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イタリア野郎、ロシア爆走中

2009-07-31 20:40:45 | バイクその他




7月15日に紹介したエントリーの続報。



イタリアから大陸を横断して日本に向かっているナイスガイ達は、今ロシアを横断中でノボシビルスクまで到達した模様だ。

最終目的地は、磐田のヤマハ本社。

サハリンから稚内に上陸し、磐田に向かう。

7月4日にイタリアを出発してから、現在まで走行距離にして12000キロを超えている。

道中、舗装された快適な道ばかりでなく、過酷な状況下での走行も避けられず、トラブルに対処しつつの旅になっている。

サイトがイタリア語のみなので、日本では全く注目されていないが、日本の磐田を目指して困難を乗り終えてやってくる冒険家たちを応援しよう。

冒険の状況は、ここでチェック。


lunghiorizzonti


MotoGP : 英国GPとTTが

2009-07-31 20:31:18 | MotoGP 2009

先日、MotoGPの来期のカレンダーが発表されたが、イギリスのMotoGPとマン島TTの日程が重なっている。
(来期、MotoGPはシルバーストーンで開催)


これは、イギリスのモータサイクルファンにとっては一大事で、早速議論の的になっているようだ。



余談だが、マン島は正確に言うと、イギリス(この言い方も正確ではないが)ではなくイギリス王室属国で独自の政府も持っている。
マン島にすむマンクス達は、イギリスからの独立心が強く独自の文化も継承している。
ただし、外交と軍事は英国政府に委任している。


で、イギリス人にとって重要なレースがバッティングしてしまい、どちらに行ったらいいのだと究極の選択を迫られることとなった。

彼らはこう議論している。

FIMは、分かってて日程を組んだのだろうか。

イギリス人にとって大切なレースである事はFIMも分かっているはずだから、これは単なるミスに違いない。

FIMに抗議しよう。


FIMもこの事実に気がつけば、日程を変更するに違いない。今はまだ仮日程だし。

などと、騒動している。



僕は、FIMは分かっていたが、やむを得ず日程を組んだと思うが。
しかし、もし日本で8耐とGPが同じ日にあったら大変だね。
レース観戦者の多いヨーロッパだと余計影響が大きい。
さてさて、どのように決着するか注目していこう。





MotoGP : ド・ピュニエ、インタビュー 

2009-07-30 23:07:57 | MotoGP 2009
ランディ・ド・ピュニエ(LCR ホンダ)のインタビュー記事です。

ロングインタビューの翻訳で疲れたので見直していません。。
誤訳があったらごめんなさい。








MotoGPMattersより



今年、ランディ・ド・ピュニエは昨年と違い、コンスタントに完走するようになり大きく変化しています。

MotoGPMatters:
昨年、あなたは61ポイントを獲得しましたが、今年は既に9レース消化した時点で58ポイントを獲得しています。
(インタビュー後にドニントン表彰台で74ポイントになった)
あなたは、その事についてどう説明しますか?

Randy de Puniet:
昨年、私はレースとプラクティスにおいて、多くのクラッシュをしていました。
そして、シーズン終了後に多くの事柄を変えていく決心をしました。
そして、またタイヤも変わりました。
これらの事は、私にとって良いステップになりました。
ブリジストンのフロントタイヤは感触が良く自信につながりました。
それが、今年の良いリザルトと、少ないクラッシュの要因だと思います。
また、このチームとの関係も2年目なので、チームもマシンの事も良く理解できています。
今までのところ、経過は順調で良いシーズンと思います。

MGPM:
あなたのライディングスタイルが、ミシュランよりブリジストンに合っているということですか?
この事は、250的なライディングから来ているのでしょうか?

Randy de Puniet:
この問題は、ミシュランが限界を掴みにくかったという事です。
決して、ミシュランがブリジストンより悪いということではありません。
私は、グラベルの中にいた時、いつも「なんでクラッシュしたんだろう?」と自問します。
何回も、何回もです。
ブリジストンは、より接地感があるし、状況を把握しやすいのです。
それが、私にとって良いと思う理由です。

MGPM:
それで、あなたは限界を把握できるようになったということですか?

Randy de Puniet:
イエス。

MGPM:
という事は、ケーシー・ストーナーがLCRに移籍した最初の年、ミシュランで多くのクラッシュをしていた状況と似ていると思っていますか?
彼は、ブリジストンに変わるとすぐにクラッシュしなくなりました。


Randy de Puniet:
うーん、そうかもしれないな。w


MGPM:
それと、あなたはシーズン終わりにトレーナーも変えましたね。
なぜ?
それは、あなたにどのような影響を与えましたか?


Randy de Puniet:
私は、トレーナーを変えてません。
私のマネージャーが、私のコーチであり、マネージャーであり、何年間も全ての仕事をやっていました。
彼のコーチとしての仕事を辞めさせたのです。
それで、別の人材を探しました。
そして、冬の間に(元モトクロス世界チャンピオンのイブ)ディメリアを見つけたのです。
ディメリアと私は、冬のテストとグランプリの準備を一緒になって進めました。
そして、テスト後にこれからのレース期間中も彼との継続を決めました。
私たちの共同作業は良好で、これらの事が今期の私を支えていると考えています。


MGPM:
それで、準備として何が変わったのですか?

Randy de Puniet:
私たちの関係は、レースの事柄だけに限らず、すべての面において関与し話し合います。
レースとプラクティス前の準備も違ってきており、ウォームアップでサイクリングを取り入れるようになりました。
私は、今年のビジョンを完全に変え、これがうまくいっています。

MGPM:
あなたは過去二年間の間、LCRホンダに在籍しましたが、私たちはあなたが移籍するのではと聞いています。
エレベ・ポンシャラル(YAMAHAテック3)は、あなたの名前を上げていました。
あなたは、将来に関して何か言える事はありますか?

Randy de Puniet:
今まさに、私のマネージャーはルーチョ(チェッキネロ、LCRのボス)と話し合いをしています。
それは、テック3もだし、他のチームも含めてです。
私にとって最も重要なのは、仕事を続け良い結果を出し続ける事です。
私たちがどうなるかは時期に分かるでしょう。
とにかく、来年は確実に良いマシンを得てトップチームの一員でありたいと思っています。
それを別のチームで実現させるよりも、この場所で実現させたい。
このチームはとても良い素晴らしいし、ルーチョと共にならトップに行くことも可能でしょう。


MGPM:
ホンダには競争力があると思っていますか?
今までのところ、グリットを見ているとヤマハがベストなマシンのようですが、それが移籍の理由になるのでは?
それにホンダが競争力をつけステップアップしてくると信用しているのですか?

Randy de Puniet:
私は、ホンダが素晴らしいマシンだと思っていますが、スタンダードのマシンに乗っているので、目標としては6位から8位になります。
それでも良いのかもしれませんが、私はトップ5には入りたいのです。
それが、私が別の場所で、別のマシンを手に入れようとしている理由です。
これが私が目指すところです。
良いレースをする事が必要で、これをやっていれば、良いマシンを手に入れる事ができるでしょう。

MGPM:
あなたは、トップ5が目標だと言いましたね。
ストーナー、ロレンゾ、ロッシ、ペドロサがいる状況で、トップ5が可能だと思っているのですか?

Randy de Puniet:
イエス、イエス、知っていますとも。
私に良いマシンが巡ってくれば、やつらと十分に戦えると思っているよ。
例えば、ザクセンリンクでは、私はとても速くトップ5は可能だった。
オーケー、私はミスをしたよ。
でも、へレスでは4番目だったし、アッセンでもトラブルを抱えて最初のラップは非常に悪かったので7位になったけど、トップ5は可能でした。
それが、私が自信を持っている理由です。
また、マシンがすべて完ぺきであれば、トップ5に入る事ができると確信しています。


MGPM:
それで、ドイツでの1週目のクラッシュは何が起こったのですか?

Randy de Puniet:
リアを失ったのです。
リアが温まってないのに、早く開けすぎました。
それが、リアから転倒した原因です。
そのレースが、今年最初のクラッシュでした。

MGPM:
昨年は、13回か14回ほどクラッシュしていますよね?

Randy de Puniet:
その通りです。
昨年の私は、クラッシュが多かったですね。

MGPM:
あなたが、ロレンゾ、ペドロサ、ストーナー、及びロッシを「エイリアン」と呼んだらしいですが本当ですか?

Randy de Puniet:
ソーリー?
(言葉が分からなかったらしく広報が通訳する)
いいえ。
彼らは、普通の人々です。
もちろん、速いですが、私が良いマシンを手に入れれば彼らと戦う事ができます。


MGPM:
あなたが、彼らより上に行けるようになる事は、物凄く大きなステップアップが必要じゃないですか?

Randy de Puniet:
私は、ロッシがベストライダーだと思っています。
ロレンゾは確かにとても速いのですが、ロッシがロレンゾより仕事が上手で、ロッシがベストだと思います。
私が良いマシンを持っているならば彼らと戦えますが、簡単には実現できません。
それが可能になるかどうか分かりませんが、実現した暁には確実に彼らを打ち負かすでしょう。




MotoGP : SUZUKI、ホプキンス NO

2009-07-30 20:47:13 | MotoGP 2009
ホプキンスがMotoGPへ戻る可能性は低そうだ。
先週のブルノの予選では、速さの片鱗を見せる事は出来たが、まだ実力を示せていない。
この様な状況で、ホプキンスを採用するにはリスクが伴うとチーム側が考えるのは当然だろう。
カネパのシートも探っているようだが、ドニントンでカネパは8位に入っている。
決勝後のカネパのコメントからもうかがえるが、当面放出される可能性は遠のいたのではないか。
ホプキンスはまだ26歳、チャンスはある。



MCNより


ジョン・ホプキンスは、MotoGPドイツGP開催中にパドックへ戻ってきていました。

そこで、来期のカムバックの可能性を求め、スズキと話し合いをしていた。

そして、プラマックドカティ側にも接触し、首を切られそうなカネパの後釜に座る可能性についても話し合いをしています。

今のところ、ホプキンスはワールドスーパーバイクでスティッギー・ホンダと共にキャリアを再建しようとしている。

スズキのポール・デニングは、2010年のオプションとしてホプキンスの復帰はあり得ないと述べている。
(ホプキンスは、2007年にスズキでランキング4位を獲得している)

ポール・デニングは言った。
「全ての事を明かす事は出来ませんが、ジョンはスズキでMotoGPに戻りたいと言っている。
しかし、来年にスズキに戻る可能性が高いとは思っていません。」




MotoGP : 王子危うし

2009-07-30 09:00:20 | MotoGP 2009







これ絶対やり過ぎだよね。

イギリスGPを観戦しにやってきた英国王室のハリー王子が、マモラの後ろに乗っているシーンだけど、ハイサイド寸前!!

いくらサービス精神旺盛なマモラでも、これは少々ビビったんじゃないか?


ウェット路面でスライドしてしまったらしいけど、危なかったね。

ハリー王子の兄のヘンリー王子も熱心なモーターサイクルファンで、数週間前にもドカティ 1198Sに乗っているのもパパラッチに目撃されている。





BSB ブランズハッチ事前情報

2009-07-29 21:31:17 | Superbike 2009
MotoGPとWSBKが夏休みの間、8月9日にBSBが開催される。

レースが無いと落ち着かないレースジャンキーは、BSBに注目だ。


HMプラント・ホンダのリプレイス情報




BSB(ブリティッシュ・スーパーバイク)に参戦しているHMプラント・ホンダが、次のブランズハッチ戦から代役を走らせる。

HMプラント・ホンダは、昨年はレオン・ハスラムとカル・クラッチローを起用していたが、ハスラムはWSBKに、クラッチローはWSSに移籍していたので今期は二人のライダーを一新していた。

今期のライダーの一人、グレン・リチャーズは、7月5日のノックヒル戦で負傷している。
そのリチャーズの代役として、カール・マガリッジを起用する。

そして、もう一人のライダー、ジョシュ・ブルックスは、7月19日のマロリーパークで他車を巻き込むクラッシュを起こし2戦の出場停止処分を受け、自身も怪我をした。
彼の代役として、8月9日のブランズハッチ戦にスティーブ・ブローガンを、8月30日のキャドウェルパーク戦にはジョン・マクギネスを起用する。


ブルックスの復帰は、9月13日のクロフト戦になる予定だ。




代役となるライダーの紹介。


グレン・リチャーズの代役、カール・マガリッジは、WSBKにGSX-Rで参戦しているが、ソルトレイク戦の1レース目にクラッシュ負傷して、先週のブルノ戦は走っていなかった。
マガリッジが復帰するまでは、代役参戦する予定である。




ジョシュ・ブルックスの代役、
スティーブ・ブローガンは、昨年のスーパーストックのチャンピオン。
そして、ジョン・マクギネスは、公道レースのスペシャリスト。マン島TTを今年も含めて何度も勝利している超ベテランだ。



余談だが、BSBホンダワークスチームのスポンサーであるHMプラントであるが、日立建機の子会社らしい。
イギリスとアイルランドで日立建機の建設機械を独占販売していたHMプラントを、ロンドン五輪前の需要を見込んで買収し子会社化、英国内の直販体制を強化している。








カワサキのWSBKファクトリーがBSBに参戦


カワサキ・ワールドスーパーバイク・ファクトリーチームの玉田誠とブロク・パークスが、8月9日のブランズハッチ戦に参戦する。

玉田はBSB初参戦で、BSBにとってもMotoGPで優勝経験のあるライダーの初めての参戦であるため大いに注目されている。

カワサキ・ファクトリーチームの母体であるPaul Pird Motorsports は以前はBSBに参戦していたチームで2回のチャンピオンを獲得したこともあるチームだ。


今回の参戦は、ニューパーツ等の実戦的テストが目的であるが、チームも玉田自身も優勝を狙っており、モチベーションは高い。


玉田 誠
「BSBに初参戦ということでとても楽しみです。
今年は怪我のため、まだレースに出場した回数が少ないので、すごく楽しみにしています。
BSBはとてもハイレベルでライダーも速いけど、目標は優勝のみです。
また、バイクの開発を実戦でできるので、シーズン後半に向けて良いきっかけになればと思います。」



渡辺篤のマシンもアップデイト


タス・スズキに所属する渡辺篤のマシンもニューパーツが導入され、戦闘力が上がる。
今年は、新型になったマシンの熟成が進まず苦労していたが、ブランズハッチ戦では期待できそうだ。





僕は今まで、BSBレースは、渡辺篤がアレなんで結果をチラ見する位だったけど、8月9日のブランズハッチ戦は注目だ!!





MotoGP : 第10戦 イギリスGP 採点表

2009-07-29 08:40:23 | MotoGP 2009
SKY PerfecTV! MOTOR SPORTSより


『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙の第10戦イギリスGPの採点表。10点が満点。


『10点』
■アンドレア・ドヴィツィオーゾ/ホンダ/優勝
「トップの仲間入り。2007年の日本GP以来、勝者はヴァレンティーノ・ロッシ、ケイシー・ストーナー、ホルヘ・ロレンツォ、ダニ・ペドロサの4人しかいなかったのだ。
アンドレアは難しいレースでこのタブーを破り、これまでの無様な3戦を帳消しにした。
しかも、HRCでその存在が疑問視されそうだったこの時期にだ」

『9点』
■ランディ・ドゥ・プニエ/ホンダLCR/3位表彰台
「彼のようなプロのスタントマンにとって、このコンディションは危険なものではなかったが、無意味なリスクを避けるため力をおさえながらの走行」

『8点』
■コーリン・エドワーズ/ヤマハ・テック3/2位表彰台
「よかったが、あと少しだけ勇気があり、可能性を自覚していれば、人生でずっと夢見ていた目標、優勝が実現できていた」

『6点』
■ヴァレンティーノ・ロッシ/ヤマハ/5位
「悲喜こもごものレース。タイトル獲得をほぼ確実なものにするかと思いきや、結局ほとんど元通りの状態に。
必要ないときにでも戦おうという心意気はつねに評価に値する」

『4点』
■ダニ・ペドロサ/ホンダ/9位
「雨がまた苦手になった様子」

■ケイシー・ストーナー/ホンダ/15位
「裏目に出たタイヤ選択も苦しいレースも、今の精神と肉体がもたらしたもの。
もし雨が降っていればヒーローになっただろうが、リスクを冒すべきではなかった。
夏休みが彼の助けになることを祈ろう……」

■ホルヘ・ロレンツォ/ヤマハ/リタイア
「こういった難しいコンディションでは、天才と愚か者の差はほんの数センチしかない。
今回はそれを超えてしまった。
チームメイトのヴァレンティーノが同じようなミスをしたのが救い」



鈴鹿八耐、決勝の経過まとめ

2009-07-29 08:34:01 | 全日本ロード 2009

時折激しい雨が降り、4度もセーフティカーが入った大波乱の今年の八耐。

今年は、ヤマハもいなければ、GPからも、WSBKからのライダーも参加していない、物足りない八耐でした。

昔、僕が初めてフレディー・スペンサーを自分の目で見たのが八耐でした。
走りはショボくなっていたが、伝説のライダーを見る事ができただけで幸せでした。

八耐は、ライダーの一年に一度の聖地巡礼のお祭りだと思っていたが、近年は少々魅力が薄れてきたような気がする。








決勝の経過の簡単なまとめ。



11時30分にスタート

ホールショットは#1秋吉、2番手#634山口、3番手#12酒井、4番手#5武石

1ラップをクリアして#1秋吉は1.245秒ものアドバンテージ

2ラップ目、#1秋吉がS字の入口でゼブラにマシンがヒットし転倒
傷ついたマシンを起こしてコース復帰するが、ピットロードで再び転倒
19分間のピット作業でマシン修復、9ラップ遅れの最後尾で伊藤がコースイン

トップは#634山口、それをピタリとマークする#12酒井

6ラップ目のシケインで#12酒井が#634山口を捕らえ、首位

#12酒井、#634山口、#48出口、#2亀谷

8ラップ目、ダンロップで#2亀谷が#48出口を捕らえ3番手浮上

15ラップ目、MCシケインで周回遅れの転倒に山口が絡んでトップ争いから脱落

30ラップ目、1回目のルーティン終了
トップ#12青木、2番手#2高橋との差は約40秒、3番手#48寺本、4番手には世界耐久選手権チームのヤマハ・オーストリア

秋吉は32ラップ目、2分8秒745のファステストラップを記録

50ラップ目、#12青木、#2高橋、#48寺本、#5井筒、#25森井、#99関口、#73岩田、#7ジャーマン、#44津田

時折り雨がパラつくが、すぐに上がり、スリックタイヤでの走行が続けられる
多くのチームはラップタイムを落としてもルーティンを守る作戦で推移

#12徳留はトップを死守、#5井筒/武石が2番手に浮上、3番手#2亀谷、4番手#48出口


75ラップ目、西コースにはスコールのような雨が落ち、次々と転倒者が出る
上位陣はピットインしてライダー交替、タイヤ交換してコースに復帰

コース上では午後2時35分、セーフティカーが入る
セーフティカーは2番手の前に入り、トップの#12酒井にとっては有利な展開となる

午後2時51分にリスタート

83ラップ目、#12酒井、#5井筒、#48寺本、#2高橋、#7ジャバニ、#44津田、#9西嶋、#25柚木

次第に空は明るさを取り戻して太陽がのぞくが、路面はウエット

#48寺本が#5井筒を捕らえて2番手に浮上、#12酒井、#48寺本、#5井筒、#2高橋

4時間が経過して、#25柚木が2コーナーで転倒

路面が乾き始め、ラップタイムも上がり始める

115ラップ目、トップを守る#12青木を追って#5井筒、#48寺本、#2亀谷が続く

120ラップ過ぎには、再び空が暗くなり、西コースで激しい雨が落ち始める

午後4時15分には早めのライトオンの指示

さらに嵐のような雨が落ち、午後4時50分には再びセーフティカーが入る

リスタートは午後5時16分、しかし、すぐに1コーナーで多重クラッシュが発生してセーフティカーが入った

コースクリアとなった20分後にレースが再開

トップ#12徳留と2番手#5井筒の差は2ラップ、#5井筒、#48寺本、3ラップ遅れで#2高橋、#7ジャーマンが追う

落雷注意報が出る

午後6時前にはさらに雨脚が強まり、4度目のセーフティカーが入る

リスタートは午後6時18分。#12徳留のトップは不動、2番手#5井筒、3番手に#48寺本、4番手#2高橋、
5番手#7ジャーマン、6番手#9西嶋、7番手#44津田、8番手#99関口、9番手#73岩田

ラスト1時間で雨は止むが、路面はウエット

最後のライダー交替

ラスト30分、#48出口がトラブルでイレギュラーのピットイン、ポジションを落とす

#2亀谷が3番手にポジションを上げた

19時30分、チェッカー

優勝は酒井/徳留/青木組 ヨシムラスズキwithJOMO
2位、#5井筒/武石/鶴田組 TRICK☆STAR RACING
3位、#2高橋/亀谷組 Honda DREAM RT 桜井ホンダ



秋吉耕佑 (9位)
「転倒するとは思ってもいませんでした。
クランクケースがゼブラに当たったようです。
やってはいけないミスをしてしまいました。
優勝を目指して、たくさんのスタッフが準備しましたし、スタッフにも伊藤さんにも申し訳ない。
それでも、そのまま終わるわけにはいかない。
Hondaの速さを見せなければならないと思いました。
どんなリスクがあっても、速さにこだわる走りを貫きました。
セーフティカーが入っている時間も惜しいくらいで、もっと追い上げたかった。
次のチャンスには、こんなことがないように、しっかり走りたいと思っています」

山口辰也 (43位)
「転倒したバックマーカーが自分に向かって来たのですが、MCシケインだったので逃げ場がなく、避けられませんでした。
角度が違っていたら、舞い上がったマシンが自分に落ちてきたかも知れません。
なので、今はケガがなくてよかったと思うようにしています。
勝てるチャンスがあったと思いますし、スタッフのサポートも大きく、みんなの8耐優勝の目標を達成したかった。
今回はスポンサーのムサシの方々が、たくさん応援に来てくれていたので申し訳なく思っています。
この悔しさを全日本で晴らしたい。絶対にシリーズチャンピオンを取ります」




MotoGP : 戦士の顔

2009-07-28 22:53:05 | 雑感
今回は、情報ではなくエッセイです。
ある人へ宛てたコメントなんですが、せっかく書いたのでブログの記事にしました。








2輪のモータースポーツって、他のスポーツと違って、怪我をしたり最悪の場合、命を落とす可能性もあるスポーツなんで、本能に近い部分での闘争心(生存を賭けた戦い)が無いと勝てないし、精神的な要素がライディングにも現れる。

特に最高峰で戦うには、生活や人生すべてを賭して戦う位でないとまともな成績すら難しいだろう。

おそらく克昭は、自分では攻めているつもりでも守りに入っている。
これは、精神の根源的な部分が影響しているので、本人がいくら気合を入れても解決しきれない事が多い。
自己啓発しようにも限界があり、何らかのきっかけが無いとなかなか厳しいと思う。


これは僕自身が経験してきた事なので、走っている本人の気持ちも少しは理解できる。
努力もしているし、リスクも負うつもりで走っている。
でも思うようにいかないので、エンジンが気になったり、足回りが気になったり、あちこちが気になり始めてドツボにハマる。
乗れているときは、不思議な事に多少足回りが整っていなくても走れてしまうから気持ちの影響は大きい。

さて、本題に戻ると、今年の高橋もシーズン始まった頃から少し腹立たしいというか、もどかしい思いをしていました。
僕が良く見る点は、顔つき(目つき)なんですが、高橋の場合、戦う顔つきに最後までなりきれていませんでした。

最高峰で戦うには、精神的土台が出来上がらないと簡単には勝てません。
精神的土台が出来ると顔つきまで変わります。
ロレンゾの表情が変わっているのはGPを見ている人はお気づきでしょう。

それに青山も表情が今までと違います。
顔に甘えが無くなり、時折見せる鋭い眼光。
これが戦士の顔つきです。

高橋は残念ながら、最高峰で戦う準備が出来ていませんでした。
高橋は、今回の出来事で精神的に成長できるかどうか。
もし、高いレベルで戦う準備が出来たならば、ホンダはもう一度チャンスをやってほしい。
何といっても、日本のトップレベルの逸材なので、このまま埋もれさせるにはあまりに惜しい。




WSBK Moto1構想に反対

2009-07-28 10:58:35 | Superbike 2009
MotoGPで、市販エンジンをベースとするMoto1構想が持ち上がっている。

エンジンに関しては、短い夏休み明けの8月16日のブルノラウンドから、ライダー1人に対してエンジン5機までしか使用できないマイレージ規制が始まる。

耐久性を上げる為に回転数を下げたり、素材そのものの見直しもされていると思われる。

しかし、このマイレージ規制がコスト削減に結び付くかどうか効果は不明だ。

エンジンに対するハードルが上がるわけだから、その分開発にかかるコストも上がるだろう。

そこで、何とか歯止めをかけたいドルナとFIMは、Moto2が来年からホンダCBR600ベースのワンメークエンジンでやるように、最高峰クラスでも同じ事をやりたいと考えている。


やはり、僕としては、コストへの歯止めは必要として、世界最高峰のクラスでは、技術の粋を集めた最高のマシンで戦ってもらいたい。

そして、集金する能力で無く、真の実力を持った最高のライダーで。





以下、Crash.Netの記事、意訳。






ワールドスーパーバイクはMotoGPに警告する:Moto1構想に反対


インフォート・モーター・スポーツ(WSBK興行主)は、MotoGPにおいて1000ccの生産ベースのエンジンを使用する案に反対すると警告しました。

ドルナは、今のMotoGPの17台のグリッドをさらに増やしたい考えを持っており、プロトタイプの車体にモデファイを施した市販エンジンを使用する事を検討している。
この提案は、現在のMotoGPが非常に高価である為に、安い市販のエンジンを使いコスト削減を図りたいということであるが、ワールドスーパーバイクとの区別が紛らわしくなる状況を生み出す。

1000ccのMoto1マシンは、2010年に始まるMoto2選手権を拡大させたバージョンとなるでしょう。

Moto2クラスは、今までのGP250の代わりとして、プロトタイプのシャーシに600ccの生産ベースのエンジンを使う。
1社によるエンジン供給となる事が発表され、ホンダがその契約を獲得した。

このMoto1構想に対し、インフォート・モーター・スポーツがどのように抗議しているかは明確にはなっていませんが、インフォートは生産車ベースのロードレース世界選手権を独占的に行う契約をFIMと持っています。



最近、新聞や週刊誌によってグランプリのオーガナイザーがMotoGPのクラスで1000ccの生産ベースのエンジンを使用するMoto1を発足させるのではと報道されている事に関して、インフォートは以下の声明を出したがっています。


インフォート・モーター・スポーツは、この構想がFIMとインフォート・モーター・スポーツの契約から見ても、またワールドスーパーバイクとMotoGP選手権の特性から見て現実的で無いし、または可能だとも考えていない。

したがって、私たちは、そのようなプロジェクトには少しのフォローアップもないと信じています。

将来の発展と権利を守り、インフォートとスーパーバイク、スーパースポーツ世界選手権に投資している全てのチーム、メーカー、ライダー、スポンサー、及びメディア等全てのレベルで直ちに行動を起こすでしょう。

問題はインフォートと、ワールドスーパーバイクのオーガナイザーと、FIM、統括組織の間の契約法を中心題目とします。

ドルナとIRTA、およびFIMは、プロトタイプのシャーシとモデファイされた生産エンジンを使用しコストを削減したがっているが、インフォートは、生産車ベースの競技を専売できる事を信じています。



WSBK 第10戦 チェコ 決勝 コメント

2009-07-27 19:07:09 | Superbike 2009



2009 スーパーバイク世界選手権 第10戦 チェコ大会 コメント



■開催日:2009年7月26日(日)
■開催地:ブルノ(5.403km)
■天候:晴れ
■コースコンディション:ドライ
■気温:20℃(第1レース)/23℃(第2レース)
■PP:B・スピース(ヤマハ/1分58秒868)
■FL:M・ファブリツィオ(ドゥカティ/2分00秒116)




第10戦チェコ大会の決勝は、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、28台が出場し、両レースともに完走20台という厳しい戦いとなった。


YouTube:Michel Fabrizio Ben Spies crash




COMMENT

YAMAHA

B・スピース選手談(リタイヤ/優勝)

「第2レースは厳しいレースだったよ。
スタートでファブリツィオがすぐ近くにいたから、トップに出るためには懸命に攻めてラップタイムを上げなければならなかったんだ。
そのあとビアッジが一気に上がってきたので、ブレーキングをかなり遅らせて、コーナーのほとんど真ん中まできて、ようやくマシンの向きを変えて立ち上がっていく感じになっていた。
それで何とか抑えきり、素晴らしいレースができたと思う。
第1レースが最悪だっただけに、第2レースで最高ポイントを獲れたことは良かった。
今回は体調が万全ではなかったが、クリニカ・モービルの医師たちが良く診てくれたおかげでここまで回復することができた。
また素晴らしいマシンを提供してくれたヤマハにも感謝。
それだけに第1レースのことが悔やまれるわけだけれど、ときにこういうこともあるものなんだ。」

T・サイクス選手談(リタイヤ/7位)

「総合的に見て残念な1日...。
ここまでずっと好調だと思っていただけに悔しいんだ。
第1レースはトップグループのすぐ後ろにつけて、順調に走っていたところで4周目にトラブルが発生。
それでも何とか頑張って24番手から16番手まで挽回することができたというのに、そのあとまたバッドラックに見舞われてしまった。
僕の目の前で転倒があったんだ。
第2レースでは念のためにスペアマシンを使用。
安定するまでに何周かかかったし、いくつかの場所ではあまりうまく走れなくて遅れてしまったけれど、その後、何とか克服して芳賀を追いかけていった。
最終的に7位に留まってしまったことは残念。
でもこの後もあきらめず、残りの4レースに臨みたい。」

M・メレガリ、チーム監督談

「良いことと悪いことが交互に起こった1日。
ベンはウイークを通じて好調で、素晴らしい仕事をしてくれた。
ビアッジを抑えきった第2レースの走りはとくに印象的で、それだけに第1レースのことが残念に思えたんだ。
トムのほうは第1レースで電気系トラブルがあり上位争いに加わることができなかった。
でも第2レースはいいペースで走っていただけに、最後に芳賀をとらえることができなかったのは残念だ。
それでもチャンピオンシップのことを考えれば、今回もトップとの差を縮めることができた。
このあとは少し休んで、1カ月後のニュルブルクリンクに照準を合わせてい。」



WSS



F・フォレ選手談 (優勝)

「去年はここで大きなけがをしてしまって、今シーズン開幕も万全の状態で臨めたわけではなかった。
それを克服する意味でも今日の優勝は特別だ。
完全な復活というのは非常に難しいということがわかったので、ここまで来ることができて本当にうれしいんだ。
また今日はマシンがとても良く走ってくれたので、チームとヤマハに感謝しなければならない。
こうしてまた表彰台に戻ってくることができてハッピーだし、しかも優勝でそれを実現できたことは僕にとって大きな意味がある。
その一方で、カルのことは、あのような状況になったときの気持ちがわかるだけに残念だった。」

C・クラッチロー選手談 (リタイヤ)

「本当に残念。
トラブルがなければ25ポイントを加算し、ユージンとの差をもっと広げることができたはずなのに…。
このあとは6週間もの休みがあるが、できるだけリラックスして、次のニュルブルクリンクに備えたい。」

W・ズィーレンベルグ、チーム監督談

「難しいレースになった。そのなかでファビアンが優勝したことは、ヤマハと我々チームにとって素晴らしい結果だ。
その一方でカルのほうは、5、6秒ものリードを築いていながら、しかもランキングトップをキープしている状況でこのようなことになってしまったことは、どう考えても納得できないだろう。
プラクティスでどんなに速く走っていたとしても、決勝の結果がすべてなんだ。
チャンピオン争いは、これでまた激しさを増すだろう。」










HONDA


ジョナサン・レイ (3位/4位)

「昨日のスーパーポールでいいセッティングを見つけたが、第1レースは、そのいいフィーリングでキープすることができた。
金曜日のスタートを思えば、こうして表彰台に立てたことに自分でも驚いている。
チームには心から感謝したい。
表彰台に立てたのはトップグループで戦っていた2人のライダーが転んだこともあるが、彼らが転ばなくても表彰台に立てる戦いができていたと思う。
第2レースは表彰台に立てなかったが、こうしていい気分で夏休みを迎えられることがうれしい。
次のレースが本当に楽しみだ。」

カルロス・チェカ (2位/5位)

「第1レースはスタートもよく、リズムある走りができた。
ジョナサンとのリードもキープできたし、第1レースはベストを尽くせたと思う。
しかし、第2レースはチャタリングが出るようになって第1レースのようなペースでは走れなかった。
しかし、今日のレースは全体的に見て、大きな手応えを感じた。
これから1カ月の休暇を楽しみ、9月のドイツではいいレースをしたい。」

レオン・ハスラム (7位/12位)

「今大会は、レースウイークを通じてあまりいい結果ではなかった。
ただ、第1レースはペースもよく、7位になれてよかった。
第2レースはチャタリングに苦しみ、ラップタイムもあまりよくなかった。
トップグループからはるかに遅れてしまうレースになり、悔しかった」

清成龍一 (13位/13位)

「今日の結果には本当にがっかりしている。
昨年の大会に比べても一周で1秒もタイムが遅かった。
3日間を通じて、最後まで自分の走りができなかった。
コーナーの進入が決まらないのが最大の問題なのだが、その対策をしなければならない。
今回は何をやっても解決することができなかった。
ただ、第1レースに比べて第2レースはラップタイムが少しだけよくなった。
次のドイツでは、楽しくバイクに乗れるような状態に仕上げたい。」


WSS

アンソニー・ウェスト(スーパースポーツ 2位)

「2位になれて本当にうれしい。
僕にとってもチームにとっても、今日のリザルトはとても重要なものになった。
モチベーションを上げることになるし、トップグループで戦う喜びを再び味わうことができた。
夏休みを前に、こうした結果を残せてよかった。この調子を後半戦につなげたい。」

ユージェーヌ・ラバティ(スーパースポーツ 5位)

「5位というのは自分が望んでいたリザルトではないが、今日はカル(クロッチロー)がリタイアしてポイント差を詰められたことはよかった。
今日はウオームアップで転倒したために、決勝に向けてやらなければいけないことをたくさん作ってしまった。
結局、転倒する前と同じフィーリングにならず、苦しいレースになった。
しかし、ベストを尽くしてくれたチームに心から感謝したい。」

ケナン・ソフォーグル(スーパースポーツ 9位)

「昨日の予選が終わった後に、今日の決勝に向けてセットアップをやり直した。
絶対によくなるだろうと思っていたのだが、9位に終わり本当にがっかりした。
スタートして4周目くらいからは、昨日と同じバイク、同じタイヤとは思えないほどフィーリングが悪くなった。
次のドイツでは巻き返したいし、全力を尽くさなければならない。」

アンドリュー・ピット(スーパースポーツ 10位)

「スタート前は、今日は少しでも多くのポイントを獲得しようと思っていた。
しかし、思っていたようなポイントを得ることができなかった。
とにかく今日はペースを上げられず、昨年型のバイクに乗っているヴェネマン(Honda)とバトルしなければならなかった。
もう一度バイクのセットアップを見直さなければならない。
次のドイツまで1カ月あるので、レースまでにきっちりと仕上げたい。」






KAWASAKI





玉田 誠(10位/リタイヤ)

「イタリア・モンツァの転倒で怪我をしてから5戦ぶりの復帰となったが、バイクの状態も体の状態も良かった。
一週間前にイタリアのイモラでテストしてから復帰出来たことも良かった。
今回は車体のセッティングが良くなり、コーナーリングがスムーズだった。
スーパーポールでは、まだ予選用タイヤのパフォーマンスを生かせるほどトラクションを掛けられずSP2までだったが、今年になって一番気持ち良く走ることが出来た。
第2レースでぶつけられて転倒、せっかく直った指をまた痛めてしまった。
しかし、これから一ヶ月夏休みがあるのでドイツには問題はないと思う。
スーパーポールで11位、第1レースで10位と、今季ベストのリザルトが残せた。
夏休み明けのドイツが楽しみだ。」


ブロック・パークス(12位/16位)

「今回は金曜日から順調だったが、土曜日に2回も転倒してリズムを崩した。
その転倒で予選グリッドが19位に終わったことも決勝に影響した。
後方のグリッドから追い上げるのは難しかった。
第1レースは前を走っている選手のリタイヤもあって12位になれたが、第2レースはポイントを獲得することが出来なかった。
転倒がなければ、今回はトップ10内で戦えると思っていた。先週のイモラテストも順調で、バイクのセットアップがかなり進んでいただけに、今回の結果は残念だった。」











WSS

ホアン・ラスコルツ(3位)

「表彰台に立てて本当に良かった。初勝利に向けて、またひとつ前進出来たと思う。
今日の結果で総合3位のソフォグルに6点差まで近づいた。
今大会、バイクのセットアップは良く、決勝前のウォームアップでもさらにセッティングを進められた。
シーズンも終盤戦に入ろうとしているが、レースを戦う毎にバイクのセットアップが前進しているのが嬉しい。
予選では相変わらずクラッチロウが速かった。その速さに次のレースではさらに近づきたい。」



藤原克昭(4位)

「この数戦、レースをこなす毎にフィーリングが良くなっているが、今回は、今年になって一番の状態だった。
トップグループの中で、表彰台まであと一歩だった。
表彰台に立てなかったのはとても残念だが、優勝争いをするのはとても気持ちが良かった。
去年のシーズンとは比べられないくらいレースが楽しい。
また表彰台争いが出来る位置にいるのが嬉しく、カワサキとチームに感謝したい。
次のレースではチームメートと一緒に優勝争いができれば、と思っている。」














MotoGP : 第10戦 イギリスGP 決勝 コメント

2009-07-27 12:40:45 | MotoGP 2009


MotoGP 第10戦 イギリスGP 決勝


■開催日:2009年7月26日(日)決勝
■開催地:イギリス/ドニントンパーク(4.023km)
■観客:89,977人(3日間13万110人)
■周回数:30周(120.69km)
■コースコンディション:ウエット
■気温:18度 ■路面温度:21度
■PP:V・ロッシ(ヤマハ/1分28秒116)
■FL:J・ロレンソ(ヤマハ/1分31秒554)




COMMENT


1位 -  A・ドビツィオーゾ Repsol Honda Team Honda 48'26.267

「MotoGPで初めて優勝することができて、本当にうれしい。
最高峰クラスの優勝にはやっぱり特別なものがある。
今日は本当に厳しいレースだったし、最後までがんばれたことがとてもうれしい。
今日は3種類のレースをしたような気分だ。
序盤はほとんどドライだったが、バレンティーノの後ろで走っているときはどんどん濡れてきた。
終盤は濡れたコンディションの中で、自分がレースを引っ張ることになった。
そのすべてのパートでうまく乗れたと思うし、今日の自分のパフォーマンスにとても満足している。
今日のようなコンディションでは、序盤の3周でタイヤの温度を上げるために多少リスクを冒してもペースを上げなくてはいけないと思った。
バレンティーノの後ろについているときは楽についていけたが、彼が転んだときにはタイヤが冷え始めていたし、そこからペースを上げていくのはとても難しかった。
コーリン(エドワーズ)とランディ(デ・ピュニエ)がギャップを縮めてきたときは、リスクを冒さず慎重に走り、ラスト2周でペースを上げようと思っていた。
今日は難しいレースで勝てたが、次はドライコンディションで優勝したい。」


2位 -  C・エドワーズ Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1.360

「緊張の48分間だったけれど、スタート直後は表彰台獲得など全く考えられなかったんだ。
スタートで何が起こったのかはっきりしないが、とにかく大勢があらゆるところから攻めて来た感じだった。
僕はフロントに初めて試すタイヤを履いていたので、その感触をつかむまでに少し時間が必要だった。
そして勢いが出て、タイヤの感じもわかってきてから、ようやく僕の本来のプッシュを始めることができたんだ。
でも残り7、8周くらいのところでは、コースのどこで雨が降っていて、どこで降っていないのかがよく分からなかったので、何度か転倒しそうになった。
そして常に、どこでグリップし、どこでしないかを考えながら走たんだ。
このような状況ではミスをおかしやすいし、タイヤの左側が暖まらなかったこともあって、懸命に意識を集中しなければならず精神的にとても疲れてしまったよ。
そのなかでもド・ピュニエとの差を一気に詰め、ついにはバトルへと持ち込んだ。
コースのいくつかの場所で彼のほうが速く、またその他のいくつかの場所では僕のほうが良かったが、最終ラップで運良く彼をパスし、そのまま抑えきることができた。
ドビツィオーゾからはかなり離されてしまっていて届かなかったが、最後のドニントンで2位を獲得できたことは素晴らしいと思う。
いつも僕を支えてくれるテック3のみんなに感謝。
ヤマハとブリヂストンも、今日はとてもよく走ってくれた。今は本当にハッピー!」



3位 -  R・ド・ピュニエ LCR Honda MotoGP Honda 1.600

「今日の結果は、自分にとってもチームにとってもすばらしいものだった。
今日は路面がとても滑りやすく、最後まで集中しなければならなかった。
慎重に走らなければならなかったし、ストレスが大きいレースだった。
今日はスタートがよくて1周目から好位置につけられた。
それからはリスクを犯さず自分のペースをキープしようと思った。
自分の前でエリアスが転び、ペドロサもペースが上がらなかった。
ペドロサを抜き、ロッシが転んで2番手に上がれたが、後ろからエドワーズが1周で2秒も速いペースで追い上げてきた。
トップのドヴィツィオーゾとの差も縮まったが、あまりにもリスクが大きいので2番手争いに集中することにした。
とにかく今日の結果はとてもうれしい。チームのみんなに心から感謝したい。」


4位 -  A・デ・アンジェリス San Carlo Honda Gresini Honda 8.958

「今日は自分のキャリアの中でもっとも難しいレースの1つだった。
そのレースで4位になれて本当にうれしい。
今日は最後まで攻めの走りができたし、それをキープすることもできた。
ペースはとてもよかったが、トップグループには少し届かなかった。
昨年のレースは自分のミスで転倒していい結果を残せなかったので、今日の結果には本当に満足している。
この結果は、自分の力を証明できたと思うし、自分の将来にとっても、とても有意義なレースになった。
チームには本当に感謝している。」



5位 -  V・ロッシ Fiat Yamaha Team Yamaha 21.622

「ホルヘが転倒してしまった後は優勝に向かって突き進んでいた。
だってそれがいつもの僕のスタイルだからね。
今になって考えてみれば、あのときドビツィオーゾを先に行かせるべきだったんだろうけど、今日のような難しいコンディションのなかでは判断が難しかったんだ。
スリックタイヤで雨のなかを走るのはリスクが高く、今日もとても滑りやすかった。
左コーナーがすべて濡れていたので、タイヤの左側が暖まらず、それが転倒の原因になったと思う。
低速コーナーだったからマシンのダメージもほとんどなかったのは幸い。
実際、転倒の前も後もマシンは絶好調だったんだ。
再スタートしてからは、雨が降っていたけれどスリックのままいくことを決意して、一気に挽回していった。
その結果として貴重な11ポイントを手にすることができたよ。
そして、これによってチャンピオンシップのリードを拡大することができたんだ。
転倒は残念だったけれど、ライバルたちに差をつけて夏休みを迎えられるのは本当に良かった。
ドビツィオーゾはもちろんだけど、とくに2位のコーリンを祝福したい。
今日の彼はまるでデビルみたいだったよ!」



6位 -  J・トーズランド Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 22.465

「何から話していいのか分からないよ。
今日のようなコンディションのなかでは、レース中にどれくらいの雨が降るのか、またどこに降るのかを判断するのが難しくて、そのためにたいへんな集中力が必要になったんだ。
身体を伏せて、スタートでは5位につけたが、でもそのすぐあとには10位まで落ちてしまった。
タイヤの左側が暖まらなかったからだ。
ピットに戻ってレインタイヤに交換しようかと一時は迷ったけれど、結局はそのまま、ミスをしないように慎重に走り続けることにしたんだ。
逆にピットに戻りマシン交換をするライダーもいたので、その分、順位が上がって終盤で5位。
その時点では、このままなら自己ベストの5位を獲得できるかもしれないと思い始めていたよ。
地元のファンの目の前でそんなことができれば最高だったんだけれど、最終ラップでバレンティーノが一気に仕掛けてきた。
S字で抜かれたあと、また一度は抜き返したんだけれど、彼はメルボルン・コーナー進入のブレーキングで再び僕を圧倒した。
あれ以上執拗に頑張ればミスにつながって、ふたりともだめになってしまうと思ったので、そこでやめて6位でゴール。
これでも昨年の雪辱は十分に果たせたと思う。
素晴らしい走りを見せて、表彰台を獲得したコーリンを心から祝福する。」




7位 -   M・メランドリ Hayate Racing Team Kawasaki 35.284

「あまり嬉しくない。
レース前半はもっと良く走らなければいけなかったけど、バイクのレスポンスは良くなく、グッドなフィーリングがなかった。
リアがフロントをプッシュし、ダウンヒルではすごく遅かった。
この天候を上手く活かさなければいけなかったから、がっかり。
僕にとって、グッドなレースではなかった。」





8位 -   N・カネパ Pramac Racing Ducati 38.769

「今日は最後には上手くいきましたね。
トラックにおいては、最初から最後まで湿ったような感じで、特異なレースになりました。
転ばずにマシンに乗り続けるのが非常に困難でした。
この選手権で、僕よりも経験豊富なライダー達はドライでは多少アドバンテージを持っていると思いますが、この状況下ではおそらく少しの狂気と賢明さが必要でしょう。
僕は、ドライであっても速いライダーとの距離を詰めつつあります。
今日のリザルトのおかげで、次のブルノへ熱意が高まったし、少し平穏に休暇が過ごせそうです。」



9位 -  D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 42.112

「まず最初にこの厳しいレースで優勝したアンドレア(ドヴィツィオーゾ)におめでとうと祝福の言葉を贈りたい。
今大会は金曜日、土曜日と速いペースで走れたが、それを決勝レースの結果につなげられず本当に残念だ。
今日は雨の影響でタイヤの温度をキープすることができず、思ったようにコントロールできなかった。
グリッドでのタイヤチョイスは正しかったと思うが、10ラップを過ぎたころにピットに入ってバイクをチェンジしようかと思った。
しかし、ウエットタイヤに交換した選手も、スリックとタイムは変わらなかったし、バイクチェンジの効果はなかったかも知れない。
フラストレーションのたまるレースだった。
こんな結果に終わったが、バイクの状態も自分も調子もよくなっていることは間違いないので、次のブルノではいいレースをしたい。」



10位 -  M・カリオ Pramac Racing Ducati 45.845

「僕たちは、もっと多くを期待していたので、この結果にはあまり嬉しくありません。
ドライの時は、6番ポジションを守るために戦っていましたが、雨が降り始めると、マシンを変えた方が良いと思いました。
2,3ラップで雨はあがりましたが、先ほどのスリックで出したタイムを更新する事ができませんでした。
僕は、火曜日に怪我をした指の治療があり、数日後に休暇に出ます。
そして、ブルノのレースに戻ってくるでしょう。」



11位 -  L・カピロッシ Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 53.190


「今日の天気で、あらゆることがギャンブルになりました。
スリックでスタートしたけど、タイヤの左側が十分に温まらなかった。
6位争いをしている時に雨が激しく降り始め、マシンをウェット用に交換するにはちょうどいいタイミングだと思った。
そして、雨がやんでしまい、わずか2ラップでタイヤがダメになった。
ドニントンは天気を予想するのが難しく、運が必要だ。
今日は何も得られなかったので、運がない日だったね。」


12位 -  G・タルマクシ Scot Racing Team MotoGP Honda 1'12.315

「僕は本当にハッピーです。
レースで良い結果を得られました。
最も良い選択をしたと思います。
最初は、どのタイヤを選んだらいいのか確信できませんでした。
天気は刻々と状況が変わっていたからです。
そして、僕たちはスリックで行くことを決め、それは正しい選択となりました。
雨が強くなってきたときに、マシン交換にいつ入るのかがレースのポイントとなりましたが、変えないと決心しました。
マシンを変えずに乗り続けると決め、それは良い判断だったと思います。」



13位 -  C・バーミューレン Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'20.398


「今日は、とても厳しかった。
コーナーごとにコンディションが違うし、タイヤ温度をキープするのが難しかった。
すべてが難しく、スライドは激しいし、コースアウトして多くの時間を失ってしまった。
レース終盤に雨が激しくなり、さらにライディングが困難になった。
雨がもっと激しくなると思い、マシンを変えましたが、雨は止んでしまい、決定が誤りとなった。
完走できた皆におめでとうと言いたいよ。
それだけ難しいグランプリだったんだ。」



14位 -  C・スト―ナー Ducati Marlboro Team Ducati 1 lap

「誰もが、僕がドライで苦労している事を知っているので、今日は雨が降るのを祈っていました。
最初のラップは、雨が降りそうで、僕たちにとって完ぺきな状況が近付いたと思った。
しかし、残念ながら、ウェット状況にはならず、タイヤはぼろぼろになりました。
僕たちの判断は、間違っていたのです。
僕たちの現在の状況では、幻想的な決定だったかもしれませんが、リスクを取る価値があったと思います。
しかし、結果を得られず失望してしまいました。
チームには申し訳なく思う。
彼らは、どのレースでも勝てるマシンを用意してくれて素晴らしい仕事をしてくれているのに、それを生かす事ができませんでした。
今は、サマーブレイクを楽しみにしています。
そして、ブルノでは少し強くなって戻ってきます。」


15位 -  N・ヘイデン Ducati Marlboro Team Ducati 1 lap

「僕たちは、大きなギャンブルに出ましたが裏目に出てしまいました。
今朝のウォーミングアップでマシンに大幅な変更をして、ウェットで非常にいい感触を得ていました。
サインティングラップで路面は湿っていたし、グリット上も雨がパラパラと降っていた。
週末、スリックではあまり良いペースを得られていなかったので、大きなギャンブルをする事にしました。
僕には失うものが何もないので、サイコロを転がす事にした。
そして、努力は報われず正反対の結果になった。
レース中は雨が降っていましたが、トラックは暖かく、残念な事に雨粒が路面にたまる事はありませんでした。
僕は、この決断に対して完全に責任を取ります。
僕たちとチーム双方が同意したうえでの決定でしたが、僕が強く望んだのです。
“やってみよう!ヒーローになるんだってね。”
タイヤは7,8ラップでぼろぼろになっていました。
僕は、今回の決定が間違いだったと言いたくありません。
それは、ただ上手くいかなかったギャンブルでした。
僕たちは、そこから学ぶつもりです。」



リタイア -  J・ロレンゾ  Fiat Yamaha Team Yamaha

「スタートがうまくいったし、最初の2、3周は好調で、気分よくトップを走行することができていたんだ。
でも9周目の最終コーナーでちょっとしたミスをしてしまい、ラインを外して白線に乗ってしまった。
あそこはとても滑りやすくて、もうどうすることもできなかった。
身体は大丈夫だったから再スタートしたかったけれど、残念ながらマシンのダメージがひどすぎたんだ。
こんな結果になったことはとても悲しいし悔しいけれど、これがレースというもの。
悲しみなんか何の役にも立たないから、ここからまた学び、前を向いて行かなければならない。
バレンティーノは再スタートできたから良かったけれど、総合的にはやっぱり、今日の僕らはついていなかったと言うしかないね。
このあとは夏休みをエンジョイし、たくさんトレーニングをして力をつけて、次のブルノに臨みたい。」


リタイア -   T・エリアス San Carlo Honda Gresini Honda

「今日はいいレースができると思っていたので本当に残念だった。
スタートもペースもよかった。しかし、リアタイヤが白線に乗ってしまい転んでしまった。
今日はトップに立って、しばらくの間レースをリードすることができた。何台かに抜かれたが、トップグループにとどまれる自信もあった。
残念なレースに終わったが、今日の内容は大きな自信になったし、次のレースでこの悔しさを晴らしたい。」





250ccクラス


1位 -   青山博一 Honda 45:17.516

「今日はドライでレースがしたいと思っていたし、レインタイヤでグリッドについたときは厳しい戦いになると思っていた。
しかし、走り出してからは、周りのペースが遅く感じられるほどフィーリングがよくて、今日はタイヤの持ちを考えず、いけるところまでいこうと決めた。
それで6秒くらいリードを広げることができて、それからは後ろとのギャップを見ながら走った。
しかし、後半はタイヤの消耗が激しくてどこでも滑っていた。
タイヤとの格闘になって苦しかった。
今日は一歩間違えばすぐに転んでしまいそうなコンディションだったし、そういうレースで勝てて本当にうれしい。
難しいコンディションにセッティングを合わせてくれたチームに感謝したい。」


2位 -   A.バウティスタ アプリリア +5.723

「金曜と土曜にクラッシュして自信が持てなかっただけに、2番は良い結果だと言えます。
今朝のウォーミングアップでも乗りやすかったし、ハードブレーキでも腕は問題なかったです。
レースは、ウェットタイヤで出ましたが、3ラップ程で路面は乾いてきたので、奇妙な厳しいレースとなりました。
マシンは暴れまわりましたが、腕にはそれ程負担にはなりませんでした。
私は、トップを追いかける立場でした。
ゆっくりと青山を捕らえようとしていましたが、もし僕がミスをしたなら20ポイントを失うと慎重になりました。
最後の7ラップで腕が痛くなり、こんな週末なので20ポイントを持ち帰る事が大事だと考えました。
僕は早く回復して、ブルノに戻ってくるでしょう。」



3位 -    M.パシーニ アプリリア +36.161




4位 -    M.シモンセリ ジレラ +36.776




5位  -    M.ディ・ミリオ アプリリア +41.418

「スタートは良くありませんでしたが、タイヤを傾けないように、そしてウェット状況を学ぼうとしました。
しだいライディングが快適になったが、27ラップのスプリントレースではなく、一貫したペースを維持する事が重要でした。
レースが進むとタイヤがぼろぼろになってきてグリップを失い、フィニッシュするのが大変な状況でした。
セッションの間、数回転んでいて、自分でも信じられないが、安全にゴールしポイントを稼ぐ事ができました。
今日は、良い働きをして、良い決定ができたと思います。
トップファイブが目標だったので、僕はハッピーです。
サマーブレイク前にチームにとっても、自分の士気にとっても重要なレースになったと思います。」


6位 -    A.デボン アプリリア +41.938




7位 -    ラファエレ・デ・ロサ Honda +57.483

「とても奇妙なレースでした。
おそらく、勝利の選択としては最初からスリックだったかもしれません。
しかし、ライダー達は皆、保守的な決定を好んだという事です。
ピットからは、タイヤを交換する準備ができた事を知らせるサインが出ていた。
しかし、僕は走行中のグループの中に留まる事にした。
最初は、すべてそれでよかった。
そして、マシンのギアに不調が出てきた。
最後は、マシンが大きくスライドしていましたが、それはそれで面白かった。
しかし、良いレースだとは思うが、もっと良い結果も得られたかもしれないので、ほんの少し失望もしています。」



8位 -   H.バルベラ アプリリア +59.975




9位 -   T.ルティ アプリリア +1:14.852




10位 -   ヘクトル・ファウベル Honda +1:16.927

「スタートがよくなくて、1周目の最終コーナーで転びそうになった。
それから慎重に走ることにした。
今日はとにかく完走して、少しでも多くポイントを獲得しようと決めた。
ウオームアップで雨のセットアップがよくなった。
今日の目標は優勝争いに加わることだったので、それが果たせず残念だ。
難しいレースで総合順位を1つ下げたが、ポイント差がない状態なのでよかった。」




15位 -   富沢祥也 Honda +1Lap

「レインタイヤでスタートして、路面がどんどん乾いていく難しいレースだった。
今日はスタートもまずまずで、ファウベルについていくことができた。
今日はファウベルの前でゴールできるように全力を尽くしたが、彼を抜いてから最終コーナーで転んでしまった。
ハンドルが曲がってしまったがバイクを起こして再スタートを切り、15位になれた。
1ポイントだけれど、今回も完走してポイントを獲得するという目標を果たせてよかった。
ドニントンパークは難しいコースだった。
コンディションも難しかったし、いい勉強になった。」





リヤイア  -   ラタパーク・ウィライロー Honda +9Laps

「今日のレースは早く忘れたいほど悔しいレースだった。
オープニングラップは16番手だったが、それからペースを上げられず、フィーリングも悪かった。
朝のウオームアップでは雨のセットアップができたと思ったのだが、決勝までには路面がほとんど乾いてしまった。
どこでも転びそうだったので、今日はレースを辞めることにした。本当に残念だった。」









125ccクラス


1位 -   J.シモン アプリリア 9:12.301

「小雨が降る中、ソフトタイヤでのライディングは非常にタフなレースとなりました。
エスパルガロ、マルケス、ガデア、そしてスミスは驚くほどの仕事をしましたが、彼らには運が無く、僕はアドバンテージを得る事ができた。
レースが中断した時、僕たちのチームは素晴らしい仕事をしました。
そして、早いライダーがいるのも知っていました。
僕は、スミスが転ぶのを見ていましたので、用心深く走り、最終ラップでシモーネをパスしました。
勝てると思った時、ハードにプッシュしました。
この勝利は、ホルヘ(マルチネス)とチームの歴史的な名誉であり、チームメイトにもレースではこの様な事も起こりえると言わなければなりません。
この勝利で、125ccのタイトルへ向けてより近づきました。」


2位 -    S.コルシ アプリリア +0.390


3位 -    S.レディング アプリリア +3.072


4位 -    N.テロール アプリリア +6.209


5位 -   中上貴晶 アプリリア +9.509

「先程、決勝レースを終えました!
レース途中、雨により赤旗中断。
ウエットコンディションの中、5周のレースになりました。
17番手グリッドから上手くスタートを決め、そこからは全力で走り、なんとか自己ベストタイの5位でフィニッシュすることが出来ました。
難しいレースでしたが、結果が良かったので、気持ち良く日本に帰れます。」



11位 -  小山知良 ロンシン

「今日の決勝は、荒れたレースでした!!
第一レースは、ドライだったけど路面が凄く滑って転倒者続出!!
転倒しないように粘り強く頑張って、6位集団に追い付きそうだった…。
けど…雨が降り出して、赤旗レース中断!!
第2レースは、5周で行われた!!
ポジションアップのチャンスだと思ったけど、今回は欲をかかずに、完走を目標に気持ちを切り換えた。
っで!!無事11位でチェッカーを受けて、2戦連続ポイントをGet出来ました。
日本から応援してくれた皆さん、有難うございました。
まだまだ進化し続けるので、応援宜しくお願いしますね!!」






20位 -  B・スミス アプリリア

「今日の問題は、基本的にトラックのコンディションが悪かったからです。
僕は、この状況に慎重に対応したのですが、アスファルトが僕を捕らえました。
悪い時には何でも起こりえるし、今回は僕がアクセルを開けすぎただけです。
誰もが、このコースは時にはグリップし、時には全くグリップしない事を知っています。
そして、マルケスにも悪い状況が起こっていました。
リザルトはホームレースとしては良くありませんが、僕たちは予選で素晴らしく、第一ヒートでは4番手でした。
僕たちは、週末中競争力がありましたが、残念ながらポイントを取る事ができませんでした。」




リヤイア -  S・ガデア  アプリリア


「クラッシュしたけれど、全力を尽くしトップ争いができたので納得はしています。
レース中は、ずっと雨が降っており、どの部分が濡れているかを判断するのが困難でした。
僕は、落ち着いてライディングし、エスバロガロが逃げようとしているのをみてプッシュしました。
僕は自分のペースを把握していましたが、結局、路面が大きく濡れている場所でフロントを滑らせてしまいました。
それまでは完ぺきな週末だったので、自分のミスには腹が立ちます。」



















監督クラス


山野一彦 (Repsol Honda Team 監督)

「ドヴィツィオーゾにとって今日の優勝は大きな意味を持つし、彼とスタッフには心からおめでとうと言いたい。
この勝利で、彼はやっとスタート地点に立てたと思う。
この結果をベースにこれからもっと強いライダーに成長してほしい。
今日はとても難しいレースだったし、この勝利は大きな自信になったはずだ。
ダニにとっては、本当に難しいレースだった。
彼にとってはフラストレーションのたまるレースだったが、リスクを冒さず最後まで走りきったことは、後半戦の戦いに大きな意味を持つと思う。
今日の結果に彼はがっかりしているが、やっと回復してきた身体の状態。
この数戦のレース内容を見れば、今日の9位は決して落胆するものはない。
アメリカでダニが勝ち、今回はドヴィツィオーゾが勝った。
次のレースも勝利に向けて全力を尽くしたい。」




















D・ブリビオ (YAMAHA ロッシ・チーム監督)

「今日はチャンスを逃してしまったけれど、そのなかでも何とか納得できるところまで挽回できたので良かったと思う。
あのような難しいコンディションではミスも起こりやすいが、最終的な目標はやはりチャンピオンシップだ。
それを考えれば、今日の結果は残念なことではなく、むしろ評価すべきこと。
これでレース1回分のリードができたわけで、大きなアドバンテージを得たと言える。
次の戦いに備えて、このあとはしばらく休みに入る。」



D・ロマニョーリ (YAMAHA ロレンゾ・チーム監督)

「なんというクレイジーな1日なんだ!
好成績を目指していたのに、ホルヘは白線に乗って、その絶好のチャンスを逃してしまった。
しかもマシンがフェンスの下に入り込んでしまったことも不運だった。
これで再スタートもできなくなってしまった。
今回もチームはみなとてもよく頑張ってくれていて、おかげでウエットでもドライでも好調だった。
それだけに、このような結果は悔しくて仕方がない。
ホルヘはこのことからまた何かを学び、さらに強くなってくれるだろう。
このあとは少しブレイク。
ホリデーというには短過ぎるが、この2ヵ月間とても忙しかったので、リフレッシュすることができるだろう。」



H・ポンシャラル (YAMAHA テック3・チーム監督)

「とてもドラマティックなレースだった。
コーリンの見事なパフォーマンスは信じられないほどだ。
このような変わりやすいコンディションのなかで、かなり難しいレースになったが、ピットに戻らないというコーリンの判断はまったく正しかった。
スリックタイヤで厳しい状況に対応し、しかも何度か素晴らしいラップタイムを記録しファンを魅了したのだ。
彼と、そしてシーズン開幕からずっと彼を支えてきたモンスター・ヤマハ・テック3の全てのスタッフを祝福したい。
コーリンは出場ライダーのなかでは最年長のひとりに入るが、今日の活躍は、若くなくてもモトGPで速く走ることが出来ることを証明した。
もちろん、あとほんのわずかのところで優勝を逃したことに後悔がないとは言えないが、いま我々は本当にハッピーだ。
ジェームスのほうも本当によくやった。
昨年はここで残念な結果に終わり、ホームGPのプレッシャーもあったなかで、今日は難しいコンディションもしっかりコントロールできることを証明して見せた。
もしもバレンティーノを抑えて自己ベストの5位を獲得していたとしたら、それは本当に素晴らしいことだが、私としてはふたりを賞賛するだけだ。」

中島 雅彦 (YAMAHA 技術開発部MotoGPグループリーダー)

「今年も典型的なブリティッシュウェザーに悩まされ、スタート直前のグリッド上では小雨がぱらつく中、路面はほぼドライ、タイヤ選択、セッティング調整が難しい状況となりました。
ピットクルーはバイク交換に備え、準備をしながら、レースを見守りましたが、路面に水が無い状況ではウエットタイヤでのタイム向上は望めず、我慢のレースとなりました。
トップ争いの中でバレンティーノ、ホルヘ両ライダーが転倒したことは残念ですが、レースでは起こり得る事だと思います。
最終的にはバイク交換をしない判断が奏功し、コーリンが2位表彰台、転倒から追い上げたバレンティーノが5位、ジェームスが6位を確保してくれたことは、悪いコンディションでも戦闘力を維持できていることを示したくれたと思います。
これでしばしのサマーブレークに入りますが、新レギュレーションに備え、確実な準備をして新たな気持ちで後半戦に臨みたいと思います。」



マルコ・リガモンティ (カネパのエンジニア)

「私たちは、ドライセッティングでレースをする事を決めました。
そして、雨が降り始めましたが、マシンを変えないという決定をしました。
ニッコロは、この路面状況でも安定したライディングを見つけたようです。
レース開始直後のドライでは、タイヤを温めるのに数ラップかかってしまいましたが、良いフィーリングを見つけ復活してきました。
私たちは本当に幸福です。
彼は決してあきらめずにベストを尽くしました。」





ポール・デニング (SUZUKI チーム・マネージャー)

「私たちにとって、とても難しいイギリスGPとなりました。
今日のような狂った天気は、対等に戦えるチャンスでもありました。
レース序盤、ロリスは6位を争っておりマシンも上手く機能しているように見えました。
メランドリに続いて、ウェット用マシンに乗り換えた時、雨が強く降っていたならば良かったのでしょうが、雨はすぐに止み、それを生かす事が出来なかった。
クリスは、彼にとってチャレンジングなGPとなり、週末中フィーリングを得るのに苦労していました。
私たちは、天気やコースコンディションに過敏になる状況を克服し、ライダーの能力を最大限発揮できるよう、さらに仕事を続けなければいけません。
結果からいえば、最高のホームグランプリではありませんでしたが、私たちのパートナーやこのような天気にも関わらず友人たちに感謝します。
次のブルノでは全力で戦い、良いリザルトを獲得します。」



リビオ・スッポ (ドカティ・プロジェクト・マネージャー)

「我々は、今日、大きなギャンブルをして、うまくいきませんでした。
実は、両方のライダーにスリックが正しい選択だと伝えましたが、彼らはともに強硬でした。
とても危険でしたが、このような微妙な状況では、彼らの本能を信じなければいけません。
雨が強く降ってくれれば、驚くような成功を祝っていたかもしれませんが、現状を受け入れなければならない。
とにかく、ポジティブに考えよう。
可能性があり、マシンは良く機能しています。
そして、我々のライダー達は、最高の結果を出す能力がある事は分かっています。」




鈴鹿8耐 決勝 リザルト

2009-07-27 01:55:57 | 全日本ロード 2009
2009 鈴鹿8時間耐久ロードレース


鈴鹿8耐の第32回大会。そして大波乱はスタート早々の2周目に待ち受けていた。

ポールポジションから好スタートを見せたF.C.C. TSR Honda秋吉耕佑だったが、トップで2周目に入ったS字コーナーで痛恨の転倒を喫してしまう。

さらにスタートから約30分が経過した頃、2輪シケインで、2番手を走行していたMuSASHi RT HARC-PRO.の山口辰也が、後方で転倒して滑って来たマシンに絡む形で転倒してしまい、早くも優勝候補の2チームが脱落してしまった。

6周目に山口をパスしてトップに立っていたヨシムラスズキwithJOMOは、その後、4度に渡りセーフティカーが入る激しい雨にも的確に対応。
結果的に6周目から一度もトップの座を明け渡すことなく、183周を走破して、2007年以来の通算4勝目を記録した。








2009/07/26 決勝 リザルト

 

1 12 EWC 酒井 大作
徳留 和樹
青木 宣篤 SUZUKI GSX-R1000/09
ヨシムラスズキwithJOMO BS 183(8:01'59.916 132.60km/h 02'09.263

2 5 EWC 井筒 仁康
武石 伸也
鶴田 竜二 KAWASAKI ZX-10R/08
TRICK☆STAR RACING BS 182 1Lap 02'11.894

3 2 EWC 高橋 巧
亀谷 長純
HONDA CBR1000RR/09
Honda DREAM RT桜井ホンダ DL 182 1Lap 02'10.845

4 7 EWC Igor JERMAN
Steve MARTIN
Gwen GIABBANI YAMAHA YZF-R1/09
YAMAHA AUSTRIARACING TEAM MI 181 2Laps 02'11.755

5 48 EWC 出口 修
寺本 幸司
SUZUKI GSX-R1000/07
PLOT FARO PANTHERA BS 180 3Laps 02'11.545

6 9 EWC 西嶋 修
長谷川 克憲
苅田 庄平 KAWASAKI ZX-10R/08
BEET RACING DL 179 4Laps 02'13.874

7 44 EWC 児玉 勇太
津田 一磨
HONDA CBR1000RR/09
ウイダーD.D.BOYSwith A-STYLE BS 179 4Laps 02'13.078

8 73 EWC 岩田 悟
須貝 義行
渡辺 一馬 HONDA CBR1000RR/08
TEAM PLUS ONE & TSR BS 179 4Laps 02'12.339

9 1 EWC 秋吉 耕佑
伊藤 真一
手島 雄介 HONDA CBR1000RR/09
F.C.C. TSR Honda BS 178 5Laps 02'08.745

10 99 EWC 野田 弘樹
関口 太郎
HONDA CBR1000RR/09
テルル・ハニービーレーシング BS 178 5Laps 02'11.366

11 14 EWC Daniel RIBALTA
Jason PRIDMORE
YAMAHA YZF-R1/09
BK MACO MOTORACING TEAM DL 176 7Laps 02'14.665

12 3 EWC PedroVALLCANERAS
G GOWLAND
Damian CUDLIN YAMAHA YZF-R1/09
PHASE ONE ENDURANCE DL 176 7Laps 02'15.202

13 15 EWC 竹見 升吾
宇佐見 保弘
安達 光司 YAMAHA YZF-R1/09
チーム・エッチング ファクトリー 15 DL 175 8Laps 02'17.086

14 40 EWC 久保山 正朗
中津原 尚宏
HONDA CBR1000RR/08
Honda 浜松エスカルゴ&PGR&狭山R&H-TEC 関東 DL 175 8Laps 02'15.789

15 67 EWC
大内田 実
湯崎 朗文 HONDA CBR1000RR/07
Honda DREAM RT 和歌山 DL 173 10Laps 02'17.983

16 55 EWC 高宮 義文
高橋 芳延
須磨 貞仁 SUZUKI GSX-R1000/07
GAGNER H.M.F DL 173 10Laps 02'17.415

17 33 EWC 吉田 光弘
飯田 将人
野寄 真二 HONDA CBR1000RR/08
Honda 緑陽会 熊本レーシングチーム DL 171 12Laps 02'16.513

18 112 EWC 栗林 剛
本道 雅樹
HONDA CBR1000RR/08
Honda EG Racing BS 171 12Laps 02'18.137

19 61 EWC 高田 速人
原田 伸也
HONDA CBR1000RR/06
TEAM N・K・B DL 171 12Laps 02'17.906

20 38 EWC 山下 繁
宮内 崇
KAWASAKI ZX-10R/08
Team38 PS-K DL 170 13Laps 02'16.850

21 28 EWC 浜口 喜博
古澤 基樹
HONDA CBR1000RR/07
ホンダ テクニカル カレッジ DL 170 13Laps 02'16.178

22 221 EWC 斉藤 光雄
深見 貴広
Magali LANGLOIS YAMAHA YZF-R1/09
クレバーウルフレーシングチーム DL 170 13Laps 02'18.416

23 63 EWC 中山 英樹
箕田 貴司
山田 直樹 HONDA CBR1000RR/08
Teamガレージコンプリートwithクラフト DL 169 14Laps 02'19.236

24 360 EWC 水澤 保
山崎 茂
KAWASAKI ZX-10R/08
山科カワサキ KEN RACING DL 169 14Laps 02'19.089

25 36 EWC 桐井 有希
下地 申悟
HONDA CBR1000RR/08
ROCKSTAR × BATTLE& I LOVE Cafe DL 169 14Laps 02'15.158

26 51 EWC 樋口 幸博
小島 一晃
YAMAHA YZF-R1/07
T・モトキッズ中部測量登記サービス獺RT MI 168 15Laps 02'21.419

27 75 EWC 五十嵐 明弘
里 実
HONDA CBR1000RR/09
Verity Racing Team DL 168 15Laps 02'16.197

28 43 EWC 中山 睦生
野村 裕之
HONDA CBR1000RR/07
TEAM ナカキホンダ BS 168 15Laps 02'19.384

29 60 EWC 大塚 卓也
小林 敦之
HONDA CBR1000RR/08
HondaブルーヘルメットMSC DL 167 16Laps 02'19.723

30 76 EWC 北口 浩二
矢野 大輔
HONDA CBR1000RR/08
クラウン警備保障RACING MI 167 16Laps 02'16.479

31 16 EWC 中井 恒和
中岡 光輝
柳生 和男 YAMAHA YZF-R1/08
チーム・エッチング ファクトリー16 DL 166 17Laps 02'18.657

32 62 EWC 國松 俊樹
行方 知基
SUZUKI GSX-R1000/08
WINNER Z-TECH DL 166 17Laps 02'16.506

33 26 EWC 東村 伊佐三
清水 直樹
KAWASAKI ZX-10R/09
RS-ITOH&ASIA PI 166 17Laps 02'15.532

34 111 EWC 中村 浩
松原 泉
海老沼 孝志 HONDA CBR1000RR/08
Honda向陽会ドリームレーシング&SHOWA BS 166 17Laps 02'16.031

35 50 EWC 高野 弘毅
岡田 聡
馬場 聡 HONDA CBR1000RR/08
ベストバイクレンタル水戸&e’FREAKS&MK DL 162 21Laps 02'19.766

36 78 EWC 大岡 友明
弓場 誠
湯本 真也 YAMAHA YZF-R1/08
チーム カナヤ DL 161 22Laps 02'18.801

37 27 EWC 兼田 智浩
佐藤 大輔
横部 武宜 DUCATI 1098R/08
BANNER RACING BS 160 23Laps 02'20.343

38 23 EWC 福田 康志
松井 秀樹
HONDA CBR1000RR/09
鈴鹿コミュニティーレーシングチーム DL 155 28Laps 02'14.014

39 88 EWC 柚木 力
光元 康次郎
田村 武士 HONDA CBR1000RR/07
岡山国際レーシングファミリーR.T BS 154 29Laps 02'17.675

40 37 EWC 野田 達也
入谷 安紀
中村 賢詞 KAWASAKI ZX-10R/09
ワイズワード&東海オート&グリーンスポーツ BS 153 30Laps 02'21.085

41 35 EWC 今津 比呂志
西川 雅人
KAWASAKI ZX-10R/08
プラスワン MCRT DL 152 31Laps 02'19.536

42 18 EWC 川原 英実
堀  義光
DUCATI 999R/06
ラベレッツアスピードエクスター&PIAA PI 151 32Laps 02'17.697

43 634 EWC 安田 毅史
山口 辰也
小西 良輝 HONDA CBR1000RR/08
MuSASHi RT HARC-PRO. BS 147 36Laps 02'09.382

44 20 EWC 大西 敬紀
波多野 祐樹
SUZUKI GSX-R1000/08
ONISHI・HEAT MAGIC with DRAGON DL 146 37Laps 02'11.895

45 68 EWC 津田 拓也
佐竹 隆幸
YAMAHA YZF-R1/09
チーム スポーツ ファイター DL 140 43Laps 02'13.310

46 69 EWC 中西 豊
木村 知博
久積 基宏 YAMAHA YZF-R1/08
HITMAN RC甲子園TKm DL 139 44Laps 02'19.534

47 32 EWC 今野 由寛
鈴木 大五郎
新庄 雅浩 SUZUKI GSX-R1000/09
MotoMap SUPPLY DL 137 46Laps 02'12.195

85 EWC 山中 正之
安藤 元之
中村 知雅 HONDA CBR1000RR/08
HONDA Q遊会 明和レーシング DL 135 48Laps 02'14.782

555 EWC 安冨 成士
岩谷 圭太
SUZUKI GSX-R1000/08
韋駄天Works+HEAT Magic BS 134 49Laps 02'17.954

777 EWC 谷 誠士郎
奥田 貴哉
HONDA CBR1000RR/08
PURI・PURI RACING& Like a Wind☆BMS PI 128 55Laps 02'14.743

014 EWC 高田 明
澤村 元章
時永 真 YAMAHA YZF-R1/09
磐田レーシングファミリー DL 124 59Laps 02'18.263

25 EWC 柚木 伸介
森井 威綱
浪平 伊織 HONDA CBR1000RR/08
HONDA鈴鹿レーシングチーム BS 119 64Laps 02'12.142

888 EWC 金 淳一
高橋 孝臣
鈴木 慎吾 HONDA CBR1000RR/09
石垣島マグロレーシング・海人withモトバム DL 112 71Laps 02'14.737

64 EWC 福山 京太
向山 将弘
HONDA CBR1000RR/05
TEAM オーエスジー DL 107 76Laps 02'17.577

65 EWC 水谷 勝
稲垣 誠
SUZUKI GSX-R1000/05
Team M II R 83 100Laps 02'26.164

31 EWC 生形 秀之
石川 朋之
SUZUKI GSX-R1000/09
TEAM Z-TECH DL 66 117Laps 02'14.972

81 EWC 猿楽 明太
大西 博規
SUZUKI GSX-R1000/08
TEAM-HSK-RACING DL 39 144Laps 02'36.343

77 EWC 浜口 俊之
金山 和弘
SUZUKI GSX-R1000/05
Team M II R・橋本組・櫻花 DL 38 145Laps 02'12.481


WSBK 第10戦 チェコ 決勝

2009-07-27 01:45:43 | Superbike 2009
WSBK 第10戦 チェコ 決勝 ブルノ・サーキット



WORLD SUPERBIKE

Race results (1)


1. Max Biaggi ITA Aprilia Racing RSV-4 20 laps
2. Carlos Checa ESP HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR +3.631s
3. Jonathan Rea GBR HANNspree Ten Kate Honda CBR1000 +9.948s
4. Shane Byrne GBR Sterilgarda Ducati 1098R +12.952s
5. Troy Corser AUS BMW Motorrad S1000RR +14.599s
6. Jakub Smrz CZE Guandalini Racing Ducati 1098R +19.359s
7. Leon Haslam GBR Stiggy Motorsport Honda CBR1000RR +19.680s
8. Noriyuki Haga JPN Ducati Xerox 1198R +20.731s
9. Matthieu Lagrive FRA HANNspree Althea Honda CBR1000RR +21.923s
10. Makoto Tamada JPN Kawasaki SRT ZX-10R +27.807s
11. Fonsi Nieto ESP DFX Corse Ducati 1098R +35.263s
12. Broc Parkes AUS Kawasaki SRT ZX-0R +36.535s
13. Ryuichi Kiyonari JPN Ten Kate Honda CBR1000RR +38.586s
14. Yukio Kagayama JPN Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 +40.061s

15. Vittorio Iannuzzo ITA SCI Honda CBR1000RR +40.280s

16. Luca Scassa ITA Team Pedercini Kawasaki ZX-10R +40.641s
17. David Salom ESP Team Pedercini Kawasaki ZX-10R +1min 10.529s
18. David Checa ESP Yamaha France GMT 94 YZF R1 +1min 14.874s
19. Roland Resch AUT TKR Switzerland Suzuki GSX-R1000 +1min 42.979s
20. Milos Cihak CZE ProRace Suzuki GSX-R 1000K9 +1min 43.111s

Not Classified

21. Tom Sykes GBR Yamaha WSB YZF R1 18 laps completed
22. Alessandro Polita ITA Celani Suzuki GSX-R1000 14 laps completed
23. John Hopkins USA Stiggy Motorsport Honda CBR1000RR 10 laps completed
24. Shinya Nakano JPN Aprilia Racing RSV-4 8 laps completed
25. Ben Spies USA Yamaha WSB YZF R1 4 laps completed
26. Michel Fabrizio ITA Ducati Xerox 1198R 4 laps completed
27. Lorenzo Lanzi ITA DFX Corse Ducati 1098R 2 laps completed
28. Ruben Xaus ESP BMW Motorrad S1000RR 0 laps completed






Race results (2)

1. Ben Spies USA Yamaha WSB YZF R1 20 laps
2. Max Biaggi ITA Aprilia Racing RSV-4 +0.213s
3. Michel Fabrizio ITA Ducati Xerox 1198R +0.657
4. Jonathan Rea GBR HANNspree Ten Kate Honda CBR1000 +8.311s
5. Carlos Checa ESP HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR +8.915s
6. Noriyuki Haga JPN Ducati Xerox 1198R +21.175s
7. Tom Sykes GBR Yamaha WSB YZF R1 +21.384s
8. Shane Byrne GBR Sterilgarda Ducati 1098R +21.599s
9. Jakub Smrz CZE Guandalini Racing Ducati 1098R +21.726s
10. Troy Corser AUS BMW Motorrad S1000RR +25.180s
11. Shinya Nakano JPN Aprilia Racing RSV-4 +25.612s
12. Leon Haslam GBR Stiggy Motorsport Honda CBR1000RR +25.622s
13. Ryuichi Kiyonari JPN Ten Kate Honda CBR1000RR +26.246s
14. Matthieu Lagrive FRA HANNspree Althea Honda CBR1000RR +31.098s
15. Lorenzo Lanzi ITA DFX Corse Ducati 1098R +32.706s

16. Broc Parkes AUS Kawasaki SRT ZX-0R +33.173s
17. Fonsi Nieto ESP DFX Corse Ducati 1098R +34.953s
18. Vittorio Iannuzzo ITA SCI Honda CBR1000RR +57.751s
19. David Checa ESP Yamaha France GMT 94 YZF R1 +1min 00.273s
20. Roland Resch AUT TKR Switzerland Suzuki GSX-R1000 +1min 29.794s

Not Classified

21. Alessandro Polita ITA Celani Suzuki GSX-R1000 12 laps completed
22. Luca Scassa ITA Team Pedercini Kawasaki ZX-10R 7 laps completed
23. Milos Cihak CZE ProRace Suzuki GSX-R 1000K9 7 laps completed
24. John Hopkins USA Stiggy Motorsport Honda CBR1000RR 6 laps completed
25. Yukio Kagayama JPN Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 6 laps completed
26. David Salom ESP Team Pedercini Kawasaki ZX-10R 5 laps completed
27. Makoto Tamada JPN Kawasaki SRT ZX-10R 3 laps completed

DNS Ruben Xaus ESP BMW Motorrad S1000RR








RIDERS STANDINGS SBK 2009

Noriyuki HagaDucati326
Ben SpiesYamaha319
Michel FabrizioDucati273
Jonathan ReaHonda206
Max BiaggiAprilia200
Leon HaslamHonda180
Tom SykesYamaha150
Carlos ChecaHonda145
Shane ByrneDucati134
Jakub SmrzDucati132
Ryuichi KiyonariHonda119
Yukio KagayamaSuzuki96
Shinya NakanoAprilia86
Règis LaconiDucati77
Max NeukirchnerSuzuki75
Troy CorserBMW53
Ruben XausBMW50
Broc ParkesKawasaki31
Matthieu LagriveHonda19
John HopkinsHonda17
Leon CamierYamaha13
Fonsi NietoDucati13
Gregorio LavillaDucati12
Lorenzo LanziDucati10
Jamie HackingKawasaki9
James EllisonYamaha8
Makoto TamadaKawasaki8









MotoGP : 第10戦 イギリスGP 決勝

2009-07-27 01:09:05 | MotoGP 2009

BRITISH GRAND PRIX


MotoGP

気温18度。路面温度21度。
ウェットレースが宣告させた中、多くのライダーたちが、スリックタイヤ(ソフトタイヤ)を選択。
ホルヘ・ロレンソがトップ走行中の9ラップ目に転倒。
バレンティーノ・ロッシも、トップ走行中の20ラップ目に転倒した。
ライバルの転倒でトップに立ったドビツィオーソは、最高峰クラス28戦目で初優勝を飾った。
コーリン・エドワーズは、オープニングラップで15番手まで後退したが、最終コーナーでド・ピュニエを抜いて、今季最高位の2位。
ド・ピュニエは、2008年日本GP以来となる2度目の表彰台を獲得した。
アレックス・デ・アンジェリスは、自己最高位タイとなる4位を獲得。
転倒後、11番手まで後退したロッシは、6位でフィニッシュし、タイトル連覇に向けて、貴重な16ポイントを獲得。
地元出身のジェームス・トーズランドが、今季最高位タイの7位に入った。
22ラップ目にウェットセッティングのマシンに乗り換えたマルコ・メランドリが7位。
ニッコロ・カネパが自己最高位の8位。
前後にハードタイヤを選択したダニ・ペドロサは9位。
23ラップ目にマシンを乗り換えたミカ・カリオが、トップ10入りした。
レインタイヤを選択したドゥカティ・マールボロのケーシー・ストーナーとニッキー・ヘイデンは、周回遅れの14位と15位に終わった。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのロッシが、転倒リタイヤしたロレンソに25ポイント差、ストーナーに37ポイント差をつけた。




Race Classification

1 A. DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team 48'26.267
2 C. EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 + 1.360
3 R. DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP + 1.600
4 A. DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini + 8.958
5 V. ROSSI ITA Fiat Yamaha Team + 21.622
6 J. TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 + 22.465
7 M. MELANDRI ITA Hayate Racing Team + 35.284
8 N. CANEPA ITA Pramac Racing + 38.769
9 D. PEDROSA SPA Repsol Honda Team + 42.112
10 M. KALLIO FIN Pramac Racing + 45.845
11 L. CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP + 53.190
12 G. TALMACSI HUN Scot Racing Team MotoGP + 1'12.315
13 C. VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP + 1'20.398
14 C. STONER AUS Ducati Marlboro Team 1 Lap
15 N. HAYDEN USA Ducati Marlboro Team 1 Lap

Not classified
J. LORENZO SPA Fiat Yamaha Team 22 Lap
T. ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini 23 Lap








250cc

Congratulations! AOYAMA

気温18度。路面温度19度のウェットコンディションの中、3番グリッドの青山は、オープニングラップでトップに飛び出すと、レースの主導権を握り、独走で優勝を飾った。
6番グリッドのアルバロ・バウティスタは、5.723秒差の2番手。
転倒を喫したマティア・パシーニが、マルコ・シモンセリを抑えて、今季2度目の表彰台を獲得。
17番グリッドの富沢祥也は、一時9番手に浮上したが、20ラップ目に転倒。
最後まで走り切り、ポイント圏内の15位でチェッカーを受けた。
負傷代役として復帰したラルフ・ウォルドマンは、6ラップ目に転倒リタイヤを喫した。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーの青山は、25ポイントを加算し159ポイント。
バウティスタとのアドバンテージを15ポイント差に広げた。




Race Classification

1 H. AOYAMA JPN Scot Racing Team 250cc 45'17.516
2 A. BAUTISTA SPA Mapfre Aspar Team + 5.723
3 M. PASINI ITA Team Toth Aprilia + 36.161
4 M. SIMONCELLI ITA Metis Gilera + 36.776
5 M. DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team 250cc + 41.418
6 A. DEBON SPA Aeropuerto-Castello-Blusens + 41.938
7 R. DE ROSA ITA Scot Racing Team 250cc + 57.483
8 H. BARBERA SPA Pepe World Team + 59.975
9 T. LUTHI SWI Emmi - Caffe Latte + 1'14.852
10 H. FAUBEL SPA Honda SAG + 1'16.927
11 J. CLUZEL FRA Matteoni Racing + 1'21.356
12 L. PESEK CZE Auto Kelly - CP + 1'21.665
13 R. LOCATELLI ITA Metis Gilera + 1'29.576
14 K. ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing 1 Lap
15 S. TOMIZAWA JPN CIP Moto - GP250 1 Lap
16 A. BALDOLINI ITA WTR San Marino Team 1 Lap
17 I. TOTH HUN Team Toth Aprilia 1 Lap
18 L. MOSSEY GBR Sabresport Grand Prix 1 Lap
19 V. DEBISE FRA CIP Moto - GP250 2 Lap
20 A. PONS SPA Pepe World Team 2 Lap
21 A. RODRIGUEZ SPA Matteoni Racing 2 Lap
22 B. CHESAUX SWI Racing Team Germany 2 Lap
23 T. MARKHAM GBR C&L Racing 4 Lap

Not classified
R. WILAIROT THA Thai Honda PTT SAG 9 Lap
R. WALDMANN GER Viessmann Kiefer Racing 22 Lap

Not finished 1st lap
B. NEMETH HUN Balatonring Team







125cc


ドライコンディションでスタートしたレースは、14ラップ目に雨による赤旗が提示され、再スタート。

2005年に同舞台でのレインレースを制したシモンは、5ラップによるスプリントレースで、シモーネ・コルシを0.390秒差で抑え、2戦連続3勝目。
所属するアスパル・チームに、通算100勝目をもたらした。
第6戦カタルーニャGP後にチームを移籍してから、調子を上げてきたコルシは、レース1で多重クラッシュの影響を受けたが、レインレースでは、今季初の表彰台となる2位を獲得。
昨年史上最年少優勝を飾ったスコット・リーディングは、地元で今季初の表彰台を獲得した。
16番グリッドの中上貴晶は、ニコラス・テロールに次ぐ5位。
13番グリッドの小山知良は11番手。



Race PART 2

1 J. SIMON SPA Bancaja Aspar Team 125cc 9'12.301
2 S. CORSI ITA Fontana Racing + 0.390
3 S. REDDING GBR Blusens Aprilia + 3.072
4 N. TEROL SPA Jack & Jones Team + 6.209
5 T. NAKAGAMI JPN Ongetta Team I.S.P.A. + 9.509
6 L. SALOM SPA Jack & Jones Team + 11.211
7 L. ZANETTI ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 11.572
8 D. AEGERTER SWI Ajo Interwetten + 13.703
9 E. VAZQUEZ SPA Derbi Racing Team + 14.101
10 P. ESPARGARO SPA Derbi Racing Team + 15.422
11 T. KOYAMA JPN Loncin Racing + 17.905
12 J. OLIVE SPA Derbi Racing Team + 25.625
13 J. ZARCO FRA WTR San Marino Team + 26.793
14 M. GLOSSOP GBR KRP/Bradley Smith Racing + 27.916
15 M. MARQUEZ SPA Red Bull KTM Moto Sport + 28.631
16 P. JORDAN IRL KRP/Bradley Smith Racing + 28.999
17 L. SEMBERA CZE Matteoni Racing + 30.564
18 R. KRUMMENACHER SWI Degraaf Grand Prix + 34.468
19 L. MARCONI ITA CBC Corse + 38.709
20 B. SMITH GBR Bancaja Aspar Team 125cc + 38.938
21 L. VITALI ITA CBC Corse + 1'14.040

Not classified
J. IWEMA NED Racing Team Germany 1 Lap
L. SAVADORI ITA Fontana Racing 4 Lap
A. MASBOU FRA Loncin Racing 4 Lap
M. RANSEDER AUT CBC Corse 4 Lap

Not started race re-start
S. CORTESE GER Ajo Interwetten
E. RABAT SPA Blusens Aprilia
C. BEAUBIER USA Red Bull KTM Moto Sport
S. BRADL GER Viessmann Kiefer Racing
A. IANNONE ITA Ongetta Team I.S.P.A.
S. GADEA SPA Bancaja Aspar Team 125cc
K. PESEK CZE Pesek Team
J. LODGE GBR KRP/Bradley Smith Racing
T. HASTINGS GBR KRP/Bradley Smith Racing
J. FOLGER GER Ongetta Team I.S.P.A.
D. WEBB GBR Degraaf Grand Prix