アスパーがシャーシを変えることになった。
アプリリアが正式に撤退をし、シャーシがアスパーに提供された時点で、開発もアスパーに委ねらていると思ったが、自前で開発出来ないという事か。
おそらく、自前で開発をするより、シューターのシャーシを利用した方がレースに集中できる環境を得られると判断したのかもしれない。
しかし、シモンもトップからそんなに離されずにレースをしていたし、シーズン途中でシャーシを切り替える必要があったのか。
他にも色々チーム事情があるのだろう。
Aspar Moto2 Team to Drop RSV Chassis for Suter
アスパー・Moto2チームは、2レースを終了した時点で、シャーシのサプライヤーを変更することを決定した。
フリアン・シモンとマイク・ディ・メッリオは、今のイタリア製RSVのシャーシ性能に満足しておらず、チームはスイスのシューター製のシャーシに切り替えると思われる。
2人のライダーは、アプリリアが選手権がから撤退する事になった時、BQR、モリワキ、RSV、カレックス等を含む様々なシャーシをテストした後に、RSVが最も良いオプションだとの結論に達していた。しかしながら、2ラウンドを終了して、フリアン・シモンは8ポイントを獲得しランキング13位。マイク・ディ・メッリオはまだポイントすら獲得していない。よって、マルチネス率いるアスパーチームは、イタリアのシャーシメーカーと手を切ることを決めました。
アスパーチームは、ルマンに向かう前に新しいパッケージに慣れる為、今週にアルバセテ・サーキットでシューター製のシャーシをテストをするでしょう。
追加(motomatters記事の要点抜粋):
アスパーチームは、RSVシャーシに不満であった。
シャーシ重量に関しては、シューター製よりも10Kg重い。
空力性能も劣っており、トップスピードがトップより5kmも遅かった。
フリアン・シモンがマルチネスにシャーシ変更を要請。
開幕前にRSVに決定した理由は、直接開発に関わることが可能だったから。
今回、シューターかモリワキのシャーシを選択肢として選んだ。
そして、最終的にシューターに決めたのは、ルマンに供給が間に合うのがシューターだったから。
他にもモリワキのシャーシよりシューターの値段が安かったから。
RSVとの契約を反故にしても、契約金は払う必要があり、その分無駄なコストが発生する。
それでも、勝つためにはお金をかけるのがチームだ。