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終了

2014-06-24 18:12:41 | 日常


pegasus_rc's blog (gp performance) のご訪問ありがとうございます。

当ブログは、6月30日をもって消滅いたします。

これまでの記事は、以下にアーカイブとして残しております。

移転先:

http://blog.goo.ne.jp/pegasus_rc



ありがとうございました。




MotoGP : 第7戦 カタルニア

2014-06-19 11:47:48 | MotoGP 2014
GRAN PREMI DE CATALUNYA

Barcelona



MotoGP 第7戦 カタルニアGP

■開催日:2014年6月15日(日)決勝
■開催地:スペイン/カタルニア(4.727km)
■観客:9万2845人(3日間:16万3045人)
■天候:晴れのち曇り




MotoGP

■コースコンディション:ドライ
■気温:22度
■路面温度:34度
■湿度:61%
■周回数25周(118.175 km)

■PP:ダニー・ペドロサ(1分40秒985/ホンダ)
■FL:マルク・マルケス(1分42秒182/ホンダ)
■Best Lap: 2013 ダニー・ペドロサ(1分40秒893/ホンダ)



1. マルク・マルケス SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) 42'56.914

「今回の優勝はとてもうれしいです。このサーキットはこれまで、いつも難しいと感じていました。今週末はどれだけ大変だったかということが分かってもらえたんじゃないかと思います。今シーズン初めてポールポジションを逃しましたし、今年初めての転倒をしました。決勝はダニやホルヘ、バレンティーノとのバトルになり、とても大変でした。最後のいくつかのコーナーでは、バレンティーノやダニとのバトルがあり、本当にすごいレースになりました。今回もまた25ポイントを獲得でき、すべてのファンの前で弟と同じ日に優勝することができて、とてもうれしいです。スペシャルな出来事でした」

2. ヴァレンティーノ・ロッシ ITA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) +0.512

「非常に素晴らしいレースだった。すごくエンジョイできたからハッピーだよ。スタート早々からペースを上げ、長い時間、トップをキープすることができた。でも100%満足できたわけじゃないんだ。というのも、本当なら勝てたはずなのに、終盤ではライバルたちのほうが僕より速かった。全力を尽くしてもダニに抜かれてしまいチャンスを失った。いいレースができたと思う。また表彰台に上ることができたので、これからもこの調子をキープしていきたい」

「シーズンのベストレースだと思う。すごく楽しかった。大満足。予選で自信を感じなかったけど、グッドなラップで、今日はチームと一緒にバイクを変更させて、フロントのフィーリングがすごく良くなった。僕たちは強くて速かった。ウォームアップ走行で転んでしまったけど、レース前には良い感じがあった。
 最初からプッシュした。気温は僕たちにとってベターだった。もし、もう少し暑かったら、優勝争いができなかっただろう。終盤に優勝を感じ始めたけど、マルクとダニに抜かれてしまい、挽回できなかった」

3. ダニー・ペドロサ SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) +1.834

「とてもいいレースで、大変なバトルとなりました。4人のライダーがトップグループを形成しました。オーバーテイクも多かったですし、とても激しいものでした。みんな本当に速かったです。最終的には3位ということで、最高の結果とはなりませんでしたが、全体的にはとても満足しています。全力で戦いました。体調もだいぶんよかったです。次戦に向けて、たくさんのことを学ぶことができました。予選とレース序盤には、トップを走りたいという願いがかないました。そしてレースでは、最後にはマルクと優勝争いもできました。いいレースでした」

4. ホルヘ・ロレンソ SPA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) +4.540

「ちょっと悔しい気持ち。ライバルたちが手ごわいことはわかっていたし、今回はバレンティーノも非常に好調だった。気温は昨日ほど高くなくコース・コンディションもそれほど悪くはなかったが、残念ながら僕は、オープニングラップでリードを広げることができなかった。バレンティーノに抜かれたときも同じような状況で、単独走行のようにはうまく走ることができなかった。マシンはブレーキングが好調。でも最後のふたつのコーナーでは、去年とは打って変わって苦労することになったんだ。立ち上がりでグリップ感がなくなり、ダニの後ろにぴったりとついて行くことができなかった。そしてその分を、いくつかのコーナーでようやく取り戻すという繰り返し。この問題がなければ勝利の可能性もあっただろう。コーナー進入は好調だったが、コースの終盤でそのアドバンテージをすべて失ってしまうような状態。悔しいけれど、これ以上どうすることもできなかったんだ」

5. ステファン・ブラドル GER ( LCR Honda MotoGP : Honda ) +11.148

「ファクトリーチームのライダーに続き、サテライトライダーでトップになることができたのでとてもうれしいです。まず、チームに感謝しなければなりません。ムジェロは厳しい結末になりましたが、今回はすばらしい週末になりました。マシンのセッティングもタイヤ選択もうまくいきました。今日、フロントタイヤにハードを選んだのは僕だけでしたが、とても快適でした。しかし、トップグループのペースを維持するのはとても大変でした。5番手は全力を尽くした結果です。ポジティブな結果ですが、表彰台には立てませんでした。今日は表彰台に上がりたかったのですが、ファクトリーライダーに勝つのはとても難しいことです」

6. アレックス・エスパルガロ SPA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) +14.213

「今日の結果に満足している。今シーズン最高のレースだったと言っていいと思う。激しいバトルを展開し、トップとの差を14秒にとどめることもできた。ファクトリーマシンと比較すれば、長いストレートで不利になり、実際、多くのライダーにストレートで抜かれてしまった。ポジション挽回のために全力を尽くし、2,3ラップで6位まで上がった。ブラドルと同様のリズムで走れていたので、スタートさえうまくいっていれば、彼についていくことができたはずだけれど…。いずれにしても今はとってもハッピー。チームのみんな、電子制御システムに携わるスタッフたち、そしてマグネティ・マレリのサポートに感謝。明日のテストでも電子制御システムに取り組む予定。ニューシャシーも試す予定なので、雨が降らないことを祈っている」

7. ポル・エスパルガロ SPA ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) +16.127

「ウイーク初日からずっと苦しい状況が続いていたので、決勝で7位を獲得できたことは良かったと思う。ル・マンとムジェロが好調だったし、ホームGPで活躍したいと思っていただけに残念が気持ちはあるが、ものごとはいつでも、計画通りにはいかないものだ。高速コーナー、とくに第4セクションではリアグリップが十分に得られず遅れてしまう。明日のテストでトラクション・コントロールのセッティングをいくつか試し、対処法を見つけたい。気温が高いときにいつも現れる問題なので、何とか解決したいんだ。でもドビツィオーゾとバトルし、最後まで抑え切ったことはうれしかった。今回も、チームのみんなの献身的な仕事ぶりに感謝。次のアッセンでも、サテライト・トップを目指したい」

8. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ITA ( Ducati Team : Ducati ) +16.175


9. アンドレア・イアンノーネ ITA ( Pramac Racing : Ducati ) +18.040


10. ブラッドリー・スミス GBR ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) +24.781

「今日の結果にはがっかり。言葉もみつからないよ。予選まではとても好調で総合4位を獲得。マシンのフィーリングも上々だったんだ。ところが今日は、そのフィーリングが変わってしまっていて、とくに序盤はうまくいかず苦労した。中盤以降はわずかながら状況が好転したが、そのころにはすでに遠く離されてしまっていたんだ。決勝中のペースは昨日までとはかけ離れたもの。非常に残念なことだったけれど、次のアッセンまでには調子を取り戻したい」

11. ヨニー・エルナンデス COL ( Energy T.I. Pramac Racing : Ducati ) +37.153


12. ニッキー・ヘイデン USA ( Drive M7 Aspar : Honda ) +43.299

「今日はあまりいいスタートを切ることができませんでした。ペースをつかむのに数周かかりました。16番手からのスタートは簡単ではありませんでした。しかし、レースが進むにつれて、マシンがとてもうまく機能していたので、プッシュしました。フロントエンドにはかなり自信があったので、一生懸命プッシュしました。しかし、リアのパフォーマンスが次第に落ちることが分かっていました。幸い、自分のペースをキープできましたし、ポジションも上げることができました。結果はすばらしいものではありませんが、過去2戦、アンラッキーなレースが続いていたので、ようやくポイントを獲得することができてよかったです。アッセンでは引き続き今日のようなポジティブな仕事をして、たくさんポイントをかせぎたいです」

13. スコット・レディング GBR ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) +43.407

* Scott Redding drops one place after a post-race penalty for cutting the track at turn one.

「今日の結果には満足しています。レース序盤から快調にラップを刻みましたが、カル・クラッチローに引っかかり、その間にニッキーに追いつかれてしまいました。そういった展開でしたが、今大会もRCV1000R勢のトップでフィニッシュできてとてもうれしいです。このコースはあまり得意ではないので、余計にうれしい結果でした。今日はソフトタイヤを使いました。ソフトを選択するのはギャンブルでしたが、結果的によかったと思います」

14. ミケーレ・ピロ ITA ( Ducati Team : Ducati ) +55.157


15. 青山 博一 JPN ( Drive M7 Aspar : Honda ) +59.191

「原因は分からないのですが、レースの途中からエンジンの調子が悪くなり、ペースを落とさなければなりませんでした。ニッキーとレディングのグループに追いついていましたし、とても残念です。土曜日まではセットアップに苦労していましたが、今日はセッティングを変更して気持ちよく乗ることができました。それだけに残念でした。しかし、15位になりポイント獲得できたのでよかったと思います。これで開幕戦から7戦連続でポイント獲得となりました。次のオランダGPでは、問題を解決していい結果を残したいです」

16. ブロック・パークス AUS ( Paul Bird Motorsport : PBM ) +1'00.906


17. マイケル・ラバティ GBR ( Paul Bird Motorsport : PBM ) +1'01.284


18. コーリン・エドワーズ USA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) +1'06.121

「朝のウォームアップで変更を施したが、期待したような結果は得られなかった。コーナーではマシンが激しくスピンし、グリップを得られず悔しい思いをした。とにかくタフなレースだった。明日はニューパーツをテストし、引き続き作業に専念する」

19. エクトール・バルベラ SPA ( Avintia Racing : Avintia ) +1'25.195


20. ミシェル・ファブリッツィオ ITA ( Octo IodaRacing Team : ART ) +1'40.665

Not Classified

RT マイク・ディ・メッリオ FRA ( Avintia Racing : Avintia ) 8 Laps


RT カル・クラッチロー GBR ( Ducati Team : Ducati ) 15 Laps


RT アルバロ・バウティスタ SPA ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) 22 Laps

「スタートから3周を終えたストレートでマシンが止まり、レースを続けることができませんでした。データを分析した結果、電気系のトラブルのようで、これからその原因を調べることになります。決勝に向けて全力で仕事をしてきましたし、とても残念です。しかし、レースでは、こういうことが起こり得ますし、仕方ありません。次のレースでいいリザルトを残せるように気持ちを切り替えます」

RT カレル・アブラハム CZE ( Cardion AB Motoracing : Honda ) 24 Laps

「なにをどう言えばいいのか分かりません。今日はすべて自分のミスが原因でした。スタートでは、クラッチをオーバーヒートさせてしまい、ポジションを落としました。それをリカバリーするために全力で走ったのですが、10コーナーでリアタイヤを滑らせて転んでしまいました。決勝に向けてがんばってきたので、とても残念でした」



ポイントスタンディング

1. Marc MARQUEZ Honda 175
2. Valentino ROSSI Yamaha 117
3. Dani PEDROSA Honda 112
4. Jorge LORENZO Yamaha 78
5. Andrea DOVIZIOSO Ducati 71
6. Pol ESPARGARO Yamaha 58
7. Aleix ESPARGARO Forward Yamaha 54
8. Stefan BRADL Honda 50
9. Andrea IANNONE Ducati 41
10. Bradley SMITH Yamaha 40
11. Alvaro BAUTISTA Honda 34
12. Yonny HERNANDEZ Ducati 27
13. Nicky HAYDEN Honda 26
14. Scott REDDING Honda 25
15. Hiroshi AOYAMA Honda 24
16. Cal CRUTCHLOW Ducati 15
17. Karel ABRAHAM Honda 13
18. Colin EDWARDS Forward Yamaha 8
19. Michele PIRRO Ducati 7
20. Danilo PETRUCCI ART 2
21. Hector BARBERA Avintia 2
22. Broc PARKES PBM 1



ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. HONDA 175
2. YAMAHA 127
3. DUCATI 74
4. FORWARD YAMAHA 54
5. ART 2
6. AVINTIA 2
7. PBM 1



ポイントスタンディング(チーム)

1. REPSOL HONDA TEAM 287
2. MOVISTAR YAMAHA MOTOGP 195
3. MONSTER YAMAHA TECH 3 98
4. DUCATI TEAM 86
5. PRAMAC RACING 68
6. NGM FORWARD RACING 62
7. GO&FUN HONDA GRESINI 59
8. LCR HONDA MOTOGP 50
9. DRIVE M7 ASPAR 50
10. CARDION AB MOTORACING 13
11. OCTO IODARACING TEAM 2
12. AVINTIA RACING 2
13. PAUL BIRD MOTORSPORT 1




Moto2

■コースコンディション:ドライ
■気温:25度
■路面温度:45度
■湿度:46%
■周回数23周(108.721 km)

■PP:エステベ・ラバト(1分46秒569/Kalex)
■FL:エステベ・ラバト(1分47秒094/Kalex)
■Best Lap: 2012 マルク・マルケス(1分46秒187)



1. エステベ・ラバト SPA ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) 41'23.197

「とても満足しています。決勝レースではいいスタートを切ることができました。そして最初はカリオとバトルをし、その後はビニャーレスとのバトルを楽しみました。でも、その後は逃げきるために一生懸命プッシュしましたし、ギャップを作ることができました。ホームグランプリで優勝するというのはとても特別なことです。ファンのサポートを感じることができました。これからは次のアッセンに集中しなければなりません。100%の状態でアッセンに行き、再び優勝にチャレンジしたいと思います」

2. マーヴェリック・ビニャーレス SPA ( Paginas Amarillas HP 40 : Kalex ) +4.244

「金曜日、土曜日と全力でマシン作りに集中し、新しいセットアップで決勝に挑みました。そして序盤はすばらしいフィーリングでしたし、ラバトと一緒に走ることができました。しかし、次第にリアのグリップがなくなり、ペースをキープするのが難しくなりました。次戦オランダに向けて、今日の問題を解消しなければなりません」

3. ヨハン・ザルコ FRA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) +11.157

「チームにとっては、これが初めての表彰台になりました。今日は、ラバトとビニャーレスの2人についていくのは難しかったですが、セカンドグループで最後まで全力を尽くしました。中盤まではグループの中で7番手につけていましたが、終盤に(ジョルディ)トーレス(Aspar Team Moto2)が転倒し、そのアクシデントで5位までポジションを上げ、その後、ルティがオーバーランして4位、最終ラップにはカリオをパスして表彰台に立つことができました。金曜日は厳しい状態でしたが、マシンと乗り方を変えたことでよくなりました」

4. ミカ・カリオ FIN ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) +11.301
5. トーマス・ルティ SWI ( Interwetten Paddock Moto2 : Suter ) +11.424
6. マティア・パッシーニ ITA ( NGM Forward Racing : Kalex ) +16.761
7. リカルド・カルダス SPA ( Tech 3 : Tech 3 ) +21.275
8. アクセル・ポンス SPA ( AGR Team : Kalex ) +32.793
9. マルセル・シュロッター GER ( Tech 3 : Tech 3 ) +32.932
10. アンソニー・ウェスト AUS ( QMMF Racing Team : Speed Up ) +32.960
11. ロレンツォ・バルダッサーリ ITA ( Gresini Moto2 : Suter ) +33.076
12. フリアン・シモン SPA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) +33.369


13. 中上 貴晶 JPN ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) +36.190

「厳しいレースでした。順位は13位でなんとかポイントを獲得できましたが、転倒者に助けられてのポイント獲得でした。現状ではトップ集団では戦えませんし、ポイントを獲得できるかどうかという、ぎりぎりのポジションが定位置になっています。この悪い流れを変えなければなりません。次のレースに向けて、チームと話し合って、組み立てを変えていきます。今日はウォームアップでセットアップを確認したかったのですが、朝までの雨の影響で完全なドライではなかったですし、難しい一日でした。今週は火曜日に同じサーキットで、週末にはアラゴンでテストがあるので、次に向けて仕切り直したいと思っています」

14. ドミニク・エガーター SWI ( Technomag carXpert : Suter ) +40.703
15. ルイ・ロッシ FRA ( SAG Team : Kalex ) +40.904
16. ジョシュ・ハーリン USA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) +47.541
17. ロマン・ラモス SPA ( QMMF Racing Team : Speed Up ) +47.593
18. ロビン・マルホウザー SWI ( Technomag carXpert : Suter ) +47.644
19. アズラン・シャー・カマルザマン MAL ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) +54.002
20. ニコラス・テロール SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) +59.057
21. フランコ・モルビデリ ITA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) +1'07.827
22. ジーノ・レア GBR ( AGT REA Racing : Suter ) +1'11.853


23. 長島 哲太 JPN ( Teluru Team JiR Webike : TSR ) +1'22.101

「今日はウォームアップで転び、決勝でも転びました。再スタートを切ってチェッカーを受けましたが、バタバタの一日でした。でも、得ることが多い収穫ある一日でした。ウォームアップの転倒は濡れた白線に乗ったのが原因でした。かなり激しく転んだので決勝に出場できるかどうか心配になりました。でも、打撲程度で問題はありませんでした。今回もポイントを獲得できず残念でしたが、今回は一歩前進できました」

24. ティティポン・ワロンコーン THA ( APH PTT The Pizza SAG : Kalex ) +1'25.699
25. ランディ・クルメンナッハー SWI ( Octo IodaRacing Team : Suter ) +1'26.978

Not Classified
RT アレックス・デ・アンジェリス RSM ( Tasca Racing Moto2 : Suter ) 4 Laps
RT ザビエル・シメオン BEL ( Federal Oil Gresini Moto2 : Suter ) 6 Laps
RT ジョルディ・トーレス SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) 7 Laps
RT ルイス・サロム SPA ( Paginas Amarillas HP 40 : Kalex ) 21 Laps
RT ジョナス・フォルガー GER ( AGR Team : Kalex ) 21 Laps
RT サンドロ・コルテセ GER ( Dynavolt Intact GP : Kalex ) 22 Laps
RT ハフィズ・シャーリン MAL ( Petronas Raceline Malaysia : Kalex ) 22 Laps

Not Finished 1st Lap
RT サム・ロウズ GBR ( Speed Up : Speed Up ) 0 Lap
RT シモーネ・コルシ ITA ( NGM Forward Racing : Kalex ) 0 Lap




ポイントスタンディング(ライダー)

1. Esteve RABAT Kalex 149
2. Mika KALLIO Kalex 115
3. Maverick VIÑALES Kalex 89
4. Dominique AEGERTER Suter 71
5. Simone CORSI Kalex 66
6. Luis SALOM Kalex 59
7. Thomas LUTHI Suter 51
8. Jonas FOLGER Kalex 47
9. Johann ZARCO Caterham Suter 33
10. Sam LOWES Speed Up 33
11. Anthony WEST Speed Up 33
12. Sandro CORTESE Kalex 32
13. Xavier SIMEON Suter 31
14. Marcel SCHROTTER Tech 3 28
15. Jordi TORRES Suter 23
16. Ricard CARDUS Tech 3 22
17. Alex DE ANGELIS Suter 18
18. Franco MORBIDELLI Kalex 15
19. Mattia PASINI Kalex 14
20. Randy KRUMMENACHER Suter 10
21. Axel PONS Kalex 9
22. Takaaki NAKAGAMI Kalex 9
23. Louis ROSSI Kalex 7
24. Julian SIMON Kalex 6
25. Lorenzo BALDASSARRI Suter 5
26. Hafizh SYAHRIN Kalex 3
27. Nicolas TEROL Suter 2



ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. KALEX 175
2. SUTER 103
3. SPEED UP 53
4. TECH 3 37
5. CATERHAM SUTER 33
6. FORWARD KLX 33




Moto3

■コースコンディション:ドライ
■気温:23度
■路面温度:34度
■湿度:63%
■周回数22周(103.994km)

■PP:アレックス・マルケス(1分50秒232/Honda)
■FL:ジョン・マクフィー(1分51秒299/Honda)
■Best Lap: 2014 アレックス・マルケス(1分50秒232)



1. アレックス・マルケス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) 41'11.656

「すばらしい週末になり、とてもうれしいです。イタリアGPのあと、ムジェロのテストで前進することができたし、それが今回の結果につながりました。昨日は初めてポールポジションを獲得しました。ホームグランプリでファンの前で、ポールポジションを獲得できてとても特別な気分になりました。今日は難しいレースになることは分かっていましたので、アドバンテージを得るためにいいスタートを切りたいと思っていました。そして、うまくいきました。最初のラップですでに後方のグループより1秒半速く走ることができました。今回は非常に集中できていましたし、すべてが楽に進みました。とてもいいレースができました。次のTTサーキット・アッセンへ向けて、モチベーションはとても上がっています」


2. エネア・バスティアニーニ ITA ( Junior Team GO&FUN Moto3 : KTM ) +3.236

3. エフレン・バスケス SPA ( SaxoPrint-RTG : Honda ) +3.512

「フランス、イタリアと悔しいレースだったので、今日の3位は、とても重要な結果となりました。カタルニアGPは自分にとっては第2のホームグランプリですし、ここで表彰台に立てて本当にうれしいです。今日はベストを尽くしました。Moto3クラスの最終ラップは、本当にどうなるか分かりません。7台の2位争いの中で、こうして表彰台に立つことができ、本当にうれしいです」

4. ジャック・ミラー AUS ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) +3.764
5. ロマーノ・フェナティ ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) +3.862
6. ブラッド・ビンダー RSA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) +4.048
7. イサック・ビニャーレス SPA ( Calvo Team : KTM ) +4.131
8. ニクラス・アジョ FIN ( Avant Tecno Husqvarna Ajo : Husqvarna ) +9.781
9. ジョン・マクフィー GBR ( SaxoPrint-RTG : Honda ) +18.578
10. フランシスコ・バグナイア ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) +18.597
11. アレックス・マスボー FRA ( Ongetta-Rivacold : Honda ) +18.982
12. ミゲール・オリベイラ POR ( Mahindra Racing : Mahindra ) +19.042
13. アレッサンドロ・トヌッチ ITA ( CIP : Mahindra ) +19.328
14. カレル・ハニカ CZE ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) +19.623
15. ヤクブ・コーンフェイル CZE ( Calvo Team : KTM ) +19.983
16. ザルファミ・カイルディン MAL ( Ongetta-AirAsia : Honda ) +20.394
17. ダニー・ケント GBR ( Red Bull Husqvarna Ajo : Husqvarna ) +21.011
18. アーサー・シシス AUS ( Mahindra Racing : Mahindra ) +35.095
19. フィリップ・エッテル GER ( Interwetten Paddock Moto3 : Kalex KTM ) +35.340
20. ルカ・グレンヴァルド GER ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) +35.589
21. マッテオ・フェラーリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) +35.702
22. ガブリエル・ロドリゴ ARG ( RBA Racing Team : KTM ) +36.232
23. エリック・グラナド BRA ( Calvo Team : KTM ) +36.300
24. ブライアン・シュホウテン NED ( CIP : Mahindra ) +38.535
25. リヴィオ・ロイ BEL ( Marc VDS Racing Team : Kalex KTM ) +38.536
26. スコット・デロワ NED ( RW Racing GP : Kalex KTM ) +38.606
27. ジュール・ダニーロ FRA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) +42.593
28. フアン・フランシスコ・ゲバラ SPA ( Mapfre Aspar Team Moto3 : Kalex KTM ) +56.150
29. アンドレア・ロカテッリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) +56.210
30. アナ・カラスコ SPA ( RW Racing GP : Kalex KTM ) +1'01.152
31. ガブリエル・ラモス VEN ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) +1'01.249

Not Classified
RT アレックス・リンス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) 18 Laps
RT ハフィク・アズミ MAL ( SIC-AJO : KTM ) 21 Laps
RT マリア・エレーラ SPA ( Junior Team Estrella Galicia 0,0 : Honda ) 21 Laps

Not Finished 1st Lap
RT ニッコロ・アントネッリ ITA ( Junior Team GO&FUN Moto3 : KTM ) 0 Lap



ポイントスタンディング

1. Jack MILLER KTM 117
2. Romano FENATI KTM 110
3. Efren VAZQUEZ Honda 92
4. Alex RINS Honda 87
5. Alex MARQUEZ Honda 85
6. Isaac VIÑALES KTM 73
7. Alexis MASBOU Honda 50
8. Enea BASTIANINI KTM 45
9. Francesco BAGNAIA KTM 42
10. Jakub KORNFEIL KTM 38
11. Miguel OLIVEIRA Mahindra 37
12. Niklas AJO Husqvarna 35
13. John MCPHEE Honda 30
14. Danny KENT Husqvarna 27
15. Brad BINDER Mahindra 22
16. Livio LOI Kalex KTM 17
17. Juanfran GUEVARA Kalex KTM 17
18. Karel HANIKA KTM 16
19. Alessandro TONUCCI Mahindra 15
20. Zulfahmi KHAIRUDDIN Honda 11
21. Niccolò ANTONELLI KTM 7
22. Philipp OETTL Kalex KTM 5
23. Matteo FERRARI Mahindra 2



ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. KTM 170
2. HONDA 137
3. HUSQVARNA 47
4. MAHINDRA 46
5. KALEX KTM 28




監督

マッシモ・メレガリ (モビスター・ヤマハ・MotoGP マネージング・ディレクター)

「非常に見応えのある素晴らしいレース。前回のムジェロ同様、今シーズンで最もエキサイティングなレースのひとつになった。バレンティーノの走りからは、彼の豊富な経験が見てとれた。好スタートを切り、まもなくトップに立ち、その位置を長くキープ。そして、とくにレース終盤になってタイヤの耐久性が落ちてきたあと彼の経験が生かされ、それによって、この2位が実現した。ホルヘのほうは、昨日のフリープラクティスでロングランを成功させており、決勝でも期待がかかっていた。しかし残念ながら、スタートはうまくいったものの、そのあとは思うようにペースが上がらず、トップ争いから水をあけられることになった。今日の状況では、4位が精一杯だったと言っていいだろう。明日までここに残り、IRTAテストに参加。そのあとアラゴンへ移動してさらにテストを続ける予定。ホルヘの今日のデータを分析し、どこが悪かったのか、そしてどうするべきなのかを検討し、解決策をさぐっていく」

エルベ・ポンシャラル (モンスター・ヤマハ・テック3 チーム・ディレクター)

「前回のムジェロも素晴らしかったが、今回もことばでは言い表せないほどの見事なレースだった。トップ3のバトルは誰が勝っても不思議ではなく、それに加えて今にも雨が降り出しそうな天気に皆がやきもきした。そしてこのことが、戦いの緊張感をより増幅させたのだ。わがチームのライダーたちについては、ポルは好スタートから一気に順位を挽回。チームではアレックスについて行けるだろうと考えていたが、残念ながら彼のほうがわずかに速かった。一方、ブラッドリーのほうはスタートで出遅れたのは残念だが、終盤にはドビツィオーゾ、ポル、アレックスよりも速いペースで走っていた。ただ、すでに遠く離されていたので順位を上げるのは不可能だった。ふたりとも上位を目指せる力を持っているが、レースとはこのようなもの。ポイントを獲得できたことを評価したい。今はただ、次のアッセンを楽しみに待つだけ。去年はC・クラッチローが、ポールポジションから決勝3位を獲得した場所だ」

津谷晃司 (ヤマハ・MS開発部 モトGPプロジェクトリーダー)

「本来の走りを取り戻しつつあるバレンティーノは、4戦連続表彰台を獲得しランキング2位を確保。ホルヘは前戦ムジェロでの好調を維持することができませんでしたが、粘り強く最後まで走り続けて、先に繋がるデータを提供してくれました。苦しい戦いが続いており、ファンの皆さまの期待に応えることができず申し訳ありません。少しずつですが確実にバイクの改良も進み、トップの背中が見えてきました。まずは1戦でも早く一矢報いることができるよう全力で戦い続けますので、ご支援・ご声援宜しくお願いします」




ブリジストン

山下伸一 (モータースポーツタイヤ開発部長)

「今日は本当に、レースの醍醐味を満喫しました。マルクとレプソル・ホンダ・チームの皆様に、シーズン7勝目と、2002年以降のMotoGP時代の記念すべき100勝目達成を御祝い申し上げます。最終ラップまでマルクを追い上げ続けたバレンティーノも、素晴らしい走りでした。今日は涼しい一日になりましたが、選手たちの決勝レースに向けたタイヤの選択には影響を及ぼしませんでした。このカタルーニャサーキットはグリップレベルが低いコースなのですが、決勝レースでのタイヤのパフォーマンスは上々でした。マルクがレース中のラップレコードを更新し、決勝の上位4選手が過去の総レースタイムよりも速いタイムでチェッカーを受けています。今日の素晴らしいレースに我々ブリヂストンが貢献できたことをとても誇らしく思います。今週は、当地での事後テストとアラゴンでのテストが控えているので、そちらに気持ちを切り換えて臨みます。安全性とパフォーマンスの両面で選手たちにさらに良いタイヤを供給していくため、我々は今後も新しいタイヤ開発を継続してゆきます」




MotoGP : 第6戦 イタリア

2014-06-12 10:03:40 | MotoGP 2014
GRAN PREMIO D'ITALIA

Mugello

2014 MotoGP 第6戦 イタリアGP

■開催日:2013年6月1日(日)決勝
■開催地:イタリア/ムジェロ(5.245km)
■観客:7万7463人(3日間:11万1309人)
■周回数23周(120.635km)





MotoGP

■コースコンディション:ドライ
■気温:26度
■路面温度:45度
■湿度:22%
■周回数:23周(120.635km)
■PP:マルク・マルケス(1分47秒270/ホンダ)
■FL:マルク・マルケス(1分47秒892/ホンダ)



1. マルク・マルケス SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) 41'38.254

「優勝することができて、とてもうれしいです。今日は大勢のファンの前で、ホルヘとすばらしいバトルができました。今大会は、優勝を期待していませんでした。というのも、シーズンがスタートしたときから、このサーキットは難しいので、チャンピオンシップポイントを少しでも多く稼ぐことが一番の目標になるレースだと思っていたからです。ホルヘは、とても速かったので、同じペースをキープするのが難しいと思っていましたが、ついていくことができました。これまでのレースより、リスクのある走りになりましたが、チームがすばらしい仕事をしてくれたおかげで優勝することができました。ウォームアップで6速ギアを変更したのも、レースではキーポイントでした。このため、スリップストリームを使って、ストレートで抜くことができました。今週もすばらしいウイークエンドになりました」

2. ホルヘ・ロレンソ SPA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) +0.121

「ハッピー!勝っていればもっとハッピーだったけれど、ベストは尽くしたよ。最終コーナーでもっとイン側をキープして逆転を狙いたかったんだけれど、ミスをしてわずかに外にはずれてしまい、ストレートで抜き返すチャンスを失ってしまったんだ。体調が万全で、マシンのフィーリングが少し良くなれば、マルケスと優勝争いを展開することができる。僕自身の体調もマシンのほうもまだ伸ばせる部分が残っているので次に期待したい。僕は懸命にトレーニングに励み、チームもウイークを通じてハードワークを続け、僕のために素晴らしいマシンを準備してくれた。彼らには心から感謝している」

3. ヴァレンティーノ・ロッシ ITA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) +2.688

「すべての人にとって、そしてモトGPレースにとって、素晴らしい一日になったと思う。ムジェロは世界でも最も素晴らしいコースのひとつで、大勢が観戦に来る。そして今日はホルヘとマルケスの見事なバトルを見ることができた。僕もそれほど大きく離されたわけではなかったし、グリッド4列目から3位というすごい追い上げで、みんなも僕の表彰台を喜んでくれたと思うよ。本当なら前のふたりとバトルするチャンスもあったはずだけれど、昨日の予選でミスをしてしまったからね…。ムジェロでの表彰台はいつもとても感動的。シーズンのなかでも最も特別な瞬間で、まるでコンサートのようなんだ。イタリアの情熱は素晴らしいものがあるから、この一戦はモトGPとモーターサイクル・レースにとってのパーティーと言ってもいいね!しかも今回は僕にとって300回目の記念すべきグランリ。ここが僕のキャリアの中間地点で、ここからまた300回を目指すよ!」

4. ダニー・ペドロサ SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) +14.046

「厳しいレースだったし、自分の望んでいた結果も残すことはできませんでした。スペインGPのあとに行った手術は、まだ完全な状態に回復しておらず、100%の走りができませんでした。今日のレースはとてもすばらしいバトルでした。マルクとホルヘには、おめでとうと言いたいです。自分もいくつか改良ポイントを見つけることができました。トップグループで戦うためには、これからも全力で働き続けなければならないし、そのためにも自分の身体の状態を100%にしなければなりません。明日、手術をしてくれたミル医師の診察を受けて、次戦、カタルニアGPに向けて万全の状態にしたいと思います」

5. ポル・エスパルガロ SPA ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) +15.603

「5位という結果に満足すべきだろう。4台のファクトリーの次のポジションは、僕にとって最高の出来と言っていいと思う。ドゥカティのイアンノーネをパスするのに時間がかかってしまったので、その間にダニに逃げられてしまったのは残念。懸命においかけたけれど、差を縮めることはできなかった。でも全体的に見れば、ここまでこられたことを誇りに思っていいと思うんだ。とくに今回は2回も転倒があったし、金曜日のプラクティスの1セッションを雨で無駄にしているからね。そのなかで、このように前回のル・マンを再現できたのは、すべてチームのおかげ。自信をもって、僕のホームレースとなるバルセロナに臨むことができるよ。そして今日よりももっと、トップに近づけるようベストを尽くす」

6. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ITA ( Ducati Team : Ducati ) +17.042

「全ての可能性を尽くした。上位陣との最終的なギャップをそれほど遠くなかった。昨年と比較すれば、レースタイムで2.5秒ほど短縮できたのは、ポジティブなこと。いつものように、ムジェロのレースが非常に難しいけど、ナイスなレース。ペドロサ、エスパルガロ弟、イアンノーネとのバトルは本当にタフだった。ストレートでのポテンシャルが大きく役立ち、グレートなブレーキングで対抗した。最終的に今日できた中で最高のことを持ち帰る」

7. アンドレア・イアンノーネ ITA ( Pramac Racing : Ducati ) +17.129

「ファンの前で上位に位置した序盤の走りが嬉しい。レース後、チームと招待客から、僕のオーバーテイクに熱狂したと伝えくれた。誇りに思う。ファンの応援は常に後押しとなる。グッドなレースだったけど、ホンダとヤマハのペースを維持することができず、タイヤが消耗した終盤は苦戦したけど、全力を尽くした」

8. アルバロ・バウティスタ SPA ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) +27.407

「今回は厳しいレースになると思っていました。朝のウォームアップで少しはよくなりましたが、大きく前進することはできませんでした。今日はフロントにハードコンパウンドをチョイスしました。そして、以前、使ったことがあるタイプのフロントフォークにスイッチしたのですが、あまり変化はありませんでした。セカンドグループとの差はそれほどなかったのですが、なかなか差を縮めることができず、ポジションをキープすることにしました。ル・マンで表彰台に立ったレースのあとなので、少しがっかりしました。しかし、最後までベストを尽くしてくれたチームには心から感謝しています。次のバルセロナではいいレースができることを期待しています」

9. アレックス・エスパルガロ SPA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) +41.886

「シーズン開幕当初から燃料の問題に悩まされてきたなかで、今日はしっかりと走りきることができて良かった。このことには満足しているが、トラクション・コントロールの不具合でマシンが大きくスライドすることがあったため、引き続き電子制御システムの調整に取り組んでいかなければならない。今回はニューシャシーをテストすることができたことが大きな収穫。これからデータを分析し、次のバルセロナにつなげたい」

「厳しいレースだった。週末はずっと電子制御の問題を抱えて、今日は特にトラクションコントロールの問題で、プッシュすることも、適切にコントロールすることもできなかったから、冷静さを保って、可能な限り前のポジションで終えることに集中した。ホームレースとなる次戦で前進できるように仕事を続けよう」

10. ヨニー・エルナンデス COL ( Energy T.I. Pramac Racing : Ducati ) +45.212

11. ミケーレ・ピロ ITA ( Ducati Team : Ducati ) +45.433

12. カレル・アブラハム CZE ( Cardion AB Motoracing : Honda ) +45.831

「夢にまで見た一日になりました。Hondaのオープン勢の中でトップでフィニッシュしました。しかし、ドゥカティ勢とは戦うことができませんでした。コーナーでは抜けるのですが、ストレートで抜き返されました。ピロは最後まで抜けませんでしたが、同じマシンに乗っているスコットを抜くことができました」

13. スコット・レディング GBR ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) +45.839

「レース序盤はとてもフィーリングがよく、いいリズムで走ることができました。今日はエスパルガロと一緒に走って、彼をパスすることができたし、大きなステップを刻めました。しかし、(ヨニー)ヘルナンデスとピロのドゥカティ勢には、ストレートで離されてしまうので苦労しました。さらに、レース終盤にはスクリーンを割ってしまい、とても走りにくくなってしまいました。今日のレースには満足していますが、2台のドゥカティとアブラハムに先行を許したことにはがっかりしました」

14. 青山 博一 JPN ( Drive M7 Aspar : Honda ) +46.834

「厳しいレースでした。今日は、フロントにミディアム、リアにソフトを選択しました。タイヤの選択は悪くはなかったと思うのですが、思ったほどタイムが伸びませんでした。予選と同じくらいのタイムで走れれば、エスパルガロとバトルができたかもしれません。しかし、この日はリアのグリップをうまく引き出せず、苦しい戦いになりました。今日は、これが精一杯のリザルトです。エスパルガロやスコットなどの前のグループに追いつくだけでやっとでした。次戦、カタルニアGPは、自分にとっては、第2のホームGPなので、今回の雪辱を果たしたいです」

15. コーリン・エドワーズ USA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) +1'09.554

「非常に難しいレースだった。ウイーク中ずっと、電子制御システムの課題に取り組んできたが、とくに今日はトラクション・コントロールの問題に悩まされてしまった。マシンをプッシュすることも適切にコントロールすることもできない状態だったので、無理をせず、冷静さを保ってそのなかでできるだけ上を目指していった。これからもあきらめずに作業に取り組み、次のバルセロナでもう一歩、前へ進みたい」

「アンビリーバブル。すごく嬉しい。現行型のシャーシで走行を始めて、それから比較をするつもりだったけど、時々上手く行かないことがあるから、新型シャーシから走り始めることを決断。そうしたら、直ぐに快適さが感じられた。ストロングなブレーキができ、イン側に進入できる。セッションの途中には、3ラップもペドロサを追いかけることができた。引き離されなかった。これは現行型のシャーシが曲らなかったから、今年初めてのことだ。昨年型のFTRから、理論的に役に立たなければいけないことを助言してきて、その通りに製造された。完璧だ。
 昨年型のエンジンは今年型より重量があり、理論的には簡単なことではないから、指を交差させて上手く行くことを願っていた。剛性次第で、上手く行くときもあれば、大きな問題を引き起こすこともあるけど、直ぐに良いことを確認した。
 昨年からFTRとの共同作業を続け、全てのことに取り組んだ。シャーシの剛性やスイングアームなど良く機能することがあったから、似たようなシャーシにポテンシャルの高いエンジンを搭載すれば、上手く走れると考えていた。好運にもそのようなことになった」

16. マイケル・ラバティ GBR ( Paul Bird Motorsport : PBM ) +1'17.789

17. ブロック・パークス AUS ( Paul Bird Motorsport : PBM ) +1'35.031

18. マイク・ディ・メッリオ FRA ( Avintia Racing : Avintia ) +1'37.501

RT エクトール・バルベラ SPA ( Avintia Racing : Avintia ) 16 Laps

「また不運なレースとなってしまった。スタートは良かったけど、ストレートエンドで減速しようとしたら、ギアが入らず、1コーナーを6速でクリアーしなければいけなかったから、大きくはらんでしまい、最後尾に落ちてしまった。その後にギアが入るようになってけど、3速が使えず、2速か4速を使うことを強いられた。次に6速が入らなくなった後、ストレートでバイクが止まってしまったから、また完走できなかった」

RT ミシェル・ファブリッツィオ ITA ( Octo IodaRacing Team : ART ) 17 Laps

RT カル・クラッチロー GBR ( Ducati Team : Ducati ) 20 Laps

「当然ドゥカティのホームレースで、僅か3ラップで終わってしまい、すごく残念。ウォームアップ走行でグッドなセットアップが見つかって、充分に戦闘力があったけど、シケインでプッシュし過ぎてしまい、フロントから転んでしまった。次戦から最善の方向性に進む必要があり、もっと快適さを見つけなければいけない」

RT ステファン・ブラドル GER ( LCR Honda MotoGP : Honda ) 20 Laps

「言うべき言葉が見つかりません。今大会は、いい結果を残せると思っていたし、本当に残念でした。スタートはよかったし、マシンのフィーリングもよかったです。しかし、4周目の5コーナーでクラッチローが転び、コース上を転がる彼のマシンが私のマシンに当たってきました。朝のウォームアップでも転倒していますが、同じような転び方でした。ウォームアップの転倒で右腕とヒジを痛めました。今大会はポイントも獲得できず、転倒の痛みも残るというレースになりました。こんな結果に終わりましたが、全力でサポートしてくれたチームには感謝しています」

RT ブラッドリー・スミス GBR ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) 21 Laps

「もっとたくさん話せることがあったら良かったんだけれど…。原因はタイヤ・チョイスのミスということだと思う。フロントにはフリープラクティス第3セッションで使ったハード・コンパウンドを履いていたが、このせいで最終コーナーでミスしたあと転倒してしまった。最初の感触があまり良くなかったし、僕はソフト・コンパウンドのほうがずっと気に入っていたんだけれど、今日は気温が高かったので、他のライダーと同様のハード・コンパウンドを勧められた。僕らはそれに従った。でも僕はこのコースでこのタイヤに慣れていなかったし、そもそも僕のライディング・スタイルには合わないような気がしていたんだ。オープニングラップですでに、レースが思い通りにはいかないことがわかった。そして実際、第8コーナーのアラビアータ1でフロントが切れ込んでしまい、僕にはどうすることもできなかったんだ。決勝用セッティングではいいペースが出ていただけに非常に残念。次のバルセロナで取り戻せるようベストを尽くすだけ」



ポイントスタンディング

1. Marc MARQUEZ Honda 150
2. Valentino ROSSI Yamaha 97
3. Dani PEDROSA Honda 96
4. Jorge LORENZO Yamaha 65
5. Andrea DOVIZIOSO Ducati 63
6. Pol ESPARGARO Yamaha 49
7. Aleix ESPARGARO Forward Yamaha 44
8. Stefan BRADL Honda 39
9. Alvaro BAUTISTA Honda 34
10. Bradley SMITH Yamaha 34
11. Andrea IANNONE Ducati 34
12. Nicky HAYDEN Honda 23
13. Hiroshi AOYAMA Honda 23
14. Yonny HERNANDEZ Ducati 22
15. Scott REDDING Honda 21
16. Cal CRUTCHLOW Ducati 15
17. Karel ABRAHAM Honda 13
18. Colin EDWARDS Forward Yamaha 8
19. Michele PIRRO Ducati 5
20. Danilo PETRUCCI ART 2
21. Hector BARBERA Avintia 2
22. Broc PARKES PBM 1



ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. HONDA 150
2. YAMAHA 107
3. DUCATI 66
4. FORWARD YAMAHA 44
5. ART 2
6. AVINTIA 2
7. PBM 1



ポイントスタンディング(チーム)

1. REPSOL HONDA TEAM 246
2. MOVISTAR YAMAHA MOTOGP 162
3. MONSTER YAMAHA TECH 3 83
4. DUCATI TEAM 78
5. PRAMAC RACING 56
6. GO&FUN HONDA GRESINI 55
7. NGM FORWARD RACING 52
8. DRIVE M7 ASPAR 46
9. LCR HONDA MOTOGP 39
10. CARDION AB MOTORACING 13
11. OCTO IODARACING TEAM 2
12. AVINTIA RACING 2
13. PAUL BIRD MOTORSPORT 1




Moto2



■コースコンディション:ドライ
■気温:24度
■路面温度:41度
■湿度:27%
■周回数21周(110.145 km)
■PP:エステベ・ラバト(1分52秒718/Kalex)
■FL:エステベ・ラバト(1分52秒587/Kalex)



1. エステベ・ラバト SPA ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) 39'45.660

「優勝することができてとてもうれしいです。今日はスタートはよかったのですが、サロムと当たって遅れてしまい、サロムとフォルガーを逃がしてしまいました。しかし、全力で2人を追って、なんとか追いつくことができました。それからはスリップストリームを使い合って、すばらしいバトルができました。今回、優勝することができましたが、今はまだチャンピオンシップを考えていません。とにかく、ホームGPとなる次戦、カタルニアの前にこうして優勝することができたことがとてもうれしいです。火曜日のテストでもしっかりメニューをこなし、次戦も優勝できるようにがんばります」

2. ルイス・サロム SPA ( Pons HP 40 : Kalex ) +0.248

「ラバトはハードタイヤをチョイスしていましたが、僕とそのほかのほとんどのライダーはソフトを選択していました。そのため、レース終盤は本当に厳しい戦いになりました。ラバトに抜かれたときは全力で追いましたが、1コーナーでフロントをなくし、それで引き離されました。まだ3ラップ残っていたので、あきらめずに追いました。しかし、ほんのわずかに届きませんでした。優勝できませんでしたが、6戦して表彰台に2度立てたし、本当にうれしいです」

3. ジョナス・フォルガー GER ( AGR Team : Kalex ) +3.600

「リードを築くためにオープニングラップから全力でいきました。その後、サロムとラバトに抜かれましたが、もうついていくことができませんでした。しかし、2度目の表彰台に立てたので本当にうれしいです。すばらしいレースウイークになりました」

4. シモーネ・コルシ ITA ( NGM Forward Racing : Kalex ) +8.117
5. ドミニク・エガーター SWI ( Technomag carXpert : Suter ) +8.124
6. ミカ・カリオ FIN ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) +8.214

「予選よりも順位が良くなり、ランク3位とのポイントアドバンテージが広がったから喜ばないと。しかし、彼を抜く手段が見つからなかった。ハードブレーキングだけど、コーナリングが非常に遅いから、僕のリズムが狂ってしまった。バイクはレースで良くなったけど、バルセロナに行く前に失ったことを取り戻す必要がある」

7. ヨハン・ザルコ FRA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) +8.781
8. サム・ロウズ GBR ( Speed Up : Speed Up ) +10.575
9. マーヴェリック・ビニャーレス SPA ( Pons HP 40 : Kalex ) +10.912
10. フランコ・モルビデリ ITA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) +16.251
11. ジョルディ・トーレス SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) +16.297
12. マルセル・シュロッター GER ( Tech 3 : Tech 3 ) +16.642
13. サンドロ・コルテセ GER ( Dynavolt Intact GP : Kalex ) +17.805
14. ザビエル・シメオン BEL ( Federal Oil Gresini Moto2 : Suter ) +20.340
15. アクセル・ポンス SPA ( AGR Team : Kalex ) +20.945

16. 中上 貴晶 JPN ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) +25.070

「朝のウォームアップでセッティングを大きく変えて、とてもよくなりました。フロントのフィーリングがよくなって、攻められるようになりました。しかし、路面温度が上がった決勝に向けてセッティングをアジャストしたのですが、それが結果的によくありませんでした。ウォームアップのまま走っていればどうだったのかという気持ちはありますが、仕方ありません。火曜日にテストがあるので、しっかりと問題点を解決したいと思います」

17. アレックス・デ・アンジェリス RSM ( Tasca Racing Moto2 : Suter ) +38.473
18. アンソニー・ウェスト AUS ( QMMF Racing Team : Speed Up ) +38.503
19. リカルド・カルダス SPA ( Tech 3 : Tech 3 ) +38.737
20. ルイ・ロッシ FRA ( SAG Team : Kalex ) +39.112
21. ジーノ・レア GBR ( AGT REA Racing : Suter ) +40.424
22. フリアン・シモン SPA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) +40.474
23. ロレンツォ・バルダッサーリ ITA ( Gresini Moto2 : Suter ) +41.059
24. ニコラス・テロール SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) +42.977
25. ハフィズ・シャーリン MAL ( Petronas Raceline Malaysia : Kalex ) +43.011
26. ランディ・クルメンナッハー SWI ( Octo IodaRacing Team : Suter ) +50.254
27. アズラン・シャー・カマルザマン MAL ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) +1'04.480

28. 長島 哲太 JPN ( Teluru Team JiR Webike : TSR ) +1'04.545

「今日はマシンの安定性に欠けていて、気持ちよく走ることができませんでした。常にマシンがあばれている感じで、ペースも上げられませんでした。こういう状態の時はライダーががんばらないといけないのですが、それもできませんでした。この大会はウエットコンディションで大きな収穫がありましたが、ドライコンディションでパフォーマンスを引き出せるようにしたいです。改良しなくてはいけない部分もたくさんありますが、ライダーとしてできることに全力を尽くしたいです」

29. ロマン・ラモス SPA ( QMMF Racing Team : Speed Up ) +1'04.818
30. ロビン・マルホウザー SWI ( Technomag carXpert : Suter ) +1'04.930
31. ティティポン・ワロンコーン THA ( APH PTT The Pizza SAG : Kalex ) +1'22.863
Not Classified
RT マティア・パッシーニ ITA ( NGM Forward Racing : Kalex ) 13 Laps
RT トーマス・ルティ SWI ( Interwetten Paddock Moto2 : Suter ) 17 Laps
RT ジョシュ・ハーリン USA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) 0 Lap



ポイントスタンディング(ライダー)

1. Esteve RABAT Kalex 124
2. Mika KALLIO Kalex 102
3. Maverick VIÑALES Kalex 69
4. Dominique AEGERTER Suter 69
5. Simone CORSI Kalex 66
6. Luis SALOM Kalex 59
7. Jonas FOLGER Kalex 47
8. Thomas LUTHI Suter 40
9. Sam LOWES Speed Up 33
10. Sandro CORTESE Kalex 32
11. Xavier SIMEON Suter 31
12. Anthony WEST Speed Up 27
13. Jordi TORRES Suter 23
14. Marcel SCHROTTER Tech 3 21
15. Alex DE ANGELIS Suter 18
16. Johann ZARCO Caterham Suter 17
17. Franco MORBIDELLI Kalex 15
18. Ricard CARDUS Tech 3 13
19. Randy KRUMMENACHER Suter 10
20. Louis ROSSI Kalex 6
21. Takaaki NAKAGAMI Kalex 6
22. Mattia PASINI Forward KLX 4
23. Hafizh SYAHRIN Kalex 3
24. Julian SIMON Kalex 2
25. Nicolas TEROL Suter 2
26. Axel PONS Kalex 1



ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. KALEX 150
2. SUTER 92
3. SPEED UP 47
4. FORWARD KLX 33
5. TECH 3 28
6. CATERHAM SUTER 17




Moto3



■コースコンディション:ドライ
■気温:21度
■路面温度:33度
■湿度:41%
■周回数20周(104.9km)
■PP:アレックス・リンス(1分56秒999/KTM)
■FL:エフレン・バスケス(1分57秒633/Honda)



1. ロマーノ・フェナティ ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) 39'46.256

2. イサック・ビニャーレス SPA ( Calvo Team : KTM ) +0.010

3. アレックス・リンス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) +0.010

「激しい抜き合いになったために、スローペースの戦いになりました。最初は、フェナティとミラー、マルケスと僕の4人でグループから抜け出そうとしたのですが、経験のないライダーたちがグループをかき回したのでペースが上がりませんでした。最終的に3位になりましたが、最終コーナーをトップで出たときにそれは分かっていたし、それだけにとても残念でした。フェナティは頭のいいレースをしました。今回、ミラーがノーポイントに終わったために、ポイントを縮めることができました。次戦カタルニアGPはホームGPなので、とても楽しみにしています」

4. ミゲール・オリベイラ POR ( Mahindra Racing : Mahindra ) +0.121
5. ニクラス・アジョ FIN ( Avant Tecno Husqvarna Ajo : Husqvarna ) +0.260

6. アレックス・マスボー FRA ( Ongetta-Rivacold : Honda ) +0.359

「この日はスタートからゴールまで激しい戦いになりましたが、とてもエンジョイすることができました。今回は大きなグループとなり、なかなか戦略も立てられませんでした。とにかくレース終盤に向けていい位置をキープしようと思っていました。ちょっと待ちすぎたかもしれません。でも、今日の6位には満足しています」

7. アレッサンドロ・トヌッチ ITA ( CIP : Mahindra ) +0.597
8. フアン・フランシスコ・ゲバラ SPA ( Mapfre Aspar Team Moto3 : Kalex KTM ) +5.230
9. ブラッド・ビンダー RSA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) +5.353
10. カレル・ハニカ CZE ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) +5.395
11. ザルファミ・カイルディン MAL ( Ongetta-AirAsia : Honda ) +18.618
12. エフレン・バスケス SPA ( SaxoPrint-RTG : Honda ) +25.338
13. フィリップ・エッテル GER ( Interwetten Paddock Moto3 : Kalex KTM ) +25.711
14. マッテオ・フェラーリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) +25.796
15. ダニー・ケント GBR ( Red Bull Husqvarna Ajo : Husqvarna ) +25.904
16. ルカ・グレンヴァルド GER ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) +26.005
17. アーサー・シシス AUS ( Mahindra Racing : Mahindra ) +27.099
18. アンドレア・ロカテッリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) +27.309
19. リヴィオ・ロイ BEL ( Marc VDS Racing Team : Kalex KTM ) +38.450
20. アナ・カラスコ SPA ( RW Racing GP : Kalex KTM ) +38.516
21. ブライアン・シュホウテン NED ( CIP : Mahindra ) +38.584
22. ジュール・ダニーロ FRA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) +39.005
23. エリック・グラナド BRA ( Calvo Team : KTM ) +39.082
24. シモーネ・マッツォーラ ITA ( MT Racing Honda : FTR Honda ) +40.531
25. アンソニー・グロッピ ITA ( Pos Corse : FTR Honda ) +44.742
26. ガブリエル・ラモス VEN ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) +1'09.125
Not Classified
RT アレックス・マルケス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) 1 Lap
RT ジャック・ミラー AUS ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) 1 Lap
RT エネア・バスティアニーニ ITA ( Junior Team GO&FUN Moto3 : KTM ) 1 Lap
RT スコット・デロワ NED ( RW Racing GP : Kalex KTM ) 1 Lap
RT ヤクブ・コーンフェイル CZE ( Calvo Team : KTM ) 6 Laps
RT フランシスコ・バグナイア ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) 11 Laps
RT ジョン・マクフィー GBR ( SaxoPrint-RTG : Honda ) 14 Laps
RT ニッコロ・アントネッリ ITA ( Junior Team GO&FUN Moto3 : KTM ) 16 Laps
RT ハフィク・アズミ MAL ( SIC-AJO : KTM ) 18 Laps





ポイントスタンディング

1. Jack MILLER KTM 104
2. Romano FENATI KTM 99
3. Alex RINS Honda 87
4. Efren VAZQUEZ Honda 76
5. Isaac VIÑALES KTM 64
6. Alex MARQUEZ Honda 60
7. Alexis MASBOU Honda 45
8. Jakub KORNFEIL KTM 37
9. Francesco BAGNAIA KTM 36
10. Miguel OLIVEIRA Mahindra 33
11. Niklas AJO Husqvarna 27
12. Danny KENT Husqvarna 27
13. Enea BASTIANINI KTM 25
14. John MCPHEE Honda 23
15. Livio LOI Kalex KTM 17
16. Juanfran GUEVARA Kalex KTM 17
17. Karel HANIKA KTM 14
18. Alessandro TONUCCI Mahindra 12
19. Brad BINDER Mahindra 12
20. Zulfahmi KHAIRUDDIN Honda 11
21. Niccolò ANTONELLI KTM 7
22. Philipp OETTL Kalex KTM 5
23. Matteo FERRARI Mahindra 2



ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. KTM 150
2. HONDA 112
3. HUSQVARNA 39
4. MAHINDRA 36
5. KALEX KTM 28




監督

マッシモ・メレガリ (モビスター・ヤマハ・MotoGP マネージング・ディレクター)

「最高のレースだった。ホルヘが序盤からリードしたのがうれしかったし、最後にはあのような激しい戦いを見せてくれた。これで身体的にも精神的にも完全な復活を証明することができたと思う。彼は決してあきらめず、できることはすべてやった。その結果、2位となったわけだが、我々にとっては優勝と同じだけの意味があるのだ。今は、次のバルセロナが非常に楽しみになった。バレンティーノのほうも本当に素晴らしかった。昨日までにいくつかのトラブルもあり、我々が自らを苦しい立場に追い込んでしまった。4列目からのスタートでは、初めから強くプッシュしていかなければならないことはバレンティーノ自身がよくわかっていたことで、彼はその通りに実行したというわけだ。そしてあっという間に3位まで上がり、そのポジションを最後までキープ。その結果、表彰台を獲得し、ランキングは2位に浮上した。我々にとっての最初のホームレースは最高のものになった。チーム全員のハードワークに感謝したい。ふたりそろって見事なパフォーマンスを発揮してくれたことがうれしく、2週間後のバルセロナがますます楽しみになった」

エルベ・ポンシャラル (モンスター・ヤマハ・テック3チーム監督)

「なんというレース!マルケスとロレンソのバトルは見事なもので、ロレンソはついに、彼本来のベストの状態に戻ったと言っていいだろう。もちろん、そのことによってブラッドリーやポルの立場は厳しくなるが、モトGP全体にとってはとても良いことなのだ。我々テック3については、ポルのパフォーマンスには非常に満足している。ル・マンで4位を獲得してからというもの、真のファイターであることが証明された。ドビツィオーゾのような手ごわい相手に追い上げられ、とくに終盤に向かって危険な状態も予想され心配もあった。しかしポルはそれを抑え切り、さらにはイアンノーネをパスしてポジションを上げたのだ。この5位はポルの成長を強調する見事な結果だったと思う。チームとしてハッピーであり、彼を誇りに思う。そしてこれからもっと力強いレースを見せてくると確信している。しかしもう一方のガレージは、とても残念な結果になってしまった。ブラッドリーはラップタイムではトップ5にかなり近づいていたので、今回も少なくとも8位には入れたはず。思うに、彼はいつも以上にナーバスになっていたようだ。今、必要なことは、ただ身体を伏せて集中をキープし、レースを最後まで走り切ること。幸い、次のバルセロナはヤマハとの相性の良いコースなので、ポルもブラッドリーもそのチャンスを生かしてくれるだろう」

津谷晃司 (ヤマハ・MS開発部 モトGPプロジェクトリーダー)

「ホルヘは、激しいドッグファイトで順位を入れ替えながら最後まで諦めずに戦い続けてくれました。今シーズン初めてトップ争いをすることができ、得意なここムジェロのコースで自信を取り戻せたと思います。バレンティーノも安定したタイムで徐々に順位を上げ、地元イタリアGPで表彰台を獲得、ゴール後のファンの歓声は大きく、彼の人気を再確認しました。
 テック3の新人ポルはフリープラクティスと予選で2回の転倒を喫し得意なコースではないものの、気迫溢れる走りで前戦4位に続き5位と健闘、今後も期待できると確信しています。優勝できず非常に遺憾ですが、今後に繋がる結果であると前向きに捕らえ全力で戦い続けますので、ご支援・ご声援よろしくお願いします」




ブリジストン

山田宏 (モーターサイクルレーシングマネージャー)

「今日の決勝は、マルクとホルヘが最高のバトルを繰り広げる素晴らしいレースになりました。勝利を収めたマルクとレプソル・ホンダ・チームの皆様にお祝いを申し上げます。また、両選手がともに表彰台に登壇したモビスター・ヤマハ MotoGPの皆様も祝福したいと思います。今日の素晴らしい激闘を、世界中のMotoGPファンはきっと心から楽しんでいただいたと思います。次のカタルーニャGPも、きっと多くのファンが観戦に詰めかけることは間違いないでしょう」

東雅雄 (モーターサイクルレースタイヤ開発チーフエンジニア)

「今日の路面温度は昨日とほぼ同様で、選手たちは土曜のプラクティスで好感触を得たタイヤの組み合わせで決勝レースに臨むことになりました。我々が予想していたとおり、フロントタイヤについては全員がミディアムコンパウンドを選択し、リアタイヤはミディアムコンパウンドとソフトコンパウンドの2種類が使用されました。レース後半に自己ベストタイムを記録した選手が少なくなかったことや、23周回という長丁場でラップタイムの落ちがほとんどなかったことなど、タイヤのパフォーマンスも良好で、今回のレースも満足のいく結果だったといえるでしょう」