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8耐 実況スレ

2011-07-31 11:25:59 | レース その他
現地レポートも入りそうなので、突然ですが、8耐の実況スレとなりました。 (ならないかもしれない)

スタートは、加賀山(ヨシムラ)がホールショット。
しかし、すぐに清成(TSR)がトップに浮上。

この二人がハイペースで、他を引き離す。

3番手は、高橋(ハルク)。
4番手は、中須賀(ヤマハ)。


清成、飛ばしすぎだろっ、って思ったいたら、やっちゃいました。
順位を落としたが、リカバリーして、再度トップ浮上。



続きを読むをクリック







キヨの転倒に驚くヨシムラのボックス




そして、何と、マクギネスまでが転倒。

なんてこった。



帰ってこられるか心配するTTレジェンドのボックス



11:30
マクギネス、マシンを押して戻ってきた。
ありがとう。頑張れ。





TSR、最初のライダー交代。清成から秋吉へ。
転倒で折れたクラッチレバーは、交換せずに出た模様。





マクギネス、マシンをおしてピット帰還。



11:50
ライダー交代が済んだ。

TSR秋吉トップ。
ハルク玉田、1.5秒差。
ウォーターズヨシムラ、2秒差。

これ以下は、ラップされている。





マクギネス、大変お疲れでした。



11:58
気温30度、路面温度49度。

玉田、追い上げて、トップに0.5秒差。
クラッチレバー破損しているのだが。



12:08
43週目、玉田、1コーナーで秋吉を捉えてトップ浮上。

が、44週目、シケイン進入で、秋吉、トップを奪い返す。
耐久なのに熱すぎるバトル。



12:30
2回目のライダー交代が始まった。

伊藤、岡田、青木の超ベテラン勢の対決だ。

13:30
岡田、青木、清成(49秒差)の順

依然、トップ二人は接近戦バトル

3回目のライダー交代

伊藤 → 清成
岡田 → 高橋
青木 → 加賀山




以下、交代直後の青木と伊藤。









俺にとって最悪の事態。

TTレジェンド・チームがリタイア。

現地スパイがメカに聞いたところ、スイングアームが不調で、朝のウォームアップ走行中の転倒もシャフトが緩んでいたのが原因らしい。
決勝前に交換したが、解決せず。

惜しくもリタイアとなってしまった。

返す返すも残念。
来年、マン島行ってやろうかな。







11:54
加賀山がトップに浮上し、高橋を引き離し始める。
現在、5秒差。
3位走行中の清成は追い上げモード。



4時間経過:

レースも残り半分。

現在の順位:
加賀山
高橋 8秒差
清成 21秒差

以下、ラップ遅れ

4.BMWフランス ジンバート
5.桜井ホンダ マックスウェル
6.エヴァ・トリックスター 出口
7.鈴鹿レーシング 徳留



ライダー交代

玉田、トップ浮上。
3位走行の秋吉、ファステスト更新。







加賀山、バテバテ。
お疲れっす





TTレジェンド・チームは撤収中。




玉田、ウォーターズ、接近戦激しい。3位の秋吉、7秒差まで追い上げ。

いや、もう5秒差まで接近してきた。
なんという宇宙人ぶりだ。



15:00
秋吉、トップ、キター

もう言葉が無い。
こんな8耐って。。



15:13
秋吉(TSR)にウォーターズ(ヨシムラ)が追いすがる。
上位二人は11秒台と驚異的ペース維持。
3位走行中の玉田は、12秒台と少し離されつつある。



現在、トップ137周回。

ライダー交代(なん順目だっけ)

1.TSR 秋吉 → 清成
2.ヨシムラ ジョシュ → 加賀山
3.ハルク 玉田 → 岡田

今回のライダー交代は、順番に変動がありました。

TSRは、伊藤を飛ばして清成に。
ヨシムラは、青木を飛ばして加賀山の走行となった。




15:50

 1位 #11  F.C.C. TSR Honda
 2位 #12  ヨシムラSUZUKIRacingTeam
 3位 #634 MuSASHi RT HARC-Pro.
 4位 #2  Honda DREAM RT 桜井ホンダ
 5位 #99  BMW MOTORRAD FRANCE 99
 6位 #25 Honda鈴鹿レーシングチーム
 7位 #01 エヴァRT初号機トリックスターFRTR
 8位 #3  クラウン警備保障RACING
 9位 #1  SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM
10位 #94 YAMAHA RACING FRANCE GMT94 IPONE
11位 #999 テルル・ハニービーレーシング
12位 #32 MotoMapSUPPLY
13位 #104 TOHO Racing 広島デスモ
14位 #18 チームスガイレーシングジャパン
15位 #40 Honda浜松エスカルゴ&PGR&狭山&H-TEC関東
16位 #34 Honda 緑陽会 熊本レーシング
17位 #75 RIDEZ & PANOLIN
18位 #85 Honda QCT 明和レーシング



16:20
トップ3台は、10秒から11秒台を推移し、相変わらずのハイペースだが、小康状態で落ち着いています。

1.清成
2.加賀山 7秒差
3.岡田 45秒差



残りあと2時間切った。

ライダー交代

1.清成 → 秋吉
2.加賀山 → 青木 9秒差
3.岡田 → 高橋 51秒差



17:07
雨がぱらついてきたとの情報が



17:18
雨の影響な無さそう。
風は強いようだ。

183週目
トップの秋吉が、12秒台に落ちている。
184週目
秋吉は、11秒台に戻したが、青木が14秒台。周回遅れに引っかかったのか



17:30
あと1時間。

4位走行中だった桜井ホンダがストップ

魔物が現れ始めたか



17:40
現在、トップ周回数192周

最後のライダー交代

1.秋吉 → 清成
2.青木 → 加賀山 19秒差
3.高橋 → 玉田 42秒差



17:54
200周回、突破。

トップ清成と2位加賀山の差、21秒。
ヨシムラ、厳しいか



18:05
残り30分切った。

清成と加賀山の差が開きつつある。

現在、25秒差。
このタイム差だと、伊藤へのバトンタッチは無理だな。



18:10
ライトオン指示



18:17
5位走行中だった、鈴鹿レーシング(徳留)にトラブル。順位、降下中。








あと5分になった。

皆、完走モードで走行中。



後1分





ゴール!!!!!

1.TSR 217周
2.ヨシムラ 38秒差
3.ハルク 1分31秒差

お疲れ様~









 1位 #11  F.C.C. TSR Honda
 2位 #12  ヨシムラSUZUKI RacingTeam
 3位 #634 MuSASHi RT HARC-Pro.
 4位 #99  BMW MOTORRAD FRANCE 99
 5位 #01 エヴァRT初号機トリックスターFRTR
 6位 #3  クラウン警備保障RACING
 7位 #94 YAMAHA RACING FRANCE GMT94 IPONE
 8位 #999 テルル・ハニービーレーシング
 9位 #1  SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM
10位 #104 TOHO Racing 広島デスモ
11位 #40 Honda浜松エスカルゴ&PGR&狭山&H-TEC関東
12位 #75 RIDEZ & PANOLIN
13位 #25 Honda鈴鹿レーシングチーム
14位 #27 TEAM SHINSUKE
15位 #135 Team Tras
16位 #34 Honda 緑陽会 熊本レーシング
17位 #18 チームスガイレーシングジャパン
18位 #23 鈴鹿コミュニティーレーシングチーム




さて、予定に無かった実況をしてしまいました。
ツイッターでも、実況をしていましたが、せっかくだったからブログでもつぶやいてしまいました。

現地のタニヤンから写真が送られてきたから、ついつい調子に乗ってしまった。
タニヤン、お疲れさまでした。

そして、8耐関係者の皆様、本当に素晴らしいレースでした。お疲れ様です。

レース結果の詳細は、公式発表が出てから、改めてレポートさせていただきます。

18:52
表彰式が始まりました。

8耐はサイコーだ!!



終了




8耐 間もなくスタート(現地レポ)

2011-07-31 10:19:44 | レース その他
今年の八耐は、スタート時間が1時間繰り上がり10時半スタートとなりました。
耐久の醍醐味である夜間走行はありません。

もうすぐスタートです。

そして、現場の友人から写メールが送られてきました。
TTレジェンド・チームのピットです。
もう写真だけで、大興奮。
マクギネスに、アモールに、ドナルド。
会いたかったぁ。。







と、書いているうちに、次の写真が送られてきた。

あぁ、憧れのマクギネスが・・

行けなくて悔しいよ。







と書いているうちに次の写真が。










もう泣けた。

マクギネスが日本に居るのに、近くにも行けないなんて。




追加:

あんまりアップしていると写真取ってるやつが特定されて怒られるかもしれないが。

T君、暑いだろうけど頑張れ!!








いよいよスタートするぞ。



WSBK シルバーストーン SP

2011-07-31 01:04:23 | MotoGP WSB BSB JRR
Superbike World Championship 2011

Round 4.   Silverstone   31 - Jul




SUPERBIKE

スーパーバイク世界選手権、第9戦 シルバーストーンのスーパーポールは、ジョン・ホプキンスが制した。

現BSBライダーで、元MotoGPライダーであるジョン・ホプキンスが、ワイルドカード参戦ながら、スーパーバイク選手権のポールポジションを獲得した。
今季、BSBのクレッセント・スズキに所属し、現在、ランキング2位につけるホプキンスは、FP1、QP2とトップタイムをマークし、レギュラーライダーたちを圧倒した。
昨年は、BSB勢は散々な成績に終わり、BSBのレベルの低下を心配する向きもあったのだが、今回はBSB復活と言うよりもホプキンスの速さが際立っている格好だ。
同じくワイルドカード参戦するホプキンスのチームメイト、ジョン・カーカムは最後尾グリッドに沈んでいる。

2番手に、ヤマハのユージン・ラバティ。
3番手に、アプリリアのレオン・キャミア。
4番手に、ドカティのカルロス・チェカ。

芳賀は、今回はSP3に進出し、8番手。

ビアッジは、11番手。

カワサキ勢は精彩がなく、ペデルチーニ・カワサキのマーク・アイチソンが、12番手と最上位となっている。



Superpole - RESULTS


1. John Hopkins?(Samsung Crescent Racing)?Suzuki GSX-R1000?2'04.041
2. Eugene Laverty?(Yamaha World Superbike Team)?Yamaha YZF R1?2'04.068
3. Leon Camier?(Aprilia Alitalia Racing Team)?Aprilia RSV4 Factory?2'04.303
4. Carlos Checa?(Althea Racing)?Ducati 1098R?2'04.362
5. Sylvain Guintoli?(Team Effenbert-Liberty Racing)?Ducati 1098R?2'05.456
6. Marco Melandri?(Yamaha World Superbike Team)?Yamaha YZF R1?2'05.639
7. Michel Fabrizio?(Team Suzuki Alstare)?Suzuki GSX-R1000?2'05.997
8. Noriyuki Haga?(PATA Racing Team Aprilia)?Aprilia RSV4 Factory?2'04.627

↑ Superpole 3

9. Leon Haslam?(BMW Motorrad Motorsport)?BMW S1000 RR?2'05.091
10. Ayrton Badovini?(BMW Motorrad Italia SBK Team)?BMW S1000 RR?2'05.115
11. Max Biaggi?(Aprilia Alitalia Racing Team)?Aprilia RSV4 Factory?2'05.184
12. Mark Aitchison?(Team Pedercini)?Kawasaki ZX-10R?2'06.238

↑ Superpole 2

13. Jakub Smrz?(Team Effenbert-Liberty Racing)?Ducati 1098R?2'05.400
14. James Toseland?(BMW Motorrad Italia SBK Team)?BMW S1000 RR?2'05.403
15. Maxime Berger?(Supersonic Racing Team)?Ducati 1098R?2'05.709
16. Tom Sykes?(Kawasaki Racing Team Superbike)?Kawasaki ZX-10R?2'06.304

↑ Superpole 1
↓ Did not progress to Superpole

17. Troy Corser?(BMW Motorrad Motorsport)?BMW S1000 RR?2'06.524
18. Alexander Lowes?(Castrol Honda)?Honda CBR1000RR?2'06.787
19. Joan Lascorz?(Kawasaki Racing Team)?Kawasaki ZX-10R?2'06.895
20. Roberto Rolfo?(Team Pedercini)?Kawasaki ZX-10R?2'07.482
21. Fabrizio Lai?(Castrol Honda)?Honda CBR1000RR?2'07.889
22. Jon Kirkham?(Samsung Crescent Racing)?Suzuki GSX-R1000



Silverstone official WSBK lap records
Best lap:John Hopkins USA Samsung Crescent Suzuki GSX-R1000 2m 04.041s (2011)
Race lap record: Cal Crutchlow GBR Yamaha Sterilgarda YZF-R1 2m 05.421s (2010)





8耐 予選・Top10 TRIAL

2011-07-31 00:20:20 | レース その他
2011 FIM世界耐久選手権シリーズ 第3戦
鈴鹿8時間耐久ロードレース 第34回大会




日程:2011年 7月28日(木)~7月31日(日)
会場:鈴鹿サーキット 国際レーシングコース(1周/5.821km)




鈴鹿8耐、スターティング・グリッド (予選&トップ10トライアル) リザルト



加賀山が2分8秒001をマーク。ヨシムラ・スズキが、ポールポジションを獲得!!


上位10チームによるトップ10トライアルが、降雨により変更された。

1台ずつタイムアタックを行う方式のトップ10トライアルであるが、セッション直前に雨が降ったことで、出走順で有利不利が出ないようにと、タイムアタック方式が変更された。
変更後は、20分間のセッションが2回おこなわれ、その時間内でそれぞれがタイムアタックを行う通常の予選方式となった。

雨は止んでおり、高い路面温度に路面は徐々に乾いていく。それと同時にタイムも上がっていく展開となった。

セッションも終盤にさしかかかった時、転倒車により赤旗中断となった。

そして、セッション終了直前に加賀山が2分8秒001をマークし、ヨシムラ・スズキが2年連続のポールポジションを獲得した。
2番手は、中須賀克行(MONSTER YAMAHA-YART)の2分8秒025。
3番手は、高橋巧(MuSASHi RT HARC-Pro.)の2分8秒162。
4番手は、秋吉耕祐(F.C.C. TSR Honda)の2分8秒258.秋吉は最後のアタックラップでコースアウトを喫しタイム更新ならなかった。

これまでのセッションの経過を見れば、この上位4チームが、レベルの差を見せつけ、下位チームを大きく引き離している。
優勝争いは、この中で展開すると思われるが、長丁場の耐久レースは、何が起こるか分からない。
GMT94やBMWフランス、酒井のいるSERTなど、世界耐久のレギュラーチームも、8時間後には表彰台を狙える位置に来るであろう。
着実に冷静に走り切ったチームが、感動のゴールを駆け抜ける事ができる。




予選 及び トップ10トライアル 結果

1. ヨシムラSUZUKIRacingTeam S-GSX-R1000 加賀山 就臣/Joshua WATERS/青木 宣篤 2'08.001 (2'07.884)
2. MONSTER YAMAHA -YART Y-YZF-R1 中須賀 克行/Gwen GIABBANI/Igor JERMAN 2'08.025 (2'09.045)
3. MuSASHi RT HARC-PRO. H-CBR1000RR 高橋 巧/玉田 誠/岡田 忠之 2'08.162 (2'08.927)
4. F.C.C. TSR Honda H-CBR1000RR 秋吉 耕佑/伊藤 真一/清成 龍一 2'08.258 (2'08.113)
5. Honda鈴鹿レーシングチーム H-CBR1000RR 安田 毅史/徳留 和樹 2'09.170 (2'09.405)
6. YAMAHA RACING FRANCE GMT94 IPONE Y-YZF-R1 David CHECA/Kenny FORAY/Matthiev LAGRIVE 2'09.409 (2'10.429)
7. BMW MOTORRAD FRANCE 99 B-S1000R Sebastien GIMBERT/Erwan NIGON/Damian CUDLIN 2'09.545 (2'09.852)
8. クラウン警備保障RACING H-CBR1000RR 浜口 俊之/北口 浩二/渡辺 一馬 2'09.725 (2'09.661)
9. Honda DREAM RT 桜井ホンダ H-CBR1000RR Jamie STAUFFER/Wayne MAXWELL 2'10.300 (2'09.971)
10. エヴァRT初号機 トリックスターFRTR K-ZX-10R 出口 修/芹沢 太麻樹/武石 伸也 2'10.979 (2'10.569)
11. テルル・ハニービーレーシング H-CBR1000RR 岩田 悟/関口 太郎/野田 弘樹 (2'10.681)
12. TOHO Racing 広島デスモ D-1098R 山口 辰也/國川 浩道/江口 謙 (2'10.992)
13. ウッドストック BEETレーシングチーム K-ZX-10R 大﨑 誠之/西嶋 修/喜久川 光 (2'11.426)
14. MotoMapSUPPLY S-GSX-R1000 今野 由寛/手島 雄介 (2'12.075)
15. SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM S-GSX-R1000 Vincent PHILIPPE/Anthony DELHALLE/酒井 大作 (2'12.103)
16. BOLLIGER TEAM SWITZERLAND K-ZX-10R Horst SAIGER/東村 伊佐三/Roman STAMM (2'12.315)
17. Team MⅡR Z-TECH S-GSX-R1000 稲垣 誠/吉田 忠幸/ (2'13.003)
18. Team Tras・BMW S1000RR B-S1000R 高田 速人/寺本 幸司/片平 亮輔 (2'13.047)
19. CONFIA H.M.F A-RSV4 Factory 須磨 貞仁/高宮 義文/高橋 芳延 (2'13.860)
20. HONDA TT LEGENDS H-CBR1000RR John McGUINNESS/Keith AMOR/Cameron DONALD (2'13.961)
21. WINNER Z-TECH S-GSX-R1000 奥田 貴哉/國松 俊樹/奥田 祐紀 (2'14.121)
22. チームスガイレーシング ジャパン A-RSV4 Factory 須貝 義行/生形 秀之 (2'14.169)
23. B-SQUARE RACING&大阪 SAM-RT K-ZX-10R 田中 潤司/大田 雅裕/佐藤 龍彦 (2'14.172)
24. Hondaオールホンダ 社内合同チーム H-CBR1000RR 野寄 真二/大山 翼 (2'14.241)
25. Honda浜松エスカルゴ&PGR&狭山&H-TEC関東 H-CBR1000RR 久保山 正朗/中津原 尚宏 (2'14.291)
26. TEAM SHINSUKE H-CBR1000RR 中木 亮輔/津田 一磨/鈴木 慎吾 (2'14.365)
27. GREEN TEC 東海オート&山科カワサキ・ビジネス ラリアート K-ZX-10R 水澤 保/山崎 茂/野田 達也 (2'14.758)
28. チーム・エッチングファクトリー15 Y-YZF-R1 宇佐見 保弘/尾藤 哲也/竹見 升吾 (2'14.829)
29. Honda 緑陽会 熊本レーシング H-CBR1000RR 吉田 光弘/飯田 将人/北折 淳 (2'14.905)
30. 鈴鹿コミュニティー レーシングチーム H-CBR1000RR 松井 秀樹/下地 申悟 (2'14.968)
31. Honda QCT 明和レーシング H-CBR1000RR 安藤 元之/山中 正之 (2'15.055)
32. Team・橋本組 S-GSX-R1000 相馬 利胤/谷 誠士郎 (2'15.058)
33. アローツリー・プリージング&オーテックスズカレーシング H-CBR1000RR 大内田 実/矢木 清貴/渡辺 幸夫 (2'15.260)
34. Team38 PS-K K-ZX-10R 苅田 庄平/山下 繁/Derek Keyes (2'15.284)
35. CLUBNEXT&中村eng H-CBR1000RR 吉広 敦/喜多田 / (2'15.551)
36. 北海道SABEDER Y-YZF-R1 難波 恭司/安孫子 勝利/北島 大和 (2'15.660)
37. DOG HOUSE☆DRAG with Kota S-GSX-R1000 樋口 耕太/岩谷 圭太/久積 基宏 (2'15.717)
38. Team ホンダ学園 H-CBR1000RR 古澤 基樹/浜口 喜博 (2'15.803)
39. ブルドッカータゴス×東本昌平 RIDE A-RSV4 Factory 茂木 正人/加藤 義昌/岡嶋 晋也 (2'15.817)
40. チームフロンティア CWR Y-YZF-R1 岸田 尊陽/深見 貴広/新庄 雅浩 (2'15.877)
41. RIDEZ & PANOLIN H-CBR1000RR 里 実/五十嵐 明弘/清水 匠 (2'16.007)
42. Honda EG Racing H-CBR1000RR 栗林 剛/本田 恵一/本道 雅樹 (2'16.061)
43. Honda DREAM RT 和歌山 H-CBR1000RR 西中 綱/三木 章宏/権随 廉 (2'16.204)
44. ラ ベレッツア スピード&ワイルド7 D-1098R 高杉 奈緒子/川原 英実/堀 義光 (2'17.483)
45. プラスワン MCRT K-ZX-10R 今津 比呂志/西川 雅人 (2'17.780)
46. チーム・エッチングファクトリー16 Y-YZF-R1 中岡 光輝/田中 健一郎/中井 恒和 (2'18.202)
47. チーム岡山Trouble Tribe H-CBR1000RR 花房 一樹/佐藤 大輔/田村 (2'18.231)
48. BANNER RACING D-1098R 兼田 智浩/団 和仁/稲垣 琢真 (2'18.381)
49. T・モトキッズ 中部測量登記サービス獺RT Y-YZF-R1 小島 一晃/吉田 剛規/樋口 幸博 (2'19.048)
50. T・モトキッズ・二輪工房ネルガル・YSP三鷹 Y-YZF-R1 若松 宏/中尾 健治/高野 弘毅 (2'19.160)
51. HondaブルーヘルメットMSC H-CBR1000RR 大塚 卓也/栗田 伸一 (2'19.519)
52. Honda向陽会 ドリームレーシングチーム H-CBR1000RR 海老沼 孝志/中村 浩/倉山 寿生 (2'19.579)

10位以上はTop10 TRIALにより決定した。





【動画】鈴鹿8耐 TT Legends

2011-07-30 09:32:47 | 動画
8耐決勝前、TTレジェドチームのライダーインタビューとビギナーガイド




Honda TT Legends Suzuka 8-hour preview

ホンダ・TT レジェンドのライダー。
ジョン・マクギネス、キース・アモール、キャメロン・ドナルド。
僕にとっては、誰よりも憧れのライダーたちだ。

昨日の予選タイムは、

第1ライダー ジョン・マクギネス 2'14.396 20番手
第2ライダー キース・アモール 2'14.801 18番手
第3ライダー キャメロン・ドナルド 2'14.776 12番手

この結果、決勝のスターティンググリッドは20番グリッドとなった。

3人とも拮抗したタイムで安定感がありそうなので、耐久レースでは上位に上がってくるかな。
今回は、身近で走りを見られないのが残念。


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鈴鹿サーキットがリリースする8耐ビギナーガイド。




8耐ビギナーガイドvol.1「ルマン式スタート」



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続きのビデオは、続きを読むをクリック。






8耐ビギナーガイドvol.2「トップ10トライアル」



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8耐ビギナーガイドvol.3「前夜祭も楽しもう!」


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8耐ビギナーガイドvol.4「鈴鹿8耐の歴史」




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"コカ・コーラ ゼロ"×鈴鹿8耐 コラボCM


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MotoGP : ストーナー、ボイコット意思固い

2011-07-29 08:51:23 | MotoGP WSB BSB JRR








MCNより

ストーナー、日本グランプリのボイコット意思は固い





ケーシー・ストーナーは、ホンダから契約を順守しレースに参加するように説得を受けているにも関わらず、日本グランプリへの参戦拒否を示唆している。

ラグナセカでは、HRCのボス、中本修平氏から10月2日にはレースに参加するように説得がおこなわれた。

ストーナーは、今月初めのドイツで、レースの開催有無にかかわらず茂木には行かないと爆弾発言をしている。
そして、ストーナーは、イタリアの調査機関によるレポート結果を待つことなく、立場を明らかにした。

レースに参加しなければ契約違反となる2007年のチャンピオンは、暫定報告書の発表前に述べている。

「原子炉は100%確実に制御されてはいないという公式発表もある。私の考えは述べた通りで、考えを変えるつもりはありません。」

レースに参加するべきだとのホンダの意見に関しては、こう述べている。

「ホンダが無理強いするとは思っていませんし、私の考えは変わらない、そんなことで判断が左右される事もない。既に気持ちは固まっており、変えるつもりはない。」



公式に日本グランプリの参戦を拒否しているのは、ストーナーとロレンソの二人だけである。



ラグナセカでは、中本氏と個別面談をおこなっているドヴィチオーゾは、チェコグランプリの期間中にライダーたちの間で、会議が開かれるであろうと述べている。

ドルナの報告書がリリースされる前に語ったところによれば、「調査結果を待って、判断するのが良いでしょう。全てのライダーが行く事を望んでいませんが、調査結果を待って、ブルノで話し合いをすればいい。」と、言っている。

中本氏と面談を認めたドヴィチオーゾは、加えて言った。

「調査結果が出ていない時点なので、ホンダは無理な事を言ってないが、安全となったら強硬になるでしょうね。しかし、ライダーは自ら判断するし、ホンダの意見は関係ない。」

彼は、HRCとの契約不履行を懸念しているのだろうか。

「私を含め多くのライダーが行かなかったら、来年の契約が出来なくなるとは考えていない。日本を支援したいのだが、安全ではないとなったら、行く理由は全くない。我々は、調査結果を見てから結論を出します。」



MotoGP : チームの不参加は無し

2011-07-28 23:55:28 | MotoGP WSB BSB JRR






前の記事と内容が重複するので、概略です。




MCNより

MotoGP teams always committed to race in Japan


現在、いずれのMotoGPチームも、日本グランプリをボイコットすることは考えていない、

独立調査機関のARPAの報告では、放射能リスクは無視できるほど小さいと結論付けられた。

IRTAの代表であるマイク・トリンビーは、日本グランプリに参加しないと表明しているチームは無いと言っている。

しかし、青山を除くMotoGPライダー全てが、調査結果はどうあれ、日本には行かないとの嘆願書をムジェロで提出している。

トリンビーは、ライダーの立場を支持してボイコットしようとするチームは無いと言っている。

「全てのチームが日本に行く予定です。話をした全てのチームは、危険であるとの結果が出ない限り行くと言っている。日本へ行かない理由は無く、皆、行くつもりです」

「世界の各政府機関も、WHOも安全だと言っている。もし、ARPAの報告が安全でないと結果を出したら、かなりセンセーショナルになるでしょう。パドック内に留まらず、世界的なニュースとなり、日本政府や関係各国、WHOが嘘をついていた事になる。」



MotoGP : もてぎは安全

2011-07-28 08:37:56 | MotoGP WSB BSB JRR








AUTOSPORT.comより


radiation risk 'negligible'



FIMが、独立した調査機関に依頼し、もてぎでの放射線レベルを測定した結果、健康へのリスクは「無視できるレベル」だと認定し、日本グランプリが開催される事を述べている。

何人かのライダーは、3月に日本で地震と津波によって引き起こされた原子力発電所の危機で、放射線の放出による影響を恐れ、10月の日本グランプリには断固参加しないと表明している。

しかし、FIMとドルナは、4月に予定され、震災後に延期されたイベントが開催される事を示した。

FIMは、独立した調査機関であるARPAに調査を委託し、最終報告は7月末になるのだが、暫定報告をリリースしている。

調査では、空気中のガンマ線強度は、事故前のツインリンク茂木の値より大きいのだが、この地域の放射線量は、ローマやマドリッドなどの都市よりも低い事を明らかにし、結論として、レースウィーク中の放射線リスクは、無視できるレベルである事は疑いの余地がない、と結論付けた。

FIMは、もてぎの状況が具体的となったことで、ライダー達が安心を得る事ができると述べている。

「この調査は、3月に日本で発生した地震とそれに続く津波について政府機関や世界保健機関が出している情報を補完するものである。MotoGP関連施設、及びその周辺状況を具体的に調査した独自報告となります。」

FIMは、「今週末の最終決定において、日本グランプリを開催しない理由は無い。」と、付けくわえている。

つまり、原発問題がさらに深刻な状況にならない限り、この報告に基づいて、FIMとドルナは、日本グランプリが、10月2日に開催される事を週末に発表する。


タイトル争いをおこなっているロレンソとストーナーは、日本グランプリをボイコットすると主張している。





FIMの声明(概略)

FIMとドルナスポーツは、10月2日に予定されているツインリンクもてぎでの日本グランプリに先だって、現状を調査するために独立機関による調査報告を委託した。

この調査は、3月に発生した地震とそれに続く津波について様々な政府機関と世界保健機関から入手可能な情報を補完することを目的としている。

公式の詳細なレポートは、今週後半にリリースされますが、暫定的なレポートを発表する。

調査機関のARPAは、空気、環境、食品を含む、あらゆるものの放射線レベルを測定した。最終結論として、「レースイベント中の放射線リスクは、無視できるレベルである事は間違いない」と、言う事ができる。

FIMとドルナスポーツは、今週末発表の報告に基づいて、問題がそれ以上の深刻な事態になっていなければ、予定通り、10月2日に日本グランプリは開催されることを確認する。



FIM声明(PDF)



FIM暫定報告書(PDF)






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ロレンソは、FIMの声明が出た後も、日本には行かないと強硬な態度を崩していないようです。
私は、放射能リスクを過小評価するつもりはないですが、科学的なデータが示され、現実に多くの人が生活しているわけですし、ライダー達には現実的な対応をしてもらいたい。
今回の件で、好感度がかなり下がったライダーがいるのですが、日本へ率先して行こうと言うライダーが現れたら、絶対に応援したくなります。



MotoGP : 来季、ホンダワークスは2台体制

2011-07-27 23:06:06 | MotoGP WSB BSB JRR







AUTOSPORT.comより

Honda unlikely to retain Dovizioso and Simoncelli as it reduces budget



HRCの中本修平氏が、今現在、3台体制となっているワークスチームを維持するのは困難で、ドヴィチオーゾとシモンチェリのファクトリーサポートも打ち切らざるを得ない事を示唆している。

今年、ホンダは、ストーナーの新規加入により、ペドロサとドヴィチオーゾを加えた3台体制のチームを結成した。
ホンダ・サテライトであるグレシーニ・チームのシモンチェリには、同じワークスマシンが与えられている。

中本氏は、ホンダの予算が来季から削減され、現状においては、2012年にストーナーとペドロサの二人が残留する事になると述べている。

「経済危機は依然続いており、困難な時期である。さらに、日本では3月に大災害に見舞われ、全産業の30%が滞っている状況です。ホンダもこの状況とは無縁ではありません。よって、我々は、さらなるコスト削減をしていかねばならない。2012年に関しては、今、発表を余儀なくされた場合、ワークスチームの話として、ストーナーとペドロサとは契約は完了しており、ドヴィチオーゾとシモンチェリとは、さようならと言わなければならないだろう。
私は二人にはもう少し待つように言っている。我々は、なんとか予算の問題を解決出来ないか模索している。どれだけの予算が削られるかわからないのだが、8月中旬には明らかになるでしょう。」

どうやら、2012年のホンダの1,000ccマシンは、ワークスチームの2台と、サテライトチームの2台、計4台となる可能性が高い。



パドックの小話 R4.

2011-07-27 20:42:48 | MotoGP WSB BSB JRR


パドックを行きかう噂、小ネタをピックアップ。

先週から出張が続いており、まだアメリカGPを見ていない今日この頃です。

スーパーバイクの話題が多くなりましたが、いくつかピックアップしました。





WSBK : メランドリ、2012年もヤマハと契約

MotoGPからワールドスーパーバイクに転向したマルコ・メランドリ。今現在、3勝、表彰台9回を獲得し、ランキング2位に位置している。
スーパーバイクで成功していると言ってもいいだろうメランドリだが、2012年もヤマハとの契約を延長し継続参戦する事が発表された。

これで、ヤマハのスーパーバイクチームは、ユージン・ラバティとマルコ・メランドリの体制が確定した。



WSBK : バーミューレン、次戦欠場


カワサキのクリス・バーミューレンが、次戦のシルバーストーン戦を欠場する。

前戦のブルノでは、第1レースには出場したものの状態が良くなく、第2レースを欠場していた。
5月にモンツァで負傷した背中と肘の状態が思わしくないようだ。



MotoGP : ド・ピュニエ、WSBKに転向か?


ドカティを駆って、時折、素晴らしい速さを見せる事もあるランディ・ド・ピュニエであるが、来季は、スーパーバイクに転向するのではないかと噂されている。

今シーズンは、ラグナセカを含めて10戦中、6回のリタイアを余儀なくされた。
あまりに転倒が多く、チームにとっても本人にとっても、新たな環境で走る方が良いのかもしれない。

そんな状況の中、ド・ピュニエの移籍先として、ワールドスーパーバイクのカワサキ・レーシングが浮上してきている。
ド・ピュニエは、MotoGPデビューした2006年と2007年、カワサキに所属していた経歴を持っている。
このフランス人のシートは、負傷で結果を残せずにいるクリス・バーミューレンのシートを得ることになるようだ。



WSBK : チャウスの代役、マガリッジ → ファブリッツィオ・ライ

カストロール・ホンダのルーベン・チャウスは、次戦するバーストーンを欠場する事になり、その代役として、カール・マガリッジが指名された

チャウスは、ブルノの第1レースでクラッシュし、脚と背中を負傷し、その後の検査で、腰椎の骨折も明らかになった。
9月のニュルブルクリンク戦には復帰する予定だが、低迷するチャウスのシートが確保されているのか、怪しい気もする。

代役のマガリッジは、かつては、テンケイトに所属していた事もあり、古巣に戻ってくる形だ。現在は、ドイツのIDMスーパーバイク選手権に参戦している。

ジョナサン・レイも負傷し代役としてアレックス・ロウズが立てられていることから、カストロール・ホンダは、シルバーストーン戦には、二人の代役ライダーが走る事になった。

UPDATE:
カール・マガリッジが、マウンテンバイクでトレーニング中に右手首を捻挫し、シルバーストーン戦に出場ができなくなった。
カストロール・ホンダは、代役の代役として、ファブリッツィオ・ライを指名した。



WSBK : ピレリ、2015年まで

ピレリが、スーパーバイク世界選手権のタイヤを独占供給する契約を延長することとなった。
2004年から始まったピレリとのバートナーシップは、2015年まで続けられる。
また、スーパーバイクだけでなく、スーパーストック1000やスーパー600への供給も含まれている。



MotoGP : ホプキンス、チェコGP参戦

BSBに参戦しているクレッセント・スズキのジョン・ホプキンスが、MotoGPへ参戦する。

8月14日にブルノで開催されるチェコGPに、リズラ・スズキから出場する事が発表された。
スズキは、久しぶりの2台体制となる。

尚、ブルノGPの翌日からオフィシャルテストが予定されており、来季を占う意味でもスズキの出方が注目される。



MotoGP : 第10戦 アメリカ アフターザフラッグ

2011-07-25 23:57:37 | MotoGP WSB BSB JRR
U.S. GRAND PRIX

Mazda Raceway Laguna Seca



2011 MotoGP 第10戦 アメリカGP アフター・ザ・フラッグ

■開催日:2011年7月24日(日)決勝結果
■開催地:カリフォルニア州/ラグナセカスピードウエイ(3.610km)
■観客数:52,670人(3日間:13万6285人)
■周回数32周(115.52 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温: 23 度■路面温度: 44度
■PP:J・ロレンソ(1分21秒202/ヤマハ)
■FL:C・スト―ナー(1分21秒673/ホンダ)





RIDERS COMMENT

MotoGP



ケーシー・ストーナー、ラグナセカ勝利! 強い!!

 気温23度、路面温度44度のドライコンディション。

 ポールポジションのホルヘ・ロレンソがホールショットからレースを主導する。ダニ・ペドロサ、ケーシー・ストーナーが続き、この3人がハイペースで後続を引き離していく。
 今季のストーナーは、マシンの調子、タイヤの温まり具合をしっかりと見極めてから、ペースをあげていくパターンが多いのだが、今回も中盤まで抑えた様子見の走りであった。そして、18周目にペドロサをパスし、2位に浮上した。

 ストーナーは、トップのロレンソとの差を詰め、背後で隙を伺う。26週目、ストーナーが満を持してトップ浮上。勢いを落とすことなく、ロレンソをみるみるうちに引き離し、今季5勝目を飾った。

 優勝、ストーナー。2位、ロレンソ。3位、ペドロサ。4位、ストーナー。5位、ドヴィチオーゾ。6位、ロッシ。7位、ヘイデン。8位、エドワーズ。9位、バルベラ。

 10位は、青山博一。11位、アブラハム。12位、カピロッシ。13位、エリアス。以上が完走。

 シモンチェリ、クラッチロー、バウティスタは、転倒リタイア。
 ベン・ボストロムは、マシントラブルで、リタイア。
 ランディ・ド・ピュニエは、腰椎骨折でレースキャンセルした。



1. ケーシー・ストーナー Honda 43'52.145

「今週はあまりうまくいかず、決勝レースでダニとホルヘと戦えるかどうか自信がありませんでした。しかし、ウオームアップで試したセッティングがよくて、ペースを上げることに成功しました。いい状態になったこともあって、自信も生まれ、スタート前はすごく冷静でした。フルタンクの時はあまりフィーリングはよくありませんでしたが、序盤はタイヤをゆっくり温めようと思っていたので、ペースを抑えました。ホルヘとダニに、あまり離されないようにペースをコントロールして、がまん強い走りに撤しました。その後、ペースを上げられるようになった時も、後ろで様子を見ることにしました。そのうち、ダニのペースが上がらず苦戦しているので、ダニを抜いてホルヘを追いかけました。ホルヘに追いついてからは彼にプレッシャーをかけました。彼を抜いたあとはペースを上げられたし、それから引き離すことができました。厳しいレースでしたが、こうして優勝できて本当にうれしい。チームに感謝しています」

2. ホルヘ・ロレンソ Yamaha +5.634

「今回、2位を獲得できたのはラッキーだったよ。昨日、転倒してしまった時には、これからしばらくレースに出場するのは無理なんじゃないかと思ったからね。そのあとの予選が予想以上にうまくいったので、そのあとは、何とか最後まで勝利を目指していけるかもしれないと期待できるようになった。でも、希望がいつも実現するとは限らない。今日はケイシーのほうが速かった。僕は終盤、彼のペースについていくことができなかったんだ。体力的にもパーフェクトな状態ではなかったので、そのせいもあるだろう。だから2位はOK。ケイシーとの差は20ポイントだけだから、また次で頑張るよ」

3. ダニー・ペドロサ Honda +9.467

「ケガから復帰して、こうして2回目の表彰台に立てて、とてもうれしいです。ラグナセカはフィジカル面でとても厳しいサーキットなので、難しいレースになるだろうと思っていました。その通りのレースになったし、中盤を迎えたころにはとても疲れていました。右腕をかばうことで左腕の負担が大きく、しかもこのサーキットは休むところがないので、ペースを落とすことになってしまいました。しかし、中盤までホルヘとストーナーについていけたし、この2戦は大きな自信になりました。今回は全体的にグリップを出すのが大変でした。しかし、チームはすばらしい仕事をしてくれました。後半戦のブルノまでしばらく休みになるので、しっかりと身体を治して、後半戦はいい状態でスタートしたいです」

4. ベン・スピーズ Yamaha +20.562

「スタート自体は良かったんだけれど、上り坂でパワーが出し切れなかった。それでバレンティーノのうしろにはまってしまって、できるだけ早くペースを上げていこうとベストを尽くしたけれど、彼はブレーキングがとてもうまくて...。ようやくパスできた時には、ドビツィオーゾとの差がかなり広がってしまっていたんだけれど、身体を伏せてひたすら走り続けた。そして最終的に彼をとらえて4位に上がることができたので、本当にうれしく思っているよ。とても素晴らしいレースだったんだけれど、ただ最初の150メートルが思うようにいかなかった。マシンは好調で、ダニと競り合うだけの力があったはずなので、表彰台に上れなかったことは残念。でもこれがレースというもの。僕はいつだって100%で頑張っているよ」

5. アンドレア・ドヴィツィオーゾ Honda +20.885

「ラグナセカは、ハードブレーキングを要求されるサーキットなので、とても厳しいレースになるだろうと思っていました。スタートはよくて、4番手につけることができました。序盤はケーシー、ダニ、そしてロレンソについていこうと全力を尽くしました。しかし、3コーナー、11コーナーで少し差をつけられて、その遅れを取り戻すためにほかのコーナーでプッシュしなければならず、体力を使い果たしてしまいました。そのため、終盤はペースを落としてしまいました。今回はいいレースができると思っていたので残念です。スピーズに負けたのも残念でした。今年初めてバトルで負けました。表彰台に立てませんでしたが、総合3位をキープしています。これから夏休み。3週間後のブルノはリフレッシュして挑みたいです」

6. ヴァレンティーノ・ロッシ Ducati +30.351

「この週末はチーム一丸となって頑張った。これまでのレースよりも良いポジションからのスタートだった。スタートもうまくいき、先頭グループに付いていこうとした。1分22秒中盤のラップも記録したけれど、第5コーナーのバンプで2回続けてフロントをフルボトムさせてしまい、あやうくクラッシュしそうになった。その後も厳しいレース展開だった。ニッキーがすぐ後ろに着いていたので、息つく暇もなかったよ。本来、6位争いをしている場合ではないけれど、現時点でマシンに問題があることは事実だ。でも、僕達は現在ある状態の中で何とかベストを尽くさなければならない。マシンのフィーリングが十分に得られないため、コーナーの侵入のスピードが遅く、タイムをロスしてしまうけれど、チームが対策を考えてくれている。僕たちは集中力を切らさずにポジティブさを保って、1歩ずつ前進していくだけだ。短期的には、スピーズ、シモンチェリ、ドヴィツィオーゾたちのグループに付いていくために、1/10秒単位でマシンを詰めて行きたい。他のライダーたちのことは、それから考えるさ。」

7. ニッキー・ヘイデン Ducati +31.031

「かつてこのレースで優勝したこともあるから、7位に入ったからといって喜ぶことはできない。厳しいレースになることは予想できていたし、予選ではクラッシュもしてしまった。スタートはまあまあだったけれど、第2グループに付いていくのも容易ではなかった。ザクセンリングでの展開とすこし似ていたかな。バレンティーノとは良いバトルをしたけれど、先頭とは30秒差だ。今日のレースではバレ(バレンティーノ)が僕より特に速いというわけではなかったけれど、彼は根っからのレーサーで、ミスは犯さないし決して譲らない。何回かインを奪えるチャンスはあったけれど、6位争いで無理をして共倒れになっては元も子もないからね。バレが全力で走っていないという人がいるけれど、それは間違っている。バレが転びそうになって、右足をステップから離すのを2回も見たくらいだ。これから2週間のサマーブレークの後ブルノでレースは再開する。いまはネガティブになっている場合じゃない。僕はチームとドゥカティを信じている。これからまだ良いシーズンになると思っているよ。」

8. コーリン・エドワーズ Yamaha +45.502

「正直に言えば、すごく悔しいよ。このホームレースで、もっともっと上の順位を狙っていたからね。このところの何戦かで、どうも方向性を間違ってしまったらしく、今回もウイーク初日からずっとセッティングに苦しんだ。今朝のウォームアップでは昨年の決勝と同じセッティングで走ってみて、決して素晴らしく良くはなかったけれども、昨日までよりはいくらか走りやすくなった。ベストの選択ではなかったけれども、何とかプッシュしていける感じがあったんだ。ただ、グリップが前後ともに不十分。人生最大と言えるくらいハードに攻めていったつもりだけれど、それでもまだ1秒も遅いなんて…。
カルが目の前で転倒したときも、そのあとバウティスタについて行くだけの力はなかったよ。だから、とにかくスムースに走ることだけを心がけた。なぜならプッシュすればするほど遅くなってしまうんだから。それでも結果としてポイントを獲得してランキングをひとつ上げることができた。これから数週間はゆっくり休んで、シーズン後半戦に臨みたい」

9. エクトール・バルベラ Ducati +51.549

「今日のレースは、変なレースだった。ファクトリー・ドカティについていき、自分の目標は達成できると思っていた。しかしながら、リアのグリップが不足しているのを感じ始めました。僕は、リアにソフトタイヤを履いていた。良くない状況がいくつかあり、原因はよくわからない。ヴァレンティーノとニッキーが、僕から逃げて行った時も、2周の間に1秒以上失っていた。その後、パワー重視のエンジンマッピングに変更し、マシンを無理やりねじ伏せて走った。だから、10週もすると肩が疲れてしまった。レースは、プラクティスの時ほど良い結果とはならなかったが、それでも9位で終える事ができた。ポジティブに考えれば、良いリザルトだと言える。しかしながら、もっといい結果を得られたはずなので、少々残念に思っている。」

10. 青山 博一 Honda +1'08.850

「スタートしてから、エリアスとカピロッシを抜くのに時間がかかり、その間に前との間隔が開いてしまいました。それから単独走行になってしまいましたが、最後までペースをキープできました。前回のドイツは後半、ペースを落としたので、その点ではよかったと思います。しかし、32周は長く感じました。体力的にも厳しかったです。今日はフロントにハード、リアにソフトを選択しましたが、タイヤはよく機能していました。ラグナセカは初めてのサーキットで難しかったです。路面がバンピーだったことで、攻略に時間がかかってしまいました。チェコGPまで2週間休めるので、身体をしっかり直して後半戦に挑みたいです」

11. カレル・アブラハム Ducati +1'09.132

「レースがスタートし、1コーナー進入まで、あまり良い状況ではなかった。そして、バルベラに追いついたときにリアのサスペンションに不具合が出てきた。青山の0.282秒後にフィニッシュした事には、少し残念に思っていますが、結果には満足しています。次は、ホームグランプリなので、とても楽しみにしている。多くのファンがブルノサーキットに来てくれて、僕の力になってくれる事を信じています。」

12. ロリス・カピロッシ Ducati 1 Lap

「今回のレースはギャンブルだったね。ドイツでは、数周しか走れなかったが、肩の状態が悪く、残念な結果となった。そして、ラグナセカで走る決断をした。とにかく、目標は、レースを完走する事。プラクティスでも、苦労していたので、難しいレースとなるのは分かっていた。リザルトは、良くないですが、レースを走り切るという目標を達成できたので、満足しています。次のブルノでは、体調を完全に戻すことにトライしなければいけない。ブルノは好きなトラックのひとつだし、良いポジションで戦う事ができる事を証明したい。」

13. トニー・エリアス Honda 1 Lap

「ウオームアップでリアのセッティングを変更して、とてもフィーリングがよくなりました。スタートもよかったです。しかし、グリッドが後ろだったので、苦しいレースになりました。序盤は混戦の中でワイドになって遅れ、そのあと、フロントを失ってグラベルに飛び出してさらに遅れてしまいました。幸いにも再びコース上に戻ることができましたが、思うようにペースを上げることができませんでした」

RT. アルバロ・バウティスタ Suzuki 19 Laps

「週末を通してとにかく一生懸命取り組んだが、転倒リタイヤという残念な結果になった。 前回のドイツGPのようなフィーリングで走ることができれば必ず良い結果につながると思い、昨年のこのレースとはまったく異なるセッティングを試行錯誤した。それほどにドイツGPでの感触はこれまでで一番良く、セッティングも順調に進んでいると思った。今回の反省点は金曜と土曜の午後、フロントにソフトタイヤを試してみなかったことだろう。 ハードタイヤも悪くはないのだが、コーナリングに少し不安があった。単にグリップの問題というよりは、全体のフィーリングに関する不安だ。結局決勝もハードタイヤで走ったが、ソフトタイヤを履くべきだった。スタートは上手くいって、追い上げはなかなか思うようにいかなかったものの、1ラップ目で1台パスした。それからさらに何台かパスして、6位争いのドゥカティ2台の後につけたけど、2台とは少し距離があったから捕まえるまで少し苦労した。自分としては調子も良かったし、マシンも仕上がっていたので思いきり攻めていったが、突然フロントが抜けてクラッシュした。そのコーナーには前の周回と同じラインで同じスピードで侵入しただけに、何事が起こったのか一瞬驚いた。それでも、クラッシュ前は6位争いをして、レース内容もマシンも決して悪くはないので、その点では満足している。すべてが順調に行けば必ず上位を狙える。次のレースまでは少し間があくので、しっかり休養とパワーチャージをおこない、ブルノには万全の体制で挑みたい。」

RT. ベン・ボストロム Honda 24 Laps

「スタートはよく、そのあとも気持ちよく走ることができました。実際にプラクティスよりも1秒速いタイムを刻めたし、いいレースができると思いました。しかし、フロントのフィーリングが悪くなり始めて、グラベルに飛び出してしまいました。それでコースに復帰するのに30秒ロスしてしまいました。再び走り始めましたが、1コーナーでフロントに同じ問題が出たので、ピットに戻ることにしました。残念な結果でしたが、すばらしい経験をさせてくれたチームに感謝したいです」

RT. マルコ・シモンチェリ Honda 26 Laps

「残念なレースでした。転ばなかったら、ペドロサに届いたかどうかは分かりませんが、少なくとも、ドヴィツィオーゾとスピーズとはバトルできたと思います。今回は3日間を通じてマシンの状態がどんどんよくなっていました。しかし、決勝ではフロントにちょっと不安があり、最初は7コーナーで転びそうになり、その数周後に、8コーナーで転んでしまいました。本当に悔しいレースでした。しかし、気持ちを切り替えて、後半戦のブルノに挑みたいです」

RT. カル・クラッチロー Yamaha 29 Laps

「第2コーナーでフロントが切れ込んでしまった。これは、このところ何回か経験した状況ととてもよく似ているんだ。午前中のウォームアップのときは涼しくて調子も良かったんだけれど、午後になって路面温度が上がってくると、たちまち問題が出てしまう。不思議なことに、それはコーナーだけで起こるんだけれどね。いいペースが出ていただけに悔しいよ。
バウティスタは僕を振り切るほどの速さはなかったのに、そのあとすぐにバレンティーノやニッキーに追いついていった。つまり僕もあのまま行っていれば、彼らとバトルができたはずなんだ。完走できなかったことが、とても残念。チャンピオンシップのためには大きな痛手だ。でも転倒は僕だけではなかったところを見ると、みんなが限界ぎりぎりまで攻めていたんだと思う。このような結果になったけれど、僕は今回もまた多くのことを学ぶことができた。マシンも着実に良くなっている。このあとは、いくつか走ったことにあるコースもあるので、そのなかでシーズン序盤のような好調を取り戻したい」





ポイントスタンディング(ライダー)

1 ケーシー・ストーナー  HONDA  193
2 ホルヘ・ロレンソ  YAMAHA  173
3 アンドレア・ドヴィツィオーゾ  HONDA  143
4 ダニ・ペドロサ  HONDA  110
5 ヴァレンティーノ・ロッシ  DUCATI  108
6 ベン・スピーズ  YAMAHA  98
7 ニッキー・ヘイデン  DUCATI  94
8 コーリン・エドワーズ  YAMAHA  67
9 青山博一  HONDA  63
10 マルコ・シモンチェリ  HONDA  60
11 エクトール・バルベラ  DUCATI  56
12 カレル・アブラハム  DUCATI  46
13 アルバロ・バウティスタ  SUZUKI  39
14 トニ・エリアス  HONDA  38
15 カル・クラッチロー  YAMAHA  34
16 ロリス・カピロッシ  DUCATI  26
17 ランディ・ド・ピュニエ  DUCATI  15
18 ジョン・ホプキンス  SUZUKI  6
19 秋吉耕佑  HONDA  3


ポイントスタンディング(コンストラクター)

1 ホンダ 235
2 ヤマハ 204
3 ドゥカティ 117
4 スズキ 45




監督クラス




ウィルコ・ズィーレンベルグ (ヤマハ・ファクトリーチーム・マネジャー)

「ホルヘは見事なレースで20ポイントを獲得した。もちろん優勝を期待したが、昨日の転倒のことを考えれば、今日の32ラップは体力的にかなり厳しいものだったと思う。そのなかでこうして20ポイントを手にしたのだから上々の出来と言えるだろう。このあとしばらく休むことができるので、次のブルノまでに万全の状態に戻し、またケイシーに挑んでいきたい」

マッシモ・メレガリ (ヤマハ・ファクトリーチーム・ディレクター)

「貴重なポイントを獲得することができた。ホルヘの今日のコンディションを考えれば、2位は可能な限り最高の成績だ。しかもこれがチャンピオンシップにとって非常に重要な意味を持つ。ベンのほうは残念ながら、バレンティーノのうしろで長く時間をかけ過ぎてしまった。やっと前に出たときには、すでに前のグループから離されてしまっていたのだ。でもそのあとも懸命に頑張ってドビジオーゾをとらえ、ランキングの上でも良い結果となった。我々は早くも、次のブルノを楽しみにしている。今回もチーム全員でハードに仕事に取り組み、ここラグナセカで、グランプリ参戦50周年を祝って特別な時間を過ごすことができた」

エルベ・ポンシャラル (モンスター・ヤマハ・テック3チーム監督)

「コーリンは非常に力強いレースを見せてくれた。決してあきらめずにハイペースをキープし、リズムもとても安定していて、終始ドゥカティー・ファクトリーとほぼ同等の速さを見せた。そして貴重なポイントも獲得した。彼はスタート前のグリッド上で、私に何を期待しているかと聞いてきたので、8位を獲得できたらハッピーだと答えた。なぜなら、今回はずっと厳しい戦いが続いていたのだから。だから今日の彼のパフォーマンスには大いに満足している。
その一方で、カルのほうは非常に残念な結果になった。スタートも良かったし、序盤からペースを上げていたのに、早々に転倒してしまった。モトGP参戦1年目のカルにとっては、多くの経験を積み、多くのことを学ぶべきシーズンなので、序盤での転倒はもったいないことだとも思う。来シーズンにつなげるための、得られたはずのデータも失ってしまったのだからね。私としては、彼に完走してもらいたかった。そしてポジティブな気持ちで休暇を迎えて欲しかったのだ。
ここまで厳しい連戦が続いたが、ようやく短い夏季休暇に入る。明日はチーム全員でコーリンの‘ブート・キャンプ’へ行く予定になっていて、とても楽しみにしている。みんながバッテリーをフル・チャージして、次のチェコに戻ってくることになるだろう」

辻 幸一 (ヤマハ・MS開発部 MotoGPグループリーダー)

「ポールポジションからスタートしたロレンソ選手が32周のレースの2/3をリードしましたが、残念ながら最終的に2位でチェッカーを受けました。相棒のベン選手は持ち前の粘り強い走りを見せ、最後にポジションを1つ上げて4位でのフィニッシュとなりました。チャンピオンシップポイントは20ポイント差に広がってしまいましたがまだ挽回するチャンスは十分にあります。Tech3チームのコーリン選手はベテランらしい走りを見せ8位、カル選手は残念ながらリタイアとなってしまいました。モトGPのレースは短い夏休みをはさんで8月中旬から後半戦となります。新たなな気持ちで残り8戦に臨むつもりです。引続き皆様のご声援を宜しくお願いします」

中本修平 (Repsol Honda Team チーム代表)

「ケーシーは今回、あまりいい状態ではありませんでした。しかし、決勝に向けて試したことが悪くなく、それでペースを改善することができたようです。しかし、今日の優勝はライダーのがんばりがあったからこそ達成されたと思います。ダニは、マシンの状態はよかったのですが、さすがにこのコースはフィジカル面で厳しく、ケガの影響、そしてトレーニング不足が影響しました。腕上がりもあって、アクセルとブレーキのコントロールが完全ではありませんでした。後半戦までの数週間、しっかり身体を直して決勝に挑んで欲しいです。アンドレアも悪くありませんでしたが、いくつかのコーナーでうまく走れず、その遅れを取り戻すのに体力を消耗してしまったようです。今回はケーシーが優勝、ダニが2位になれなかったのは残念ですが、後半はこの2人で1-2のレースをしていきたいです」

ポール・デニング (スズキ・チーム、マネージャ)

「今日の結果はスズキ、リズラ、チームの皆、アルバロとすべての関係各所にとって、とても残念である。しかし、12番グリッドからのレースが容易なものではないことは明らかであり、スタート後の数ラップについては非常に期待できる走りであった。、確実な追い上げをして、ドゥカティ2台との6位争いまで行った展開は評価できる。実際、その時のアルバロのラップタイムは、4位争いをしていたドヴィツィオーゾやスピーズとほとんど同タイムであり、結果的にクラッシュはあったものの、次のレースにつながる確かな手応えもあった。ブルノはアルバロとジョンの2台体制となるので、良い結果を目指して精一杯取り組みたい。」

ヴィットリアーノ・グアレスキ (Ducati MotoGP Team Manager)

「チームスタッフ全員と2人のライダーには、週末を通してのハードワークに対して礼を言いたい。それぞれのクルーは、バレンティーノとニッキーにGP11とGP11.1の2台のマシンを準備し、どちらのマシンも乗れるように休みなしで働いてくれた。これは大変な努力で、オフィスで働くエンジニアたちのために大量のデータを集めることができた。私たちはバレンティーノと協力し、将来に向けてのマシン作りのためGP11.1のセットアップにフォーカスした。バレンティーノは週末を通してマシンを熟成させ、レースでは現在提供できるパッケージの能力を最大限引き出してくれた。ニッキーは2台の比較テストを担当した。ホームサーキットでのレースマシンは、自分がよく知っているGP11をチョイスしたが、GP11.1のアドバンテージも気にいったと言っている。ブルノでは、また新しいマシンをテストしてもらう予定である。」




ブリジストン



山田宏 (モーターサイクルレーシングマネージャー)

「今日のケーシーは非常に印象的な走りで、チャンピオンを獲得した2007年以来となるラグナセカでの優勝を達成しました。このレースウィークは大勢の方々が観戦に訪れ、3日間で13万6285名という過去最高の動員数を記録しました。アメリカでMotoGPの人気が定着していることを、とても嬉しく感じています。ラグナセカサーキットは、もともとブリヂストンと相性が良く、コンペティション時代の2007年と2008年も表彰台を独占していました。また、今回のレースでは、急遽投入したリア用のソフトコンパウンドタイヤに対して、選手から良い評価を得ることもできて嬉しく思っています。このタイヤは、今後8戦のうち5戦で投入をする予定です」

浜島裕英 (タイヤ開発第2本部フェロー)

「今日のレースでは、前後とも硬めコンパウンドを選択した選手が終始速いペースでラップタイムを刻んでいました。特に、優勝を飾ったケーシーの高水準の安定性は印象的です。決勝中にケーシーが記録したファステストラップは、既存の記録よりも0.3秒ほど及びませんでしたが、総レースタイムで見ると既存の記録を2.7秒更新しています。これは、今年のタイヤが安定性と耐久性で優れていることの、何よりの証拠といえるでしょう。ケーシーが記録したファステストラップ、1分21秒673は3周目のタイムですが、29周目でも1分21秒865というタイムを維持していました。この数字にも、タイヤの優れた耐久性があらわれていると思います。また、今回のレースウィークでは、柔らかめコンパウンドも優れた性能を発揮しました。このタイヤは、特に午前中の冷えた状況下で良好なウォームアップ性能を発揮することを狙って投入したものですが、12名の選手が決勝レース用に選択し、このタイヤでベンは4位に入りました。全レース距離でのパフォーマンスに満足しているのは勿論ですが、今回のレース用にリアタイヤの選択を見直して投入した我々の意志決定も正解だったことが証明されたので、嬉しく思っています」



MotoGP : 第10戦 アメリカ 決勝

2011-07-25 08:09:03 | MotoGP WSB BSB JRR
U.S. GRAND PRIX

Mazda Raceway Laguna Seca



2011 MotoGP 第10戦 アメリカGP 決勝



■開催日:2011年7月24日(日)決勝結果
■開催地:カリフォルニア州/ラグナセカスピードウエイ(3.610km)
■観客数:52,670人
■周回数:32周(115.52km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:23度
■路面温度:44度
■PP:PP:J・ロレンソ(1分21秒202/ヤマハ)
■FL:C・スト―ナー(1分21秒673/ホンダ)






MotoGP RACE



気温23度。路面温度44度のドライコンディション。

ケーシー・ストーナーが、終盤にスパートをかけて優勝。今季5勝目を飾った。

レースは、ポールポジションスタートのロレンソが、ホールショットを奪い、そのまま終盤までトップで主導していたが、残り6周となった27ラップ目の1コーナーで、ストーナにパスされて2位となった。最後はストーナーを追撃する余力もなく、5.634秒差の独走を許す結果となった。

3位は、ペドロサ。中盤までトップのロレンソを追う2番手につけていたが、徐々に後退。18周目にストーナーにパスされ、3位となった。

4位争いは、ドヴィチオーゾとスピーズで争われた。スタートで出遅れたスピーズだったが、4位走行のドヴィチオーゾに追いつき、残り3周でパス。追撃を振り切って4位となった。
ドヴィチオーゾが、5位。

ロッシ、ヘイデン、エドワーズ、バルベラが、続いた。

青山博一は、アブラハムを最終ラップでパスし、トップ10に入った。

11位、アブラハム。12位、カピロッシ。13位、エリアス。

バウティスタ、シモンチェリ、クラッチローは、転倒リタイア。
ワイルドカード参戦のベン・ボストロムは、マシントラブルでリタイヤとなった。

ランディ・ド・ピュニエは、予選の転倒の際、腰椎骨折の負傷により、決勝レースをキャンセルした。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのストーナーとロレンソとの差が、20ポイント差に広がった。ランク3位はドヴィチオーゾ。ランク4位にペドロサが上がった。




1. ケーシー・ストーナー ( AUS ) Repsol Honda Team Honda 43'52.145
2. ホルヘ・ロレンソ ( SPA ) Yamaha Factory Racing Yamaha +5.634
3. ダニー・ペドロサ ( SPA ) Repsol Honda Team Honda +9.467
4. ベン・スピーズ ( USA ) Yamaha Factory Racing Yamaha +20.562
5. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ( ITA ) Repsol Honda Team Honda +20.885
6. ヴァレンティーノ・ロッシ ( ITA ) Ducati Team Ducati +30.351
7. ニッキー・ヘイデン ( USA ) Ducati Team Ducati +31.031
8. コーリン・エドワーズ ( USA ) Monster Yamaha Tech 3 Yamaha +45.502
9. エクトール・バルベラ ( SPA ) Mapfre Aspar Team MotoGP Ducati +51.549
10. 青山 博一 ( JPN ) San Carlo Honda Gresini Honda +1'08.850
11. カレル・アブラハム ( CZE ) Cardion AB Motoracing Ducati +1'09.132
12. ロリス・カピロッシ ( ITA ) Pramac Racing Team Ducati 1 Lap
13. トニー・エリアス ( SPA ) LCR Honda MotoGP Honda 1 Lap

RT. アルバロ・バウティスタ ( SPA ) Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 19 Laps
RT. ベン・ボストロム ( USA ) LCR Honda MotoGP Honda 24 Laps
RT. マルコ・シモンチェリ ( ITA ) San Carlo Honda Gresini Honda 26 Laps
RT. カル・クラッチロー ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 29 Laps

Weather Conditions:

Track Condition: Dry / Air: 23º / Humidity: 39% / Ground: 44º

Records:

Pole Lap: Jorge LORENZO 1'21.202 160.0 Km/h
Fastest Lap: Lap: 3 Casey STONER 1'21.673 159.1 Km/h
Circuit Record Lap: 2010 Casey STONER 1'21.376 159.7 Km/h
Best Lap: 2008 Casey STONER 1'20.700 161.0 Km/h

2010 German Grand Prix (July 17):

Pole position :   Jorge Lorenzo ESP Fiat Yamaha 1m 21.817s
Fastest race lap :  Dani Pedrosa ESP Repsol Honda 1m 21.882s




MotoGP : 頑張れ!日本ヘルメット

2011-07-24 11:41:23 | MotoGP WSB BSB JRR


スズキのファクトリーライダー、アルバロ・バウティスタが、ラグナセカにスペシャルヘルメットを投入する。

バウティスタは、日本へのサポートの意思を示す為に、 'Ganbare Nippon' ヘルメットを投入。

デザインは、日の丸をベースに、グランプリ開催14カ国の国旗と「頑張れ!日本」と日本語でペイントされている。

このヘルメットは、インディアナポリスでも使用され、そのレース後に競売にかけられる。

競売で得られた資金は、復興支援のために被災地へ寄付されることになる。