。
5番手、0.643秒差で、マルコ・シモンチェリ。
6番手、0.710秒差で、ニッキー・ヘイデン。

青山博一は、0.792秒差の7番手に入り、自己最高位グリッドを獲得。

8番手、0.870秒差で、アルバロ・バウティスタ。
バレンティーノ・ロッシは、転倒を喫し、0.933秒差の9番手。
カル・クラッチローが、1.294秒差で、トップ10入りした。

中須賀克行は、2.610秒差の17番手の最後尾となった。



1. ダニー・ペドロサ ( SPA ) Repsol Honda Team Honda 2'01.462
2. ケーシー・ストーナー ( AUS ) Repsol Honda Team Honda 2'01.491 + 0.029 / 0.029
3. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ( ITA ) Repsol Honda Team Honda 2'01.666 + 0.204 / 0.175
4. コーリン・エドワーズ ( USA ) Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 2'02.010 + 0.548 / 0.344
5. マルコ・シモンチェリ ( ITA ) San Carlo Honda Gresini Honda 2'02.105 + 0.643 / 0.095

6. ニッキー・ヘイデン ( USA ) Ducati Team Ducati 2'02.172 + 0.710 / 0.067
7. 青山 博一 ( JPN ) San Carlo Honda Gresini Honda 2'02.254 + 0.792 / 0.082
8. アルバロ・バウティスタ ( SPA ) Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 2'02.332 + 0.870 / 0.078
9. ヴァレンティーノ・ロッシ ( ITA ) Ducati Team Ducati 2'02.395 + 0.933 / 0.063
10. カル・クラッチロー ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 2'02.756 + 1.294 / 0.361

11. ランディ・ド・ピュニエ ( FRA ) Pramac Racing Team Ducati 2'02.939 + 1.477 / 0.183
12. ロリス・カピロッシ ( ITA ) Pramac Racing Team Ducati 2'03.077 + 1.615 / 0.138
13. カレル・アブラハム ( CZE ) Cardion AB Motoracing Ducati 2'03.438 + 1.976 / 0.361
14. エクトール・バルベラ ( SPA ) Mapfre Aspar Team MotoGP Ducati 2'03.619 + 2.157 / 0.181
15. トニー・エリアス ( SPA ) LCR Honda MotoGP Honda 2'03.646 + 2.184 / 0.027

16. ベン・スピーズ ( USA ) Yamaha Factory Racing Yamaha 2'03.678 + 2.216 / 0.032
17. 中須賀 克行 ( JPN ) Yamaha Factory Racing Yamaha 2'04.072 + 2.610 / 0.394



Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 31º / Humidity: 61% / Ground: 46º

Records:

Fastest Lap: Lap: 18 Dani PEDROSA 2'01.462 164.4 Km/h
Circuit Record Lap: 2007 Casey STONER 2'02.108 163.6 Km/h
Best Lap: 2009 Valentino ROSSI 2'00.518 165.7 Km/h




Moto2 Qualifying Practice



ルティ、ポールポジション

気温33度。路面温度52度のドライコンディション。

トーマス・ルティは、2分07秒512のトップタイムで、ポールポジションを獲得した。ルティは、125ccクラス以来の6年ぶりにトップグリッドとなった。
ステファン・ブラドルは、0.212秒差の2番手。
ミケーレ・ピロは、0.492秒差の3番手。

高橋裕紀は、0.557秒差の4番手。

ポル・エスパルガロ、アレックス・エスパルガロ、ミカ・カリオ、クラウディオ・コルティ、スコット・レディング、マティア・パシーニがトップ10入りした。

マルク・マルケスは、FP1での転倒の影響の為、アタック1周のみの走行で切り上げ、5.352秒差の36番手だった。



1. トーマス・ルティ ( SWI ) Interwetten Paddock Moto2 Suter 2'07.512
2. ステファン・ブラドル ( GER ) Viessmann Kiefer Racing Kalex 2'07.724 + 0.212 / 0.212
3. ミケーレ・ピロ ( ITA ) Gresini Racing Moto2 Moriwaki 2'08.004 + 0.492 / 0.280
4. 高橋 裕紀 ( JPN ) Gresini Racing Moto2 Moriwaki 2'08.069 + 0.557 / 0.065
5. ポル・エスパルガロ ( SPA ) HP Tuenti Speed Up FTR 2'08.107 + 0.595 / 0.038

6. アレックス・エスパルガロ ( SPA ) Pons HP 40 Pons Kalex 2'08.154 + 0.642 / 0.047
7. ミカ・カリオ ( FIN ) Marc VDS Racing Team Suter 2'08.240 + 0.728 / 0.086
8. クラウディオ・コルチ ( ITA ) Italtrans Racing Team Suter 2'08.319 + 0.807 / 0.079
9. スコット・レディング ( GBR ) Marc VDS Racing Team Suter 2'08.412 + 0.900 / 0.093
10. マティア・パッシーニ ( ITA ) Ioda Racing Project FTR 2'08.414 + 0.902 / 0.002

11. アレックス・デ・アンジェリス ( RSM ) JIR Moto2 Motobi 2'08.417 + 0.905 / 0.003
12. エステベ・ラバト ( SPA ) Blusens-STX FTR 2'08.466 + 0.954 / 0.049
13. アンドレア・イアンノーネ ( ITA ) Speed Master Suter 2'08.520 + 1.008 / 0.054
14. シモーネ・コルシ ( ITA ) Ioda Racing Project FTR 2'08.549 + 1.037 / 0.029
15. マックス・ノイキルヒナー ( GER ) MZ Racing Team MZ-RE Honda 2'08.620 + 1.108 / 0.071

16. アンソニー・ウェスト ( AUS ) MZ Racing Team MZ-RE Honda 2'08.714 + 1.202 / 0.094
17. マイク・ディ・メッリオ ( FRA ) Tech 3 Racing Tech 3 2'08.855 + 1.343 / 0.141
18. ジュール・クルーゼル ( FRA ) NGM Forward Racing Suter 2'08.934 + 1.422 / 0.079
19. ケナン・ソフォーグル ( TUR ) Technomag-CIP Suter 2'09.015 + 1.503 / 0.081
20. ドミニク・エガーター ( SWI ) Technomag-CIP Suter 2'09.087 + 1.575 / 0.072

21. ホアン・オリベ ( SPA ) Aeroport de Castello FTR 2'09.278 + 1.766 / 0.191
22. ラファエル・デ・ローサ ( ITA ) NGM Forward Racing Suter 2'09.307 + 1.795 / 0.029
23. ザビエル・シメオン ( BEL ) Tech 3 B Tech 3 2'09.315 + 1.803 / 0.008
24. ヴァレンティン・デビーズ ( FRA ) Speed Up FTR 2'09.382 + 1.870 / 0.067
25. アクセル・ポンス ( SPA ) Pons HP 40 Pons Kalex 2'09.472 + 1.960 / 0.090

26. サンティアゴ・エルナンデス ( COL ) SAG Team FTR 2'09.625 + 2.113 / 0.153
27. ジョルディ・トレース ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 Suter 2'09.686 + 2.174 / 0.061
28. モハマド・ザムリ・ババ ( MAL ) Petronas Malaysia Moriwaki 2'09.822 + 2.310 / 0.136
29. ランディ・クルメンナッハー ( SWI ) GP Team Switzerland Kiefer Racing Kalex 2'09.911 + 2.399 / 0.089
30. ケニー・ノエス ( USA ) Avintia-STX FTR 2'10.319 + 2.807 / 0.408

31. ロベルティーノ・ピエトリ ( VEN ) Italtrans Racing Team Suter 2'10.348 + 2.836 / 0.029
32. イヴァン・モレノ ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 Suter 2'10.875 + 3.363 / 0.527
33. ヨニー・エルナンデス ( COL ) Blusens-STX FTR 2'11.022 + 3.510 / 0.147
34. ハフィス・シャッハリン ( MAL ) Petronas Malaysia Moriwaki 2'11.388 + 3.876 / 0.366
35. マシェル・アル・ナイミ ( QAT ) QMMF Racing Team Moriwaki 2'12.180 + 4.668 / 0.792

36. マルク・マルケス ( SPA ) Team CatalunyaCaixa Repsol Suter 2'12.864 + 5.352 / 0.684
37. アピワット・ウォンタナオン ( THA ) Thai Honda Singha SAG FTR 2'13.201 + 5.689 / 0.337

- ブラッドリー・スミス ( GBR ) Tech 3 Racing Tech 3
- リカルド・カルダス ( SPA ) QMMF Racing Team Moriwaki



Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 33º / Humidity: 49% / Ground: 52º

Records:

Fastest Lap: Lap: 13 Thomas LUTHI 2'07.512 156.6 Km/h
Circuit Record Lap: 2010 Julian SIMON 2'08.691 155.2 Km/h
Best Lap: 2011 Thomas LUTHI 2'07.512 156.6 Km/h




125cc Qualifying Practice



テロール、ポールポジション獲得

気温30度。路面温度46度のドライコンディション。

テロールは、2分13秒579のトップタイムで、今季7度目のポールポジションを獲得。
エクトル・ファウベルは、0.015秒差の2番手。
サンドロ・コルテセは、0.375秒差の3番手。

以下、エフレン・バスケス、ルイス・サロン、ジョナス・フォルガー、マーベリック・ビニャーレス、アルベルト・モンカヨ、アドリアン・マルティン、ダニー・ケントがトップ10入りした。

ヨハン・ザルコは、転倒後の修復に時間を要し、2.630秒差の15番手となった。



1. ニコラス・テロール ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia 2'13.579
2. エクトール・ファウベル ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia 2'13.594 + 0.015 / 0.015
3. サンドロ・コルテセ ( GER ) Intact-Racing Team Germany Aprilia 2'13.954 + 0.375 / 0.360
4. エフレン・バスケス ( SPA ) Avant-AirAsia-Ajo Derbi 2'14.581 + 1.002 / 0.627
5. ルイス・サロム ( SPA ) RW Racing GP Aprilia 2'14.682 + 1.103 / 0.101

6. ジョナス・フォルガー ( GER ) Red Bull Ajo MotorSport Aprilia 2'14.776 + 1.197 / 0.094
7. マーヴェリック・ビニャーレス ( SPA ) Blusens by Paris Hilton Racing Aprilia 2'15.055 + 1.476 / 0.279
8. アルベルト・モンカヨ ( SPA ) Andalucia Banca Civica Aprilia 2'15.272 + 1.693 / 0.217
9. アドリアン・マーチン ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia 2'15.304 + 1.725 / 0.032
10. ダニー・ケント ( GBR ) Red Bull Ajo MotorSport Aprilia 2'15.590 + 2.011 / 0.286

11. ヤクブ・コーンフェイル ( CZE ) Ongetta-Centro Seta Aprilia 2'15.888 + 2.309 / 0.298
12. ダニー・ウェッブ ( GBR ) Mahindra Racing Mahindra 2'15.892 + 2.313 / 0.004
13. ザルファミ・カイルディン ( MAL ) Airasia-Sic-Ajo Derbi 2'15.909 + 2.330 / 0.017
14. アレックス・マスボー ( FRA ) Caretta Technology KTM 2'15.965 + 2.386 / 0.056
15. ヨハン・ザルコ ( FRA ) Avant-AirAsia-Ajo Derbi 2'16.209 + 2.630 / 0.244

16. マルセル・シュロッター ( GER ) Mahindra Racing Mahindra 2'16.233 + 2.654 / 0.024
17. ルイス・ロッシ ( FRA ) Matteoni Racing Aprilia 2'16.373 + 2.794 / 0.140
18. ジュリアン・ペドーネ ( SWI ) Phonica Racing Aprilia 2'16.601 + 3.022 / 0.228
19. ハリー・スタッフォード ( GBR ) Ongetta-Centro Seta Aprilia 2'16.638 + 3.059 / 0.037
20. ジャスパー・イウェマ ( NED ) Ongetta-Abbink Metaal Aprilia 2'16.652 + 3.073 / 0.014

21. アレッサンドロ・トヌッチ ( ITA ) Team Italia FMI Aprilia 2'17.180 + 3.601 / 0.528
22. テイラー・マッケンジー ( GBR ) Phonica Racing Aprilia 2'17.230 + 3.651 / 0.050
23. ホアン・ペレーロ ( SPA ) Matteoni Racing Aprilia 2'17.443 + 3.864 / 0.213
24. ジョセップ・ロドリゲス ( SPA ) Blusens by Paris Hilton Racing Aprilia 2'17.494 + 3.915 / 0.051
25. ルイージ・マルシアーノ ( ITA ) Team Italia FMI Aprilia 2'17.530 + 3.951 / 0.036

26. ジャック・ミラー ( AUS ) Caretta Technology KTM 2'17.550 + 3.971 / 0.020
27. ブラッド・ビンダー ( RSA ) Andalucia Banca Civica Aprilia 2'17.867 + 4.288 / 0.317
28. ストゥーラ・ファウガーハウグ ( NOR ) WTR-Ten10 Racing Aprilia 2'17.941 + 4.362 / 0.074
29. マヌエル・タタショア ( ITA ) Phonica Racing Aprilia 2'18.237 + 4.658 / 0.296
30. アーサー・シシス ( AUS ) TT Motion Events Racing Aprilia 2'19.203 + 5.624 / 0.966

31. ファリ・バドラル ( MAL ) AirAsia-Sic-Ajo Derbi 2'19.744 + 6.165 / 0.541
32. マルコ・コランドリア ( SWI ) WTR-Ten10 Racing Aprilia 2'19.972 + 6.393 / 0.228




Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 30º / Humidity: 66% / Ground: 46º

Records:

Fastest Lap: Lap: 12 Nicolas TEROL 2'13.579 149.5 Km/h
Circuit Record Lap: 2006 Alvaro BAUTISTA 2'13.118 150.0 Km/h
Best Lap: 2004 Andrea DOVIZIOSO 2'12.684 150.5 Km/h



※ FP3のリザルトは続きを読むをクリック





MotoGP Free Practice 3



気温29度。路面温度40度のドライコンディション。

ペドロサは、2分01秒769で、3回の全フリープラクティスを制した。
マルコ・シモンチェリが、0.265秒差の2番手。
アンドレア・ドヴィツィオーゾが、0.312秒差の3番手。
ケーシー・ストーナーは、0.400秒差の4番手。

青山博一は、0.975秒差の9番手。

中須賀克行は、2.860秒差の17番手。

ジョン・ホプキンスは、負傷していた指の固定プレートが剥離し、指が動かせなくなったことから欠場をすることとなった。



1. ダニー・ペドロサ ( SPA ) Repsol Honda Team 2'01.769
2. マルコ・シモンチェリ ( ITA ) San Carlo Honda Gresini 2'02.034 + 0.265 / 0.265
3. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ( ITA ) Repsol Honda Team 2'02.081 + 0.312 / 0.047
4. ケーシー・ストーナー ( AUS ) Repsol Honda Team 2'02.169 + 0.400 / 0.088
5. ニッキー・ヘイデン ( USA ) Ducati Team 2'02.249 + 0.480 / 0.080

6. アルバロ・バウティスタ ( SPA ) Rizla Suzuki MotoGP 2'02.343 + 0.574 / 0.094
7. コーリン・エドワーズ ( USA ) Monster Yamaha Tech 3 2'02.463 + 0.694 / 0.120
8. ヴァレンティーノ・ロッシ ( ITA ) Ducati Team 2'02.614 + 0.845 / 0.151
9. 青山 博一 ( JPN ) San Carlo Honda Gresini 2'02.744 + 0.975 / 0.130
10. ロリス・カピロッシ ( ITA ) Pramac Racing Team 2'02.825 + 1.056 / 0.081

11. ランディ・ド・ピュニエ ( FRA ) Pramac Racing Team 2'03.019 + 1.250 / 0.194
12. カル・クラッチロー ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 2'03.414 + 1.645 / 0.395
13. エクトール・バルベラ ( SPA ) Mapfre Aspar Team MotoGP 2'03.554 + 1.785 / 0.140
14. ベン・スピーズ ( USA ) Yamaha Factory Racing 2'03.772 + 2.003 / 0.218
15. トニー・エリアス ( SPA ) LCR Honda MotoGP 2'03.823 + 2.054 / 0.051

16. カレル・アブラハム ( CZE ) Cardion AB Motoracing 2'03.952 + 2.183 / 0.129
17. 中須賀 克行 ( JPN ) Yamaha Factory Racing 2'04.629 + 2.860 / 0.677



Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 29º / Humidity: 75% / Ground: 40º

Records:

Fastest Lap: Lap: 12 Dani PEDROSA 2'01.769 164.0 Km/h
Circuit Record Lap: 2007 Casey STONER 2'02.108 163.6 Km/h
Best Lap: 2009 Valentino ROSSI 2'00.518 165.7 Km/h




Moto2 Free Practice 3



気温30度。路面温度41度のドライコンディション。

トーマス・ルティが、2分07秒766のトップタイム。
アレックス・デ・アンジェリスは、0.483秒差の2番手。
シモーネ・コルシは、0.532秒差の3番手。

高橋裕紀は、0.878秒差の8番手。

マルク・マルケスは、FP1の転倒で首や肩に痛みがあり、セッションを休んだ。
ブラドリー・スミスは、FP1の転倒で左鎖骨を骨折したいた事が判明。FP2で転倒のリカルド・カルダスは、左手首を骨折し、二人は欠場する事になった。



1. トーマス・ルティ ( SWI ) Interwetten Paddock Moto2 Suter 2'07.766
2. アレックス・デ・アンジェリス ( RSM ) JIR Moto2 Motobi 2'08.249 + 0.483 / 0.483
3. シモーネ・コルシ ( ITA ) Ioda Racing Project FTR 2'08.298 + 0.532 / 0.049
4. ステファン・ブラドル ( GER ) Viessmann Kiefer Racing Kalex 2'08.309 + 0.543 / 0.011
5. スコット・レディング ( GBR ) Marc VDS Racing Team Suter 2'08.488 + 0.722 / 0.179

6. ポル・エスパルガロ ( SPA ) HP Tuenti Speed Up FTR 2'08.505 + 0.739 / 0.017
7. ミケーレ・ピロ ( ITA ) Gresini Racing Moto2 Moriwaki 2'08.630 + 0.864 / 0.125
8. 高橋 裕紀 ( JPN ) Gresini Racing Moto2 Moriwaki 2'08.644 + 0.878 / 0.014
9. アレックス・エスパルガロ ( SPA ) Pons HP 40 Pons Kalex 2'08.689 + 0.923 / 0.045
10. アンドレア・イアンノーネ ( ITA ) Speed Master Suter 2'08.699 + 0.933 / 0.010

11. アンソニー・ウェスト ( AUS ) MZ Racing Team MZ-RE Honda 2'08.765 + 0.999 / 0.066
12. ドミニク・エガーター ( SWI ) Technomag-CIP Suter 2'08.783 + 1.017 / 0.018
13. ミカ・カリオ ( FIN ) Marc VDS Racing Team Suter 2'08.911 + 1.145 / 0.128
14. クラウディオ・コルチ ( ITA ) Italtrans Racing Team Suter 2'08.965 + 1.199 / 0.054
15. ケナン・ソフォーグル ( TUR ) Technomag-CIP Suter 2'09.015 + 1.249 / 0.050

16. マックス・ノイキルヒナー ( GER ) MZ Racing Team MZ-RE Honda 2'09.021 + 1.255 / 0.006
17. ジュール・クルーゼル ( FRA ) NGM Forward Racing Suter 2'09.356 + 1.590 / 0.335
18. アクセル・ポンス ( SPA ) Pons HP 40 Pons Kalex 2'09.403 + 1.637 / 0.047
19. マイク・ディ・メッリオ ( FRA ) Tech 3 Racing Tech 3 2'09.466 + 1.700 / 0.063
20. マティア・パッシーニ ( ITA ) Ioda Racing Project FTR 2'09.487 + 1.721 / 0.021

21. モハマド・ザムリ・ババ ( MAL ) Petronas Malaysia Moriwaki 2'09.499 + 1.733 / 0.012
22. ラファエル・デ・ローサ ( ITA ) NGM Forward Racing Suter 2'09.617 + 1.851 / 0.118
23. エステベ・ラバト ( SPA ) Blusens-STX FTR 2'09.689 + 1.923 / 0.072
24. ザビエル・シメオン ( BEL ) Tech 3 B Tech 3 2'09.713 + 1.947 / 0.024
25. サンティアゴ・エルナンデス ( COL ) SAG Team FTR 2'09.820 + 2.054 / 0.107

26. ヴァレンティン・デビーズ ( FRA ) Speed Up FTR 2'09.867 + 2.101 / 0.047
27. ホアン・オリベ ( SPA ) Aeroport de Castello FTR 2'10.085 + 2.319 / 0.218
28. ランディ・クルメンナッハー ( SWI ) GP Team Switzerland Kiefer Racing Kalex 2'10.135 + 2.369 / 0.050
29. ジョルディ・トレース ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 Suter 2'10.197 + 2.431 / 0.062
30. ケニー・ノエス ( USA ) Avintia-STX FTR 2'10.587 + 2.821 / 0.390

31. イヴァン・モレノ ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 Suter 2'10.745 + 2.979 / 0.158
32. ロベルティーノ・ピエトリ ( VEN ) Italtrans Racing Team Suter 2'10.950 + 3.184 / 0.205
33. ハフィス・シャッハリン ( MAL ) Petronas Malaysia Moriwaki 2'11.083 + 3.317 / 0.133
34. ヨニー・エルナンデス ( COL ) Blusens-STX FTR 2'11.246 + 3.480 / 0.163
35. マシェル・アル・ナイミ ( QAT ) QMMF Racing Team Moriwaki 2'11.950 + 4.184 / 0.704

36. アピワット・ウォンタナオン ( THA ) Thai Honda Singha SAG FTR 2'13.058 + 5.292 / 1.108

‐ ブラッドリー・スミス ( GBR ) Tech 3 Racing Tech 3
‐ リカルド・カルダス ( SPA ) QMMF Racing Team Moriwaki
‐ マルク・マルケス ( SPA ) Team CatalunyaCaixa Repsol Suter



Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 30º / Humidity: 66% / Ground: 41º

Records:

Fastest Lap: Lap: 4 Thomas LUTHI 2'07.766 156.3 Km/h
Circuit Record Lap: 2010 Julian SIMON 2'08.691 155.2 Km/h
Best Lap: 2011 Thomas LUTHI 2'07.766 156.3 Km/h




125cc Free Practice 3



気温27度。路面温度37度のドライコンディション。

ニコラス・テロールが、2分13秒203のトップタイム。
エクトル・ファウベルは、0.804秒差の2番手。
ヨハン・ザルコは、1.111秒差の3番手。
コルテセ、ビニャーレスが続いた。



1. ニコラス・テロール ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia 2'13.203
2. エクトール・ファウベル ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia 2'14.007 + 0.804 / 0.804
3. ヨハン・ザルコ ( FRA ) Avant-AirAsia-Ajo Derbi 2'14.314 + 1.111 / 0.307
4. サンドロ・コルテセ ( GER ) Intact-Racing Team Germany Aprilia 2'14.438 + 1.235 / 0.124
5. マーヴェリック・ビニャーレス ( SPA ) Blusens by Paris Hilton Racing Aprilia 2'14.485 + 1.282 / 0.047

6. ダニー・ケント ( GBR ) Red Bull Ajo MotorSport Aprilia 2'14.794 + 1.591 / 0.309
7. エフレン・バスケス ( SPA ) Avant-AirAsia-Ajo Derbi 2'14.815 + 1.612 / 0.021
8. ジョナス・フォルガー ( GER ) Red Bull Ajo MotorSport Aprilia 2'15.017 + 1.814 / 0.202
9. ルイス・サロム ( SPA ) RW Racing GP Aprilia 2'15.421 + 2.218 / 0.404
10. ヤクブ・コーンフェイル ( CZE ) Ongetta-Centro Seta Aprilia 2'15.455 + 2.252 / 0.034

11. アルベルト・モンカヨ ( SPA ) Andalucia Banca Civica Aprilia 2'15.733 + 2.530 / 0.278
12. アドリアン・マーチン ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia 2'16.023 + 2.820 / 0.290
13. ダニー・ウェッブ ( GBR ) Mahindra Racing Mahindra 2'16.560 + 3.357 / 0.537
14. ザルファミ・カイルディン ( MAL ) Airasia-Sic-Ajo Derbi 2'16.618 + 3.415 / 0.058
15. ルイス・ロッシ ( FRA ) Matteoni Racing Aprilia 2'16.674 + 3.471 / 0.056

16. ホアン・ペレーロ ( SPA ) Matteoni Racing Aprilia 2'16.757 + 3.554 / 0.083
17. ジョセップ・ロドリゲス ( SPA ) Blusens by Paris Hilton Racing Aprilia 2'16.998 + 3.795 / 0.241
18. ストゥーラ・ファウガーハウグ ( NOR ) WTR-Ten10 Racing Aprilia 2'17.143 + 3.940 / 0.145
19. アレックス・マスボー ( FRA ) Caretta Technology KTM 2'17.173 + 3.970 / 0.030
20. マルセル・シュロッター ( GER ) Mahindra Racing Mahindra 2'17.261 + 4.058 / 0.088

21. ジュリアン・ペドーネ ( SWI ) Phonica Racing Aprilia 2'17.396 + 4.193 / 0.135
22. アレッサンドロ・トヌッチ ( ITA ) Team Italia FMI Aprilia 2'17.844 + 4.641 / 0.448
23. マヌエル・タタショア ( ITA ) Phonica Racing Aprilia 2'17.906 + 4.703 / 0.062
24. ハリー・スタッフォード ( GBR ) Ongetta-Centro Seta Aprilia 2'18.134 + 4.931 / 0.228
25. ジャック・ミラー ( AUS ) Caretta Technology KTM 2'18.156 + 4.953 / 0.022

26. ルイージ・マルシアーノ ( ITA ) Team Italia FMI Aprilia 2'18.267 + 5.064 / 0.111
27. テイラー・マッケンジー ( GBR ) Phonica Racing Aprilia 2'18.470 + 5.267 / 0.203
28. ブラッド・ビンダー ( RSA ) Andalucia Banca Civica Aprilia 2'18.474 + 5.271 / 0.004
29. ジャスパー・イウェマ ( NED ) Ongetta-Abbink Metaal Aprilia 2'18.826 + 5.623 / 0.352
30. アーサー・シシス ( AUS ) TT Motion Events Racing Aprilia 2'19.874 + 6.671 / 1.048

31. マルコ・コランドリア ( SWI ) WTR-Ten10 Racing Aprilia 2'20.470 + 7.267 / 0.596
32. ファリ・バドラル ( MAL ) AirAsia-Sic-Ajo Derbi 2'20.976 + 7.773 / 0.506



Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 27º / Humidity: 84% / Ground: 37º

Records:

Fastest Lap: Lap: 12 Nicolas TEROL 2'13.203 149.9 Km/h
Circuit Record Lap: 2006 Alvaro BAUTISTA 2'13.118 150.0 Km/h
Best Lap: 2004 Andrea DOVIZIOSO 2'12.684 150.5 Km/h




MotoGP : 第17戦 マレーシアGP 初日 コメント

2011-10-22 08:47:28 | MotoGP WSB BSB JRR


MALAYSIAN MOTORCYCLE GRAND PRIX

Sepang

MotoGP 第17戦 マレーシアGP 初日 コメント



■開催日:2011年10月21日(金)初日フリー走行
■開催地:マレーシア/セパン(5.548km)
■コースコンディション:ドライ
FP1:■気温:29度 ■路面温度:37度
FP2:■気温:32度 ■路面温度:51度





COMMENT

HONDA

ダニー・ペドロサ  (MotoGP 1番手)

「路面があまりきれいではなかったですが、今日は結構速く走れましたし、安定していました。両セッションともによかったです。明日は、もう少しシャシーの状態をよくして、フロントのフィーリングをもっと快適にしたいです。そしてレースディスタンスに合うタイヤを選びたいです。今のところ、うまく前進していますが、引き続きいい仕事をしなければなりません。そして明日の予選ではいいパフォーマンスができるようにがんばりたいです。オーストラリアの予選は悪かったので、ここではいいグリッドを獲得して、いい走りをしたいです」

ケーシー・ストーナー  (MotoGP 2番手)

「今日はすべてがうまくいきました。レースタイヤでのペースも、そんなに悪くなかったです。レースディスタンスをこなしたし、ソフトタイヤでのラップタイムにも結構満足しています。その後ハードタイヤにしたら、もっと安定していました。明日のコンディションがどうなるかわかりませんが、ここまではかなり満足しています。マシンの感触もよかったです。コーナーでのマシンのチューニングを進めたいです。そして、ブレーキングの安定性とリアグリップをもう少しよくしたいと思います。もっと改善したいところはありますし、これらを改善できればもっと前進すると思います」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ  (MotoGP 3番手)

「今朝はいいペースで走ることができました。フロントの感触をよくするためにセットアップに集中しました。しかし、コーナーの途中でマシンを限界まで倒し込むときのフィーリングに苦しみました。このサーキットはグリップが低いので、引き続きエンジンブレーキのセットアップをがんばらなければなりません。今日は両セッションでリアのハードタイヤのテストをしました。ただ、ソフトでもレースができそうな感じでした。明日はソフトのリアを試したいです。それからレースタイヤを決めたいと思います。今日はとても暑かったです。日曜日のレースは午後4時なので少し涼しいかもしれません。全体的にポジティブです。このサーキットは本当に好きですが、今日はまだ初日。これからも気を抜かずにがんばりたいです」

マルコ・シモンチェリ  (MotoGP 4番手)

「オーストラリアはとてもいいレースができたのですが、ここはオーストラリアのようにはいかないかもしれません。午前から午後にかけて、セットアップは前進しましたが、今日のペドロサは、まるでミサイルのように速かったです。今夜データを見直して、彼とのギャップをどこまで縮められるか考えたいです。コーナーエントリーのフィーリングをよくしたいです。これは、レースタイヤを選ぶのと同じくらい重要なことです。アクセルの制御をもう一度見直したいと思います。やらなければいけないことはたくさんあります。いいレースができるようにしたいです」

青山 博一  (MotoGP 5番手)

「いいスタートが切れました。マシンの感触はとてもいいです。先週のフィリップアイランドも悪くはなかったですが、不安定な天候と雨がすべてを台なしにしてしまいました。しかし、セパンはフィリップアイランドとはまるで違います。路面温度も高く、タイヤのグリップもいいのでマシンの感触はいいです。今日はウインターテストとこれまでのレースのデータを比較することができました。明日は、さらに前進していいスターティンググリッドを獲得したいです」

トニ・エリアス  (MotoGP 16番手)

「2月のウインターテストでここを走っています。あの時もブレーキングで問題を抱えていましたが、今回も同じ状態でした。すべてのウエイトがフロントにいってしまう感じで不安定でした。そして、中速コーナーではリアにトラクションがかけられなかったです。あの頃とマシンのセットアップは全く違うのに、同じ問題に悩んでいます。しかもウインターテストの時よりもタイムが遅かったです。午後のセッションではタイヤを比べました。フロントもリアもソフトの方がよかったです。マシンの安定性を上げるためにまだ調整することはたくさんありますので全力を尽くしたいです」

中本修平 (Repsol Honda Team 監督)

「今日は特に問題はなく、順調でした。ここはハードブレーキングをかけるポイントが多いので、ブレーキの安定性と旋回性のバランスを見つけることが重要になります。このサーキットは、ウインターテストのデータがありますので、その状態で走り始めましたが、シーズン中に細かく変更してきた部分がよかったり、そうでなかったりする部分もあって、その部分の検証で一日が終わりました。初日はグリップが悪いので、選手たちからグリップしないというコメントが出ることは予想していましたが、その通りの一日になりました。明日もセットアップに集中して、万全の状態で決勝を迎えたいです」



Moto2

高橋裕紀  (Moto2 10番手)

「午前中は、まずまずのフィーリングでした。しかし、午後のセッティングがあまりうまくいかず、セッション終盤に転んでしまいました。問題はリアのフィーリングの悪さで、それを補うためにフロントに負担をかけすぎて転んでしまいました。午後の問題点をのぞけば、全体的にはいい状態ですので、明日はポジションを上げることができると思っています。今日はチームメートが4番手と調子がよかったので、明日はフロントローを狙っていきたいです」




YAMAHA

ベン・スピース  (初日総合9位/2分03秒312/23周)

「今日は本当に大変な一日だったよ。1週間前のオーストラリアで転倒してしまって、今回はなんとか復帰できたことは良かったけれど、どうしても自分の思っているような走りができないんだ。最善を尽くして頑張っているつもりだけれど、やっぱり今日の段階では戸惑うことがとても多かった。日曜日にはできるだけたくさんのポイントを獲って、なんとしてもランキング5位を獲得できるようにしたいと思っているよ」

中須賀 克行  (初日総合18位/2分05秒390/17周)

「僕にとって初めてのモトGPでのライディング。2回のセッションを通して、できるだけたくさんのことを学びたいと思っていたのに、残念ながら午前中の第1セッションで転倒して時間を使ってしまった。でもそのあとは逆にすっきりして、リラックスして走れるようになっていた気がする。ところが午後になって、またしても転倒。しかも原因がよくわからないんだ。今日は悔しい結果になってしまったけれど、明日またトライして、さらに前進していきたい」

ウィルコ・ツェーレンベルグ (ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム監督)

「今日は非常に厳しかった。両セッションで転倒してしまうとは想定外だったが、考えてみれば、これほど難しいチャレンジが他にあるだろうか。中須賀は大きなプレッシャーを背負っているので、最初からハードに攻めすぎてしまったのだろう。確かにライバルたちと比べればスピードが不十分だが、我々がサポートしてリズムをつかめるように導いていかなければならない。明日は少しずつでも前に進みたいと思っているが、このハイレベルな戦いのなかでは簡単なことではない」

マッシモ・メレガリ (ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター)

「ベンは肋骨まわりに痛みがあって、それがかなり影響しているようだ。彼は最大限の努力をしてくれているが、これ以上を望むのは無理かもしれない。公式予選では集中力が高まるし、数ラップなら痛みをおしてアタックすることもできるはずだから、明日はおそらく、もう少しタイムを上げてくるだろう。マシンのセッティングは今のところ順調。ベンが十分にプッシュできないので、ポテンシャルを発揮しきれていないだけだ。中須賀にとっても厳しいスタートになった。初めてのモトGPの第1日目で、プレッシャーが大き過ぎたのだろう。開幕当初に行ったテスト・セッションでは、彼も素晴らしいタイムを何度も出していたので、明日はきっともっと良くなってくると思う」

コーリン・エドワーズ  (初日総合6位/2分02秒991/32周)

「今日は非常に順調。スタートからすぐにハイペースで走ることができた。第2セッションでは、ほとんどの時間帯で4位をキープ。最終順位の6位にも満足しているよ。2月に行った第2回テストと同じセッティングをそのまま使ってみたけれど、それが今日はとてもうまくいったんだ。これはつまり、オフシーズンに2回テストを行い、暑さのなかでたくさん周回を重ねたことが報われたということ。だって、いくつか小さな変更をしてみても、結局は前のものに戻ってきたんだからね。
このコースで最も重要なのが、フロントの信頼性。それが今日は始めから素晴らしかった。だからその分、リア・グリップのほうに専念することができたんだ。リアタイヤがスピンせずにうまく動いてくれるようなセッティングができれば、それでもう、決勝も必ずうまくいく。路面は前回のテストのときに比べて、ゴムがやや不足している感じだけれど、それ以外はとてもいいフィーリング。
セパンは気温が高くて大変なんだけれど、僕はおそらく、他のライダーたちよりは気にならないと思う。何しろ僕はテキサス出身だからね。同じような暑さと湿度のなかに住んでいるから、十分に慣れているつもりだよ。このコースは何百万ラップも走ってきたけれど、未だに8位が最高。今回は初日から好調だから、きっともっと上を目指せるはず」

カル・クラッチロー  (初日総合15位/2分03秒901/33周)

「正直に言って、今日は本当に苦しかった。原因はただ、この暑さと湿度。この暑さのなかでタイヤのグリップ性向上を追求していくのは、とても厳しい作業だったよ。リアのサイドグリップが不足していて、このところの何戦かと同じようにマシンの向き換えに手間取ってしまっている。テストのときとはコンディションがかなり違っていて、今回は約2秒も遅れてしまった。オフシーズンのテストのときも、このコースではかなり苦労したので、今回も決して楽な戦いにはならないだろう。
これだけ長いコースで1周を完璧に走りきるのは簡単じゃないから、そのなかで4位まであと1秒と考えれば、いくらか励みにはなるかな。明日も最大限に努力をして、あとコンマ数秒短縮して、少しでも順位を上げていきたい。そして、もう少し上のランキング獲得を目指したいと思っているんだ」




SUZUKI

アルバロ・バウティスタ  

「僕たちにとってすごく良い1日だった。午前はオーストラリアと似たようなセットアップを試し、気に入ったから午後も継続した。ソフトタイヤでレース距離を走り、好感触があった。午後の中間にハードタイヤを入れたけど、多くのグリップが得られず、ソフトタイヤと比べるとあまり気に入らなかった。タイヤのデータがあり、今日のような天候が続けば、ソフトタイヤを選択すると思う。明日のフリー走行3でさらに改善して、予選でグッドなラップをマークしたい。レースに向けてベストな状態に持って行きたい。」

ジョン・ホプキンス

「特にタイヤの快適さと信頼感を追求することに徹した。ヘレスとブルノではタイヤのレスポンスは良くて、プッシュすることができたけど、高温多湿で十分なグリップがなかった。幾つかのセクションでは強さを確認したけど、幾つかのコーナーの立ち上がりでミスを犯している。ライディングテクニックの問題だから、もう一度順応する必要がある。悪くなかったけど、明日は良くすることが出来る。仕事を続けて行きたい。」




DUCATI

ニッキー・ヘイデン  (MotoGP 11番手)

「このバイクは、ここでテストしたバイクとは全く違うから、リズムを掴むためには、少しエクストラな時間が必要で、タイヤは僅か2セットしか使用しなかった。ステアリングの問題を調整したけど、同時にリアグリップを失った。これはコーナーの進入と出口で本当にミスとなる。午前からグッドなステップを果たしたけど、決定的に明日の朝にもうワンステップをすることが必要だ。」

ヴァレンティーノ・ロッシ  (MotoGP 13番手)

「トラックコンディションがすごく違う。冬にテストした時よりも路面がすごく滑る。午前は本当に悪かった。午後は少しだけ良くなった。好きなように速く走れなかったけど、これでは当時との比較が難しい。セッションの終わりに、リアサスペンションを変更して、フィーリングが良くなったけど、ラップタイムが十分に良くならなかった。明日、もう少しリアグリップを改善できるか見てみよう。ブレーキングは悪くなかったけど、コーナーが速くなかった。ハードタイヤを使用できることを願う。それがレースに向けての正しい選択になるだろう。」



MotoGP : 第17戦 マレーシアGP 初日

2011-10-21 23:03:13 | MotoGP WSB BSB JRR


MALAYSIAN MOTORCYCLE GRAND PRIX

Sepang


MotoGP 第17戦 マレーシアGP 初日 リザルト



■開催日:2011年10月21日(金)初日フリー走行 結果
■開催地:マレーシア/セパン(5.548km)
■コースコンディション:ドライ
FP1:■気温:29度 ■路面温度:37度
FP2:■気温:32度 ■路面温度:51度





MotoGP Free Practice 2



ペドロサが初日を制す



気温31度。路面温度52度のドライコンディション。

ダニー・ペドロサが、午前のセッションに続き、午後のセッションも2分01秒250のトップタイムを記録し、初日を制した。
ケーシー・ストーナーは、0.820秒差の2番手。
アンドレア・ドビツィオーソは、1.414秒差の3番手。
マルコ・シモンセリは、1.573秒差の4番手。

青山博一は、1.701秒差で5番手。ホンダは、5番手までを独占した。

コーリン・エドワーズ、アルバロ・バウティスタ、ランディ・ド・プニエ、ベン・スピース、カレル・アブラハムがトップ10入り。

中須賀克行は、2度目の転倒を喫し午前のタイムを上回る事ができず、4.746秒差の18番手だった。



1. ダニー・ペドロサ ( SPA ) Repsol Honda Team 2'01.250
2. ケーシー・ストーナー ( AUS ) Repsol Honda Team 2'02.070 + 0.820 / 0.820
3. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ( ITA ) Repsol Honda Team 2'02.664 + 1.414 / 0.594
4. マルコ・シモンチェリ ( ITA ) San Carlo Honda Gresini 2'02.823 + 1.573 / 0.159
5. 青山 博一 ( JPN ) San Carlo Honda Gresini 2'02.951 + 1.701 / 0.128

6. コーリン・エドワーズ ( USA ) Monster Yamaha Tech 3 2'02.991 + 1.741 / 0.040
7. アルバロ・バウティスタ ( SPA ) Rizla Suzuki MotoGP 2'03.123 + 1.873 / 0.132
8. ランディ・ド・ピュニエ ( FRA ) Pramac Racing Team 2'03.159 + 1.909 / 0.036
9. ベン・スピーズ ( USA ) Yamaha Factory Racing 2'03.312 + 2.062 / 0.153
10. カレル・アブラハム ( CZE ) Cardion AB Motoracing 2'03.318 + 2.068 / 0.006

11. ニッキー・ヘイデン ( USA ) Ducati Team 2'03.445 + 2.195 / 0.127
12. ロリス・カピロッシ ( ITA ) Pramac Racing Team 2'03.595 + 2.345 / 0.150
13. ヴァレンティーノ・ロッシ ( ITA ) Ducati Team 2'03.677 + 2.427 / 0.082
14. ジョン・ホプキンス ( USA ) Rizla Suzuki MotoGP 2'03.885 + 2.635 / 0.208
15. カル・クラッチロー ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 2'03.901 + 2.651 / 0.016

16. トニー・エリアス ( SPA ) LCR Honda MotoGP 2'04.071 + 2.821 / 0.170
17. エクトール・バルベラ ( SPA ) Mapfre Aspar Team MotoGP 2'04.603 + 3.353 / 0.532
18. 中須賀 克行 ( JPN ) Yamaha Factory Racing 2'05.996 + 4.746 / 1.393



Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 32º / Humidity: 61% / Ground: 51º

Records:

Fastest Lap: Lap: 13 Dani PEDROSA 2'01.250 164.7 Km/h
Circuit Record Lap: 2007 Casey STONER 2'02.108 163.6 Km/h
Best Lap: 2009 Valentino ROSSI 2'00.518 165.7 Km/h




Moto2 Free Practice 2



ブラドルがタイトルに向けて前進

気温32度。路面温度50度のドライコンディション。

ステファン・ブラドルが、2分08秒464のトップタイムで初日を制した。
2番手は、0.022秒差で、アレックス・エスパルガロ。
3番手は、0.108秒差で、ドミニク・エガーター。

以下、ミケーレ・ピロ、トーマス・ルティ、アレックス・デ・アンジェリス、シモーネ・コルシ、ミカ・カリオ、クラウディオ・コルティが続いた。

高橋裕紀は、0.543秒差の10番手。

FP1で転倒したマルク・マルケスは、骨折等は無かったものの大事を取ってセッションをキャンセルした。
ブラッドリー・スミスも同じくFP1で転倒し病院へ搬送された為、セッションをキャンセルしている。



1. ステファン・ブラドル ( GER ) Viessmann Kiefer Racing Kalex 2'08.464
2. アレックス・エスパルガロ ( SPA ) Pons HP 40 Pons Kalex 2'08.486 + 0.022 / 0.022
3. ドミニク・エガーター ( SWI ) Technomag-CIP Suter 2'08.572 + 0.108 / 0.086
4. ミケーレ・ピロ ( ITA ) Gresini Racing Moto2 Moriwaki 2'08.594 + 0.130 / 0.022
5. トーマス・ルティ ( SWI ) Interwetten Paddock Moto2 Suter 2'08.609 + 0.145 / 0.015

6. アレックス・デ・アンジェリス ( RSM ) JIR Moto2 Motobi 2'08.616 + 0.152 / 0.007
7. シモーネ・コルシ ( ITA ) Ioda Racing Project FTR 2'08.862 + 0.398 / 0.246
8. ミカ・カリオ ( FIN ) Marc VDS Racing Team Suter 2'08.970 + 0.506 / 0.108
9. クラウディオ・コルチ ( ITA ) Italtrans Racing Team Suter 2'09.001 + 0.537 / 0.031
10. 高橋 裕紀 ( JPN ) Gresini Racing Moto2 Moriwaki 2'09.007 + 0.543 / 0.006

11. スコット・レディング ( GBR ) Marc VDS Racing Team Suter 2'09.038 + 0.574 / 0.031
12. アンドレア・イアンノーネ ( ITA ) Speed Master Suter 2'09.083 + 0.619 / 0.045
13. マイク・ディ・メッリオ ( FRA ) Tech 3 Racing Tech 3 2'09.262 + 0.798 / 0.179
14. ケナン・ソフォーグル ( TUR ) Technomag-CIP Suter 2'09.275 + 0.811 / 0.013
15. ポル・エスパルガロ ( SPA ) HP Tuenti Speed Up FTR 2'09.376 + 0.912 / 0.101

16. アンソニー・ウェスト ( AUS ) MZ Racing Team MZ-RE Honda 2'09.596 + 1.132 / 0.220
17. マックス・ノイキルヒナー ( GER ) MZ Racing Team MZ-RE Honda 2'09.672 + 1.208 / 0.076
18. ラファエル・デ・ローサ ( ITA ) NGM Forward Racing Suter 2'09.850 + 1.386 / 0.178
19. ジュール・クルーゼル ( FRA ) NGM Forward Racing Suter 2'09.874 + 1.410 / 0.024
20. エステベ・ラバト ( SPA ) Blusens-STX FTR 2'09.939 + 1.475 / 0.065

21. アレックス・ポンス ( SPA ) Pons HP 40 Pons Kalex 2'09.997 + 1.533 / 0.058
22. ザビエル・シメオン ( BEL ) Tech 3 B Tech 3 2'10.132 + 1.668 / 0.135
23. マティア・パッシーニ ( ITA ) Ioda Racing Project FTR 2'10.276 + 1.812 / 0.144
24. ランディ・クルメンナッハー ( SWI ) GP Team Switzerland Kiefer Racing Kalex 2'10.375 + 1.911 / 0.099
25. ホアン・オリベ ( SPA ) Aeroport de Castello FTR 2'10.473 + 2.009 / 0.098

26. モハマド・ザムリ・ババ ( MAL ) Petronas Malaysia Moriwaki 2'10.598 + 2.134 / 0.125
27. ケニー・ノエス ( USA ) Avintia-STX FTR 2'10.946 + 2.482 / 0.348
28. リカルド・カルダス ( SPA ) QMMF Racing Team Moriwaki 2'11.054 + 2.590 / 0.108
29. サンティアゴ・エルナンデス ( COL ) SAG Team FTR 2'11.153 + 2.689 / 0.099
30. ジョルディ・トレース ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 Suter 2'11.231 + 2.767 / 0.078

31. ロベルティーノ・ピエトリ ( VEN ) Italtrans Racing Team Suter 2'11.244 + 2.780 / 0.013
32. ハフィス・シャッハリン ( MAL ) Petronas Malaysia Moriwaki 2'11.321 + 2.857 / 0.077
33. ヴァレンティン・デビーズ ( FRA ) Speed Up FTR 2'11.675 + 3.211 / 0.354
34. マシェル・アル・ナイミ ( QAT ) QMMF Racing Team Moriwaki 2'11.970 + 3.506 / 0.295
35. イヴァン・モレノ ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 Suter 2'12.032 + 3.568 / 0.062

36. ヨニー・エルナンデス ( COL ) Blusens-STX FTR 2'12.098 + 3.634 / 0.066
37. アピワット・ウォンタナオン ( THA ) Thai Honda Singha SAG FTR 2'12.926 + 4.462 / 0.828

- ブラッドリー・スミス ( GBR ) Tech 3 Racing Tech 3
- マルク・マルケス ( SPA ) Team CatalunyaCaixa Repsol Suter



Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 32º / Humidity: 56% / Ground: 50º

Records:

Fastest Lap: Lap: 11 Stefan BRADL 2'08.464 155.5 Km/h
Circuit Record Lap: 2010 Julian SIMON 2'08.691 155.2 Km/h
Best Lap: 2011 Stefan BRADL 2'08.464 155.5 Km/h




125cc Free Practice 2



テロール、タイトルへ近づくトップタイムを記録

気温32度。路面温度50度のドライコンディション。

ニコラス・テロールは、タイトルへ近づく2分13秒864のトップタイムを記録し、初日を制した。
2番手に、0.622秒差で、前戦勝者のサンドロ・コルテセが入った。
3番手に、0.628秒差で、エフレン・バスケス。
エクトール・ファウベルが、0.839秒差の4番手。
ランク2位で唯一タイトルを阻止できる立場のヨハン・ザルコは、1.096秒差の5番手となった。

ダニー・ケント、マーベリック・ビニャーレス、ルイス・サロン、アドリアン・マルティン、ジョナス・フォルガーがトップ10入りした。



1. ニコラス・テロール ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia 2'13.864
2. サンドロ・コルテセ ( GER ) Intact-Racing Team Germany Aprilia 2'14.486 + 0.622 / 0.622
3. エフレン・バスケス ( SPA ) Avant-AirAsia-Ajo Derbi 2'14.492 + 0.628 / 0.006
4. エクトール・ファウベル ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia 2'14.703 + 0.839 / 0.211
5. ヨハン・ザルコ ( FRA ) Avant-AirAsia-Ajo Derbi 2'14.960 + 1.096 / 0.257

6. ダニー・ケント ( GBR ) Red Bull Ajo MotorSport Aprilia 2'15.637 + 1.773 / 0.677
7. マーヴェリック・ビニャーレス ( SPA ) Blusens by Paris Hilton Racing Aprilia 2'15.686 + 1.822 / 0.049
8. ルイス・サロム ( SPA ) RW Racing GP Aprilia 2'15.704 + 1.840 / 0.018
9. アドリアン・マーチン ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia 2'15.717 + 1.853 / 0.013
10. ジョナス・フォルガー ( GER ) Red Bull Ajo MotorSport Aprilia 2'15.861 + 1.997 / 0.144

11. アルベルト・モンカヨ ( SPA ) Andalucia Banca Civica Aprilia 2'16.207 + 2.343 / 0.346
12. ヤクブ・コーンフェイル ( CZE ) Ongetta-Centro Seta Aprilia 2'16.625 + 2.761 / 0.418
13. マルセル・シュロッター ( GER ) Mahindra Racing Mahindra 2'16.777 + 2.913 / 0.152
14. ダニー・ウェッブ ( GBR ) Mahindra Racing Mahindra 2'16.852 + 2.988 / 0.075
15. ザルファミ・カイルディン ( MAL ) Airasia-Sic-Ajo Derbi 2'17.175 + 3.311 / 0.323

16. ホアン・ペレーロ ( SPA ) Matteoni Racing Aprilia 2'17.549 + 3.685 / 0.374
17. ルイス・ロッシ ( FRA ) Matteoni Racing Aprilia 2'17.635 + 3.771 / 0.086
18. アレッサンドロ・トヌッチ ( ITA ) Team Italia FMI Aprilia 2'17.723 + 3.859 / 0.088
19. アレックス・マスボー ( FRA ) Caretta Technology KTM 2'17.811 + 3.947 / 0.088
20. ハリー・スタッフォード ( GBR ) Ongetta-Centro Seta Aprilia 2'17.968 + 4.104 / 0.157

21. ジョセップ・ロドリゲス ( SPA ) Blusens by Paris Hilton Racing Aprilia 2'17.992 + 4.128 / 0.024
22. ストゥーラ・ファウガーハウグ ( NOR ) WTR-Ten10 Racing Aprilia 2'18.112 + 4.248 / 0.120
23. ジャスパー・イウェマ ( NED ) Ongetta-Abbink Metaal Aprilia 2'18.116 + 4.252 / 0.004
24. テイラー・マッケンジー ( GBR ) Phonica Racing Aprilia 2'18.317 + 4.453 / 0.201
25. ルイージ・マルシアーノ ( ITA ) Team Italia FMI Aprilia 2'18.501 + 4.637 / 0.184

26. マヌエル・タタショア ( ITA ) Phonica Racing Aprilia 2'18.708 + 4.844 / 0.207
27. ジャック・ミラー ( AUS ) Caretta Technology KTM 2'18.821 + 4.957 / 0.113
28. ジュリアン・ペドーネ ( SWI ) Phonica Racing Aprilia 2'18.937 + 5.073 / 0.116
29. ブラッド・ビンダー ( RSA ) Andalucia Banca Civica Aprilia 2'19.328 + 5.464 / 0.391
30. アーサー・シシス ( AUS ) TT Motion Events Racing Aprilia 2'19.389 + 5.525 / 0.061

31. ファリ・バドラル ( MAL ) AirAsia-Sic-Ajo Derbi 2'19.662 + 5.798 / 0.273
32. マルコ・コランドリア ( SWI ) WTR-Ten10 Racing Aprilia 2'21.060 + 7.196 / 1.398



Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 32º / Humidity: 60% / Ground: 50º

Records:

Fastest Lap: Lap: 12 Nicolas TEROL 2'13.864 149.2 Km/h
Circuit Record Lap: 2006 Alvaro BAUTISTA 2'13.118 150.0 Km/h
Best Lap: 2004 Andrea DOVIZIOSO 2'12.684 150.5 Km/h



※ FP1のリザルトは続きを読むをクリック





MotoGP Free Practice 1



気温29度。路面温度37度のドライコンディション。

ペドロサは、2分01秒916のトップタイム。
ストーナーは、0.641秒差の2番手。
アンドレア・ドビツィオーソは、0.674秒差の3番手。

青山博一は、1.992秒差の9番手。

中須賀克行は、転倒を喫し、3.474秒差の17番手。

エクトール・バルベラは、痛みがあった為、5ラップで走行を切り上げている。



1. ダニー・ペドロサ ( SPA ) Repsol Honda Team 2'01.916
2. ケーシー・ストーナー ( AUS ) Repsol Honda Team 2'02.557 + 0.641 / 0.641
3. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ( ITA ) Repsol Honda Team 2'02.590 + 0.674 / 0.033
4. マルコ・シモンチェリ ( ITA ) San Carlo Honda Gresini 2'03.311 + 1.395 / 0.721
5. アルバロ・バウティスタ ( SPA ) Rizla Suzuki MotoGP 2'03.558 + 1.642 / 0.247

6. ベン・スピーズ ( USA ) Yamaha Factory Racing 2'03.586 + 1.670 / 0.028
7. ランディ・ド・ピュニエ ( FRA ) Pramac Racing Team 2'03.760 + 1.844 / 0.174
8. コーリン・エドワーズ ( USA ) Monster Yamaha Tech 3 2'03.778 + 1.862 / 0.018
9. 青山 博一 ( JPN ) San Carlo Honda Gresini 2'03.908 + 1.992 / 0.130
10. ヴァレンティーノ・ロッシ ( ITA ) Ducati Team 2'04.280 + 2.364 / 0.372

11. カレル・アブラハム ( CZE ) Cardion AB Motoracing 2'04.345 + 2.429 / 0.065
12. ニッキー・ヘイデン ( USA ) Ducati Team 2'04.474 + 2.558 / 0.129
13. ロリス・カピロッシ ( ITA ) Pramac Racing Team 2'04.521 + 2.605 / 0.047
14. ジョン・ホプキンス ( USA ) Rizla Suzuki MotoGP 2'04.609 + 2.693 / 0.088
15. カル・クラッチロー ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 2'04.666 + 2.750 / 0.057

16. トニー・エリアス ( SPA ) LCR Honda MotoGP 2'04.890 + 2.974 / 0.224
17. 中須賀 克行 ( JPN ) Yamaha Factory Racing 2'05.390 + 3.474 / 0.500
18. エクトール・バルベラ ( SPA ) Mapfre Aspar Team MotoGP 2'06.199 + 4.283 / 0.809




Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 29º / Humidity: 73% / Ground: 37º

Records:

Fastest Lap: Lap: 7 Dani PEDROSA 2'01.916 163.8 Km/h
Circuit Record Lap: 2007 Casey STONER 2'02.108 163.6 Km/h
Best Lap: 2009 Valentino ROSSI 2'00.518 165.7 Km/h




Moto2 Free Practice 1



気温29度。路面温度41度。

最初のセッションが始まってすぐに雨が降り、ジュール・クルーセル、マルク・マルケス、ブラドリー・スミスが転倒。
マルケス、スミスは、メディカルセンターに運ばれ、以降のセッションをキャンセルしている。

トップタイムは、ドミニク・エガーターで、2分08秒635を記録。
トーマス・ルティは、0.001秒差の2番手となり、スイス人ライダーがトップ2に並ぶ結果となった。
3番手に、0.750秒差で、アレックス・デ・アンジェリス。

高橋裕紀は、1.218秒差の9番手。

前戦で怪我を負ったラタバー・ウィライローは、医師のアドバイスに従い欠場。代役として、タイ人のアピワット・ウォンタナオンが起用されている。



1. ドミニク・エガーター ( SWI ) Technomag-CIP Suter 2'08.635
2. トーマス・ルティ ( SWI ) Interwetten Paddock Moto2 Suter + 0.001 / 0.001
3. アレックス・デ・アンジェリス ( RSM ) JIR Moto2 Motobi + 0.750 / 0.749
4. アンドレア・イアンノーネ ( ITA ) Speed Master Suter + 0.920 / 0.170
5. ミカ・カリオ ( FIN ) Marc VDS Racing Team Suter + 0.935 / 0.015

6. ポル・エスパルガロ ( SPA ) HP Tuenti Speed Up FTR + 0.975 / 0.040
7. ステファン・ブラドル ( GER ) Viessmann Kiefer Racing Kalex + 1.004 / 0.029
8. スコット・レディング ( GBR ) Marc VDS Racing Team Suter + 1.075 / 0.071
9. 高橋 裕紀 ( JPN ) Gresini Racing Moto2 Moriwaki + 1.218 / 0.143
10. ケナン・ソフォーグル ( TUR ) Technomag-CIP Suter + 1.226 / 0.008

11. マイク・ディ・メッリオ ( FRA ) Tech 3 Racing Tech 3 + 1.229 / 0.003
12. シモーネ・コルシ ( ITA ) Ioda Racing Project FTR + 1.247 / 0.018
13. クラウディオ・コルチ ( ITA ) Italtrans Racing Team Suter + 1.324 / 0.077
14. ミケーレ・ピロ ( ITA ) Gresini Racing Moto2 Moriwaki + 1.453 / 0.129
15. ラファエル・デ・ローサ ( ITA ) NGM Forward Racing Suter + 1.597 / 0.144

16. アンソニー・ウェスト ( AUS ) MZ Racing Team MZ-RE Honda + 1.664 / 0.067
17. ザビエル・シメオン ( BEL ) Tech 3 B Tech 3 + 1.828 / 0.164
18. ランディ・クルメンナッハー ( SWI ) GP Team Switzerland Kiefer Racing Kalex + 1.893 / 0.065
19. マティア・パッシーニ ( ITA ) Ioda Racing Project FTR + 2.049 / 0.156
20. エステベ・ラバト ( SPA ) Blusens-STX FTR + 2.132 / 0.083

21. リカルド・カルダス ( SPA ) QMMF Racing Team Moriwaki + 2.225 / 0.093
22. アクセル・ポンス ( SPA ) Pons HP 40 Pons Kalex + 2.239 / 0.014
23. ヴァレンティン・デビーズ ( FRA ) Speed Up FTR + 2.239
24. ホアン・オリベ ( SPA ) Aeroport de Castello FTR + 2.400 / 0.161
25. マックス・ノイキルヒナー ( GER ) MZ Racing Team MZ-RE Honda + 2.739 / 0.339

26. ケニー・ノエス ( USA ) Avintia-STX FTR + 2.885 / 0.146
27. アレックス・エスパルガロ ( SPA ) Pons HP 40 Pons Kalex + 3.224 / 0.339
28. モハマド・ザムリ・ババ ( MAL ) Petronas Malaysia Moriwaki + 3.645 / 0.421
29. サンティアゴ・エルナンデス ( COL ) SAG Team FTR + 3.757 / 0.112
30. ジョルディ・トレース ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 Suter + 3.813 / 0.056

31. ロベルティーノ・ピエトリ ( VEN ) Italtrans Racing Team Suter + 3.854 / 0.041
32. イヴァン・モレノ ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 Suter + 3.860 / 0.006
33. ハフィス・シャッハリン ( MAL ) Petronas Malaysia Moriwaki + 4.052 / 0.192
34. マシェル・アル・ナイミ ( QAT ) QMMF Racing Team Moriwaki + 5.256 / 1.204
35. アピワット・ウォンタナオン ( THA ) Thai Honda Singha SAG FTR + 6.082 / 0.826

- ジュール・クルーゼル ( FRA ) NGM Forward Racing Suter
- ブラッドリー・スミス ( GBR ) Tech 3 Racing Tech 3
- ヨニー・エルナンデス ( COL ) Blusens-STX FTR
- マルク・マルケス ( SPA ) Team CatalunyaCaixa Repsol Suter



Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 29º / Humidity: 77% / Ground: 41º

Records:

Fastest Lap: Lap: 16 Dominique AEGERTER 2'08.635 155.3 Km/h
Circuit Record Lap: 2010 Julian SIMON 2'08.691 155.2 Km/h
Best Lap: 2010 Julian SIMON 2'08.562 155.4 Km/h




125cc Free Practice 1



気温26度。路面温度30度のドライコンディション。

サンドロ・コルテセが、2分14秒936のトップタイムで初日を制した。
ニコラス・テロールは、0.076秒差の2番手。
エクトル・ファウベルは、0.562秒差の3番手。

ランク2位のヨハン・ザルコは、1.435秒差の6番手。



1. サンドロ・コルテセ ( GER ) Intact-Racing Team Germany Aprilia 2'14.936
2. ニコラス・テロール ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia + 0.076 / 0.076
3. エクトール・ファウベル ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia + 0.562 / 0.486
4. エフレン・バスケス ( SPA ) Avant-AirAsia-Ajo Derbi + 0.995 / 0.433
5. マーヴェリック・ビニャーレス ( SPA ) Blusens by Paris Hilton Racing Aprilia + 1.043 / 0.048

6. ヨハン・ザルコ ( FRA ) Avant-AirAsia-Ajo Derbi + 1.435 / 0.392
7. ダニー・ケント ( GBR ) Red Bull Ajo MotorSport Aprilia + 1.737 / 0.302
8. ジョナス・フォルガー ( GER ) Red Bull Ajo MotorSport Aprilia + 1.976 / 0.239
9. ヤクブ・コーンフェイル ( CZE ) Ongetta-Centro Seta Aprilia + 2.145 / 0.169
10. アドリアン・マーチン ( SPA ) Bankia Aspar Team 125cc Aprilia + 2.197 / 0.052

11. アルベルト・モンカヨ ( SPA ) Andalucia Banca Civica Aprilia + 2.314 / 0.117
12. マルセル・シュロッター ( GER ) Mahindra Racing Mahindra + 2.525 / 0.211
13. ルイス・ロッシ ( FRA ) Matteoni Racing Aprilia + 2.671 / 0.146
14. ルイス・サロム ( SPA ) RW Racing GP Aprilia + 3.147 / 0.476
15. ダニー・ウェッブ ( GBR ) Mahindra Racing Mahindra + 3.340 / 0.193

16. アレッサンドロ・トヌッチ ( ITA ) Team Italia FMI Aprilia + 3.642 / 0.302
17. ストゥーラ・ファウガーハウグ ( NOR ) WTR-Ten10 Racing Aprilia + 3.734 / 0.092
18. ホアン・ペレーロ ( SPA ) Matteoni Racing Aprilia + 3.829 / 0.095
19. ザルファミ・カイルディン ( MAL ) Airasia-Sic-Ajo Derbi + 4.126 / 0.297
20. ハリー・スタッフォード ( GBR ) Ongetta-Centro Seta Aprilia + 4.393 / 0.267

21. ジョセップ・ロドリゲス ( SPA ) Blusens by Paris Hilton Racing Aprilia + 4.436 / 0.043
22. ルイージ・マルシアーノ ( ITA ) Team Italia FMI Aprilia + 4.564 / 0.128
23. テイラー・マッケンジー ( GBR ) Phonica Racing Aprilia + 5.234 / 0.670
24. アレックス・マスボー ( FRA ) Caretta Technology KTM + 5.529 / 0.295
25. マヌエル・タタショア ( ITA ) Phonica Racing Aprilia + 5.720 / 0.191

26. ジャック・ミラー ( AUS ) Caretta Technology KTM + 5.816 / 0.096
27. アーサー・シシス ( AUS ) TT Motion Events Racing Aprilia + 6.188 / 0.372
28. ジャスパー・イウェマ ( NED ) Ongetta-Abbink Metaal Aprilia + 7.268 / 1.080
29. ブラッド・ビンダー ( RSA ) Andalucia Banca Civica Aprilia + 7.979 / 0.711
30. ジュリアン・ペドーネ ( SWI ) Phonica Racing Aprilia + 8.473 / 0.494

31. マルコ・コランドリア ( SWI ) WTR-Ten10 Racing Aprilia + 8.666 / 0.193

- ファリ・バドラル ( MAL ) AirAsia Slc Evo Derbi



Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 26º / Humidity: 89% / Ground: 30º

Records:

Fastest Lap: Lap: 14 Sandro CORTESE 2'14.936 148.0 Km/h
Circuit Record Lap: 2006 Alvaro BAUTISTA 2'13.118 150.0 Km/h
Best Lap: 2004 Andrea DOVIZIOSO 2'12.684 150.5 Km/h



MotoGP : 第17戦 マレーシアGP プレビュー

2011-10-21 12:08:53 | MotoGP WSB BSB JRR





MotoGP 2011 第17戦 マレーシアGP

プレビュー



■開催日:2011年10月21日(金)1日目フリー走行、22日(土)予選、23日(日)決勝
■開催地:マレーシア/セパン



CIRCUIT DATA

■開設: 1999年
■コース長: 5.548km
■サーキットレコードラップ: 2分02秒108(2007年:C・ストーナー)
■サーキットベストラップ: 2分00秒518(2009年:V・ロッシ)


■2010年のリザルト:

[MotoGP]

1. ヴァレンティーノ・ロッシ YAMAHA 41:03.448
2. アンドレア・ドヴィツィオーゾ HONDA +0.224
3. ホルヘ・ロレンソ YAMAHA +6.035
4. ベン・スピーズ YAMAHA +13.676
5. アルバロ・バウティスタ SUZUKI +15.402
6. ニッキー・ヘイデン DUCATI +18.826
7. 青山 博一 HONDA +20.218
8. マルコ・シモンチェリ HONDA +23.574
9. マルコ・メランドリ HONDA +23.964
10. ランディ・ド・ピュニエ HONDA +31.850
11. エクトール・バルベラ DUCATI +38.579
12. ミカ・カリオ DUCATI +38.849
RT. アレックス・エスパルガロ DUCATI +14Laps
RT. ロリス・カピロッシ SUZUKI +16Laps
RT. コーリン・エドワーズ YAMAHA +6Laps
RT. ケーシー・ストーナー DUCATI -


[Moto2]

1. ロベルト・ロルフォ SUTER 41:09.412
2. アレックス・デ・アンジェリス MOTOBI/Honda +0.040
3. アンドレア・イアンノーネ SPEED UP +5.915
4. トニー・エリアス MORIWAKI +6.322
5. アレックス・デボン FTR +11.912
6. カレル・アブラハム FTR +12.458
7. ステファン・ブラドル SUTER +12.519
8. ドミニク・エガーター SUTER +12.589
9. ジュール・クルーゼル SUTER +15.010
10. シモーネ・コルシ MOTOBI +16.707

25. 渡辺一樹 SUTER +50.830
28. 國川浩道 BIMOTA +1:16.759
RT. 高橋裕紀 TECH 3 +11Laps


[125cc]

1. マルク・マルケス DERBI 40:29.035
2. ポル・エスパルガロ DERBI +2.341
3. ニコラス・テロール Aprilia +3.656
4. エフレン・バスケス DERBI +6.780
5. ブラッドリー・スミス Aprilia +7.133
6. サンドロ・コルテセ DERBI +7.297
7. エステベ・ラバト Aprilia +26.648
8. ルイス・サロム Aprilia +29.339
9. 小山 知良 Aprilia +29.339
10. ランディ・クルメンナッハー Aprilia +29.365




■セパン・サーキットの特徴



赤道直下、クアラルンプール国際空港のすぐ近くにあるサーキット。
最初からF1開催を意識し、コース幅も広く付帯設備も立派な近代的なコース。
1998年に完成し、1999年からGPが開催されるようになった。
オフシーズンには、テストの場として、毎年合同テストが開催されている。
現在、F1とMotoGPが開催されるサーキットは、カタルーニャとシルバーストン、そしてセパンの3ヶ所だけである。

1周5.548kmのコースは、GPの中で最も距離の長いコースで、約)00mの2本のストレートがある。
左:10、右:5の計15のコーナーで構成され、ラップタイム平均速度は、164km/h。
タイトな1、2コーナーを抜けると、高速コーナーや回りこんだコーナーが続く。
路面のグリップは良い。



■パッシングポイント

1コーナー、4コーナー、最終コーナー入り口。


タイトなヘアピンに続いて高速コーナーや回り込むコーナーが連続し、熱帯特有の高温多湿の中でマシンを何度も切り返す過酷なレースを強いられる。
2本のストレート部分では、加減速が重要となる。

高温多湿の気候は、ライダーには当然だが、マシン、タイヤへの負担が非常に大きく、厳しいレースが予想される。

ライダー、マシン、タイヤの消耗度をいかに抑えて、バックストレートから最終コーナーへの進入で勝負できるかがカギとなる。
マシンのセッティングについては全体のバランスと安定性が厳しく要求される。




■タイヤ


フロント : ハード ・ エキストラハード
リア : ミディアム ・ ハード(左右対称コンパウンド)

ウェットタイヤ :    フロント、リア共  ハードスペック


路面のグリップは悪くないが、高温多湿で路面温度は50℃を超えるので、グリップ、グリップ耐久性に厳しいコースだ。
通常であれば、かなりハードなコンパウンドが必要となってくるが、曇りの場合、それ程路面温度は上らないので、路面温度の幅があり、グリップと摩耗、耐久性を取るのが難しい。
回り込んだコーナーも多く、エッジグリップと、ブレーキングでの安定性、トラクションのグリップと耐久性も重要。




■観光(クアラルンプール周辺)

ペトロナスツインタワー(452m)の展望台は無料だが、混雑期は整理券が必要。(時間毎に定員がある)
入場は、9時からだが、8時30分前には並んでおいた方が良い。(朝一の方が待ち時間少ない)(注:月曜休)

KLタワー(421m)は、世界で4番目に高いテレビ塔。
有料:20リンギット (1リンギット:27円)

モスク
マスジット・ジャメ(旧モスク)を始め、各地に美しいモスクが点在している。

王宮(イスタナ・ネガラ)
南国の花や緑に囲まれた、金色の屋根を持つ白い王宮。

バツー洞窟
マレーシア随一のヒンズー教の聖地。
巨大な洞窟群の中に寺院が置かれている。

買い物
セントラル・パークか、チャイナタウンがお勧め。







■その他

政治
マレーシアは立憲君主制で国王がいます。
マレーシア13州の内、9州にサルタン(首長)がおり、このサルタンの中から5年に1回、次の国王(アゴン)を選出します。
任期は5年間となっている。

経済
マハティール前首相が、推し進めた工業化が成功し、成長著しい事で、「東南アジアの優等生」とも言われている。
国民の6割が中進国以上の所得を持つに至った。
特に日本とは、マハティール前首相が進めたルックイースト政策により、人的、経済的にも密接な関係を築いている。

民族
マレー系(約65%)、中華系(約25%)、インド系(約7%)

言語
公用語はマレー語。
それぞれの民族ごとに母語が異なっている。
クアラルンプールでは、英語がほぼ通用する。

宗教
イスラム教が国教となっているが、民族によって仏教、ヒンズー教、キリスト教の信者もいる。



世界遺産


「マラッカ海峡の歴史都市群」

●マラッカ(1400年にマラッカ王国が誕生し繁栄した後、400年以上の間にポルトガル、オランダ、イギリスとヨーロッパの列強国に支配され、独特の文化を形成した古都マラッカ)

街にはヨーロッパの影響を受けた街並みと、地元マレーとの融合で出来上がった特有の文化を見ることができます。ペナン島・ジョージタウンと共にマレーシアでは初のUNESCO世界文化遺産に登録されました。

●ペナン島ジョージタウン(18世紀後半当時のケダ州のスルタンとの条約で、 イギリスに植民地として割譲されたペナン島)

当時はプリンス・オブ・ウェールズ島と呼ばれていたペナン島。ジョージタウンにはその当時の面影が強く残っています。コロニアル調の建物と、マレー、中国、インド式の建物が相交った町並みは、いわば文化・貿易の交流地として栄えた当時を物語っています。

●キナバル公園

東南アジア最高峰のキナバル山(4095.2m)を中心に広がる世界自然遺産。

●グヌン・ムル国立公園

グヌン・ムル国立公園は、地球上に存在する洞窟群の中でもその距離やスケールにおいて最大規模を誇るスポットの一つです。



■天気

     

午後に突然雨が降る事もあり、予報が難しい地域。
夕立が降る可能性が高く、過去には激しい雨で予選が中止となった事もある。
MotoGPのレーススタートは、現地時間の16時となっており、夕立が降りやすい時間帯である。




■タイムスケジュール(日本時間)


2011. 10.21

125cc FP1 10:15 - 10:55
MotoGP FP1 11:10 - 11:55
Moto2 FP1 12:10 - 12:55

125cc FP2 14:15 - 14:55
MotoGP FP2 15:10 - 15:55
Moto2 FP2 16:10 - 16:55


2011. 10.22

125cc FP3 10:15 - 10:55
MotoGP FP3 11:10 - 11:55
Moto2 FP3 12:10 - 12:55

125cc QP1 4:00 - 14:40
MotoGP QP1 4:55 - 15:55
Moto2 QP1 6:10 - 16:55


2011. 10.23

125cc WUP 11:40 - 12:00
Moto2 WUP 12:10 - 12:30
MotoG PWUP 12:40 - 13:00

125cc RAC 14:00
Moto2 RAC 15:15
MotoGP RAC 17:00

Japan Time : GMT +9
local time : GMT +8



■TVオンエア情報

G+SPORTS

予選

10月22日(土) 14:00~17:15(生放送)

10月25日(火) 13:00~16:00

決勝

10月23日(日) 13:45~18:30(生放送)

10月25日(火) 23:00~27:15
10月30日(日) 23:00~27:15

日本テレビ系

10月23日(日) 25:20~26:20(地上波)

※放送日時、内容は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください




REPORT

MotoGP

第17戦マレーシアGPは今週末、セパン・インターナショナル・サーキットで開催。

ケーシー・ストーナーが、2011年のチャンピオンとしてセパンに凱旋。ストーナーにとって、今回の舞台は最高峰クラス通算100戦目となり、史上5人目の15戦連続表彰台獲得と史上2人目となるシーズン12度目のポールポジション獲得に挑戦する。
ホルヘ・ロレンソは、左手指負傷により欠場。代役の中須賀克行は、最高峰クラスに初挑戦する。

ランク3位争いは、4ポイント差でリードするアンドレア・ドビツィオーソとダニ・ペドロサが対峙しており、両者得意とするセパンで激しい争いが予想される。

前戦で欠場していたベン・スピースは、参戦が危ぶまれていたが、無事現地入りしプラクティスで体調を確認する。

マルコ・シモンチェリは、前戦で2位の最高成績を獲得。セパンは冬のテストでトップタイムを記録しており、台風の目となりそうだ。

青山博一は、昨年に7位を獲得し、250クラスでは優勝経験もあるトラック。残り2戦で上位進出を果たしたい。

スズキは、ジョン・ホプキンスがワイルドカード参戦してくる。

マレーシアと日本の時差は、マイナス1時間。決勝レースは、現地時間の16時、日本時間の17時に行われる。



Moto2

前戦でポイントリーダーに返り咲いたステファン・ブラドル。2位、マルク・マルケスとの差は3ポイント。ブラドルが引き離すのか、マルケスが逆転するのか、緊迫したレースとなりそうだ。

高橋裕紀は、マシンのセットアップが進んできており、序盤の安定性を取り戻せば上位進出できるだろう。

ワイルドカードの選手として、アジア選手権に参戦しているマレーシア人、ザムリ・ババとハーフィス・シャッハリンが参戦。先週行われた中国大会では、トップ争いに絡む活躍ができる実力の持ち主だけに、初のMoto2マシンでどこまで通用するか注目したい。シャーシは、モリワキを使用する。



125

ポイントリーダーのニコラス・テロールは、2位のザルコに25ポイント。チャンピオン獲得がかかったレースとなる。
これを阻止したいザルコは、テロールの前でゴールする為にアグレッシブに攻めてくるだろう。
このクラスも緊迫したレースとなりそうだ。





COMMENT

HONDA

ケーシー・ストーナー

「フィリップアイランドでタイトルを決めることができたので、プレッシャーから解放されてマレーシアへ向かうことができます。これからの2戦は、レースを楽しみたいと思います。しかし、ホルヘ(ロレンソ、ヤマハ)が出場できないというのを聞いて、とても残念な思いです。手術がうまくいって、レースに出られることを願っていましたが、今回も彼のいないレースになってしまいました。セパンは、ウインターテストでいい走りができているので、とても楽しみにしています。そして、翌月曜日には1000ccのマシンのテストがあります。これも楽しみですね。チャンピオンシップが決まったので、来年のマシン開発に集中できます。今週もみんなの期待に応えたいです」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「マレーシアGPが行われるセパンは大好きなサーキットの1つです。だから100%の力を出して、優勝したいです。オーストラリアのレースを終えて、モチベーションは高いです。あのサーキットは、僕にとっていつも難しいところでした。そのサーキットで表彰台に立てたので、とてもうれしかったです。残り2戦は、自分にとって、とても大事なレースになります。ダニや他のライダーに勝つのが難しいのは分かっているけれど、チャンピオンシップ3位のポジションをキープしたいです」

ダニー・ペドロサ

「オーストラリアGPを終えて、数日リラックスできました。マレーシアに行くのを楽しみにしています。セパンは好きなサーキットで、これまで、いい結果を残してきました。125ccと250ccで優勝しています。MotoGPではまだ勝ったことがないので、ぜひ、優勝したいです。これは自分にはとって、とてもいいモチベーションになっています。セパンのウインターテストは、とてもよかったです。データもあるし、いいレースができると思います。これから2戦、ベストを尽くしてシーズンを終えたいです」

マルコ・シモンチェリ

「フィリップアイランドのレースを終えて、とても気分がいいです。いいグランプリでした。ドヴィツィオーゾとすばらしい戦いをして、2位でフィニッシュしましたからね。レース中はずっと2位を走っていたし、アンドレアにはどうしても負けたくありませんでした。250cc時代は、2度表彰台に立っているけれど、セパンでは勝てませんでした。この数戦、いい走りができるようになりました。勢いもあるし、今週はいいレースができると思います。今回も表彰台争いをしたいです。そして、できることなら一番上に立ちたいですね。マレーシアでは250cc時代にチャンピオンを決めています。今年は優勝を目標にがんばります」

青山 博一

「オーストラリアGPは、初日からまずまず順調でした。しかし、天候が不安定で、力を出しきれませんでした。土曜日には大きな転倒もありました。そして日曜日の決勝でも雨の影響で転倒してしまいました。残り3戦、全力でがんばると決意していたので残念でした。MotoGPクラスを走るのは、今年が最後のシーズンとなります。残り2戦。悔いのないレースがしたいです。セパンでは250cc時代に2度優勝しています。MotoGPでは昨年7位でした。大好きなサーキットなので、みんなに喜んでもらえるようなリザルトを残したいです」






Moto2

ステファン・ブラドル

「フィリップアイランドでは、カタルニアGPのセットアップに戻しました。それがすごくよかったです。今回もマルケスに対してリードを広げられるチャンスだと思っています。オーストラリアは優勝を逃して残念でした。マルケスも、5番手くらいまでしか追い上げてこられないだろうと思っていたら、彼はすばらしいスピードで追い上げてきました。僕は優勝に向けて全力を尽くしました。優勝できなかったけれど、残り2戦に向けてチャンピオンシップを再びリードできました。マルケスは、もてぎとフィリップアイランドで優勝を逃しているけれど、中盤以降のレースは見事としか言いようがありません。自分にとっては、もう失うものは無いし、攻めの走りをするだけです。すばらしいチームといいマシンがあります。そしてもう1年、このチームでMoto2を戦うことになったのでプレッシャーは少なくなりました」

マルク・マルケス

「オーストラリアGPは、いろんなことがあったが、3点差の総合2位でマレーシアGPを迎えられることがうれしいです。125cc時代のセパンは、フィーリングもよくて優勝することができました。だからMoto2でもいいレースができることを願っています。セパンは体力的に厳しいサーキット。オーストラリアの転倒でまだ少しあざがあって痛みがありますが、決勝に向けて100%の体調になることを願っています。セパンは最後に長いストレートがあるので、エンジンのセットアップがとても重要になります。あとは、スコールもあるので、それにも注意しなければなりません。残り2戦。ベストを尽くしたいです」

アレックス・デ・アンジェリス

「オーストラリアGPの目標は、レースに勝つことでした。それを達成することができたので、すごくうれしかったです。次の目標は、チャンピオンシップで自分の前にいるイアンノーネを抜くことです。8点差なので、残り2戦で逆転したいです。シーズン序盤の彼は非常に速かったし、終盤になって、また調子を上げています。セパンで彼の前を走るのは厳しいと思います。しかし、オーストラリアGPのように最後まであきらめず、全力を投入したいです」

高橋裕紀

「ニューシャシーになって3戦、確実にマシンのいいところを引き出せるようになってきました。オーストラリアGPが開催されたフィリップアイランドは、これまで苦手にしてきたサーキットでしたが、今年はフロントローに並べました。決勝では序盤にペースを上げられずポジションを落としたのが最後まで影響しました。フルタンクのときのブレーキングで安定しなかったのが原因でしたが、セパンはよりハードブレーキングのポイントが多いので、その部分をしっかりとセットアップして挑みたいです。シーズンも残り2戦。チームはもちろんのこと、応援してくれてる人たちが喜んでくれるリザルトを残したいです」




YAMAHA

ホルヘ・ロレンソ

欠場、バルセロナにて
「アクシデントの後、指の感覚が持てるのか心配だった。素晴らしい手術の後で、神経と靭帯が完璧に治り、感覚が持てることを保証してくれた。M1にもう一度乗れる時が見えない。
 ケーシーはちょっとしたミスしか犯さなかった素晴らしいシーズンだった。常に強く、コンスタントで、彼に勝つのが非常に難しかった。今年のベスト。2度目のタイトルに相応しい。それも2メーカーで達成した。僕は最後まで闘いたかった。もしかしたら、バレンシアまで。しかし、日曜のアクシデントで不可能になってしまった。
 ランク2位に終われるように、懸命に働いてくれたチームを誇りに思う。今は来年のことを考えなければいけない。もう一度タイトルを獲得するために一生懸命に働かなければいけない。」

ベン・スピース

「セパンは好きなコースなんだ。オフシーズンのテストで何度も走っているから、よくわかっているしね。ヤマハ・モーター・インドネシア、ペトロナスなどのメインスポンサーのためにも、好成績を挙げられるよう頑張るよ。転倒の影響はまだ残っているけれど、いつもと同じように、100%の力を注ぐ。こんなことになって悔しいけれど、バッドラックは起こり得ることなんだ。与えられた状況のなかでベストを尽くす。そして結果を待つよ」

中須賀 克行

「ホルヘ選手の怪我はとても気の毒で、残念なことだった。きっとすぐに良くなってくれると信じている。2010年度チャンピオンの代わりになど、もちろんなれないけれど、僕なりにベストを尽くし、ヤマハとヤマハ・ファンのために少しでも良い成績を目指したい。決して良いチャンスというものではないけれど、来年に向けた新しい1000ccマシンの開発には役立つものになるだろう。来年のYZR-M1はかなり違ったものになるけれど、来年のため、そして未来のための何らかのヒントを得ることができればいいと思っている。ヤマハ・ファクトリー・ライダーのひとりとして、いくらかナーバスになっているけれど、幸いセパンは熟知している。それにこのようなストップ&ゴーのサーキットは大好きなんだ。ヤマハ・ファクトリー・レーシングのために、110%の力を注いでホルヘ・ロレンソの代役という大役を務めたい」

ウィルコ・ツェーレンベルグ (ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム監督)

「今回ばかりは目標の調整が必要だ。いつもなら表彰台というわけだが、今回はその必要はない。2分02秒4というタイムはとても良いが、中須賀が実際にどんな走りをするのか見ていかなければならない。彼にとっては初めてのグランプリ参戦になるだろうから、すべてが新しい経験だ。雨がたくさん降ったあとなので、始めのうちはグリップが良くないだろうから、プラクティスは4回あることを忘れずに慎重に臨んでもらいたい。これをテストの一環と思わずに、自由にプッシュして、レースを楽しんでもらいたい」

マッシモ・メレガリ (ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター)

「いつもと違う、奇妙な週末になりそうだ。我々としてはベンの体調を注意深く見守らなければならない。実際にマシンにまたがってみるまでは、本当の状態はわからない。ホルヘのチームのほうは代役のライダーを迎え、中須賀にとってもチームにとっても新しい挑戦だ。幸い、彼はこのコースもマシンも熟知しているので有利だろう。オフシーズンのテストでは素晴らしいタイムを出しているので、楽しみにしている」

コーリン・エドワーズ

「(来期、CRTでの参戦は)新たなアバンチュール。たくさんの仕事が控えている。これは僕たちのスポーツにとって、ドリームとビジョンだ。誰もがMoto2クラスのようなコンペティティブなレーシングを、接戦を観たい。誰かがスタートしないと。(パッケージは)BMW&シューター。最初にそれでサインを交わした。彼らと仕事をすることがハッピーだ。仕事を始め、テストをしないと。最初のレースは戦闘力がないかもしれない。もしかしたら、ラストレースも。だけど、戦闘力のあるバイクを作り上げるために懸命に働こう」




SUZUKI

アルバロ・バウティスタ  

「日曜のレースのことは後にして、ポジティブなことだけを引き出さないと。バイクは、今までパフォーマンスが良くなかったところで、大変良く機能した。もし、この状態がマレーシアでも続くなら、大満足だ。昨年はグレートなレースだった。それにテストのデータがあるから、戦闘力があることを期待する。もし、幸運があれば、冬の全ての努力とここまでの進歩に相応しい結果が残せるだろう。」

ジョン・ホプキンス

「セパンに1つのことだけを考え挑む。それは、MotoGP。ブルノに参戦したときは、BSBに参戦中だった。それが僕の優先事項だったけど、今はリズラ・スズキに僕の全てを提供する強固としたメンタリティがある。MotoGPのレギュラーライダーに復帰したい。バイクに乗り、僕の能力を証明したい。ここ数戦のアルバロのパフォーマンスを観た。GSV-Rは成熟している。チームとファクトリーは素晴らしい仕事をした。指はまだ完治していないけど、それが僕にブレーキを掛けることはない。」




DUCATI

ヴァレンティーノ・ロッシ  

「セパンで走ることは常に大きな喜び。好きなトラックで、いつもグッドなリザルトを獲得した。プレシーズンのテストはあまり速くなかったから、今週末はベターなコンディションになることを願う。僕はランク5位を争っている。現在ランク7位で、それが今シーズンのだいたいのノーマルなポジションだけど、不運にもこの2戦で重要な多くのポイントを失ってしまった。ランク5位争いは終わっていない。不運にもフィリップアイランドでは、激痛があったから、走るために痛み止めの注射を打たなければいけなかった。指はまだ腫れている。ここ数日間で痛みが引くことを願う」

ニッキー・ヘイデン  

「マレーシアはオーストラリアと比べて全く違う気象状況だ。セパンは非常にバラエティーに富み、バイクが全て分野で機能することが要求される。ロングストレートに高速コーナー、ハードブレーキングポイント、低速ヘヤピンなど、バイクとライダーにとって、正真正銘のチャレンジとなる。2月にテストをしたトラックで走るのは興味深い。バイクはその時から大きく変更した。僕たちの進歩を検証することができるだろう。」




WSBK : 2012 シリーシーズン 1

2011-10-20 21:46:38 | MotoGP WSB BSB JRR
2012年のスーパーバイク世界選手権、シリーシーズン(ストーブリーグ)情報



 2012年のスーパーバイク世界選手権、ライダーラインナップは大きな変動があるだろう。
 ヤマハ・ファクトリー・チームが撤退し、今シーズンのチャンピオンチーム、アルテア・ドカティの動向も不透明感が漂っていた。

 スーパーバイク世界選手権はポルティマオ最終戦を終了し、来シーズンの体制も少しずつ明らかになってきたが、メディアによって違う情報が錯綜しており、確定情報にはもう少し時間がかかりそうだ。それを踏まえて、まとめてみよう。


 最終戦の場において、アルテア・ドカティの継続参戦が公式に発表された。一時は、BMWイタリアがチェカの獲得に乗り出し、あわやゼッケンナンバー1が流出する危機に襲われていたが、ドカティの介入もあったようで、元の鞘に収まっている。このチャンピオンチームは来期、二人体制となり、王者カルロス・チェカに加えて、スーパーストック1000のチャンピオンを獲得したダヴィデ・ジュリアーノを起用する。

 BMWは、ファクトリーチームに、レオン・ハスラムの継続起用と新たにマルコ・メランドリを迎える。サテライトチームのBMWイタリアには、アイルトン・バドヴィニとスズキから移籍のミシェル・ファブリッツィオ。

 アプリリアは、ファクトリーチームに、マックス・ビアッジとユージーヌ・ラバティを起用。サテライトのPATAチームは、二人体制となる予定だが、ライダーは未定となっている。疑問なのは、最終戦後にテストで、ラバティはPATAのサポートを受けてテストを行っている事。そして、ファクトリーに所属していたレオン・キャミアがどうなるのか。そしてもちろん、芳賀紀行の動向もはっきりしないままである。

 スズキは、MotoGPと同様に来シーズンに関して、公式なアナウンスがなされていない。トップの方針が定まらないのか、判断を先送りして年末までに結論を出せばいいだろうと考えているのか、内部の状況は不明だが、意思決定がなされない事で多くの関係者が影響を受けている。





Althea Ducati  Ducati 1198
Carlos Checa
Davide Giugliano

Factory Aprilia  Aprilia RSV4 Factory
Max Biaggi
Eugene Laverty

Ten Kate Honda  Honda CBR1000RR
Jonathan Rea
Hiroshi Aoyama

BMW Motorrad  BMW S1000RR
Leon Haslam
Marco Melandri

Provec Kawasaki  Kawasaki ZX-10R
Joan Lascorz
TBA

Pata Aprilia  Aprilia RSV4
Two man team, riders TBA

BMW Italia  BMW S1000RR
Ayrton Badovini
Michel Fabrizio

ParkinGO  Ducati 1198
Chaz Davies
Second rider possible

Liberty Ducati  Ducati 1198
Jakub Smrz
Sylvain Guintoli

Team Roma  Ducati 1198
TBA





ポルティマオ テスト 非公式タイム


1.Eugene Laverty (Aprilia) 1'42.8
2.Jonathan Rea  (Castrol Honda)  1'42.9   +0.1
3.Joan Lascorz  (Kawasaki Racing Team)  1'42.9   +0.1
4.Leon Haslam  (BMW Motorrad Motorsport)  1'43.2   +0.4
5.Maxime Berger  (Effenbert Liberty Ducati)  1'43.3   +0.5
6.Tom Sykes  (Kawasaki Racing Team)  1'43.3   +0.5
7.Ayrton Badovini  (BMW Motorrad Italia Superbike(  1'43.4   +0.6
8.Marco Melandri  (BMW Motorrad Motorsport)  1'43.7   +0.9
9.Brett McCormick  (Effenbert Ducati)  1'44.2   +1.4
10.Michel Fabrizio  (BMW Motorrad Italia Superbike)  1'44.4   +1.6



MotoGP : 中須賀、ロレンソの代役参戦

2011-10-20 11:39:05 | MotoGP WSB BSB JRR



 ヤマハは、ロードレース世界選手権第17戦マレーシアGP(10月23日決勝)のMotoGPクラスに中須賀克行が参戦する事を発表した。
 前戦オーストラリアGPの決勝前、ウォーミングアップ走行中に転倒、左手指を負傷したホルヘ・ロレンソの代役としての起用である。

 ロレンソのマレーシアGP欠場が決まった時点で、代役が中須賀になるであろうことは想定できた。中須賀には、世界に行って活躍してほしい人材なのだが、今のMotoGPには彼を受け入れる余地はない。今後もこのような形でしか、参戦する道が無いのが現実だろう。

 ロレンソの欠場は、ヤマハにとってもダメージとなった。今や二輪メーカーの主戦場となっている重要な市場で、看板ライダーが参戦できないことに頭を抱えている事だろう。更にロレンソの回復具合によっては、最終戦への出場も微妙だとの報道もある。

 中須賀にとってセパン・サーキットは、テストで走りなれたコース。年齢的にピークを迎え、最後のビッグチャンスを生かして活躍できれば、思いもよらぬところから世界への道が開ける可能性に賭けたい。




以下、ヤマハ プレスリリース



マレーシア・グランプリにおいて、ホルヘ・ロレンソの代役として、中須賀克行を起用します



 今週末開催のマレーシア・グランプリにて、ヤマハ・ファクトリー・レーシングのライダー、ホルヘ・ロレンソ選手の負傷代役として、ヤマハYZR-M1のテストライダーである中須賀克行を起用します。

 世界チャンピオンのロレンソ選手は、オートストラリア・グランプリにおいて、日曜朝のウォーミングアップ走行中に転倒し、左手薬指を負傷しました。直ちに外科的治療が施され、現在、バルセロナの自宅で回復に努めているところであります。

 中須賀選手(30歳)は、YZR-M1とブリジストンタイヤに精通した日本のテストライダーです。彼は、2011年全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスに参戦しており、現在のランキングは3位となっている。

 今季最終戦のバレンシア・グランプリへのホルヘ・ロレンソ選手の参戦については、2週間後に状況を見て判断されます。


ライダー・プロフィール

 中須賀 克行
 1981年8月9日生(30歳)
 福岡県北九州市 出身
 YSP Racing Team with TRC 所属
 全日本ロードレース選手権 JSB1000クラス参戦(最終戦を残し、現在ランキング3位)

キャリア:
- 2000~2004年 全日本ロードレース選手権 GP250クラス(ベストランキング 5位)
- 2005~現在 全日本ロードレース選手権 JSB1000クラス(2008、2009年 チャンピオン。2010年 4位)



アジア選手権 第5戦 中国

2011-10-19 09:39:03 | レース その他
2011年 アジアロードレース選手権 第5戦 中国大会

■ スーパースポーツ 600cc
■ 開催日:2011年10月16日(日)
■ サーキット名:珠海サーキット(4.304 km)




藤原克明、ダブルウィン&チャンピオン獲得

 アジア選手権第5戦、10月16日に珠海サーキットで開催された決勝は、藤原克明が2レースとも制し、チャンピオンを獲得した。


 予選でコースレコードとなる1分38秒195のタイムをたたき出しポールポジションからスタートとなった藤原。
 第1レースは、藤原を先頭に、アブダラ(ヤマハ)、カマルザマン(ホンダ)が追う展開。藤原はここから徐々に後続を引き離し、トップでゴールした。
 2位は、4.147秒差でアブダラ。3位は、トップから10秒差でババ(ヤマハ)。藤原とチャンピオンシップを争っているカマルザマンは4位であった。

 第2レースは、藤原を先頭に、ババ、アブダラ、ポラマイ、カマルザマンが、熾烈なつばぜり合いを展開した。終盤、藤原、ポラマイ、ババが、激しくトップを争う。最終ラップ、最終コーナーで、藤原のインに飛び込んだポラマイ。藤原は、加速ラインを取り、ストレート勝負となったが、僅か0.065秒差で、藤原が先にフィニッシュラインを駆け抜けた。
 2位は、ポラマイ。3位、ババ。そして、カマルザマンが4位となり、藤原とのポイント差が56.5ポイントとなったことから、最終戦を残してチャンピオンが決定した。

 藤原は、3度目のダブルウィンを達成し、アジア選手権初参戦ながらチャンピオンを獲得する快挙を成し遂げた。

 次の最終戦は、12月17日、カタールのロサイル・サーキットで開催される。





2011 PETRONAS ASIA ROAD RACING CHAMPIONSHIP
(Round 5 - Zic Circuit) after 18 laps = 77.400km

ARRC SUPERSPORT 600cc - RACE 1



1. 藤原 克昭 Kawasaki 29:31.502
2. Hafizh Syahrin Abdullah Yamaha 29:35.649 + 4.147
3. Md Zamri Baba Yamaha 29:41.947 + 6.298
4. Azlan Shah Kamaruzaman Honda 29:42.196 + 0.249
5. Ahmad Fuad Baharudin Kawasaki 29:42.677 + 0.481
6. Chalermpol Polamai Yamaha 29:48.032 + 5.355
7. 稲垣 誠 Yamaha 29:48.830 + 0.798
8. Doni Tata Pradita Yamaha 30:01.123 + 12.293
9. 佐藤 裕児 Yamaha 30:01.539 + 0.416
10. Krishnan Rajini Yamaha 30:14.424 + 12.885
11. 手島 雄介 Suzuki 30:14.533 + 0.109
12. Cru Halliday Yamaha 30:15.342 + 0.809
13. Md Zaqhwan Zaldi Honda 30:15.494 + 0.152
14. M. Dwi Satria Yamaha 30:21.505 + 6.011
15. 伊藤 勇樹 Yamaha 29:35.637 + 1 Lap
16. Christan Casella Yamaha 29:37.432 + 1.795
17. Leong lok Choi Suzuki 30:57.128 + 1:19.696




ARRC SUPERSPORT 600cc - RACE 2

1. 藤原 克昭 Kawasaki 29:38.042
2. Chalermpol Polamai Yamaha 29:38.107 + 0.065
3. Md Zamri Baba Yamaha 29:38.195 + 0.088
4. Azlan Shah Kamaruzaman Honda 29:39.627 + 1.432
5. Hafizh Syahrin Abdullah Yamaha 29:42.029 + 2.402
6. 伊藤 勇樹 Yamaha 29:46.072 + 4.043
7. Ahmad Fuad Baharudin Kawasaki 29:46.146 + 0.074
8. Decha. Kraisart Yamaha 29:48.569 + 2.423
9. Mohamad Fadli Kawasaki 29:49.195 + 0.626
10. Doni Tata Pradita Yamaha 29:52.589 + 3.394
11. 佐藤 裕児 Yamaha 29:59.307 + 6.718
12. 手島 雄介 Suzuki 30:03.439 + 4.132

13. Md Emir Firdaus Hasan Honda 30:13.904 + 10.465
14. Cru Halliday Yamaha 30:33.038 + 19.134
15. Krishnan Rajini Yamaha 30:34.159 + 1.121
16. M. Dwi Satria Yamaha 30:41.967 + 7.808
17. Md Hafieenaz Md Ali Yamaha 30:47.610 + 5.643
18. Christan Casella Yamaha 31:05.350 + 17.740
19. Leong lok Choi Suzuki 30:12.748 + 1 Lap




Round 5 - Race News - 2011 PETRONAS Asia Road Racing Championship


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