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MotoGP / SBK / BSB / 全日本ロードレース選手権 アーカイブス

全日本ロードレース AP 決勝 - 現場報告 7

2014-04-27 13:06:07 | 全日本ロード 2014
ST-600

優勝: 岡村
2位: 大崎
3位: 伊藤

第1レースで優勝を飾った国川は、トップ争いに絡んでいたが、痛恨の転倒、リタイアとなった



岡村は初優勝!
「地元のレースなので、これが本当の実力なのか分からない」と謙虚な発言。

大崎
「様子を見てしまったのが敗因」と悔しさをにじませるが、後輩の活躍を素直に喜んでいた。

伊藤
「トップを走っているときにプレッシャーを感じた」







全日本ロードレース AP- 現場報告 5

2014-04-26 16:41:06 | 全日本ロード 2014
ST-600 第1レースは、国川選手の初優勝でした。

「混戦になると予想していたので、スタートが大事だと思っていた。序盤は大崎さんに付いて行き様子を見るつもりだったが、思ったよりペースが上がってなくて、最終コーナーで追突しそうになった。ブレーキングで強みがあり、トップを走っていても意外と冷静に走る事が出来た。終盤は、マージンを取って走る事が出来た。 」



JSB1000

PP: 渡辺 一樹

ST-600

PP: 大崎 誠之

J-GP2

PP: 高橋 裕紀

J-GP3

PP: 山田 誓己

J-GP3でポールポジションを獲得した山田選手には、富沢祥也賞が送られました。









MotoGP : 第2戦 アメリカズ

2014-04-22 22:29:19 | MotoGP 2014
2014 GRAND PRIX OF THE AMERICAS

Circuit Of The Americas

MotoGP 第2戦 アメリカズGP



■開催日:2014年4月13日(日) 決勝
■開催地:アメリカ・テキサス州オースティン/サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(5.513km)
■周回数:21周(115.773 km)
■観客:5万7590人(3日間:11万8918人)
■PP:マルク・マルケス(2分02秒773)
■FL:マルク・マルケス(2分03秒575)





MotoGP Race Classification 2014

Classification after 22 laps = 118.36 km

1. マルク・マルケス SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) + 43'33.430

「とてもハッピーな気持ちです。いいスタートを切れましたが、ホルヘがスタートライン上で抜いていったときは、『たぶん彼がジャンプスタートしたんだな』と思いながらも、少し不安になりました。前回のカタールGPとは違って、最初から最後までレースを引っ張る展開となりました。前回よりも簡単に見えたかもしれませんが、集中力を切らさないように走るのは大変でした。今日は完ぺきなレースができたので、自信になりました。ファンにとっては面白味に欠けるレースだったかもしれません。しかし、ライダーにとっては、こういうレースはいいものです。次のレースはもっとエキサイティングなレースになることを期待しています」

2. ダニー・ペドロサ SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) + 4.124

「タフなレースでした。マルケスは自分よりもちょっとだけ速いと思っていました。差を削るためにも、毎周コーナーで縮めようとしたのですが、その差は増えていく一方でした。最終的にはうしろにだれもいなくなり、マルケスには手の届かない状態になったので、最後は自分のできるベストのことをしようと努めました。今回のレースでは、次の戦いで競り勝てるように、我々は最大限の努力をしなければならないということを学べました」

3. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ITA ( Ducati Team : Ducati ) + 20.976

「プラクティスから良い仕事をしたけど、表彰台を争うペースはなかった。しかし、それほど離されていなかったから、グッドなリザルトを獲得するために全力で走った。僕たちにとって特別。1年間全力で格闘したけど、僕たちはまだ望むように速くない。チームと僕と一緒に働いてきたみんなに感謝したい。これからも全力を尽くそう」

4. ステファン・ブラドル GER ( LCR Honda MotoGP : Honda ) + 22.790

「今日は不思議なレースでした。最初にロレンソのジャンプスタートがあり、それもあって、自分のペースを見つけるのに苦労しました。序盤はロッシとドゥカティのライダーたちと戦うことになり、自分のスピードを見つけるのに時間がかかりました。やっと前に出たときには、フロントタイヤに問題を抱えてしまって、ペースを上げられませんでした。その後、ドヴィツィオーゾに抜かれましたが、抜き返すことはできませんでした。レースウイークを通じてタイヤのパフォーマンスには満足していましたが、決勝では大きな問題になってしまいました。表彰台に立てると思っていただけに、とても残念です。しかし、いい仕事ができたことには満足しています」

5. ブラッドリー・スミス GBR ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) + 22.963

「体力的に他のどこよりも厳しいこのコースで、21ラップにわたってこのようなパフォーマンスができたことに満足している。自分自身にハードワークを課し、それを実行できたと思っている。ここはいろいろなタイプのコーナーがあるから、完璧なセッティングは難しい。実際、ひとつのセッティングですべてのコーナーに合わせるのは不可能なんだ。だからどこかで妥協して、そのなかのベストを見つけなければならない。最初の数ラップでアグレッシブに行き過ぎたためブレーキがオーバーヒート気味。フロントタイヤもかなり熱くなっていたので、そのあとの3、4周は無理に攻めるのをやめて一旦クールダウンを図った。その間にポルに抜かれ、バレンティーノも逃げて行くのが見えたので、大きく息を吸って準備を整え、タイヤが安定してきたところで勝負を開始。あのときは、転倒するか、あるいはこのままのポジションか、というような気持ちだったよ。残り12ラップになったところでチャンスがあると確信。それでさらに身体を伏せて全力でブラドルに挑み、あの左―右―左と続くコーナーに到達したところで彼の内側に飛び込んで行った。すごくどきどきして、心拍数は天井を突き抜けるくらい跳ね上がっていたよ。ドビツィオーゾは少し離れていたし、僕は持っているすべてのカードを切って勝負を賭けたが、どうしてもパスしきれなかった。でもヤマハのトップになれたことはとてもうれしいよ」

6. ポル・エスパルガロ SPA ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) + 26.567

「今日の結果には心底、ハッピー! 6位でMotoGP初完走。しかもヤマハ・ファクトリーの前でゴールできてとても誇らしい気分。上位グループに離されないためには、序盤から全力でプッシュしなければならないことは承知のうえ。でもちょっと頑張りすぎたようで、結局そこから最後まで、自分のリズムをキープすることができなかった。それでも、今シーズン絶好調のブラッドリーと少しの間バトルできたのはうれしかったし、ヤマハ勢2位という結果も、僕らの方向性が間違っていないことの証明になると思う。レースのなかで最大の問題になったのがフロントタイヤ。おそらくヤマハの全員がこのことに悩まされていたと思う。ヤマハとの相性が良くないことは去年からわかっていたことで、僕自身の経験としても体力的に非常に厳しく、マシンがかなり消耗しているのがわかった。さらには左コーナーがたくさんあるため、とくにレース終盤のブレーキングでは肩に少し痛みも出てしまった。チームが素晴らしい仕事をしてくれて、僕も全力で、少しでも早くマシンに慣れて改良していけるように頑張っている。次のレースを楽しみにしている」

7. アンドレア・イアンノーネ ITA ( Pramac Racing : Ducati ) + 28.257

「今日の結果に満足だけど、タイヤのパフォーマンスが低下しなければ、もっと良かったかもしれない。できる限りプッシュしたけど、フロントタイヤがレース後半に入って突然崩壊してしまい、フロントが閉じるようになって、危険な状態だった。何が起きたのか正確に解らない。プラクティスでは同じタイヤを使用して、このような消耗はなかった。
 ドゥカティで厳しい1年間を過ごした後、MotoGPにおける最初のナイスなレースとなった。僕たちは一緒に成長している。週末に懸命に働いてくれたチームとサポートしてくれたドゥカティに感謝したい」

8. ヴァレンティーノ・ロッシ ITA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) + 45.519

「フロントタイヤの右側が完全にだめになった。昨日までにも同じことがあったが、今日ほどひどいのは初めてだった。朝のウォームアップでは調子が上がっていて、ユーズド・タイヤで最後まで走りきることができたから手ごたえはとても良かったんだけれど…。ところが7周か8周でグリップしなくなって、そのあとはラップタイムが3秒も落ちてしまった。目標にしていた表彰台が目の前に近づいてきていただけに悔しいよ」

9. アレックス・エスパルガロ SPA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) + 47.605

「朝のウォームアップでも、フロントのチャタリングに悩まされたが、同じことが決勝でも起きてしまった。プッシュすることができなかったので、無理せず守りの態勢で、完走とポイント獲得だけを目指して走り続けた。力を出し切れず悔しい思いをしたが、今日はどうしても攻めることができない状態だったんだ。今は次回のアルゼンチンを楽しみにしている。自信を持って臨める」

10. ホルヘ・ロレンソ SPA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) + 49.111

「スタートで集中しきれず、大きなミスをおかしてしまった。そのあとは、ただひたすら全力でポジションアップを目指していったが、戦い自体はそこですでに終わってしまっていた…。このような形で大事なレースを、まさに破壊してしまったことを、チームのみんなに謝らなければならない。大変な緊張感を抱えながら非常に厳しい状況のなかで走り続けた。このようなときはミスをおかしやすくなるが、少なくとも転倒せずに走りきることができた。そしてポイントを獲得できたのは良かったと思っている」

11. ニッキー・ヘイデン USA ( Drive M7 Aspar : Honda ) + 1'00.735

「今日のレースは、予想していたよりも、かなりいい結果でした。レースウイークを通して、マシンは最もいい状態でした。しかし、今大会は我々にとって簡単ではありませんでした。いくつかの問題を抱えていましたし、それがなかなかよくならなかったのです。僕のレースを見にきたファンの方々には、期待に応えるような走りができず、謝罪しなければなりません。しかし、今週は全力を尽くしました。チームも最高のマシンを用意しようと全力を尽くしてくれました。最終的には速いペースのグループで戦うことができましたし、ポジティブな結果で終われました。まだまだ、このマシンのポテンシャルを引き出しているとは思えませんし、これからもがんばらなければなりません。そして、今日のレースで、これからがとても楽しみになりました」

12. 青山 博一 JPN ( Drive M7 Aspar : Honda ) + 1'03.954

「タイヤをどうするか悩んでいましたが、決勝は前後ともにハードでいくことにしました。予想通り、序盤はなかなかフィーリングをつかめず、ペースも上げられませんでした。そして、一緒に走っていたグループからも離されました。その後、だんだんペースもよくなり、最終的にはニッキーのすぐうしろまで追い上げることができました。今回は、フロントのフィーリングをよくしようと、セットアップを変えたことがいい方向に向かいました。順位的には満足できませんが、3日間を通して着実に前進できましたし、次につながるレースになりました」

13. ヨニー・エルナンデス COL ( Energy T.I. Pramac Racing : Ducati ) + 1'07.333

「グッドなレースだった。リザルトが嬉しい。ヘイデンと青山の近くで20ラップほど走れた。彼らは経験豊富なライダーだから、沢山学習する絶好の機会となった。完走できて嬉しい。懸命に働いてくれたチームに感謝したい」

14. カレル・アブラハム CZE ( Cardion AB Motoracing : Honda ) + 1'27.972

「ここは左周りのコースなので、まだ完治していない左肩に大きな負担がかかり、厳しいレースになることは分かっていました。オープニングラップは、ほとんど最後尾まで順位を落としましたが、そこから確実に追い上げてポイントを獲得することができました。次戦アルゼンチンGPまでに、左肩の状態がよくなることを願っています」

15. エクトール・バルベラ SPA ( Avintia Racing : Avintia ) + 1'32.376

16. マイケル・ラバティ GBR ( Paul Bird Motorsport : PBM ) + 1'32.543
17. ダニーロ・ペトルッチ ITA ( IodaRacing Project : ART ) + 1'39.176
18. マイク・ディ・メッリオ FRA ( Avintia Racing : Avintia ) + 1'51.962

Not Classified
RT. スコット・レディング GBR ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) + 2 Laps

「スタートしてから8周目くらいまでは快適に走れていたのですが、フロントタイヤのグリップがなくなってからは、リズムよく走ることができず、最終的に転倒してしまいました。レースを終えて、フロントタイヤをチェックすると、右側が完全に終わっていました。プラクティスでは同じタイヤで長い周回をしてもなんの問題もなかったので、今回のようなことがどうして起きたのか調べなくてはいけません。マシンは完ぺきでした。しかし、(ヨニー)エルナンデス(ドゥカティ)とのバトルでリズムを崩し、前のグループに離されてしまいました」

RT. コーリン・エドワーズ USA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) + 4 Laps

「ウイーク中ずっと、問題に悩まされてばかりだった。フロントタイヤにもまだ違和感があって、状況をより一層複雑にしていたんだ。残り4ラップのストレートを走行中、インジェクションの燃料圧力に不具合が出てとうとうマシンがストップ。これで僕のレースは終わりになった。これから原因究明を試みる」

RT. カル・クラッチロー GBR ( Ducati Team : Ducati ) + 9 Laps

「楽観的だったけど、不運にも、リアタイヤの問題が1ラップ目から出てしまい、振動が激しくなったから、タイヤを交換するために、ボックスに戻ることを決断した。まだ、半分以上の周回数が残っていたけど、チームはソフトタイヤを装着することを決めた。
 もしかしたら、ポイントを稼ぐことができないかもしれないけど、有益になるように思えた。その後、バンプに乗ってしまった。高速コーナーで、ノーマルなクラッシュのようだったけど、バイクに巻き込まれ、最後はハイサイドを食らってしまった。右手を強く打って腫れあがり、指を脱臼してしまった。チームに申し訳ない。ドゥカティ・コルセのために冬の間懸命に仕事をした後で、アンドレアが表彰台を獲得したことが嬉しい

病院で精密検査を受けた結果、骨折を確認。ボルトで固定する手術を受けたが、ブレーキレバーをコントロールする際に問題が出ることから、アルゼンチンGPを欠場する事になった。

「申し訳ない。アルゼンチンで走りたかった。火曜にレントゲン検査を受けた結果、まだ右手の小指が脱臼していて、小さな骨折が見つかったから、医師が固定するために1本のボルトを挿入することを判断した。残念だけど、まだ右手が痛み。今週末に走る状態ではない。リハビリを続けるために、イギリスに戻る。ヘレスに向けて、全ての可能性を尽くすつもりだ」

RT. アルバロ・バウティスタ SPA ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) + 12 Laps

「難しいレースになることは分かっていました。そして、今日はサードグループで戦うことになりました。その中でいいリズムで走れましたし、何人かのライダーを抜くことができました。しかし、今大会抱えていたフロントの安定性についての問題を解消できず、転倒したときもフロントからあっと言う間のことでした。あのまま走れていれば、6位でゴールできたと思います。しかし、今日のことは早く忘れて、次のアルゼンチンGPに向けて気持ちを切り替えたいと思います」

RT. ブロック・パークス AUS ( Paul Bird Motorsport : PBM ) + 13 Laps

Weather Conditions:

Track Condition: Dry / ??Air: 26º / ?Humidity: 71% /??Ground: 32º

記録:

Pole Lap: マルク・マルケス 2'02.773 161.6 Km/h
Fastest Lap: Lap: 3 マルク・マルケス 2'03.575 160.6 Km/h
Circuit Record Lap: 2014 マルク・マルケス 2'03.575 160.6 Km/h
Best Lap: 2014 マルク・マルケス 2'02.773 161.6 Km/h




監督

マッシモ・メレガリ (ヤマハ・ファクトリーチーム・ディレクター)

「バレンティーノは、ほんの数ラップでフロントタイヤの右側が完全にだめになってしまった。これまでにも同様のことが起きていたので、それに対処するためのセッティング変更も行っており、今朝のウォームアップでは16ラップ走ってまだ大丈夫そうだったので問題は解決したと考えていた。もともと厳しい展開を覚悟していた今回のレースだが、表彰台に迫りながらも結果的にそれを逃すこととなってしまい非常に残念だ。ホルヘについては、昨日までにどんなにしっかりと準備をしたとしても、予想もつかない出来事がレースには起こりうるということだ。彼が誰にも負けないくらいに頑張っていたことはよくわかっているし、非常にミスの少ないライダーであることも知っている。それでもこのようなことが起こった。残念ではあるが、そのあとはベストを尽くして最後までしっかりと走りきってくれた。今回も懸命に作業を行い、ここまでマシンを作

エルベ・ポンシャラル (モンスター・ヤマハ・テック3チーム監督)

「前回のカタールは非常に残念な結果に終わったが、今回はそれとは違う展開になりほっとした。わがチームのふたりのライダーは、強い決意とファイティング・スピリットを持って臨み、本当に素晴らしいレースを見せてくれた。ブラッドリーはMotoGPでのベスト・リザルトを獲得。前回も同じ位置を走っていたので、今回の結果が偶然ではないことを証明できるだろう。彼はこれからも力強いパフォーマンスを見せてくれるに違いない。そして2、3戦のうちにはもっとトップに近づいていることだろう。またポルのほうも本当に素晴らしかった。彼はカタールで肩を骨折して痛みがあったにもかかわらず、体力的に非常に厳しいこのコースを最後まであきらめずに走りきった。しかも終盤も懸命にプッシュし続け、最終ラップではついにイアンノーネを抜いたのだ。ふたりがそろってトップ6に入り、チャンピオンシップ・ポイントを獲ってきてくれた。前回はノーポイントに終わっただけにうれしい結果だ。さらにはヤマハ勢トップに立ち、それによってヤマハのコンストラクターズ・ポイントに貢献できたことを光栄に思っている。我々にはまだ伸びしろがあって、もっと上を目指せると信じている。技術提供を通じて最高のサポートをしてくれているヤマハに、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたい。ふたりのライダーは今日も多くを学び、次のアルゼンチンではさらに強くなっていると確信している」

津谷晃司 (ヤマハ・MS開発部 モトGPプロジェクトリーダー)

「カタールに引き続き、残念ながら全く想定外の結果となってしまいました。ホルヘのスタートは信じられないようなアクシデントでレース後は本人も落ち込んでおりましたが、既に気持ちを切り替えて次に進むための話を始めています。バレンティーノはカタール同様にアグレッシブな走りで2戦連続表彰台まであと一歩まできたところで、タイヤを上手く使うための我々の作戦が裏目に出てガッカリさせてしまいましたが、彼もすぐに次戦に向けての前向きな会話を始めてくれており、こんな頼もしいライダー達と一緒に戦えることを改めて光栄に思います。またTech3の両ライダーも素晴らしい走りを見せてくれました。オープンカテゴリーのマシンがその大きなメリットを生かして上位に入ってくる状況下で、不利だと思われるファクトリーオプションのサテライトチームの印象を払拭してくれたと思います。次戦アルゼンチンはモトGP初開催のサーキットですが、現在の課題への対応も確実に進めながら結果が出せるよう、ライダー、チーム、スタッフ一丸となって頑張りますので、引続きご支援・ご声援をよろしくお願いします」




ブリジストン

山田宏 (モーターサイクルレーシングマネージャー)

「サーキット・オブ・ジ・アメリカズでの2年連続優勝を達成したマルクと、今日のレースで1-2フィニッシュのダブル表彰台を獲得したレプソル・ホンダ・チームの皆様にお祝いを申し上げます。ドゥカティが表彰台を獲得したのも、素晴らしい出来事でした。アンドレアとチーム全員の努力で手にいれた成果です。カルが転倒したのは残念ですが、次のレースでは無事に走行できることを祈っています。第3戦アルゼンチンGPはMotoGP初開催のサーキットですが、手に汗握るレースとなることを期待しています。アメリカ合衆国の次のレース、8月のインディアナポリスも、今からとても待ち遠しいですね」

東雅雄 (モータースポーツタイヤ開発チーフエンジニア)

「今日の決勝は、昨日までと比べると涼しいコンディションになりましたが、路面状態は良好だったためにレースは速いペースで推移しました。リア用タイヤにハードコンパウンドを選択したのはマルケス選手ひとりだけでしたが、非常に良好に作動をしていました。また、リア用の3種類のコンパウンドはレースですべて使用され、それぞれがしっかりと機能をしました。フロントタイヤについては、事前の予測どおり全選手がミディアムコンパウンドを選択してグリッドにつきました。レース中は、何名かの選手に、プラクティスや予選時よりも高いフロントタイヤの摩耗が発生しましたが、その原因はこれからしっかりと分析し、究明を行います」




ポイントスタンディング

1. Marc MARQUEZ Honda SPA 50
2. Dani PEDROSA Honda SPA 36
3. Valentino ROSSI Yamaha ITA 28
4. Andrea DOVIZIOSO Ducati ITA 27
5. Aleix ESPARGARO Forward Yamaha SPA 20
6. Andrea IANNONE Ducati ITA 15
7. Stefan BRADL Honda GER 13
8. Nicky HAYDEN Honda USA 13
9. Bradley SMITH Yamaha GBR 11
10. Pol ESPARGARO Yamaha SPA 10
11. Cal CRUTCHLOW Ducati GBR 10
12. Scott REDDING Honda GBR 9
13. Hiroshi AOYAMA Honda JPN 9
14. Colin EDWARDS Forward Yamaha USA 7
15. Yonny HERNANDEZ Ducati COL 7
16. Jorge LORENZO Yamaha SPA 6
17. Karel ABRAHAM Honda CZE 5
18. Danilo PETRUCCI ART ITA 2
19. Hector BARBERA Avintia SPA 1
20. Broc PARKES PBM AUS 1



コンストラクター

1. HONDA 50
2. YAMAHA 31
3. DUCATI 27
4. FORWARD YAMAHA 20
5. ART 2
6. AVINTIA 1
7. PBM 1




Moto2 Race Classification 2014

Classification after 20 laps = 107.6 km

1. マーヴェリック・ビニャーレス SPA ( Pons HP 40 : Kalex ) + 41'31.520

「Moto2クラスに参戦して2回目のレースで優勝することができて、なんとも言えない気持ちです。今大会は、ウイークを通じて、ずっと気持ちよく乗ることができました。とにかく、ロングランを行い、タイヤのパフォーマンスを引き出すことに全力を注ぎました。今日は勝てるマシンに仕上がっていました。すばらしいマシンを用意してくれたチームに感謝したいと思います」

2. エステベ・ラバト SPA ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) + 4.009

「予選でポールポジションを獲得したので、優勝を狙っていました。優勝することはできませんでしたが、チャンピオンシップを考えれば、20点はとても重要なものです。今日は、スタートはよかったのですが、その後、何度も接触があって遅れてしまいました。その遅れを取り戻して2位になれたことはよかったと思います。課題になっていた1速へのシフトダウンは、予選では解消したのですが、再び問題が出るようになりました。それで1速を使わずに走っていたのですが、それを思えば今日の2位は上出来だったと思います。チャンピオンシップをリードしていますし、気持ちよく次のアルゼンチンに向かうことができます」

3. ドミニク・エガーター SWI ( Technomag carXpert : Suter ) + 7.323

「開幕戦では、エンジントラブルが出てレースを失っていたので、今日の表彰台はとてもうれしいです。予選では初めてフロントローを獲得することができましたし、そのアドバンテージをしっかり生かせました。今日は15周目くらいからタイヤのパフォーマンスが落ちてきて、ブレーキングでタイムをロスするようになり、トップグループについていけませんでした。しかし、こうして表彰台に立つことができましたし、とてもうれしいレースになりました」

「ガンショットスタートを使っていたけど、1列目からのスタートはベターだ。直ぐにグッドなリズムに入って行ける。表彰台が可能だと思って、ミスを犯さないためにどうすべきかを考えながら走った。日本GPで脱臼した左肩を11月に手術して何も問題はなかったけど、終盤に入ってから前腕に痛みを感じた。
 カタールの後で、上手くシーズンのスタートが切れた。今後の目標?毎戦上位陣に接近して、可能な限り表彰台を獲得すること。優勝?もちろん、ここにいる全てのライダーたちと同じように、優勝することが夢だ」


4. ミカ・カリオ FIN ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) + 8.59
5. シモーネ・コルシ ITA ( NGM Forward Racing : Forward KLX ) + 9.934

6. トーマス・ルティ SWI ( Interwetten Paddock Moto2 : Suter ) + 16.987
7. アンソニー・ウェスト AUS ( QMMF Racing Team : Speed Up ) + 17.561
8. アレックス・デ・アンジェリス RSM ( Tasca Racing Moto2 : Suter ) + 18.948
9. マルセル・シュロッター GER ( Tech 3 : Tech 3 ) + 19.72
10. リカルド・カルダス SPA ( Tech 3 : Tech 3 ) + 24.552

11. 中上 貴晶 JPN ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) + 28.463

「ウォームアップでは軽く走って2分10秒台が出ていましたし、今日は表彰台争いができると思っていました。しかし、決勝ではマシンのフィーリングが変わり、ブレーキングの安定性がなくなって、うまく止まれなくなりました。フルタンクのせいだとも思えないのですが、そのうち、タイヤからバイブレーションが出るようになり、ペースも上げられなくなりました。今回、どうしてこういうことになったのか、しっかり原因を追及して、次のアルゼンチンに挑みたいと思います」

12. マティア・パッシーニ ITA ( NGM Forward Racing : Forward KLX ) + 43.955
13. ランディ・クルメンナッハー SWI ( IodaRacing Project : Suter ) + 44.344
14. サンドロ・コルテセ GER ( Dynavolt Intact GP : Kalex ) + 45.666
15. ハフィズ・シャーリン MAL ( Petronas Raceline Malaysia : Kalex ) + 49.291

16. サム・ロウズ GBR ( Speed Up : Speed Up ) + 51.154
17. フランコ・モルビデリ ITA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) + 51.331
18. アズラン・シャー・カマルザマン MAL ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) + 51.683
19. アクセル・ポンス SPA ( AGR Team : Kalex ) + 52.113

20. 長島 哲太 JPN ( Teluru Team JiR Webike : TSR ) + 1'02.103

「スタートがうまくいかなかったのですが、それで結果的に1コーナーの多重クラッシュを避けることができました。ラッキーでした。その後は、何台か抜くことができたのですが、フロントタイヤにチャタリングが出始め、さらにブレーキにも問題が出てきてペースを上げられなくなりました。車体に関してはいい感じになってきたと思います。しかし、カタールGP同様、今回もストレートでスピードが伸びず、苦しい戦いになりました。最終的に20位でフィニッシュできて、最低限の目標は達成できました。次はポイント獲得を目標にがんばります」

21. ロマン・ラモス SPA ( QMMF Racing Team : Speed Up ) + 1'02.346
22. ティティポン・ワロンコーン THA ( APH PTT The Pizza SAG : Kalex ) + 1'03.495
23. フリアン・シモン SPA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) + 1'04.944
24. ロビン・マルホウザー SWI ( Technomag carXpert : Suter ) + 1'09.941
25. ジーノ・レア GBR ( AGT REA Racing : Suter ) + 1'20.330

26. ジョルディ・トーレス SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) + 1'33.781

Not Classified
RT. ザビエル・シメオン BEL ( Federal Oil Gresini Moto2 : Suter ) + 2 Laps
RT. ニコラス・テロール SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) + 3 Laps
RT. ルイ・ロッシ FRA ( SAG Team : Kalex ) + 11 Laps
RT. ジョシュ・ハーリン USA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) + 14 Laps
RT. ジョナス・フォルガー GER ( AGR Team : Kalex ) + 15 Laps
RT. ロレンツォ・バルダッサーリ ITA ( Gresini Moto2 : Suter ) + 16 Laps
RT. ヨハン・ザルコ FRA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) + 17 Laps

Not Finished 1st Lap
DNS. ルイス・サロム SPA ( Pons HP 40 : Kalex ) 0 Lap

Weather Conditions:

Track Condition: Dry / ??Air: 25º / ?Humidity: 76% / ??Ground: 28º

記録:

Pole Lap: エステベ・ラバト 2'10.135 152.5 Km/h
Fastest Lap: Lap: 16 マーヴェリック・ビニャーレス 2'10.103 152.5 Km/h
Circuit Record Lap: 2014 マーヴェリック・ビニャーレス 2'10.103 152.5 Km/h
Best Lap: 2014 マーヴェリック・ビニャーレス 2'10.103 152.5 Km/h



ポイントスタンディング

1. KALEX 50
2. SUTER 32
3. FORWARD KLX 22
4. SPEED UP 19
5. TECH 3




Moto3 Race Classification 2014

Classification after 18 laps = 96.84 km

1. ジャック・ミラー AUS ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) + 41'06.659

「ベターなレースを要求できるとは思っていなかった。KTMは完璧な走り、ラスト2ラップにプッシュするために、十分なグリップを温存するセットアップがあった。終盤はタフなバトルだったけど、本当に良かった。
 2連勝はアメイジングだ。素晴らしい仕事をしてくれたチームに脱帽。この方向性を継続する必要あるけど、毎戦の成長が非常に重要。ポールポジションからの優勝で完璧な週末となったから、チームに感謝するだけだ」

2. ロマーノ・フェナティ ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) + 0.069

「僕たちは重要なポイントを持ち帰る。ここで表彰台を獲得できるとは思ってもいなかった。最終ラップ、彼らは僕よりも早くブレーキングをかけると考えたけど、みんながコーナーに突っ込み、ミラーが先に行ってしまった。
 カタールと比較すると、リアタイヤの消耗が違った。前回は突然グリップを失ってしまったけど、今回少しずつパフォーマンスが低下した。金曜は僅か2ラップでリアタイヤが終わってしまい、チームと相談して、解決策を探した。ウォームアップ走行でリズムを掴んで、ニュータイヤを履いて、そこからさらに前進するように試みたけど、実際には、タイヤの消耗具合がどうなるのか分からない状態だった。全てが上手く行った」

3. エフレン・バスケス SPA ( SaxoPrint-RTG : Honda ) + 0.172

「我々にとって、とても重要なレースでした。今回はエンジンの伸びがすばらしく、予選でフロントローに並ぶことができました。そして、決勝でも優勝争いに加わることができました。しかし、今日のミラーはすばらしい走りで、抜くことができませんでした。これで2戦連続表彰台に立てました。今は、すばらしい気分です」

4. アレックス・リンス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) + 7.182

「カタールからよくなってはいるのですが、この週末は、ずっとマシンのセットアップに悩まされていました。今日はアレックス(マルケス)がうしろにいて、彼に離されていくのが分かりました。それで、ブレーキポイントを遅らせたりしたのですが、結果的にそれがミスにつながりました。今日はトップグループと同じペースで周回するのは無理だったので、ポイントを取りにいく作戦に切り替えました。今日の結果はなんとも言えない気分です」

5. ヤクブ・コーンフェイル CZE ( Calvo Team : KTM ) + 7.264

6. アレックス・マスボー FRA ( Ongetta-Rivacold : Honda ) + 20.107
7. フランシスコ・バグナイア ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) + 20.381
8. ダニー・ケント GBR ( Red Bull Husqvarna Ajo : Husqvarna ) + 23.981
9. ジョン・マクフィー GBR ( SaxoPrint-RTG : Honda ) + 24.032
10. カレル・ハニカ CZE ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) + 24.222

11. フアン・フランシスコ・ゲバラ SPA ( Mapfre Aspar Team Moto3 : Kalex KTM ) + 24.817
12. リヴィオ・ロイ BEL ( Marc VDS Racing Team : Kalex KTM ) + 34.634
13. エネア・バスティアニーニ ITA ( Junior Team Go&FUN Moto3 : KTM ) + 34.955
14. ニクラス・アジョ FIN ( Avant Tecno Husqvarna Ajo : Husqvarna ) + 35.02
15. ミゲール・オリベイラ POR ( Mahindra Racing : Mahindra ) + 35.436

16. アレッサンドロ・トヌッチ ITA ( CIP : Mahindra ) + 38.306
17. ザルファミ・カイルディン MAL ( Ongetta-AirAsia : Honda ) + 38.536
18. エリック・グラナド BRA ( Calvo Team : KTM ) + 49.325
19. スコット・デロワ NED ( RW Racing GP : Kalex KTM ) + 1'02.422
20. フィリップ・エッテル GER ( Interwetten Paddock Moto3 : Kalex KTM ) + 1'02.609

21. アナ・カラスコ SPA ( RW Racing GP : Kalex KTM ) + 1'02.695
22. ジュール・ダニーロ FRA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) + 1'08.860
23. ルカ・グレンヴァルド GER ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) + 1'18.905
24. ハフィク・アズミ MAL ( SIC-AJO : KTM ) + 2'04.082
25. アンドレア・ロカテッリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) + 1 Lap

26. ブライアン・シュホウテン NED ( CIP : Mahindra ) + 1 Lap

Not Classified
RT. アレックス・マルケス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) + 1 Lap

「あまりよくないスタートでしたが、バスケスとミラーの先頭集団についていくことになりました。彼らについているときの感じは悪くないのですが、それ以上はペースを上げられない状態でした。それでも、なんとかついていこうとがんばり、何度も転ぶギリギリのところまでいっていたのですが、最後から2番目のコーナーでついに転倒してしまいました。途中までいいレースをしていただけに、とても残念でした。このようなミスを二度としないようにしていかなければなりません」

RT. ガブリエル・ラモス VEN ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) + 3 Laps
RT. ニッコロ・アントネッリ ITA ( Junior Team GO&FUN Moto3 : KTM ) + 11 Laps
RT. ブラッド・ビンダー RSA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) + 11 Laps
RT. イサック・ビニャーレス SPA ( Calvo Team : KTM ) + 12 Laps
RT. アーサー・シシス AUS ( Mahindra Racing : Mahindra ) 0 Lap
RT. マッテオ・フェラーリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) 0 Lap

Weather Conditions:

Track Condition: Dry / ??Air: 22º /?Humidity: 87% / ??Ground: 25º

記録:

Pole Lap: ジャック・ミラー 2'16.342 145.5 Km/h
Fastest Lap: Lap: 3 アレックス・マルケス 2'16.354 145.5 Km/h
Circuit Record Lap: 2013 ルイス・サロム 2'16.345 145.5 Km/h
Best Lap: 2014 ジャック・ミラー 2'16.342 145.5 Km/h



ポイントスタンディング

1. KTM 50
2. HONDA 36
3. MAHINDRA 14
4. HUSQVARNA 11
5. KALEX KTM 5



MotoGP : 第1戦 カタール

2014-04-01 09:57:57 | MotoGP WSB BSB JRR
2014 GRAND PRIX OF QATAR

Losail Circuit

MotoGP 第1戦 カタールGP

■開催日:2014年3月23日(日) 決勝 結果
■開催地:カタール/ロサイル・サーキット(5.380km)
■周回数22周(118.36km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度 ■路面温度:18度
■PP: M・マルケス(1分54秒507/ホンダ)
■FL: A・バウティスタ(1分55秒575/ホンダ)



MotoGP Race Classification 2014
Classification after 22 laps = 118.36 km

1. マルク・マルケス SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) 42'40.561

「今日の結果がすごく嬉しい。25ポイントだけど、プレシーズンの多くの時間を失ってしまった怪我の後だったから重要なレースだった。今週末は沢山のライダーたちが僕よりも前のポジションに進出して、みんなリズムが良かったから、このようなレース展開を予想していた。この優勝は非常に重要。バレンティーノとのバトルは優勝よりもナイスだった。すごく楽しかった!」

「優勝することができて、とてもうれしいです。25ポイントも重要ですが、ケガからの復帰戦でしたし、ウインターテストがほとんどできなかった中での優勝だったので、とても特別な感じがします。今回は多くのライダーがいいタイムを出していましたし、トップ集団の中で、最後までどうなるか分かりませんでした。本当に今日の優勝は価値のあるものだと思います。バレンティーノとのバトルは最高でした。昨年は負けましたが、今年は何回もポジションを入れ替えながら、最終的に勝つことができました。これからもこういうバトルができたらと思います」

2. ヴァレンティーノ・ロッシ ITA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) +0.259

「グッドなバトルだった。嬉しいけど、2位で終わってしまったから悔しい(笑)。最高だった。すごく楽しかった。4列目からのスタートはリスクを背負っていたけど、グッドなパッシングで、トップに飛び出たのはファンタスティックだった。バイクはグッド。マルクとバトルするポテンシャルがあったけど、彼の方がストロングだった。
 今年チーフクルーとしてシルヴァーノ・ガルブセラに来てもらったのは賭けだった。脚を骨折した後にスーパーバイク仕様のR1を試したときに、グッドなフィーリングがあったけど、彼はMotoGPの経験がないからリスクがあった。僕たちの間にはグッドなコミュニケーションがあり、それがバイクを調整すること、戦闘力を高めることに役立つ」

「ハッピーだけど、ちょっと悔しい。だって優勝できなかったんだから…。マルクはとても強くて、彼とのバトルを最後までエンジョイできた。今日は初めからとても楽しくて、グリッド後方からのスタートだったから序盤はリスクをおかしてペースアップ。でもミスは何もなかった。終盤はマルクとのゲーム。でも結局は彼のほうが強かったから彼が勝ったということなんだ。今日のレースはまるで、10年前のレースのよう。みんなの力が拮抗していて、ミスがあったり、はらんだり…。これはきっとドルナのグッド・アイディアのおかげだと思う。ヤマハはカタールでいつも好調。僕もこの決勝のためにプラクティスで頑張ってきたので、支えてくれたチームに感謝するよ。シーズンをこのような形でスタートできてとてもうれしく、これからもこの調子をキープできるよう頑張りたい。ホルヘのほうは、いつもレース序盤が素晴らしい選手だから、今日は何が起こってしまったのか、僕にもまったくわからないんだ」

3. ダニー・ペドロサ SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) +3.370

「3位はポジティブなリザルト。僕にとって厳しいトラックで、週末を表彰台で締め括ったから、良い形でシーズンをスタートさせることができた。(優勝に)近かったけど、転倒が多発していたから、完走することが重要だった。これからもっと良くして行き、次戦で優勝争いに挑戦しよう」

「スタートはあまりよくなくて、序盤はトップ集団の後ろの方にいました。序盤に転倒するライダーもいましたし、終盤にバトルしたアルバロも転倒してしまいました。今日は難しいコンディションでした。このサーキットはいつも苦戦してきた場所なので、表彰台に上がることができてとてもうれしいです。ここから前にいきたいです」

4. アレックス・エスパルガロ SPA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) +11.623

「僕自身はもちろん、チームのためにもうれしい結果になったと思う。昨日は2度もミスをおかしてしまい、決勝は厳しい状況になった。グリッド3列目からのスタートで、フルタンク状態の序盤にストレートのスピードで勝る2台のドゥカティをパスするのに手間取ってしまった。再びミスをするようなことはしたくなかったから、初めから激しくプッシュしないよう気持ちを抑えた。根気強く好機を待って、ようやくパスすることができたよ。上位と互角に戦えるだけの力があると思うので少し悔しかったけれど、結果、チームとしてもランキング4位につけることができたのだから満足しなければいけないだろうね。チームと、チームメイトのコーリンに感謝している。昨日の予選で完全に壊れてしまった僕のマシンを修復するために、一部のパーツをまわしてくれたんだ」

5. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ITA ( Ducati Team : Ducati ) +12.159

「この結果のポジティブな面を見る必要がある。チャンピオンシップの視点から、5位は常に重要だけど、僕たちの重要な目標であるトップとのタイムギャップを縮小することにおいて、昨年と比較して、24秒差から12秒差に詰めたことをポジティブに評価する。まだアンダーステアの問題があり、これがパフォーマンスに影響を与えるけど、ここまでの進歩が嬉しい」

6. カル・クラッチロー GBR ( Ducati Team : Ducati ) +28.526

「ほろ苦いレースとなってしまった。6位は結果とし悪くない。転倒してしまったウォームアップ走行の後で懸命に修復作業に取り組んでくれたメカニックたちに感謝しないと。レースでは、5ラップ目から電子制御の問題が発生して、トランスポンダーが機能せず、ダッシュボードが消えてしまい、バイクの挙動がおかしくなってしまった。
 中盤までは、ドビとアレックス・エスパルガロと一緒に走ったけど、問題が悪化して、完走するのに苦戦した。とにかく、グッドなポジションでドゥカティでの初レースを終えることが重要だった」

7. スコット・レディング GBR ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) +32.593

「初めてのMotoGPのレースで、ニッキーとバトルをして勝てるなんて思いもしませんでした。とてもハッピーです。今回はソフトタイヤを選択したので、序盤からペースを上げようと思っていました。長い間、ニッキーの後ろにいて、自分の方がペースが速いことが分かったので、ラスト2周は全力でアタックしました。Honda勢のオープンカテゴリーの中でトップフィニッシュができて、とてもうれしいです」

8. ニッキー・ヘイデン USA ( Drive M7 Aspar : Honda ) +32.628

「今日はいつもと違って後方から追い上げるレースになりました。混戦の中から抜け出すのは大変でしたが、それでもフリー走行や予選よりも速い、1分56秒台のラップタイムで周回し、ポル・エスパルガロとバトルすることができました。終盤は左側のタイヤが消耗してペースを上げられず、今度はスコット・レディングに追いつかれてバトルになりましたが、抜き返すことができませんでした。最終的に8位でしたが、次のレースに向けてたくさんのデータを得ることができました。チーム、Honda、そしてすべてのスポンサーに感謝しています」

9. コーリン・エドワーズ USA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) +39.547

「序盤からずっとグリップに悩まされて、自分のレースができなかった。課題はいつも同じで、マシンの向き替えができないことだった。チームと協力しながら改善策を見つけていく。必ずそれができると確信しているよ。チームとしては、多くのポイントを獲得できて良かったと思う。次はテキサスでのホーム・レースになるので、楽しみにしている」

10. アンドレア・イアンノーネ ITA ( Pramac Racing : Ducati ) +43.360

「申し訳ない。グッドなスタートを切った後の2ラップ目に転んでしまった。プッシュしていなかったけど、フロントが閉じてしまった。トラックに戻ってからは、上位陣と同じグッドなリズムで走れた。グッドなリザルトを獲得できたかもしれない。チームとドゥカティのサポートに感謝したい」

11. 青山 博一 JPN ( Drive M7 Aspar : Honda ) +46.595

「スタートは悪くなかったのですが、序盤に(ヨニー)ヘルナンデスに引っかかり、彼を抜くために、タイヤのおいしいところをかなり使ってしまいました。抜いても抜いてもストレートで抜き返される、という繰り返しでした。ヘルナンデスに引っかからなければ、もう少しいいポジションでフィニッシュできたと思います。今回は初日にトラブルがあって出遅れましたが、その後は順調でした。メカニックとチームには感謝しています。今日の11位というポジションにもレース内容にも満足していません。オースティンではシングルフィニッシュを目標に全力を尽くします」

12. ヨニー・エルナンデス COL ( Energy T.I. Pramac Racing : Ducati ) +46.688

「とても嬉しい。このレースの目標を達成できそうだった。11位でフィニッシュしようと、ライバルたちとバトルした。ラストラップはギアミスで青山に抜かれてしまった。4ポイントを稼ぐことができて嬉しい。この調子で仕事を続けて行こう」

13. カレル・アブラハム CZE ( Cardion AB Motoracing : Honda ) +50.581

「13位という結果に満足していますが、心から喜べるものではありません。今回は転倒車が多く、ラッキーな13位だったからです。ウインターテストから、完治していない左肩に苦しんできました。今大会もそれは変わらず、スローコーナーでは厳しい走りを強いられました。そういう意味では、こうして完走できてよかったです」

14. ダニーロ・ペトルッチ ITA ( IodaRacing Project : ART ) +1'03.127

「ようやく、カタールでレースを終わらせることができた。僕たちの仕事、レースの展開に満足。プレシーズンにテストを実施する機会がなく、週末は新しいバイクと新しい電子制御の理解に徹したから、正直、ポイントは期待していなかった。
 週末は沢山の問題を抱えて、解決できなかった。レースでバイクの経験を積むことができた。昨年と比較して、ソフトリー(柔らかく)に走る必要があり、この走り方が速さをもたらしてくれる。レース序盤、グループ内で走行中にペースが見つかったけど、コーナーで抜いても、ストレートで抜き返され、離されてしまった。僕を支えてくれたチームとアプリリアに感謝したい。次戦は僕にとって厳しいトラックだけど、シーズンのスタートにハッピーだ」

15. ブロック・パークス AUS ( Paul Bird Motorsport : PBM ) +1'14.386

、「MotoGPで1ポイントを獲得することは、僕とチームにとって最高なこと。
 オープン勢のライダーたちとグッドなバトルがあった。幸運にも沢山のライダーたちがリタイヤしたけど、この結果が嬉しい。次戦で今週末の続きに取り組んで、もう一度トライしよう」

16. マイケル・ラバティ GBR ( Paul Bird Motorsport : PBM ) +1'32.593

「厳しかった週末の後で、レースは期待以上だった。14位に進出できるペースで走ったけど、ペナルティの代償は大きかった。全体的にはシーズンのポジティブなスタートとなり、自分の走りに満足。僕のレースが正確に結果に反映されていない」

17. マイク・ディ・メッリオ FRA ( Avintia Racing : Avintia ) +1'36.085

RT アルバロ・バウティスタ SPA ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) 2 Laps

「怪我を負わなかったのは幸運だったけど、ストレンジなクラッシュだった。2コーナーにそれまでの同じように進入したけど、突然、フロントを失ってしまった。レース中はブレーキに問題があった。これが転倒に影響したかは分からないけど、チームに申し訳ない。
 転倒するまでは上位争いを楽しんでいた。それほど良いスタートではなかったけど、トラックを駆け抜けることができて、一時は2番手を走った。表彰台を獲得できたのは確かだった。完走できなかったのは残念。チームとファンに謝りたい。次戦は結果を持ち帰りたい」

RT ブラッドリー・スミス GBR ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) 4 Laps

「この日のために準備し、すべてをかけて戦っていただけに、シーズンのオープニングでこのような結果になったことは非常に残念。マシンのフィーリングはとても良かったが、トップに追いつくにはまだ足りないような状態だった。それでも残りが5,6ラップになったときに、やはりトライしようと決意したんだ。残念ながら、そのときに転倒してしまった。金曜日にもビッグ・クラッシュがあり、それを一所懸命、直してくれたチームスタッフたちに心から感謝している。今、もう一度、気持ちを引き締め直して、新たな自信とともに次のオースティンへ向かう。そして今度こそ好成績につなげたい」

RT ポル・エスパルガロ SPA ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) 5 Laps

「バッドラックだとは言えないんだ…。決してすべてがベストの状態で臨んでいたわけではなくて、肩の怪我がまだ完全に治ったわけではないし、金曜日の転倒でちょっと自信を失ったところもあったしね…。でも怪我を悪化させずにすんだことは不幸中の幸い。そして、チームのみんなが懸命に僕を支えて、自信を取り戻させてくれたんだ。MotoGPデビューで6位入賞を目指していたところだったから、今日のことは確かに残念だけれど、それまではとてもいい走りができていたので満足しているよ。問題が出るまではトップからわずか8秒の差。そしてドビツィオーゾやアレイシに追いつこうとしていたんだからね。このこと自体は、自分で考えていた以上のパフォーマンスなんだ。このあとはちょっと休んで、次のオースティンでは必ず100%の力を出し切れるよう頑張るよ」

RT ステファン・ブラドル GER ( LCR Honda MotoGP : Honda ) 14 Laps

「今の心境を正確に表現することが難しい。3列目からグッドなスタートを切れて、1周目は完璧だった。週末が始まってからの難しい状態を考えれば、このようにレースリーダーになれるとは期待してなかった。転倒の理由を本当に説明できない。それまでの周と全く正確に同じように進入したけど、6コーナーでフロントから転んでしまった。
 怪我がなかったことは幸運だった。週末の進歩はポジティブなこと。左コーナーで沢山のライダーたちが転倒したから、もしかしたら、高い湿度がグリップに影響したかもしれない。次戦に集中しよう。大好きなサーキットだ」

RT エクトール・バルベラ SPA ( Avintia Racing : Avintia ) 18 Laps

RT ホルヘ・ロレンソ SPA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) 0 Lap

「ミスを犯してしまった。このようなレースは久しぶり。僕たちは完璧ではない。時々過ちを犯してしまう。タイヤは昨年とは違う。路面温度は少し低かった。そのような状況を考えずに、フロント、リア共にタイヤの準備ができていない時に、過剰な速さでコーナーに突っ込んでしまった。
 タイトル候補のマルク、バレンティーノ、ダニと比較して、多くのポイントを失ってしまったのは残念。バレンティーノは、ヤマハがこのタイヤで闘えることを証明した。チャンピオンシップは長いから、オースティングで何が起きるか見てみよう」

Weather Conditions:
Track Condition: Dry / Air: 20º / Humidity: 60% / Ground: 18º
記録:
Pole Lap: マルク・マルケス 1'54.507 169.1 Km/h
Fastest Lap: Lap: 4 アルバロ・バウティスタ 1'55.575 167.5 Km/h
Circuit Record Lap: 2008 ケーシー・ストーナー 1'55.153 168.1 Km/h
Best Lap: 2008 ホルヘ・ロレンソ 1'53.927 170.0 Km/h



Moto2 Race Classification 2014
Classification after 20 laps = 107.6 km

1. エステベ・ラバト SPA ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) 40'20.963

「Marc VDS Racing Teamのデビュー戦で優勝することができて、とてもうれしいです。スタートはよかったのですが、タカ(中上貴晶)がコーナーの進入でギリギリまでブレーキを遅らせてきたので、それを避けるために大きくふくらんでしまいました。そのため、序盤の数ラップはトップ集団を後ろから見守るような形となりました。その後、タカとミカ(カリオ)をいい形でプッシュできたと思いますし、最終的にはレースをコントロールできたと思います。今回はレース前半にペースを上げられなかったのが課題で、次戦からはもっと上手にレースをコントロールしていきたいです。いいシーズンのスタートを切れてうれしいです。オースティンでもがんばります」

2. ミカ・カリオ FIN ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) +1.059

「いいスタートが切れましたし、アクセルコントロールもよくて、すぐにタカ(中上貴晶)の後ろにつけることができました。それからは、タイヤを温存するために後ろについて走りました。ラップタイムはハイペースでしたが、8ラップを残してタカがペースをさらに上げるまで、自分には余裕がありました。それからティト(ラバト)がパスしていったのですが、右コーナーのグリップに苦労していたので、3番手をキープすることにしました。もしかしたら優勝できたのかもしれませんが、昨日の大クラッシュのあとでの表彰台なのでうれしいです。昨晩、長い時間かけてマシンを整備してくれたチームクルーに感謝し、フレームを貸してくれたペトロナスレースラインマレーシアに感謝したいです」

3. トーマス・ルティ SWI ( Interwetten Paddock Moto2 : Suter ) +3.741

「今日は序盤にペースを上げられず、5周目を終えたころには、表彰台は無理だと感じました。右コーナーでフロントタイヤがうまく機能せず、さらに、リアのグリップも落ち始めました。しかし、結果的にこれがよくて、リズムをつかむことができました。昨年は開幕前にケガをして苦しいシーズンでした。今年は体調も万全で、いいスタートを切ることができました。3位でチェッカーを受けたわけではありませんが、今日の後半のペースは、それに値すると思います」

4. マーヴェリック・ビニャーレス SPA ( Pons HP 40 : Kalex ) +4.043
5. シモーネ・コルシ ITA ( NGM Forward Racing : Forward KLX ) +5.830
6. サム・ロウズ GBR ( Speed Up : Speed Up ) +14.170
7. サンドロ・コルテセ GER ( Dynavolt Intact GP : Kalex ) +24.943
8. ジョルディ・トーレス SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) +25.196
9. アンソニー・ウェスト AUS ( QMMF Racing Team : Speed Up ) +25.322
10. ルイ・ロッシ FRA ( SAG Team : Kalex ) +26.687
11. ジョナス・フォルガー GER ( AGR Team : Kalex ) +26.873
12. リカルド・カルダス SPA ( Tech 3 : Tech 3 ) +26.914
13. ランディ・クルメンナッハー SWI ( IodaRacing Project : Suter ) +31.671
14. ルイス・サロム SPA ( Pons HP 40 : Kalex ) +40.588
15. ハフィズ・シャーリン MAL ( Petronas Raceline Malaysia : Kalex ) +40.695
16. フリアン・シモン SPA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) +41.810
17. マティア・パッシーニ ITA ( NGM Forward Racing : Forward KLX ) +44.030
18. アズラン・シャー・カマルザマン MAL ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) +52.813
19. ロマン・ラモス SPA ( QMMF Racing Team : Speed Up ) +53.563
20. ティティポン・ワロンコーン THA ( APH PTT The Pizza SAG : Kalex ) +1'10.995

21. 長島 哲太 JPN ( Teluru Team JiR Webike : TSR ) +1'11.391

「厳しいレースでした。スタートは悪くなかったと思いますし、ポジションも上げることができました。その後、コースアウトして大きくポジションを落とし、追い上げるレースになりました。レース中のベストタイムも2分03秒3と、予選より0.7秒短縮することができました。コースの前半はかなり攻略できるようになりましたが、後半セクションはマシンの旋回性が足りず、攻めきれませんでした。今回は2日目のフリー走行で転倒したのが最後まで影響しました。残念ですが、次のアメリカでは、これを反省材料にしっかり走りきりたいと思います」

22. ロビン・マルホウザー SWI ( Technomag carXpert : Suter ) +1'11.811
23. ヨハン・ザルコ FRA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) +1'52.348
24. ザビエル・シメオン BEL ( Federal Oil Gresini Moto2 : Suter ) +1'52.446
25. フランコ・モルビデリ ITA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) 1 Lap
Not Classified
RT ロレンツォ・バルダッサーリ ITA ( Gresini Moto2 : Suter ) 1 Lap
RT ドミニク・エガーター SWI ( Technomag carXpert : Suter ) 5 Laps
RT ニコラス・テロール SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) 5 Laps
RT マルセル・シュロッター GER ( Tech 3 : Tech 3 ) 9 Laps
RT アクセル・ポンス SPA ( AGR Team : Kalex ) 9 Laps
RT マシェル・アル・ナイミ QAT ( QMMF Racing Team : Speed Up ) 16 Laps
RT ジーノ・レア GBR ( AGT REA Racing : Suter ) 18 Laps
RT アレックス・デ・アンジェリス RSM ( Tasca Racing Moto2 : Suter ) 0 Lap
RT ジョシュ・ハーリン USA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) 0 Lap

DSQ 中上 貴晶 JPN ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) 0 Lap
Rider #30 Nakagami has been disqualified for a breach of Regulation 2.5.3.6.10 of the Tehcnical Regulations.
※中上貴晶は2位でチェッカーフラッグを受けましたが、レース後に車両規定違反の裁定が下り、失格となりました。


「失格のことについては、いまは、コメントすることはありません。今大会は、予選までラバトがとても速いペースで走っていましたし、予選までのマシンの状態では、とてもついていけるペースではないと感じていました。そこで、大きくセッティングを変更してウォームアップに挑んだのですが、それがとてもよくて、決勝ではいい走りができました。今日はラバトに抜かれたあともついていけましたし、最後までプッシュすることができました。いつもと違う自分の走りをみんなに見てもらうことができたと思います。次のオースティンでは、昨年リタイアしているので、今年はしっかり走りきりたいと思っています」

Weather Conditions:
Track Condition: Dry / Air: 20º / Humidity: 54% / Ground: 19º
記録:
Pole Lap: エステベ・ラバト 2'00.081 161.2 Km/h
Fastest Lap: Lap: 9 マーヴェリック・ビニャーレス 2'00.168 161.1 Km/h
Circuit Record Lap: 2014 マーヴェリック・ビニャーレス 2'00.168 161.1 Km/h
Best Lap: 2014 エステベ・ラバト 2'00.081 161.2 Km/h



Moto3 Race Classification 2014
Classification after 18 laps = 96.84 km

1. ジャック・ミラー AUS ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) 38'05.810

2. アレックス・マルケス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) +0.233

「最終ラップに、ニュートラルに入れてしまうという初歩的なミスをして遅れてしまいました。しかし、2位で20ポイントを獲得できたので、うれしいです。シーズンのスタートとしてはとてもいいですし、先行集団の中でレースをリードすることができました。ジャック(ミラー)がレースをリードしていたときも、ついていくことができましたし、いいレースができたと思います。これまでやってきたことを、これからも継続していきます。Hondaとともに戦う初戦で表彰台に立てて、とてもうれしいです」

3. エフレン・バスケス SPA ( SaxoPrint-RTG : Honda ) +0.280

「初めて表彰台に立つことができて、とてもうれしいです。今日は15番グリッドからスタートして、1周目に8番手まで浮上することができました。その後、トップグループで走ることができて、最終的に3位でフィニッシュしました。新しいHondaのマシンは、すばらしかったです。スピードも伸びていましたし、全ラップでプッシュすることができました」

4. ミゲール・オリベイラ POR ( Mahindra Racing : Mahindra ) +0.295

5. アレックス・リンス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) +0.369

「スタートで早くクラッチを放してしまい、遅れてしまいました。それからは、必死に先頭集団に追いつこうとがんばりました。最終的にトップグループには届きませんでしたが、これからが楽しみなレースになりました。とにかく、マシンをいい状態に仕上げてくれた、チームとHondaに感謝したいです。週末はずっといいペースでしたし、オースティンにむけて期待がふくらんでいます」

6. ヤクブ・コーンフェイル CZE ( Calvo Team : KTM ) +0.586
7. アレックス・マスボー FRA ( Ongetta-Rivacold : Honda ) +2.109
8. イサック・ビニャーレス SPA ( Calvo Team : KTM ) +2.161
9. ニッコロ・アントネッリ ITA ( Junior Team GO&FUN Moto3 : KTM ) +8.153
10. フランシスコ・バグナイア ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) +8.173
11. ジョン・マクフィー GBR ( SaxoPrint-RTG : Honda ) +8.195
12. ロマーノ・フェナティ ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) +8.219
13. ダニー・ケント GBR ( Red Bull Husqvarna Ajo : Husqvarna ) +11.269
14. カレル・ハニカ CZE ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) +11.292
15. ブラッド・ビンダー RSA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) +11.322
16. エネア・バスティアニーニ ITA ( Junior Team Go&FUN Moto3 : KTM ) +22.159
17. リヴィオ・ロイ BEL ( Marc VDS Racing Team : Kalex KTM ) +22.202
18. ザルファミ・カイルディン MAL ( Ongetta-AirAsia : Honda ) +36.686
19. スコット・デロワ NED ( RW Racing GP : Kalex KTM ) +36.691
20. フィリップ・エッテル GER ( Interwetten Paddock Moto3 : Kalex KTM ) +36.755
21. アレッサンドロ・トヌッチ ITA ( CIP : Mahindra ) +37.858
22. ルカ・グレンヴァルド GER ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) +37.876
23. アンドレア・ロカテッリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) +45.501
24. アナ・カラスコ SPA ( RW Racing GP : Kalex KTM ) +45.650
25. ブライアン・シュホウテン NED ( CIP : Mahindra ) +1'08.694
26. ニクラス・アジョ FIN ( Avant Tecno Husqvarna Ajo : Husqvarna ) 1 Lap
Not Classified
RT ジュール・ダニーロ FRA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) 1 Lap
RT マッテオ・フェラーリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) 4 Laps
RT フアン・フランシスコ・ゲバラ SPA ( Mapfre Aspar Team Moto3 : Kalex KTM ) 12 Laps
RT ガブリエル・ラモス VEN ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) 12 Laps
RT エリック・グラナド BRA ( Calvo Team : KTM ) 16 Laps
RT ハフィク・アズミ MAL ( SIC-AJO : KTM ) 0 Lap

Weather Conditions:
Track Condition: Dry / Air: 23º / Humidity: 34% / Ground: 22º
記録:
Pole Lap: アレックス・リンス 2'05.973 153.7 Km/h
Fastest Lap: Lap: 9 アレックス・マスボー 2'05.862 153.8 Km/h
Circuit Record Lap: 2014 アレックス・マスボー 2'05.862 153.8 Km/h
Best Lap: 2014 アレックス・マスボー 2'05.862 153.8 Km/h