2014 GRAND PRIX OF QATAR
Losail Circuit
MotoGP 第1戦 カタールGP
■開催日:2014年3月23日(日) 決勝 結果
■開催地:カタール/ロサイル・サーキット(5.380km)
■周回数22周(118.36km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度 ■路面温度:18度
■PP: M・マルケス(1分54秒507/ホンダ)
■FL: A・バウティスタ(1分55秒575/ホンダ)
MotoGP Race Classification 2014
Classification after 22 laps = 118.36 km
1. マルク・マルケス SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) 42'40.561
「今日の結果がすごく嬉しい。25ポイントだけど、プレシーズンの多くの時間を失ってしまった怪我の後だったから重要なレースだった。今週末は沢山のライダーたちが僕よりも前のポジションに進出して、みんなリズムが良かったから、このようなレース展開を予想していた。この優勝は非常に重要。バレンティーノとのバトルは優勝よりもナイスだった。すごく楽しかった!」
「優勝することができて、とてもうれしいです。25ポイントも重要ですが、ケガからの復帰戦でしたし、ウインターテストがほとんどできなかった中での優勝だったので、とても特別な感じがします。今回は多くのライダーがいいタイムを出していましたし、トップ集団の中で、最後までどうなるか分かりませんでした。本当に今日の優勝は価値のあるものだと思います。バレンティーノとのバトルは最高でした。昨年は負けましたが、今年は何回もポジションを入れ替えながら、最終的に勝つことができました。これからもこういうバトルができたらと思います」
2. ヴァレンティーノ・ロッシ ITA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) +0.259
「グッドなバトルだった。嬉しいけど、2位で終わってしまったから悔しい(笑)。最高だった。すごく楽しかった。4列目からのスタートはリスクを背負っていたけど、グッドなパッシングで、トップに飛び出たのはファンタスティックだった。バイクはグッド。マルクとバトルするポテンシャルがあったけど、彼の方がストロングだった。
今年チーフクルーとしてシルヴァーノ・ガルブセラに来てもらったのは賭けだった。脚を骨折した後にスーパーバイク仕様のR1を試したときに、グッドなフィーリングがあったけど、彼はMotoGPの経験がないからリスクがあった。僕たちの間にはグッドなコミュニケーションがあり、それがバイクを調整すること、戦闘力を高めることに役立つ」
「ハッピーだけど、ちょっと悔しい。だって優勝できなかったんだから…。マルクはとても強くて、彼とのバトルを最後までエンジョイできた。今日は初めからとても楽しくて、グリッド後方からのスタートだったから序盤はリスクをおかしてペースアップ。でもミスは何もなかった。終盤はマルクとのゲーム。でも結局は彼のほうが強かったから彼が勝ったということなんだ。今日のレースはまるで、10年前のレースのよう。みんなの力が拮抗していて、ミスがあったり、はらんだり…。これはきっとドルナのグッド・アイディアのおかげだと思う。ヤマハはカタールでいつも好調。僕もこの決勝のためにプラクティスで頑張ってきたので、支えてくれたチームに感謝するよ。シーズンをこのような形でスタートできてとてもうれしく、これからもこの調子をキープできるよう頑張りたい。ホルヘのほうは、いつもレース序盤が素晴らしい選手だから、今日は何が起こってしまったのか、僕にもまったくわからないんだ」
3. ダニー・ペドロサ SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) +3.370
「3位はポジティブなリザルト。僕にとって厳しいトラックで、週末を表彰台で締め括ったから、良い形でシーズンをスタートさせることができた。(優勝に)近かったけど、転倒が多発していたから、完走することが重要だった。これからもっと良くして行き、次戦で優勝争いに挑戦しよう」
「スタートはあまりよくなくて、序盤はトップ集団の後ろの方にいました。序盤に転倒するライダーもいましたし、終盤にバトルしたアルバロも転倒してしまいました。今日は難しいコンディションでした。このサーキットはいつも苦戦してきた場所なので、表彰台に上がることができてとてもうれしいです。ここから前にいきたいです」
4. アレックス・エスパルガロ SPA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) +11.623
「僕自身はもちろん、チームのためにもうれしい結果になったと思う。昨日は2度もミスをおかしてしまい、決勝は厳しい状況になった。グリッド3列目からのスタートで、フルタンク状態の序盤にストレートのスピードで勝る2台のドゥカティをパスするのに手間取ってしまった。再びミスをするようなことはしたくなかったから、初めから激しくプッシュしないよう気持ちを抑えた。根気強く好機を待って、ようやくパスすることができたよ。上位と互角に戦えるだけの力があると思うので少し悔しかったけれど、結果、チームとしてもランキング4位につけることができたのだから満足しなければいけないだろうね。チームと、チームメイトのコーリンに感謝している。昨日の予選で完全に壊れてしまった僕のマシンを修復するために、一部のパーツをまわしてくれたんだ」
5. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ITA ( Ducati Team : Ducati ) +12.159
「この結果のポジティブな面を見る必要がある。チャンピオンシップの視点から、5位は常に重要だけど、僕たちの重要な目標であるトップとのタイムギャップを縮小することにおいて、昨年と比較して、24秒差から12秒差に詰めたことをポジティブに評価する。まだアンダーステアの問題があり、これがパフォーマンスに影響を与えるけど、ここまでの進歩が嬉しい」
6. カル・クラッチロー GBR ( Ducati Team : Ducati ) +28.526
「ほろ苦いレースとなってしまった。6位は結果とし悪くない。転倒してしまったウォームアップ走行の後で懸命に修復作業に取り組んでくれたメカニックたちに感謝しないと。レースでは、5ラップ目から電子制御の問題が発生して、トランスポンダーが機能せず、ダッシュボードが消えてしまい、バイクの挙動がおかしくなってしまった。
中盤までは、ドビとアレックス・エスパルガロと一緒に走ったけど、問題が悪化して、完走するのに苦戦した。とにかく、グッドなポジションでドゥカティでの初レースを終えることが重要だった」
7. スコット・レディング GBR ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) +32.593
「初めてのMotoGPのレースで、ニッキーとバトルをして勝てるなんて思いもしませんでした。とてもハッピーです。今回はソフトタイヤを選択したので、序盤からペースを上げようと思っていました。長い間、ニッキーの後ろにいて、自分の方がペースが速いことが分かったので、ラスト2周は全力でアタックしました。Honda勢のオープンカテゴリーの中でトップフィニッシュができて、とてもうれしいです」
8. ニッキー・ヘイデン USA ( Drive M7 Aspar : Honda ) +32.628
「今日はいつもと違って後方から追い上げるレースになりました。混戦の中から抜け出すのは大変でしたが、それでもフリー走行や予選よりも速い、1分56秒台のラップタイムで周回し、ポル・エスパルガロとバトルすることができました。終盤は左側のタイヤが消耗してペースを上げられず、今度はスコット・レディングに追いつかれてバトルになりましたが、抜き返すことができませんでした。最終的に8位でしたが、次のレースに向けてたくさんのデータを得ることができました。チーム、Honda、そしてすべてのスポンサーに感謝しています」
9. コーリン・エドワーズ USA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) +39.547
「序盤からずっとグリップに悩まされて、自分のレースができなかった。課題はいつも同じで、マシンの向き替えができないことだった。チームと協力しながら改善策を見つけていく。必ずそれができると確信しているよ。チームとしては、多くのポイントを獲得できて良かったと思う。次はテキサスでのホーム・レースになるので、楽しみにしている」
10. アンドレア・イアンノーネ ITA ( Pramac Racing : Ducati ) +43.360
「申し訳ない。グッドなスタートを切った後の2ラップ目に転んでしまった。プッシュしていなかったけど、フロントが閉じてしまった。トラックに戻ってからは、上位陣と同じグッドなリズムで走れた。グッドなリザルトを獲得できたかもしれない。チームとドゥカティのサポートに感謝したい」
11. 青山 博一 JPN ( Drive M7 Aspar : Honda ) +46.595
「スタートは悪くなかったのですが、序盤に(ヨニー)ヘルナンデスに引っかかり、彼を抜くために、タイヤのおいしいところをかなり使ってしまいました。抜いても抜いてもストレートで抜き返される、という繰り返しでした。ヘルナンデスに引っかからなければ、もう少しいいポジションでフィニッシュできたと思います。今回は初日にトラブルがあって出遅れましたが、その後は順調でした。メカニックとチームには感謝しています。今日の11位というポジションにもレース内容にも満足していません。オースティンではシングルフィニッシュを目標に全力を尽くします」
12. ヨニー・エルナンデス COL ( Energy T.I. Pramac Racing : Ducati ) +46.688
「とても嬉しい。このレースの目標を達成できそうだった。11位でフィニッシュしようと、ライバルたちとバトルした。ラストラップはギアミスで青山に抜かれてしまった。4ポイントを稼ぐことができて嬉しい。この調子で仕事を続けて行こう」
13. カレル・アブラハム CZE ( Cardion AB Motoracing : Honda ) +50.581
「13位という結果に満足していますが、心から喜べるものではありません。今回は転倒車が多く、ラッキーな13位だったからです。ウインターテストから、完治していない左肩に苦しんできました。今大会もそれは変わらず、スローコーナーでは厳しい走りを強いられました。そういう意味では、こうして完走できてよかったです」
14. ダニーロ・ペトルッチ ITA ( IodaRacing Project : ART ) +1'03.127
「ようやく、カタールでレースを終わらせることができた。僕たちの仕事、レースの展開に満足。プレシーズンにテストを実施する機会がなく、週末は新しいバイクと新しい電子制御の理解に徹したから、正直、ポイントは期待していなかった。
週末は沢山の問題を抱えて、解決できなかった。レースでバイクの経験を積むことができた。昨年と比較して、ソフトリー(柔らかく)に走る必要があり、この走り方が速さをもたらしてくれる。レース序盤、グループ内で走行中にペースが見つかったけど、コーナーで抜いても、ストレートで抜き返され、離されてしまった。僕を支えてくれたチームとアプリリアに感謝したい。次戦は僕にとって厳しいトラックだけど、シーズンのスタートにハッピーだ」
15. ブロック・パークス AUS ( Paul Bird Motorsport : PBM ) +1'14.386
、「MotoGPで1ポイントを獲得することは、僕とチームにとって最高なこと。
オープン勢のライダーたちとグッドなバトルがあった。幸運にも沢山のライダーたちがリタイヤしたけど、この結果が嬉しい。次戦で今週末の続きに取り組んで、もう一度トライしよう」
16. マイケル・ラバティ GBR ( Paul Bird Motorsport : PBM ) +1'32.593
「厳しかった週末の後で、レースは期待以上だった。14位に進出できるペースで走ったけど、ペナルティの代償は大きかった。全体的にはシーズンのポジティブなスタートとなり、自分の走りに満足。僕のレースが正確に結果に反映されていない」
17. マイク・ディ・メッリオ FRA ( Avintia Racing : Avintia ) +1'36.085
RT アルバロ・バウティスタ SPA ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) 2 Laps
「怪我を負わなかったのは幸運だったけど、ストレンジなクラッシュだった。2コーナーにそれまでの同じように進入したけど、突然、フロントを失ってしまった。レース中はブレーキに問題があった。これが転倒に影響したかは分からないけど、チームに申し訳ない。
転倒するまでは上位争いを楽しんでいた。それほど良いスタートではなかったけど、トラックを駆け抜けることができて、一時は2番手を走った。表彰台を獲得できたのは確かだった。完走できなかったのは残念。チームとファンに謝りたい。次戦は結果を持ち帰りたい」
RT ブラッドリー・スミス GBR ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) 4 Laps
「この日のために準備し、すべてをかけて戦っていただけに、シーズンのオープニングでこのような結果になったことは非常に残念。マシンのフィーリングはとても良かったが、トップに追いつくにはまだ足りないような状態だった。それでも残りが5,6ラップになったときに、やはりトライしようと決意したんだ。残念ながら、そのときに転倒してしまった。金曜日にもビッグ・クラッシュがあり、それを一所懸命、直してくれたチームスタッフたちに心から感謝している。今、もう一度、気持ちを引き締め直して、新たな自信とともに次のオースティンへ向かう。そして今度こそ好成績につなげたい」
RT ポル・エスパルガロ SPA ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) 5 Laps
「バッドラックだとは言えないんだ…。決してすべてがベストの状態で臨んでいたわけではなくて、肩の怪我がまだ完全に治ったわけではないし、金曜日の転倒でちょっと自信を失ったところもあったしね…。でも怪我を悪化させずにすんだことは不幸中の幸い。そして、チームのみんなが懸命に僕を支えて、自信を取り戻させてくれたんだ。MotoGPデビューで6位入賞を目指していたところだったから、今日のことは確かに残念だけれど、それまではとてもいい走りができていたので満足しているよ。問題が出るまではトップからわずか8秒の差。そしてドビツィオーゾやアレイシに追いつこうとしていたんだからね。このこと自体は、自分で考えていた以上のパフォーマンスなんだ。このあとはちょっと休んで、次のオースティンでは必ず100%の力を出し切れるよう頑張るよ」
RT ステファン・ブラドル GER ( LCR Honda MotoGP : Honda ) 14 Laps
「今の心境を正確に表現することが難しい。3列目からグッドなスタートを切れて、1周目は完璧だった。週末が始まってからの難しい状態を考えれば、このようにレースリーダーになれるとは期待してなかった。転倒の理由を本当に説明できない。それまでの周と全く正確に同じように進入したけど、6コーナーでフロントから転んでしまった。
怪我がなかったことは幸運だった。週末の進歩はポジティブなこと。左コーナーで沢山のライダーたちが転倒したから、もしかしたら、高い湿度がグリップに影響したかもしれない。次戦に集中しよう。大好きなサーキットだ」
RT エクトール・バルベラ SPA ( Avintia Racing : Avintia ) 18 Laps
RT ホルヘ・ロレンソ SPA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) 0 Lap
「ミスを犯してしまった。このようなレースは久しぶり。僕たちは完璧ではない。時々過ちを犯してしまう。タイヤは昨年とは違う。路面温度は少し低かった。そのような状況を考えずに、フロント、リア共にタイヤの準備ができていない時に、過剰な速さでコーナーに突っ込んでしまった。
タイトル候補のマルク、バレンティーノ、ダニと比較して、多くのポイントを失ってしまったのは残念。バレンティーノは、ヤマハがこのタイヤで闘えることを証明した。チャンピオンシップは長いから、オースティングで何が起きるか見てみよう」
Weather Conditions:
Track Condition: Dry / Air: 20º / Humidity: 60% / Ground: 18º
記録:
Pole Lap: マルク・マルケス 1'54.507 169.1 Km/h
Fastest Lap: Lap: 4 アルバロ・バウティスタ 1'55.575 167.5 Km/h
Circuit Record Lap: 2008 ケーシー・ストーナー 1'55.153 168.1 Km/h
Best Lap: 2008 ホルヘ・ロレンソ 1'53.927 170.0 Km/h
Moto2 Race Classification 2014
Classification after 20 laps = 107.6 km
1. エステベ・ラバト SPA ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) 40'20.963
「Marc VDS Racing Teamのデビュー戦で優勝することができて、とてもうれしいです。スタートはよかったのですが、タカ(中上貴晶)がコーナーの進入でギリギリまでブレーキを遅らせてきたので、それを避けるために大きくふくらんでしまいました。そのため、序盤の数ラップはトップ集団を後ろから見守るような形となりました。その後、タカとミカ(カリオ)をいい形でプッシュできたと思いますし、最終的にはレースをコントロールできたと思います。今回はレース前半にペースを上げられなかったのが課題で、次戦からはもっと上手にレースをコントロールしていきたいです。いいシーズンのスタートを切れてうれしいです。オースティンでもがんばります」
2. ミカ・カリオ FIN ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) +1.059
「いいスタートが切れましたし、アクセルコントロールもよくて、すぐにタカ(中上貴晶)の後ろにつけることができました。それからは、タイヤを温存するために後ろについて走りました。ラップタイムはハイペースでしたが、8ラップを残してタカがペースをさらに上げるまで、自分には余裕がありました。それからティト(ラバト)がパスしていったのですが、右コーナーのグリップに苦労していたので、3番手をキープすることにしました。もしかしたら優勝できたのかもしれませんが、昨日の大クラッシュのあとでの表彰台なのでうれしいです。昨晩、長い時間かけてマシンを整備してくれたチームクルーに感謝し、フレームを貸してくれたペトロナスレースラインマレーシアに感謝したいです」
3. トーマス・ルティ SWI ( Interwetten Paddock Moto2 : Suter ) +3.741
「今日は序盤にペースを上げられず、5周目を終えたころには、表彰台は無理だと感じました。右コーナーでフロントタイヤがうまく機能せず、さらに、リアのグリップも落ち始めました。しかし、結果的にこれがよくて、リズムをつかむことができました。昨年は開幕前にケガをして苦しいシーズンでした。今年は体調も万全で、いいスタートを切ることができました。3位でチェッカーを受けたわけではありませんが、今日の後半のペースは、それに値すると思います」
4. マーヴェリック・ビニャーレス SPA ( Pons HP 40 : Kalex ) +4.043
5. シモーネ・コルシ ITA ( NGM Forward Racing : Forward KLX ) +5.830
6. サム・ロウズ GBR ( Speed Up : Speed Up ) +14.170
7. サンドロ・コルテセ GER ( Dynavolt Intact GP : Kalex ) +24.943
8. ジョルディ・トーレス SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) +25.196
9. アンソニー・ウェスト AUS ( QMMF Racing Team : Speed Up ) +25.322
10. ルイ・ロッシ FRA ( SAG Team : Kalex ) +26.687
11. ジョナス・フォルガー GER ( AGR Team : Kalex ) +26.873
12. リカルド・カルダス SPA ( Tech 3 : Tech 3 ) +26.914
13. ランディ・クルメンナッハー SWI ( IodaRacing Project : Suter ) +31.671
14. ルイス・サロム SPA ( Pons HP 40 : Kalex ) +40.588
15. ハフィズ・シャーリン MAL ( Petronas Raceline Malaysia : Kalex ) +40.695
16. フリアン・シモン SPA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) +41.810
17. マティア・パッシーニ ITA ( NGM Forward Racing : Forward KLX ) +44.030
18. アズラン・シャー・カマルザマン MAL ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) +52.813
19. ロマン・ラモス SPA ( QMMF Racing Team : Speed Up ) +53.563
20. ティティポン・ワロンコーン THA ( APH PTT The Pizza SAG : Kalex ) +1'10.995
21. 長島 哲太 JPN ( Teluru Team JiR Webike : TSR ) +1'11.391
「厳しいレースでした。スタートは悪くなかったと思いますし、ポジションも上げることができました。その後、コースアウトして大きくポジションを落とし、追い上げるレースになりました。レース中のベストタイムも2分03秒3と、予選より0.7秒短縮することができました。コースの前半はかなり攻略できるようになりましたが、後半セクションはマシンの旋回性が足りず、攻めきれませんでした。今回は2日目のフリー走行で転倒したのが最後まで影響しました。残念ですが、次のアメリカでは、これを反省材料にしっかり走りきりたいと思います」
22. ロビン・マルホウザー SWI ( Technomag carXpert : Suter ) +1'11.811
23. ヨハン・ザルコ FRA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) +1'52.348
24. ザビエル・シメオン BEL ( Federal Oil Gresini Moto2 : Suter ) +1'52.446
25. フランコ・モルビデリ ITA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) 1 Lap
Not Classified
RT ロレンツォ・バルダッサーリ ITA ( Gresini Moto2 : Suter ) 1 Lap
RT ドミニク・エガーター SWI ( Technomag carXpert : Suter ) 5 Laps
RT ニコラス・テロール SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) 5 Laps
RT マルセル・シュロッター GER ( Tech 3 : Tech 3 ) 9 Laps
RT アクセル・ポンス SPA ( AGR Team : Kalex ) 9 Laps
RT マシェル・アル・ナイミ QAT ( QMMF Racing Team : Speed Up ) 16 Laps
RT ジーノ・レア GBR ( AGT REA Racing : Suter ) 18 Laps
RT アレックス・デ・アンジェリス RSM ( Tasca Racing Moto2 : Suter ) 0 Lap
RT ジョシュ・ハーリン USA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) 0 Lap
DSQ 中上 貴晶 JPN ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) 0 Lap
Rider #30 Nakagami has been disqualified for a breach of Regulation 2.5.3.6.10 of the Tehcnical Regulations.
※中上貴晶は2位でチェッカーフラッグを受けましたが、レース後に車両規定違反の裁定が下り、失格となりました。
「失格のことについては、いまは、コメントすることはありません。今大会は、予選までラバトがとても速いペースで走っていましたし、予選までのマシンの状態では、とてもついていけるペースではないと感じていました。そこで、大きくセッティングを変更してウォームアップに挑んだのですが、それがとてもよくて、決勝ではいい走りができました。今日はラバトに抜かれたあともついていけましたし、最後までプッシュすることができました。いつもと違う自分の走りをみんなに見てもらうことができたと思います。次のオースティンでは、昨年リタイアしているので、今年はしっかり走りきりたいと思っています」
Weather Conditions:
Track Condition: Dry / Air: 20º / Humidity: 54% / Ground: 19º
記録:
Pole Lap: エステベ・ラバト 2'00.081 161.2 Km/h
Fastest Lap: Lap: 9 マーヴェリック・ビニャーレス 2'00.168 161.1 Km/h
Circuit Record Lap: 2014 マーヴェリック・ビニャーレス 2'00.168 161.1 Km/h
Best Lap: 2014 エステベ・ラバト 2'00.081 161.2 Km/h
Moto3 Race Classification 2014
Classification after 18 laps = 96.84 km
1. ジャック・ミラー AUS ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) 38'05.810
2. アレックス・マルケス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) +0.233
「最終ラップに、ニュートラルに入れてしまうという初歩的なミスをして遅れてしまいました。しかし、2位で20ポイントを獲得できたので、うれしいです。シーズンのスタートとしてはとてもいいですし、先行集団の中でレースをリードすることができました。ジャック(ミラー)がレースをリードしていたときも、ついていくことができましたし、いいレースができたと思います。これまでやってきたことを、これからも継続していきます。Hondaとともに戦う初戦で表彰台に立てて、とてもうれしいです」
3. エフレン・バスケス SPA ( SaxoPrint-RTG : Honda ) +0.280
「初めて表彰台に立つことができて、とてもうれしいです。今日は15番グリッドからスタートして、1周目に8番手まで浮上することができました。その後、トップグループで走ることができて、最終的に3位でフィニッシュしました。新しいHondaのマシンは、すばらしかったです。スピードも伸びていましたし、全ラップでプッシュすることができました」
4. ミゲール・オリベイラ POR ( Mahindra Racing : Mahindra ) +0.295
5. アレックス・リンス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) +0.369
「スタートで早くクラッチを放してしまい、遅れてしまいました。それからは、必死に先頭集団に追いつこうとがんばりました。最終的にトップグループには届きませんでしたが、これからが楽しみなレースになりました。とにかく、マシンをいい状態に仕上げてくれた、チームとHondaに感謝したいです。週末はずっといいペースでしたし、オースティンにむけて期待がふくらんでいます」
6. ヤクブ・コーンフェイル CZE ( Calvo Team : KTM ) +0.586
7. アレックス・マスボー FRA ( Ongetta-Rivacold : Honda ) +2.109
8. イサック・ビニャーレス SPA ( Calvo Team : KTM ) +2.161
9. ニッコロ・アントネッリ ITA ( Junior Team GO&FUN Moto3 : KTM ) +8.153
10. フランシスコ・バグナイア ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) +8.173
11. ジョン・マクフィー GBR ( SaxoPrint-RTG : Honda ) +8.195
12. ロマーノ・フェナティ ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) +8.219
13. ダニー・ケント GBR ( Red Bull Husqvarna Ajo : Husqvarna ) +11.269
14. カレル・ハニカ CZE ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) +11.292
15. ブラッド・ビンダー RSA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) +11.322
16. エネア・バスティアニーニ ITA ( Junior Team Go&FUN Moto3 : KTM ) +22.159
17. リヴィオ・ロイ BEL ( Marc VDS Racing Team : Kalex KTM ) +22.202
18. ザルファミ・カイルディン MAL ( Ongetta-AirAsia : Honda ) +36.686
19. スコット・デロワ NED ( RW Racing GP : Kalex KTM ) +36.691
20. フィリップ・エッテル GER ( Interwetten Paddock Moto3 : Kalex KTM ) +36.755
21. アレッサンドロ・トヌッチ ITA ( CIP : Mahindra ) +37.858
22. ルカ・グレンヴァルド GER ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) +37.876
23. アンドレア・ロカテッリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) +45.501
24. アナ・カラスコ SPA ( RW Racing GP : Kalex KTM ) +45.650
25. ブライアン・シュホウテン NED ( CIP : Mahindra ) +1'08.694
26. ニクラス・アジョ FIN ( Avant Tecno Husqvarna Ajo : Husqvarna ) 1 Lap
Not Classified
RT ジュール・ダニーロ FRA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) 1 Lap
RT マッテオ・フェラーリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) 4 Laps
RT フアン・フランシスコ・ゲバラ SPA ( Mapfre Aspar Team Moto3 : Kalex KTM ) 12 Laps
RT ガブリエル・ラモス VEN ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) 12 Laps
RT エリック・グラナド BRA ( Calvo Team : KTM ) 16 Laps
RT ハフィク・アズミ MAL ( SIC-AJO : KTM ) 0 Lap
Weather Conditions:
Track Condition: Dry / Air: 23º / Humidity: 34% / Ground: 22º
記録:
Pole Lap: アレックス・リンス 2'05.973 153.7 Km/h
Fastest Lap: Lap: 9 アレックス・マスボー 2'05.862 153.8 Km/h
Circuit Record Lap: 2014 アレックス・マスボー 2'05.862 153.8 Km/h
Best Lap: 2014 アレックス・マスボー 2'05.862 153.8 Km/h
Losail Circuit
MotoGP 第1戦 カタールGP
■開催日:2014年3月23日(日) 決勝 結果
■開催地:カタール/ロサイル・サーキット(5.380km)
■周回数22周(118.36km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度 ■路面温度:18度
■PP: M・マルケス(1分54秒507/ホンダ)
■FL: A・バウティスタ(1分55秒575/ホンダ)
MotoGP Race Classification 2014
Classification after 22 laps = 118.36 km
1. マルク・マルケス SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) 42'40.561
「今日の結果がすごく嬉しい。25ポイントだけど、プレシーズンの多くの時間を失ってしまった怪我の後だったから重要なレースだった。今週末は沢山のライダーたちが僕よりも前のポジションに進出して、みんなリズムが良かったから、このようなレース展開を予想していた。この優勝は非常に重要。バレンティーノとのバトルは優勝よりもナイスだった。すごく楽しかった!」
「優勝することができて、とてもうれしいです。25ポイントも重要ですが、ケガからの復帰戦でしたし、ウインターテストがほとんどできなかった中での優勝だったので、とても特別な感じがします。今回は多くのライダーがいいタイムを出していましたし、トップ集団の中で、最後までどうなるか分かりませんでした。本当に今日の優勝は価値のあるものだと思います。バレンティーノとのバトルは最高でした。昨年は負けましたが、今年は何回もポジションを入れ替えながら、最終的に勝つことができました。これからもこういうバトルができたらと思います」
2. ヴァレンティーノ・ロッシ ITA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) +0.259
「グッドなバトルだった。嬉しいけど、2位で終わってしまったから悔しい(笑)。最高だった。すごく楽しかった。4列目からのスタートはリスクを背負っていたけど、グッドなパッシングで、トップに飛び出たのはファンタスティックだった。バイクはグッド。マルクとバトルするポテンシャルがあったけど、彼の方がストロングだった。
今年チーフクルーとしてシルヴァーノ・ガルブセラに来てもらったのは賭けだった。脚を骨折した後にスーパーバイク仕様のR1を試したときに、グッドなフィーリングがあったけど、彼はMotoGPの経験がないからリスクがあった。僕たちの間にはグッドなコミュニケーションがあり、それがバイクを調整すること、戦闘力を高めることに役立つ」
「ハッピーだけど、ちょっと悔しい。だって優勝できなかったんだから…。マルクはとても強くて、彼とのバトルを最後までエンジョイできた。今日は初めからとても楽しくて、グリッド後方からのスタートだったから序盤はリスクをおかしてペースアップ。でもミスは何もなかった。終盤はマルクとのゲーム。でも結局は彼のほうが強かったから彼が勝ったということなんだ。今日のレースはまるで、10年前のレースのよう。みんなの力が拮抗していて、ミスがあったり、はらんだり…。これはきっとドルナのグッド・アイディアのおかげだと思う。ヤマハはカタールでいつも好調。僕もこの決勝のためにプラクティスで頑張ってきたので、支えてくれたチームに感謝するよ。シーズンをこのような形でスタートできてとてもうれしく、これからもこの調子をキープできるよう頑張りたい。ホルヘのほうは、いつもレース序盤が素晴らしい選手だから、今日は何が起こってしまったのか、僕にもまったくわからないんだ」
3. ダニー・ペドロサ SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) +3.370
「3位はポジティブなリザルト。僕にとって厳しいトラックで、週末を表彰台で締め括ったから、良い形でシーズンをスタートさせることができた。(優勝に)近かったけど、転倒が多発していたから、完走することが重要だった。これからもっと良くして行き、次戦で優勝争いに挑戦しよう」
「スタートはあまりよくなくて、序盤はトップ集団の後ろの方にいました。序盤に転倒するライダーもいましたし、終盤にバトルしたアルバロも転倒してしまいました。今日は難しいコンディションでした。このサーキットはいつも苦戦してきた場所なので、表彰台に上がることができてとてもうれしいです。ここから前にいきたいです」
4. アレックス・エスパルガロ SPA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) +11.623
「僕自身はもちろん、チームのためにもうれしい結果になったと思う。昨日は2度もミスをおかしてしまい、決勝は厳しい状況になった。グリッド3列目からのスタートで、フルタンク状態の序盤にストレートのスピードで勝る2台のドゥカティをパスするのに手間取ってしまった。再びミスをするようなことはしたくなかったから、初めから激しくプッシュしないよう気持ちを抑えた。根気強く好機を待って、ようやくパスすることができたよ。上位と互角に戦えるだけの力があると思うので少し悔しかったけれど、結果、チームとしてもランキング4位につけることができたのだから満足しなければいけないだろうね。チームと、チームメイトのコーリンに感謝している。昨日の予選で完全に壊れてしまった僕のマシンを修復するために、一部のパーツをまわしてくれたんだ」
5. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ITA ( Ducati Team : Ducati ) +12.159
「この結果のポジティブな面を見る必要がある。チャンピオンシップの視点から、5位は常に重要だけど、僕たちの重要な目標であるトップとのタイムギャップを縮小することにおいて、昨年と比較して、24秒差から12秒差に詰めたことをポジティブに評価する。まだアンダーステアの問題があり、これがパフォーマンスに影響を与えるけど、ここまでの進歩が嬉しい」
6. カル・クラッチロー GBR ( Ducati Team : Ducati ) +28.526
「ほろ苦いレースとなってしまった。6位は結果とし悪くない。転倒してしまったウォームアップ走行の後で懸命に修復作業に取り組んでくれたメカニックたちに感謝しないと。レースでは、5ラップ目から電子制御の問題が発生して、トランスポンダーが機能せず、ダッシュボードが消えてしまい、バイクの挙動がおかしくなってしまった。
中盤までは、ドビとアレックス・エスパルガロと一緒に走ったけど、問題が悪化して、完走するのに苦戦した。とにかく、グッドなポジションでドゥカティでの初レースを終えることが重要だった」
7. スコット・レディング GBR ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) +32.593
「初めてのMotoGPのレースで、ニッキーとバトルをして勝てるなんて思いもしませんでした。とてもハッピーです。今回はソフトタイヤを選択したので、序盤からペースを上げようと思っていました。長い間、ニッキーの後ろにいて、自分の方がペースが速いことが分かったので、ラスト2周は全力でアタックしました。Honda勢のオープンカテゴリーの中でトップフィニッシュができて、とてもうれしいです」
8. ニッキー・ヘイデン USA ( Drive M7 Aspar : Honda ) +32.628
「今日はいつもと違って後方から追い上げるレースになりました。混戦の中から抜け出すのは大変でしたが、それでもフリー走行や予選よりも速い、1分56秒台のラップタイムで周回し、ポル・エスパルガロとバトルすることができました。終盤は左側のタイヤが消耗してペースを上げられず、今度はスコット・レディングに追いつかれてバトルになりましたが、抜き返すことができませんでした。最終的に8位でしたが、次のレースに向けてたくさんのデータを得ることができました。チーム、Honda、そしてすべてのスポンサーに感謝しています」
9. コーリン・エドワーズ USA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) +39.547
「序盤からずっとグリップに悩まされて、自分のレースができなかった。課題はいつも同じで、マシンの向き替えができないことだった。チームと協力しながら改善策を見つけていく。必ずそれができると確信しているよ。チームとしては、多くのポイントを獲得できて良かったと思う。次はテキサスでのホーム・レースになるので、楽しみにしている」
10. アンドレア・イアンノーネ ITA ( Pramac Racing : Ducati ) +43.360
「申し訳ない。グッドなスタートを切った後の2ラップ目に転んでしまった。プッシュしていなかったけど、フロントが閉じてしまった。トラックに戻ってからは、上位陣と同じグッドなリズムで走れた。グッドなリザルトを獲得できたかもしれない。チームとドゥカティのサポートに感謝したい」
11. 青山 博一 JPN ( Drive M7 Aspar : Honda ) +46.595
「スタートは悪くなかったのですが、序盤に(ヨニー)ヘルナンデスに引っかかり、彼を抜くために、タイヤのおいしいところをかなり使ってしまいました。抜いても抜いてもストレートで抜き返される、という繰り返しでした。ヘルナンデスに引っかからなければ、もう少しいいポジションでフィニッシュできたと思います。今回は初日にトラブルがあって出遅れましたが、その後は順調でした。メカニックとチームには感謝しています。今日の11位というポジションにもレース内容にも満足していません。オースティンではシングルフィニッシュを目標に全力を尽くします」
12. ヨニー・エルナンデス COL ( Energy T.I. Pramac Racing : Ducati ) +46.688
「とても嬉しい。このレースの目標を達成できそうだった。11位でフィニッシュしようと、ライバルたちとバトルした。ラストラップはギアミスで青山に抜かれてしまった。4ポイントを稼ぐことができて嬉しい。この調子で仕事を続けて行こう」
13. カレル・アブラハム CZE ( Cardion AB Motoracing : Honda ) +50.581
「13位という結果に満足していますが、心から喜べるものではありません。今回は転倒車が多く、ラッキーな13位だったからです。ウインターテストから、完治していない左肩に苦しんできました。今大会もそれは変わらず、スローコーナーでは厳しい走りを強いられました。そういう意味では、こうして完走できてよかったです」
14. ダニーロ・ペトルッチ ITA ( IodaRacing Project : ART ) +1'03.127
「ようやく、カタールでレースを終わらせることができた。僕たちの仕事、レースの展開に満足。プレシーズンにテストを実施する機会がなく、週末は新しいバイクと新しい電子制御の理解に徹したから、正直、ポイントは期待していなかった。
週末は沢山の問題を抱えて、解決できなかった。レースでバイクの経験を積むことができた。昨年と比較して、ソフトリー(柔らかく)に走る必要があり、この走り方が速さをもたらしてくれる。レース序盤、グループ内で走行中にペースが見つかったけど、コーナーで抜いても、ストレートで抜き返され、離されてしまった。僕を支えてくれたチームとアプリリアに感謝したい。次戦は僕にとって厳しいトラックだけど、シーズンのスタートにハッピーだ」
15. ブロック・パークス AUS ( Paul Bird Motorsport : PBM ) +1'14.386
、「MotoGPで1ポイントを獲得することは、僕とチームにとって最高なこと。
オープン勢のライダーたちとグッドなバトルがあった。幸運にも沢山のライダーたちがリタイヤしたけど、この結果が嬉しい。次戦で今週末の続きに取り組んで、もう一度トライしよう」
16. マイケル・ラバティ GBR ( Paul Bird Motorsport : PBM ) +1'32.593
「厳しかった週末の後で、レースは期待以上だった。14位に進出できるペースで走ったけど、ペナルティの代償は大きかった。全体的にはシーズンのポジティブなスタートとなり、自分の走りに満足。僕のレースが正確に結果に反映されていない」
17. マイク・ディ・メッリオ FRA ( Avintia Racing : Avintia ) +1'36.085
RT アルバロ・バウティスタ SPA ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) 2 Laps
「怪我を負わなかったのは幸運だったけど、ストレンジなクラッシュだった。2コーナーにそれまでの同じように進入したけど、突然、フロントを失ってしまった。レース中はブレーキに問題があった。これが転倒に影響したかは分からないけど、チームに申し訳ない。
転倒するまでは上位争いを楽しんでいた。それほど良いスタートではなかったけど、トラックを駆け抜けることができて、一時は2番手を走った。表彰台を獲得できたのは確かだった。完走できなかったのは残念。チームとファンに謝りたい。次戦は結果を持ち帰りたい」
RT ブラッドリー・スミス GBR ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) 4 Laps
「この日のために準備し、すべてをかけて戦っていただけに、シーズンのオープニングでこのような結果になったことは非常に残念。マシンのフィーリングはとても良かったが、トップに追いつくにはまだ足りないような状態だった。それでも残りが5,6ラップになったときに、やはりトライしようと決意したんだ。残念ながら、そのときに転倒してしまった。金曜日にもビッグ・クラッシュがあり、それを一所懸命、直してくれたチームスタッフたちに心から感謝している。今、もう一度、気持ちを引き締め直して、新たな自信とともに次のオースティンへ向かう。そして今度こそ好成績につなげたい」
RT ポル・エスパルガロ SPA ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) 5 Laps
「バッドラックだとは言えないんだ…。決してすべてがベストの状態で臨んでいたわけではなくて、肩の怪我がまだ完全に治ったわけではないし、金曜日の転倒でちょっと自信を失ったところもあったしね…。でも怪我を悪化させずにすんだことは不幸中の幸い。そして、チームのみんなが懸命に僕を支えて、自信を取り戻させてくれたんだ。MotoGPデビューで6位入賞を目指していたところだったから、今日のことは確かに残念だけれど、それまではとてもいい走りができていたので満足しているよ。問題が出るまではトップからわずか8秒の差。そしてドビツィオーゾやアレイシに追いつこうとしていたんだからね。このこと自体は、自分で考えていた以上のパフォーマンスなんだ。このあとはちょっと休んで、次のオースティンでは必ず100%の力を出し切れるよう頑張るよ」
RT ステファン・ブラドル GER ( LCR Honda MotoGP : Honda ) 14 Laps
「今の心境を正確に表現することが難しい。3列目からグッドなスタートを切れて、1周目は完璧だった。週末が始まってからの難しい状態を考えれば、このようにレースリーダーになれるとは期待してなかった。転倒の理由を本当に説明できない。それまでの周と全く正確に同じように進入したけど、6コーナーでフロントから転んでしまった。
怪我がなかったことは幸運だった。週末の進歩はポジティブなこと。左コーナーで沢山のライダーたちが転倒したから、もしかしたら、高い湿度がグリップに影響したかもしれない。次戦に集中しよう。大好きなサーキットだ」
RT エクトール・バルベラ SPA ( Avintia Racing : Avintia ) 18 Laps
RT ホルヘ・ロレンソ SPA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) 0 Lap
「ミスを犯してしまった。このようなレースは久しぶり。僕たちは完璧ではない。時々過ちを犯してしまう。タイヤは昨年とは違う。路面温度は少し低かった。そのような状況を考えずに、フロント、リア共にタイヤの準備ができていない時に、過剰な速さでコーナーに突っ込んでしまった。
タイトル候補のマルク、バレンティーノ、ダニと比較して、多くのポイントを失ってしまったのは残念。バレンティーノは、ヤマハがこのタイヤで闘えることを証明した。チャンピオンシップは長いから、オースティングで何が起きるか見てみよう」
Weather Conditions:
Track Condition: Dry / Air: 20º / Humidity: 60% / Ground: 18º
記録:
Pole Lap: マルク・マルケス 1'54.507 169.1 Km/h
Fastest Lap: Lap: 4 アルバロ・バウティスタ 1'55.575 167.5 Km/h
Circuit Record Lap: 2008 ケーシー・ストーナー 1'55.153 168.1 Km/h
Best Lap: 2008 ホルヘ・ロレンソ 1'53.927 170.0 Km/h
Moto2 Race Classification 2014
Classification after 20 laps = 107.6 km
1. エステベ・ラバト SPA ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) 40'20.963
「Marc VDS Racing Teamのデビュー戦で優勝することができて、とてもうれしいです。スタートはよかったのですが、タカ(中上貴晶)がコーナーの進入でギリギリまでブレーキを遅らせてきたので、それを避けるために大きくふくらんでしまいました。そのため、序盤の数ラップはトップ集団を後ろから見守るような形となりました。その後、タカとミカ(カリオ)をいい形でプッシュできたと思いますし、最終的にはレースをコントロールできたと思います。今回はレース前半にペースを上げられなかったのが課題で、次戦からはもっと上手にレースをコントロールしていきたいです。いいシーズンのスタートを切れてうれしいです。オースティンでもがんばります」
2. ミカ・カリオ FIN ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) +1.059
「いいスタートが切れましたし、アクセルコントロールもよくて、すぐにタカ(中上貴晶)の後ろにつけることができました。それからは、タイヤを温存するために後ろについて走りました。ラップタイムはハイペースでしたが、8ラップを残してタカがペースをさらに上げるまで、自分には余裕がありました。それからティト(ラバト)がパスしていったのですが、右コーナーのグリップに苦労していたので、3番手をキープすることにしました。もしかしたら優勝できたのかもしれませんが、昨日の大クラッシュのあとでの表彰台なのでうれしいです。昨晩、長い時間かけてマシンを整備してくれたチームクルーに感謝し、フレームを貸してくれたペトロナスレースラインマレーシアに感謝したいです」
3. トーマス・ルティ SWI ( Interwetten Paddock Moto2 : Suter ) +3.741
「今日は序盤にペースを上げられず、5周目を終えたころには、表彰台は無理だと感じました。右コーナーでフロントタイヤがうまく機能せず、さらに、リアのグリップも落ち始めました。しかし、結果的にこれがよくて、リズムをつかむことができました。昨年は開幕前にケガをして苦しいシーズンでした。今年は体調も万全で、いいスタートを切ることができました。3位でチェッカーを受けたわけではありませんが、今日の後半のペースは、それに値すると思います」
4. マーヴェリック・ビニャーレス SPA ( Pons HP 40 : Kalex ) +4.043
5. シモーネ・コルシ ITA ( NGM Forward Racing : Forward KLX ) +5.830
6. サム・ロウズ GBR ( Speed Up : Speed Up ) +14.170
7. サンドロ・コルテセ GER ( Dynavolt Intact GP : Kalex ) +24.943
8. ジョルディ・トーレス SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) +25.196
9. アンソニー・ウェスト AUS ( QMMF Racing Team : Speed Up ) +25.322
10. ルイ・ロッシ FRA ( SAG Team : Kalex ) +26.687
11. ジョナス・フォルガー GER ( AGR Team : Kalex ) +26.873
12. リカルド・カルダス SPA ( Tech 3 : Tech 3 ) +26.914
13. ランディ・クルメンナッハー SWI ( IodaRacing Project : Suter ) +31.671
14. ルイス・サロム SPA ( Pons HP 40 : Kalex ) +40.588
15. ハフィズ・シャーリン MAL ( Petronas Raceline Malaysia : Kalex ) +40.695
16. フリアン・シモン SPA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) +41.810
17. マティア・パッシーニ ITA ( NGM Forward Racing : Forward KLX ) +44.030
18. アズラン・シャー・カマルザマン MAL ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) +52.813
19. ロマン・ラモス SPA ( QMMF Racing Team : Speed Up ) +53.563
20. ティティポン・ワロンコーン THA ( APH PTT The Pizza SAG : Kalex ) +1'10.995
21. 長島 哲太 JPN ( Teluru Team JiR Webike : TSR ) +1'11.391
「厳しいレースでした。スタートは悪くなかったと思いますし、ポジションも上げることができました。その後、コースアウトして大きくポジションを落とし、追い上げるレースになりました。レース中のベストタイムも2分03秒3と、予選より0.7秒短縮することができました。コースの前半はかなり攻略できるようになりましたが、後半セクションはマシンの旋回性が足りず、攻めきれませんでした。今回は2日目のフリー走行で転倒したのが最後まで影響しました。残念ですが、次のアメリカでは、これを反省材料にしっかり走りきりたいと思います」
22. ロビン・マルホウザー SWI ( Technomag carXpert : Suter ) +1'11.811
23. ヨハン・ザルコ FRA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) +1'52.348
24. ザビエル・シメオン BEL ( Federal Oil Gresini Moto2 : Suter ) +1'52.446
25. フランコ・モルビデリ ITA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) 1 Lap
Not Classified
RT ロレンツォ・バルダッサーリ ITA ( Gresini Moto2 : Suter ) 1 Lap
RT ドミニク・エガーター SWI ( Technomag carXpert : Suter ) 5 Laps
RT ニコラス・テロール SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) 5 Laps
RT マルセル・シュロッター GER ( Tech 3 : Tech 3 ) 9 Laps
RT アクセル・ポンス SPA ( AGR Team : Kalex ) 9 Laps
RT マシェル・アル・ナイミ QAT ( QMMF Racing Team : Speed Up ) 16 Laps
RT ジーノ・レア GBR ( AGT REA Racing : Suter ) 18 Laps
RT アレックス・デ・アンジェリス RSM ( Tasca Racing Moto2 : Suter ) 0 Lap
RT ジョシュ・ハーリン USA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) 0 Lap
DSQ 中上 貴晶 JPN ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) 0 Lap
Rider #30 Nakagami has been disqualified for a breach of Regulation 2.5.3.6.10 of the Tehcnical Regulations.
※中上貴晶は2位でチェッカーフラッグを受けましたが、レース後に車両規定違反の裁定が下り、失格となりました。
「失格のことについては、いまは、コメントすることはありません。今大会は、予選までラバトがとても速いペースで走っていましたし、予選までのマシンの状態では、とてもついていけるペースではないと感じていました。そこで、大きくセッティングを変更してウォームアップに挑んだのですが、それがとてもよくて、決勝ではいい走りができました。今日はラバトに抜かれたあともついていけましたし、最後までプッシュすることができました。いつもと違う自分の走りをみんなに見てもらうことができたと思います。次のオースティンでは、昨年リタイアしているので、今年はしっかり走りきりたいと思っています」
Weather Conditions:
Track Condition: Dry / Air: 20º / Humidity: 54% / Ground: 19º
記録:
Pole Lap: エステベ・ラバト 2'00.081 161.2 Km/h
Fastest Lap: Lap: 9 マーヴェリック・ビニャーレス 2'00.168 161.1 Km/h
Circuit Record Lap: 2014 マーヴェリック・ビニャーレス 2'00.168 161.1 Km/h
Best Lap: 2014 エステベ・ラバト 2'00.081 161.2 Km/h
Moto3 Race Classification 2014
Classification after 18 laps = 96.84 km
1. ジャック・ミラー AUS ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) 38'05.810
2. アレックス・マルケス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) +0.233
「最終ラップに、ニュートラルに入れてしまうという初歩的なミスをして遅れてしまいました。しかし、2位で20ポイントを獲得できたので、うれしいです。シーズンのスタートとしてはとてもいいですし、先行集団の中でレースをリードすることができました。ジャック(ミラー)がレースをリードしていたときも、ついていくことができましたし、いいレースができたと思います。これまでやってきたことを、これからも継続していきます。Hondaとともに戦う初戦で表彰台に立てて、とてもうれしいです」
3. エフレン・バスケス SPA ( SaxoPrint-RTG : Honda ) +0.280
「初めて表彰台に立つことができて、とてもうれしいです。今日は15番グリッドからスタートして、1周目に8番手まで浮上することができました。その後、トップグループで走ることができて、最終的に3位でフィニッシュしました。新しいHondaのマシンは、すばらしかったです。スピードも伸びていましたし、全ラップでプッシュすることができました」
4. ミゲール・オリベイラ POR ( Mahindra Racing : Mahindra ) +0.295
5. アレックス・リンス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) +0.369
「スタートで早くクラッチを放してしまい、遅れてしまいました。それからは、必死に先頭集団に追いつこうとがんばりました。最終的にトップグループには届きませんでしたが、これからが楽しみなレースになりました。とにかく、マシンをいい状態に仕上げてくれた、チームとHondaに感謝したいです。週末はずっといいペースでしたし、オースティンにむけて期待がふくらんでいます」
6. ヤクブ・コーンフェイル CZE ( Calvo Team : KTM ) +0.586
7. アレックス・マスボー FRA ( Ongetta-Rivacold : Honda ) +2.109
8. イサック・ビニャーレス SPA ( Calvo Team : KTM ) +2.161
9. ニッコロ・アントネッリ ITA ( Junior Team GO&FUN Moto3 : KTM ) +8.153
10. フランシスコ・バグナイア ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) +8.173
11. ジョン・マクフィー GBR ( SaxoPrint-RTG : Honda ) +8.195
12. ロマーノ・フェナティ ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) +8.219
13. ダニー・ケント GBR ( Red Bull Husqvarna Ajo : Husqvarna ) +11.269
14. カレル・ハニカ CZE ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) +11.292
15. ブラッド・ビンダー RSA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) +11.322
16. エネア・バスティアニーニ ITA ( Junior Team Go&FUN Moto3 : KTM ) +22.159
17. リヴィオ・ロイ BEL ( Marc VDS Racing Team : Kalex KTM ) +22.202
18. ザルファミ・カイルディン MAL ( Ongetta-AirAsia : Honda ) +36.686
19. スコット・デロワ NED ( RW Racing GP : Kalex KTM ) +36.691
20. フィリップ・エッテル GER ( Interwetten Paddock Moto3 : Kalex KTM ) +36.755
21. アレッサンドロ・トヌッチ ITA ( CIP : Mahindra ) +37.858
22. ルカ・グレンヴァルド GER ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) +37.876
23. アンドレア・ロカテッリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) +45.501
24. アナ・カラスコ SPA ( RW Racing GP : Kalex KTM ) +45.650
25. ブライアン・シュホウテン NED ( CIP : Mahindra ) +1'08.694
26. ニクラス・アジョ FIN ( Avant Tecno Husqvarna Ajo : Husqvarna ) 1 Lap
Not Classified
RT ジュール・ダニーロ FRA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) 1 Lap
RT マッテオ・フェラーリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) 4 Laps
RT フアン・フランシスコ・ゲバラ SPA ( Mapfre Aspar Team Moto3 : Kalex KTM ) 12 Laps
RT ガブリエル・ラモス VEN ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) 12 Laps
RT エリック・グラナド BRA ( Calvo Team : KTM ) 16 Laps
RT ハフィク・アズミ MAL ( SIC-AJO : KTM ) 0 Lap
Weather Conditions:
Track Condition: Dry / Air: 23º / Humidity: 34% / Ground: 22º
記録:
Pole Lap: アレックス・リンス 2'05.973 153.7 Km/h
Fastest Lap: Lap: 9 アレックス・マスボー 2'05.862 153.8 Km/h
Circuit Record Lap: 2014 アレックス・マスボー 2'05.862 153.8 Km/h
Best Lap: 2014 アレックス・マスボー 2'05.862 153.8 Km/h