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MotoGP: プレシーズンテスト日程

2013-01-31 10:35:24 | MotoGP WSB BSB JRR



2月になるとプレシーズンテストが始まり、ライダーたちは開幕戦に向け、緊張感を高めていく季節となりました。

2月3日からのCRTクラスのテストを皮切りとして、5日からMotoGPクラスのテストが開始されます。

MotoGPクラスのオフィシャルテストは、セパンで2回おこなわれ、開幕直前にへレスで最終テストを予定している。
また、HRCはこれとは別に、オースティンでプライベートテストを実施する。
オースティンは、アメリカ・テキサス州に位置し、今年、新たにグランプリ・スケジュールに加わったサーキット。開催は、第2戦の4月21日決勝となる。

Circuit of the Americas(google map)



さて、今年のテストでは、ロッシとマルケスの動向に大きな注目が集まっている。
ヤマハにカムバックしてきたロッシが、かつてのスピードを取り戻せるのか。
マルケスが、ルーキーシーズンでどこまでポテンシャルを発揮できるのか。

2013年の開幕戦は、4月4日からカタールで始まる。




MotoGP プレシーズン・テスト・スケジュール

2月3-4日 MotoGP CRT: セパン
2月5-7日 MotoGP: セパン
2月12-14日 Moto2/Moto3: ヴァレンシア
2月19-21日 Moto2/Moto3: ヘレス
2月26-28日 MotoGP: セパン
3月12-14日 MotoGP HRC: オースティン(プライベートテスト)
3月18-21日 Moto2/Moto3: ヘレス
3月23-25日 MotoGP: ヘレス




HONDA 400cc新エンジン発表

2013-01-30 08:59:59 | バイクその他






ホンダは1月28日、今夏から発売を予定している400ccスポーツバイク用の新型エンジンを公開した。

需要が激減している国内の中型市場に向け、環境に優しく、扱いやすい特性を目指した新開発の水冷・直列2気筒400ccエンジンとなる。

エンジン特性としては、低・中速回転域に重点を置いた街乗り重視のセッティングとなり、最大出力回転数は9500回転に設定。それに合わせて全域で吸入効率を高める最適なバルブサイズを採用し、ボアストロークは67mm×56.6mmとなっている。
また、スポーツ性能も十分満たすと同時に、排ガス規制をクリアし、高い燃費性能も誇る。

生産面では、これまで400㏄クラスのエンジン部品は国内で調達が図られてきたのだが、販売台数が限られていることから少量生産となり、コスト高要因となっていた。
そこで今回、タイで生産を開始したCB500シリーズなどの部品と共通化を図り、5割以上を海外調達することで低価格化を実現することとなった。
組み立ては従来通り熊本製作所(熊本県大津市)でおこない、国内の製造空洞化を防ぐ配慮もなされている。

このエンジンを搭載する車両に関して詳細は明らかにされていないが、大阪モーターサイクルショー2013(3月15日~17日)と東京モーターサイクルショー2013(3月22日~24日)に発表されると予想される。

ホンダが打ち出す新たなモデル投入で、中型ユーザーの購買欲が刺激され、二輪モーターサイクル全体が活性化されることを期待したい。




Honda次世代スポーツ用新型400ccエンジン発表

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KENNYの言葉

2013-01-29 00:25:14 | 雑感





テレビを見る暇もなく、見たい番組の録画がたまっていく一方の今日この頃。
昨日、ようやく昨年放送されたモトライズを見た。

番組では、ケニー・ロバーツやフレディ・スペンサー、原田哲也などのインタビューが取り上げられていた。

ケニーは、リスペクトしている最大のライバルはフレディではなくバリー・シーンだったことや、鈴鹿八耐に出てからレースに対する考えが変わったことなどを語っていた。

そして、最後に日本のファンに向けて発した言葉が印象的だった。




日本のファンのみんな ケータイなんて置いといてモーターサイクルを手に入れよう

大きさなんてどうでもいい 日本にはこんなにも熱狂的なファンがいるのに廃れていくなんて見ていられない

素晴らしいモーターサイクルの国なんだから

ケータイなんて捨てて、モーターサイクルを手に入れよう

サーキットで会おうぜ




近年、私は国産モーターサイクルの魅力が乏しくなってきたと感じている。
モーターサイクルに乗る若者が減っていけば、その楽しさを知る機会も減るわけで、メーカーの開発者も楽しさを知らなければ、魅力的なものづくりが出来るわけがない。
そんなことが、欧米などの成熟市場で日本メーカーがシェアを落とし苦戦している一因なのかなと、ふと考えてしまったのであります。



ロレンソ&ロッシ in インドネシア

2013-01-26 22:21:01 | MotoGP WSB BSB JRR


ヤマハ・ファクトリーのライダー、ホルヘ・ロレンソとヴァレンティーノ・ロッシが、インドネシアのジャカルタでプロモーション活動を実施している。

成長市場であるアジアの重要性は年々増しており、日本の各メーカーも強力にアジアシフトを推し進めている。

今回は、ヤマハの現地法人であるヤマハ・モーター・インドネシアが、ロレンソとロッシを招待し、ファンとの交流会やコマーシャル撮影をおこなった。



ホルヘ・ロレンソ
「2013年シーズンに向けては、とてもポジティブな感じがある。バレンティーノの加入は、みんなにとってすごく良いことだと思う。すごく強力なチームだ。早くテストを始めたい。バイクを準備させたい。チャンピオンになるグレートなチャンスがあると思う。自信がある。僕たちの可能性を信じる。僕たちは有力候補だ」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「新しいロゴを背負うことを誇りに思う。ファミリーに戻れてすごく幸せだ。M1を走らせる機会が待ちきれない。ヤマハ・ファクトリー・チームは、ホルヘと僕で今年すごく強力になると思う。今は少し落ち着かないと。最初のテストの後で、自分のレベルを理解しないといけない。最後の優勝は2010年だから、最初の目標は一刻も早く表彰台に戻ること。そして、優勝にトライすることだ」



Press Conference Jorge Lorenzo & Valentino Rossi

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2013 レプソル・ホンダ発表

2013-01-25 10:05:18 | MotoGP WSB BSB JRR
 レプソル・ホンダの2013年体制発表会が、2月24日、スペイン・マドリードにあるレプソル社で開催された。
ライダーは、レプソル・ホンダで8年目となるダニー・ペドロサ、そして、Moto2チャンピオンのマルク・マルケス。
HRCのボス、中本修平氏と共に、新チームマネージャーのリヴィオ・スッポ氏も登場し、RC213Vもニューカラーでお披露目された。




中本修平
「2013年もまた非常に強力なチームとなりました。ダニーは昨年、素晴らしい結果を残し、今年も期待できますし、マルクの才能は疑う余地もなく、表彰台まで長い時間はかからないと確信しています。この新しい体制に大きな期待をしており、HRCは2人のライダーが勝利するためにもマシン開発に懸命に力を注ぎます。
 ホンダは昨年型のバイクの開発を継続しました。ダニとケーシーがラグナセカから走らせ、ポテンシャルが高まり、進化したエンジンを搭載したバイクを使用します。レギュレーションの変更により、バイクの重量が増しましたが、それに対応する時間がありました。それに、パフォーマンスが優れた燃料を使用します。バレンシアのテストでは、ダニが満足感を示しました。
 ダニは昨シーズン終盤の走りを継続すれば、チャンピオンシップを制覇する機会があります。マルケスはタイヤに順応する時間が少し必要です。重圧はありませんが、表彰台争いは確かです。」

ダニー・ペドロサ
「今日は新しいマシンと共にレプソル社のこの場に来られたことをとてもうれしく思います。従来のカラーリングを長い間使ってきましたが、新しいカラーリングも大変気に入っています。ファンも気に入ってくれると良いのですが。昨年のテストでは雨の影響で多くのテストができませんでした。今度のマレーシアでのテストが待ち遠しいです。」

マルク?マルケス
「この瞬間を待ち望んでいました。レプソルとHRCのロゴが描かれたマシンを見て、夢が実現したことを実感しました。この新たな挑戦に満足しています。なんだか新しい靴を履いた子供の気分です。マレーシアのテストが楽しみです。」




El Repsol Honda Team se presenta con Dani Pedrosa y Marc Márquez

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Dakar 2013 - podium

2013-01-23 07:06:35 | Dakar
ダカールラリー 2013 表彰式

1月20日(日)  サンティアゴ



ダカールラリー2013の表彰式が、チリの首都、サンティアゴのモネダ宮殿前で開催され、多くの群衆が完走した選手たちを祝福した。

ペルーのリマをスタートしたのは449台だったが、サンティアゴに辿り着いたのは302台。完走率は67%だった。


モト(2輪)クラス183台 → 125台 ・ 68%
クワッド(ATV)クラス38台 → 26台 ・ 68%
オート(4輪)クラス153台 → 91台 ・ 59%
カミオン(トラック)クラス75台 → 60台 ・ 80%



総合順位

1. 1 シリル・デプレ (FRA) KTM 43:24:22 - (PENA 00:15:00)
2. 11 ルーベン・ファリア (PRT) KTM 43:35:05 " " +00:10:43 -
3. 7 フランシスコ・ロペス (CHL) KTM 43:43:10 " " +00:18:48 " " (PENA 00:15:00)
4. 32 イワン・ジェイク (SVK) KTM 43:48:16 " " +00:23:54 -
5. 12 ホアン・ペドレロ (ESP) KTM 44:19:51 " " +00:55:29 " " (PENA 00:15:00)
6. 9 オリヴェエ・パン (FRA) YAMAHA 44:30:52 " " +01:06:30 -
7. 3 エルダー・ロドリゲス (PRT) HONDA 44:35:44 " " "+01:11:22 " (PENA 00:15:00)
8. 30 ハビエル・ピゾリト (ARG) HONDA 44:50:29 " " +01:26:07 -
9. 15 フランス・ヴェルホーヴェン (NLD) YAMAHA 44:50:57 " " +01:26:35 -
10. 20 パウロ・ゴンサルヴェス (PRT) HUSQVARNA 44:52:42 " " +01:28:20 " " (PENA 00:15:00)

11. 18 ヤクブ・プリズィゴンスキー (POL) KTM 44:58:21 " " +01:33:59 " " (PENA 00:05:00)
12. 26 ダニエル・グエ (CHL) HONDA 45:10:02 " " +01:45:40 -
13. 40 リアン・ファン・ニーケルク (ZAF) KTM 45:27:16 " " +02:02:54 -
14. 123 ロドニー・ファゴッター (AUS) YAMAHA 45:54:58 " " +02:30:36 -
15. 57 ベン・グラハム (AUS) KTM 46:09:36 " " +02:45:14 " " (PENA 00:15:00)
16. 8 パルアンダース・ウルヴェルスター (NOR) KTM 46:25:18 " " +03:00:56 " " (PENA 00:15:00)
17. 5 ホアン・バレダ・ボート (ESP) HUSQVARNA 46:29:04 " " +03:04:42 " " (PENA 00:17:00)
18. 34 ミシェル・メッジ (FRA) YAMAHA 46:36:30 " " +03:12:08 " " (PENA 00:20:00)
19. 27 ヘンク・クニュイマン (NLD) KTM 46:39:34 " " +03:15:12 -
20. 41 フェリペ・プロヘンス (CHL) HONDA 47:28:59 " " +04:04:37 -

21. 49 パブロ・ロドリゲス (ARG) HONDA 47:36:31 " " +04:12:09 -
22. 19 CZACHOR (POL) KTM 47:53:50 " " +04:29:28 -
23. 28 DE AZEVEDO (BRA) KTM 48:22:02 " " +04:57:40 " " (PENA 00:15:00)
24. 131 STRANGE (AUS) HONDA 48:31:59 " " +05:07:37 " " (PENA 00:15:00)
25. 43 WATT (GBR) KTM 48:47:31 " " +05:23:09 -
26. 162 FORMAN (GBR) KTM 48:48:12 " " +05:23:50 -
27. 31 GUASCH (ESP) GAS GAS 48:51:08 " " +05:26:46 -
28. 52 RIOS (PER) KTM 49:07:27 " " +05:43:05 " " (PENA 00:15:00)
29. 50 SALVATIERRA (BOL) HONDA 49:25:38 " " +06:01:16 " " (PENA 00:15:00)
30. 103 PATRAO (PRT) SUZUKI 49:26:24 " " +06:02:02 " " (PENA 01:00:00)

31. 29 カート・キャッセリ (USA) KTM 49:28:02 " " +06:03:40 " " (PENA 03:35:00)
32. 37 CURTIS (ZAF) KTM 49:30:00 " " +06:05:38 -
33. 87 SOUVIGNET (FRA) YAMAHA 49:48:42 " " +06:24:20 " " (PENA 00:15:00)
34. 156 SMITH (AUS) HONDA 49:51:49 " " +06:27:27 " " (PENA 00:20:00)
35. 77 CARDONA VAGNONI (VEN) YAMAHA 50:29:24 " " +07:05:02 -
36. 14 DUCLOS (FRA) SHERCO 51:02:28 " " +07:38:06 " " (PENA 01:00:00)
37. 62 ARREDONDO (GTM) KTM 51:20:08 " " +07:55:46 -
38. 82 GUINDANI (FRA) YAMAHA 51:23:04 " " +07:58:42 " " (PENA 00:15:00)
39. 65 PABISKA (CZE) YAMAHA 51:24:24 " " +08:00:02 " " (PENA 00:15:00)
40. 33 ジョニー・キャンベル (USA) HONDA 51:36:02 " " +08:11:40 " " (PENA 00:15:00)

41. 148 VAN GERVEN (NLD) KTM 51:48:23 " " +08:24:01 -
42. 119 DESPONTIN (BEL) KTM 51:55:31 " " +08:31:09 -
43. 89 CUMMINGS (ZAF) HONDA 51:56:42 " " +08:32:20 " " (PENA 00:15:00)
44. 101 WALDSCHMIDT (NAM) KTM 52:18:04 " " +08:53:42 -
45. 70 DEMELCHORI (ARG) KAWASAKI 52:24:33 " " +09:00:11 -
46. 168 POSKITT (GBR) KTM 52:26:57 " " +09:02:35 -
47. 147 VAN PELT (NLD) HONDA 52:47:07 " " +09:22:45 " " (PENA 00:30:00)
48. 42 PROHENS (CHL) HONDA 52:53:58 " " +09:29:36 " " (PENA 00:15:00)
49. 69 PAYEN (FRA) YAMAHA 53:05:34 " " +09:41:12 -
50. 83 VAN GINKEL (NLD) KTM 53:17:55 " " +09:53:33 -

51. 48 LIEFHEBBER (NLD) KTM 53:37:49 " " +10:13:27 -
52. 111 VALERO (ESP) YAMAHA 53:42:03 " " +10:17:41 -
53. 146 MARTENS (NLD) KTM 53:46:11 " " +10:21:49 -
54. 86 GADIOUX (FRA) HONDA 53:47:11 " " +10:22:49 " " (PENA 00:15:00)
55. 72 PASCUAL (ARG) JINCHENG 53:47:32 " " +10:23:10 -
56. 137 BUSQUETS (ESP) HUSQVARNA 53:51:46 " " +10:27:24 " " (PENA 00:05:00)
57. 92 ISRAEL ESQUERRE (CHL) HONDA 53:52:21 " " +10:27:59 " " (PENA 6:27:00)
58. 44 BIANCHI PRATA (PRT) HUSQVARNA 54:17:44 " " +10:53:22 " " (PENA 1:30:00)
59. 51 PAVEY (AUS) HUSQVARNA 54:21:51 " " +10:57:29 " " (PENA 00:15:00)
60. 59 CARILLON (FRA) KTM 54:32:07 " " +11:07:45 " " (PENA 02:00:00)

61. 109 SAGHMEISTER (SRB) KTM 54:54:44 " " +11:30:22 " " (PENA 00:05:00)
62. 154 BEAULÉ (CAN) KTM 55:05:03 " " +11:40:41 " " (PENA 00:35:00)
63. 108 GABARI (MAR) YAMAHA 55:09:12 " " +11:44:50 " " (PENA 00:15:00)
64. 115 BOLLERO (ARG) KTM 55:10:09 " " +11:45:47 -
65. 196 VILLARRUBIA (ESP) YAMAHA 55:18:50 " " +11:54:28 " " (PENA 00:15:00)
66. 159 AGUILAR (SLV) KTM 55:23:16 " " +11:58:54 " " (PENA 00:20:00)
67. 116 BORRELL GONZALEZ (ESP) KTM 55:27:55 " " +12:03:33 " " (PENA 00:15:00)
68. 56 MENARD (FRA) YAMAHA 55:50:20 " " +12:25:58 " " (PENA 00:15:00)
69. 13 FARRES GUELL (ESP) HONDA 55:55:59 " " +12:31:37 " " (PENA 01:15:00)
70. 192 VAN GEEL (NLD) KTM 55:56:47 " " +12:32:25 " " (PENA 00:02:00)

71. 54 CAVELIUS (FRA) Yamaha 56:18:25 " " +12:54:03 -
72. 38 ZANOTTI (ITA) TM 56:25:42 " " +13:01:20 " " (PENA 00:15:00)
73. 164 HIRIGOYEN (FRA) KTM 56:32:59 " " +13:08:37 -
74. 96 COTTET (CHE) KTM 56:48:47 " " +13:24:25 -
75. 67 SNIJDERS (NLD) HONDA 56:57:17 " " +13:32:55 -
76. 84 ILLANES (CHL) YAMAHA 57:00:45 " " +13:36:23 " " (PENA 00:02:00)
77. 78 ERASO ANGLADE (VEN) YAMAHA 57:05:57 " " +13:41:35 -
78. 143 SMITH (CHL) KTM 57:07:03 " " +13:42:41 " " (PENA 00:15:00)
79. 88 REINIKE (CHL) KTM 57:14:04 " " +13:49:42 -
80. 47 DABROWSKI (POL) KTM 57:15:26 " " +13:51:04 " " (PENA 01:00:00)

81. 121 SERRA RIPOLL (ESP) YAMAHA 57:34:32 " " +14:10:10 " " (PENA 00:20:00)
82. 167 ORTIZ (ARG) YAMAHA 58:10:45 " " +14:46:23 " " (PENA 00:15:00)
83. 107 BOUNDS (GBR) KTM 59:12:39 " " +15:48:17 " " (PENA 00:20:00)
84. 160 CABRERA (CHL) KAWASAKI 59:18:04 " " +15:53:42 " " (PENA 00:25:00)
85. 149 ZAHN (DEU) KTM 59:20:29 " " +15:56:07 -
86. 98 LUCCHESE (ITA) TM 59:33:31 " " +16:09:09 -
87. 127 BOYER (FRA) HONDA 59:54:03 " " +16:29:41 -
88. 125 KREIDL (AUT) KTM 60:01:48 " " +16:37:26 -
89. 195 ZUMARAN (CHL) YAMAHA 60:08:10 " " +16:43:48 " " (PENA 00:31:00)
90. 184 MORENO KRISTIANSEN (COL) KTM 60:25:42 " " +17:01:20 " " (PENA 00:30:00)

91. 158 VELLUTINO (PER) KTM 60:30:03 " " +17:05:41 " " (PENA 00:15:00)
92. 99 MUTELET (FRA) YAMAHA 60:42:25 " " +17:18:03 " " (PENA 00:20:00)
93. 36 SANZ (ESP) GAS GAS 61:48:59 " " +18:24:37 " " (PENA 03:15:00)
94. 120 BASSI (ARG) YAMAHA 61:49:54 " " +18:25:32 " " (PENA 00:20:00)
95. 151 BELÁUSTEGUI (ARG) YAMAHA 61:58:03 " " +18:33:41 " " (PENA 00:15:00)
96. 97 PYTHOUD (CHE) KTM 62:01:57 " " +18:37:35 -
97. 153 MAURI (ITA) YAMAHA 62:12:29 " " +18:48:07 " " (PENA 00:07:00)
98. 132 DE GROOT (NLD) YAMAHA 62:14:04 " " +18:49:42 -
99. 63 LAZARD (URY) YAMAHA 63:00:43 " " +19:36:21 " " (PENA 01:15:00)
100. 114 AMENGUAL (ARG) YAMAHA 63:03:50 " " +19:39:28 -

101. 190 SARMIENTO (COL) HONDA 64:41:52 " " +21:17:30 " " (PENA 00:15:00)
102. 53 VERHOESTRAETE (BEL) SHERCO 65:26:08 " " +22:01:46 " " (PENA 04:15:00)
103. 141 MASSADOR (FRA) HONDA 65:46:35 " " +22:22:13 " " (PENA 01:35:00)
104. 189 SALDARRIAGA (COL) KTM 65:58:54 " " +22:34:32 " " (PENA 00:31:00)
105. 155 ECHEVERRI MEJIA (COL) YAMAHA 67:38:57 " " +24:14:35 " " (PENA 01:45:00)
106. 193 VAN HEERTUM (NLD) KTM 67:59:29 " " +24:35:07 -
107. 171 NAPODANO (ITA) HONDA 68:00:24 " " +24:36:02 " " (PENA 00:02:00)
108. 170 RAMPOLLA (ITA) HONDA 68:03:44 " " +24:39:22 -
109. 163 HUIGEVOORT (NLD) KTM 68:08:11 " " +24:43:49 -
110. 179 NIJEN TWILHAAR (NLD) KTM 68:32:41 " " +25:08:19 " " (PENA 00:20:00)

111. 39 FISH (AUS) HUQSVARNA 68:49:42 " " +25:25:20 " " (PENA 09:15:00)
112. 81 ALAN (ARG) YAMAHA 70:07:30 " " +26:43:08 -
113. 74 MARTÍNEZ (ESP) KAWASAKI 70:14:14 " " +26:49:52 -
114. 191 SCHELLEKENS (NLD) KTM 70:58:50 " " +27:34:28 -
115. 136 SANTOS (ARG) HONDA 71:16:14 " " +27:51:52 -
116. 79 QUERALES MALAVE (VEN) YAMAHA 71:35:45 " " +28:11:23 " " (PENA 00:05:00)
117. 58 PUERTAS HERRERA (ESP) GAS GAS 71:38:53 " " +28:14:31 " " (PENA 03:00:00)
118. 94 WEI (CHN) JINCHENG 74:01:06 " " +30:36:44 -
119. 113 BARRON (PER) KTM 76:48:10 " " +33:23:48 -
120. 129 CAREVIC (CHL) KTM 78:27:23 " " +35:03:01 " " (PENA 00:22:00)

121. 126 BARBERY (ARG) YAMAHA 79:46:08 " " +36:21:46 " " (PENA 01:00:00)
122. 185 THIERRY (FRA) YAMAHA 82:51:40 " " +39:27:18 " " (PENA 00:25:00)
123. 118 MCKENDRICK (CHL) YAMAHA 83:21:36 " " +39:57:14 " " (PENA 00:35:00)
124. 161 CHICHIZOLA (PER) KTM 85:40:14 " " +42:15:52 " " (PENA 01:50:00)
125. 150 BELAUSTEGUI (ARG) KTM 116:11:19 " " +72:46:57 " " (PENA 13:00:00)




Dakar 2013 - Best of Bike

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Team HRC - Dakar 2013 podium

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Dakar 2013 - ST14

2013-01-21 11:45:55 | Dakar




ダカールラリー 2013 SS14

1月19日 (土)  第14ステージ  ラ・セレナ → サンチアゴ
リエゾン:121 ㎞ SS:346㎞(SS1:111km、ニュートラルゾーン:220m、スーパーSS :15km) リエゾン:158km  総合距離:625Km




シリル・デプレが総合優勝!

 ダカールラリー2013、総走行距離8420kmに及ぶ戦いが決着の日を迎えた。KTMのシリル・デプレが5回目となる総合優勝を果たした。

 最後の第14ステージは、2部構成の111kmのSS、ニュートラルゾーン(競技しない区間)を挟んで、最後15kmの“スーパー・SS”となっている。このステージを制したのは、ルーベン・ファリア(KTM)。デプレのサポート役であるが、卓越したチームワークによりKTMのワンツー体制を成し遂げた。
 地元チリの英雄、フランシスコ・ロペスは、前日に4速ギアが入らなくなるトラブルを抱えていた。サンチアゴのゴールを目指すためにも、15分のペナルティを覚悟でエンジンを交換せざるを得なかった。ペナルティを受けることで、総合4位にいたスロバキアのイワン・ジェイク(MTM)が1分30秒差と迫り、ポディウムを失う可能性もあったが、渾身の走りでSSトップタイムでゴール(ペナルティ加算で39位)し、総合3位を獲得した。
 今大会5度のステージ優勝を果たしたオリヴィエ・パン(YAMAHA)は、小さな不運が重なり、総合6位に留まった。ヤマハのエース、ダヴィッド・キャストゥは総合首位に位置していながら、負傷により第8ステージで姿を消した。
 24年ぶりにファクトリー参戦を果たしたホンダは、3人のライダーを送り込み上位進出を狙ったが、ポディウムには届かなかった。この日も、エースのエルダー・ロドリゲスがSS3位に入るなど、速さを見せつける場面もあったが安定した成績を残すことができず、ノウハウに乏しいチームがダカールラリーで戦う難しさが浮き彫りになった。しかし、CRF450全車がサンチアゴまでのゴールに辿り着き、総合7位と8位を獲得しており、チーム力の高さと信頼性を証明、今後の活躍が期待される。

 明日は表彰式がおこなわれる。コンステチューション広場のモネダ宮殿の前で多くの観客から祝福され、世界一過酷なラリーが幕を閉じる。




コメント:


シリル・デプレ: SS14位 総合1位 総合優勝

この全部の写真、ここに集まった観衆を見るために、この勝利を誰も俺から盗み取らなかったことを見るために、最終ゴールに絶対に着かねばならなかった。これを得るために、多分他のライダーより少し少ないかもしれないが、ちょっとしたナビゲーション・ミス、バイクの故障やとチームワークなどによって、いつ何が起こるかわからないダカール・ラリーに出たんだ。最後に、心の底から嬉しいことが待っていた。簡単に勝ててしまうようなダカール・ラリーは面白くない。ダカール・ラリーはゴールまでちょっとってもんじゃない。ものすごく長くて、ものすごくハードで、すごく暑くて、朝すごく早く起きなければならないし、ペルーやチリの砂丘の中の迷路から抜け出なければならいし、コルドバの岩やサボテンをこすりながら走らなければならない・・・。勝つにはあまりに難しい。難しいから勝った時が素晴らしいんだ。目の前のしなければならないことに、いつも集中してきた。コースをイメージするのに嫌と言うほど考える。砂丘や岩や、アンデスのコルディエール峠といった、これ以上ハードなものが無いというものに我々は立ち向かってきた。それは事実だ。

ルーベン・ファリア: SS1位 総合2位

 昨日、総合2位から後退した。僕はシリル・デプレのウォーター・ポーター(水持ち役、アシスト)なので、僕にとって総合3位の中に入れるだけで素晴らしいと自分に言い聞かせた。こんなことがあるなんて思ったこともなかった、想像もできなかった。その後、チャレコがエンジンを交換したのを知って、少しのタイム差なので、総合2位を確保しようと思った。ピゾリトの砂埃の中を走っていたので、ゴール前の10数kmのところで転んだ。でも、大したことなかった。本当にうれしい。

フランシスコ・ロペス: SS39位 総合3位

 昨日ギア・ボックスの具合が悪くなった。エンジンを交換しなければならなかった。総合2位になったところなのに、残念だった。しかしゴールできない総合2位でいるよりは、サンチアゴに着く方が良かった。昨日のステージで優勝したので満足している。毎日精いっぱい走ってきた。4回ステージ優勝もし、ポディウム(総合3位以内にはいること)にも上れた。応援してくれたたくさんのファン、チリ、家族、妻、そして私自身にとってとても嬉しい。エンジン交換の決心は良かった。そうでなければまだSSを走っていたことだろう。今のこの総合3位のポジションは2位より良い。昨年のできごととあの辛い事故の後だ。ダカール・ラリーで優勝したようなもんさ。

オリヴィエ・パン: SS85位 総合6位

 最初の週は、5ステージにわたって総合トップを維持し、最高の出来だった。その後の小さなナビゲーション・ミスが高くついた。2週目の最初のステージは少し後ろのスタートだった。そして、アンラッキーが始まった。背中から落ちる転倒事故があり、そのSSでタンクに穴をあけてしまった。そこで大きくタイムを失った。その後反撃にかかり、少し冷静になって挽回しようとした。後半のステージで少しずつ総合順位を上げ、今日は6位だ。目標はトップ5入りだったので1つ下だが、最初の週のできがよかったので良しだ。良いダカール・ラリーができた。

エルダー・ロドリゲス: SS3位 総合7位

 Hondaの大きなプロジェクトに参加できたこと、そして“Hondaカラー”をまとって戦えたことは、私にとって大きな挑戦であり、とても光栄でした。TEAM HRCとCRF450 RALLYは、表彰台を目指せるポテンシャルを十分に持っていましたが、それが叶わず残念です。我々が若いチームであり、十分なテストができなかったことを忘れてはいけません。第2、第3ステージでの燃料系トラブルと、いくつかの不運が結果を左右してしまいました。しかし、チームは懸命に働き、問題が改善された結果、そのあとのステージでは、マシンはとてもいい状態になりました。私たちチーム全員でこのサンティアゴにいることに満足しています。そして我々は、継続するためにモチベーションを持ち続けなければなりません。

ハビエル・ピゾリト: SS12位 総合8位

 ダカールを終え、総合8位という結果には満足しています。昨年、不運なアクシデントで大たい骨と肘を骨折したあと、このレースに出場するためにとてもハードなトレーニングをしました。(エンジンを交換することなく)一つのエンジンでダカールラリーを走りきれたことによって、CRF450 RALLYの信頼性が証明されました。私たちはとてもエキサイティングな気分ですし、このすばらしいプロジェクトを継続すべきだと思っています。

ホアン・バレダ: SS2位 総合17位

 個人的には今大会非常に満足している。総合順位ではあまり良かったとは言えないが、第5ステージであったバイクの故障のせいで、これ以上の結果は出せなかった。今日はそれにしても良い走りができた。第5ステージのトラブルのせいで、総合トップから3h30の差だったのが、3h05で終わった。良い仕事をしたってことだ。今回たくさんの情報を集めた、来年はさらにバイクを改良してもっと強くなって来る。今シーズンどうするか、まだ決めていない。全部のチャンピョン・シリーズに出るかどうかまだわからないが、バイクの改良に向けて走行計画を考えようと思う。目標は、来年のダカール・ラリーで最良のコンデションでゴールすることだ。

ジョニー・キャンベル: SS18位 総合40位

 私たちは、まったく新しいチームなのです。サンティアゴのフィニッシュラインに到達するために、懸命に働きました。ダカールラリーは、身体とマシンの状態をキープしなければなりませんが、第9ステージで転倒したあとは、それがとても難しかったです。やりがいとともに、辛さが共存していたのです。自分にとっては、5年ぶりにレースに復帰して、タフなラリーを完走するために準備に100%打ち込んできました。TEAM HRCと一緒にダカールに参加し、マシンの開発の手助けができて、夢が叶いました。




リザルト SS14

1 11 FARIA (PRT) KTM 01:43:06 -
2 5 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA +00:08
3 3 RODRIGUES (PRT) HONDA +00:24
4 103 PATRAO (PRT) SUZUKI +01:21
5 9 PAIN (FRA) YAMAHA +02:14
6 20 GONÇALVES (PRT) HUSQVARNA +02:32
7 92 ISRAEL ESQUERRE (CHL) HONDA +02:37
8 15 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA +02:39
9 32 JAKES (SVK) KTM +03:07
10 13 FARRES GUELL (ESP) HONDA +03:11

11 34 METGE (FRA) YAMAHA +03:17
12 30 PIZZOLITO (ARG) HONDA +03:42
13 18 PRZYGONSKI (POL) KTM +03:43
14 1 DESPRES (FRA) KTM +03:58
15 28 DE AZEVEDO (BRA) KTM +04:19
16 57 GRABHAM (AUS) KTM +04:50
17 26 GOUËT (CHL) HONDA +04:55
18 33 CAMPBELL (USA) HONDA +05:32
19 8 ULLEVALSETER (NOR) KTM +06:42
20 27 KNUIMAN (NLD) KTM +07:39
21 39 FISH (AUS) HUQSVARNA +07:41

39 7 LOPEZ (CHL) KTM +14:31 (PENA 15:00)
40 49 RODRÍGUEZ (ARG) HONDA +14:33

48 12 PEDRERO (ESP) KTM +15:56 (PENA 15:00)

52 29 CASELLI (USA) KTM +16:45 (PENA 15:00)


総合順位

1 1 DESPRES (FRA) KTM 43:24:22 - (PENA 15:00)
2 11 FARIA (PRT) KTM +10:43
3 7 LOPEZ (CHL) KTM +18:48 (PENA 15:00)
4 32 JAKES (SVK) KTM +23:54
5 12 PEDRERO (ESP) KTM +55:29 (PENA 15:00)
6 9 PAIN (FRA) YAMAHA +1:06:30
7 3 RODRIGUES (PRT) HONDA +1:11:22 (PENA 15:00)
8 30 PIZZOLITO (ARG) HONDA +1:26:07
9 15 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA +1:26:35
10 20 GONÇALVES (PRT) HUSQVARNA +1:28:20 (PENA 15:00)
11 18 PRZYGONSKI (POL) KTM +1:33:59 (PENA 05:00)
12 26 GOUËT (CHL) HONDA +1:45:40
13 40 VAN NIEKERK (ZAF) KTM +2:02:54
14 123 FAGGOTTER (AUS) YAMAHA +2:30:36
15 57 GRABHAM (AUS) KTM +2:45:14 (PENA 15:00)
16 8 ULLEVALSETER (NOR) KTM +3:00:56 (PENA 15:00)
17 5 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA +3:04:42 (PENA 17:00)
18 34 METGE (FRA) YAMAHA +3:12:08 (PENA 20:00)
19 27 KNUIMAN (NLD) KTM +3:15:12
20 41 PROHENS (CHL) HONDA +4:04:37
21 49 RODRÍGUEZ (ARG) HONDA +4:12:09

31 29 CASELLI (USA) KTM +6:03:40 (PENA 3:35:00)

40 33 CAMPBELL (USA) HONDA +8:11:40 (PENA 15:00)





Stage 14 - Car/ Bike - Stage Summary (La Serena - Santiago)

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Stage 14 - Winner Interview PETERHANSEL / DESPRES - Car / Bike

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Team HRC - Dakar 2013, SS14

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Dakar 2013 - ST13

2013-01-20 08:36:50 | Dakar

ダカールラリー 2013 SS13

1月18日 (金)  第13ステージ  コピアポ → ラ・セレナ
リエゾン:90㎞ SS:441km リエゾン:204km  総合距離:735Km




チャレコが地元ステージでSS勝利。デプレは総合優勝に近づく!

 ダカールラリー第13ステージはコピアポから90kmのリエゾン、二つのパートで構成された441kmのスペシャルステージ、204kmのリエゾンでラ・セレナへ至る総距離735kmの長いステージであった。明日には勝者を決するサンチアゴのゴールが待っている。

 乾燥した砂漠の大地に命を与えると言われている濃霧“カマンチャカ”によりスタートディレイで始まった第13ステージは、砂丘を越えると岩場のハイスピードセクションとなる。
 実質、最後の決戦の場となるステージを制したのは、地元の英雄、フランシスコ・ロペス(KTM)だった。総合順位も8分15秒差の2番手に上げて、最後のステージに望みを賭ける。
 2位はシリル・デプレ(KTM)。総合優勝に一歩近づく盤石の走りであった。
 3位、パウロ・ゴンサルヴェス(HUSQVARNA)。ホアン・バレダは5位。
 チームHRCは、エルダー・ロドリゲスが6位、総合6位。ハビエル・ピゾリトが11位、総合8位。ジョニー・キャンベルが33位、総合41位であった。



コメント:

ルーベン・ファリア: SS15位 総合3位

 タイムをロスするかもしれないと思ってはいたが、彼があれほどスピードを出すとは思っていなかった。Km191で我々はバレダやヴェルホーヴェンといっしょにミスし、後ろになってしまった。その後、チャレコがものすごいスピードで走っているのを見たが、2位になるためにリスクを冒して転ぶべきではなかった。僕はポディウムに上がる為にこのレースに出ているのではなく、シリル・デプレの為に出ているんだ。だから愚かなことをしたくなかった。

ホアン・バレダ: SS5位 総合17位

SSはとても長かった。SSパート1は、ナビゲーションがたくさんあった。ヴェルホーヴェンとファリアはアタックしようとスタートした。私は彼らに付いていくことにした。しかし、少し彼らの後ろを走ってみたら、ナビゲーション・ミスをしたので、自分で走ったほうが良いと思った。そして、燃料補給地点(km245)には、コースをオープンしながらトップで到着した。燃料を入れた後、エルダー・ロドリゲスと一緒に走り始めたが、彼は間違ったオフロードに向かい始めた。正しいコースでないと思ったので、私は右よりのピストを走った。そして前をチャレコが走っているのが見えた。すごいスピードで走っていた。ミスしやすい、ナビゲーションのわかりにくいSSだった。

エルダー・ロドリゲス: SS6位 総合7位

 今日も順調でした。ナビゲーションに集中して、速く走れました。5番手でスタートし、最初の砂のスペシャルステージで順位を上げました。後半のスペシャルステージでは、トップでスタートし、私は攻め続けました。しかし、410km付近で少し迷っている間に、チャレコ(ロペス)にオーバーテイクされました。いずれにしろ、今日のステージに満足しています。明日の最終日が楽しみです。

フランシスコ・ロペス: SS1位 総合2位

 すべてうまくいった。ラ・セレナまで来た。この週は非常にハードで、今日のSSは非常にハイ・スピードだった。SSの終盤でトップに出た。だから、今日は良いレースができた。これからタイムやナビゲーション、他のライバルたちのことをしっかりチェックしてみる。これまでのところ、予定通りだ。とてもうれしい。ギア・ボックスの具合が悪いので、これから見なくてはならない。メカニックに説明して、明日までに解決してもらわなくては。サンチアゴまであと少しなので、今日の結果はよかった。

ハビエル・ピゾリト: SS11位 総合8位

 タフなステージでした。ここまで13ものハードなステージで、疲れています。今日も集中力を維持するのに少し苦労しました。さらに、441kmという長いステージで、フィジカル的に厳しかったです。明日の最終ステージを楽しみにしています。

シリル・デプレ: SS2位 総合1位

 バイクは戦略でしかない。そしてラリーレイドはスポーツだ。今日440kmのSSを走ってきた。SSパート1は、ナビゲーションがかなりあったが、うまく走れた。チャレコに挽回できたので、その後の140kmは無理にぶっ飛ばさなくても良かった。だから、バイクの為に少し慎重に走ろうと思った。午前中、かなり砂埃を吸ったので、クールにレース運びをすることにした。ルーベン(ファリア)といっしょに頑張った。ルーベンの肩を持つわけではないが、午前中のコースは、ロード・ブックが2,3か所わかりにくい所があって、ナビゲーションが難しかった。優勝台に立つまでには、今日もこれからまだ220km走らなければならない。ほんの散歩って距離じゃない。

ジョニー・キャンベル: SS33位 総合41位

 長いステージでした。レース中に受けたダメージがまだ回復していませんから、慎重に走ることを優先しました。そのため、砂丘では苦労しました。でも、私の身体に負担のかからない、硬い路面の後半セクションは楽しく走れました。残すステージはあと一つ。ラリーは終わりに近づいています。目指すはサンティアゴです。

パウロ・ゴンサルヴェス: SS3位 総合10位

 今日は良いSSができた。たくさんのライダーを追い越してSS2位になった。この2週目は、本当にうまくいっている。第5ステージであったようなトラブルがなかったらポディウム争いに加われたところだ。しかし、ま、これがラリーだ。もうすぐサンチアゴなので、明日もトラブル無しでゴールするように頑張る。その後で、来年のダカール・ラリーに向けて仕事をするんだ。




リザルト SS13

1 7 LOPEZ (CHL) KTM 03:44:54 -
2 1 DESPRES (FRA) KTM +5:25
3 20 GONÇALVES (PRT) HUSQVARNA +5:29
4 12 PEDRERO (ESP) KTM +7:42
5 5 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA +8:24
6 3 RODRIGUES (PRT) HONDA +9:37
7 32 JAKES (SVK) KTM +9:54
8 9 PAIN (FRA) YAMAHA +10:10
9 18 PRZYGONSKI (POL) KTM +11:02
10 13 FARRES GUELL (ESP) HONDA +11:19

11 30 PIZZOLITO (ARG) HONDA +12:28
12 8 ULLEVALSETER (NOR) KTM +12:38
13 34 METGE (FRA) YAMAHA +12:52
14 26 GOUËT (CHL) HONDA +14:10
15 11 FARIA (PRT) KTM +14:27
16 57 GRABHAM (AUS) KTM +17:18
17 39 FISH (AUS) HUQSVARNA +20:00
18 123 FAGGOTTER (AUS) YAMAHA +20:47
19 40 VAN NIEKERK (ZAF) KTM +21:57
20 28 DE AZEVEDO (BRA) KTM +22:21

25 15 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA +27:57

33 33 CAMPBELL (USA) HONDA 04:23:04 +38:10


総合順位

1 1 DESPRES (FRA) KTM 41:37:18 - PENA15:00
2 7 LOPEZ (CHL) KTM +8:15 -
3 11 FARIA (PRT) KTM +14:41 -
4 32 JAKES (SVK) KTM +24:45 -
5 12 PEDRERO (ESP) KTM +43:31 -
6 9 PAIN (FRA) YAMAHA +1:08:14 -
7 3 RODRIGUES (PRT) HONDA +1:14:56 PENA15:00
8 30 PIZZOLITO (ARG) HONDA +1:26:23 -
9 15 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA +1:27:54 -
10 20 GONÇALVES (PRT) HUSQVARNA +1:29:46 PENA15:00
11 18 PRZYGONSKI (POL) KTM +1:34:14 PENA5:00
12 26 GOUËT (CHL) HONDA +1:44:43 -
13 40 VAN NIEKERK (ZAF) KTM +1:58:16 -
14 123 FAGGOTTER (AUS) YAMAHA +2:20:58 -
15 57 GRABHAM (AUS) KTM +2:44:22 PENA15:00
16 8 ULLEVALSETER (NOR) KTM +2:58:12 PENA15:00
17 5 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA +3:08:32 PENA17:00
18 27 KNUIMAN (NLD) KTM +3:11:31 -
19 34 METGE (FRA) YAMAHA +3:12:49 PENA20:00
20 41 PROHENS (CHL) HONDA +3:59:03 -
21 49 RODRÍGUEZ (ARG) HONDA +4:01:34 -

41 33 CAMPBELL (USA) HONDA +8:10:06 PENA15:00





Stage 13 - Car/ Bike - Stage Summary (Copiapó - La Serena)

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Stage 13 - Winner Interview Francisco LOPEZ - Car / Bike

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Stage 13 Top Moment - Copiapó - La Serena

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Behind the Dakar - Team HRC, day 14

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Dakar 2013 - ST12

2013-01-19 09:48:36 | Dakar


ダカールラリー 2013 SS12

1月17日 (木)  第12ステージ  フィアンバラ → コピアポ
リエゾン:392㎞ SS:319km リエゾン:4km  総合距離:715Km




ヴェルホーヴェンがSS勝利。総合トップのデプレは揺るぎない

 ダカールラリー第12ステージはフィアンバラから392kmのリエゾンを経て、319kmのスペシャルステージ、4Kmのリエゾンでビバーク地に入るコース。フィアンバラを早朝4時15分に出発するとアンデス山脈の標高4,700mのサンフランシスコ峠を超え、再びチリに入国。アタカマ砂漠のスペシャルステージに臨んだ。ピストや岩だらけの道、大きな砂丘越えなど難易度の高いルートとなった。

 第12ステージをトップタイムでゴールしたのは12番目にスタートしたフランス・ヴェルホーヴェン(YAMAHA)。後方スタートの利を生かし、2011年以来のSS優勝をあげた。
 2位に1分38秒差でルーベン・ファリア(KTM)が入った。KTMのエース、シリル・デプレは総合首位を維持することに成功。KTMファクトリーチームは最大のライバルで総合3番手のフランシスコ・ロペスを先行させる戦略が功を奏した。逆転をかけてアタックしたロペスは7位だった。
 前日に肩を痛めて出走が危ぶまれホアン・バレダ(HUSQVARNA)は3位フィニッシュ。4位にアラン・デュクロ(SHERCO)。
 TEAM HRCのライダーは、エルダー・ロドリゲスは3分35秒差の5位。ハビエル・ピゾリトは9位。ジョニー・キャンベルは47位であった。

 総合順位は、シリル・デプレが首位。2位がルーベン・ファリア(+5’39)、3位がフランシスコ(チャレコ)・ロペス(+13’40)。




コメント:

フランス・ヴェルホーヴェン: SS1位 総合7位

 この大会がスタートしてから精いっぱいやってきた。しかし、第3ステージでちょっとしたバイクの故障のせいで45分もタイム・ロスした。その後、総合順位を上げるよう一生懸命走った。今日はリスクを負わないよう走ったが、ナビゲーションが良くできた。第1ステージはSS2位だったが、今日は勝てた。不運があったが、今日はツイテいた。総合順位も上がって非常にうれしい。

ルーベン・ファリア: SS2位 総合2位

 今日は10番目のスタートだったが、リエゾンでフロントタイヤのリムが壊れてしまった。今日はツイテないと思った。スタート直後は石が多かったのでゆっくり走った、デューンの中に入ってからアタックした。SS2位でゴールできた。良い結果だ。シリル(デプレ)が手伝ってくれて非常にうれしいし、個人的には、今日の成績もすごく嬉しい。しかしまだ2日ある。ダカール・ラリーでは、今日笑ったと思ったら、明日泣くこともありうる。ダヴィッド・キャストゥもオリヴィエ・パンもそうだった。だから最後になるまで、僕はあまり笑わないようにする。今のところ、順調に行っている。

ホアン・バレダ: SS3位 総合20位

 最初はかなりアタックした。燃料補給(km169)ではトップ・タイムだったので、この先もハイ・ペースで走ろうと思った。そして、補給した後も、底まで踏んで走った。しかし、ウェイ・ポイントで方向を変えなければいけなかったのに、そこでミスし、12kmも行ってしまった。Uターンしてトップのライダーに追い付くのに大変だった。肩の具合は良くなり、何とか持ちこたえた。何が何でも最後まで持ちこたえたい。

エルダー・ロドリゲス: SS5位 総合8位

 今朝のサンフランシスコ峠はとても寒かったです。気温は氷点下だったと思います。アタカマ砂漠の猛烈な暑さとの差はものすごいものでした。速く走るためにはナビゲーションが重要でしたが、今日のステージは楽しく走れました。序盤はホコリのひどい岩だらけの道と“フェシフェシ”(沈殿土が細かく砕かれたパウダー状のもの。滑りやすく、ホコリがひどく舞い上がる)があり、チャレンジングなアタカマ砂漠の砂丘へと続きます。そして、後半は再びホコリのひどいガレ場のルートでした。今日は本当にうまくいきました。マシンのコンディションもよく、ステージ5位、総合では8位です。残念ながら、昨日の結果で表彰台に立つのは厳しくなりましたが、それでもTEAM HRCのために明日も攻め続け、いいリザルトにつなげたいと思います。

フランシスコ・ロペス: SS7位 総合3位

 今日のSSは非常にハイ・スピードだった。皆、全速力で走っていた。今朝は3時起きですごく速い時間に起きなければならなかったが、今日のSSは走りやすく、ペドレロ、シリル(デプレ)やバレダと一緒にライディングを楽しんだ。一時、ペドレロがトップを引いたが、最終部は私もトップを走った。ポジションは以前のままだが、今日は砂丘が美しくて気持ち良かった。

ハビエル・ピゾリト: SS9位 総合9位

 今日のステージはナビゲーションが重要でした。なかでも、登るのが難しいことで知られるアタカマ砂漠の砂丘地帯は楽しめました。標高の高い峠越えは、私もマシンもきつかったです。なにしろ、392kmのリエゾンを走ったあとでスペシャルステージに挑まなければなりませんでしたから。しかし、今日の私たちのチームワークは最高でした。私がエルダーに追いついて、そのあとは彼をフォローし、スペシャルステージを一緒に走りました。現在、私は総合9位にいます。明日もプッシュして、もっと上を目指します。

シリル・デプレ: SS14位 総合1位

 SS初番は非常にハイ・スピードコースで、平均100 km/hで走っていた。2010年から、2011、2012、2013年とルーベン(ファリア)は俺のアシストとして働いてくれているが、今日は役割が反対になった。俺が彼の為に仕事したんだ。チャレコ(フランシスコ・ロペス)と彼のタイムが離れないようにしたかった。タイムを失うどころか、差をつけたかった。彼の成績は十分それに値するので、今日の結果は非常にうれしい。戦略は、つまり、トップは他のライダーにひかせてタイムを落とし、ルーベンはタイムを稼ぐ。KTM Red Bullの最終ゴールで1、2フィニッシュ、長い間それが無かったので悲願だった。それがサンチアゴでできたらこんな嬉しいことはない。マルク・コマとは、同じKTMだったが少し意味合いが違う。今回は、俺のチームメイトなんだ、そして俺は彼のチームメイトなんだ!

ジョニー・キャンベル: SS47位 総合44位

 今朝は寒かったです。途中、グローブを交換して峠を下ろうとしたとき、めまいを感じました。高山病のために少し眠さも感じました。幸いにもさほど悪化はしませんでしたが、スペシャルステージを走り始めたときもベストとはいえない状態でした。そのため、無理をせず慎重なライディングを心がけました。そのような中、私は岩にぶつかってクラッシュしていたマーク・ガーシュ選手(ガスガス)を助けるためにマシンを止めました。そのあとは、コースを楽しみながらいいペースで走りました。この第12ステージを攻めきれなかったのは残念でしたが、残りのステージでも確実にサンティアゴのゴールを目指し、CRF450 RALLYを走らせたいと思います。




リザルト SS12

1 015 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA 003:49:15 -
2 011 FARIA (PRT) KTM +1:38
3 005 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA +3:01
4 014 DUCLOS (FRA) SHERCO +3:17
5 003 RODRIGUES (PRT) HONDA +3:35
6 018 PRZYGONSKI (POL) KTM +4:07
7 007 LOPEZ CONTARDO (CHL) KTM +4:47
8 013 FARRES GUELL (ESP) HONDA +5:02
9 030 PIZZOLITO (ARG) HONDA +5:22
10 009 PAIN (FRA) YAMAHA +5:32

11 032 JAKES (SVK) KTM +5:58
12 012 PEDRERO GARCIA (ESP) KTM +6:17
13 026 GOUET (CHL) HONDA +7:52
14 001 DESPRES (FRA) KTM +9:15
15 008 ULLEVALSETER (NOR) KTM +9:43
16 020 GONÇALVES (PRT) HUSQVARNA +10:39
17 034 METGE (FRA) YAMAHA +11:14
18 029 CASELLI (USA) KTM +13:26
19 050 SALVATIERRA (BOL) HONDA +13:35
20 040 VAN NIEKERK (ZAF) KTM +14:59

47 033 CAMPBELL (USA) HONDA +50:53


総合順位

1 001 DESPRES (FRA) KTM 037:46:59 -
2 011 FARIA (PRT) KTM 037:52:38 +5:39
3 007 LOPEZ CONTARDO (CHL) KTM 038:00:39 +13:40
4 032 JAKES (SVK) KTM 038:07:15 +20:16
5 012 PEDRERO GARCIA (ESP) KTM 038:28:13 +41:14
6 009 PAIN (FRA) YAMAHA 038:50:28 +1:03:29
7 015 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA 038:52:21 +1:05:22
8 003 RODRIGUES (PRT) HONDA 038:57:43 +1:10:44
9 030 PIZZOLITO (ARG) HONDA 039:06:19 +1:19:20
10 018 PRZYGONSKI (POL) KTM 039:15:36 +1:28:37

11 020 GONÇALVES (PRT) HUSQVARNA 039:16:41 +1:29:42
12 017 BOTTURI (ITA) HUSQVARNA 039:21:51 +1:34:52
13 026 GOUET (CHL) HONDA 039:22:57 +1:35:58
14 040 VAN NIEKERK (ZAF) KTM 039:28:43 +1:41:44
15 123 FAGGOTTER (AUS) YAMAHA 039:52:35 +2:05:36
16 057 GRABHAM (AUS) KTM 040:19:28 +2:32:29
17 008 ULLEVALSETER (NOR) KTM 040:37:58 +2:50:59
18 027 KNUIMAN (NLD) KTM 040:40:04 +2:53:05
19 034 METGE (FRA) YAMAHA 040:52:21 +3:05:22
20 005 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA 040:52:32 +3:05:33

25 029 CASELLI (USA) KTM 041:47:44 +4:00:45

44 033 CAMPBELL (USA) HONDA 045:24:20 +07:37:21





Stage 12 - Car/ Bike - Stage Summary (Fiambala Copiapo)

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Stage 12 - Interview VERHOEVEN / CHICHERIT - Car / Bike

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Stage 12 Top Moment - Fiambala - Copiapo

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Inside DAKAR 2013, REGUNASCHI, OFFRINGA

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Behind the Dakar - Team HRC, day 12

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Dakar 2013 - ST11

2013-01-18 12:21:55 | Dakar

ダカールラリー 2013 SS11

1月16日 (水)  第11ステージ  ラ・リオハ → フィアンバラ
リエゾン: 256㎞ SS:219km リエゾン:6km




キャッセリが今大会2度目のSS勝利。総合トップのデプレは差を広げた


 ダカール・ラリーも第11ステージとなり、いよいよ終盤が近づいてきた。ラ・リオハから256kmのリエゾンを経て、220kmのスペシャルステージ、6kmのリエゾンを経てフィアンバラのビバーク地に入るコース。灼熱の砂丘地帯が待ち受け、ライダーたちを振るい落とす関門となることが予想されていたが、前日までの雨の影響で路面が固く締まり、雲で太陽が隠れている状況で走りやすくなったようだ。スペシャルステージの走行距離は30km短縮された。

 第11ステージはカート・キャッセリ(KTM)が制し、今大会2度目のSS優勝となった。マルク・コーマの代役として抜擢されたアメリカ人ライダーのキャッセリだったが、雨で固く締まった路面がバハの経験を生かせる状況となりSSをトップタイムでゴールした。2位は4分45秒差でパウロ・ゴンサルヴァス(HUSQVARNA)。
 シリル・デプレ(KTM)は6分24秒差の3位でゴールし、総合2位のチームメイト、ルーベン・ファリアに一段と差を広げることに成功した。
 前日の勝者、ホアン・バレダ は転倒し肩を強打し負傷した。何とか6位でゴールしたが、明日からの走行に影響を及ぼしそうだ。

 終盤に向けポディウムを狙うチームにとっては巻き返しのチャンスとなるこのステージ。ホンダのファクトリー勢はエースライダーのエルダー・ロドリゲスが攻めの走りで、途中まではトップタイムを叩き出す快走を見せていた。しかし、走行中に木の枝が絡まりワイヤーを切ってしまうトラブルに襲われてしまう。修理に48分を費やしたロドリゲスは30位でゴールし、総合順位を6位から9位まで落とす不運な結果となってしまった。チームメートのハビエル・ピゾリトも序盤のナビゲーションミスが響いて21位フィニッシュ。総合では一つ順位を上げ10位となる。ジョニー・キャンベルは痛みを押して走り35位でフィニッシュした。



コメント:

カート・キャッセリ: SS1位 総合30位

 SSの初番は本当に難しかった。コースに石が多かったし、雨も降っていた。僕の前を走っていたライダーは少しスピードを緩めた、それで追いついた。Km60辺りでデプレを追い抜いた。結局、デューンは乾いていなかったので、視界は良かった。良い一日だった。僕は2度目のステージ優勝をするとは思っていなかった。でも、気持ち良い。ラリーが始まってすぐ、ナビゲーションがうまくいかず、ウェイ・ポイントをいくつも逃した。でも、毎日、学んでいる。

パウロ・ゴンサルヴェス: SS2位 総合11位

 非常に難しいSSだった。運よく、昨夜雨が降ったので、砂丘が走りやすくなっていた。私の後方をスタートしたライダーは、いつもより我々(トップ集団)に追い付きやすかったと思う。それでも私は、今日はトップ3に入れたと思う。とてもナイス。優勝まで戦えるのはあと3日だ。

シリル・デプレ: SS3位 総合1位

 フィアンバラのステージは、いつも何か起こる。今日の190kmは昨日の800kmより疲れた。砂丘の中を走っている時、暴風雨になって、ナビゲーションするのが困難だった。濁流の中で転んで、去年の嫌な出来事を思い出した。 今日のリザルトはどうなるのかわからない。でも、大きな損傷もなく、ここゴールに来れて満足。フィアンバラは、本当に、・・本当にすごい人だ。今日は川の水の中で、バイクを押しながら長い時間歩いた。今日は皆悠々としていたが、難しいSSになると思っていた。一時、6から8人で一緒に走っていたので、他のライダーが続いて到着しないのは意外だ。クルトに追い越されてから、猛然と走った。俺が疲れているのはそのせいかもしれない。

フランシスコ・ロペス: SS5位 総合3位

 冷静に行動した。SS終盤で少しタイム・ロスしたと思った。しかし、2,3分なので、すぐに挽回する。もっとタイムを失うところだった。だから今日のできには満足。フィアンバラはいつも過酷で、難しいステージだ。だいたい目標通りに行っているが、サンチアゴについて休みたい。明日はチリに入るので、良い走りをしたい。ラ・リオハ→フィアンバラは本当に格別なステージだ、難しい・・・。

ホアン・バレダ: SS6位 総合24位

 たくさんのリオ(涸れ川)を通過し、それで、グラスが泥だらけになった。ゴール手前50km、ちょっと深い所があり、そこで転んだ。肩を強く打った。ビバークに着いたら医者に診てもらうが、ひどい痛みだ。この先続けられるかどうかわからない。グラスが泥で汚れていたせいで転んだんだ。どういうことかわからないが、ともかく痛い。

ハビエル・ピゾリト: SS21位 総合10位

 思っていたほど暑くなく、曇り空で助かりました。しかし、ナビゲーションはとても難しかったです。そして、岩場にいくつものワダチを走るステージ序盤で、ほかのライダーと一緒にミスコースをしてしまいました。その後、ウエイポイント(ステージ中、通過を義務づけられたポイントで、車両に搭載されるGPSにより、通過の有無をステージフィニッシュ後の走行軌跡で判断する仮想チェックポイント)を見つけるのに時間がかかってしまったのです。そのあとはリズムを取り戻して、順位を回復できました。また、砂丘の走りは楽しめました。明日のチリのステージも楽しみにしています。総合10位には満足しています。しかし、明日のコピアポを目指すステージが、チームが目標にする最終的なリザルトを達成する上でとても重要です。集中力を維持してライディングしなければなりません。

エルダー・ロドリゲス: SS30位 総合9位

 今日はとてもよく乗れていましたので、この結果には非常にがっかりしています。砂丘や石の多い道も速く走れましたし、ナビゲーションミスもありませんでした。単にアンラッキーな日だったのです。木の枝が私のマシンに絡みついてワイヤーを切ってしまい、マシンが止まりました。この修理のために時間をロスしました。今日はポジションアップを狙ってアタックをかけ、攻め続けました。うまくいっていただけに残念です。

ジョニー・キャンベル: SS35位 総合48位

 今日は曇りのため、暑くなくて本当に助かりました。ケガの痛みもありますが、暑かったらさらに大変だったでしょう。ナビゲーションは完ぺきでしたが、砂丘や道なき道を行くとき、痛めたろっ骨がうずき、とても苦しみました。水量の多い河を渡るときも大変でした。正直に言って、フィニッシュできたことがうれしいです。




リザルト SS11

1 029 CASELLI (USA) KTM 002:55:01 -
2 020 GONÇALVES (PRT) HUSQVARNA +4:45
3 001 DESPRES (FRA) KTM +6:24
4 012 PEDRERO GARCIA (ESP) KTM +10:18
5 007 LOPEZ CONTARDO (CHL) KTM +10:51
6 005 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA +11:09
7 017 BOTTURI (ITA) HUSQVARNA +11:31
8 032 JAKES (SVK) KTM +11:36
9 014 DUCLOS (FRA) SHERCO +12:21
10 011 FARIA (PRT) KTM +18:03

11 015 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA +21:16
12 057 GRABHAM (AUS) KTM +21:18
13 050 SALVATIERRA (BOL) HONDA +26:17
14 009 PAIN (FRA) YAMAHA +26:34
15 018 PRZYGONSKI (POL) KTM +28:41
16 123 FAGGOTTER (AUS) YAMAHA +31:29
17 082 GUINDANI (FRA) YAMAHA +32:20
18 027 KNUIMAN (NLD) KTM +34:05
19 040 VAN NIEKERK (ZAF) KTM +35:09
20 131 STRANGE (AUS) HONDA +35:14

21 030 PIZZOLITO (ARG) HONDA +36:29

30 003 RODRIGUES (PRT) HONDA +48:29

36 033 CAMPBELL (USA) HONDA +52:52


総合順位

1 001 DESPRES (FRA) KTM 033:48:29 -
2 011 FARIA (PRT) KTM 034:01:45 +13:16
3 007 LOPEZ CONTARDO (CHL) KTM 034:06:37 +18:08
4 032 JAKES (SVK) KTM 034:12:02 +23:33
5 017 BOTTURI (ITA) HUSQVARNA 034:18:01 +29:32
6 012 PEDRERO GARCIA (ESP) KTM 034:32:41 +44:12
7 009 PAIN (FRA) YAMAHA 034:55:41 +1:07:12
8 015 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA 035:03:06 +1:14:37
9 003 RODRIGUES (PRT) HONDA 035:04:53 +1:16:24
10 030 PIZZOLITO (ARG) HONDA 035:11:42 +1:23:13

11 020 GONÇALVES (PRT) HUSQVARNA 035:16:47 +1:28:18
12 018 PRZYGONSKI (POL) KTM 035:22:14 +1:33:45
13 040 VAN NIEKERK (ZAF) KTM 035:24:29 +1:36:00
14 026 GOUET (CHL) HONDA 035:25:50 +1:37:21
15 123 FAGGOTTER (AUS) YAMAHA 035:38:51 +1:50:22
16 092 ISRAEL ESQUERRE (CHL) HONDA 035:52:39 +2:04:10
17 057 GRABHAM (AUS) KTM 036:04:14 +2:15:45
18 027 KNUIMAN (NLD) KTM 036:31:29 +2:43:00
19 034 METGE (FRA) YAMAHA 036:31:52 +2:43:23
20 008 ULLEVALSETER (NOR) KTM 036:39:00 +2:50:31

21 037 CURTIS (ZAF) KTM 036:55:57 +3:07:28
22 006 SVITKO (SVK) KTM 037:01:59 +3:13:30
23 049 RODRIGUEZ (ARG) HONDA 037:08:11 +3:19:42

24 005 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA 037:10:16 +3:21:47

30 029 CASELLI (USA) KTM 037:45:03 +3:56:34




Stage 11 - Car/ Bike - Stage Summary (La Rioja Fiambala)

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Stage 11 - Interview CASELLI / LAVIGNE - Car / Bike

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Dakar 2013 - ST10

2013-01-17 11:24:05 | Dakar


ダカールラリー 2013 SS10

1月15日 (火)  第10ステージ  コルドバ → ラ・リオハ
リエゾン: 37㎞ SS:357km リエゾン:242  総合距離 636km




ヴァレダが4度目のSS勝利。総合はデプレがトップに


 ダカールラリー第10ステージは、コルドバからラ・リオハまでの総距離636km、スペシャルステージ(競技区間)は357kmのコース。荒れた岩がむき出しになった路面、堅いピストなど状況の変化が大きく技術を要する難コースであった。

 第10ステージを制したのは、ホアン・バレダ(HUSQVARNA)で、今大会4度目のステージ優勝を飾った。序盤のロスが無ければ総合優勝を争っていただろう。
 シリル・デプレ(KTM)も1分15秒差で2位につけ、総合トップに再浮上。3番手はパウロ・ゴンサルヴェス(HUSQVARNA)。
 TEAM HRCのライダー、エルダー・ロドリゲス(HONDA)は、9分34秒差の9位。ハビエル・ピゾリト(HONDA)は12分56秒差の14位。ジョニー・キャンベル(HONDA)は前日の転倒で再び肋骨を痛めていたが、さらにこの日、渡河セクションで転倒し、痛みを堪えながらの21位でフィニッシュした。

 総合順位は、シリル・デプレがトップ。2番手にルーベン・ファリアとKTMファクトリーがワンツー体制を築いている。6番手にホンダのエルダー・ロドリゲスが上げてきた。ヤマハのオリヴィエ・パンは9番手に落ちている。


 

コメント:

ホアン・バレダ: SS1位 総合35位

 デプレが速かったけれど、最後は僕が前に行けた。狭くて岩だらけで変化の激しいコースだったけど楽しく走ることができた。大会序盤でマシンにトラブルが発生したのは残念だ。重要なのは僕はナビゲーションミスをせずに走ってきて、いつも良いペースで先行できている。トラブルで総合優勝する希望は奪われたが、その後は常にうまくいっている。

シリル・デプレ: SS2位 総合1位

 ペースを見つけるのが難しかった。ヴァレダが追ってきていたが、自分の正しいペースを維持する必要がある。集中しなければ簡単にミスをしてしまう。ライディングを楽しみ集中すれば結果は得られる。それがダカールだ。

エルダー・ロドリゲス: SS9位 総合6位

 いろんなタイプの路面があったステージでした。ロードブックにコーションマーク(危険箇所)の記載がないにもかかわらず、危険な場所がいくつかありました。山岳路では曲がりくねった道が続きました。明日はテクニカルな砂のステージなので、9番目のスタートは戦略上悪くないです。

ハビエル・ピゾリト: SS14位 総合11位

 ステージ序盤の100kmは、とにかくホコリがすごくて攻めることができませんでした。それでも何人かのライダーをパスしました。そして視界がよくなってからはプッシュをし続けて、順位を上げました。

ジョニー・キャンベル: SS21位 総合51位

 今日のような曲がりくねったマウンテンルートは得意です。でも、昨日痛めたろっ骨の影響で、走りは楽ではありませんでした。しかも、とても滑りやすい河床で再び転倒してしまい、事態はもっと深刻になりました。リエゾンでは少しでも回復するように、休みながら走りました。ろっ骨を痛めていて100%の身体ではなかったので、今日走り続けた8時間はつらかったですね。




リザルト SS10

1. Joan Barreda, ESP (Husq) 4:43:14
2. Cyril Despres, FRA (KTM) 4:44:29   +01:15
3. Paulo Goncalves, PRT (Husq) 4:45:58 +02:44
4. Joan Pedrero, ESP (KTM) 4:47:41 +04:27
5. Kurt Caselli, USA (KTM) 4:50:10 +06:56
6. Ivan Jakes, SVK (KTM) 4:51:17 +08:03
7. Alessandro Botturi, ITA (Husq) 4:51:19 +08:05
8. Ruben Faria, PRT (KTM) 4:51:29 +08:15
9. Helder Rodrigues, PRT (Honda) 4:52:48 +09:34
10. Frans Verhoeven, NLD (Yamaha) 4:53:38 +10:24

総合順位

1. Cyril Despres (KTM) 30:47:04
2. Ruben Faria (KTM) 30:48:41
3. Chaleco Lopez (KTM) 31:00:45
4. Ivan Jakes (KTM) 31:05:25
5. Alessandro Botturi (Husq) 31:11:29
6. Helder Rodrigues (Honda) 31:21:23
7. Stefan Svitko (KTM) 31:26:26
8. Joan Pedrero (KTM) 31:27:22
9. Oliver Pain (Yamaha) 31:34:06
10. Israel Esquerre (Honda) 31:34:10




Stage 10 - Car/ Bike - Stage Summary (Cordoba - La Rioja)

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Stage 10 - Interview PETERHANSEL / DESPRES - Car / Bike

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Dakar 2013 - ST9

2013-01-15 22:44:57 | Dakar
ダカールラリー 2013 SS9

1月14日 (月)  第9ステージ  サン・ミゲル・デ・トゥクマン → コルドバ
リエゾン: 176㎞ SS:593km リエゾン:83km  総合距離:852Km




王者デプレがついに勝利を手に。総合はトップはファリアに。キャストゥ、無念

 ダカールラリーの神は容赦ない試練を与える。休息日前の第8ステージで総合トップに躍り出たダヴィッド・キャストゥ(YAMAHA)だったが、飛び出してきた牛と衝突。右肩を脱臼し、タンクにも穴があいてしまった。ドクターストップの指示を振り切りレースを続行するが、マシンが止まり、2時間9分遅れでゴールにたどり着いた。明日からの走行は絶望的となり帰国することとなった。

 大会9日目は総走行距離852kmで今大会の最長ステージ。スペシャルステージは、途中122Kmのニュートラルゾーンを挟んでSS1とSS2に分かれる593Kmの距離。森林の中の細い林道を走るコースは気を抜けず高度な技術を要する。
 第9ステージを制したのは、昨年の王者、シリル・デプレ(KTM)だった。ギア・ボックスが故障し、エンジン交換するなど不運も経験したが、この日は大きなミスもなく走り切り今大会初のSS勝利を収めた。
 2位は好調のホアン・バレダ(Husqvarna)。3位はアレッサンドロ・ボットゥリ(Husqvarna)。
 4位はデプレのサポートを受け持つルーベン・ファリア(KTM)で総合トップに浮上した。
 5位はエルダー・ロドリゲス(HONDA)。総合順位もトップ10圏内に入る7位に上がってきた。
 チャレコ(フランシスコ・ロペス)は転倒を喫したが、10位でゴール。総合は3位。
 オリヴィエ・パン(YAMAHA)は31分39秒遅れの26位、総合2位から6位に後退した。




コメント:

シリル・デプレ: SS1位 総合2位

 たくさんアタックするところがあって、たくさんカーブがあるステージで、良い一日だった。1年かけて自転車でやったトレーニングと、ミッシュランのタイヤが無ければ、今日のような良い成果を出せなかったと思う。良い筋肉と良いタイヤに感謝だ。ビバークに着いたら、今日のステージに小さい赤Xを付けようと思う。今日のは肉体的に非常にハードだと解っていたが、全力をかけて走り、絶対にあきらめないって決めていた。足にマメができて、手が痛かったが、「俺はここにいるぞ」って言い聞かせながら、テーブルの上を拳で叩かなければならなかった。ルーベン(ファリア)と一緒に、良いチームプレイができた。彼は絶好調で、今、それが何よりだ。

ホアン・バレダ: SS2位 総合35位

 今日何かを成し遂げなければならない日だと思っていた。それが難しいことも解っていた。今日のSSはものすごく長距離で、長時間走らなければならなかった。その分長時間集中を切らさないようにすることが難しかった。やっとSSゴールに着くことができた。SS後半、ピストがスリッピーで、その上タイヤがツルツルだったので少し怖かった。安全な走りをするのがだんだん難しくなってきた。しかし、最後まで、ミスをせず良いペースで走ることができた。スタートで、バイクのエンジンがかからず、押し掛けしてもらってスタートした。それで、さらに1分タイム・ロス。その後、修理するのに止まって1分タイム・ロスした。合計2分。SS終盤は快調で、ストップすることなく、ミスなしでライディングできた。皆のタイムはほとんど似たりよったりだと思う。

ルーベン・ファリア: SS4位 総合1位

 非常に難しい1日だった。851kmは長すぎる。90%林の中だった。いくつカーブを曲がったかわからないほど多かった。砂埃も多く、リスクを負わないよう僕のペースで走った。心の底から、今日のSSゴールに着きたいと思った。僕はしっかり地に足をつけ続けている。僕はシリル・デプレが5度目の総合優勝の為にここにいるんだ。それが僕のすべきことだ。

エルダー・ロドリゲス: SS5位 総合7位

 今日はナビゲーションはあまりなかったが、非常に難しかった。非常に長いステージで、タイヤにもライダーにとってもハードだった。危険なコースだったが、私はあまりリスクを負うことなく、良い仕事ができた。だからとても嬉しい。ダカール・ラリーはまだこの先長いし、何が起こるかわからない。最後までアタックし続けて、ポディウムに近づけるよう走る。

ジョニー・キャンベル: SS22位 総合57位

 最初のスペシャルステージ(SS)で3位につけていました。しかし、2番目のSSでミスをして順位を落としてしまいました。コーナー進入で減速が間に合わずオーバーランし、クラッシュしたのです。フロントのブレーキレバーが折れてしまい、交換が必要でした。また、マシン後部にもダメージを負いましたが、なんとか最後まで走りきりました。転んだとき、ろっ骨も痛めたようです。今日は、マシンとタイヤにとってはタフな路面が続きました。それでも、ピレリタイヤはとてもいいパフォーマンスをみせてくれました。

ハビエル・ピゾリト: SS24位 総合12位

 ガレ場が続く山岳セクションは、トリッキーで難しく、あまり得意ではありませんでした。そこを無理せず走り、岩がなくなり、より走りやすくなるステージ後半を待つ作戦にしました。

ダヴィッド・キャストゥ: SS113位 総合21位

 100Kmくらいだった、ライディングに集中して快調に走っていた。ペドロ・ビアンキが舞い上げる砂埃の中で、牛が飛び出してきた。ハンドルがぶつかって転び、肩を強く打った。タンクに穴が開いてしまい、当然ガス欠になった。ビンセント・グンダーニが燃料を分けてくれて、最初のSSをどうにか走り終わることができた。SSパート2をスタートする時に、ドクターストップがかかった。振り切って走ったが、最終ゴールの手前30kmほどのところでストップしてしまった。それは走るなというサインだと思った。止めなければいけない。かまうもんか、どうしても最後まで走りたかった。2011年、2012年もツイていなくて、辛さを充分味わった。明日、帰国する。それは精神的に非常に苦しい。涙が出るほど嬉しい日があったと思ったら、次の日は涙が出るほど痛くてがっかりすることになった。





リザルト SS9

1 1 DESPRES (FRA) KTM 05:41:36 - -
2 5 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA  +4:03 -
3 17 BOTTURI (ITA) HUSQVARNA  +5:14 -
4 11 FARIA (PRT) KTM  +7:47 -
5 3 RODRIGUES (PRT) HONDA  +8:47 -
6 32 JAKES (SVK) KTM  +9:37 -
7 20 GONÇALVES (PRT) HUSQVARNA  +11:14 -
8 12 PEDRERO (ESP) KTM  +12:14 -
9 13 FARRES GUELL (ESP) HONDA  +14:12 -
10 7 LOPEZ (CHL) KTM  +16:06 -
11 6 SVITKO (SVK) KTM  +18:03 -
12 14 DUCLOS (FRA) SHERCO  +19:49 -
13 18 PRZYGONSKI (POL) KTM  +20:44 -
14 15 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA  +21:13 -
15 29 CASELLI (USA) KTM  +25:37 -
16 44 BIANCHI PRATA (PRT) HUSQVARNA  +26:22 -
17 156 SMITH (AUS) HONDA  +27:29 -
18 34 METGE (FRA) YAMAHA  +27:32 -
19 31 GUASCH (ESP) GAS - GAS  +29:26 -
20 26 GOUËT (CHL) HONDA  +29:28 -

22 33 CAMPBELL (USA) HONDA  +29:56 (+ PNNA 15:00)

26 9 PAIN (FRA) YAMAHA  +31:39 -

113 10 CASTEU (FRA) YAMAHA  +2:09:13 -


総合順位

1 11 FARIA (PRT) KTM 25:57:12 - -
2 1 DESPRES (FRA) KTM  +5:23 (+ PNNA 15:00)
3 7 LOPEZ (CHL) KTM  +9:03 -
4 32 JAKES (SVK) KTM  +16:56 -
5 17 BOTTURI (ITA) HUSQVARNA  +22:58 (+ PNNA 15:00)
6 9 PAIN (FRA) YAMAHA  +28:46 -
7 3 RODRIGUES (PRT) HONDA  +31:23 (+ PNNA 15:00)
8 6 SVITKO (SVK) KTM  +32:50 -
9 18 PRZYGONSKI (POL) KTM  +33:13 (+ PNNA 5:00)
10 92 ISRAEL ESQUERRE (CHL) HONDA  +38:30 (+ PNNA 12:00)
11 12 PEDRERO (ESP) KTM  +42:29 -
12 30 PIZZOLITO (ARG) HONDA  +46:50 -
13 26 GOUËT (CHL) HONDA  +46:55 -
14 40 VAN NIEKERK (ZAF) KTM  +53:41 -
15 15 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA  +55:59 -
16 123 FAGGOTTER (AUS) YAMAHA  +1:05:53 -
17 37 CURTIS (ZAF) KTM  +1:27:36 -
18 57 GRABHAM (AUS) KTM  +1:30:59 (+ PNNA 15:00)
19 20 GONÇALVES (PRT) HUSQVARNA  +1:33:51 (+ PNNA 15:00)
20 8 ULLEVALSETER (NOR) KTM  +1:45:57 (+ PNNA 15:00)
21 10 CASTEU (FRA) YAMAHA  +1:50:10 -

35 5 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA  +3:11:40 (+ PNNA 15:00)

57 33 CAMPBELL (USA) HONDA  +5:52:53 (+ PNNA 15:00)





Stage 9 - Car/ Bike - Stage Summary (Tucuman - Cordoba)

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Stage 9 - Winner Interview Cyril DESPRES - Bike

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Stage 9 Top Moment - Tucuman - Cordoba

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Dakar 2013 - ST8

2013-01-14 10:10:24 | Dakar
ダカールラリー 2013 SS8

1月12日 (土)  第8ステージ  サルタ → サン・ミゲル・デ・トゥクマン
リエゾン: 19 ㎞ SS:492㎞→183km リエゾン:228km




バレダがSS勝利。総合はキャストゥがトップ浮上!

 大会8日目は大雨の影響により一部のスペシャルステージがキャンセルされるなどルート変更があった。当初の予定では、スペシャルステージがニュートラル・ゾーンを挟んでSS1とSS2に分かれていたが、前半部分がキャンセルされ、後半部分の183kmへと短縮して競技が行われた。 前日のステージに続き第8ステージもチームサポートが受けられないマラソン・ステージであり、非常に難しいナビゲーションに明暗が分かれた日でもあった。

 ナビゲーションに翻弄される選手たちを横目に21番スタートの利を生かせたホアン・バレダ(HUSQVARNA)が、トップ・タイムでSS勝利を飾った。第5ステージの燃料ポンプトラブルにより144位まで順位を下げた彼は、タイトル争いからは脱落しているが、実力を証明する今大会3度目のステージ優勝となった。

 2位は、バハ1000の優勝経験がありアメリカの代表的デーザートライダーであるジョニー・キャンベル(HONDA)。得意の堅いピストのハイスピードセクションをナビゲーションミスなく走り抜けた。
 3位以降はこれまでと違った顔ぶれがそろった。3位はイワン・ジェイクス(KTM・スロバキア)、4位はペドロ・ビアンキ・プラタ(HUSQVARNA・ポルトガル)、ヴァンサン・ガンダーニ(YAMAHA・フランス)と続く。
 ダヴィッド・キャストゥ(YAMAHA・フランス)は14分13秒差の6位でゴール。総合ではチームメイトのオリヴィエ・パンと入れ替わりトップに浮上した。

 前ステージはトラブルでスピードを上げられなかったシリル・デプレ(KTM)は、同じKTMに乗るマレク・ダブロウスキーからエンジンを譲り受けレースを続行した。おかげでSSを6分09秒の差でゴールし、エンジン交換のペナルティが科されたが、総合順位は6位とダメージを最小限に抑えた。

 ナビゲーションミスで大きくタイムロスしたライダーの中には、昨日ステージ優勝したクルト・キャッセリ、総合トップにいたオリヴィエ・パン、地元の英雄フラシスコ・ロペスらがいた。
 ホンダのエルダー・ロドリゲスは10位、総合順位は11位から14位へ後退。ハビエル・ピゾリトは25位、総合順位は12位から10へと上げた。


 明日は休息日。競技は第9ステージが14日に再開される。




コメント:

ホアン・バレダ: SS1位 総合42位

 良い走りができた。この間ケガした後、少しずつ手の痛みが和らいできて、ハンドルをしっかり握れるようになった。今日はナビゲーション・ミスしてUターンしてきたトップ集団に、スタートしてすぐ追い付いた。それから力の限りアタックした。最後の数十kmで、今度は私が小さなナビゲーション・ミスした。それで、ダヴィッド・キャストゥに追い越されてしまった。しかしそれでも、良いナビゲーションをして、またSS優勝できたのでとてもうれしい。

ジョニー・キャンベル: SS2位 総合66位

 私にとってはとてもいい結果になりました。77番手とかなり後方からのスタートで、序盤の“オフピスト”(轍や道を離れてルートブックに指示された方角などを目指すこと)の難しさがありました。しかし、硬い路面になってからは、カリフォルニアの砂漠にいるような気分で攻めることができました。まるでホームグラウンドを走っているようでした。長かったマラソンステージを締めくくるステージを2位で終えることができて、とても満足しています。

ダヴィッド・キャストゥ: SS6位 総合1位

 ナビゲーションで大成功だった。アタックしながら、カップをキープしながら、ナビゲーションしながら、トップを走るのは難しいので、非常に満足している。みんなが四方八方に走り回る中、冷静にトップをキープした。しっかり集中して、ここゴール・ラインをトップで通過した。休息日前にリーダーでいられるなんて、すばらしいことだ。

エルダー・ロドリゲス: SS10位 総合14位

 ダカールはこういうものなのだ、と思い知らされた1日でした。今日のナビゲーションはとても難しく、ミスによって貴重な時間を失いました。400km地点(ルートブックに記された距離。本来492kmで行われる予定だった第8ステージを短縮しましたが、その途中からスタートしたので、ルートブック上の距離と短縮されたステージの距離は一致しません)にあった分岐で、私は右へ行き、ほかのライダーたちは左へ行きました。それから10kmの間、私は1人に走行し、またルートブックの目印も出てきませんでした。ミスコースに気づきメインルートに戻って、ほかのライダー達に追いつきました。これは私の全くの判断ミスでした。その結果が今日の順位です。がっかりしています。でもこれがダカールにつきものの人間くさい部分なのだといえます。

シリル・デプレ: SS11位 総合2位

 ともかく、悪い日は過ぎた。昨日、ハイ・スピードコースのSSでギアの5速が入らないとわかった時まずいと思った。タイムを失った。しかし、昨夜マラソン・ステージのビバークでマレク・ダブロウスキーがエンジンを譲ってくれたので、運が良かった。だから今日はノーマルなレースができたし、ひとつすごくいい仕事もできた。他の轍が全部左に行っていたので、リオに入る右のコースを取るかどうするか迷った。そして、結局みんなの轍を追おうかなって思った時、彼らが戻ってきて、どっちに行こうか右往左往していた。こういう時は、俺は自分のロード・ブックと周りの景色しか見ないんだ。何人かはまっすぐ走って行ったが、俺はUターンして500mほどで正しいコースに入れた。こんなもんだ。良い日もあれば、あまり良くない日もあるし、すごく良い日もある。俺はそのすごく良い日を待っている。

ハビエル・ピゾリト: SS25位 総合10位

 ステージ序盤は雨のため、ナビゲーションがとても難しかった。そして、ほかの多くのライダーと同じように、私も道に迷ってしまいました。エルダーを見つけ、彼のあとを追って、正規のルートに戻ることができました。ラリー前半、8つのステージを終えた時点で総合10位という結果には満足しています。明日はレストデイ。そのあとに始まる砂漠のステージを楽しみにしています。

オリヴィエ・パン: SS81位 総合5位

 ものすごく難しい日だった。何が難しかったって、それはミスコースしたことだ。ミスコースしないよう注意しなければと思っていた、その時にミスした。すべて順調だと思っていた矢先のことだった。チャレコが少し早めに谷の方に降りて行った、と思ったらすぐに戻ってきた。だから、僕たちのコースは正しいんだと思った。その後、少し右へ曲がるべきだったんだが、雨でそれが難しかった。こんなものさ。一番大きくタイムを失ったのが僕だ。もちろん、まだすべてが終わったわけではないのはわかっている。しかし、来週も、もっともっとサプライズがあるかもしれない。目標はケガをしないでサンチアゴに着くことだ。まだ、ずっと先のことだけど・・・。




リザルト SS8


1 5 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA 02:07:26 - -
2 33 CAMPBELL (USA) HONDA 02:14:30 00:07:04 -
3 32 JAKES (SVK) KTM 02:15:23 00:07:57 -
4 44 BIANCHI PRATA (PRT) HUSQVARNA 02:18:36 00:11:10 -
5 82 GUINDANI (FRA) YAMAHA 02:20:33 00:13:07 -
6 10 CASTEU (FRA) YAMAHA 02:21:39 00:14:13 -
7 41 PROHENS (CHL) HONDA 02:22:01 00:14:35 -
8 147 VAN PELT (NLD) HONDA 02:22:34 00:15:08 -
9 168 POSKITT (GBR) KTM 02:23:14 00:15:48 -
10 3 RODRIGUES (PRT) HONDA 02:23:23 00:15:57 -
11 1 DESPRES (FRA) KTM 02:23:35 00:16:09 -
12 83 VAN GINKEL (NLD) KTM 02:23:46 00:16:20 -
13 36 SANZ (ESP) GAS - GAS 02:24:20 00:16:54 -
14 65 PABISKA (CZE) YAMAHA 02:24:24 00:16:58 -
15 101 WALDSCHMIDT (NAM) KTM 02:24:35 00:17:09 -
16 92 ISRAEL ESQUERRE (CHL) HONDA 02:24:48 00:17:22 -
17 89 CUMMINGS (ZAF) HONDA 02:24:48 00:17:22 -
18 35 BERGLUND (SWE) HUSABERG 02:25:19 00:17:53 -
19 70 DEMELCHORI (ARG) KAWASAKI 02:25:25 00:17:59 -
20 77 CARDONA VAGNONI (VEN) YAMAHA 02:25:29 00:18:03 -

33 11 FARIA (PRT) KTM 02:29:50 00:22:24 -

50 7 LOPEZ (CHL) KTM 02:34:10 00:26:44 -

81 9 PAIN (FRA) YAMAHA 02:45:26 00:38:00 00:01:00


総合順位

1 10 CASTEU (FRA) YAMAHA 19:56:33 - -
2 1 DESPRES (FRA) KTM 20:05:59 00:09:26 -
3 11 FARIA (PRT) KTM 20:07:49 00:11:16 -
4 7 LOPEZ (CHL) KTM 20:08:33 00:12:00 -
5 9 PAIN (FRA) YAMAHA 20:13:43 00:17:10 00:01:00
6 32 JAKES (SVK) KTM 20:22:55 00:26:22 -
7 92 ISRAEL ESQUERRE (CHL) HONDA 20:23:40 00:27:07 00:12:00
8 18 PRZYGONSKI (POL) KTM 20:28:05 00:31:32 00:05:00
9 6 SVITKO (SVK) KTM 20:30:23 00:33:50 -
10 30 PIZZOLITO (ARG) HONDA 20:31:28 00:34:55 -
11 29 CASELLI (USA) KTM 20:32:39 00:36:06 -
12 26 GOUËT (CHL) HONDA 20:33:03 00:36:30 -
13 17 BOTTURI (ITA) HUSQVARNA 20:33:20 00:36:47 00:15:00
14 3 RODRIGUES (PRT) HONDA 20:38:12 00:41:39 00:15:00
15 40 VAN NIEKERK (ZAF) KTM 20:39:46 00:43:13 -
16 123 FAGGOTTER (AUS) YAMAHA 20:43:24 00:46:51 -
17 12 PEDRERO (ESP) KTM 20:45:51 00:49:18 -
18 15 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA 20:50:22 00:53:49 -
19 37 CURTIS (ZAF) KTM 21:06:09 01:09:36 -
20 8 ULLEVALSETER (NOR) KTM 21:09:20 01:12:47 -

42 5 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA 23:23:13 03:26:40 00:15:00

67 33 CAMPBELL (USA) HONDA 25:38:33 05:42:00 -





Stage 8 - Car/ Bike - Stage Summary (Salta - Tucuman)

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Stage 8 - Interview PETERHANSEL / BARREDA BORT - Car / Bike

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Stage 8 Top Moment - Salta - Tucuman

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Dakar 2013 - ST7

2013-01-13 10:22:37 | Dakar

ダカールラリー 2013 SS7

1月11日 (金)  第7ステージ  カラマ → サルタ

リエゾン:418 ㎞ SS:218㎞ リエゾン:167km   総合距離 803Km.




カート・キャッセリが初優勝!

 大会7日目はチリから一旦アルゼンチンに入った。この日から二日間はチームサポートが一切受けられず、パーツや工具を携行し、メンテナンスも自分自身でおこなわなければいけないマラソンステージとなる。総合距離が800kmを超える長丁場のステージとなるため、体力とマシンの負担を抑えるライダーがいる一方で、ファクトリー勢に対抗できる勝負所と飛ばすライダーも出てくる。アンデス山脈のコルディエール峠を登り標高4,975mの山頂を通過する危険を伴うリエゾンは、全ライダーが早朝4時半に隊列を組んで出発し、標高が3,400mから4,462mのスペシャルステージに臨んだ。
 硬い路面のハイスピードコースを制したのは、マルク・コーマの代役として抜擢されたアメリカ人、カート・キャッセリだった。高速セクションということでバハ経験のあるライダーが力を発揮したようだ。
2番手に前日の勝者、フランシスコ・ロペスが1分23秒差で入り、総合でも2位に浮上。
3番手にヤマハのオリヴィエ・パン。チャレコと同タイムでゴールし、総合トップの座を維持した。

ホンダ勢は、安全走行に徹し、ハビエル・リゾリトが16位。エルダー・ロドリゲスが19位。肋骨を痛めているジョニー・キャンベルが70位となっている。


Thomas Bourgin #106 R.I.P.





コメント:

カート・キャッセリ: SS1位 総合8位

 今日のSSは、ピストに沿って走るだけのコースであまり難しくなかった。オフロード以外だったら、シンプルだから僕もアタックできる。ルーベン・ファリアと一緒にシリル・デプレを手伝おうと、止まって待った。彼はギアの調子が悪かったんだ。しかし、彼は彼にかまわず行けという。今晩マラソン・ステージなので、なんとか3人で直せると良いのだが。それ以外はすべてうまくいった。ナビゲーション機器にようやく慣れてきた。僕がステージ優勝できるなんて、グレートだろう!でも、今回初参加だというのを肝に銘じて、勉強する積りで出ているというのを忘れないようにしている。走っている時も、ビバークでもとても楽しい。これからもこの調子で頑張る。

フランシスコ・ロペス: SS2位 総合2位

 今日のSSは全く難しいナビゲーションもなく、ものすごくハイ・スピードなコースだった。最初から最後までスプリント。私にとってはパーフェクトな出来。明日はマラソン・ステージ2日目なので、今日のポジションは明日の為にすごく良いと思う。これからバイクの手入をしなくてはならない。でも問題は無いんだ。今日は満足だ。

オリヴィエ・パン: SS3位 総合1位

 シリル・デプレに大きなタイム差をつけるなんて、彼がメカトラブルでもなければできないから、今日は僕にとってツイていた。これもレースだ。でも、自分にも起こりうることを忘れてはいない。なので、大声でステージ優勝と騒がないつもりだ。なにより、シリルだったら、今日のタイム・ロスくらいすぐに挽回するからね。あまりリスクを負わないようにしながら、楽しみながら、今のペースで続けることに専念する。我々のインジェクションは高地でもあまりパワー落ちしないのをわかっていたので、今日はひたすら集中して走った。だからすべてうまくいった。リーダーをキープする積りだったので、今日の総合タイムもGood !

フランス・ヴェルホーヴェン: SS4位 総合18位

 スタートからかっ飛ばした。Yamahaのインジェクションは、高所でもパワーダウンしないから。すぐにエスケールとシリル・デプレに追い着いた。彼らは速やかに道を譲ってくれた。風が強く埃がすごかったので、すごく紳士だ。その後ゴールまで底まで踏んで走った。

ハビエル・ピゾリト: SS16位 総合12位

 とにかく長い一日でした。最初のリエゾンで標高4975m地点に達したときは、とても寒かったです。今日のスペシャルステージはハイスピードで、ライディングは難しくありませんでした。これからマシンのメンテナンスをします。そして重要な一日になる明日に備え、ゆっくりと休みます。

エルダー・ロドリゲス: SS19位 総合11位

今日のスペシャルステージは、シンプルでとてもスピードの乗るステージでしたね。いいペースで走れました。ただ、明日に勝負をかけるつもりですので、リスクを冒さずに走ってきました。CRF450 RALLYはコンディションも快調です。明日のステージには自信があります。

ジョニー・キャンベル: SS70位 総合77位

 ペルーとチリの砂漠と砂丘をあとにして、今日からアルゼンチンに入りましたが、全く違う景色ですね。標高が上がっていることを感じましたし、気持ちがよかったです。明日の491kmのスペシャルステージに備え、マシンをメンテナンスします。




リザルト SS7

1 29 CASELLI (USA) KTM 01:51:31 - -
2 7 LOPEZ (CHL) KTM 01:52:54 00:01:23 -
3 9 PAIN (FRA) YAMAHA 01:52:54 00:01:23 -
4 15 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA 01:53:01 00:01:30 -
5 11 FARIA (PRT) KTM 01:54:01 00:02:30 -
6 12 PEDRERO (ESP) KTM 01:54:13 00:02:42 -
7 18 PRZYGONSKI (POL) KTM 01:54:22 00:02:51 -
8 10 CASTEU (FRA) YAMAHA 01:54:43 00:03:12 -
9 6 SVITKO (SVK) KTM 01:55:37 00:04:06 -
10 17 BOTTURI (ITA) HUSQVARNA 01:56:10 00:04:39 -
11 57 GRABHAM (AUS) KTM 01:56:29 00:04:58 -
12 40 VAN NIEKERK (ZAF) KTM 01:57:20 00:05:49 -
13 32 JAKES (SVK) KTM 01:57:25 00:05:54 -
14 34 METGE (FRA) YAMAHA 01:57:32 00:06:01 -
15 123 FAGGOTTER (AUS) YAMAHA 01:57:42 00:06:11 -
16 30 PIZZOLITO (ARG) HONDA 01:58:12 00:06:41 -
17 8 ULLEVALSETER (NOR) KTM 01:58:35 00:07:04 -
18 92 ISRAEL ESQUERRE (CHL) HONDA 01:58:51 00:07:20 -
19 27 KNUIMAN (NLD) KTM 02:00:42 00:09:11 -
20 5 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA 02:00:52 00:09:21

32 1 DESPRES (FRA) KTM 02:04:39 00:13:08

44 3 RODRIGUES (PRT) HONDA 02:14:03 00:22:32 00:15:00

69 33 CAMPBELL (USA) HONDA 02:25:22 00:33:51


総合順位

1 9 PAIN (FRA) YAMAHA 17:28:17 - -
2 7 LOPEZ (CHL) KTM 17:34:23 00:06:06 -
3 10 CASTEU (FRA) YAMAHA 17:34:54 00:06:37 -
4 11 FARIA (PRT) KTM 17:37:59 00:09:42 -
5 1 DESPRES (FRA) KTM 17:42:24 00:14:07 -
6 18 PRZYGONSKI (POL) KTM 17:49:00 00:20:43 00:05:00
7 6 SVITKO (SVK) KTM 17:53:08 00:24:51 -
8 29 CASELLI (USA) KTM 17:56:03 00:27:46 -
9 17 BOTTURI (ITA) HUSQVARNA 17:58:35 00:30:18 00:15:00
10 92 ISRAEL ESQUERRE (CHL) HONDA 17:58:52 00:30:35 00:12:00
11 30 PIZZOLITO (ARG) HONDA 18:03:24 00:35:07 -
12 12 PEDRERO (ESP) KTM 18:03:31 00:35:14 -
13 26 GOUËT (CHL) HONDA 18:04:31 00:36:14 -
14 32 JAKES (SVK) KTM 18:07:32 00:39:15 -
15 40 VAN NIEKERK (ZAF) KTM 18:08:05 00:39:48 -
16 123 FAGGOTTER (AUS) YAMAHA 18:11:10 00:42:53 -
17 3 RODRIGUES (PRT) HONDA 18:14:49 00:46:32 00:15:00
18 15 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA 18:18:22 00:50:05 -
19 8 ULLEVALSETER (NOR) KTM 18:21:16 00:52:59 -
20 37 CURTIS (ZAF) KTM 18:21:49 00:53:32

44 5 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA 21:15:47 03:47:30 00:15:00

77 33 CAMPBELL (USA) HONDA 23:24:03 05:55:46




Stage 7 - Car/ Bike - Stage Summary (Calama - Salta)

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Stage 7 Top Moment - Calama - Salta

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Dakar 2013 - ST6

2013-01-12 16:01:23 | Dakar


ダカールラリー 2013 SS6

1月10日 (木)  第6ステージ  アリカ → カラマ
リエゾン:291㎞ SS:438㎞ リエゾン:40km  総合距離 769Km.




地元チリの英雄、フランシスコ・ロペスが3度目のSS勝利!

大会6日目はペルーからチリに入国。世界で最も乾燥した地とも言われるアタカマ砂漠を舞台に、海抜0mのアリカから最高地点3,200mまで駆け上がり、2,200mのビバーク地カラマまで向かうライダーにもマシンにもストレスのかかる過酷なステージであった。

このステージを制したのは、地元で意気高いチャレコ(フランシス・ロペス・KTM)。快走で3度目のSS勝利を収め、総合でも6分6秒差の4位に浮上し、地の利を生かして総合トップを狙いる位置にいる。

2位はルーベン・ファリア(KTM・ポルトガル)。
3位はシリル・デプレ(KTM・フランス)。総合2位に浮上。
4位はクルト・キャッセリ(KTM・アメリカ)とKTM勢が上位4位まで独占した。

7位にエルダー・ロドリゲス(HONDA・ポルトガル)。
9位にオリヴィエ・パン(YAMAHA・フランス)が入り総合トップを維持している。

この日のダカールの魔の手に捕まったのは、パウロ・ゴンサルヴェスだった。SS優勝を目前にメカニカルトラブルが発生し、1時間以上をロス。順位を大きく下げてしまった。

ダカールラリーは、一旦アルゼンチンに入るが、その後チリに再入国。ゴールのサンチアゴまではまだ道のりは長く、過酷な戦いは続く。




コメント:

フランシスコ・ロペス: SS1位 総合4位

SSのパート1はすごくいい走りができた。しかし、パート2でエンジンがパワーダウンした。修理するのにどこが悪いかチェックしたら、キャブレーションのトラブルか高地のせいだと思われた。どこかわからないが、ビバークに着いたら見てもらう。

ルーベン・ファリア: SS2位 総合5位

今日は今大会初めてのハード路面になるので、自分向きのコースになると解っていた。今朝13番目にスタートし、精いっぱい踏んで走ろうとしたが、他のライダーの埃で思うようにいかなかった。パウロ・ゴンサルヴェス に追い越されたほどだ。しかし、SS後半で、いいペースに乗ることができ、タイムを上げた。今日は妻の誕生日なので、何としてもステージ優勝して、彼女に捧げたかった。でも、彼女はステージ準優勝でも満足してくれると思うがね。レースの上では、2位のほうが良いんだ。シリル・デプレがSS3位なので、あまり待たなくて済むのでね。

シリル・デプレ: SS3位 総合2位

今朝は5番目のスタートなので、埃をくらった。しかしSSパート1最後でトップに出た。今日のSSパート1は非常にスピードコースで、WRCタイプだった。小石は多いが堅い路面で、ライディングが非常に面白かった。パート2はトップ集団が団子になって走った。全体に面白いステージだったし、チリに入ったので嬉しい。

オリヴィエ・パン: SS9位 総合1位

SS最初の小さなナビゲーション・ミスで3分ほどタイム・ロスしたが、それ以外はうまくいった。ダヴィッド・キャストゥとホアン・ペドレロ・ガルシアをデューンの最後のところで追い越し、その後はコースをアタックしながらオープンして走った。しかし、かなりリスキィなコースなので危なくない程度にアタックした。それからSSパート2でシリル・デプレが埃で追い越すのに苦労しているに違いないと思った。しかし、総合トップをキープしたかったので、かまわずスピードを上げて走った。だから、キャストゥとのタイムを少し縮めることができ、デプレに大きな差をつけられることもなく、良い1日になった。今日で総合トップ3日目、良いね。でもいい気になったりしないで、一日一日、こうやって続けるつもりだ。

エルダー・ロドリゲス: SS7位 総合9位

今日は長いステージでした。ルートは長い上りが続くもので、今年のダカールラリーで初めて、これほどの標高差を経験しました。明日は3400~4000mの標高になるので、もっとタフになるでしょう。4時間ほど眠って十分な休息を取り、明日の“マラソンステージ”に備えます。

ハビエル・ピゾリト: SS16位 総合13位

ダカールラリーはまだまだ先が長いです。ですので、ミスをしないことが重要です。今日のステージも、あまりリスクを冒さないよう集中してライディングしました。そんな中でも、砂丘での走りは楽しめました。明日の長い“マラソンステージ”への準備はできています。

ジョニー・キャンベル: SS24位 総合77位

前半ステージの序盤に現れた、大きな砂丘は楽しめました。後半ステージでは、標高が上がるにつれて、呼吸をすることがつらくなってきました。それと同様に、マシンも標高が上がっていることを感じさせる挙動をみせました。明日のルートでは、標高約3900mまで上がります。今夜は十分な休息を取ることが重要ですね。




リザルト SS6

1 7 LOPEZ (CHL) KTM 03:36:21 - -
2 11 FARIA (PRT) KTM 03:38:55 00:02:34 -
3 1 DESPRES (FRA) KTM 03:40:09 00:03:48 -
4 29 CASELLI (USA) KTM 03:41:09 00:04:48 -
5 92 ISRAEL ESQUERRE (CHL) HONDA 03:42:34 00:06:13 -
6 15 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA 03:43:02 00:06:41 -
7 3 RODRIGUES (PRT) HONDA 03:43:19 00:06:58 -
8 12 PEDRERO (ESP) KTM 03:43:43 00:07:22 -
9 9 PAIN (FRA) YAMAHA 03:43:54 00:07:33 -
10 18 PRZYGONSKI (POL) KTM 03:44:09 00:07:48 -
11 6 SVITKO (SVK) KTM 03:45:17 00:08:56 -
12 57 GRABHAM (AUS) KTM 03:45:24 00:09:03 -
13 32 JAKES (SVK) KTM 03:46:54 00:10:33 -
14 10 CASTEU (FRA) YAMAHA 03:47:27 00:11:06 -
15 40 VAN NIEKERK (ZAF) KTM 03:47:55 00:11:34 -
16 30 PIZZOLITO (ARG) HONDA 03:47:58 00:11:37 -
17 26 GOUËT (CHL) HONDA 03:48:54 00:12:33 -
18 123 FAGGOTTER (AUS) YAMAHA 03:49:52 00:13:31 -
19 34 METGE (FRA) YAMAHA 03:50:00 00:13:39 -
20 8 ULLEVALSETER (NOR) KTM 03:55:09 00:18:48 -
21 17 BOTTURI (ITA) HUSQVARNA 03:56:56 00:20:35 00:15:00

24 33 CAMPBELL (USA) HONDA 04:00:02 00:23:41

29 5 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA 04:03:54 00:27:33


総合順位

1 9 PAIN (FRA) YAMAHA 15:35:23 - -
2 1 DESPRES (FRA) KTM 15:37:45 00:02:22 -
3 10 CASTEU (FRA) YAMAHA 15:40:11 00:04:48 -
4 7 LOPEZ (CHL) KTM 15:41:29 00:06:06 -
5 11 FARIA (PRT) KTM 15:43:58 00:08:35 -
6 18 PRZYGONSKI (POL) KTM 15:54:38 00:19:15 00:05:00
7 6 SVITKO (SVK) KTM 15:57:31 00:22:08 -
8 92 ISRAEL ESQUERRE (CHL) HONDA 16:00:01 00:24:38 00:12:00
9 3 RODRIGUES (PRT) HONDA 16:00:46 00:25:23 -
10 17 BOTTURI (ITA) HUSQVARNA 16:02:25 00:27:02 00:15:00
11 26 GOUËT (CHL) HONDA 16:03:07 00:27:44 -
12 29 CASELLI (USA) KTM 16:04:32 00:29:09 -
13 30 PIZZOLITO (ARG) HONDA 16:05:12 00:29:49 -
14 12 PEDRERO (ESP) KTM 16:09:18 00:33:55 -
15 32 JAKES (SVK) KTM 16:10:07 00:34:44 -
16 40 VAN NIEKERK (ZAF) KTM 16:10:45 00:35:22 -
17 123 FAGGOTTER (AUS) YAMAHA 16:13:28 00:38:05 -
18 4 VILADOMS (ESP) HUSQVARNA 16:18:47 00:43:24 -
19 37 CURTIS (ZAF) KTM 16:20:53 00:45:30 -
20 8 ULLEVALSETER (NOR) KTM 16:22:41 00:47:18 -
21 15 VERHOEVEN (NLD) YAMAHA 16:25:21 00:49:58 -

24 49 RODRÍGUEZ (ARG) HONDA 16:54:15 01:18:52 -

48 5 BARREDA BORT (ESP) HUSQVARNA 19:14:55 03:39:32 00:15:00

77 33 CAMPBELL (USA) HONDA 20:58:41 05:23:18 -





Stage 6 - Car/ Bike - Stage Summary (Arica Calama)

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Stage 6 - Interview SAINZ / LOPEZ -- Car / Bike

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Stage 6 Top Moment -- Arica - Calama

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