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BSB 第3戦 オールトンパーク 予選

2010-05-03 10:09:52 | BSB 2010






BSB : Oulton Park


Qualifying times


1. Tommy Hill GBR Worx Crescent Suzuki 1m 35.214s
2. Stuart Easton GBR Swan Honda 1m 35.608s
3. Michael Rutter GBR Ridersmotorcycles.com Ducati 1m 35.622s
4. Josh Brookes AUS HM Plant Honda 1m 35.947s
5. Alastair Seeley GBR Relentless by TAS Suzuki 1m 36.113s
6. Ryuichi Kiyonari JPN HM Plant Honda 1m 36.224s
7. Yukio Kagayama JPN Worx Crescent Suzuki 1m 36.359s

8. John Laverty GBR Buildbase Kawasaki 1m 36.412s
9. Michael Laverty GBR Relentless by TAS Suzuki 1m 36.582s
10. Tommy Bridewell GBR Quay Garage Honda 1m 36.790s

11. Ian Lowry GBR Motorpoint Yamaha 1m 36.574s
12. Dan Linfoot GBR Motorpoint Yamaha 1m 36.704s
13. Christian Iddon GBR Sorrymate.com SMT Honda 1m 36.745s
14. Chris Walker GBR MSS Colchester Kawasaki 1m 36.756s
15. Martin Jessopp GBR Ridersmotorcycles.com Ducati 1m 36.883s
16. Gary Mason GBR MSS Colchester Kawasaki 1m 36.929s
17. Peter Hickman GBR Ultimate Racing Yamaha 1m 37.513s
18. Adam Jenkinson GBR Buildbase Kawasaki 1m 37.576s
19. David Anthony AUS MIST Suzuki Racing 1m 38.402s E
20. Hudson Kennaugh RSA MAR Kawasaki 1m 40.702s E

21. Tom Tunstall GBR Doodson Motorsport Honda 1m 38.606s
22. Alex Lowes GBR Redline KTM 1m 38.661s E
23. Craig Fitzpatrick GBR Close Print Finance Honda 1m 38.981s E
24. Aaron Zanotti GBR Red Viper Spike Suzuki 1m 39.434s E
25. David Johnson GBR TwoWheelTuning.com Suzuki 1m 39.452s
26. Gary Johnson GBR AIM Suzuki 1m 39.697s E
27. Chris Burns GBR Splitlath Aprilia 1m 40.113s E
28. Pauli Pekkanen FIN 777 RR Motorsport Suzuki 1m 40.340s E
29. Guy Martin GBR Wilson Craig Racing Honda 1m 41.411s
30. Peter Ward GBR Astro-Chase SST Racing Kawasaki 1m 41.551s E
31. Michael Howarth GBR Magic Bullet Two Wheel Suzuki 1m 42.013s E


32. Michael O'Brien GBR Motomob/O'Brien Hifi 1m 42.495s E
33. Joe Burns GBR Splitlath Aprilia 1m 43.658s E
34. Steve Brogan GBR Jentin Racing BMW No time E

* E denotes Evo class entrants



月曜日がイギリスの祝日になるので、決勝も月曜日です。



MotoGP : 第2戦 スペイン アフターザフラッグ

2010-05-03 09:05:35 | MotoGP 2010




MotoGP 第2戦 スペインGP 決勝 コメント



■開催日:2010年5月2日(日)決勝結果
■開催地:スペイン/ヘレスサーキット(4.423km)
■周回数27周(119.421km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:27度
■路面温度:44度
■PP:D・ペドロサ(1分39秒202/ホンダ)
■FL:D・ペドロサ(1分39秒731)








RIDERS COMMENT


MotoGP





1位 ホルヘ・ロレンソ Yamaha 45'17.538

「地元スペインのモトGPで優勝するのがずっと夢だったんだ。そして今日、どんなことも起り得るということがわかったよ! スタートで遅れてしまったし、序盤はなかなかペースが上げられなかったから、本当に厳しい戦いだった。自分で自分を追い詰めてしまったんだ。それでも何周かするうちにフィーリングが良くなってきて、そのあとはまるで鬼みたいに必死でトップを目指していったんだ。バレンティーノをパスしたあとも、これで手を緩めてはいけないと思っていた。どんなに難しくても途中であきらめるなんてできないから、勝つためにすべてを賭ける。それしか考えられなかったんだ。ダニとのバトルは白熱し過ぎて、一緒に転倒してしまいそうになったので、一度引いて、もう一度、しかも最終ラップでやり直さなければならなかった。もちろん、そんなことをしなくても淡々と優勝できれば一番いいんだけれど、終盤の戦いはそんなわけにはいかなくて、毎ラップ全力を賭けなければならない。木曜日にサーキットに入ったときに真ん中に池があるのを見て、ここに飛び込んだら面白いだろうな、ファンたちも喜ぶだろうなと思っていたんだ。でも実際にやったら、濡れたレザースーツがこんなに重いなんて知らなくて、しばらくはもう上がれないんじゃないかと思ったほどだよ。とにかく今日は素晴らしい一日になった。スペインのファンの前で、この魅力的な場所で、自分の夢を本当に叶えられたなんて、まだ信じられないくらいだよ」


2位 ダニ・ペドロサ Honda +0.543

「今日はトップを走れたし、もう少しで優勝することができた。最終的に2位だったが、この結果に正直驚いている。しかし、こうして地元のグランプリで表彰台に立てて、本当にうれしい。今日は長い間、レースをリードすることができた。このままトップをキープできるとは思っていなかったが、バレンティーノとのリードを広げることができた。その後、ロレンソが自分より0.5秒くらい速いペースで追い上げてきた。追いつかれないように全力を尽くしたが逃げきることができなかった。優勝できなかったことは本当に残念だが、カタールGPの結果を思えば、とてもよかった。次戦フランスに向けて、明日のテストでも一生懸命がんばらなくてはいけない。今日は、すべての人たちに感謝したい」




3位 ヴァレンティーノ・ロッシ Yamaha +0.890

「あまりうまくいかなかったね。ウイークを通してずっと、自分たちの本来のレースができなかった。まず肩の問題、それからマシン、そして今日の決勝でも3位が精一杯だった。スタートは絶好で、タイヤが新しいうちはペースも良かったからダニについていくことができたけれど、そのうちにスライドがひどくなってしまったので、あとは安全に走りきることしかできなかったんだ。それでも僕自身としてはミスもなかったし、この状況のなかではよく頑張ったと思っている。そして貴重な16ポイントを獲得できたことは良かったと思うよ。そういうわけで、僕はスペイン人ライダーふたりのパーティーを最前列で見ることになったんだけれど、そこに僕が入れなかったのはとても残念。今日のホルヘは本当に素晴らしかった。地元ファンにとっては最高のプレゼントになっただろうね。僕のほうは、コスタ医師とそのスタッフたちに感謝。それからイタリアで肩の治療をしてくれたみんなにお礼を言いたい。次のル・マンまでには完全に治っているはずだから、楽しみにしているよ」



4位 ニッキー・ヘイデン Ducati +9.015

「4位は酷くないけど、最後まで表彰台争いにトライするために、上位陣との接触を維持したかった。9秒差だから嬉しくないけど、僕たちは強固なベースを築こうトライしていることを考慮しないと。
チーム、バイク、全てが良かったけど、レースでは、あとコンマ2秒足りない。カタールのようにうもう少し何かできると思っていたけど、そうならなかった。僕たちはドゥカティのファクトリーチーム。4位で喜ぶことはない。」





5位 ケーシー・スト―ナー Ducati +10.034


「パフォーマンスに満足しない。グッドな週末のスタートを切ったが、セッティングを良くして行くことができなかった。転倒を喫して、方向性を失ってしまった。
レースではあまり良いスタートではなかったけど、序盤はすごく快適だった。ニッキーに近づいたときに、フロントのコントロールを失い、転びそうになった。もう一度プッシュしたけど、フロントから2度も転びそうになり、信頼感を失い、ホルヘに簡単に抜かれてしまった。そこからは、可能な限りのポイントを稼ぐことだけを考えた。明日のこのレスポンスを探すつもりだ。」



6位 アンドレア・ドビツィオーゾ Honda +23.144

「スタートもよくて、序盤に何台かパスして6番手に上がることができた。リズムよく乗れたし、ペースも悪くなかったのだが、前を走る選手たちには届かなかった。その後、グリップが低下して厳しい走りになった。電子制御をうまく働かせる必要があったのだが、思ったように走れなかった。昨年に比べたらはるかにペースはよかったのだが、6位に終わって本当に残念だった。明日は、新しい車体のテストに取り組む。今日のダニは、すばらしい速さだった。次戦フランスGPに向けて全力を尽くしたい」



7位 ミカ・カリオ Ducati +34.489

「私にとってMotoGPで最も良いレースのひとつとなりました。スタートも良く、速いグループについていけました。最初のラップで差を詰めることができ、4つポジションを上げました。周回ごとのマシンが良くなり、ラップタイムが向上していきました。シモンチェリやメランドリ、ド・ピュニエと楽しいバトルでした。最後の4週は7番ポジションを維持するため懸命に戦い、グループの先頭で終えることが出来ました。今週末、チームと技師たちは常に私を支え続けてくれました。リザルトにとても満足しています。」




8位 マルコ・メランドリ Honda +34.687

「カタールより格段にいいレースだったが、序盤にペースを上げられなかったのは残念だった。ブレーキングの安定性がよくなくて、全体的なフィーリングもよくなかった。その後、フィーリングが戻ってペースも上がり、ミカ・カリオ(ドゥカティ)とのバトルになった。7位でチェッカーを受けたかったが、カリオの方が加速がよく、その差をブレーキングで縮めることができなかった。しかし、カタールより格段に前進することができた。次のフランスGPがすごく楽しみだ」




9位 ランディ・ド・ピュニエ Honda +36.160

「もう少し上の順位を狙っていたので、今日の結果にはがっかりしている。今日はスタートがうまくいかず、オープニングラップに12番手まで順位を落としてしまった。その後、集団の中で走ることになったが、全員が同じラップで周回するという厳しいレースになった。そのうち、フロントの安定性がなくなって、ペースを落としてしまった。予選が6番手だったので、6位でチェッカーを受けたかった」




10位 アルバロ・バウティスタ Suzuki +36.791

「(開幕戦でDNFだったので)ようやく今季初レースを走りきった。今日はスタートも良くなく、さらにマシンが本調子ではなかったので、最高のレースができたとは言えない。というのは、コーナリングでマシンが押し出されるように流れてしまって思い通りのライン取りができず、練習の時のように走れなかった。マシンの状態は完全ではなかったが、とにかく最大のマシンポテンシャルを引き出そうと頑張って追い上げて、7番手から12番手までの6台の中に入り込み、最後は10位まで追い上げることができてよかった。自分としてはもっとレースを楽しみたいのだが、MotoGPでの経験もまだ少ないし、マシンについてももっと入念にセッティングしなければならない。良かったり悪かったりという波が大きいので、悪いところは常に改めるよう取り組まなくてはと思う。明日はここで充分なテストをおこなって、GSV-Rを楽しんで乗れるように解決策を究明したい。今日の10位の結果はまずまずだったし、自分でも嬉しい。けれど、マシンが練習時と同じように走っていたらもっと良い結果を出すことができた。チーム全体が一丸となって取り組んでいるのは本当に素晴らしい。チームスタッフ全員に、そしてスズキ、リズラ、応援してくれるすべての人に心から感謝している。」




11位 マルコ・シモンチェリ Honda +37.155


「今日はスタートもよくて、メランドリ、カリオ、エドワーズ(ヤマハ)、スピーズ(ヤマハ)、デ・ピュニエ、バウティスタ(スズキ)とバトルすることができた。最終的にエドワーズの前でフィニッシュしたが、前回のカタールとはまるで違うレースになった。とくにレース序盤はペースも速く、いい走りができた。タイヤが滑り始めてからポジションを落とし、11位となったが、今日のレースは次戦につながると思う」



12位 コーリン・エドワーズ Yamaha +38.260

「ヘレスでは以前に一度だけ、いいレースができたことがあったと思う。そして今回はそうはならなかったというわけ。今回はプラクティスからずっと調子が上がらなくて、マシンのフィーリングがつかめず、本来の速さも出し切れなかった。今日もスタート直後からリア・グリップに問題があって、フルバンクでタイヤに荷重をかけることができなかったんだ。それがフロントのほうにも影響してしまったようで、マシンのバランスもうまくとれなくなってしまった。セッティングはまるで違うのに、症状は前回のカタールとまったく同じ…。僕はレースがしたいだけなのに、今日はただ走って、苦しんだだけだったよ。次のル・マンは、僕ともヤマハとも相性がいいから、今はただそれだけを楽しみにしている」



13位 エクトール・バルベラ Ducati +38.371

「かなり難しいレースとなりました。最初の数ラップをもっと速く走らなければいけません。今日はカタールと同じ状況が起こってしまいました。マシンに信頼感が得られず、転びたくなかったのでプッシュ出来ませんでした。今はMotoGPを学ぶ為にも完走することが大事でした。今朝のウォーミングアップ後にフロントサスに小さな変更を行いましたが、上手くいきませんでした。マシンに安定性が無く乗りにくかったので、最初のラップは慎重にならざるを得なかった。また、スロットルの開け始め、特に高速コーナーや直線に出るときに多くの問題が出ていました。5ラップ程すると一貫したペースを掴むことが出来、最後は13番目で終えました。もっと良い結果を得られたはずなので、13位のリザルトには満足していません。明日のテストで、いろいろ試して問題を解決したい。」



14位 青山 博一 Honda +1'02.052

「スタート自体はそれほど悪くなかったのだが、今日は周りが速くて出遅れてしまった。その後、8コーナーでバルベラがアウトからかぶせてきてぶつかりそうになった。それを避けるためにコースアウトしなければならなかった。スピードが出ていたのでグラベルで転びそうになった。今日は、転ばずにコースに復帰できたのはラッキーだった。最後まで走ることができたけれど、ずっと単独で走っていたので、レースについてコメントすることはあまりない。今日は、ウオームアップがすごくよかっただけに、悔しいレースだった」




15位 アレックス・エスパルガロ Ducati 3 Laps

「スペインでの最初のレースだったので、もっと良い成績を得たかった。望んでいたレースでは無かったので、残念です。
グリップに少し問題があり、気がつくと最初のコーナーで最下位になっていました。その後、いくつかポジションを挽回しましたが、4ラップ目にブレーキペダルに不具合を感じました。私はマシンを走らせ続ける為、確認のためボックスに戻りました。ペダル交換で数分失う事になりましたが、自分の真価を証明する為にコースに戻る事にしました。しかし、再びマシンの調整の為にピットボックスに戻らなければなりませんでした。
最初のレースで数ポイントを得ましたが、多くありません。次のグランプリでもっと良い成績を望んでいます。」




リタイア ベン・スピーズ Yamaha 20 Laps

「レースでは起こり得ること。でもここまで懸命にコースを覚え、マシンを作り、それにつれてタイムも上がってきていただけに残念な気持ちだよ。モンスター・ヤマハ・テック3のみんなはとても頑張ってくれたけれど、今日はなぜかフロントに違和感があった。原因はまだわからないが、これからデータを分析してみれば明らかになってくるだろう。とにかくマシンが今までのように反応してくれなかったことが残念。好スタートからストーナーの後ろにつけたけれど、その頃からすでに問題は始まっていたんだ。僕としては何とかそれをうまくコントロールしようと頑張ったんだけれど、結局、ポイント獲得も無理そうになったし、このまま走り続ければ転倒のリスクもあると思ってリタイアすることにした。せめてもの救いは、好成績につながるスピードは十分にあったということ。それに今回もまた多くのことを吸収できたということだ。だから次のル・マンでは本来のポテンシャルをお見せできるように頑張るよ」



リタイア ロリス・カピロッシ Suzuki 25 Laps

「午前中のウォームアップ走行時にマシンセッティングを変えたことで、午後の決勝には自信を持っていた。スタートから積極的に出ることができ、良い感じで前のライダーに追いつき、マシンの状態も良かったのだが、3周回目で転倒してしまった。最終コーナーに入り、普通にブレーキングをして車体を倒しこんだ時にいきなりフロントが滑った。なぜそうなったのか自分でもわからない。再スタートをきろうとしたがエンジンが止まっていて、リタイヤせざるをえなかった。セッティングを変えてこういうことになり、関係者の皆さんには本当に申し訳ないと思うし、これからどうすべきかについてはもちろんよく解っている。決して転倒はしたくはないが、それでも時々起こりうることをお詫びしたい。明日のテストでは、今回のレースの課題に取り組み、さらに戦闘力をアップするよう努力したい。」




RIDERS RANKING

1 ホルヘ・ロレンソ Yamaha 45
2 バレンティーノ・ロッシ Yamaha 41
3 ダニ・ペドロサ Honda 29
4 アンドレア・ドビツィオーゾ Honda 26
5 ニッキー・ヘイデン Ducati 26
6 ランディ・ド・ピュニエ Honda 17
7 コーリン・エドワーズ Yamaha 12
8 ケーシー・ストーナー Ducati 11
9 ベン・スピース Yamaha 11
10 マルコ・メランドリ Honda 11
11 マルコ・シモンチェリ Honda 10
12 ミカ・カリオ Ducati 9
13 青山 博一 Honda 8
14 ロリス・カピロッシ Suzuki 7
15 エクトール・バルベラ Ducati 7
16 アルバロ・バウティスタ Suzuki 6
17 アレックス・エスパルガロ Ducati 1





Moto2クラス



1位 トニー・エリアス モリワキ 29'58.726

「ホームGPで優勝することができて本当にうれしい。自分にとっても、チームにとっても、大きな勝利だった。前回のカタールGPは、体調が万全ではなく、厳しいレースだった。バイクのセットアップも完ぺきではなかったが、今回はいくつかの問題を解決できたし、ペースもよかった。MotoGPクラスでは、06年のポルトガルでも優勝しているが、それ以来の優勝となる。次のフランスもいいレースが出来るように頑張りたい」



2位 富沢 祥也 シューター +0.190

「最初のレースでコルシと接触して転んでしまい、『しまった』と思ったが、その後、オイルが出てたくさんの転倒者が出て赤旗中断になった。それで再スタートすることができたし、優勝争いにも加われた。最初の転倒でクラッチレバーが半分折れていて、ブレーキングの際のクラッチ操作が難しかった。レース中盤からは、転倒の影響なのか、コーナーの立ち上がりで振られるようになったのも苦しかった。今日は2位になれて本当にうれしい。再スタートに向けてバイクを直してくれたスタッフに心から感謝している」



3位 トーマス・ルティ モリワキ +0.261

「ハードなレースだった。オーバーテイクがたくさんあったけど、すごく楽しかった。
最初のスタートは上手く行かず、その後はクレージーだった。幸運にも再スタートとなり、そのスタートはすごく上手く行き、グループのリーダーにもなれた。バイクのフィーリングが本当に良かったし、このクラスで初の表彰台を獲得できてハッピーだ。チームのみんなが懸命に働き、彼らに表彰台をもたらすことができてハッピーだ。」



4位 高橋 裕紀 テック3 +0.558

「赤旗中断になったときの多重クラッシュは運よく避けられた。再開後のレースでは、トップ集団でレースを戦えたが、1台で走っているときと違って、ほかの選手たちとライン取りやタイムの稼ぎどころが違って、自分の走りができなかった。今日のレースは、そういう意味で、たくさんのデータを収集できた。自分たちの足りない部分もクリアになった。次のルマンでは表彰台、優勝を狙える走りをしたい」


5位 シモーネ・コルシ TSR +1.449








125ccクラス



1位 ポール・エスパルガロ Derbi 41'36.146

「信じられない!ファンはこれまでにない以上に応援してくれ、各コーナーで彼らの声が聞こえた。ライダーとしては、これは最高のシチュエーションだ。もちろん、優勝はそれ以上にナイスだ。レースは、タイヤが終盤に入って、ギリギリな状態になることを覚悟していたから、最初からプッシュして、消耗するまで全ての可能性に賭けることに決めていた。この目標を達成するために、僕たちは全てを尽くした。チームもバイクもグレートなレベルだ。あとは、各レースでハードにバトルするだけだ。」





2位 ニコラス・テロル Aprilia +1.886





3位 エステベ・ラバト Aprilia +15.180





4位 ブラッドリー・スミス Aprilia +17.110





5位 小山 知良 Aprilia +25.069

「予選11番手から挽回して、2年振りに5位フィニッシュする事が出来ました!!
日本から応援してくれた皆さん、ありがとうございました!!
前回のレースの反省点をいかして、今回は集団の中で冷静に走ってタイヤを温存・・・!!
後半にかけて集団を離す事が出来て、単独5位でチェッカーを受ける事が出来ました。
へレスサーキットで初めてシングルフィニッシュ出来ました!!
次戦ル・マンも全力で頑張るので、応援よろしくお願いします!!」














監督クラス





D・ブリビオ (ヤマハ・ロッシ・チーム監督)

「バレンティーノの怪我の状態を考えれば、今日の結果は十分に納得のいくものだ。実際のところ、今日は肩の痛みよりもマシンのセッティングのほうに苦しんだようだったのだが、チームはそのなかでもできる限りの仕事をして良い方向へと進めてくれた。その結果として表彰台に上り、16ポイントを獲得できたことに今は満足している。スタートは素晴らしく、その後もしばらくは速かったが、だんだんペースが落ちてきてロレンソやペドロサについていくことができなくなってしまった。次のル・マンまでの課題ができたわけだが、その頃までにはバレンティーノの怪我も完治しているだろうから不安はない。ホルヘは素晴らしいレースを見せてくれた。彼とそのスタッフを祝福する」


W・ズィーレンベルグ(ヤマハ・ロレンゾ・チーム監督)

「最高の形で優勝することができた。とくに最後の10ラップはギリギリのバトルが続き、本当に見応えある素晴らしいものだった。今回の目標は表彰台に上ることだったが、こうしてそのなかで一番高いところに立ったのだから、これ以上何も言うことはないよ。ホルヘは終盤、本当に速くて僕たちも驚かされたほど。彼がレース終盤になるほど速くなっていくのはなぜなのかと以前から不思議に思っていたのだが、おそらく、彼のライディング・スタイルの特徴と自信によるものなのだろう。スタートがうまくいかなかったにもかかわらず、そのあとはマシンをうまくコントロールしてハイペースをキープした。そして決して最後まであきらめないことで、どんどん良くなっていったというわけだ。今シーズンの目標は依然として変わっておらず、毎回、表彰台を目指すということ。手強いライバルが大勢いることを誰もが承知している。そしてその全員が優勝を狙っているのだから,今日のようなことが簡単に起こるはずはない。そのなかでも我々は常に自分たちのポテンシャルに自信を持ってきたが、今はその度合いがさらに高まっている。ホルヘもチームのみんなも本当によく頑張った」


H・ポンシャラル (モンスター・ヤマハ・テック3チーム監督)

「災難だったとは言わないが、実際のところ、本当に残念な結果になった。ベンがあれだけ素早くコースをマスターしたのを見たときには、とても期待したし、少なくともカタールと同様の5位以内が、今回も非現実的なものではなかったんだ。スタートは良かったが、そのあとは明らかにペースをキープするのに苦しんでいた。そして徐々に離され、結局リタイアを余儀なくされてしまった。そしてピットに戻ってきたときには“フロントの感触がまるでない”と話していたので、これからブリヂストンのスタッフとともにデータをチェックし、トラブルの原因を追求していく。ベンにとっては残念なことだったが、我々はこの結果を受け入れなければならない。コーリンのほうはウイーク中ずっと、マシンにあまり良い感じを持っていなかった。決勝ではいつも通りベストを尽くしてくれたが、やはり望んでいたような結果は得られなかった。彼のマシンについても問題の原因を分析し、次のル・マンに備えたい。何しろル・マンはテック3にとってもモンスターにとっても非常に重要な場所だからね」




中島雅彦 (FIAT YAMAHA TEAM 監督)

「ホルヘが地元ファンの声援を背に、初日から気合の入った走りで、期待に応えてくれました。レース後半のファイトには多少肝を冷やしましたが、見事な追い上げには感服しました。また、トレーニング中の怪我の影響が心配されたバレンティーノでしたが、彼本来の走りが出来ない中で、セットアップに苦慮しながらも、表彰台を確保できたことは賞賛に値する結果です。開幕2連勝となりましたが、ヨーロッパラウンドに入りライバルの攻勢も厳しくなっています。さらに一歩前へ進めるように、気を緩めること無く頑張りたいと思います。応援のほど、よろしくお願いいたします」






山路敏幸 (Repsol Honda Team 監督)

「今日はダニ、ドヴィツィオーゾともにがんばってくれた。ニューシャシーで決勝に挑んだダニは、現状の足らない部分を今日のレースではっきりと見せてくれた。ライバルに比べて明らかに劣っている部分があるので、明日のテストで、その部分を確認して、次に生かしたい。ドヴィツィオーゾは、レースウイークを通じて、トラクションと旋回性に苦しんだ。決勝でも同じ問題を抱えていたし、次のフランスGP以降に向けて改善していきたい。今日のレースは、全体的にひとつのステップを刻めた。開発の方向性は間違えていないことがはっきりしたので、ここから開発のスピードを上げていきたい」




ポール・デニング (スズキ・チーム、マネージャ)


「非常に厳しいレースだったが、アルバロは、かなり後方から追い上げて7位争いの集団に入るという健闘を見せてくれた。マシンの調子に満足していないながらもラップタイムは好タイムをキープしていたし、ラスト2周でエドワードとシモンチェリを抜くなど、大胆不敵かつファイトにあふれた走りだった。10位で初めてのポイントをゲットし、ルーキーライダーとして今日のレースは自信につながると思う。 ロリスについては本当に残念な結果だった。スタートこそ普通だったが、それからあっという間にトップの6台に追いついて、信じ難いあの転倒が起きるまでは、すべてが上手くいっていたようだった。今回のGPで新たなマシンセッティングを施したことが良い結果に結びつくと考えていたが、残念なことに、レース全体を見据えたセッティングになっていなかったということだ。この課題については、明日のテストで解決できるだろう。」




ヴィットリアーノ・グアレスキ (Ducati MotoGP Team Manager)













ブリジストン






山田宏 (モーターサイクルレーシングマネージャー)

「今日のレースは、本当にエキサイティングでした。ホームグランプリでの勝利にかける激しい思いを実現し、劇的な勝利を飾ったホルヘを、まずは祝福したいと思います。一方、ダニは二位に終わりましたが素晴らしいレース運びでした。12万人を越える観客の方々も、きっと大いに満足されたことでしょう。バレンティーノも僅差の3位で、今日のトップ3は800cc時代になってから最も僅差のレースのひとつだったのではないでしょうか。開幕戦と今回の第2戦を見る限り、2010年は素晴らしいシーズンになりそうです。今後の展開が楽しみでなりません」


生方透 (モーターサイクルレースタイヤ開発マネージャー)


「今日のレースでは、ブリヂストンのスリックタイヤは非常によく作動したといえるでしょう。ラップレコードが更新されていることから、グリップレベルが改善されていることがわかります。また、総レースタイムがさらに縮まっていることから、レースディスタンスを通じた安定性と耐久性の向上も見て取れます。通常、タイヤの耐久性とグリップは相反関係にあるものですが、今日のレースではこの双方に改善が見られたので、非常に満足をしています。ラップレコードを更新したダニは、序盤2周目にそのタイムを記録していますが、ホルヘのラスト3周時に自己ベストをマークし、しかもそのタイムはダニと0.3秒も開いていませんでした。これは、耐久性の面でも非常に意義のある数字だと思います」