2011 MotoGP 第8戦 イタリアGP
■開催日:2010年7月1日(金)1日目フリー走行、2日(土)予選、3日(日)決勝
■開催地:イタリア/ムジェロ
CIRCUIT DATA
■開設:1974年
■コース長:5.245km ■最長ストレート:1.141 m
■左コーナー:6 右コーナー:9
■サーキットレコードラップ:1分50秒003(2008年:C・ストーナー)
■サーキットベストラップ:1分48秒130(2008年:V・ロッシ)
■2010年のリザルト
[MotoGP]
1. ダニ・ペドロサ Honda 42:28.066
2. ホルヘ・ロレンソ Yamaha +4.014
3. アンドレア・ドヴィツィオーゾ Honda +6.196
4. ケーシー・ストーナー Ducati +25.703
5. マルコ・メランドリ Honda +25.735
6. ランディ・ド・ピュニエ Honda +25.965
7. ベン・スピーズ Yamaha +28.806
8. アレックス・エスパルガロ Ducati +40.172
9. マルコ・シモンチェリ Honda +41.394
10. ロリス・カピロッシ Suzuki +42.107
11. 青山博一 Honda +43.095
12. エクトール・バルベラ Ducati +43.363
13. コーリン・エドワーズ Yamaha +1:14.393
14. アルバロ・バウティスタ Suzuki +1:24.389
RT. ミカ・カリオ Ducati +15Laps
RT. ニッキー・ヘイデン Ducati +18Laps
[Moto2]
1. アンドレア・イアンノーネ SPEED UP 41:05.374
2. セルジオ・ガデア PONS KALEX +2.764
3. シモーネ・コルシ MOTOBI +2.799
4. トーマス・ルティ MORIWAKI +2.814
5. トニー・エリアス MORIWAKI +3.404
6. 富沢祥也 SUTER +3.826
7. ガボール・タルマクシ SPEED UP +7.209
8. 高橋裕紀 TECH 3 +8.377
9. フリアン・シモン SUTER +8.584
10. アレックス・デボン FTR +8.931
[125cc]
1. M.マルケス デルビ 39:53.153
2. N.テロール アプリリア +0.039
3. P.エスパルガロ デルビ +0.116
4. B.スミス アプリリア +0.161
5. E.バスケス デルビ +10.281
6. R.クルメンナッハ アプリリア +10.364
7. E.ラバト アプリリア +10.562
8. 小山知良 アプリリア +36.341
■特徴
ムジェロ・サーキットは、トスカーナ地方フィレンツェから約30kmの丘陵地帯にあるサーキット。
起伏に富んだ地形に低高速コーナーが混在。フルスロットル区間が長いので、エンジンのパワーが重要になる。
見どころは、坂を下って再び上る約1.1kmのメインストレート。
複数のMotoGPマシンが340km/h以上の速度から、一気に減速して1コーナーに飛び込むスリリングなバトルが展開される。
グランプリは1976年に初開催され、1991年に大改修されている。
1周5.245kmのコースは、現在のGPコースの中で最長。
ストレートが1.1kmと長く、MotoGPでの最高速度は349km/hにも達した。アベレージも170km/hを超えている。
昨年の優勝者は、ペドロサ。
ロッシはムジェロで足を骨折する大きな怪我を負いレースを欠場している。
しかし、ムジェロを大得意とするロッシは、ここでの最多勝利の記録を誇り、14年間で合計9回、そのうちの2002年から2008年までは7年連続優勝している。
■パッシングポイント
1コーナー : 約340km/hから1コーナーへ約90km/hまで減速し激しいブレーキング競争が見られる。
ストレート : スリップストリームを使っての抜きあいがあり、ゴールラインで勝負が逆転する事もある。
■タイヤ
フロント : ミディアム ・ ハード
リア : ミディアム ・ ハード(左右非対称コンパウンド)
このコースはS字の連続、路面カントの少ないコーナー、4つの180度コーナー、高速コーナーなどがあり、またアップダウンも大きいため、マシンのセッティングが難しい。
フロントタイヤのハンドリング、旋回性、ブレーキング性能が、そしてリアタイヤのサイドグリップとトラクション、そして耐久性が重要。
タイヤに対しても、平均速度、最高速度の高さ、高速コーナーも多い事から大変厳しいコースとなる。
ハードとミディアム、どちらのスペック使ってセッティングを進めていくか、タイヤの性能を引き出すセッティングができるかが重要となる。
イタリア・トスカーナ地方の紹介
トスカーナ地方は、イタリア半島の北部に位置し、シエナ、ピサ、フィレンツェなど魅力的な古都が数多く存在する。
ユネスコ世界遺産の数も多い。
農業が大変に盛んで、ワイン、オリーブ、小麦などを生産している。
特にワインはキャンティやスーペル・トスカーナといった名品を生産する、世界屈指の名醸地である。
トスカーナ地方は、イタリア観光のメッカ。
見どころが多すぎるので、何かテーマを決めて回るのが良いかもしれない。
フィレンツェ観光
フィレンツェの大聖堂 ドゥオーモ
ウフィッツィ美術館
アカデミア美術館
バルジェッロ国立博物館
サンマルコ国立絵画館
カルミネ教会 ブランカッチ礼拝堂
サンタ・クローチェ教会
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
メディチ家礼拝堂
メディチ・リッカルディ宮殿
ヴェッキオ宮殿
ピッティ宮殿パラティーナ美術館
■天気
■タイムスケジュール(日本時間)
2011. 7.1
125cc FP1 16:15 - 16:55
MotoGP FP1 17:10 - 17:55
Moto2 FP1 18:10 - 18:55
125cc FP2 20:15 - 20:55
MotoGP FP2 21:10 - 21:55
Moto2 FP2 22:10 - 22:55
2011. 7.2
125cc FP3 16:15 - 16:55
MotoGP FP3 17:10 - 17:55
Moto2 FP3 18:10 - 18:55
125cc QP 20:00 - 20:40
MotoGP QP 20:55 - 21:55
Moto2 QP 22:10 - 22:55
2011. 7.3
125cc WUP 15:40 - 16:00
Moto2 WUP 16:10 - 16:30
MotoGP WUP 16:40 - 17:00
125cc RAC 18:00
Moto2 RAC 19:15
MotoGP RAC 21:00
Japan Time : GMT +9
local time : GMT +2
■TVオンエア情報
G+SPORTS
予選
7月2日(土) 20:00~23:15 [生放送] ※最大23:30まで放送
7月5日(火) 13:00~16:00
7月13日(水) 18:30~21:30
7月30日(土) 18:30~21:30
決勝
7月3日(日) 17:45~22:30
※野球中継延長時、18:00~、18:30~、19:00~、19:30~、20:00~ 放送の可能性あり
※17:45~、18:00~放送時、最大23:00まで放送
※18:30~、19:00~、19:30~、20:00~放送時、23:30まで放送
7月5日(火) 23:00~27:15
7月13日(水) 23:00~27:15
7月30日(土) 23:00~27:15
日本テレビ
7月3日(日) 25:20~26:20
※放送日時、内容は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください
REPORT
MotoGP
昨年、ポールトゥウィンを飾ったペドロサが戻ってくる。フィジカル面で不安はあるが、復帰戦と言えども勝利を狙う意気込みを見せている。
ストーナーは、今シーズン、速さと安定性を見せつけ5戦連続の表彰台を獲得しており、ポイントリーダーとして昨年4位だった舞台に臨む。
ランク2位のロレンソは、前戦でポイント差を広げられてしまったが、優勝を狙う事を宣言。
ロッシは、昨年転倒を喫した際に、右足を骨折し欠場を強いられた。今年は、5月に来季型マシンのテストに参加。9回の優勝を誇るホームレースへ集中する。
青山は、前戦の転倒で背中を痛めたが、数日の休息を経て、ホンダ・グレシーニに復帰。
シモンチェリは、悪い流れを断ち切り、予選での速さを決勝に結び付けられるか。
カピロッシは、前戦の転倒により、肋骨を骨折。ホームレースを欠場する。
イタリア人選手:
マルコ・シモンチェリ、 アンドレア・ドヴィツィオーゾ、 ヴァレンティーノ・ロッシ、 ロリス・カピロッシ
Moto2
ポイントリーダーのブラドルは、アッセンの決勝で転倒。リタイアしノーポイントとなったが、リーダーの座を堅持。
今季2勝目を挙げたマルケスは、ランク2位に浮上。
地元のイアンノーネは、昨年、ポールトゥウィンを飾った舞台で、再現を狙う。
高橋裕紀は、チームのホームレースで、失敗は許されない。
イタリア人選手:
シモーネ・コルシ、 ミケーレ・ピロ、 クラウディオ・コルチ、 マティア・パッシーニ、
アンドレア・イアンノーネ、 アレックス・バルドリーニ、 シモーネ・グロツキー、
ルイージ・マルシアーノ、 アレッサンドロ・トヌッチ、 フランシスコ・マウリエロ
125
前戦は右手小指を負傷し、手術のため緊急帰国し欠場を強いられたテロールは、ムジェロには戻ってくる。
ルーキーながら勢いに乗っているビニャーレスは、今回も未体験のトラック。
イタリア人選手:
シモーネ・グロツキー、 ルイージ・マルシアーノ、 アレッサンドロ・トヌッチ、 フランシスコ・マウリエロ
COMMENT
HONDA
ケーシー・ストーナー
「アッセンは、不安定な天候だったこともあって厳しい週末でした。とても難しいレースでしたが、2位になれて非常にうれしい。それに続くレースなので、ムジェロがとても楽しみです。昨年は最高の結果を残すことはできなかったけれど、このサーキットはいつも楽しい。今年はかなりいいレースができるんじゃないかと思っています。聞いたところによると、新しくなった路面はとってもスムースでペースも速くなったようです。路面が改修されたことで、以前にも増して、いいサーキットになったと思います。早く走ってみたいです。チャンピオンシップに向けて、いいレースをして、大事なポイントを稼ぎたい。今回もベストを尽くしたいと思います」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「ムジェロは新しいアスファルトになったと聞いているので、とても楽しみです。走ったことがある人に聞くと、信じられないくらいスムーズだと言っていました。MotoGPカレンダーの中でもムジェロは最もテクニカルで美しいサーキットの1つです。これで路面がきれいになったら、世界でも最高のサーキットの1つになるでしょう。前回のオランダで表彰台に立ち、チャンピオンシップでも3位。こういう状態でイタリアGPを迎えられるのはうれしいです。今回もいいレースができると思うし、ホームグランプリでいい結果を残したいです。ドライでもウエットでも安定しているし、チームは本当にいい仕事をしています。自信はあります。昨年はここで表彰台に上がりました。その時の気分は、他の表彰台とは比べ物にならないくらい最高でした。だからまた表彰台に上がりたいです。大勢の観客が来るだろうから、いいショーを見せたい! ムジェロはいつも特別です」
ダニ・ペドロサ
「3つのレースを欠場しましたが、こうしてムジェロで復帰できるのはうれしいです。この期間、回復に専念していました。2度目の手術のあとはだいぶんよくなりました。バイクに乗って、ケガをする前のように戦えることを、楽しみにしています。レースに出られないのはつらかったけれど、1日も早く復帰できるように全力を尽くしました。その間もチームと連絡をとっていました。彼らもまた、いつものように一緒に戦えることを楽しみにしています。チームと一番高いレベルの戦いをして、レースに勝ちたい。ムジェロはとてもテクニカルで難しいサーキットです。いまの体調では決して楽ではないことは分かっていますが、昨シーズン、初優勝をしたところなのでいい結果を残したいです」
青山 博一
「先週のオランダGPは、Repsol Honda TeamのファクトリーRC212Vに乗る機会を、できる限り楽しもうと思いました。でも残念ながら、変わりやすい天気のアッセンでは、自分のセッティングにトライする時間もありませんでした。でも、こうしたチャンスをもらえたことはうれしいです。先週の転倒で背中を痛め、まだ完全ではありませんが、今回はチームのホームGPなので全力を尽くしたいと思います」
マルコ・シモンチェリ
「前回のアッセンでは、ピットボックスに戻ったときに、苦しさと失望と同じくらい、自分のおろかさを感じました。ミスをして、不本意ながらロレンソを巻き込んでしまいました。彼には申し訳ないと思っています。また、大きなチャンスを逃してしまった自分のミスにもがっかりしました。おそらく今シーズン最も大きなミスだったと思います。今回のことをじっくり考えたし、この苦い経験を生かしたいと思います。今は前を向いて、ムジェロのことに集中したいです。みんな僕にすごく期待しているので、これまでのことを忘れられるような結果を残して、その期待に応えたいと思います。ムジェロの丘には大勢のファンが訪れると思います。彼らを失望させたくありません。このサーキットは大好きなサーキットの1つです。2008年に初めて250で優勝しました。2009年はパシーニとの激しいバトルの結果、2位となりました。ムジェロのレースを楽しみにしています」
トニ・エリアス
「ムジェロはとてもエキサイティングなサーキットだし、とても難しいです。チームにとって最も重要なレースのうちの1つだということも分かっています。しかし、シーズンの始めから抱えているリアのトラクションの問題の解決策を見つけなければならないので、ここでも引き続き、セットアップに集中したいです。この数戦、ウエットコンディションでは、いい状態が見つかりました。しかし、ドライコンディションでは、まだまだ不十分です。スペイン人と同じようにイタリア人のファンもとても温かい。このサーキットの雰囲気はとても好きです」
Moto2
ステファン・ブラドル
「聞いたところによると、ムジェロは路面が改修されたらしいです。だから、ラップタイムにどう反映するのか楽しみです。ムジェロは好きなサーキットの1つです。レイアウトは変化に富んでいて、高速セクションがいくつかあって、とても好きです。転倒したアッセンでのことは考えないようにしています。いつものように次のレースに集中したいです」
マルク・マルケス
「アッセンで優勝したあとなので、モチベーションがとても高い状態でジェロに向かえます。シルバーストーンでリタイアしたあとの優勝だったので、自分もチームも士気が高まりました。2週間前にここでテストを行ったので、今週末はそれがとても役に立つと思います。ここは、125ccクラスよりも体力的にキツイです。しかも、この時期のムジェロは暑くなると思います。でも、準備はできています。とてもテクニカルなサーキットだけれど、とても美しいサーキットで、大勢のファンが来ます。昨年、初めてここで優勝したので、とても特別な大会です。これまで通り、全力を尽くしたいと思います」
シモーネ・コルシ
「ムジェロは最高のサーキットだし、自分のホームグランプリだからいつも楽しいです。周囲の丘はサポーターやファンで埋め尽くされます。イタリア人は、ここではいつもよりがんばれます。今回は、いいパフォーマンスをする自信があります。優勝するのが目標だけれど、できる限りたくさんのポイントを獲得したいと思います。予選ではフロントからスタートできるように一生懸命がんばりたい。そしてトップグループでレースを戦いたいと思います」
高橋裕紀
「先週のアッセンは、本当に残念でした。表彰台は絶対にいけると思いましたし、マルケスに追いついたときは優勝したいと思いました。転倒は、本当にあっという間で、信じられない気持でした。悔しいレースだったけれど、シルバーストーン、そしてアッセンとマシンの状態はよくなっているので、今回は、それをきっちりと結果につなげたいです。今回はチームのホームGPなので、みんなの期待に応えたいです」
YAMAHA
ホルヘ・ロレンソ
「休む間も、先週の土曜の出来事を思い返すひまもないまま、すぐにムジェロへ向かうことになる。チームが頑張ってくれたので、マシンはまた一歩前進して、良くなってきているはず。いずれにしてもポジティブな気持ちでいかなければならないんだ。ムジェロは世界でも最も美しいサーキットのひとつで、フィリップ・アイランドと並んで大好きなコース。シケインがたくさんあって、今年はアスファルトが新しくなっている。モトGPではまだ優勝がないけれど、今度こそそれを目指し、ファンのみなさんにショーをお見せしたい。それから、このところ雨に降られることが多かったんだけど、そろそろ本格的な夏が来てほしいね」
ベン・スピース
「この2、3日の休みが永遠に続くように思えちゃったよ。アッセンであのようなレースをしたあとは、すぐにまた戦いに戻って、もう一度トライしたくなるからね。僕のモトGP初優勝の記憶はまだ鮮やかに残っている。伝統あるコースで、しかもヤマハの歴史の中でも重要な一戦であのようなレースができたことは、本当に特別なことなんだ。あの赤と白のスペシャル・カラーが幸運を呼び込んでくれたんだね!それだけに次のムジェロを楽しみにしている。路面が新しくなってグリップが良くなっているので、マシンを助けてくれるだろうし、ファンのみなさんにも走りを楽しんでもらえるだろう」
ウィルコ・ツェーレンベルグ (ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム監督)
「50周年記念イベントが行われたアッセンは、予想のつかない天気に翻弄されて大変な戦いになったが、今回は太陽に恵まれる可能性が高く、より安定したコンディションが期待できる。素晴らしいコースに大勢の観客が集まり、熱いレースが展開されるはずなので、私としても非常に楽しみだ。ホルヘもお気に入りのこのコースはとてもスムースで、マシンとも相性がいい。ヤマハは優勝経験もあるし、今年は路面が張り替えられてグリップが良くなっている。目指すのはふたりが揃って表彰台に上ること。どんな展開が待っているのか見守ろう」
マッシモ・メレガリ (ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター)
「自信を持ってムジェロに臨むことができる。アッセンでは本当に素晴らしいパフォーマンスができたので、ポジティブ・シンキング以外は考えられない。ふたりとも見事な走りで、上位で戦う高いポテンシャルを証明した。今回は天候が良くなるはずだし、ふたりともムジェロ・サーキットのファンなので、今の好調をそのままキープしていきたい」
DUCATI
ヴァレンティーノ・ロッシ
「ジェリミーの幸運を祈りたい。とても大切な個人的な理由で、今週末は僕たちと一緒にいることができず、とても寂しいけど、ザクセンリンクで会えることを願っている。ムジェロで良い仕事をしなければいけない。テストでGP12を走らせたけど、僕たちのバイクは800cc。違ったレスポンスをする。セッティングの正しい方向性を早く見つけることが重要。予選でグッドなポジションに位置することも大切だ。僕の好きなトラック。いつも上手く走れてきた。昨年のアクシデントの後で、ここに戻って来ることは問題ではない。ここでのテストは、いつものように楽しむことが出来た。沢山のファンに来てもらいたい。ここまでのベストレースがしたい。大変重要なレースだ。」
ニッキー・ヘイデン
「もしかしたら、僕たちにとって最上の時期ではないかもしれないけど、ムジェロはチームにとって特別。沢山のファンが来る。特に今年はイタリア人ライダーがいるから、応援してくれる。大好きなトラックだけど、グレートなリザルトを獲得したことがないから、簡単な週末になるとは考えない。金曜から正しい方向に向かって進まないといけない。大きな期待感があり、プレッシャーがあるけど、早く始めたい」
エクトール・バルベラ
「アッセンで、セッティングの仕事がこれ以上進まないことが見えたから、元に戻ることに決めた。アイデアは前進するために後退すること。良い方向性をもう一度見つけるために、冬の間に取り組んだセッティングに戻す。ここ数戦、僕たちは引き離されてしまった。アッセンのようなレースは二度とできない。レースに向けて、金曜から時間との戦いとなる。天候に恵まれ、考えている仕事が全てできることを願う。」