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WSBK 第10戦 イギリス FP1&QP1

2010-07-31 08:41:17 | Superbike 2010

WORLD SUPERBIKE - Silverstone, Great Britain.


Friday, 30 July 2010




今回のイギリス・ラウンドは、3人の日本人が参戦している。

レギュラーの芳賀を始め、BSBで走る清成、そして、バーミューレンの代役として柳川が、シルバーストンを走る。

最初の予選走行が終わった時点で、柳川は最後尾の5秒56遅れ。
マシンもタイヤも違う環境での走行となり、苦戦している様子がうかがえる。
清成も、8耐での勢いを駆って、勝手知ったるコースで、好成績を狙いたいところだが、出足は今一歩。
予選1では、コースアウトもしてしまった。
芳賀は、マシンが更に軽量化されたマージンを生かせるであろうか。

ドカティは、今シーズン期待通りの成績を出せていない芳賀との契約を更新しない方向のようだ。
そんな芳賀をカワサキが獲得しようとしているとの動きがある。
他には、タルドッツィ繋がりで、BMWとか、あちこちから声がかかりそうな気配だ。
まぁ、裏を返せば、ドカティからの放出の可能性が高いという事でもある。
私は、カワサキのニューマシンの戦闘力は未知数だが、芳賀+カワサキも大いに興味が湧くところ。
しかし、カワサキにはSSのラスコルツという秘密兵器もあり、油断はできない。

エドワーズも戻ってくるかもしれないし、スーパーバイクのストーブリーグも慌ただしくなってきた。
(全然ストーブじゃないけどね)




暫定ポールのクラッチローだが、MotoGPのテック3が獲得を狙っている。
しかし、ヤマハ・ステリルガルダ・チームがクレームを出し、今は表立った動きは無くなった。

MotoGPとスーパーバイクの間での、人材のやり取りが近年になくあわただしい。











Superbike








Free Practice 1st Session
(12:45 60'):





1 65 Rea J. (GBR) Honda CBR1000RR 2'06.927
2 52 Toseland J. (GBR) Yamaha YZF R1 2'07.104
3 91 Haslam L. (GBR) Suzuki GSX-R1000 2'07.542
4 35 Crutchlow C. (GBR) Yamaha YZF R1 2'07.645
5 11 Corser T. (AUS) BMW S1000 RR 2'07.689

6 67 Byrne S. (GBR) Ducati 1098R 2'07.928
7 7 Checa C. (ESP) Ducati 1098R 2'08.018
8 2 Camier L. (GBR) Aprilia RSV4 Factory 2'08.119
9 66 Sykes T. (GBR) Kawasaki ZX 10R 2'08.259
10 41 Haga N. (JPN) Ducati 1098R 2'08.314

11 99 Scassa L. (ITA) Ducati 1098R 2'08.327
12 96 Smrz J. (CZE) Aprilia RSV4 Factory 2'08.379
13 84 Fabrizio M. (ITA) Ducati 1098R 2'08.587
14 76 Neukirchner M. (GER) Honda CBR1000RR 2'08.606
15 25 Brookes J. (AUS) Honda CBR1000RR 2'09.060

16 57 Lanzi L. (ITA) Ducati 1098R 2'09.250
17 50 Guintoli S. (FRA) Suzuki GSX-R1000 2'09.279
18 3 Biaggi M. (ITA) Aprilia RSV4 Factory 2'09.287
19 23 Parkes B. (AUS) Honda CBR1000RR 2'09.585
20 111 Xaus R. (ESP) BMW S1000 RR 2'09.649

21 8 Kiyonari R. (JPN) Honda CBR1000RR 2'10.069
22 95 Hayden R. (USA) Kawasaki ZX 10R 2'10.755
23 46 Bridewell T. (GBR) Honda CBR1000RR 2'11.232
24 15 Baiocco M. (ITA) Kawasaki ZX 10R 2'12.725
25 87 Yanagawa A. (JPN) Kawasaki ZX 10R 2'13.765




Qualifying Lap Time (107% Of 2'06.927): 2'15.813



AIR Humidity : 50% Temp : 19°C
TRACK Condition : Dry Temp : 26°C








Qualifying 1st Session
(15:45 60'):


1 35 Crutchlow C. (GBR) Yamaha YZF R1 2'05.664
2 65 Rea J. (GBR) Honda CBR1000RR 2'06.006
3 11 Corser T. (AUS) BMW S1000 RR 2'06.052
4 2 Camier L. (GBR) Aprilia RSV4 Factory 2'06.064
5 84 Fabrizio M. (ITA) Ducati 1098R 2'06.088

6 52 Toseland J. (GBR) Yamaha YZF R1 2'06.238
7 3 Biaggi M. (ITA) Aprilia RSV4 Factory 2'06.315
8 91 Haslam L. (GBR) Suzuki GSX-R1000 2'06.464
9 7 Checa C. (ESP) Ducati 1098R 2'06.475
10 66 Sykes T. (GBR) Kawasaki ZX 10R 2'06.596

11 57 Lanzi L. (ITA) Ducati 1098R 2'06.699
12 41 Haga N. (JPN) Ducati 1098R 2'06.803
13 67 Byrne S. (GBR) Ducati 1098R 2'06.952
14 96 Smrz J. (CZE) Aprilia RSV4 Factory 2'06.988
15 99 Scassa L. (ITA) Ducati 1098R 2'07.042

16 111 Xaus R. (ESP) BMW S1000 RR 2'07.101
17 50 Guintoli S. (FRA) Suzuki GSX-R1000 2'07.107
18 76 Neukirchner M. (GER) Honda CBR1000RR 2'07.325
19 23 Parkes B. (AUS) Honda CBR1000RR 2'07.548
20 95 Hayden R. (USA) Kawasaki ZX 10R 2'07.677

21 25 Brookes J. (AUS) Honda CBR1000RR 2'07.798
22 8 Kiyonari R. (JPN) Honda CBR1000RR 2'09.165
23 15 Baiocco M. (ITA) Kawasaki ZX 10R 2'10.431
24 46 Bridewell T. (GBR) Honda CBR1000RR 2'11.057
25 87 Yanagawa A. (JPN) Kawasaki ZX 10R 2'11.230


Qualifying Lap Time (107% Of 2'05.664): 2'14.461


AIR Humidity : 50% Temp : 19°C
TRACK Condition : Dry Temp : 25°C








Supersport

Qualifying 1st Session

1 50 Laverty E. (IRL) Honda CBR600RR 2'09.826
2 4 Rea G. (GBR) Honda CBR600RR 2'09.916
3 26 Lascorz J. (ESP) Kawasaki ZX-6R 2'09.987
4 54 Sofuoglu K. (TUR) Honda CBR600RR 2'10.069
5 117 Praia M. (POR) Honda CBR600RR 2'10.438

6 44 Tamburini R. (ITA) Yamaha YZF R6 2'10.689
7 25 Salom D. (ESP) Triumph Daytona 675 2'10.761
8 99 Foret F. (FRA) Kawasaki ZX-6R 2'10.915
9 37 Fujiwara K. (JPN) Kawasaki ZX-6R 2'11.195
10 17 McConnell B. (AUS) Yamaha YZF R6 2'11.339

11 7 Davies C. (GBR) Triumph Daytona 675 2'11.339
12 14 Lagrive M. (FRA) Triumph Daytona 675 2'11.373
13 127 Harms R. (DEN) Honda CBR600RR 2'11.385
14 31 Iannuzzo V. (ITA) Triumph Daytona 675 2'11.569
15 55 Roccoli M. (ITA) Honda CBR600RR 2'11.578

16 29 Lowes A. (GBR) Yamaha YZF R6 2'11.714
17 11 Lowes S. (GBR) Honda CBR600RR 2'11.948
18 3 Westmoreland J. (GBR) Yamaha YZF R6 2'12.153
19 18 Aitchison M. (AUS) Honda CBR600RR 2'12.177
20 34 Quarmby R. (RSA) Honda CBR600RR 2'13.086

21 9 Dell'Omo D. (ITA) Honda CBR600RR 2'13.603
22 8 Chesaux B. (SUI) Honda CBR600RR 2'13.626
23 5 Lundh A. (SWE) Honda CBR600RR 2'13.920
24 12 Lowry I. (GBR) Yamaha YZF R6 2'14.084
25 36 Hunt M. (GBR) Yamaha YZF R6 2'15.156

26 21 Iddon C. (GBR) Honda CBR600RR 2'15.172
27 110 Tinmouth J. (GBR) Honda CBR600RR 2'15.516
28 10 Toth I. (HUN) Honda CBR600RR 2'16.529







MotoGP : 第9戦 アメリカ 採点表

2010-07-30 23:05:45 | MotoGP 2010



『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙の、第9戦アメリカGPの成績表を掲載。10点満点。






『9点』

■ホルヘ・ロレンツォ/ヤマハ/優勝

「もしペドロサがリタイアしなかったら勝てていたかどうかはわからないが、彼が近づくとライバルがミスをして道をあけるのは彼の責任ではない。全てが完璧だった」



『8点』

■ヴァレンティーノ・ロッシ/ヤマハ/3位表彰台

「その意欲を称える。彼の状態でこうした根性を見せるのは、並大抵のライダーではできない。ペドロサがいれば表彰台には届かなかっただろうが、いい結果を出せる気配を感じるともう止まらない」



『7点』

■ケイシー・ストーナー/ドゥカティ/2位表彰台

「いいのはいつも1つだけ。いいスタートで最高の結果が出せそうなところまでいきながら、毎回ミスをする」



『4点』

■ダニ・ペドロサ/ホンダ/リタイア

「12周は義務を果たした。スタートダッシュを決め、ギャップをひろげ、うまくいきそうだったが……クラッシュ。勝っていればタイトルのチャンスもあったというのに、夢が途切れた」





SKY PerfecTV! MOTOR SPORTS






【動画】VFR1200F DCT

2010-07-29 22:41:31 | 動画


ホンダVFR1200F DCT


本日、7月29日(木)、HONDAが、技術の粋を集めて送り出したVFR1200Fが発売になった。
最初は、違和感があったデザインも、最近は見慣れたせいか、カッコ悪いとまでは思わなくなった。
(しかし、まだカッコいいとは思えない)

VFR1200Fの新機構、Dual Clutch Transmission
これはこれでアリかな、と思う。
オートバイの醍醐味である、自分の感性とシンクロさせて自由自在に操る楽しみを第一と考えるライダーには、必要無い機構かもしれないが、オートバイにはいろんな楽しみ方がある。
移動をコンフォータブルにこなし、旅の手段として考えているライダーにとっては、最高のアイテムであろう。
楽に走る事は悪い事ではない。
目的地に着いて、ヘトヘトになっているよりは、余裕があった方が、旅を楽しむ選択肢が広がる。

スポーツ走行も、高い次元でこなす。
動画の中でも説明されていたが、普通のライダーであれば、マニュアルで走るよりも、速く快適に走る事が出来る。

玄人を自認するライダーであっても、目的が何かを問い詰めれば、この様なオートマチックな走りも選択肢に入ってくるだろう。
昔、大型トラックの運転手は、職人気質でオートマが売れない時代もあったが、最近は良く売れているそうだ。
(技術進歩等の要因もあるが)
2輪車でも、長距離であればある程、その恩恵に預かる事が出来る。



最近、今まで日本車の独壇場であったはずのスーパースポーツの分野でも、BMWがS1000RRを発売し、一歩抜きんでた感がある。
ツアラーの分野では、やはりBMWが、秀逸なオートバイをラインナップし、日本車との思想に違いを見せつけていた。
そんな中、ホンダのVFR1200F DCTは、2輪車市場に新たなニーズを開拓しようとしている。
スポーツとコンフォートを両立させる新機構を持つVFR。
マーケットが、どのような反応を示すか、興味を持って見ていきたい。
そして、他の国内メーカーも、成長著しい海外メーカーに負けない、独自のフィロソフィーを製品作りにぶつけて欲しい。









YouTube

Hona VFR1200F DCT インプレッション - TRACTIONS MOVIE 8


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Hona VFR1200F DCT基本操作説明 - TRACTIONS MOVIE 9

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Honda VFR1200F DCT 開発責任者インタビュー - TRACTIONS MOVIE 10

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VFR1200F DualClutchTransmission主要諸元

車名・型式:ホンダ・EBL-SC63
全長×全幅×全高(m):2.250×0.740×1.220
軸距(m):1.545
最低地上高(m):0.125
シート高(m):0.790
車両重量(kg):278
乗車定員(人):2
燃料消費率(km/l):22.0(60km/h定地走行テスト値)
最小回転半径(m):3.5
エンジン型式・種類:SC63E・水冷4ストロークOHC 4バルブV型4気筒
総排気量(cm3):1,236
内径×行程(mm):81.0×60.0。
圧縮比:12.0
最高出力(Kw[ps]/rpm):82111/8,500
最大トルク(N・m{kg・m}/rpm):111[11.3]/6,000
燃料供給装置形式:電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
使用燃料種類:無縁プレミアム
始動方式:セルフ式
点火装置形式:フル・トランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式:圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L)18.0
クラッチ形式:湿式多板コイル・スプリング式
変速機形式:電子式6段変速
変速比:1速2.411 2速:1.700 3速:1.304 4速:1.034 5速:0.941 6速:0.885
減速比(1次/2次):1.738/0.948×1.117×2.545
キャスター(度)/トレール(mm)25°30′/101
タイヤサイズ:(前)120/70ZR17M/C(58W) (後)190/55R17M/C(75W)
ブレーキ形式:(前)油圧式ダブルディスク
       (後)油圧式ディスク(コンバインドABS)
懸架方式:(前)テレスコピック式(倒立タイプ)
     (後)スイングアーム式 (プリアーム)
フレーム形式:ダイヤモンド
メーカー希望小売価格:¥1,680,000(消費税込み)



MotoGP : 所得番付、ロッシ7位

2010-07-28 22:23:19 | MotoGP 2010



Sports Illustratedが、今年も、スポーツ選手の年収を発表している。

ロッシの年収は、$35,000,000。
現在のレートで計算すると、約30億7千万円。
この数年、急激に円高が進んでいるので、日本円にするとかなり目減りするが、凄い数字だ。
ランキングでは、7位にランクされている。昨年は5位だったので、ランクダウンした。
このランキングは、アメリカ人は、別に発表されているので、ここにはアメリカ人を除いたランキングと言う事になる。


ロッシは、今シーズン末にヤマハとの契約期限が切れ、動向が注目されているが、ドカティ移籍が有力視されている。
もし、移籍が実現すれば、ドカティが破格のオファーをしているとの噂もあり、収入はさらに増える可能性もある。
ロッシは、一生使いきれない程の収入を得ていても、高額オファーが魅力的なのであろうか。

このランキングを見てみると、ロッシは、F1ドライバーより稼いでいる。
しかし、F1ドライバーは、20位中に4人も入っている。
6位には、イチローが入り、大リーガーは、20位中2人。
サッカー選手は、20位中7人も入っている。


参考に、アメリカ人のトップは、タイガー・ウッズ。
$90,508,163で、断トツのトップ収入を誇る。












MotoGP : 第9戦 アメリカ アフターザフラッグ

2010-07-26 23:04:43 | MotoGP 2010





U.S. GRAND PRIX

Mazda Raceway Laguna Seca





MotoGP 第9戦 アメリカGP アフターザフラッグ




■開催日:2010年7月25日(日)決勝結果?
■開催地:カリフォルニア州/ラグナセカスピードウエイ(3.610km)
■周回数:32周(115.52km)
■コースコンディション:ドライ?

■気温:23度
■路面温度:40度
■PP:J・ロレンソ(1分20秒978/ヤマハ)
■FL:C・ストーナー(1分21秒376/ドゥカティ)









REPORT




MotoGPクラスの決勝レースは、気温21度、路面温度38度のドライコンディション。

ホールショットは、ペドロサ。
以下、ストーナー、ロレンツォ、スピーズ、ドビチオーゾ、ロッシ、ヘイデンが続く。

トップの3台は、後続に差をつけはじめる。

6周目、にロレンツォがストーナーのミスをついて2番手に浮上。

12周目、トップを走行中のペドロサが、転倒、リタイア。
これでロレンツォが、単独トップ走行となる。

27周目、ロッシが、ドビチオーゾを最終コーナーでパスし表彰台圏内に浮上。

ラストラップ、ドビチオーゾは、ロッシのインを狙うがミスし、僅差の4位でゴール。

ロレンツォは、今期6勝目。
ストーナーは、今期最高位の2位。

5位争いはヘイデンとスピースの二人のアメリカ人によって争われ、21周目にスピーズがヘイデンをパスしたが、25周目にオーバーランし、ヘイデンに逆転される。
そのまま、ヘイデンが5位、スピースが6位でゴール。

7位にエドワーズ、8位にメランドリが続き、9位争いは、カピロッシとカリオが両者並んだままゴールラインを越え、ビデオ判定の結果、カリオが9位、カピロッシが10位となった。

代役参戦のロジャー・リー・ヘイデンは、11位。
デ・アンジェリスは12位で続いた。

リタイアしたライダーは、3周目にバウティスタ。19周目にシモンチェリ。30周目にエスパルガロが転倒している。
バルベラは、マシントラブルでリタイアしている。

表彰台では優勝したロレンツォのスペイン国歌ではなく、イタリア国歌が流れるハプニングがあった。








RIDERS COMMENT


MotoGP




1位   99   ホルヘ.ロレンソ    YAMAHA  43:54.873

「ラグナセカでの優勝をずっと夢見ていたんだ。だから今日は本当にうれしいよ! 走りもとても良かったと思う。限界ぎりぎりまでベストを尽くし、ダニについて行こうと懸命に攻め続けた。彼はいつも決勝で強さを発揮する。でもあきらめずにプレッシャーをかけ続ければ、きっとチャンスが巡ってくると信じていたんだ。彼が転倒してしまったことは残念だけれど、僕としてはそのあと、すごく楽になった。ケイシーとは、かなり差があったからね。そしてあとは、M1の走りを存分に楽しむことができた。シリーズポイントでは大きなリードを築くことができたけれど、シーズンはまだあと半分、残っている。大量リードをしながらタイトルを逃したライダーもたくさんいるから、現時点ではまだ何もわからないよ。それよりも、今はただ、少しだけでいいからゆっくりしたい。この2ヵ月、本当に忙しかったからね。チームのみんなにも感謝しているよ」


2位   27   ケーシー.ストーナー  DUCATI  +3.517

「ダニを抜きたかったから、タイヤが温まるのを待ったけど、フロントから転びそうになった。もう一度近づいたら、小さなミスを犯してしまい、その2ラップ後には、はらんでしまい、コースアウトしそうになった。
少しオフしなければいけなかった。できることを全てやったけど、今日も十分ではなかった。全体的には、今週末に満足。
すごく速く走れることは分かっていたけど、自信を失い始め、グッドなタイムが消えてしまった。重要なのは完走すること。もしかしたら、もう少しバトルできたかもしれないけど、ダニの転倒を見て、当然、似たような問題が僕にも起こるかもしれないと考えた。
ブルノは僕たちにとってグッドなトラック。昨年は走らなかったけど、大好きなトラック。グッドなパフォーマンスができるだろうけど、もう少し前に行くために、何か引き出さないと。今日のトラックは、もしかしたら、今シーズンのベストチャンスだったかもしれないけど、残念ながら活かせなかったから、今度こそは。」


3位   46   ヴァレンティーノ.ロッシ  YAMAHA  +13.420

「怪我の痛みのせいで序盤はかなりきつかった。その時点では表彰台は遥か彼方という感じだったんだ。でもそのうちにペドロサが転倒して4位に上がることができたので、あとはドビツィオーゾを追うしかなくなったというわけ。できるかぎりの力を注いで追っていったら次第に近づいてきた。そうなるとますます、あきらめられなくなってしまったんだ。彼をパスして3位になったときは何とも言えない素晴らしい気分だったよ。怪我で何度も欠場したあとだけに、みなさんの前でまた表彰台に上れたことが本当にうれしかったんだ。ここまで僕を支えてくれた大勢の人たちに心から感謝している。このあとはちょっと休めるので、この間に体の調整に励まないとね。次のブルノではベストの状態に戻れるように、しっかり準備したい」


4位   4   アンドレア・ドヴィツィオーゾ  HONDA  +14.188

「表彰台に立てず本当に残念だった。今日はグリッドがイン側でいいスタートが切れたのだが、1コーナーの混雑の中で少しポジションを下げてしまった。本当なら、トップグループに混じって逃げたかったのだが、序盤の3ラップ、スピーズを抜けずトップとの差を広げてしまった。その後、1分22秒中盤のペースでラップを重ねたが、バレンティーノがペースを上げてきた。抜かれたあと、なんとかついていって逆転しようと思ったが、T3とT4区間でバレンティーノに後れを取った。表彰台に立てなかったし、優勝にも届かなかった。自分の望んだリザルトではなかったので、次戦からばん回したい」


5位   69   ニッキー.ヘイデン    DUCATI  +14.601

「ウォームアップでスタートの練習をしたら、小さな問題があり、それがレースで再現してしまった。それ以外は、正直に全力を尽くせたと思う。
終盤、ロッシとドビツィオーソとのギャップを詰め、彼らとのバトルに割り込み、彼らのミスを衝こうと思い、全てを尽くした。可能な限りにプッシュしたけど、十分ではなかった。これまで何度もラグナセカで楽しんだけど、来年はエンジョイしたい。優勝争いに戻りたい。
チームとここに来てくれたファンに感謝したい。彼らのサポートは素晴らしかったけど、表彰台獲得で応えられなかったのは残念だ。」


6位   11   ベン.スピーズ    YAMAHA  +19.037

「スタートがうまくいって3番手まで上がることができたけれど、そのあとの数ラップはなかなかスピードが上がらなかった。目の前にいた集団が少しずつ離れて行きそうになったんだけど、すぐにリズムをつかむことができてニッキーとバレンティーノに一気に追いついた。それからまずニッキーをパスし、バレンティーノの後ろに迫って、いいバトルができた。そして勝負に出ようと思っていた矢先、最終コーナーの進入でミスが出て、はらんでしまったんだ。母国でのレースだから、表彰台には上れないとしても地元ファンに僕の走りを見てもらいたかった。いい走りができたし、表彰台に上れるだけのスピードもあったと思う。結果的に、最後までしっかりやり遂げられなかったことは僕の責任。でも、まったくペースもつかめず、遠く離れたところでゴールしたわけではなく、表彰台も目指せるとわかったことは大きな収穫だよ。またトップ6に入り、いい戦いができたわけだから、これ以上、望むものはない。何も不満はないよ」


7位   5   コーリン.エドワーズ  YAMAHA  +40.721

「自分の走りには十分に満足している。やれるだけのことはやったからね。ホームGPでの7位争いは、元々の希望とは違うけれど、今までのことを考えれば大きな進歩。すべてはモンスター・ヤマハ・テック3のスタッフたちの努力のおかげだから、本当に感謝しているよ。序盤はメランドリ、シモンチェリと好バトルができて楽しかったし、彼らよりちょっと速かったからうまくパスすることもできた。シモンチェリを抜いてからはひたすら体を伏せて、何とか引き離そうと頑張った。そうしたらそのとおり、うまく逃げ切ることができたんだ。でもそれ以降、前の集団を視界にとらえることができなかった。だから少しペースを緩めることにしたんだ。大事なホームレースでつまらないミスなどしたくなかったからね。考えてみれば、ウイーク中ずっと7位あたりをうろうろしていた。トップグループのペースには一度も届かなかった。それでも本来いるべきところに少しずつ近づいてきていることは確か。ヤマハの新しいスペックも助けになった。その意味では、シーズン後半戦に向けて、また自信を持って取り組んでいけそうだ」


8位   33   マルコ・メランドリ  HONDA  +47.219

「今日は厳しいレースだった。ウオームアップで少しセットアップを改善できたが、さらに前進するために決勝に向けてセッティングを変えた。しかし、自分の望んだような状態にはならず、後半は左肩の力が足りず左コーナーが厳しかった。今回から使っている新しい電子制御をまだうまく使いきれていないので、とにかく最後まで走ろうと全力を尽くした。今日のレースで得たデータを次戦に生かしたい」


9位   36   ミカ.カリオ    DUCATI  +52.813


「ひどいことが続いた後に、ようやくまともな結果を出せた。グッドなスタートで、1ラップ目に11番手まで浮上することができ、カピロッシとバトルをしたけど、彼の方が速かった。アレックスが追いつき、抜いてくれたおかげで、リズムアップができ、一緒にカピロッシに追いついた。
彼を抜くために、走行ラインを学習した。アレックスが転倒したのを見たけど、集中力を失わず、引き離されないように全力を尽くした。
最終コーナーの立ち上がりを全力でプッシュして、トップスピードのおかげで、ゴールラインで抜くことができた。一度も走ったことがない未知のトラックで、厳しい週末だったけど、このリザルトが、ここまでの貧しいシーズンの分岐点となることを期待する。」


10位   65   ロリス.カピロッシ  SUZUKI  +52.814

「決勝では、予選時よりも0.5秒ほどリズムが遅れていた感じで、その状況でよく走りきったと思う。タイムを出そうと、32周回のすべて走行ラインを変えてみたが、フロントの感触がおもわしくなかった。レースは終始厳しい展開で、やがてカリオとエスパルガロとのバトルになった。最終周回では9位を確実にするための走りをしたが最後にエスパルガロが来て、自分では押さえたと思ったのだがビデオ判定で残念な結果となった。自分としては9位も10位も不満な結果には変わりないし、リーダーボードに出れるような結果を出さなくてはいけない」


11位   95   ロジャー・リー・ヘイデン  HONDA  +1:14.089

「レース序盤は自分のペースを見つけるのに苦労したが、それから少しずつ、自分の走りをつかみ、徐々にラップタイムを上げることができた。終盤、デ・アンジェリスを捕らえて11位になることができた。代役として出場が決まったときに、こんなリザルトを残せるなんて思ってもいなかったし、すごくうれしい。自分にとっては、とても重要なレースになったし、チャンスを与えてくれたチームにもいい結果を残すことができた。また、こういうチャンスがあることを期待している」


12位   15   アレックス・デ・アンジェリス  HONDA  +1:14.666

「スタートから10周くらいまではなんの問題もなかったが、それからタイヤのスライドが激しくなってペースをキープすることができなかった。終盤、ロジャーとバトルになったが、ラストラップ、ブルーフラッグとグリーンフラッグが振られていたところがあったのでアクセルを閉じた。結局それは自分に向けて振られていたものではなかったのだが、それでリズムが狂い、抜くチャンスを失った。予選セッションの最後は、とてもいい状態になったのだが、その走りができなかった。今日は厳しくて難しいレースだった」


RT   41   アレックス.エスパルガロ  DUCATI  +4Laps

「アルバロに謝りたい。あまりにも上手く抜けず、ぶつかってしまった。彼の転倒を申し訳ないと思う。僕たちルーキーたちにとって、全てのサーキットでポイントを稼ぐことが大切だから、後味が悪い。
序盤は速くなかった。リズムを掴もうとプッシュしたけど、無理だった。中盤に入り、リズムをアップすることができ、数人を抜いたけど、白線を少し踏んで、また転んでしまった。本当にどうしていいのか分からない。」

RT   58   マルコ・シモンチェリ  HONDA  +14Laps

「フリー走行で転び、ウオームアップで転び、そして、決勝でも転んでしまった。今日は思うようにペースを上げられなかったが、あのまま走っていれば7位にはなれたと思う。しかし、序盤はリズムに乗れず、それからもブレーキングがうまくいかなかった。その後、自分のペースで走れるようになってからは、ちょっとプッシュしすぎて、ギャップに乗り上げてフロントから転んでしまった。初日は思うように走れず苦労した。しかし、予選はとても気持ちよく走れていたので残念。気持ちを切り替えて次のブルノに挑みたい」


RT   26   ダニ・ペドロサ    HONDA  +21Laps

「ロレンソとのギャップをキープするためにプッシュしていた。快調にラップを刻めていたし調子もよかったのだが、5コーナーのギャップに乗ってフロントから転んでしまった。今日は優勝を目指し全力を尽くしていたので本当に残念だった。今日は勝ちたかった。そのためにはリスクも冒さなければならなかったが、こういう結果に終わってがっかりしている。しかし、トップを走れたこと。リードを広げられたこと。次のレースに向けて収穫もあった。結果にはつながらなかったが、次戦では再び、優勝を目指して全力を尽くしたい」


RT   40   エクトール.バルベラ  DUCATI  +29Laps



RT   19   アルバロ.バウティスタ  SUZUKI  +30Laps

「スタートでマシンが暴れて上手く出れずに順位を落としたが、そのあとの2周回ほどは良い感じで何台かをパスした。気分良く走って3周回目に入り、第1コーナーでエスパルガロをパスし、次の2連続コーナーへ通常のライン取りをしながら入ったが、最後のターンのところで中央に出てきた彼が自分に当たってきて、クラッシュした。とても調子が良く順位を上げていけるレース展開だっただけに、非常にがっかりしている。ラグナセカでの初戦は結果が出せなかったけれど、次のレースに向けて一生懸命頑張りたい。」







ポイントスタンディング

1 ホルヘ.ロレンソ ヤマハ 210
2 ダニ・ペドロサ Honda 138
3 アンドレア・ドヴィツィオーゾ Honda 115
4 ケーシー.ストーナー ドゥカティ 103
5 ヴァレンティーノ.ロッシ ヤマハ 90
6 ニッキー.ヘイデン ドゥカティ 89
7 ベン.スピーズ ヤマハ 77
8 ランディ・デ・ピュニエ Honda 69
9 マルコ・メランドリ Honda 53
10 マルコ・シモンチェリ Honda 49
11 コーリン.エドワーズ ヤマハ 48
12 エクトール.バルベラ ドゥカティ 41
13 ロリス.カピロッシ スズキ 36
14 ミカ.カリオ ドゥカティ 31
15 アレックス.エスパルガロ ドゥカティ 28
16 アルバロ.バウティスタ スズキ 25
17 青山博一 Honda 18
18 アレックス・デ・アンジェリス Honda 8
19 ロジャー・リー・ヘイデン Honda 5
20 秋吉耕佑 Honda 4
21 吉川和多留 ヤマハ 1








監督クラス



W・ズィーレンベルグ(ヤマハ・ロレンゾ・チーム監督)

「とてもいいレースだった。ダニを限界までプッシュしていったのはクレバーなやり方だったと思う。でもこれは簡単なことではなかったんだ。ランキングトップに立っているホルヘには失うものが多く、そのなかでぎりぎりまで攻めていくのは本当に厳しいことだったに違いない。これでチャンピオンシップのリードは72ポイントに拡大。ここまでの9戦中、優勝6回、2位3回は見事としか言いようがない。ホルヘの素晴らしい走りに、そしてチームのみんなの努力にお礼を言いたい。このあとは束の間の休暇を楽しんでもらいたい」


D・ブリビオ (ヤマハ・ロッシ・チーム監督)

「素晴らしいレースだった。結果も我々の期待を上回るものだった。前回のザクセンリンクを含め、バレンティーノにとってはリハビリのためのレースで、ただマシンの勘を取り戻すことが目的だったはず。ところが前回は4位、そして今回は3位表彰台と、好成績を残すこととなったのだ。このコースはとくに体への負担が大きく、ウイークを通じてかなり苦しんだが、それでも決勝では、またこうして表彰台争いを展開することができた。彼の素晴らしさに、チームのみんながとてもハッピーな気持ちになっている。このあとの休暇を楽しみにしているが、同時にシーズン後半戦のスタートも心待ちにしている」


H・ポンシャラル (モンスター・ヤマハ・テック3チーム監督)

「うれしい夏季休暇を前に、ほんのちょっとだけ残念な気持ちを残してしまったことを否定することはできない。ベンは非常に好調だったから、念願の母国での表彰台獲得を実現する大きなチャンスだと考えていた。スタートがよく、その後はリズムをつかむまでに少しかかったが、リズムをつかんでからはラップタイムも上がり、ついにはニッキーをパス。さらにバレンティーノに迫っていった。あの時点で表彰台を期待してはいたが、簡単なものではないこともよくわかっていた。なぜならバレンティーノの走りも信じられないほど見事だったからだ。ベンはバレンティーノの後ろに迫り、地元のファンはその果敢な攻めに興奮していた。ところが不運にもラインを外れ、順位を下げてしまった。彼ががっかりしているのは、最後までしっかり闘いきれなかったことに対してだと思う。だが我々チームとしては、彼の走りにとても満足している。表彰台獲得に十分なスピードを持っていたことは間違いない。
コーリンもとてもよくやってくれた。今シーズンのなかでは最高の走りだったと思う。毎セッション、毎ラップ、ベストを尽くした。そして決勝でも、懸命に抵抗するメランドリやシモンチェリをパスする強さを見せてくれた。6位と7位という成績は十分に素晴らしい。そしてチームランキング4位という成果につながっている。これからしっかり準備をして、気持ちも新たにシーズン後半戦に臨みたい」


中島雅彦 (MS開発部 MotoGPグループリーダー)

「今日はフィアット・ヤマハ・チームにとって素晴らしい結果でした。ホルヘの優勝とバレンティーノが表彰台に戻ってきたことは、チーム全員の士気を大いに上げました。起伏に富んだ、難しいコースレイアウトの攻略には苦しみましたが、ブレーキングとハンドリングにはアドバンテージがあったと思います。ホルヘの安定した強さ、そしてバレンティーノはフィジカルコンディションが万全ではない中、驚異的な頑張りでしっかりと仕事をしてくれました。テック3チームも両ライダーのホームグランプリを全力でサポートし、大いに盛り上げてくれました。ベンの3位争いに加わる気迫の走りは、次に繋がる結果であり、コーリンはベテランらしい走りで今季ベストリザルトでした。タフなスケジュールでしたが、ヤマハ4台がトップ7に入り、良い形で前半戦を折り返す事が出来ました。この調子で気を緩める事なく、更なるレベルアップを目指して行きたいと思います」


山路敏幸 (Repsol Honda Team 監督)

「Repsol Honda Teamとしては、優勝を逃し、表彰台にも立てず、本当に残念なレースだった。ダニはスタートもよく、十分に優勝を狙えるペースで走れていた。結果的に転倒に終わったが、優勝できるポテンシャルを発揮できたと考えている。ダニも、レースをリードできたことに満足している。勝つためには、リスクを冒さなければならないこともあるので、仕方がない。アンドレアは、昨日の予選で非常にいい状態に仕上がっていたのだが、今日は序盤に混戦にもまれて前に出られず遅れてしまったのが痛かった。その後がんばってくれたが、優勝争いには届かず、追い上げてきたロッシにかわされてしまった。今日はロレンソ、ストーナーのペースが速く、彼らのできがよかったと受け止めている。ダニもアンドレアも、後半戦のブルノからは、さらにレベルアップを図り、優勝を狙っていきたい」


ポール・デニング (スズキ・チーム、マネージャ)

「アルバロは実力発揮が期待される仕上がりだっただけに、エスパルガロと絡んで転倒し、レース初盤にリタイアとなったのは本当に残念だった。彼自身のせいではないのに2レース連続での転倒リタイアとなってしまい、今は彼に幸運が戻ることを祈るばかりだ。ロリスのスタートはそれほど悪くなかったが、初めの2、3周回が思うように追い上げられずに、そこでトップグループとの差が開いてしまった。結局、懸命に走ったが9位をも落とす結果となった。次のブルノは、過去のレースでマシンもよく走り、ロリスの好きなコースなので今から楽しみだし、月曜以降におこなうテストも重要なものになるだろう。」












ブリジストン






山田宏 (モーターサイクルレーシングマネージャー)

「今回のレースでは、これまでの選手たちからのフィードバックを良い形で結果に結びつけることができました。今日のリザルトには、総じて満足をしています。今シーズン6勝目を挙げたホルヘとチームの皆様にお祝いを申しあげます。ラップレコードを更新して今季最上位の2位となったケーシーも、祝福したいと思います。バレンティーノが表彰台に戻ってきたのも、非常に嬉しい結果でした」


生方透 (モーターサイクルレースタイヤ開発マネージャー)

「今回のレースウィークで柔らかめの左右非対称タイヤが発揮した安定性とパフォーマンスレベルは良好なものでした。非常に満足をしています。ケーシーは、ラップレコードを更新しただけではなく、彼の記録したファステストラップは昨年のレースでのベストラップよりも0.5秒速いものでした。また、優勝したホルヘの総レースタイムは、昨年の優勝者タイムより6秒以上も短縮しています。これはともに、我々が今回のレースに持ち込んだ左右非対称タイヤの高パフォーマンスをあらわす良い指標といえるでしょう」








MotoGP : 第9戦 アメリカ 決勝

2010-07-26 10:54:51 | MotoGP 2010

U.S. GRAND PRIX

Mazda Raceway Laguna Seca




■開催日:2010年7月25日(日)決勝結果?
■開催地:カリフォルニア州/ラグナセカスピードウエイ(3.610km)
■周回数:32周(115.52km)
■コースコンディション:ドライ?
■気温:23度
■路面温度:40度
■PP:J・ロレンソ(1分20秒978/ヤマハ)
■FL:C・ストーナー(1分21秒376/ドゥカティ)







MotoGP Race





気温23度。路面温度40度のドライコンディション。

ホールショットを決めたペドロサが、トップを走行中の12ラップ目に転倒すると、ポールポジションのロレンソがトップに浮上。
2位に3.517秒差のアドバンテージを広げ、今季4度目のポール・トゥ・ウインを決めた。

ストーナーは、今季最高位の2位。4戦連続の表彰台を獲得。

復帰2戦目となったロッシは、ラスト6ラップに3位に浮上。
ルマン以来6戦ぶりに表彰台を獲得。

ドビツィオーソは、4位に入れば、ヘイデンが地元最高位となる5位。
スピース、エドワーズ、メランドリ、カピロッシが続いた。

ラグナセカ初挑戦組みでは、昨年負傷により欠場したカリオが最高位の10位。
シモンセリ、エスパルガロ、バウティスタが転倒。
バルベラは、メカニカルトラブルでリタイヤを喫した。

負傷代役組みでは、ロジャー・リー・ヘイデンが11位。
デ・アンジェリスが12位だった。

チャンピオンシップは、ロレンソが今季初のリタイヤを喫したペドロサに72ポイント差、ドビツィオーソに95ポイント差のアドバンテージを広げた。

次戦チェコGPは、8月13日に開幕。15日に決勝レースが行われる。








1   99   ホルヘ.ロレンソ    YAMAHA  43:54.873
2   27   ケーシー.ストーナー  DUCATI  +3.517
3   46   ヴァレンティーノ.ロッシ  YAMAHA  +13.420
4   4   アンドレア・ドヴィツィオーゾ  HONDA  +14.188
5   69   ニッキー.ヘイデン    DUCATI  +14.601

6   11   ベン.スピーズ    YAMAHA  +19.037
7   5   コーリン.エドワーズ  YAMAHA  +40.721
8   33   マルコ・メランドリ  HONDA  +47.219
9   36   ミカ.カリオ    DUCATI  +52.813
10   65   ロリス.カピロッシ  SUZUKI  +52.814

11   95   ロジャー・リー・ヘイデン  HONDA  +1:14.089
12   15   アレックス・デ・アンジェリス  HONDA  +1:14.666

Not Classified

RT   41   アレックス.エスパルガロ  DUCATI  +4Laps
RT   58   マルコ・シモンチェリ  HONDA  +14Laps
RT   26   ダニ・ペドロサ    HONDA  +21Laps
RT   40   エクトール.バルベラ  DUCATI  +29Laps
RT   19   アルバロ.バウティスタ  SUZUKI  +30Laps







Weather Conditions:

Track Condition: Dry
Air: 23º
Humidity: 44%
Ground: 40º

Records:

Pole Lap: Jorge LORENZO 1'20.978 160.5 Km/h
最速ラップ: Lap: 4 Casey STONER 1'21.376 159.7 Km/h
Circuit Record Lap: 2010 Casey STONER 1'21.376 159.7 Km/h
Best Lap: 2008 Casey STONER 1'20.700 161.0 Km/h



2009 US Grand Prix - 5/07/2009:

Pole position:
Jorge Lorenzo ESP Fiat Yamaha 1m 21.678s

Fastest race lap:
Dani Pedrosa ESP Repsol Honda 1m 21.928s





2010 鈴鹿8耐 決勝

2010-07-25 23:14:58 | レース その他



2010 FIM Endurance World Championship Series, Round 3

鈴鹿8時間耐久ロードレース 第33回大会




決勝









ホールショットは、ヨシムラスズキwithENEOSの酒井大作。
F.C.C. TSR Hondaの秋吉耕佑は出遅れていたが、徐々に差を詰め、10周目にトップに立つ。
酒井は13周目のヘアピンで転倒。すぐにコースへ復帰するが、4番手に後退。

秋吉、伊藤、高橋巧、酒井の順で走行。

F.C.C. TSR Hondaにストップ&ゴーペナルティが通知。
酒井をパスした時にイエローフラッグ無視したことによるペナルティ。

F.C.C. TSR Hondaは、25周で、ジョナサン・レイに交代。
レイが、先ほどのストップ&ゴーのペナルティを消化するが、まさかの2度目のストップ&ゴーペナルティの通知。
レイはコース復帰後、スプーンカーブでバックマーカーと接触し転倒。
再スタートしピットへ戻り、マシン修復。
トップから約3Lap遅れでレースに復帰したが、42番手に後退した。

トップは代わってMuSASHi RT ハルクプロの清成龍一。
2番手はKeihin Kohara Racing Teamの玉田誠。
3番手のヨシムラスズキwithENEOSの加賀山就臣。

加賀山が玉田を交わし、トップの清成を追う。

52周目、ヨシムラスズキは加賀山から青木宣篤に交代。
MuSASHi RT ハルクプロは、その翌周に清成から高橋巧へと交代。
高橋巧は、アウトラップの2コーナーで青木に交わされ2番手に後退。

3番手は伊藤。4番手は亀谷。

約2時間15分が経過したころ、トップと同一周回の4番手だった亀谷がS字で転倒。
マシンを押してピットへ。





3時間経過。
清成が、トップの酒井との差をどんどん詰めていく。

96周目、清成がスプーンカーブで酒井をパス。

清成と酒井の差が5秒以上に広がった106周目、酒井がS字で転倒。
すぐに再スタートし、ピットへ戻り加賀山へ交代。

トップは高橋巧にライダー交代したMuSASHi RT ハルクプロ。2番手はKeihin Kohara Racing Teamの伊藤真一。

3番手にいたヨシムラスズキの加賀山が、4時間30分を迎えるころ、緊急ピットイン。
なんらかの調整後、コース復帰するがポジションは大幅ダウン。

F.C.C. TSR Hondaは113Lap目に2分08秒705のファステストラップを出して追い上げる。






MuSASHi RT ハルクプロがトップを快走。
同一周回は、Keihin Kohara Racing Teamのみ。
F.C.C. TSR Hondaの秋吉耕佑はトップを走る高橋巧を交わし3Lap遅れまで挽回。
ジョナサン・レイへライダー交代した後も、唯一2分09秒台で周回し、前との差を詰めていく。

スタートから約5時間50分が経過。
レイはTEAM PLUS ONEの岩田悟を抜き4番手に浮上。
その4周後に同一周回を走るPLOT FARO PANTHERAの安田毅史をパスし3番手に浮上。

ヨシムラスズキは、6時間が経過した時点で7位。
また、序盤にマシントラブルに見舞われポジションを落としていたエヴァンゲリオンRT初号機 TRICK☆STARは16位まで挽回している。
2時間余りで転倒したHonda DREAM RT 桜井ホンダも必死のマシン修復を行いレースに復帰、37番手で走行。




レース残り約1時間。
各チーム、最後のライダー交代。

残り40分余りとなったころ、トップを行くMuSASHi RT ハルクプロの清成龍一を3Lap遅れとなっていたF.C.C. TSR Hondaのジョナサン・レイがパス。
これでトップからは2Lap遅れとなった。

トップの清成は残り30分でもう一度ピットへ向かい給油のみを行った。
ヨシムラスズキwithENEOS。青木宣篤がテルル・ハニービーレーシングの関口太郎を抜き6番手に浮上。

最後まで順調に周回を重ねたMuSASHi RT ハルクプロは315周を走り、清成がチームにとって8耐初優勝となるチェッカーを受けた。
清成にとっては3度目の8耐優勝。
高橋巧は史上最年少の8耐優勝ライダーとなった。

Keihin Kohara Racing Teamは残り6分で伊藤真一へライダー交代を行い、314周の走行で2位のチェッカー。

2分09秒を連発した最速ペア、F.C.C. TSR Hondaは213周をラップし3位表彰台。

4位は212周を走行したPLOT FARO PANTHERA。
5位は211周のTEAM PLUS ONE。
ヨシムラスズキwithENEOSは同じく211周で6位。
7位は210周のテルル・ハニービーレーシング。
8位は208周のBEET RACING。
206周を走行したTEAM BOLLIGER SWITZERLAND #8、Honda浜松エスカルゴ&PGR&狭山&H-TEC関東がそれぞれ9位、10位でチェッカーを受けた。

エヴァンゲリオンRT初号機 TRICK☆STARはトラブルに泣いたが追い上げの走りで15位でチェッカーを受けた。





決勝結果




1 634 EWC   MuSASHi RT ハルクプロ   清成龍一  中上貴晶  高橋巧
   Honda CBR1000RR/09   BS 215(8:01'13.428)  156.04km/h -- 02'09.503
2 33 EWC   Keihin Kohara Racing Team  伊藤真一  玉田誠
   Honda CBR1000RR/09   BS   214   1Lap   02'09.898
3 11 EWC   秋吉耕佑  Jonathan REA  高橋裕紀
   Honda CBR1000RR/09  F.C.C. TSR Honda   BS   213   2Laps   02'08.705
4 48 EWC   出口修  安田毅史  児玉勇太
  SUZUKI GSX-R1000/10   PLOT FARO PANTHERA   BS   212   3Laps   02'11.397
5 73 EWC   岩田悟  手島雄介
   Honda CBR1000RR/08  TEAM PLUS ONE   BS   211   4Laps   02'11.589

6 12 EWC   酒井大作  青木宣篤  加賀山就臣
   SUZUKI GSX-R1000  ヨシムラスズキwithENEOS   BS   211   4Laps   02'09.350
7 999 EWC   野田弘樹  関口太郎
   Honda CBR1000RR/10  テルル・ハニービーレーシング   BS   210   5Laps   02'12.908
8 9 EWC    高橋英倫  波多野祐樹  西嶋修
   KAWASAKI ZX-10R/09   BEET RACING   DL   208   7Laps   02'12.988
9 8 EWC    Horst SAIGER  Patric MUFF
   Roman STAMM KAWASAKI ZX-10R/08  TEAM BOLLIGER SWITZERLAND #8   PI   206   9Laps   02'12.564
10 40 EWC   久保山正朗  中津原尚宏
   Honda CBR1000RR/10  Honda浜松エスカルゴ&PGR&狭山&H-TEC関東   DL   206   9Laps   02'14.612

11 25 EWC   中村知雅  秋谷守
   Honda CBR1000RR/10   Honda Suzuka Racing Team   BS   205   10Laps   02'13.534
12 888 EWC   高橋孝臣  大木崇行  清水郁美
   Honda CBR1000RR/09  石垣島マグロレーシング・海人withモトバム   DL   204   11Laps   02'14.013
13 26 EWC   東村伊佐三  岩崎哲朗  医王田章弘
   KAWASAKI ZX-10R/10  RS-ITOH&ASIA   PI   204   11Laps   02'16.139
14 221 EWC   寺本幸司  中井恒和  深見貴広
   YAMAHA YZF-R1/09  クレバーウルフレーシングチーム  DL  203   12Laps  02'16.135
15 01 EWC   武石伸也  芹沢太麻樹  今野由寛
   KAWASAKI ZX-10R/09  エヴァンゲリオンRT初号機 TRICK☆STAR   BS   203   12Laps   02'12.487

16 1 EWC   Igor JERMAN   Steve MARTIN  Gwen GIABBANI
   YAMAHA YZF-R1/10  YAMAHA AUSTRIA RACING TEAM   MI   202   13Laps   02'12.201
17 75 EWC   里実  五十嵐明弘  清水匠
  Honda CBR1000RR/09  Team NAP´S   DL   202   13Laps   02'15.819
18 135 EWC   戸田隆  高田速人  齋藤栄治
   BMW S1000RR/10  Tras & G-TRIBE+8810R   BS   201   14Laps   02'17.285
19 55 EWC   髙宮義文  高橋芳延  須磨貞仁
  Aprilia RSV4 /09  CONFIA H.M.F Like a wind   DL   200   15Laps   02'16.642
20 85 EWC   安藤元之  野寄真二  荘智義
   Honda CBR1000RR/08  Honda QCT Q遊会明和レーシング   DL   199   16Laps   02'16.201


21 67 EWC   西中綱  相馬利胤  安冨 成士
   Honda CBR1000RR/07  Honda DREAM RT 和歌山   DL   198   17Laps   02'17.583
22 770 EWC   水澤保  山﨑茂  野田達也
   KAWASAKI ZX-10R/08  山科カワサキ&ビジネスラリアート   DL   198   17Laps   02'17.041
23 65 EWC   奥田貴哉  吉田忠幸  水谷勝
   SUZUKI GSX-R1000/06   Team MIIR Z-TECH   197   18Laps   02'17.180
24 66 EWC   大内田実  矢木清貴  渡辺幸夫
   Honda CBR1000RR/08  DOGFISH オーテック・スズカレーシング・YIC   DL   197   18Laps   02'17.035
25 111 EWC   中村浩  海老沼孝志
   Honda CBR1000RR/08  Honda 向陽会ドリームレーシングチーム&SHOWA   BS   196   19Laps   02'21.280

26 3 EWC   浜口俊之  北口浩二  谷誠士郎
   Honda CBR1000RR/09  クラウン警備保障RACING   BS   195   20Laps   02'11.154
27 20 EWC   行方知基  國松俊樹
   SUZUKI GSX-R1000/07  WINNER Z-TECH   DL   194   21Laps    02'15.347
28 69 EWC   津田拓也  谷正明  田中圭
   SUZUKI GSX-R1000/10  WestPower   BS   194   21Laps   02'16.188
29 23 EWC   松井秀樹  下地申悟
   Honda CBR1000RR/09  鈴鹿コミュニティーレーシングチーム   DL   193    22Laps   02'14.088
30 34 EWC   吉田光弘  飯田将人  北折淳
   Honda CBR1000RR/08  Honda緑陽会熊本レーシング   DL   192   23Laps   02'15.353

31 51 EWC   萱原正啓  樋口幸博  中尾健治
   YAMAHA YZF-R1/09  T.モトキッズ/獺.RT with ミカーレ   MI   191   24Laps   02'19.386
32 44 EWC   津田一磨  Ivan GOI
   Aprilia RSV4 Factory /10  aprilia D.D.BOYS with A-STYLE   BS   185   30Laps   02'14.617
33 50 EWC   高野弘毅  小林哲朗  岡田聡
   Honda CBR1000RR/08  ミトモト&e,freaks   DL   184   31Laps   02'18.996
34 39 EWC   茂木正人  田中大介
   Aprilia RSV4 Factory /10  ブルドッカータゴス×東本昌平 RIDE   PI   183   32Laps   02'19.508
35 2 EWC   Wayne Maxwell  亀谷長純
   Honda CBR1000RR/08   Honda DREAM RT 桜井ホンダ   DL   181   34Laps   02'11.069

36 28 EWC   古澤基樹  浜口喜博
   Honda CBR1000RR/08  Team ホンダ学園   DL   181   34Laps   02'16.190
37 112 EWC   栗林剛  本道雅樹  藤島翔太
   Honda CBR1000RR/08  Honda EG Racing    BS   172   43Laps   02'15.825

Not Classified:

- 16 EWC   尾藤哲也  林正大
   YAMAHA YZF-R1/08   チーム・エッチング ファクトリー 16   DL   166   49Laps   02'20.707
- 58 EWC   原田洋孝  苅田庄平
   KAWASAKI ZX-10R/08   RS ガレージハラダ姫路   DL   160   55Laps   02'18.189
- 18 EWC   高杉奈緒子  川原英実  堀義光
   DUCATI 1098R/08  ラベレッツアスピード&PIAA   PI   130   85Laps   02'19.412
- 903 EWC   Stephane COUTELLE   Magali LANGLOS   Zef ENAULT
   YAMAHA YZF-R1/07  MOTO-JOURNAL & UEMATSU 903   PI   127   88Laps   02'18.920
- 77 EWC   金山和弘  稲垣誠
   SUZUKI GSX-R1000/10   Team 櫻花・橋本組   DL   103   112Laps   02'12.938
- 70 EWC   難波恭司  安孫子勝利  北島大和
   YAMAHA YZF-R1/10   北海道SABEDER   DL   55   160Laps   02'17.729
- 32 EWC   新庄雅浩  民辻啓  鈴木大五郎
   SUZUKI GSX-R1000/10  MotoMap SUPPLY   DL   50   165Laps  02'14.270
- 27 EWC   兼田智浩  団和仁  横部武宜
   DUCATI 1098R/08  BANNER RACING   BS   48   167Laps   02'22.460
- 110 EWC   鷲見洋介  福山京太  岩谷圭太
   SUZUKI GSX-R1000/08   Moto DoC   DL   43   172Laps   02'18.986
- 94 EWC   David CHECA   Kenny FORAY   Damian CUDLIN
   YAMAHA YZF-R1/09   YAMAHA FRANCE-GMT94-IPONE   BS   35   180Laps   02'12.770
- 15 EWC   竹見升吾   宇佐見保弘  安達光司
   YAMAHA YZF-R1/10   チーム・エッチング ファクトリー 15   DL   19   196Laps   02'17.710
- 35 EWC   今津比呂志  西川雅人
   KAWASAKI ZX-10R/08   プラスワン MCRT   DL   16   199Laps   02'18.922
- 74 EWC   須貝義行  渡辺一馬
   Honda CBR1000RR/08   チームスガイPLUSONE   BS   8   207Laps   02'14.108






Fastest Lap of Race was No. 11 F.C.C.TSR Honda 2'08.705 113/213 162.82km/h

Number of Complete Laps: 162

ペナルティ

No.50
耐久世界選手権規則第1.16(ウォームアップ゛ラップ周回数不足)の違反により、2回のストップ&ゴーペナルティを科した。
No.11(x2)
耐久世界選手権規則第1.19.2(黄旗無視)の違反により、ストップ&ゴーペナルティを科した。
No.34
耐久世界選手権規則第1.18.2(他者への危険行為)の違反により、ストップ&ゴーペナルティを科した。
No.18
特別規則第44条-9(ピット作業)の違反により、ストップ&ゴーペナルティを科した。











RIDERS COMMENT


#634清成龍一(優勝)|MuSASHi RT HARC-PRO.

「3回目の優勝ができて最高の気分です。最後のピットを出てからはとても長く感じて、一生忘れられない思い出深い時間になりました。今までは頼れる先輩についていくだけでしたが、今回は頼れる後輩とチームが本当にがんばってくれました。チーム、ライダー、スタッフ全員の後押しのおかげで優勝できました。応援ありがとうございました。来年もチャンスがあればぜひ参戦したいと思います」


#634高橋巧(優勝)|MuSASHi RT HARC-PRO.

「優勝できて涙が出るほどうれしい。最後は体力的に辛くなって、清成選手に託しました。自分自身、運は強い方だと思いますが、今回優勝できたのはすばらしいマシンに仕上げてくれた清成選手をはじめ、チームスタッフ全員のおかげだと思います。今後もチャンスをもらえるなら、毎回必ず優勝するという気持ちで挑みたいです」


本田重樹監督|MuSASHi RT HARC-PRO.

「やっと優勝することができました。このコンディションなので、体力的に辛いのは分かっていましたが、2人とも本当によく走ってくれました。MuSASHiをはじめ、今まで我々をサポートしてくれたみなさまに感謝したい。また、最後まで声援を送ってくれたファンのみなさまに後押しされました。8耐に参戦した全チームを代表してファンのみなさまに心から感謝したい。応援ありがとうございました」


#33伊藤真一(2位)|Keihin Kohara Racing Team

「昨日の予選がいまひとつで、今日の気温も考えると苦しいレースになると思いました。久しぶりのレースということで、細かいところまで玉田選手やチームがバックアップしてくれました。上位のアクシデントはあったものの、2位は2位、満足しています。また、ファンのみなさん、応援ありがとうございました。今日は幸せな時間を過ごせました」


#33玉田誠(2位)|Keihin Kohara Racing Team

「2位表彰台という結果はうれしいが、今日の自分の走りには満足できません。本来であれば伊藤選手の体力的な部分を補いたかったのですが、逆に伊藤選手に頼ってしまうような走りをしてしまいました。伊藤選手やチームに申し訳なく思っています。今日は不完全燃焼のまま終わってしまいました。また機会があれば、完全燃焼できるレースをしたいです」


#11秋吉耕佑(3位)|F.C.C. TSR Honda

「今回の鈴鹿8耐はとても楽しかったです。最初のスタートで出遅れ、1コーナーの混走で接触してしまい、クラッチが曲がるというトラブルがありました。その後もペナルティを2度も受けて納得できない部分もありました。そんな状態でジョナサンにマシンを渡さなくてはならず、申し訳ない気持ちでした。ただ、ジョナサンも一生懸命に走ってくれて、またマシンの状態もよく、フルにパワーを発揮できたことで、3位まで順位を上げることができました。チーム、そして応援してくれたファンのみなさんには感謝しています。今日は暑い中ありがとうございました」


#11ジョナサン・レイ(3位)|F.C.C TSR Honda

「チームをはじめ、応援してくださった日本のファンのみなさん、ありがとうございました。今日は、タフな一日でした。思いがけないトラブルや僕のミスで順位を落としてしまい、正直悔しい気持ちが強いです。ただ、秋吉さんと協力し、絶対にあきらめないと自分に言い聞かせて走ったことで、表彰台に上がることができました。また機会があればぜひ鈴鹿8耐に出たいです」





MotoGP : 第9戦 アメリカ 予選

2010-07-25 11:14:49 | MotoGP 2010
U.S. GRAND PRIX

Mazda Raceway Laguna Seca




■開催日:2010年7月24日(土)予選結果
■開催地:カリフォルニア州/ラグナセカスピードウエイ(3.610km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:25度
■路面温度:47度
■PP:J・ロレンソ(1分20秒978/ヤマハ)







MotoGP Qualifying Practice




気温25度。路面温度47度のドライコンディション。

ロレンソは、1分21秒台を最多の13回記録した後、1分20秒978の1番時計を記録。
最高峰クラス43戦目で14度目、キャリア40度目のトップグリッドを獲得した。

フリー走行1を制したストーナーは、ニューサイドカウルを再び投入すると、0.191秒差の2番手に入った。

4人による3番グリッド争いは、ドビツィオーソが、競り勝ち、トップから0.639秒差で今季初の1列目を獲得。
ペドロサと共に、トップ2に続くリズムを刻んだ。

初日から安定して上位に進出するスピースは、最終ラップに5番時計を記録。

復帰2戦目となるロッシは、1分22秒前半のリズムで周回を重ねれば、ヘイデン、エドワーズ、シモンセリ、バルベラがトップ10入り。

負傷代役のデ・アンジェリスとロジャー・リー・ヘイデンは、16番手と17番手だった。







1 99 ホルヘ.ロレンソ  ヤマハ  1:20.978
2 27 ケーシー.ストーナー  ドゥカティ  +0.191
3 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ  Honda  +0.639

4 26 ダニ・ペドロサ  Honda  +0.677
5 11 ベン.スピーズ  ヤマハ  +0.701
6 46 ヴァレンティーノ.ロッシ  ヤマハ  +0.710

7 69 ニッキー.ヘイデン  ドゥカティ  +0.942
8 5 コーリン.エドワーズ  ヤマハ  +1.239
9 58 マルコ・シモンチェリ  Honda  +1.322

10 40 エクトール.バルベラ  ドゥカティ  +1.388
11 33 マルコ・メランドリ  Honda  +1.429
12 65 ロリス.カピロッシ  スズキ  +1.669

13 41 アレックス.エスパルガロ  ドゥカティ  +1.734
14 19 アルバロ.バウティスタ  スズキ  +1.792
15 36 ミカ.カリオ  ドゥカティ  +2.149

16 15 アレックス・デ・アンジェリス  Honda  +2.248
17 95 ロジャー・リー・ヘイデン  Honda  +2.786





Weather Conditions:

Track Condition: Dry
Air: 25º
Humidity: 39%
Ground: 47º


Records:

最速ラップ: Lap: 33 Jorge LORENZO 1'20.978 160.5 Km/h
Circuit Record Lap: 2008 Casey STONER 1'21.488 159.5 Km/h
Best Lap: 2008 Casey STONER 1'20.700 161.0 Km/h






2009 US Grand Prix - 5/07/2009:

Pole position:
Jorge Lorenzo ESP Fiat Yamaha 1m 21.678s

Fastest race lap:
Dani Pedrosa ESP Repsol Honda 1m 21.928s





COMMENT




YAMAHA



J・ロレンソ選手(予選1位/1分20秒978/34周)

「ポールポジションは決勝での優勝とは違う。でも良い位置につけたことは確かだから、もちろんうれしいよ! チームのみんなが一生懸命に仕事に取り組んでいることを、これでまた証明できたしね。今回はケイシーがとても速かったから、ポールポジションはあまり期待していなかったんだ。でもとにかく、できるだけのことはやると決めて、全力で攻めていったらこのような結果がついてきたというわけ。明日のことはまったくわからない。ダニもケイシーもかなり手強い存在だから、ハードな戦いになることだけは間違いないけれど、僕は僕で最後までベストを尽くし、最低でも表彰台に上りたいと思っている。ラグナセカの雰囲気はいつも素晴らしいから、今からワクワクしているよ!」



W・ズィーレンベルグ、チーム監督

「シーズン序盤はよく、ホルヘがポールポジションを獲らないほうがいい、というようなことを話してきた。なぜならそのほうがプレッシャーが少なくてすむからだ。でも、こうして5戦連続のポールポジションということになった今は、そのことをやはり喜ぶべきだろう! 今日も非常に楽に走っているようだったし、マシンのほうもとても順調。そこでセッション終盤になってから、彼はポールポジションを目指したのだ。最後のラップは信じられないような速さで、我々としてもあそこまでは期待していなかった。明日は激しく長い、厳しい戦いになるだろう。でも我々はいつものように、表彰台を目標にベストを尽くすだけ」



V・ロッシ選手(予選6位/1分21秒688/36周)

「最悪というわけじゃなかったけれど、トップのみんなについて行こうと思ったら、セッティングをもうちょっと何とかしないとね。ロレンソとストーナーは飛びぬけて速いけれど、それ以外は僕も含めてほとんど差がないから、順位は低くても問題ないよ。このコースはザクセンリンクとは違って、僕にとってはかなり厳しいことは確か。それでもまだ改善の余地が残っているから、明日のウォームアップでいくつか変更して、何とかもう少しタイムを上げていきたい。あとはスタートをうまくやることだね。脚の状態は昨日より良くなった。問題は肩のほうで、右肩の力不足を左肩で補いきれないという状況。そのせいで今は両方に痛みが出てしまっているんだ。明日は何とか痛みを抑えて、最後まで走り切ることが目標。そして与えられた状況のなかで最大限できることをやり遂げたいんだ」



D・ブリビオ、チーム監督

「明日までに、まだやらなければならないことが残っているが、見た目ほど状況は悪くない。ペースも決して悪くないが、決勝でしっかり戦うためには、あとコンマ数秒伸ばしたいところだ。そのために明日のウォームアップで何箇所か小さな変更を行い、またタイヤの選択をしなければならない。このコースはバレンティーノにとってはかなり厳しく、セッションが終了したときには、とくに肩の痛みがひどかったようだ。前回のザクセンリンクに比べて、負担がかなり大きいせいだ。その意味では、明日もベストのフォームで走り切るのは難しいかもしれない。しかし、忘れてはいけないのは、今回はまだ復帰2戦目だということ。ここまでの経緯を考えれば、すでに十分に素晴らしいと思う」




B・スピース選手談(予選5位/1分21秒679/33周)

「初めてのポールポジション獲得まで、あとほんの少しというところまで迫ることができた。それだけに悔しい思いもあるけれど、今はこの5位に満足しているよ。最後のアタックがかなりいい感じで、実際、フロントロウと同等のタイムで走っていたんだ。あのラップは、コンマ1秒速く来ていたんだけれど、そこへ運悪くカリオが転倒。埃が舞いあがって、イエローフラッグが振られた。ダウンヒルのところは見渡すことができないから、誰かいるんじゃないかと思って怖かったよ。安全を第一に考えて、そこでコンマ1秒遅れてしまったために、フロントロウを逃すことになってしまったというわけなんだ。2列目の真ん中は悪くない。表彰台を狙っていける位置だから、これ以上言うことはないよ。あとはスタートを決めて、うまく飛び出せば、表彰台を目指していいペースをつかむことができるだろう。優勝? 前のふたりは速すぎるからね...。あきらめるつもりはないけれど、今の彼らは別の次元にいる感じだよ。僕は自分にできることを最大限やって、地元ファンの前でレースを楽しみたい。母国に帰って来たことがとてもうれしいし、多くの応援も心強い。何か恩返しができれば最高だ」


C・エドワーズ選手談(予選8位/1分22秒217/31周)

「地元ファンのためにも、ウイークを通じてベストを尽くして懸命に頑張ってきたよ。でもどうしても7位や8位から抜け出すことができなかったんだ。本当に、持っているすべての力を注いだし、マシンのフィーリングも良かったのだから、これ以上、いったい何ができるというのだろう? トップふたりは遠く離れてしまっているから、明日の目標は、3位のドビツィオーゾ以下の集団についていくことになるだろう。コースの終盤のセクションで遅れてしまうので、ここでもう少しスピードを上げたい。そのためのリアタイヤ選択が、このあとの課題になってくるんだ。昨日の時点では前後ともにハードでいくと決めていたんだけれど、今はリアにソフトを履くことを考えている。ラップタイムでかなり違いが出てくるが、ソフトタイヤはレース終盤でどこまでもつかが気になるところだね。僕にとってもモンスターにとっても重要なレースなので、すべてを賭けて少しでも上を狙っていくよ」







HONDA

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 3番手)

「初めてフロントローを獲得することができてうれしい。昨日はT4区間でタイムをロスしていたが、今日はその区間でタイムを上げることができたので、順位を3番手に上げられた。バイクをいい状態に仕上げてくれたチームに感謝したい。今日はベストタイムだけではなく、アベレージでもいいラップを刻むことができた。しかし、ロレンソとストーナーは、さらに速いラップを刻んでいるので、ウオームアップでさらにセッティングを詰めたい。明日のレースは、1分21秒後半から22秒前半の戦いになると思う。フロントローからスタートできるので、この2人についてきたい。タイヤはソフトをチョイスする予定だ。バイクのバランスもよくて2日間を通じてフィーリングもよかった。明日のレースが楽しみだ」


ダニ・ペドロサ(MotoGP 4番手)

「昨日から今日にかけてセットアップはかなり進んだ。午前中のフリー走行ではアベレージもよくかなり手応えがあったのだが、午後の予選ではチャターが出てうまくタイムを出せなかった。レースタイヤでは30ラップ以上をこなし、かなりいいフィーリングだった。ラップタイムも悪くなかった。しかし、ソフトを履いてアタックしたときは、チャターが出てしまい、完全なアタックができなかった。ウオームアップでアベレージをもう少し上げたい。明日の決勝はタイヤの選択がとても重要になると思うのでミスをしないようにしたい」


マルコ・シモンチェリ(MotoGP 9番手)

「昨日は初めてのラグナセカに苦戦した。今日も走り出しはあまりよくなかったが、HRCのエンジニアのヘルプもあって、格段に進歩することができた。誰かの後ろについてタイムを出したわけではなく、単独で走って、こうして9番手タイムをマークすることができた。バイクの状態もよくなり、コース攻略も大体できたと思う。昨日から自分でも驚くほど前進できた。明日のレースが楽しみで仕方がない」


マルコ・メランドリ(MotoGP 11番手)

「昨日は思ったよりも順調だったが、今日はあまり前進することができなかった。新しい電子制御が完全に機能せず、セットアップにもう少し時間がかかりそうだ。最後のアタックをしているときに、カリオ(ドゥカティ)が転倒したので、アタックを中断しなければならなかった。そういう不運はあったけれど、トップグループから大きく後れているのは事実。明日のウオームアップでさらにセットアップに取り組みたい」


アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP 16番手)

「午前中のフリー走行は、フロントのフィーリングが悪くて、思うように攻めることができなかった。それが午後の予選では1.5秒もタイムを短縮できたのだからうれしい。まだまだやらなければいけないことはたくさんあるが、決勝に向けてなんとかセッティングが決まってうれしい。明日のウオームアップでもう少しアベレージを上げられるようにして決勝に挑みたい」


ロジャー・リー・ヘイデン(MotoGP 17番手)

「昨日より約2秒もタイムを短縮することができた。バイクのセットアップも進んだし、全力を尽くしてくれたチームに感謝したい。グリッドは最後尾だが、乗っているフィーリングは悪くない。今日は周回するごとにタイムを上げられたので、明日の決勝がすごく楽しみだ。今回は家族や友人たちが応援にきてくれた。みんなの前でMotoGPのレースを戦えることが本当にうれしい。明日は、こうして出場のチャンスを与えてくれたチームのために、みんなが喜んでくれるようなレースにしたい」


山路敏幸|Repsol Honda Team 監督

「ダニ、アンドレアともに、セットアップは順調だった。2人がフロントローに並ぶことはできなかったが、レースペースが向上したので、2人ともに明日は、優勝争いに加われるはずだ。ウオームアップでセットアップを進め、さらに戦闘力を上げたい。アンドレアは、MotoGP初のフロントローを獲得した。これまで優勝も表彰台も経験してきてるのに、予選がよくなかった。今年は2列目の常連になり、今度はフロントローを獲得してくれた。今日の結果はすごく自信になったと思うし、明日の決勝では、ワンステップ向上した走りを期待したい。ダニは、昨日から確実に前進したが、フロントの安定感がまだ十分ではなくて、アタックもうまくいかなかった。明日のウオームアップではそのあたりを改善してアベレージを上げていきたい。今日の予選を見る限り、ロレンソ、ストーナーの両選手が速く、明日は厳しいレースになると思う。しかし、2人そろって表彰台に立てるように全力を尽くしたい」





SUZUKI


ロリス・カピロッシ



アルバロ・バウティスタ








DUCATI


ケーシー・ストーナー

「先週よりもトップに近いけど、バイクの改善が必要だ。午後のセッションをフルに活かしきれず、午前のセッティングに戻した。幾つか試したけど、一つの変更でタイムロスしてしまったのは不運だった。
タイムには満足。昨日から午前までは、バイクが良かったから、もう少し速く走ることができると思ったけど、エキストラステップを果たせなかった。
ウォームアップ走行でステップして、シーズンで一番戦闘力のあるレースがしたい。」


ニッキー・ヘイデン


アレックス・エスパルガロ


エクトール・バルベラ





2010 鈴鹿8耐 SP

2010-07-24 23:48:15 | レース その他



2010 FIM Endurance World Championship Series, Round 3

鈴鹿8時間耐久ロードレース 第33回大会






スーパーポール1は14分間で争われ、上位16チームがスーパーポール2に進出。
スーパーポール中は1セットのタイヤしか使えず、上位チームは早々にタイムを出すとピットでタイヤを温存する作戦をとった。

スーパーポール2は12分間で、上位8チームがスーパーポール3に進出する。
Keihin Kohara Racing Teamの伊藤真一、テルル・ハニービーレーシングの野田弘樹、ヨシムラスズキwithENEOSの酒井大作は開始早々に2分09秒台を出し、次のセッションを待つ。
F.C.C. TSR Hondaの秋吉耕佑は2分07秒683をマークし余裕のトップ通過。
MuSASHi RT ハルクプロの高橋巧も2分09秒台のセーフティラインで5番手につけていた。
チェッカー直前、下位に沈んでいたPLOT FARO PANTHERAの出口修が一気にタイムを上げ2分09秒624で5番手に食い込んでくる。
クラウン警備保障RACINGの浜口俊之が押し出されるかたちでSP3進出を逃した。

8台に絞られたスーパーポール3。与えられた時間は僅か10分。
秋吉がここでも2分07秒963でリーダーボードのトップに立つ。
しかし酒井が素晴らしいアタックを見せ2分07秒905をマーク。ポールポジションを奪い取った。
2番手はF.C.C. TSR Honda。3番手はKeihin Kohara Racing Team。4番手はMuSASHi RT ハルクプロ。
5番手はPLOT FARO PANTHERA。6番手はHonda DREAM RT 桜井ホンダ。7番手はテルル・ハニービーレーシング。
YAMAHA AUSTRIA RACING TEAMは、グゥエン・ジャバニが転倒しタイムアタックすることができず8番グリッドが決定した。




総合予選結果


1 12 YOSHIMURA SUZUKI with ENEOS S-GSX-R1000 酒井大作★  青木宣篤  加賀山就臣   2'07.905   (2'08.397)
2 11 F.C.C.TSR Honda H-CBR1000RR 秋吉 耕佑★  Jonathan REA  高橋 裕紀   2'07.963 (2'08.053)
3 33 Keihin Kohara Racing Team H-CBR1000RR 伊藤真一★  玉田誠   2'08.268 (2'08.539)
4 634 MuSASHi RT HARC-PRO. H-CBR1000RR 清成龍一  中上貴晶  高橋巧★   2'08.548 (2'08.817)
5 48 PLOT FARO PANTHERA S-GSX-R1000 出口修★  安田毅史  児玉勇太   2'09.873 (2'10.550)
6 2 Honda DREAM RT SAKURAI HONDA H-CBR1000RR Wayne Maxwell  亀谷長純★   2'10.888 (2'11.217)
7 999 Teluru・HoneyBeeRacing H-CBR1000RR 野田弘樹★  関口太郎   2'12.155 (2'11.401)
8 1 YAMAHA AUSTRIA RACING TEAM Y-YZF-R1 JERMAN  Steve MARTIN  Gwen GIABBANI★   2'38.773 (2'11.458)

↑ SP3

9 3 CROWN KEIBIHOSYOU RACING H-CBR1000RR 浜口俊之★  北口浩二  谷誠士郎   2'10.190 (2'09.813)
10 01 EVANGELION RT TEST TYPE-01 TRICK☆STAR K-ZX-10R 武石伸也  芹沢太麻樹★  今野由寛   2'10.643 (2'12.001)
11 77 Team ouka・hashimotogumi S-GSX-R1000 金山和弘  稲垣誠★   2'11.196 (2'12.217)
12 73 TEAM PLUS ONE H-CBR1000RR 岩田悟★  手島雄介   2'11.258 (2'11.397)
13 9 BEET RACING K-ZX-10R 高橋英倫★  波多野祐樹  西嶋修   2'12.378 (2'11.893)
14 94 YAMAHA FRANCE-GMT94-IPONE Y-YZF-R1 David CHECA★  Kenny FORAY  Damian CUDLIN  2'12.390 (2'11.835)
15 74 TEAM SUGAI PLUSONE H-CBR1000RR 須貝義行★  渡辺一馬   2'12.721 (2'13.035)
16 40 Honda ESCARGOT&PGR&SAYAMA&H-TEC(E) H-CBR1000RR 久保山正朗★  中津 尚宏   2'13.019 (2'13.199)

↑ SP2

17 26 RS-ITOH&ASIA K-ZX-10R 医王田章弘  東村伊佐三★  岩崎哲朗   2'12.674 (2'12.730)
18 888 MOTOBUM and ISHIGAKI ISLAND UMINCHU H-CBR1000RR 高橋孝臣★  大木崇行  清水郁美   2'12.842 (2'13.220)
19 25 Honda Suzuka Racing Team H-CBR1000RR 中村知雅★  秋谷守   2'13.449 (2'13.392)
20 23 Suzuka Community Racing Team H-CBR1000RR 松井秀樹★  下地申悟   2'14.556 (2'11.652)

↑ SP1

21 58 RS GARAGE HARADA HIMEJI K-ZX-10R 原田洋孝  苅田庄平   (2'13.436)
22 8 TEAM BOLLIGER SWITZERLAND #8 K-ZX-10R H.SAIGER / P.MUFF / R.STAMM (2'13.617)
23 69 WestPower S-GSX-R1000 津田拓也  谷正明  田中圭 (2'13.721)
24 32 MotoMap SUPPLY S-GSX-R1000 新庄雅浩 民辻啓 鈴木大五郎 (2'13.794)
25 221 TEAM FRONTIER CLEVER-WOLF RACING Y-YZF-R1 寺本幸司 中井恒和 深見貴広 (2'14.132)
26 112 Honda EG Racing H-CBR1000RR 栗林剛 本道雅樹 藤島翔太 (2'14.247)
27 28 Team Honda Technical College H-CBR1000RR 古澤基樹 浜口喜博 (2'14.304)
28 34 Honda Ryokuyokai Kumamoto Racing H-CBR1000RR 吉田光弘 北折淳 飯田将人 (2'14.306)
29 20 WINNER Z-TECH S-GSX-R1000 行方知基 國 俊樹 (2'14.323)
30 85 Honda QCT Q-Youkai Meiwa Racing H-CBR1000RR 安藤元之 野寄真二 荘智義 (2'14.337)
31 44 aprilia D.D.BOYS with A-STYLE a-RSV4 Factory 津田一磨 Ivan GOI (2'14.599)
32 770 YamashinaKawasaki&BusinessRalliart inc. K-ZX-10R 水澤保 山﨑茂 野田達也 (2'15.020)
33 70 HOKKAIDO SABEDER Y-YZF-R1 難波恭司 安孫子勝利 北島大和 (2'15.060)
34 135 Tras & G-TRIBE+8810R B-S1000RR 戸田隆 高田速人 齋藤栄治 (2'15.086)
35 55 CONFIA H.M.F Like a wind a-RSV4 Factory 髙宮義文 高橋芳延 須磨貞仁 (2'15.186)
36 66 DOGFISH O-TEC SUZUKA RACING・YIC H-CBR1000RR 大内田実 矢木清貴 渡辺幸夫 (2'15.218)
37 65 Team MⅡR Z-TECH S-GSX-R1000 奥田貴哉 吉田忠幸 水谷勝 (2'15.249)
38 75 Team NAP'S H-CBR1000RR 里実 五十嵐明弘 清水匠 (2'15.262)
39 15 Team Etching Factory 15 Y-YZF-R1 竹見升吾 宇佐見保弘 安達光司 (2'15.997)
40 110 Moto DoC S-GSX-R1000 鷲見 洋介 福山 京太 岩谷 圭太 (2'16.697)
41 50 MITO MOTO&e,freaks H-CBR1000RR 高 弘毅 小林哲朗 岡田聡 (2'17.678)
42 67 Honda DREAM RT WAKAYAMA H-CBR1000RR 西中綱 相馬利胤 安冨成士 (2'17.833)
43 39 BullDocker TAGOS×HALUMOTO SHOWHEI RIDE a-RSV4 Factory 茂木正人 田中大介 (2'17.907)
44 903 MOTO-JOURNAL & UEMATSU 903 Y-YZF-R1 S.COUTELLE / M.LANGLOIS / Z.ENAULT (2'17.911)
45 18 LABELLEZZASPEED&PIAA D-1098R 高杉奈緒子 川原英実 堀義光 (2'18.178)
46 35 PLUS ONE MCRT K-ZX-10R 今津 比呂志 西川 雅人 (2'18.504)
47 51 T.MOTO KIDS/KAWAUSO.RT with MICARE Y-YZF-R1 萱原 正啓 樋口 幸博 中尾 健治 (2'18.732)
48 27 BANNER RACING D-1098R 兼田智浩 団和仁 横部武宜 (2'19.878)
49 16 Team Etching Factory 16 Y-YZF-R1 尾藤 哲也 林 正大 (2'21.353)
50 111 Honda Koyokai Dream Racing & SHOWA H-CBR1000RR 中村浩 海老沼孝志 (2'21.385)

★=SPで走行したライダー



2010 鈴鹿8耐 予選

2010-07-24 12:49:49 | レース その他


2010 FIM Endurance World Championship Series, Round 3

Suzuka 8hours World Endurance Championship Race





鈴鹿8耐、予選が終わりました。
この予選、上位20チームが、土曜のスーパーポールセッションに進みます。

予選トップは、ジョナサン・レイが、7秒台目前の8秒053をたたき出しました。
事前テストなしで、さすが8耐出場を望んでいただけの結果を出しました。
タイムとしては、同じチームの秋吉が、2番手の8秒363。
3番手タイムは、ヨシムラの酒井大作で、秋吉と僅差。
伊藤真一は、まだ本調子ではないが、8秒539と速い。
清成龍一は、8秒817で続きます。
この上位4チームは、全ライダーがハイレベルを維持しており、優勝争い本命チームとなりそうだ。


参考に、スーパーポールセッションは、今年はノックダウン方式となる。


予選通過上位20チームでのスーパーポールは、各チーム、ライダー1名を選抜する。

  1stステージは14分間、16チームが2ndステージへ進出

  2ndステージは12分間、8チーム最終ステージへ進出

  Finalステージは10分間、1~8位のグリッドを決定

各ステージのインターバルは7分間で、使用タイヤは全ステージを通じ1セットのみとなる。
全ステージの時間を合計すると36分間。
つまり、1stステージでタイヤを消耗してしまうと、残りのステージが難しくなるので、どこに照準を合わせて走るかも戦略として注目される。







8hours Overall Combined Results

DATE:2010-07-23 5.821km



1 11 F.C.C. TSR Honda 2'08.053 秋吉耕佑 2'08.363 / ジョナサン・レイ 2'08.053 / 高橋裕紀 2'11.636 H-CBR1000RR

2 12 ヨシムラスズキwithENEOS 2'08.397  +0.344  酒井大作 2'08.397 / 青木宣篤 2'09.166 / 加賀山就臣 2'08.882 S-GSX-R1000

3 33 Keihin Kohara Racing Team 2'08.539  +0.486  伊藤真一 2'08.539 / 玉田誠 2'08.996 H-CBR1000RR

4 634 MuSASHi RT ハルクプロ 2'08.817  +0.764  清成龍一 2'08.817 / 中上貴晶 2'12.741 /  高橋巧 2'08.818 H-CBR1000RR

5 3 クラウン警備保障RACING 2'09.813  +1.760   浜口俊之 2'09.813 / 北口浩二 2'14.554 / 谷誠士郎 2'14.308 H-CBR1000RR

6 48 PLOT FARO PANTHERA 2'10.550  +2.497  出口修 2'10.550 / 安田毅史 2'11.753 / 児玉勇太 2'12.851 S-GSX-R1000

7 2 Honda DREAM RT 桜井ホンダ  2'11.217  +3.164 ウェイン・マクスウェル 2'11.217 / 亀谷長純 2'11.237 H-CBR1000RR

8 73 TEAM PLUS ONE 2'11.397  +3.344 岩田悟 2'11.959 / 手島雄介 2'11.397 H-CBR1000RR

9 999 テルル・ハニービーレーシング 2'11.401  +3.348  野田弘樹 2'11.401 / 関口太郎 2'11.927 H-CBR1000RR

10 1 YAMAHA AUSTRIA RACING TEAM 2'11.458  +3.405 イゴール・ジャーマン 2'13.745 / スティーブ・マーティン 2'13.316 / グゥエン・ジャバニ 2'11.458 Y-YZF-R1

11 23 鈴鹿コミュニティーレーシングチーム 2'11.652  +3.599  松井秀樹 2'14.570 /下地申悟 2'11.652 H-CBR1000RR

12 94 YAMAHA FRANCE-GMT94-IPONE 2'11.835  +3.782 デビッド・チェカ 2'11.835 /ケニー・フォーレイ 2'13.723 /ダミアン・カドリン 2'13.094 Y-YZF-R1

13 9 BEET RACING 2'11.893  +3.840 高橋英倫 2'11.893 / 波多野祐樹 2'13.789 / 西嶋修 2'13.797 K-ZX-10R

14 01 エヴァンゲリオンRT初号機 TRICK☆STAR  2'12.001  +3.948 武石伸也 2'14.515 /芹沢太麻樹 2'12.001 /今野由寛 2'13.232 K-ZX-10R

15 77 Team 櫻花・橋本組 2'12.217  +4.164   金山和弘 2'20.270 /稲垣誠 2'12.217 S-GSX-R1000

16 26 RS-ITOH&ASIA 2'12.730  +4.677  医王田章弘 2'17.928 /東村伊佐三 2'12.730 /岩崎哲朗 2'16.410 K-ZX-10R

17 74 チームスガイPLUSONE 2'13.035  +4.982   須貝義行 2'13.035 /渡辺一馬 2'13.051 H-CBR1000RR

18 40 Honda浜松エスカルゴ&PGR&狭山&H-TEC関東 2'13.199  +5.146 久保山正朗 2'13.199 /中津原尚宏 2'15.517 H-CBR1000RR

19 888 石垣島マグロレーシング・海人withモトバム 2'13.220  +5.167  高橋孝臣 2'13.220 / 大木崇行 2'13.536 /清水郁己 2'17.140 H-CBR1000RR

20 25 Honda Suzuka Racing Team 2'13.392  +5.339 中村知雅 2'13.392 /秋谷守 2'14.103 H-CBR1000RR

↑ 以上、20位までが、スーパーポール進出チーム



21 58 RS GARAGE HARADA HIMEJI H.HARADA S.KARITA 2'13.436 5.383
K-ZX-10R 2'17.533 2'13.436
22 8 TEAM BOLLIGER SWITZERLAND #8 H.SAIGER P.MUFF R.STAMM 2'13.617 5.564
K-ZX-10R 2'14.944 2'13.617 2'16.460
23 69 WestPower T.TSUDA M.TANI K.TANAKA 2'13.721 5.668
S-GSX-R1000 2'13.721 2'19.505 2'21.403
24 32 MotoMap SUPPLY M.SHINJO A.TAMITSUJI D.SUZUKI 2'13.794 5.741
S-GSX-R1000 2'13.794 2'14.657 2'15.645
25 221 TEAM FRONTIER CLEVER-WOLF RACING K.TERAMOTO T.NAKAI T.FUKAMI 2'14.132 6.079
Y-YZF-R1 2'14.132 2'16.570 2'16.395
26 112 Honda EG Racing T.KURIBAYASHI M.HONDO S.FUJISHIMA 2'14.247 6.194
H-CBR1000RR 2'17.528 2'23.363 2'14.247
27 28 Team Honda Technical College M.FURUSAWA Y.HAMAGUCHI 2'14.304 6.251
H-CBR1000RR 2'14.304 2'17.144
28 34 Honda Ryokuyokai Kumamoto Racing M.YOSHIDA M.KITAORI M.IIDA 2'14.306 6.253
H-CBR1000RR 2'14.306 2'19.877 2'16.554
29 20 WINNER Z-TECH T.NAMEKATA T.KUNIMATSU 2'14.323 6.270
S-GSX-R1000 2'14.323 2'16.077
30 85 Honda QCT Q-Youkai Meiwa Racing M.ANDO S.NOYORI T.SOH 2'14.337 6.284
H-CBR1000RR 2'16.431 2'14.337 2'23.465
31 44 aprilia D.D.BOYS with A-STYLE K.TSUDA I.GOI 2'14.599 6.546
a-RSV4 Factory 2'14.599 2'15.237
32 770 YamashinaKawasaki&BusinessRalliart inc. T.MIZUSAWA S.YAMASAKI T.NODA 2'15.020 6.967
K-ZX-10R 2'15.020 2'18.062 2'19.723
33 70 HOKKAIDO SABEDER K.NANBA K.ABIKO Y.KITAJIMA 2'15.060 7.007
Y-YZF-R1 2'15.060 2'20.431 2'18.101
34 135 Tras & G-TRIBE+8810R T.TODA H.TAKADA E.SAITO 2'15.086 7.033
B-S1000RR 2'17.640 2'15.086 2'18.095
35 55 CONFIA H.M.F Like a wind Y.TAKAMIYA Y.TAKAHASHI S.SUMA 2'15.186 7.133
a-RSV4 Factory 2'17.558 2'15.665 2'15.186
36 66 DOGFISH O-TEC SUZUKA RACING・YIC M.OUCHIDA K.YAGI Y.WATANABE 2'15.218 7.165
H-CBR1000RR 2'15.218 2'19.683 2'19.184
37 65 Team MⅡR Z-TECH T.OKUDA T.YOSHIDA M.MIZUTANI 2'15.249 7.196
S-GSX-R1000 2'15.249 2'17.008 2'21.866
38 75 Team NAP'S M.SATO A.IGARASHI T.SHIMIZU 2'15.262 7.209
H-CBR1000RR 2'15.300 2'15.262 2'26.808
39 15 Team Etching Factory 15 S.TAKEMI Y.USAMI K.ADACHI 2'15.997 7.944
Y-YZF-R1 2'16.470 2'15.997 2'16.672
40 110 Moto DoC Y.SUMI K.FUKUYAMA K.IWATANI 2'16.697 8.644
S-GSX-R1000 2'19.018 2'17.536 2'16.697
41 50 MITO MOTO&e,freaks H.TAKANO T.KOBAYASHI S.OKADA 2'17.678 9.625
H-CBR1000RR 2'17.678 2'20.349 2'21.657
42 67 Honda DREAM RT WAKAYAMA T.NISHINAKA T.SOMA S.YASUTOMI 2'17.833 9.780
H-CBR1000RR 2'17.833 2'19.991 2'22.871
43 39 BullDocker TAGOS×HALUMOTO SHOWHEI RIDE M.MOGI D.TANAKA 2'17.907 9.854
a-RSV4 Factory 2'17.907 2'23.291
44 903 MOTO-JOURNAL & UEMATSU 903 S.COUTELLE M.LANGLOIS Z.ENAULT 2'17.911 9.858
Y-YZF-R1 2'17.911 2'24.741 2'19.617
45 18 LABELLEZZASPEED&PIAA N.TAKASUGI H.KAWAHARA Y.HORI 2'18.178 10.125
D-1098R 2'21.522 2'19.132 2'18.178
46 35 PLUS ONE MCRT H.IMAZU M.NISHIKAWA 2'18.504 10.451
K-ZX-10R 2'18.504 2'19.969
47 51 T.MOTO KIDS/KAWAUSO.RT with MICARE M.KAYAHARA Y.HIGUCHI K.NAKAO 2'18.732 10.679
Y-YZF-R1 2'18.732 2'22.090 2'23.534
48 27 BANNER RACING T.KANEDA K.DAN T.YOKOBE 2'19.878 11.825
D-1098R 2'19.878 2'20.878 2'20.372
49 16 Team Etching Factory 16 T.BITO M.HAYASHI 2'21.353 13.300
Y-YZF-R1 2'21.353 2'24.690
50 111 Honda Koyokai Dream Racing & SHOWA H.NAKAMURA T.EBINUMA I.MATSUBARA 2'21.385 13.332
H-CBR1000RR 2'22.477 2'21.385

以下予選不通過:
36 HITMAN TKm with SYULLA T.SOWA T.KIMURA K.WATASE 2'17.746
Y-YZF-R1 2'17.746





タイムスケジュール


7月24日(土)

9:00~13:00 鈴鹿4時間耐久ロードレース 決勝

14:20~15:00 鈴鹿8耐 フリー走行(決勝レース出場チーム)

15:45~16:35 鈴鹿8耐 Superpole

19:15~ 鈴鹿8耐 前夜祭

7月25日(日)

8:50~9:35 鈴鹿8耐 ウォームアップ走行

11:30~19:30 "コカ・コーラ ゼロ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 決勝





MotoGP : 第9戦 アメリカ FP1

2010-07-24 09:04:35 | MotoGP 2010

U.S. GRAND PRIX

Mazda Raceway Laguna Seca




■開催日:2010年7月23日(金)初日結果
■開催地:カリフォルニア州/ラグナセカスピードウエイ(3.610km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:24度
■路面温度:41度







MotoGP Free Practice Nr. 1 Classification




気温24度。路面温度41度のドライコンディション。


3年前の勝者ストーナーは、前戦投入したアンチ・ウイリーを目的としたニューサイドカウルを試した後、従来のサイドカウルに変更して、セッションをリードすると、1分21秒699の1番時計を記録した。

昨年ポールポジションを獲得したロレンソは、0.233秒差の2番手。
セッション序盤から上位に進出したドビツィオーソ、昨年優勝した前戦勝者のペドロサが続いた。

2年前の全米選手権王者スピースは、初表彰台を獲得した第5戦イギリスGPに続く、今季最高位タイの5番手スタート。トップ5が1分22秒台にリズムを掴んだ。

復帰2戦目となるロッシは、0.961秒差の6番手。

前戦でレース投入を控えたアンチ・ウイリーのサイドカウルを2台とも装着したヘイデン、地元出身のエドワーズ、4年前に表彰台を獲得した経験があるメランドリが、1分23秒台のリズムで続いた。

ラグナセカ初挑戦組みでは、エスパルガロが最高位の10番手に進出。

負傷代役組みのデ・アンジェリスとロジャー・リー・ヘイデンは、14番手と17番手だった。





1  27  ケーシー.ストーナー    ドゥカティ  1:21.699
2  99  ホルヘ.ロレンソ    ヤマハ  +0.233
3  4  アンドレア・ドヴィツィオーゾ  Honda  +0.526
4  26  ダニ・ペドロサ    Honda  +0.860
5  11  ベン.スピーズ    ヤマハ  +0.941

6  46  ヴァレンティー.ロッシ  ヤマハ  +0.961
7  69  ニッキー.ヘイデン    ドゥカティ  +1.203
8  5  コーリン.エドワーズ    ヤマハ  +1.272
9  33  マルコ・メランドリ    Honda  +1.322
10  41  アレックス.エスパルガロ  ドゥカティ  +1.994

11  36  ミカ.カリオ      ドゥカティ  +2.126
12  58  マルコ・シモンチェリ    Honda  +2.303
13  40  エクトール.バルベラ    ドゥカティ  +2.627
14  15  アレックス・デ・アンジェリス  Honda  +2.916
15  65  ロリス.カピロッシ    スズキ  +3.011

16  19  アルバロ.バウティスタ  スズキ  +3.332
17  95  ロジャー・リー・ヘイデン  Honda  +3.733



Weather Conditions:

Track Condition: Dry
Air: 24º
Humidity: 39%
Ground: 41º

Records:

最速ラップ: Lap: 24 Casey STONER 1'21.699 159.1 Km/h
Circuit Record Lap: 2008 Casey STONER 1'21.488 159.5 Km/h
Best Lap: 2008 Casey STONER 1'20.700 161.0 Km/h





2009 US Grand Prix - 5/07/2009:

Pole position:
Jorge Lorenzo ESP Fiat Yamaha 1m 21.678s

Fastest race lap:
Dani Pedrosa ESP Repsol Honda 1m 21.928s





COMMENT




YAMAHA



J・ロレンソ選手 (フリー走行2番手/1分21秒932/31周)

「プラクティス初日としてはとても良かったと思う。大きな問題は何もなくて、すべてのことが順調に運んだという感じ。でもこのコースはケイシーがとても強いと言われているから、彼に追いつくために明日以降、必死で頑張らないとね。マシンのセッティングを大幅に変更するということではなく、僕のほうがライディングスタイルを少し変えていく必要があると思うんだ。それによってコンマ何秒か縮められれば、日曜日の決勝もきっといい戦いができるだろう。変えられることはたくさんある。明日はもっと上へ行けるように頑張るよ!」


W・ズィーレンベルグ、チーム監督

「プラクティスは順調。大きな問題はなかったので、2台を乗り比べて良いほうを選ぶことができた。それでもフロントとリアのバランスをもう少し改善したいと思っているので、もうちょっと時間が欲しい。このコースにはコークスクリューという、かなり特徴的なコーナーがあるので、すべてをパーフェクトに仕上げるのは難しいことだとわかってはいるが...。初日を2位で終われたことはとても良かった。ストーナーとの差は0.2秒だけなので問題はない。明日はさらに良い走りができるよう、チームのみんなで協力して頑張っていく」


V・ロッシ選手 (フリー走行6番手/1分22秒660/31周)

「このコースは、僕にとっては前回のザクセンリンクよりも難しいね。とくにコークスクリューに入る前のブレーキングで足首と肩に痛みが出てしまうんだ。でもこのこと以外は順調で、明日はさらに良くなってくると思う。今日の時点ではまだフルポテンシャルを出し切れなかったんだけれど、もしあと数ラップ多く走っていれば、順位はだいぶん上がったはず。終盤はハードタイヤを使ったんだけれど、路面が汚れていたので、ちょっと合わなかったみたい。明日はフロントにもソフトタイヤを試してみようと思っている。それからカラーリングは、ちょっと特別な感じで楽しいものになっているところが気に入ってるよ。明日は揃いのヘルメットもお見せするよ!」


D・ブリビオ、チーム監督

「今日はセッティングをいくつか試し、タイヤも両タイプを履いてみた。感触は悪くなかったが、明日はこれをひとつにまとめ、ベストのものを見つけ出さなければならない。バレンティーノの怪我の状態は、確かに前回のドイツに比べればきついだろうが、そんなにひどいというわけでもない。ただ、今日は1セッションだけだったが明日は2セッション走ることになるので、やはり注意深く状況を見守っていかなければならない。セッション終盤でハードタイヤを履いたが、タイムを上げるためにはこれはあまり良いやり方ではなかったようだ。でもあらゆるコンビネーションを試しておくことが重要で、今日収集したこれらのデータが、明日以降の作業に役立ってくれるものと信じている」


B・スピース選手 (フリー走行5番手/1分22秒640/33周)


「このコースはとてもよく知っているんだけれど、しばらく走っていなかったから、やっぱり思い出すのにちょっと時間がかかったよ。最初のセッションで5位につけることができたのはうれしいし、最終的なラップタイムにも満足している。母国に帰って来て、こうして地元のファンたちの目の前で走ることができるのだから、不満なんか言えないよね。マシンに関しては簡単に改善できるところが何箇所かあるので、これから必ずもっと良くなってくる。もう少し路面の凹凸をうまく吸収してくれるようになってくれればいいとは思っているんだけれど、それも別に大きな問題にはなっていないんだ。エンジンが改良されたことはヤマハに感謝。おかげでいい戦いができそうだ。あとはラップタイムでコンマ数秒欲しいところ。明日はきっと、上位にもっと近づいていけるだろう。終盤で続けて何周か走ったとき、タイムは特別に速かったわけではないけれども非常に安定していたのが良かったと思う」

C・エドワーズ選手 (フリー走行8番手/1分22秒971/29周)


「母国に戻り、アメリカのファンの前でレースができることがとてもうれしい。それにプラクティス・セッションが順調に運んだことにも満足しているよ。マシンは好調で、ようやく自分の本当のポテンシャルを発揮することができるようになったと思う。セッションの序盤は前後ともにソフト・コンパウンドのタイヤを履いていたんだけれど、コーナリングが思うようにいかなかったんだ。それで終盤でハードに替えたら、ほぼコンマ5秒も速くなった。だから決勝でもフロントはハードタイヤを使おうとすでに決めていて、あとはその他の変更によって、さらにフィーリングが良くなってくると確信している。とにかくハードタイヤは信頼できるんだ。マシン自体の性能も素晴らしくて、このことについては、いつも僕を支えてくれるヤマハに心からの感謝の気持ちを伝えたい。スペックの改良によってフィーリングがさらに向上。楽にタイムを上げることができるようになっているんだ。だから今回はきっとうまくいくと信じているよ」








HONDA





アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 3番手)

「いいスタートが切れてうれしい。今日はいい感じでタイムを短縮できたし、いいリズムで走ることができた。すでに昨年のタイムを更新している。今年のRC212Vはとても乗りやすく、ラップタイムのアベレージもよかった。今日は新しい制御にトライしているけれど、これがすごくよくて、大きなステップを刻めた。明日も引き続きセットアップに集中したい。ブリヂストンのタイヤもフィーリングがよかった。今日はハードコンパウンドで走ったが、アベレージも悪くなかった。明日の予選ではいいグリッドを獲得したい」


ダニ・ペドロサ(MotoGP 4番手)

「前回のドイツGPの状態でスタートしたが、いくつかのコーナーでセッティングが合わない状態で、思ったようにはいかなかった。しかし、今日の走行でセッティングの方向性を見つけたので、明日は大きく前進できると思うし、決勝はいいレースをする自信がある。初日としては全体的にタイムがよくて、トップとのタイム差はあるが、明日は自分も大きなステップを刻める自信があるので、今日のタイム差は気にしていない。明日はリアのグリップを向上させてフロントを安定させたい。優勝した昨年も、初日はこんな状態だった。予選、決勝とよくなっていくと思うし、楽しみで仕方がない」


マルコ・メランドリ(MotoGP 9番手)

「今日は2つの異なるセッティングにトライして、大きな収穫を得た。フロントのフィーリングがすごくよくなって、気持ちよく乗ることができた。明日はさらにセッティングを進め、トップとのタイム差を縮めていきたい。ドイツGPよりバイクの状態はかなりよくなったと思うが、ここも左コーナーが多いサーキットなので右肩には厳しい。最後までペースをキープできるようなバイクに仕上げたい」


マルコ・シモンチェリ(MotoGP 12番手)

「セッション序盤にミスをしてタイムロスしてしまったが、その後はまずまず順調にメニューを消化できた。しかし、全体的にフロントの接地感がなくて、ラインをキープするのが難しかった。まだコースに慣れていないので、明日の走行でコース攻略とバイクのセッティングを進めたい。今日試した新しい電子制御は、今日のタイムでは何とも言えないが、とても乗りやすくて、決勝レースでは効果が大きいと感じた。とにかく、明日のフリーと予選で、タイムもポジションも上げたい」


アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP 14番手)

「ハードタイヤで走行を開始して、セッティングをいくつか試みたが、あまりうまくいかなかった。バイクの動きもやや神経質で難しかった。しかしセッション終盤は、だんだんセッティングも決まってタイムを出すことができた。2戦目ということで、バイクにもかなり慣れてきたので、明日はもっとタイムを上げたい」


ロジャー・リー・ヘイデン(MotoGP 17番手)

「初めてのバイクで1時間しか乗っていないということを思えば、今日のタイムは悪くないと思う。とにかく今日はたくさん乗ってバイクに慣れることが目標だったし、それを果たすことができた。久しぶりのMotoGPマシン。カーボンブレーキのフィーリングに慣れることにちょっと時間がかかった。セッティングも自分の好みに少しずつ変えてみたが、レギュラー組とのタイム差がそれほどなかったので、まずまずのスタートになったと思う。明日が楽しみだ」


山路敏幸|Repsol Honda Team 監督

「初日としては悪くないスタートだったと思う。しかし、ダニはもう少しレースラップを上げないといけない。そのためには車体の安定性をもう少し改善しなければならず、優勝した昨年のデータを参考に、明日はセットアップをさらに進めたい。ここはアップダウンが激しく、登りセクションと下りのセクションでバランスをとるのが難しい。アンドレアは、昨年に比べて全体的にかなりよくなっている。今日は新しいセッティングにトライしているが、順調だった。特に立ち上がりでよくなっている。今大会はダニとアンドレアにそろって表彰台に立ってもらいたい。そのためにも、明日のフリーと予選でいい状態に仕上げたい」





DUCATI


ケーシー・ストーナー

「フロントのフィーリングを改善する必要があるから、幾つか違うセッティングを試した。
昨年よりもブレーキングゾーンでバンプーが多いから、ブレーキングも適応する必要がある。
全体的には、ペースを刻んでいるから、喜ばなければいけないけど、この調子を継続しないと。
今季は、金曜が速くて、その後に進歩できず、後れを取ってしまうことが多いから、それが起こらないようにしないと。
トップを求めた訳ではない。日曜のレースで最終的にトップになりたい。」








MotoGP : 第9戦 アメリカ プレビュー

2010-07-23 09:24:03 | MotoGP 2010





MotoGP 第9戦 USGP



■開催日:2010年7月23日(金)1日目フリー走行、24日(土)予選、25日(日)決勝
■開催地:カリフォルニア州/ラグナセカスピードウエイ



CIRCUIT DATA

■開設:1957年

■コース長:3.610km

■サーキットレコードラップ:1分21秒488(2008年:C・ストーナー)

■サーキットベストラップ:1分20秒700(2008年:C・ストーナー)

■2009年のリザルト:



[MotoGP]

1  ダニ・ペドロサ    Honda  44:01.580
2  ヴァレンティーノ.ロッシ  ヤマハ  +0.344
3  ホルヘ.ロレンソ    ヤマハ  +1.926
4  ケーシー.ストーナー    ドゥカティ  +12.432
5  ニッキー.ヘイデン    ドゥカティ  +21.663
6  トニー・エリアス    Honda  +22.041
7  コーリン.エドワーズ    ヤマハ  +30.201
8  クリス.バーミューレン  スズキ  +32.857
9  ランディ・デ・ピュニエ  Honda  +40.325
10  マルコ.メランドリ    カワサキ  +48.028
11  アレックス・デ・アンジェリス  Honda  +48.810
12  ニッコロ.カネパ    ドゥカティ  +1:18.531
RT  アンドレア・ドヴィツィオーゾ  Honda  +26Laps
RT  セテ.ジベルノー    ドゥカティ  +26Laps
RT  ロリス.カピロッシ    スズキ  +29Laps
RT  ガボール・タルマクシ    Honda  +29Laps
DQ  ジェームズ.トーズランド  ヤマハ  -








■特徴




サンフランシスコ南東、海岸沿いの町モントレーの丘陵地にあるサーキット。

1周3.61kmのコースは、今年のGPの中で最も短く、レース周回数も32周と最も多くなる。
右コーナー4、左コーナー7の構成で、平均速度は159km/hと低速コース。
高速コーナーを短いストレートでつないだレイアウトで、アップダウンが激しい。
ライダーにとっては、難易度の高いコースで、見極めにくい路面状態、そして反時計回りというヨーロッパとは違うスタイルを持つ。
特に、上り高速ストレートの頂上から急降下するS字コーナー「コークスクリュー」は、度胸と高度なテクニックを要求される。

セッティングは、コーナーを速く走り、素早く加速につながる、スムーズなパワー特性が重要。
コークスクリューから最終コーナーまでの下り区間が、差が出やすく、レース後半もタイムを維持できるかがポイントとなる。



パッシングポイント


コークスクリューを駆け下り、大きなS字コーナーを終えての最終コーナーが最大の勝負どころ。


■タイヤ


フロント : ミディアム ・ ハード
リア : ミディアム ・ ハード(左右非対称コンパウンド・右がソフト)

ウェットタイヤ :  ハードスペック

路面は、何度か改修されているが、グリップが良くない。
タイヤに対してシビアで、タイヤ温度も高くなる。
エッジとトラクショングリップと、耐久性が非常に厳しいため、タイヤチョイス&それをうまく使えるマシンセッティングが勝負を分ける。








アメリカ・カリフォルニア地方の紹介


当ブログ、7月21日付記事、Ride Californiaをご参照ください。







■天気

     

気温は最低12~13℃、最高17~20℃となっており、今年は涼しくなりそう。雨の心配はない。





■タイムスケジュール(日本時間)


2010. 7.24

MotoGP  FP1  05:55 - 06:55


2010. 7.25

MotoGP  FP2  01:55 - 02:55

MotoGP  QP  05:55 - 06:55


2010. 7.26

MotoGP  WUP  01:40 - 02:00

MotoGP  RAC  06:00

race local time (GMT -7)







■TVオンエア情報

G+SPORTS

予選

7月25日(日) 5:45~7:15 (生放送)

決勝

7月26日(月) 5:30~7:30 (生放送)
7月27日(火) 12:30~14:15
8月1日(日) 23:00~24:45
8月2日(月) 14:00~15:45
8月4日(水) 12:30~14:15

日本テレビ系

8月1日(日) 25:20~26:20

※放送日時、内容は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください







REPORT


ドイツGPから2週連続となる第9戦アメリカGPが、カリフォルニア州のラグナセカ・レースウェイで開催される。
ラグナセカでのレースは、一時中断を経たのち、2005年に復活して今年で6年目の開催となる。

復帰後のレースを振り返れば、05年、06年にヘイデンが優勝。07年は、ストーナー。08年、ロッシ。09年はペドロサが優勝している。


前戦ドイツGPで転倒、後続車に左足をひかれて骨折したド・ピュニエは今大会を欠場。
代役としてニッキー・ヘイデンの弟、ロジャー・リー・ヘイデンが出場する。
ヘイデンは07年にカワサキからワイルドカードで出場し、10位に入り、地元だけにラグナセカを得意とする。

同じくドイツGPで転倒し、今大会欠場が懸念されていたエスパルガロであるが、最終的な診断結果により、首骨折の疑いが晴れて、ラグナセカに初挑戦することが決まった。







COMMENT


YAMAHA


V・ロッシ

「ザクセンリンクでレースに復帰することができて、ほんとうに嬉しいよ。表彰台はあとちょっとのところで逃してしまったけれど、あそこまでやれるとは思っていなくて予想以上の出来だったんだ。脚はまだ少し痛みがあるものの、日一日と良くなってきている。今週末はまたさらに強くなって、ちょっとでも上を目指していきたい。ラグナセカは他のサーキットとはまったく違うけれど、乗っていてとても楽しいコース。過去2年、僕はここで素晴らしいレースを経験したんだよ!」


D・ブリビオ 監督

「前回のザクセンリンクではバレンティーノがチームに復帰。しかも我々が思っていた以上の素晴らしいレースを見せてもらうことができた。これだから、彼のことは誰にも想像がつかないのだ。今回は表彰台獲得を目標にして頑張っていく。それと同時に、バレンティーノの怪我が全快したときに実力をフルに出し切れるように、マシンを少しでも良い状態にしておきたいと考えている」


J・ロレンソ

「世界でも人気の高いラグナセカを1年ぶりに訪れるので、今からとてもわくわくしているよ。あのコースを走るのは大好きだから、いつかきっと勝ちたいんだ! 実は何度か転んだことがあるんだけれど、去年はポールポジションを獲得して表彰台にも上ることができた。前回のザクセンリンクは2位だったわけだけれど、今回も目標はいつもと同じ。コンスタントに走りきり、表彰台獲得を狙っていくよ。サーキットに入る前にジェイ・レノに会いに行くことになっている。それからロサンジェルスにあるツイッター本社も訪れる予定なんだ」


W・ツェーレンベルグ 監督

「今回がシーズン9戦目。ここまで1位か2位ばかりと好調が続いているので、次のアメリカも自信を持って臨むことができる。ラグナセカは他のサーキットとは全然違うタイプで、マシンにもライダーにもいつもとは違うものが要求されるが、ホルヘはここまで、どんな状況にもしっかり対処してきたので、今回も同様にうまくやってくれると信じている。チャンピオンシップのポイントでは大きなリードがあるので、この調子をキープして、毎回、表彰台を狙っていきたい」





HONDA



ダニ・ペドロサ

「先週のドイツGPは本当にすばらしいレースになった。そして今週のラグナセカは昨年勝っているサーキットなので、そういう意味でも、最高の形でアメリカGPを迎えることができた。ドイツGPは接戦のレースで勝つことができた。ラグナセカも接戦になるサーキットなので、ドイツのようなレースができればいいと願っている。マシンの状態はとてもよくて、ドイツGPは初日からいい走りができた。ラグナセカも初日からセットアップを進めたい。ロレンソ(ヤマハ)はミスのないレースをしている。ストーナー(ドゥカティ)も本来の調子に戻ってきた。そしてバレンティーノ(ロッシ、ヤマハ)も復帰していいレースをした。ライバルたちに勝つためにも、今週も全力を尽くさなければならない。今年はシーズン序盤に苦戦するレースが多かったけれど、いま、優勝争いができる状態に仕上がった。3勝目を狙いたい」



アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「ドイツGPは残念な結果だったので、間を置かずこうしてラグナセカでレースができることがうれしい。ラグナセカは独特なサーキット。ヨーロッパのサーキットとはかなり違うけれど、とても面白い。ファンも熱狂的ですばらしい。毎年カリフォルニアに行くのを楽しみにしている。昨年はいいレースをしたけれど、ピットロードの出口でプラスチックのポールにクラッチレバーをあてて、それでエンジンブレーキの調子が悪くなって転倒してリタイアに終わった。それまではバレンティーノといいバトルができていただけに残念なレースだった。昨年、ダニがここで勝ち、前回のドイツGPでもダニが勝っている。すごく刺激になっているし、自分もいいリザルトを残して夏休みに入りたい」




ランディ・デ・ピュニエ

「レースは常に転倒するリスクはあるけれど、今回はまったく転倒することを考えてもいなかった。転んだあと足をひかれたとき、大変なことになったなと自分でもわかった。しかし、そのあとの手術はうまくいったし、いまは順調に回復しているので体調もいい。復帰までに6週間必要だと言われたが、8月のブルノに復帰するために全力を尽くしたい。コスタ医師や治療にあたってくれた医師たちに感謝したい」




マルコ・シモンチェリ

「ドイツGPはいい走りができたし楽しいレースだった。今週のラグナセカは初めて経験するサーキットで、ゲームでしか経験したことがないけれど、どんなサーキットなのか、本当に楽しみにしている。とにかく、初日からたくさんのラップを刻んでコースに慣れたい。初めてのサーキットに慣れるのは早いほうだと思うし、今回から使う新しい電子制御をうまくセットアップしたい。この数戦、着実によくなっているし、前回のドイツはそれを結果につなげることができた。この調子を今週も継続したい」



マルコ・メランドリ

「ラグナセカはとても難しいサーキットだが、自分の中では、世界で最もすばらしいサーキットの1つだと思っている。先週のザクセンリンクは、身体の状態もよくなっていて、いいレースができると思っていたのだが、実際は、その反対で厳しいレースになってしまった。正直、ラグナセカのレースのころには完全な状態になっていると思っていたし、ドイツのあと、あまりよくなっていなくてがっかりしてしまった。ラグナセカはドイツほど左コーナーが多くないので、いい走りができることを願っている。ラグナセカは大好きなサーキットなので、ザクセンリンクの雪辱を果たしたい」


アレックス・デ・アンジェリス

「ラグナセカは簡単なコースではないけれど、今年のRVC212Vでレースをするのはこれで2週連続2戦目になるので、先週のドイツよりはいいレースができるはずだ。今回はラグナセカを初めて走るライダーも多い。自分にはマシンに慣れていないというハンディキャップはあるけれど、コースを知っているという点では自分の方が少し有利かもしれない。とにかく、金曜日のフリー走行でいいスタートを切りたい」


ロジャー・リー・ヘイデン

「まず、ランディが1日も早く回復することを願っている。ケガをしたライダーが、代役ライダーが走るのを見るのは決して愉快なことではないと思うが、LCR Hondaがランディの代役として自分を指名してくれたことをうれしく思う。ラグナセカは大好きなサーキットなので、チームのために、そしてアメリカのファンのためにいいレースをしたい」







DUCATI


ケーシー・ストーナー

「ラグナセカは、いつも好きなサーキット。難しいけど、地形を利用したアップダウントと切り返しは楽しい。
アメリカ人たちのリラックスで、フェスティバル的な雰囲気も気に入っている。
当然、グッドなリザルトを獲得したい。ここ数戦で優勝争いに近づいたけど、直接的なバトルに加わっていないから、予想はしたくない。」


アレックス・エスパルガロ

「幸運にも何もなかった。ケムニッツの病院にいる間は、医師たちが共通の診断を見出さなかったから、少し怖かった。
ある医師は、第7頸椎が骨折していて、2週間の絶対安静が必要と診断すれば、他の医師は過去の骨折だから、問題はないと言った。
最終的には、今回の転倒で骨折はなかったと診断された。
トラックのこと、コークスクリューのことを何度も聞いた。どのくらい速い切り返しか、下り坂か早く見たい。
メカニックたちとトラックを研究した。金曜のセッションから早く走り、セッションごとに進歩することが重要だ。」


エクトール・バルベラ

「シーズン中盤に入り、僕たちはグッドな仕事をしている。
バイクを理解し、ここ2戦はドゥカティのグッドなフィーリングを感じ始めた。
もうそろそろ、際立つポジションを考えたい。
決して簡単なことではないけど、この調子でいければ、ラグナセカは準備OKだ。」




気ままに寄り道バイク旅

2010-07-22 07:40:57 | 情報





NHK BS2



『気ままに寄り道バイク旅』 ~南九州編~



7月24日(土) 午後8:00~9:30




毎年夏に放送し、ご好評をいただいている『気ままに寄り道バイク旅』。
バイク好きのタレント清水国明さんとエッセイストの国井律子さんの二人が、風の向くまま気の向くまま旅をする。

2007年は北海道、2008年はみちのく、2009年は瀬戸内。
今年は、南九州・霧島から薩摩半島、大隅半島を目指す。
初夏の日差し、南九州の景色・潮風、時に降ってくる雨。
ありのままの自然を肌に感じながら、南九州の道を味わい尽くす2010年夏の『気ままに寄り道 バイク旅』。





気ままに寄り道バイク旅


Ride California

2010-07-21 18:47:40 | 情報










7月25日にMotoGP第9戦ラグナセカが開催される。

そこで、今回は、カリフォルニアをモーターサイクルで回ってみたい人向けに情報を提供しよう。

アメリカは、残念ながらモーターサイクルで快適に移動できる国ではないかもしれない。
そして、少なからず2輪車に対する偏見もあるように感じる。
しかし、日本では絶対に味わえない圧倒的な大自然と、押しつぶされそうな孤独感に耐えながら大陸横断に挑むのも良い経験になるだろう。

モーターサイクルを確保する手段はどうしたらいいだろうか。
これは、滞在日数で選ぶと良いだろう。
数か月の長期に及ぶ旅の場合、現地で購入する。
数週間の旅であれば、レンタルをお勧めする。
直行便でカリフォルニアに入る場合、まずLAXかSFOに到着するが、どちらの都市にもレンタルバイクショップがある。
あえて情報は載せないが、いくつかショップがあるので、保険のしっかりした日本人が多く利用する店を選ぶと良い。

現地でモーターサイクルを手に入れたら、慣れるまでは無理をせずに、周りの状況を確認しながら走る。
基本的に赤信号では右折して良い事や、スクールバス停車などのルールは事前にしっかり勉強しておく。
現地のポリスマンは、厳しいので、特にスピード違反は注意。
盗難も多いので、駐車場所には気を使う事。
とにかく、何でも日本の感覚でいると、痛い目に合うので気を抜かない。




ラグナセカへ


カリフォルニアの澄んだ気候と交通に慣れたら、いよいよ憧れのラグナセカ戦を見に出発しよう。

ラグナセカは、ロスアンジェルスのダウンタウンを出発点とすれば北西に500㎞程の位置にある。
サンフランシスコからだと、南に200㎞程だ。
ロスから海岸ルートを通るルートもあるが、モータサイクルなら幹線ルートが無難だろう。
ロスのダウンタウンからは、細かい部分は省略するが、ハイウェイのI-5 Nを目指す。
I-5に合流したら、ひたすらLost Hills/Paso Roblesの看板が見えるまで200㎞程走り続ける。
そこで、左折しCA-46 W/Paso Robles Hwyに入る。
そのまま、46号を100㎞走る。
El Paso de Roblesで、US-101 Nに入る。
そのまま、101号を150㎞走る。
Salinasで、CA-68 W/Monterey Salinas Hwyに入る。
ここまでくれば、もう少し。
サーキットの案内看板に沿って走れば到着だ。
ロスの大都会から、田舎道を500㎞走り、途中で食事をしたりしてたら1日がかりの到着となる。
その日は、ラグナセカでキャンプも良いが、キャンプ道具を持てない場合は、途中のモーテルに泊ると良いだろう。
翌日に、MotoGPを楽しもう。




ツーリングに行こう


もし、MotoGP観戦が目的でない場合。
そんな、モーターサイクル愛好家でも、カリフォルニアは楽しい場所がいっぱいある。

ここでは、カリフォルニアのライダー達が、ツーリングがてら立ち寄るお店を紹介してみよう。
そして、ここで出会ったライダー達と積極的に交流して見るといい。
例え言葉は通じなくても、ライダー同士、心は通じる。
何気ない挨拶から、何かが生まれるかもしれない。
そんなふれあいが、旅を一段と奥深いものへ深化させてくれるはずだ。




立寄り処




1. The Rock Store





マルホランドの名前を聞いた事あるだろうか。
マルホランドハイウェイとは、よく映画でも出ている峠道の事だ。
私も昔、走り屋のメッカと聞いて憧れていたものだ。
そのマルホランドハイウェイをハリウッド側から入って、西にずっと走るとThe Rock Storeがある。
ここは、休日ともなると多くのライダー達が訪れる、最も有名な立寄り処である。
ハリウッドスターも良く訪れるらしく、ジェイ・レノや、アーノルド・シュワルツェネッガーや、ピーター・フォンダや、トミー・リーやハリソン・フォードなどを見かける事も多い。
この様な感じで、カリフォルニアを走るならば、ぜひ押さえておきたいポイントNO.1です。
ただし、路面が非常に滑りやすいので、楽しい旅で終わりたいならスピードは抑えて走ろう。
あえてワインディング走行を最小区間にするならば、マリブから北上すれば10マイルほどだ。









The Rock Store




2. Lookout Roadhouse





ここは、エルシノア湖を眼下に見下ろす高台にあり、景色が良い。
おすすめは、早朝に訪れ、ここで朝食とること。
湖を覆っていた雲海が、太陽が昇るにつれ晴れ渡っていく景色を見る事が出来るだろう。
ロスのダウンタウンから南東に約1時間半ほどの距離だ。








The LOOKOUT Roadhouse




3. Mother's Kitchen



先ほどのThe LOOKOUT Roadhouseから、更に100㎞程、南東に進み、パロマ山を目指すとあるのが、Mother's Kitchenだ。
ロスから約130マイル、約200㎞。
時間にして、2時間半位だろうか。
山の中にあるだけあって、ワインディングを堪能し、お腹がすいてきた頃に到着。
サンドウィッチを好みのオーダーで頼むか、スパイスの効いたタコスも良いだろう。








Mother's Kitchen





4. Alice’s restaurant



このレストランのおすすめは、ハンバーガーである。
ハンバーガーメニューには、カワサキ、スズキ、BMW、ハーレー、モトグッツィなど、面白そうなメニューが。
それぞれ、どのような味なのか好奇心がわいてくる。
しかし、ホンダやヤマハは無いのが残念。
毎週、木曜の夜には、アコースティックライブが行われている。
場所は、サンフランシスコから南に60㎞程にある。









Alice's Restaurant





5. Zeitgeist




サンフランシスコの中心部にある、荒くれライダー達のたまり場。
店内は、AC/DCが響き渡り、スタッフは無愛想だが、モーターサイクルに関する品と共に古き良き時代を彷彿とさせる。










いざ、旅に出よう!

先ほど、アメリカはモーターサイクルにとって快適ではないかも、と書いたが、そんなアメリカの中でも、カリフォルニアは、素晴らしい旅を提供してくれるだろう。
澄んだ空気の中、ダウンタウンを流すのも良いし、海岸線をひた走るのも良い。
ちょっと走れば奥深い森林地帯もあれば、砂漠の荒野も体験できる。
大陸の大自然を身近に感じられるのが、カリフォルニアの良い所かもしれない。

ちょっとお金をためて、休暇が取れそうだったら、旅先の選択肢に入れても損は無い。
少しの勇気が、あなたを別世界に連れて行ってくれるから。






MotoGP : 第8戦 ドイツ 採点表

2010-07-21 18:46:53 | MotoGP 2010
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙の、第8戦ドイツGPの成績表を掲載。10点満点。





『9点』

■ヴァレンティーノ・ロッシ/ヤマハ/4位

「僅差で表彰台を逃したが、すばらしい復帰を損なうものは何もない。おかえり、王者」

■ダニ・ペドロサ/ホンダ/優勝

「金曜日から彼のレースになりそうな雰囲気だった。この調子が続けば、タイトル争いで危険な存在になるだろう」

『7.5点』

■ホルヘ・ロレンツォ/ヤマハ/2位表彰台

「スタート直後は4連勝も頭にあっただろう。その後ペドロサ相手に不要なリスクは避けた。こういうやり方でタイトルを獲ることもある」

『7点』

■ケイシー・ストーナー/ドゥカティ/3位表彰台

「最終コーナーでロッシをオーバーテイクしたのは、2年間にラグナセカでやられたことへの復讐みたいなもの」




SKY PerfecTV! MOTOR SPORTS