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WSB test result in Portugal (DAY-2)

2009-01-25 14:27:00 | Superbike 2009
ワールドスーパーバイク テスト二日目 午後セッション 結果 (ポルトガル・ボルチマンサーキット)

テスト二日目は、午前はウェット、午後はドライでの走行となった。

トップは、前日と同じくシェーン・バイン。
2番手、スピアーズ。
新参組が、ワンツーを決めています。
そして、3番手に芳賀。
11番、加賀山。
14番、清成。同じマシンのチェカから1秒差。
17番、中野。チームメイトと同レベルまで持ってきました。トップと2秒弱差。
21番、玉田。


午前のウェットセッションでは、大半のライダーが出走しなかったが、BMWがワンツーでした。
中野が4番手に。しかし、ビアッジは走らず。




TEST RESULT DAY-2

1 67 Byrne S. (GBR) Ducati 1'43.294
2 19 Spies B. (USA) Yamaha 1'43.484
3 41 芳賀紀行. (JPN) Ducati 1'43.487
4 66 Sykes T. (GBR) Yamaha 1'43.546
5 7 Checa C. (ESP) Honda 1'43.657
6 76 Neukirchner M. (GER) Suzuki 1'43.674
7 96 Smrz J. (CZE) Ducati 1'43.767
8 84 Fabrizio M. (ITA) Ducati 1'43.951
9 65 Rea J. (GBR) Honda 1'44.115
10 91 Haslam L. (GBR) Honda 1'44.170
11 71 加賀山就臣. (JPN) Suzuki 1'44.425
12 11 Corser T. (AUS) BMW 1'44.479
13 55 Laconi R. (FRA) Ducati 1'44.546
14 9 清成龍一. (JPN) Honda 1'44.610
15 23 Parkes B. (AUS) Kawasaki 1'44.704
16 53 Polita A. (ITA) Ducati 1'45.108
17 56 中野真矢. (JPN) Aprilia 1'45.179
18 3 Biaggi M. (ITA) Aprilia 1'45.260
19 24 Roberts B. (AUS) Ducati 1'45.278
20 25 Salom D. (ESP) Kawasaki 1'45.393
21 100 玉田誠. (JPN) Kawasaki 1'45.446
22 36 Lavilla G. (ESP) Honda 1'45.672
23 33 Hill T. (GBR) Honda 1'45.679
24 99 Scassa L. (ITA) Kawasaki 1'45.820
25 111 Xaus R. (ESP) BMW 1'46.128
26 44 Rolfo R. (ITA) Honda 1'46.916
27 77 Iannuzzo V. (ITA) Honda 1'46.971


MotoGP情報 (09.1.24)

2009-01-24 16:08:17 | MotoGP 2009
最新情報ではありませんが、レース関連情報をアップします。
情報ソースは、MCNやAUTOSPORTMOTOCORSE等の海外サイトから情報を総合して掲載しています。

MotoGP

カワサキ

カワサキワークスの代替チームとして、アスパルの可能性はなくなった。マルチネスがこれ以上関与しない事を明らかにした。
どうやらマルチネスは、カワサキの足元を見て強引な条件を提示し合意には程遠かったようです。
カワサキワークスの代替チームは、バルトレミーが新しく組織するプライベートチームの可能性が高くなってきた。
そして、開発を受け継ぐ技術パートナーは、イルモアになる。
しかし、今後の交渉の行方次第で見通しはまだ立っていない。
白紙のならないように願いたい。


07年参戦当時のイルモアマシン

イルモアは、F1に単一エンジンが導入される場合、エンジンの設計・製造を担う最有力候補らしいですね。

ヤマハ

ヤマハワークスチーム、フィアットヤマハは昨年、ロッシとロレンゾのタイヤサプライヤーが違ったゆえにピットガレージ内に壁を設けていたが、今年も壁を継続する。

ワンメークタイヤになったはずなのに壁を設けると言う事は、ロッシがロレンゾを警戒している事を示しているのではないか。二人の距離感は映像を見ていてもなんとなく感じる。ロッシが表面的に友好を演じているように見えるのは深読みしすぎかな?

ヤマハのチーム関係者(フィアットヤマハ、テック3ヤマハ)は、日本で09マシンの整備トレーニングを受けた。殆どのパーツが新設計でポテンシャルが高さが期待できる(想像レベルで)との事。



WSB

ワールドスーパーバイクのテストが開始されました。(最下段に結果参照)
ドカティの芳賀は、初日5番手発進。
清成、17番手。
玉田、19番手。
中野、23番手、トップから4秒落ち。断続的に雨が降る難しいコンディションだったらしく、タイム出しどころでは無いのは分かるが、チームメイトのビアッジからも2秒弱遅れている。
詳細不明なので何とも言えないが、慎重さが仇にならないと良いのだが。

スピアーズ(3番手)は、市販ベースのマシンは走りなれているので最初から良い位置に来ました。
AMA出身ながら、雨でも走れることも証明しています。

新規参入のBMW、コーサーは15番手。
同じく新規参入のアプリリアのビアッジと変わらないタイムです。

まぁ、あくまでもテストで、しかも初日なので評価を下すのは早いのですが。


シェーン・バインがトップタイム。(昨年のBSBチャンプ)

ワールドスーパーバイクのテンケイトホンダ、清成選手のマシンのカラーリングが明らかに。(写真参照)
ハンズフリーのスポンサーが外れてトリコロールカラー(鈴鹿八耐カラー)になっている。
ホンダとホンダアクセサリーが資金提供しているらしい。
チェカやレアと同仕様のマシンで、HRCキットを組み込んであるとの事。
HRCのステッカーはその為、と説明されているが、ワークス仕様である可能性も否定できない。

ホンダが清成を将来のエースに見据えているのは間違いない。
MotoGPに上がってくるのはいつか。
WSBのチャンピオンを取ってからだろうとは思うが、それに見合うサポート体制は十分整っている。




他の情報

ホンダが、2輪レース規模を大幅縮小

・MotoGP以外のワークス活動から撤退する方向。
・鈴鹿八耐には、ワークス参戦しない
・レース用車両や部品供給、支援などは継続
・レース関連予算は前年比で半減
・モトクロスやトライアルも対象になっている


WSBテストタイム
Portimao TEST DAY-1

1 67 Byrne S (GBR) Ducati 1'44.265
2 84 Fabrizio M (ITA) Ducati 1'44.468
3 19 Spies B (USA) Yamaha 1'44.652
4 76 Neukirchner M (GER) Suzuki 1'44.931
5 41 芳賀紀行 (JPN) Ducati 1'44.976
6 96 Smrz J (CZE) Ducati 1'45.266
7 91 Haslam L (GBR) Honda 1'45.323
8 65 Rea J (GBR) Honda 1'45.329
9 7 Checa C (ESP) Honda 1'45.373
10 71 加賀山就臣 (JPN) Suzuki 1'45.448
11 66 Sykes T (GBR) Yamaha 1'45.558
12 55 Laconi R (FRA) Ducati 1'45.914
13 53 Polita A (ITA) Ducati 1'46.110
14 23 Parkes B (AUS) Kawasaki 1'46.121
15 11 Corser T(AUS) BMW 1'46.261
16 3 Biaggi M (ITA) Aprilia 1'46.440
17 9 清成龍一 (JPN) Honda 1'46.586
18 36 Lavilla G (ESP) Honda 1'46.948
19 100 玉田誠 (JPN) Kawasaki 1'46.957
20 111 Xaus R (ESP) BMW 1'47.340
21 33 Hill T (GBR) Honda 1'47.639
22 24 Roberts B (AUS) Ducati 1'47.699
23 56 中野真矢 (JPN) Aprilia 1'48.269
24 25 Salom D (ESP) Kawasaki 1'48.274
25 99 Scassa L (ITA) Kawasaki 1'49.800
26 77 Iannuzzo V (ITA) Honda 1'50.187
27 44 Rolfo R (ITA) Honda 1'53.550


鬼の修正会・追儺祭

2009-01-22 22:17:54 | 子供
さて少し前になりますが、新年明けて間もない1月5日に筑後市の熊野神社であった火祭りに行って来たのでご紹介します。

熊野神社の『鬼の修正会・追儺祭(ついなさい)』。

500年以上の歴史があり、県の無形民族文化財に指定されています。
無病息災、五穀豊穣を祈願する火祭りとして始められた鬼追いの儀式です。
午後九時より長さ約15メートル、直径約1.5メートルの大たいまつ3本に火が付けられ寒風の中、締め込み姿の男衆が「わっしょい、わっしょい」と、たいまつを持ち上げ、境内のお堂の周りを3周する勇壮な祭りです。

この大たいまつの開始前、夕方5時にこどもの小たいまつが行なわれ、これにうちの子供たちも参加させて頂きました。この地域の住民ではないのですが、関係者の身内と言う事でここ数年毎年参加しています。

子供が持つたいまつは、1メートルちょっとの長さで、点火されると結構勢い良く燃え上がります。炎が高くて風向きによっては手元まで火がやってきますので少々危険です。
大たいまつと一緒で、境内を3週して終了。
その後、うちの子供たちは出店でクレープをお年玉で買って食べながら帰りました。


熊野神社 延暦年中( 約1250年前 ) 第50代桓武天皇の勅願で、紀州熊野三山大権現として勘請された由緒ある神社です


大たいまつ。炎を吹き上げる様子は大迫力


今の子供は火を見る機会が少なくなりました


MotoGP情報 (’09.1.20)

2009-01-20 22:38:53 | MotoGP 2009
1月20日 海外サイトからの小ネタ情報。


カワサキ・コンペティション・マネージャーのバルトレミーが、カワサキ首脳と会談するために日本に向かっている模様。

21日に会談し、ここでカワサキの最終的な方針が伝えられるらしい。

一説では、カワサキから供給されるマシンをバルトレミーが率いるプライベートチームで運用するかもしれない。

一方、カワサキテストチームは、先日のテストの再確認と実際にレースの行なわれるサーキットでの実践テストをフィリップアイランドで行なう。

予定では20日からテストを行なう予定であったが、21日からテストを開始する事になった。

これは、本来、MotoGPマシンは12月1日~1月20日の間にテストする事が出来ない。よって、違反した場合の罰を回避する為に日程をずらしたのではないかとの事。

この事実は、カワサキがMotoGPから撤退しない根拠としてあげられるかもしれない。


MotoGP情報 '09.01.18

2009-01-18 15:19:06 | MotoGP 2009
MotoGPのストーブリーグ 小ネタ情報。

カワサキ問題が、混沌としてきました。
今年は、第2戦目がモテギだというのにすっきりしませんね。
と言うわけで、海外サイトから拾ってきた話題です。
まずは、カワサキのテスト情報から。


KAWASAKI

カワサキが、シドニー郊外のイースタンクリークでMotoGPマシンのテストを行なったようです。
テストライダーは、オリビエ・ジャックと芹沢太麻樹。

MotoGPから撤退発表と矛盾する行動を指摘された関係者は、「このテストは、撤退決定前から計画されており、機材の手配など済んでしまっていたため、予定通り行なっただけ。これからの事は何も分からない」とのコメント。

09年型アップデートマシンは、エンジン、シャーシ、スイングアームまで新たな設計で、テスト結果は良好だったらしい。

だとすれば、このマシンがグリッドに並ばないのは非常にもったいない。
オフィシャルチームの参戦はもうありえないので、これがプライベーターチームへの供給用マシンとなるのかどうか、カワサキからは何も発表が無い。

ドルナのエスペラータは、先日の日本でのカワサキ首脳との会談以来、まだ具体的指針が出てこない事に関し、法的手段も辞さない方向のようだ。

このカワサキ首脳との会談では、2011年までの参戦契約のうち、2010年と2011年は不問にするので、2009年はなんとしてでもグリッドにマシンを並べるように強く交渉していたとの事。さらにエスペラータは、エンジンの開発を引き継ぐコンストラクターも見つけているので、このコンストラクターとカワサキが話し合え、とも伝えているらしい。

契約不履行による違約金は、25億円と言われており、イメージダウンとあいまってカワサキにとって大きな損失になるのは間違いない。


メランドリは、ホンダのマシンに乗れることを最優先に動き回っているらしい。

ただ、それは現在エントリーしているライダーのスペアマシンをシェアして走るという選択肢なので、シェアされるライダー側としては非常に面白くない行動になります。どうやら相手は、高橋の所属するチームスコットやチェッキネロのチームの様だが、ホンダは、メランドリを嫌っているようなので無理な話だと思う。

こうなったのはメランドリのせいではないが、他のライダーの環境を阻害する動きだけは止めて欲しいと思う。


カワサキに付いていたスポンサーの“モンスターエナジー”が、ロッシに付いた模様。契約金は、3億と言われている。

スポンサーにも逃げられたカワサキ、末期症状ですね。

好きなメーカーだったので、悪くは言いたくないが、対応が悪いと言うかグタグタで各方面に大きな迷惑がかかっているような気がする。


緑色のマシンが一番かっこいいと思っているのは僕だけだろうか



DUCATI

北イタリアのスキーリゾート地マドンナで、例年と同じく雪の中でニューデスモセディッチGP9を発表した。

今年のGP9は、クロモリパイプのトラスフレームをカーボン素材の全く新しいものに変更している。
ただし、フレーム構成は基本的に引き継いでいるとの事。

エンジンは、昨年はストーナーしか扱えなかったのを、ドライバビリティーを大幅に見直し扱いやすい方向で開発している。

今後、エンジンライフを伸ばすという来年度のレギュレーション改定を見据えて、今の2倍のライフを目標としているらしい。

現在のエンジンライフは600キロから800キロだそうです。

ヘイデンは、昨年ホンダでのチームメイト、ペドロサと全くコミュニケーションが取れていなかったので、今年のチームメイト、ストーナーとは仲良くやれそうでハッピーだ。マシン開発の上でもお互いフィードバックを得ながらやっていけそうで、僕も彼のために協力していくよ、と述べている。

今の所、ストーナーとも相思相愛のようです。

ドカティの技術責任者のドメリカリは、先のFIM会長が述べたMotoGPとワールドスーパーバイク選手権を統合する構想に全面的に反対を表明。


ヘイデンの赤い姿にまだ違和感が



その他

シモンチェリがアプリリアで、スーパーバイクを走る話は、とりあえずなくなった模様。

ドルナの介入とも言われているが、おそらく、ビアッジあたりが猛烈に反対したと思われる。ビアッジの気持ちは分かる。



2009 WSB Entry list

2009-01-17 21:30:56 | Superbike 2009
2009年のSuperbike World Championshipのエントリーリストが発表された。

10カ国、32名のライダーがチャンピオンシップを争う。
マニュファクチャラーもBMWとアプリリアが新規参入し7メーカーとなった。

ライダー内訳としては、

イタリア 8名
日本、イギリス、スペイン 各5名
オーストラリア 4名
アメリカ、ドイツ、チェコ、フランス、オーストリア 各1名

新規参戦選手としては、

AMAチャンピオンのベン・スピアーズやBSB(イギリス選手権)のチャンピオン、シェーン・バーン、イタリア選手権のチャンピオン、ルカ・スカッサ、Superstock1000のチャンピオン、ブレンダン・ロバーツなど世界中のお山の大将が参戦してくる。
そして、忘れてならないのはMotoGPより中野真矢が新規参戦してくる。


日本人選手

芳賀 紀行 : ヤマハからドカティワークスに移籍。今年のチャンプ最有力候補。

加賀山 就臣 : 昨年より引き続きアルスタースズキで継続参戦。

玉田 誠 : PSG-1 CorseからKawasaki Superbike Racing Team(Paul Bird Motorsportsが母体でオフィシャルチーム契約)に変更。

清成 龍一 : ハンズフリー・テンケイト・ホンダからテンケイト・ホンダの単独チームに。スポンサー縮小の影響だろうか。

中野 真矢 : MotoGPより新規参戦。カワサキでMotoGP残留より結果的に良かったかもしれない。


今年のスーパーバイクは、豪華な顔ぶれで、参加メーカーも多く、世界選手権として申し分ない内容だ。
MotoGPの地盤沈下とは対照的に過去最大の水準となっている。


Entry list

Ducati Xerox Team (ドゥカティ 1098R)
  41 芳賀 紀行
  84 ミッシェル ファブリッツィオ
Yamaha World Superbike (ヤマハ YZF R1)
  19 ベン スピーズ
  66 トム サイクス
HANNspree Ten Kate Honda (ホンダ CBR1000RR)
  7 カルロス チェカ
  65 ジョナサン レイ
Sterilgarda (ドゥカティ 1098R)
  53 アレッサンドロ ポリータ
  67 シェーン バイン
Suzuki Alstare (スズキ GSX-R1000 K9)
  71 加賀山 就臣
  76 マックス ノイキルヒナー
Kawasaki Superbike Racing Team (カワサキ ZX 10R)
  23 ブロック パークス
  100 玉田 誠
Guandalini Racing (ドゥカティ 1098R)
  24 ブレンダン ロバーツ
  96 ヤコブ シュミルツ
PSG-1 Corse (カワサキ ZX 10R)
  15 マッテオ バイオッコ
  86 アイルトン バドビニ
DFX Corse (ドゥカティ 1098R)
  55 レジス ラコーニ
Ten Kate Honda Racing (ホンダ CBR1000RR)
  9 清成 龍一
HANNspree Honda Althea (ホンダ CBR1000RR)
  33 トミー ヒル
Yamaha France GMT 94 IPONE (ヤマハ YZF R1)
  94 ダビド チェカ
Team Pedercini (カワサキ ZX 10R)
  25 ダビド サロム
  99 ルカ スカッサ
Pro Ride World Superbike (ホンダ CBR1000RR)
  36 グレゴリオ ラビッラ
Aprilia Rasing (アプリリア RSV4)
  3 マックス ビアッジ
  56 中野 真矢
BMW Motorrad Team Alpha Racing (BMW S1000 RR)
  11 トロイ コルサー
  111 ルベン ザウス
Celani Race (スズキ GSX-R1000 K9)
  31 カール マーガリッジ
Squadra Corse Italia (ホンダ CBR1000RR)
  77 ビットリオ イアンヌッツォ
Stiggy Motorsport AB (ホンダ CBR1000RR)
  44 ロベルト ロルフォ
  91 レオン ハスラム
TKR Suzuki Switzerland (スズキ GSX-R1000 K9)
  88 ローランド レッシュ



心に残る風景 エサヌカ

2009-01-12 23:18:26 | 写真
年始のご挨拶に使った写真、何処の風景かと数件問い合わせがありましたのでご紹介します。

猿払のエサヌカです。

北海道は似たような風景が結構あるので、判別が難しいかもしれませんね。
今回の北海道旅行は、出来るだけ国道をはずれて走るようにしていたのですが、ここは最高のロケーションでした。
なんだか暖かく包み込まれるような風景で、みどりの草原と青い空のコントラストが幸せな気持ちにさせてくれました。
車も殆ど走っていなかったので、風景を体全体に馴染ませるようにゆっくり走りました。
ここはまた行きたいポイントです。
オートバイでないと、この空気は感じられないでしょうね。




KAWASAKI 正式発表

2009-01-09 18:50:52 | MotoGP 2009
多少の望みをつないでいたのが、ぷっつり切れました。
いざ正式発表を前にするとショックが大きいです。

以下、川崎重工業のニュースリリースの抜粋

MotoGP活動の休止について



 川崎重工は、FIMロードレース世界選手権MotoGPの参戦活動を、2009年より休止することを決定しました。

 当社はこれまで、ビジネス環境の激変に対して迅速に対応をしてきましたが、今回の金融危機の世界経済への影響は極めて大きく、回復には時間がかかるものと予測されます。このため、経営資源の効率的な再配分が必要と判断し、2009年以降のMotoGPへの参戦を見送ることを決定しました。

 なお、市販車ベースのレース、および一般ユーザーへのサポートについては、今後とも力を入れていきます。

 これまで、ご声援をくださった多くのファンの皆様、そして参戦にご協力いただいた企業の皆様に心より御礼を申しあげます。

MotoGP in crisis

2009-01-08 23:31:26 | MotoGP 2009
MotoGP情報

●ドルナのエスペラータがカワサキの首脳陣と会談を持った模様。
詳細は明らかではないが、会談の中で、この興行主と2011年まで参戦の契約を締結しており、契約不履行の場合は多額の違約金が発生する事や、カワサキのマシンをどうすればグリッドに並べられるかの幾つかのオプションを話し合った。
そして決定事項は明日発表するであろう、との事。

●クリス・バーミューレンは、MotoGPマシンの電子制御を制限するとうロッシの意見に賛成すると述べている。
電子制御の力ではなく実力で勝負したい、すくなくとも990㏄の時代は、タイヤをスピンさせる事が出来たのにと。

●LCRホンダのチェッキネロは、コスト削減の方法としてこう述べている。
エンジンの開発を凍結し、エンジンの数を減らす、エンジン回転数を制限する、エンジンのライフを伸ばす。そうする事により20~30%のコストを減らす事が出来ると。
LCRチームのライダーは、ドピュニエ一人だけだが、使用しているエンジンは8機あるそうだ。
このメンテナンスだけでも相当な出費がかかり、回転数が高くなればなるほどメンテとパーツ費用がかかるので、チームとしてもコスト削減は至上命題との事。




MotoGP公式にクラッシュ統計が出ていた。
その中のライダー編を見ての感想。

最多転倒記録はランディ・ド・プニエで3年連続。転倒数22回。決勝レースでも、最多7回。
カワサキでもホンダでも転倒しまくりで、決勝のリタイヤ率も28%って、ちょっと問題じゃないの。

アレックス・デ・アンジェリスは、19回転倒。決勝6回、5レースタイヤ。
チームメイトだった中野は、決勝での転倒無しと言う事で、実績的にも中野が優秀だったのにデ・アンジェリスをとったグレシーニ。
イタリア人びいきとしか思えない(ホントはサンマリノ人だが)。
中野も決勝で転倒が無いとはいえ、無難な走りをするより、リスクがあっても攻めて欲しかった。
見ていても勢いもアグレッシブさも感じられなかったからね。
そんなところをグレシーニも見ていたのかも。

意外に転倒が少なかったのが、コーリン・エドワーズ。6年間のうち4度目の最少転倒数だと。
ヘイデンとトップ争いしていた最終コーナーで転倒するなど、大事な場面での転倒のインパクトが強かったせいか意外に感じてしまった。

(公式抜粋)
2008年ライダー別転倒数
R.ド・プニエ:22回(決勝レース:7回)
A.デ・アンジェリス:19回(6回)
J.トーズランド:13回(3回)
J.ホプキンス:11回(1回)
C.ストーナー:10回(3回)
S.ギュントーリ:8回(0回)
J.ロレンソ:8回(4回)
M.メランドリ:8回(2回)
T.エリアス:7回(0回)
中野真矢:7回(0回)
D.ペドロサ:6回(2回)
A.ウエスト:6回(2回)
L.カピロッシ:5回(1回)
A.ドビツィオーソ:4回(1回)
N.ヘイデン:4回(1回)
V.ロッシ:4回(1回)
C.エドワーズ:3回(2回)
C.バーミューレン:3回(0回

KAWASAKI 撤退、その余波

2009-01-06 17:55:33 | MotoGP 2009
カワサキの撤退発表は、7日に日本であるマニュファクチャラーによる会議後になる模様。
カワサキも会議でのコスト削減案を見極めてうえで判断しようと考えているのか、もしそうであれば少し光明が見えてくるが。

しかし、その間、GP界では様々な動き、余波が駆け巡っている。


ドカティ・アリーチェ

なんとドカティのサテライトチーム、アリーチェまでがスポンサー料(ドカティGP9のリース料)を負担できない理由で、カネパを放出するという。カネパは、スペインの新しいチーム、オンデ2000でジベルノウと走る。
また、これと関連してオンデ2000のマネージャー、パブロ・ニエトはセカンドライダーとして、どうせならスーパーバイクのアルスタースズキで走られなくなったフォンシ・ニエトを走らせたい意向であったが、これはドカティ側から一蹴された模様。

メランドリの動き

メランドリは、必死で受け入れチームを探している。

チェッキネロとグレシーニのチームでのオプションを探っているが、いずれも困難を極めている。

チェッキネロのLCRチームでドピュニエの2台のマシンのうち一台を使用する案と、グレシーニチームのデ・アンジェリスのマシンをシェアする案だが、以下の理由で否定されている。

●もう一人走らせる予算が無い
●スポンサーを見つけるにしても去年のメランドリの成績では何処も手を上げるはずが無い
●ホンダと話もしていない
●ホンダがコスト削減に取り組んでいる現在、新たなパーツ供給負担を受け入れるわけが無い
●時期的にもう遅い無理だ

と、拒否に近いニュアンスでコメントしている。

メランドリ側は、高橋裕紀の所属するチームスコットにも働きかけている。


ホプキンスの動き

ホプキンスは、術後のリハビリ中だがメランドリほど動きが無い。
基本的に打つ手が無く、座して待つ体制のようだ。

そんな中、テック3ヤマハのアメリカ人、エドワーズに代わるオプションとしてのうわさが持ち上がっている。
エドワーズとしては、とんだ迷惑な話で何を今更といった感じだろうが、監督のポンシャラルも常識的にありえないとうわさを否定した。


コスト削減案として

オーガナイザーではコスト削減案として、レースの数を減らす案が持ち上がっている。

現在、18あるレースを15まで減らすと言う案。

チーム側には、コスト削減につながらない。テスト削減の方が意味がある。
などの否定的意見と、3レース減らせばコスト削減になるという賛成意見がある様子。

レースファンとしては、楽しみが減るのでレース数は減らさないで欲しい。
しかし、年間スケジュールが決定しているので減らすにしても何処を減らすか難しいのでは。


ドルナとしても17台のグリットでは世界選手権として成立しないので、何としても規定の18台まで揃えるはずだがファクトリーが減るのは魅力が薄れるし、レース数が減少してもつまらない。
なんとかレースの魅力を損なわない形での決着を望みたいのだが。





追記

7日 22:30 現在、まだカワサキ本体からの正式発表無し。

時事通信
同社広報部は「活動休止を検討中だが、最終決定はまだ」と説明した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2009010700901

日経
「モトGP」クラスへの参戦を2009年シーズンから休止する検討に入った。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090107AT1D0707707012009.html

読売
「モトGP世界選手権」からの撤退を検討
http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20090107-OYT1T00634.htm

KAWASAKI MotoGP 撤退か

2009-01-04 14:07:12 | MotoGP 2009
衝撃的なニュースが飛び込んできた。
世界的な不況の嵐でF-1のホンダに、WRCのスバル、スズキと撤退のニュースが続いていたが、ついにMotoGPにも衝撃が伝わってきた。

海外サイトのオートスポーツの発信記事でカワサキがMotoGPから撤退するのではとの報。
1月5日にカワサキから正式発表があるらしいとの事だが、もしこれが事実ならばグリッドに17人しか並べなくなりMotoGPが成立しなくなる。


二人のライダー、ホプキンスとメランドリの処遇も何も決まっていないらしく、スーパーバイクへという噂も。

オーガナイザーのドルナも撤退を阻止しようと動いており、一時、中野選手の起用をめぐり交渉が頓挫したチームアスパーが再度チーム運営に名乗りを上げて交渉を持っている模様。
もともとアスパーのマルチネスは250のバウティスタを乗せたい意向を持っていたが、今回はライダーの起用に関しては問題視していない。



まだカワサキからの正式発表が無いので、噂の域を出ないがイタリアのカゼッタも報じているのでやはり撤退の可能性は高いだろう。


スズキ撤退も噂としてあるが、カピロッシのマネージャーは今シーズンのグリッドは確定で問題ないと言っている。


完全撤退でMotoGPから消え去るか、ドルナが財政支援するか、ファクトリー参戦ではなくマシン供給のプライベートチームとしてのアスパーか、あるいはファクトリーチームとしてのアスパーか、いずれにしてもアスパーが中心となり議論が進むであろうが、GP界に及ぼす影響は計り知れない。


私はカワサキマシンが大好きで、カワサキが走らないMotoGPは考えられない。

できればファクトリーとして残って欲しいが、グリットを減らすような事だけは避けて欲しい。

今回のホンダから発した一連の騒動において世界中で日本企業のあり方を疑問視する見方が多い中、モータースポーツを文化として安易な決定はしない事を望む。


ソースリンク(autosport.com)

Kawasaki poised to quit MotoGP


Kawasaki exit a shock for riders


Aspar in talks to run Kawasakis



他の話題としては、

ロッシがスーパーバイクに興味を示していて、去年引退したベイリスとの対戦を望んでいるが、ベイリスの方は現実的でないと否定した。

250チャンプのシモンチェリが、MotoGP250とスーパーバイクにダブルエントリーする。など