本田技研工業は2月7日、南青山のウエルカムプラザ青山で、2014年のモータースポーツ参戦体制と普及活動計画を発表した。前日までMotoGPオフィショルテストに参加していたレプソル・ホンダのマルク・マルケスとダニー・ペドロサも出席し、2年連続の三冠達成に意気込みを示した。
以下、ホンダのリリースより2輪部門を抜粋して記載しております。
2014年Hondaモータースポーツ活動の概要
Hondaは、2014年のモータースポーツ参戦体制と普及活動計画について、以下の通り発表しました。
Hondaは、創業以来、レースで勝利を重ね、レース活動を“Hondaの原動力"として取り組み、世界中のモータースポーツにチャレンジして、技術を磨くことで成長してきました。そして、その過程で培われたレーシングスピリットは、すべての製品や技術開発に活かされています。
Hondaのコーポレートスローガンは「The Power of Dreams」です。お客様とともに夢を実現し、世界中のもっと多くのお客様に、レースを通じて、楽しさ、喜び、感動をお届けするために、モータースポーツ活動を今後さらに加速させていきます。
1.モータースポーツ参戦体制
【二輪モータースポーツ活動】
FIMロードレース世界選手権シリーズの最高峰であるMotoGPクラスでは、昨シーズン、ライダー、コンストラクター、チームの三冠を獲得しました。また、今年1月に開催された「ダカールラリー2014」では、ワークス参戦2年目ながら全13ステージ中、6回のステージ優勝を果たすなど着実な進化を遂げています。今シーズンからは、これらの活動に加え、新たにモトクロス世界選手権(MXGP、旧称WMX)と、トライアル世界選手権(WCT)においても、「チーム・エイチアールシー(Team HRC)」として、活動を展開していきます。
あらゆるカテゴリーの二輪製品を提供しているメーカーとして、より多くのお客様やファンの皆様の期待に応えたいという思いから、ロードレース、モトクロス、トライアルの各世界選手権にダカールラリーを加えた、4つのカテゴリーにおいて、Hondaの取り組みを強化していきます。
MotoGPは、「レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)」から、昨シーズン、MotoGP参戦初年度にして史上最年少でチャンピオンを獲得するという歴史的快挙を成し遂げたマルク・マルケスと、昨シーズンランキング3位のダニ・ペドロサが、今シーズンも引き続き参戦。2年連続の三冠獲得を目指します。また、2つのサテライトチームにもマシンを供給し、ワークスチームと合わせて、3チーム4名のライダーで戦います。
モトクロス世界選手権では、最高峰クラスであるMXGP(450cc)クラスに、新たにTeam HRCとしてワークス参戦を開始します。今シーズンより、ワークスマシン「CRF450RW」を投入し、イブジェニー・バブリシェフとマキシミリアン・ナグルの2名で、常に表彰台を獲得できる体制を目指します。
トライアル世界選手権(WCT)には、これまで「レプソル・モンテッサ・ホンダ」として参戦活動を継続してきましたが、今シーズンから「レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)」としてワークス体制で臨みます。マシンは、4ストロークエンジン搭載の「COTA 4RT」を投入。ライダーは、7年連続チャンピオンのトニー・ボウと、唯一の日本人ライダーである藤波貴久の2名体制で参戦します。これによりWCTにおける盤石な体制を築き、チャンピオンの獲得を目指します。
また、(株)ホンダ・レーシング(HRC)では、頂点レースでの活動だけでなく、市販レースマシンの販売も積極的に展開します。新設された「オープンカテゴリー」に投入、販売する「RCV1000R」は、3チーム4ライダーが使用します。さらにダカールラリー参戦マシン「CRF450 RALLY」も年内の市販開始を予定しており、Hondaはワークスに準ずるマシンをより多くの皆様に供給し、二輪レースの普及と拡大に努めていきます。
2.モータースポーツ普及活動の概要
Hondaは、モータースポーツの普及にも積極的に取り組んでいます。初心者でも気軽に楽しめる各種イベントを開催するほか、ライダーやドライバーの育成なども行い、幅広い層にモータースポーツの魅力を伝えることを目的としたさまざまな活動を展開しています。今シーズンから参加型モータースポーツの新たな取り組みとして、軽乗用車「N-ONE」を活用した、ナンバー付きのワンメイクレース「N-ONE OWNER'S CUP」を展開。今年4月に鈴鹿サーキットで行うエキシビションレースを皮切りに、全国6ヵ所で、計8回展開します。また、二輪では、HRCによる、アジア・タレント・カップへのサポートを新たに開始し、モータースポーツ熱が高まっているアジア地域の人材育成をさらに強化します。
(株)モビリティランドでの世界最高峰レースの開催
(株)モビリティランドは、「見て、遊んで、体感する」場と機会の創出に取り組み、さまざまなレースやイベントを開催。日本のモータースポーツ文化のさらなる発展に貢献しています。
鈴鹿サーキットは、日本初の本格レーシングコースとして1962年に開場して以来、50年以上の長い歴史を経て、これまでさまざまなレースを開催してきました。2014年も3月1日(土)、2日(日)に開催する「モータースポーツファン感謝デー」を皮切りに、「FIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)」「FIM世界耐久選手権シリーズ(鈴鹿8時間耐久ロードレース)」「FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)」、さらに「FIMアジアロードレース選手権シリーズ(ARRC)」など、年間を通じてさまざまなイベントを開催します。
また、ツインリンクもてぎでは、「FIMトライアル世界選手権シリーズ(WCT)」「FIMロードレース世界選手権シリーズ(MotoGP)」を開催します。二輪、四輪それぞれの世界最高峰のレースをはじめ、国内外のさまざまなモータースポーツを観戦し、体感できる機会を提供します。
(株)モビリティランドが開催する主な国際レース
WCT 4月26日(土)~27日(日) 2014 FIM トライアル世界選手権シリーズ
第2戦 日本グランプリ ツインリンクもてぎ (栃木県)
EWC 7月24日(木)~27日(日) 2014 FIM 世界耐久選手権シリーズ
第2戦 鈴鹿8時間耐久ロードレース 鈴鹿サーキット (三重県)
ARRC 9月5日(金)~7日(日) 2014 FIM アジアロードレース選手権シリーズ
第4戦 日本ラウンド 鈴鹿サーキット (三重県)
MotoGP 10月10日(金)~12日(日) 2014 FIM ロードレース世界選手権シリーズ
第16戦 日本グランプリ ツインリンクもてぎ (栃木県)
《二輪参戦体制概要》
【ロードレース】
◆FIMロードレース世界選手権シリーズ
<MotoGPクラス>
Hondaは、「ファクトリーオプション」に参戦し、昨シーズンに引き続き、ライダーズタイトルおよびコンストラクターズ、チームの三冠獲得を目指します。マシンは、戦闘力をさらに向上させた2014年型「RC213V」を投入します。
ワークスチームの「レプソル・ホンダ・チーム」は、MotoGP参戦初年度に、史上最年少でチャンピオンを獲得したマルク・マルケスと、昨シーズンランキング3位のダニ・ペドロサの2名体制で参戦します。サテライトチームは、「ゴー・アンド・ファン・ホンダ・グレッシーニ(GO & FUN Honda Gresini)」からアルバロ・バウティスタが、「エルシーアール・ホンダ・モトGP(LCR Honda MotoGP)」からは、ステファン・ブラドルが参戦します。
なお、今シーズンからHondaは、「オープンカテゴリー」に参戦するチームを対象に市販レーサー「RCV1000R」を販売します。このマシンで、青山博一、ニッキー・ヘイデン、カレル・アブラハムと、Moto2からステップアップするスコット・レディングが参戦します。
ファクトリーオプション
2013年の戦績
レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)
93 マルク・マルケス(Marc Márquez) 20 スペイン MotoGP チャンピオン
26 ダニ・ペドロサ(Dani Pedrosa) 28 スペイン MotoGP 3位
ゴー・アンド・ファン・ホンダ・グレッシーニ(GO & FUN Honda Gresini)
19 アルバロ・バウティスタ(Alvaro Bautista) 29 スペイン MotoGP 6位
エルシーアール・ホンダ・モトGP (LCR Honda MotoGP)
6 ステファン・ブラドル(Stefan Bradl) 24 ドイツ MotoGP 7位
オープンカテゴリー
2013年の戦績
ドライブ・M7・アスパー(Drive M7 Aspar)
69 ニッキー・ヘイデン(Nicky Hayden) 32 アメリカ MotoGP 9位
7 青山 博一(Hiroshi Aoyama) 33 千葉県 MotoGP 20位
カルディオン・エービー・モトレーシング(Cardion AB Motoracing)
17 カレル・アブラハム(Karel Abraham) 24 チェコ MotoGP 24位
ゴー・アンド・ファン・ホンダ・グレッシーニ(GO & FUN Honda Gresini)
45 スコット・レディング(Scott Redding) 21 イギリス Moto2 2位
※ 2014年より、ロードレース世界選手権シリーズの最高峰MotoGPクラスは、「ファクトリーオプション」と、これまでのCRTクラスに代わる「オープンカテゴリー」の2つのカテゴリーで開催されます。ファクトリーオプションは、主催者から供給されるECU(エンジン コントロール ユニット)のソフトウエアを変更することが可能で、1台当たりの年間使用エンジンは5基、ガソリンタンク容量は20Lまでとなります。オープンカテゴリーは、主催者から供給されるECUのソフトウエアは変更できませんが、年間使用エンジンは12基、ガソリンタンク容量は24Lまでとなります。
<Moto2クラス>
Hondaは、Moto2クラスが設立された2010年より、唯一のオフィシャルエンジンサプライヤーとして、市販スーパースポーツモデル「CBR600RR」の直列4気筒エンジンをベースに、Moto2専用に開発したエンジンを供給しており、2015年まで全チームへの供給を継続します。
同クラス3年目となる中上貴晶は、新たに「イデミツ・ホンダ・チーム・アジア(IDEMITSU Honda Team Asia)」から参戦します。このチームは、元Hondaワークスライダーの岡田忠之氏が監督を務め、アジア地域各国におけるHondaのレース活動と連動し、ロードレース世界選手権にチャレンジする若手ライダーの夢を具現化することを目指しています。今シーズンは、昨シーズンの後半から参戦したマレーシア人ライダーアズラン・シャー・カマルザマンを含め、2台体制でMoto2クラスに参戦します。
2013年の戦績
イデミツ・ホンダ・チーム・アジア(IDEMITSU Honda Team Asia)
25 アズラン・シャー・カマルザマン(Azlan Shah Kamaruzaman) 29 マレーシア Moto2 第13戦より参戦 アジアロードレース選手権 SS600チャンピオン
30 中上 貴晶(Takaaki Nakagami) 21 千葉県 Moto2 8位
<Moto3クラス>
Hondaは、Moto3クラスへ参戦する3チーム6ライダーに対し、新開発のマシン供給とテクニカルサポートを実施します。
2013年の戦績
エストレーリャ・ガリシア・ゼロポイントゼロ(Estrella Galicia 0,0)
42 アレックス・リンス(Alex Rins) 18 スペイン Moto3 2位
12 アレックス・マルケス(Alex Márquez) 17 スペイン Moto3 4位
カレッタ・テクノロジー・アールティージー(Caretta Technology ? RTG)
7 エフレン・バスケス(Efren Vazquez) 27 スペイン Moto3 9位
17 ジョン・マクフィー(John Mcphee) 19 イギリス Moto3 19位
オンゲッタ・リバコールド(Ongetta-Rivacold)
10 アレックス・マスボー(Alexis Masbou) 26 フランス Moto3 8位
オンゲッタ・エアーアジア(Ongetta-AirAsia)
63 ズルファミ・カイルディン(Zulfahmi Khairuddin) 22 マレーシア Moto3 12位
◆FIM世界耐久選手権シリーズ 鈴鹿8時間耐久ロードレース
Hondaは、今シーズンの第37回鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)をより魅力あるレースとするために、全日本ロードレース選手権参戦チームから、2年連続優勝を目指す「ムサシ・アールティ・ハルク・プロ」の高橋巧と、鈴鹿8耐における3度目の勝利を狙う「エフ・シー・シー・ティーエスアール・ホンダ」の秋吉耕佑など、国内外の選手権で活躍するライダーの参戦を計画しています。また、アジアで活躍するライダーを起用する「ホンダ・チーム・アジア」も、3年目の挑戦を予定しています(詳細は決定次第ご案内します)。
◆FIMスーパーバイク世界選手権シリーズ
スーパーバイク世界選手権シリーズ(WSB)には、欧州現地法人ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドの「ホンダ・ワールド・スーパーバイク・チーム」が、「CBR1000RR」で参戦します。ライダーは、昨シーズンに引き続きジョナサン・レイと、レオン・ハスラムの2名体制で挑戦します。
2013年の戦績
パタ・ホンダ・ワールド・スーパーバイク・チーム (Pata Honda World Superbike Team) CBR1000RR
65 ジョナサン・レイ (Jonathan Rea) 27 イギリス WSB 9位
91 レオン・ハスラム (Leon Haslam) 30 イギリス WSB 13位
◆FIMアジアロードレース選手権シリーズ
アジアロードレース選手権シリーズ(ARRC)のSS600クラスには、マレーシアの現地法人であるブンシュウ・ホンダ、タイの現地法人のエーピー・ホンダとタイ・ホンダ、インドネシアの現地法人のアストラ・ホンダのチームが参戦します。ブンシュウ・ホンダからは、玉田誠が引き続き参戦します。
2013年の戦績
ムサシ・ブンシュウ・ホンダ・レーシング (MuSASHi Boon Siew Honda Racing) CBR600RR
ザムリ・ババ (Md Zamri Baba) ARRC 3位
玉田 誠 (Makoto Tamada) ARRC 8位
ザクゥアン・ザイディ (Md Zaqhwan Zaidi) ARRC 10位
エーピー・ホンダ・タイランド (A.P.Honda Thailand)
ピラワット・ウォンタナノン (Peerawat Wongthananon) ARRC 19位
ジャクリット・サワンサワット (Jakkrit Swangswat) ARRC 20位
タイ・ホンダ・レーシング (Thai Honda Racing)
ラタポン・ウイライロー (Ratthapong Wilairot) ARRC 17位
スハタイ・チャンサップ (Suhathai Chaemsap) -
アストラ・ホンダ・レーシング (Astra Honda Racing)
ディマス・プラタマ (Dimas Pratama) 鈴鹿4耐優勝
デニー・トリユーゴ・ラクソノ (Denny Triyugo Laksono) 全日本J-GP3 24位
ティープロ ユージー ホンダ (T.Pro Yuzy Honda)
小山 知良 (Tomoyoshi Koyama) ARRC 5位
岩田 悟 (Satoru Iwata) ARRC 13位
サシタレン・スクマラン (Sasitharen Sukumaran) ARRC 23位
【モトクロス】
◆FIMモトクロス世界選手権シリーズ
Hondaは、モトクロス世界選手権シリーズ最高峰クラスであるMXGP(旧称 MX1)クラスに、Team HRCでワークス参戦します。ライダーは、イブジェニー・バブリシェフとマキシミリアン・ナグルを起用し、新開発の「CRF450RW」を投入し、タイトル獲得を目指します。
また、昨シーズンの全日本モトクロス選手権IA2クラスでランク2位を獲得し、今シーズンMX2クラスで世界選手権に初めてのフル参戦をする日本人ライダー、山本鯨をサポートします。
MXGP(旧MX1)
2ストローク:175cc~250cc、4ストローク:290cc~450cc
2013年の戦績
チーム・エイチアールシー (Team HRC) MXGP (旧MX1) CRF450RW
777 イブジェニー・バブリシェフ (Evgeny Bobryshev) 26 ロシア WMX MX1 8位
12 マキシミリアン・ナグル (Maximilian Nagl) 26 ドイツ WMX MX1 10位
MX2
2ストローク:100cc~175cc、4ストローク:175cc~250cc
2013年の戦績
チーム・ガリボルディー (Team Gariboldi) MX2
243 CRF250RW ティム・ガイザー (Tim Gajser) 17 スロベニア WMX MX2 20位
400 CRF250R 山本 鯨 (Kei Yamamoto) 22 日本 全日本 IA2 2位
◆MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ
MFJ全日本モトクロス選手権には、昨シーズンに引き続きTeam HRCでワークス参戦します。最上位カテゴリーのIA1クラス※10は、2年連続のタイトルを獲得した成田亮と、ランキング2位の小方誠が引き続き参戦し、3年連続のタイトル獲得を狙います。また、IA2クラスは昨シーズンクラス8位の田中雅己に加え、チャンピオンの富田俊樹が新たに加入し、計4名体制で両クラスのタイトル獲得を目指します。
2013年の戦績
チーム・エイチアールシー (Team HRC)
IA1 CRF450RW
1 成田 亮 (Akira Narita) 33 青森県 全日本 IA1 チャンピオン
2 小方 誠 (Makoto Ogata) 28 神奈川県 全日本 IA1 2位
IA2 CRF250RW
1 富田 俊樹 (Toshiki Tomita) 24 石川県 全日本 IA2 チャンピオン
113 田中 雅己 (Masami Tanaka) 24 大阪府 全日本 IA2 8位
【トライアル】
◆FIMトライアル世界選手権シリーズ
Hondaは、トライアル世界選手権シリーズ(WCT)に、昨シーズンまでスペイン現地法人モンテッサ・ホンダの「レプソル・モンテッサ・ホンダ」チームから参戦していましたが、今シーズンから「レプソル・ホンダ・チーム」でワークス参戦します。ライダーは、7年連続チャンピオンのトニー・ボウと、昨シーズン5位で日本人ライダー藤波貴久の2名体制で、8年連続のライダーズタイトルと9年連続のコンストラクターズタイトルの獲得を目指します。マシンは、4ストロークエンジン搭載の「COTA 4RT」を使用します。
2013年の戦績
レプソル・ホンダ・チーム (Repsol Honda Team)
1 トニー・ボウ (Toni Bou) 27 スペイン WCT チャンピオン
5 藤波 貴久 (Takahisa Fujinami) 34 三重県 WCT 5位
【ラリー】
◆ダカールラリー2014・アルゼンチン・ボリビア・チリ
2014年1月に開催された「ダカールラリー2014・アルゼンチン・ボリビア・チリ」にワークス参戦したTeam HRCは、エルダー・ロドリゲスが5位、ホアン・バレダが7位、ハビエル・ピゾリトが23位と、5名中3名が完走し、13ステージ中6回のステージ優勝を収めました。2015年大会については、ライダーを含め参戦体制が決まり次第発表します。
2014年の戦績
チーム・エイチアールシー (Team HRC)
7 エルダー・ロドリゲス (Helder Rodrigues) 34 ポルトガル ダカールラリー2014 総合5位
3 ホアン・バレダ (Joan Barreda) 30 スペイン ダカールラリー2014 総合7位 ステージ優勝5回
14 ハビエル・ピゾリト (Javier Pizzolito) 33 アルゼンチン ダカールラリー2014 総合23位
18 サム・サンダーランド (Sam Sunderland) 24 イギリス ダカールラリー2014 リタイア ステージ優勝1回
10 パウロ・ゴンサルヴェス (Paulo Goncalves) 35 ポルトガル ダカールラリー2014 リタイア
【MFJ全日本選手権シリーズ】
◆MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ(JRR)/MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ(JMX)
(株)ホンダモーターサイクルジャパンは、Honda、HRC、(株)本田技術研究所二輪R&Dセンターと協力し、Honda車を使用するすべてのライダーを対象に、マシンセッティングやライディングテクニックなどをアドバイスする「ホンダ・レーシングサーキットサービス」を実施しレース活動をサポートします。
MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ(JRR)
JSB1000/マシン:Honda CBR1000RR
2013年の戦績
TOHO Racing with MORIWAKI
104 山口 辰也 (Tatsuya Yamaguchi) 5位(JRR JSB1000)
MuSASHi RT ハルクプロ(MuSASHi RT HARC-PRO)
634 高橋 巧 (Takumi Takahashi) 3位(JRR JSB1000)
J-GP2/マシン:Honda CBR600RR
2013年の戦績
MuSASHi RT ハルクプロ (MuSASHi RT HARC-PRO)
634 浦本 修充 (Naomichi Uramoto) 3位(JRR J-GP2)
73 亀谷 長純 (Chojun Kameya) 9位(JRR ST600)
MORIWAKI RACING 72 高橋 裕紀 (Yuki Takahashi) Moto2参戦
ST600/マシン:Honda CBR600RR
2013年の戦績
TOHO Racing Powered by MORIWAK 104 國川 浩道 (Hiromichi Kunikawa) 10位(JRR ST600)
MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ(JMX)
IA1 Class/マシン:Honda CRF450R
2013年の戦績
SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS 777 星野 優位 (Yuui Hoshino) 6位(JMX IA1)
MOTO.SPORTS.FUKAYA 10 深谷 広一 (Koichi Fukaya) 10位(JMX IA1)
IA2 Class/マシン:Honda CRF250R
2013年の戦績
TEAM ITOMO 35 小川 孝平 (Kohei Ogawa) 6位(JMX IA2)
TEAM 887 40 馬場 大貴 (Daiki Baba) 11位(JMX IA2)
TEAM HAMMER 41 近藤 祐介 (Yusuke Kondo) 12位(JMX IA2)
T.E.SPORT 01 大塚 豪太 (Gota Otsuka) 1位(JMX IB2) 1位(JMX IB Open)
TEAM HAMMER 06 北野 幸汰 (Kota Kitano) 5位(JMX IB2) 12位(JMX IB Open)
N.R.T. 08 横澤 拓夢 (Takumu Yokosawa) 6位(JMX IB2) 7位(JMX IB Open)
Lady's Class(LX)/マシン:Honda CRF150R
2013年の戦績
TEAM HAMMER 2 竹内 優菜(Yuna Takeuchi) 2位(JMX LX)
SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS 6 延永 若菜 (Wakana Nobunaga) 6位(JMX LX)
T.E. SPORT 9 高橋 絵莉子 (Eriko Takahashi) 9位(JMX LX)
全日本トライアル選手権シリーズ(JTR)
Hondaは、HRCサービスショップ所属の全日本トライアル選手権シリーズへ参戦するチームへのサポートを行います。
IAS Class/マシン:Honda RTL260F
2013年の戦績
HRCクラブ MITANI (HRC CLUB MITANI)
1 小川 友幸 (Tomoyuki Ogawa) チャンピオン(IAS)
6 柴田 暁 (Akira Shibata) 6位(IAS)
2014 Hondaモータースポーツ活動計画発表会 1/3
</object>
2014 Hondaモータースポーツ活動計画発表会 2/3
</object>
2014 Hondaモータースポーツ活動計画発表会 3/3
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以下、ホンダのリリースより2輪部門を抜粋して記載しております。
2014年Hondaモータースポーツ活動の概要
Hondaは、2014年のモータースポーツ参戦体制と普及活動計画について、以下の通り発表しました。
Hondaは、創業以来、レースで勝利を重ね、レース活動を“Hondaの原動力"として取り組み、世界中のモータースポーツにチャレンジして、技術を磨くことで成長してきました。そして、その過程で培われたレーシングスピリットは、すべての製品や技術開発に活かされています。
Hondaのコーポレートスローガンは「The Power of Dreams」です。お客様とともに夢を実現し、世界中のもっと多くのお客様に、レースを通じて、楽しさ、喜び、感動をお届けするために、モータースポーツ活動を今後さらに加速させていきます。
1.モータースポーツ参戦体制
【二輪モータースポーツ活動】
FIMロードレース世界選手権シリーズの最高峰であるMotoGPクラスでは、昨シーズン、ライダー、コンストラクター、チームの三冠を獲得しました。また、今年1月に開催された「ダカールラリー2014」では、ワークス参戦2年目ながら全13ステージ中、6回のステージ優勝を果たすなど着実な進化を遂げています。今シーズンからは、これらの活動に加え、新たにモトクロス世界選手権(MXGP、旧称WMX)と、トライアル世界選手権(WCT)においても、「チーム・エイチアールシー(Team HRC)」として、活動を展開していきます。
あらゆるカテゴリーの二輪製品を提供しているメーカーとして、より多くのお客様やファンの皆様の期待に応えたいという思いから、ロードレース、モトクロス、トライアルの各世界選手権にダカールラリーを加えた、4つのカテゴリーにおいて、Hondaの取り組みを強化していきます。
MotoGPは、「レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)」から、昨シーズン、MotoGP参戦初年度にして史上最年少でチャンピオンを獲得するという歴史的快挙を成し遂げたマルク・マルケスと、昨シーズンランキング3位のダニ・ペドロサが、今シーズンも引き続き参戦。2年連続の三冠獲得を目指します。また、2つのサテライトチームにもマシンを供給し、ワークスチームと合わせて、3チーム4名のライダーで戦います。
モトクロス世界選手権では、最高峰クラスであるMXGP(450cc)クラスに、新たにTeam HRCとしてワークス参戦を開始します。今シーズンより、ワークスマシン「CRF450RW」を投入し、イブジェニー・バブリシェフとマキシミリアン・ナグルの2名で、常に表彰台を獲得できる体制を目指します。
トライアル世界選手権(WCT)には、これまで「レプソル・モンテッサ・ホンダ」として参戦活動を継続してきましたが、今シーズンから「レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)」としてワークス体制で臨みます。マシンは、4ストロークエンジン搭載の「COTA 4RT」を投入。ライダーは、7年連続チャンピオンのトニー・ボウと、唯一の日本人ライダーである藤波貴久の2名体制で参戦します。これによりWCTにおける盤石な体制を築き、チャンピオンの獲得を目指します。
また、(株)ホンダ・レーシング(HRC)では、頂点レースでの活動だけでなく、市販レースマシンの販売も積極的に展開します。新設された「オープンカテゴリー」に投入、販売する「RCV1000R」は、3チーム4ライダーが使用します。さらにダカールラリー参戦マシン「CRF450 RALLY」も年内の市販開始を予定しており、Hondaはワークスに準ずるマシンをより多くの皆様に供給し、二輪レースの普及と拡大に努めていきます。
2.モータースポーツ普及活動の概要
Hondaは、モータースポーツの普及にも積極的に取り組んでいます。初心者でも気軽に楽しめる各種イベントを開催するほか、ライダーやドライバーの育成なども行い、幅広い層にモータースポーツの魅力を伝えることを目的としたさまざまな活動を展開しています。今シーズンから参加型モータースポーツの新たな取り組みとして、軽乗用車「N-ONE」を活用した、ナンバー付きのワンメイクレース「N-ONE OWNER'S CUP」を展開。今年4月に鈴鹿サーキットで行うエキシビションレースを皮切りに、全国6ヵ所で、計8回展開します。また、二輪では、HRCによる、アジア・タレント・カップへのサポートを新たに開始し、モータースポーツ熱が高まっているアジア地域の人材育成をさらに強化します。
(株)モビリティランドでの世界最高峰レースの開催
(株)モビリティランドは、「見て、遊んで、体感する」場と機会の創出に取り組み、さまざまなレースやイベントを開催。日本のモータースポーツ文化のさらなる発展に貢献しています。
鈴鹿サーキットは、日本初の本格レーシングコースとして1962年に開場して以来、50年以上の長い歴史を経て、これまでさまざまなレースを開催してきました。2014年も3月1日(土)、2日(日)に開催する「モータースポーツファン感謝デー」を皮切りに、「FIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)」「FIM世界耐久選手権シリーズ(鈴鹿8時間耐久ロードレース)」「FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)」、さらに「FIMアジアロードレース選手権シリーズ(ARRC)」など、年間を通じてさまざまなイベントを開催します。
また、ツインリンクもてぎでは、「FIMトライアル世界選手権シリーズ(WCT)」「FIMロードレース世界選手権シリーズ(MotoGP)」を開催します。二輪、四輪それぞれの世界最高峰のレースをはじめ、国内外のさまざまなモータースポーツを観戦し、体感できる機会を提供します。
(株)モビリティランドが開催する主な国際レース
WCT 4月26日(土)~27日(日) 2014 FIM トライアル世界選手権シリーズ
第2戦 日本グランプリ ツインリンクもてぎ (栃木県)
EWC 7月24日(木)~27日(日) 2014 FIM 世界耐久選手権シリーズ
第2戦 鈴鹿8時間耐久ロードレース 鈴鹿サーキット (三重県)
ARRC 9月5日(金)~7日(日) 2014 FIM アジアロードレース選手権シリーズ
第4戦 日本ラウンド 鈴鹿サーキット (三重県)
MotoGP 10月10日(金)~12日(日) 2014 FIM ロードレース世界選手権シリーズ
第16戦 日本グランプリ ツインリンクもてぎ (栃木県)
《二輪参戦体制概要》
【ロードレース】
◆FIMロードレース世界選手権シリーズ
<MotoGPクラス>
Hondaは、「ファクトリーオプション」に参戦し、昨シーズンに引き続き、ライダーズタイトルおよびコンストラクターズ、チームの三冠獲得を目指します。マシンは、戦闘力をさらに向上させた2014年型「RC213V」を投入します。
ワークスチームの「レプソル・ホンダ・チーム」は、MotoGP参戦初年度に、史上最年少でチャンピオンを獲得したマルク・マルケスと、昨シーズンランキング3位のダニ・ペドロサの2名体制で参戦します。サテライトチームは、「ゴー・アンド・ファン・ホンダ・グレッシーニ(GO & FUN Honda Gresini)」からアルバロ・バウティスタが、「エルシーアール・ホンダ・モトGP(LCR Honda MotoGP)」からは、ステファン・ブラドルが参戦します。
なお、今シーズンからHondaは、「オープンカテゴリー」に参戦するチームを対象に市販レーサー「RCV1000R」を販売します。このマシンで、青山博一、ニッキー・ヘイデン、カレル・アブラハムと、Moto2からステップアップするスコット・レディングが参戦します。
ファクトリーオプション
2013年の戦績
レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)
93 マルク・マルケス(Marc Márquez) 20 スペイン MotoGP チャンピオン
26 ダニ・ペドロサ(Dani Pedrosa) 28 スペイン MotoGP 3位
ゴー・アンド・ファン・ホンダ・グレッシーニ(GO & FUN Honda Gresini)
19 アルバロ・バウティスタ(Alvaro Bautista) 29 スペイン MotoGP 6位
エルシーアール・ホンダ・モトGP (LCR Honda MotoGP)
6 ステファン・ブラドル(Stefan Bradl) 24 ドイツ MotoGP 7位
オープンカテゴリー
2013年の戦績
ドライブ・M7・アスパー(Drive M7 Aspar)
69 ニッキー・ヘイデン(Nicky Hayden) 32 アメリカ MotoGP 9位
7 青山 博一(Hiroshi Aoyama) 33 千葉県 MotoGP 20位
カルディオン・エービー・モトレーシング(Cardion AB Motoracing)
17 カレル・アブラハム(Karel Abraham) 24 チェコ MotoGP 24位
ゴー・アンド・ファン・ホンダ・グレッシーニ(GO & FUN Honda Gresini)
45 スコット・レディング(Scott Redding) 21 イギリス Moto2 2位
※ 2014年より、ロードレース世界選手権シリーズの最高峰MotoGPクラスは、「ファクトリーオプション」と、これまでのCRTクラスに代わる「オープンカテゴリー」の2つのカテゴリーで開催されます。ファクトリーオプションは、主催者から供給されるECU(エンジン コントロール ユニット)のソフトウエアを変更することが可能で、1台当たりの年間使用エンジンは5基、ガソリンタンク容量は20Lまでとなります。オープンカテゴリーは、主催者から供給されるECUのソフトウエアは変更できませんが、年間使用エンジンは12基、ガソリンタンク容量は24Lまでとなります。
<Moto2クラス>
Hondaは、Moto2クラスが設立された2010年より、唯一のオフィシャルエンジンサプライヤーとして、市販スーパースポーツモデル「CBR600RR」の直列4気筒エンジンをベースに、Moto2専用に開発したエンジンを供給しており、2015年まで全チームへの供給を継続します。
同クラス3年目となる中上貴晶は、新たに「イデミツ・ホンダ・チーム・アジア(IDEMITSU Honda Team Asia)」から参戦します。このチームは、元Hondaワークスライダーの岡田忠之氏が監督を務め、アジア地域各国におけるHondaのレース活動と連動し、ロードレース世界選手権にチャレンジする若手ライダーの夢を具現化することを目指しています。今シーズンは、昨シーズンの後半から参戦したマレーシア人ライダーアズラン・シャー・カマルザマンを含め、2台体制でMoto2クラスに参戦します。
2013年の戦績
イデミツ・ホンダ・チーム・アジア(IDEMITSU Honda Team Asia)
25 アズラン・シャー・カマルザマン(Azlan Shah Kamaruzaman) 29 マレーシア Moto2 第13戦より参戦 アジアロードレース選手権 SS600チャンピオン
30 中上 貴晶(Takaaki Nakagami) 21 千葉県 Moto2 8位
<Moto3クラス>
Hondaは、Moto3クラスへ参戦する3チーム6ライダーに対し、新開発のマシン供給とテクニカルサポートを実施します。
2013年の戦績
エストレーリャ・ガリシア・ゼロポイントゼロ(Estrella Galicia 0,0)
42 アレックス・リンス(Alex Rins) 18 スペイン Moto3 2位
12 アレックス・マルケス(Alex Márquez) 17 スペイン Moto3 4位
カレッタ・テクノロジー・アールティージー(Caretta Technology ? RTG)
7 エフレン・バスケス(Efren Vazquez) 27 スペイン Moto3 9位
17 ジョン・マクフィー(John Mcphee) 19 イギリス Moto3 19位
オンゲッタ・リバコールド(Ongetta-Rivacold)
10 アレックス・マスボー(Alexis Masbou) 26 フランス Moto3 8位
オンゲッタ・エアーアジア(Ongetta-AirAsia)
63 ズルファミ・カイルディン(Zulfahmi Khairuddin) 22 マレーシア Moto3 12位
◆FIM世界耐久選手権シリーズ 鈴鹿8時間耐久ロードレース
Hondaは、今シーズンの第37回鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)をより魅力あるレースとするために、全日本ロードレース選手権参戦チームから、2年連続優勝を目指す「ムサシ・アールティ・ハルク・プロ」の高橋巧と、鈴鹿8耐における3度目の勝利を狙う「エフ・シー・シー・ティーエスアール・ホンダ」の秋吉耕佑など、国内外の選手権で活躍するライダーの参戦を計画しています。また、アジアで活躍するライダーを起用する「ホンダ・チーム・アジア」も、3年目の挑戦を予定しています(詳細は決定次第ご案内します)。
◆FIMスーパーバイク世界選手権シリーズ
スーパーバイク世界選手権シリーズ(WSB)には、欧州現地法人ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドの「ホンダ・ワールド・スーパーバイク・チーム」が、「CBR1000RR」で参戦します。ライダーは、昨シーズンに引き続きジョナサン・レイと、レオン・ハスラムの2名体制で挑戦します。
2013年の戦績
パタ・ホンダ・ワールド・スーパーバイク・チーム (Pata Honda World Superbike Team) CBR1000RR
65 ジョナサン・レイ (Jonathan Rea) 27 イギリス WSB 9位
91 レオン・ハスラム (Leon Haslam) 30 イギリス WSB 13位
◆FIMアジアロードレース選手権シリーズ
アジアロードレース選手権シリーズ(ARRC)のSS600クラスには、マレーシアの現地法人であるブンシュウ・ホンダ、タイの現地法人のエーピー・ホンダとタイ・ホンダ、インドネシアの現地法人のアストラ・ホンダのチームが参戦します。ブンシュウ・ホンダからは、玉田誠が引き続き参戦します。
2013年の戦績
ムサシ・ブンシュウ・ホンダ・レーシング (MuSASHi Boon Siew Honda Racing) CBR600RR
ザムリ・ババ (Md Zamri Baba) ARRC 3位
玉田 誠 (Makoto Tamada) ARRC 8位
ザクゥアン・ザイディ (Md Zaqhwan Zaidi) ARRC 10位
エーピー・ホンダ・タイランド (A.P.Honda Thailand)
ピラワット・ウォンタナノン (Peerawat Wongthananon) ARRC 19位
ジャクリット・サワンサワット (Jakkrit Swangswat) ARRC 20位
タイ・ホンダ・レーシング (Thai Honda Racing)
ラタポン・ウイライロー (Ratthapong Wilairot) ARRC 17位
スハタイ・チャンサップ (Suhathai Chaemsap) -
アストラ・ホンダ・レーシング (Astra Honda Racing)
ディマス・プラタマ (Dimas Pratama) 鈴鹿4耐優勝
デニー・トリユーゴ・ラクソノ (Denny Triyugo Laksono) 全日本J-GP3 24位
ティープロ ユージー ホンダ (T.Pro Yuzy Honda)
小山 知良 (Tomoyoshi Koyama) ARRC 5位
岩田 悟 (Satoru Iwata) ARRC 13位
サシタレン・スクマラン (Sasitharen Sukumaran) ARRC 23位
【モトクロス】
◆FIMモトクロス世界選手権シリーズ
Hondaは、モトクロス世界選手権シリーズ最高峰クラスであるMXGP(旧称 MX1)クラスに、Team HRCでワークス参戦します。ライダーは、イブジェニー・バブリシェフとマキシミリアン・ナグルを起用し、新開発の「CRF450RW」を投入し、タイトル獲得を目指します。
また、昨シーズンの全日本モトクロス選手権IA2クラスでランク2位を獲得し、今シーズンMX2クラスで世界選手権に初めてのフル参戦をする日本人ライダー、山本鯨をサポートします。
MXGP(旧MX1)
2ストローク:175cc~250cc、4ストローク:290cc~450cc
2013年の戦績
チーム・エイチアールシー (Team HRC) MXGP (旧MX1) CRF450RW
777 イブジェニー・バブリシェフ (Evgeny Bobryshev) 26 ロシア WMX MX1 8位
12 マキシミリアン・ナグル (Maximilian Nagl) 26 ドイツ WMX MX1 10位
MX2
2ストローク:100cc~175cc、4ストローク:175cc~250cc
2013年の戦績
チーム・ガリボルディー (Team Gariboldi) MX2
243 CRF250RW ティム・ガイザー (Tim Gajser) 17 スロベニア WMX MX2 20位
400 CRF250R 山本 鯨 (Kei Yamamoto) 22 日本 全日本 IA2 2位
◆MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ
MFJ全日本モトクロス選手権には、昨シーズンに引き続きTeam HRCでワークス参戦します。最上位カテゴリーのIA1クラス※10は、2年連続のタイトルを獲得した成田亮と、ランキング2位の小方誠が引き続き参戦し、3年連続のタイトル獲得を狙います。また、IA2クラスは昨シーズンクラス8位の田中雅己に加え、チャンピオンの富田俊樹が新たに加入し、計4名体制で両クラスのタイトル獲得を目指します。
2013年の戦績
チーム・エイチアールシー (Team HRC)
IA1 CRF450RW
1 成田 亮 (Akira Narita) 33 青森県 全日本 IA1 チャンピオン
2 小方 誠 (Makoto Ogata) 28 神奈川県 全日本 IA1 2位
IA2 CRF250RW
1 富田 俊樹 (Toshiki Tomita) 24 石川県 全日本 IA2 チャンピオン
113 田中 雅己 (Masami Tanaka) 24 大阪府 全日本 IA2 8位
【トライアル】
◆FIMトライアル世界選手権シリーズ
Hondaは、トライアル世界選手権シリーズ(WCT)に、昨シーズンまでスペイン現地法人モンテッサ・ホンダの「レプソル・モンテッサ・ホンダ」チームから参戦していましたが、今シーズンから「レプソル・ホンダ・チーム」でワークス参戦します。ライダーは、7年連続チャンピオンのトニー・ボウと、昨シーズン5位で日本人ライダー藤波貴久の2名体制で、8年連続のライダーズタイトルと9年連続のコンストラクターズタイトルの獲得を目指します。マシンは、4ストロークエンジン搭載の「COTA 4RT」を使用します。
2013年の戦績
レプソル・ホンダ・チーム (Repsol Honda Team)
1 トニー・ボウ (Toni Bou) 27 スペイン WCT チャンピオン
5 藤波 貴久 (Takahisa Fujinami) 34 三重県 WCT 5位
【ラリー】
◆ダカールラリー2014・アルゼンチン・ボリビア・チリ
2014年1月に開催された「ダカールラリー2014・アルゼンチン・ボリビア・チリ」にワークス参戦したTeam HRCは、エルダー・ロドリゲスが5位、ホアン・バレダが7位、ハビエル・ピゾリトが23位と、5名中3名が完走し、13ステージ中6回のステージ優勝を収めました。2015年大会については、ライダーを含め参戦体制が決まり次第発表します。
2014年の戦績
チーム・エイチアールシー (Team HRC)
7 エルダー・ロドリゲス (Helder Rodrigues) 34 ポルトガル ダカールラリー2014 総合5位
3 ホアン・バレダ (Joan Barreda) 30 スペイン ダカールラリー2014 総合7位 ステージ優勝5回
14 ハビエル・ピゾリト (Javier Pizzolito) 33 アルゼンチン ダカールラリー2014 総合23位
18 サム・サンダーランド (Sam Sunderland) 24 イギリス ダカールラリー2014 リタイア ステージ優勝1回
10 パウロ・ゴンサルヴェス (Paulo Goncalves) 35 ポルトガル ダカールラリー2014 リタイア
【MFJ全日本選手権シリーズ】
◆MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ(JRR)/MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ(JMX)
(株)ホンダモーターサイクルジャパンは、Honda、HRC、(株)本田技術研究所二輪R&Dセンターと協力し、Honda車を使用するすべてのライダーを対象に、マシンセッティングやライディングテクニックなどをアドバイスする「ホンダ・レーシングサーキットサービス」を実施しレース活動をサポートします。
MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ(JRR)
JSB1000/マシン:Honda CBR1000RR
2013年の戦績
TOHO Racing with MORIWAKI
104 山口 辰也 (Tatsuya Yamaguchi) 5位(JRR JSB1000)
MuSASHi RT ハルクプロ(MuSASHi RT HARC-PRO)
634 高橋 巧 (Takumi Takahashi) 3位(JRR JSB1000)
J-GP2/マシン:Honda CBR600RR
2013年の戦績
MuSASHi RT ハルクプロ (MuSASHi RT HARC-PRO)
634 浦本 修充 (Naomichi Uramoto) 3位(JRR J-GP2)
73 亀谷 長純 (Chojun Kameya) 9位(JRR ST600)
MORIWAKI RACING 72 高橋 裕紀 (Yuki Takahashi) Moto2参戦
ST600/マシン:Honda CBR600RR
2013年の戦績
TOHO Racing Powered by MORIWAK 104 國川 浩道 (Hiromichi Kunikawa) 10位(JRR ST600)
MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ(JMX)
IA1 Class/マシン:Honda CRF450R
2013年の戦績
SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS 777 星野 優位 (Yuui Hoshino) 6位(JMX IA1)
MOTO.SPORTS.FUKAYA 10 深谷 広一 (Koichi Fukaya) 10位(JMX IA1)
IA2 Class/マシン:Honda CRF250R
2013年の戦績
TEAM ITOMO 35 小川 孝平 (Kohei Ogawa) 6位(JMX IA2)
TEAM 887 40 馬場 大貴 (Daiki Baba) 11位(JMX IA2)
TEAM HAMMER 41 近藤 祐介 (Yusuke Kondo) 12位(JMX IA2)
T.E.SPORT 01 大塚 豪太 (Gota Otsuka) 1位(JMX IB2) 1位(JMX IB Open)
TEAM HAMMER 06 北野 幸汰 (Kota Kitano) 5位(JMX IB2) 12位(JMX IB Open)
N.R.T. 08 横澤 拓夢 (Takumu Yokosawa) 6位(JMX IB2) 7位(JMX IB Open)
Lady's Class(LX)/マシン:Honda CRF150R
2013年の戦績
TEAM HAMMER 2 竹内 優菜(Yuna Takeuchi) 2位(JMX LX)
SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS 6 延永 若菜 (Wakana Nobunaga) 6位(JMX LX)
T.E. SPORT 9 高橋 絵莉子 (Eriko Takahashi) 9位(JMX LX)
全日本トライアル選手権シリーズ(JTR)
Hondaは、HRCサービスショップ所属の全日本トライアル選手権シリーズへ参戦するチームへのサポートを行います。
IAS Class/マシン:Honda RTL260F
2013年の戦績
HRCクラブ MITANI (HRC CLUB MITANI)
1 小川 友幸 (Tomoyuki Ogawa) チャンピオン(IAS)
6 柴田 暁 (Akira Shibata) 6位(IAS)
2014 Hondaモータースポーツ活動計画発表会 1/3
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2014 Hondaモータースポーツ活動計画発表会 2/3
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2014 Hondaモータースポーツ活動計画発表会 3/3
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