GRAN PREMI DE CATALUNYA
Barcelona
MotoGP 第7戦 カタルニアGP
■開催日:2014年6月15日(日)決勝
■開催地:スペイン/カタルニア(4.727km)
■観客:9万2845人(3日間:16万3045人)
■天候:晴れのち曇り
MotoGP
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度
■路面温度:34度
■湿度:61%
■周回数25周(118.175 km)
■PP:ダニー・ペドロサ(1分40秒985/ホンダ)
■FL:マルク・マルケス(1分42秒182/ホンダ)
■Best Lap: 2013 ダニー・ペドロサ(1分40秒893/ホンダ)
1. マルク・マルケス SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) 42'56.914
「今回の優勝はとてもうれしいです。このサーキットはこれまで、いつも難しいと感じていました。今週末はどれだけ大変だったかということが分かってもらえたんじゃないかと思います。今シーズン初めてポールポジションを逃しましたし、今年初めての転倒をしました。決勝はダニやホルヘ、バレンティーノとのバトルになり、とても大変でした。最後のいくつかのコーナーでは、バレンティーノやダニとのバトルがあり、本当にすごいレースになりました。今回もまた25ポイントを獲得でき、すべてのファンの前で弟と同じ日に優勝することができて、とてもうれしいです。スペシャルな出来事でした」
2. ヴァレンティーノ・ロッシ ITA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) +0.512
「非常に素晴らしいレースだった。すごくエンジョイできたからハッピーだよ。スタート早々からペースを上げ、長い時間、トップをキープすることができた。でも100%満足できたわけじゃないんだ。というのも、本当なら勝てたはずなのに、終盤ではライバルたちのほうが僕より速かった。全力を尽くしてもダニに抜かれてしまいチャンスを失った。いいレースができたと思う。また表彰台に上ることができたので、これからもこの調子をキープしていきたい」
「シーズンのベストレースだと思う。すごく楽しかった。大満足。予選で自信を感じなかったけど、グッドなラップで、今日はチームと一緒にバイクを変更させて、フロントのフィーリングがすごく良くなった。僕たちは強くて速かった。ウォームアップ走行で転んでしまったけど、レース前には良い感じがあった。
最初からプッシュした。気温は僕たちにとってベターだった。もし、もう少し暑かったら、優勝争いができなかっただろう。終盤に優勝を感じ始めたけど、マルクとダニに抜かれてしまい、挽回できなかった」
3. ダニー・ペドロサ SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) +1.834
「とてもいいレースで、大変なバトルとなりました。4人のライダーがトップグループを形成しました。オーバーテイクも多かったですし、とても激しいものでした。みんな本当に速かったです。最終的には3位ということで、最高の結果とはなりませんでしたが、全体的にはとても満足しています。全力で戦いました。体調もだいぶんよかったです。次戦に向けて、たくさんのことを学ぶことができました。予選とレース序盤には、トップを走りたいという願いがかないました。そしてレースでは、最後にはマルクと優勝争いもできました。いいレースでした」
4. ホルヘ・ロレンソ SPA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) +4.540
「ちょっと悔しい気持ち。ライバルたちが手ごわいことはわかっていたし、今回はバレンティーノも非常に好調だった。気温は昨日ほど高くなくコース・コンディションもそれほど悪くはなかったが、残念ながら僕は、オープニングラップでリードを広げることができなかった。バレンティーノに抜かれたときも同じような状況で、単独走行のようにはうまく走ることができなかった。マシンはブレーキングが好調。でも最後のふたつのコーナーでは、去年とは打って変わって苦労することになったんだ。立ち上がりでグリップ感がなくなり、ダニの後ろにぴったりとついて行くことができなかった。そしてその分を、いくつかのコーナーでようやく取り戻すという繰り返し。この問題がなければ勝利の可能性もあっただろう。コーナー進入は好調だったが、コースの終盤でそのアドバンテージをすべて失ってしまうような状態。悔しいけれど、これ以上どうすることもできなかったんだ」
5. ステファン・ブラドル GER ( LCR Honda MotoGP : Honda ) +11.148
「ファクトリーチームのライダーに続き、サテライトライダーでトップになることができたのでとてもうれしいです。まず、チームに感謝しなければなりません。ムジェロは厳しい結末になりましたが、今回はすばらしい週末になりました。マシンのセッティングもタイヤ選択もうまくいきました。今日、フロントタイヤにハードを選んだのは僕だけでしたが、とても快適でした。しかし、トップグループのペースを維持するのはとても大変でした。5番手は全力を尽くした結果です。ポジティブな結果ですが、表彰台には立てませんでした。今日は表彰台に上がりたかったのですが、ファクトリーライダーに勝つのはとても難しいことです」
6. アレックス・エスパルガロ SPA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) +14.213
「今日の結果に満足している。今シーズン最高のレースだったと言っていいと思う。激しいバトルを展開し、トップとの差を14秒にとどめることもできた。ファクトリーマシンと比較すれば、長いストレートで不利になり、実際、多くのライダーにストレートで抜かれてしまった。ポジション挽回のために全力を尽くし、2,3ラップで6位まで上がった。ブラドルと同様のリズムで走れていたので、スタートさえうまくいっていれば、彼についていくことができたはずだけれど…。いずれにしても今はとってもハッピー。チームのみんな、電子制御システムに携わるスタッフたち、そしてマグネティ・マレリのサポートに感謝。明日のテストでも電子制御システムに取り組む予定。ニューシャシーも試す予定なので、雨が降らないことを祈っている」
7. ポル・エスパルガロ SPA ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) +16.127
「ウイーク初日からずっと苦しい状況が続いていたので、決勝で7位を獲得できたことは良かったと思う。ル・マンとムジェロが好調だったし、ホームGPで活躍したいと思っていただけに残念が気持ちはあるが、ものごとはいつでも、計画通りにはいかないものだ。高速コーナー、とくに第4セクションではリアグリップが十分に得られず遅れてしまう。明日のテストでトラクション・コントロールのセッティングをいくつか試し、対処法を見つけたい。気温が高いときにいつも現れる問題なので、何とか解決したいんだ。でもドビツィオーゾとバトルし、最後まで抑え切ったことはうれしかった。今回も、チームのみんなの献身的な仕事ぶりに感謝。次のアッセンでも、サテライト・トップを目指したい」
8. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ITA ( Ducati Team : Ducati ) +16.175
9. アンドレア・イアンノーネ ITA ( Pramac Racing : Ducati ) +18.040
10. ブラッドリー・スミス GBR ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) +24.781
「今日の結果にはがっかり。言葉もみつからないよ。予選まではとても好調で総合4位を獲得。マシンのフィーリングも上々だったんだ。ところが今日は、そのフィーリングが変わってしまっていて、とくに序盤はうまくいかず苦労した。中盤以降はわずかながら状況が好転したが、そのころにはすでに遠く離されてしまっていたんだ。決勝中のペースは昨日までとはかけ離れたもの。非常に残念なことだったけれど、次のアッセンまでには調子を取り戻したい」
11. ヨニー・エルナンデス COL ( Energy T.I. Pramac Racing : Ducati ) +37.153
12. ニッキー・ヘイデン USA ( Drive M7 Aspar : Honda ) +43.299
「今日はあまりいいスタートを切ることができませんでした。ペースをつかむのに数周かかりました。16番手からのスタートは簡単ではありませんでした。しかし、レースが進むにつれて、マシンがとてもうまく機能していたので、プッシュしました。フロントエンドにはかなり自信があったので、一生懸命プッシュしました。しかし、リアのパフォーマンスが次第に落ちることが分かっていました。幸い、自分のペースをキープできましたし、ポジションも上げることができました。結果はすばらしいものではありませんが、過去2戦、アンラッキーなレースが続いていたので、ようやくポイントを獲得することができてよかったです。アッセンでは引き続き今日のようなポジティブな仕事をして、たくさんポイントをかせぎたいです」
13. スコット・レディング GBR ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) +43.407
* Scott Redding drops one place after a post-race penalty for cutting the track at turn one.
「今日の結果には満足しています。レース序盤から快調にラップを刻みましたが、カル・クラッチローに引っかかり、その間にニッキーに追いつかれてしまいました。そういった展開でしたが、今大会もRCV1000R勢のトップでフィニッシュできてとてもうれしいです。このコースはあまり得意ではないので、余計にうれしい結果でした。今日はソフトタイヤを使いました。ソフトを選択するのはギャンブルでしたが、結果的によかったと思います」
14. ミケーレ・ピロ ITA ( Ducati Team : Ducati ) +55.157
15. 青山 博一 JPN ( Drive M7 Aspar : Honda ) +59.191
「原因は分からないのですが、レースの途中からエンジンの調子が悪くなり、ペースを落とさなければなりませんでした。ニッキーとレディングのグループに追いついていましたし、とても残念です。土曜日まではセットアップに苦労していましたが、今日はセッティングを変更して気持ちよく乗ることができました。それだけに残念でした。しかし、15位になりポイント獲得できたのでよかったと思います。これで開幕戦から7戦連続でポイント獲得となりました。次のオランダGPでは、問題を解決していい結果を残したいです」
16. ブロック・パークス AUS ( Paul Bird Motorsport : PBM ) +1'00.906
17. マイケル・ラバティ GBR ( Paul Bird Motorsport : PBM ) +1'01.284
18. コーリン・エドワーズ USA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) +1'06.121
「朝のウォームアップで変更を施したが、期待したような結果は得られなかった。コーナーではマシンが激しくスピンし、グリップを得られず悔しい思いをした。とにかくタフなレースだった。明日はニューパーツをテストし、引き続き作業に専念する」
19. エクトール・バルベラ SPA ( Avintia Racing : Avintia ) +1'25.195
20. ミシェル・ファブリッツィオ ITA ( Octo IodaRacing Team : ART ) +1'40.665
Not Classified
RT マイク・ディ・メッリオ FRA ( Avintia Racing : Avintia ) 8 Laps
RT カル・クラッチロー GBR ( Ducati Team : Ducati ) 15 Laps
RT アルバロ・バウティスタ SPA ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) 22 Laps
「スタートから3周を終えたストレートでマシンが止まり、レースを続けることができませんでした。データを分析した結果、電気系のトラブルのようで、これからその原因を調べることになります。決勝に向けて全力で仕事をしてきましたし、とても残念です。しかし、レースでは、こういうことが起こり得ますし、仕方ありません。次のレースでいいリザルトを残せるように気持ちを切り替えます」
RT カレル・アブラハム CZE ( Cardion AB Motoracing : Honda ) 24 Laps
「なにをどう言えばいいのか分かりません。今日はすべて自分のミスが原因でした。スタートでは、クラッチをオーバーヒートさせてしまい、ポジションを落としました。それをリカバリーするために全力で走ったのですが、10コーナーでリアタイヤを滑らせて転んでしまいました。決勝に向けてがんばってきたので、とても残念でした」
ポイントスタンディング
1. Marc MARQUEZ Honda 175
2. Valentino ROSSI Yamaha 117
3. Dani PEDROSA Honda 112
4. Jorge LORENZO Yamaha 78
5. Andrea DOVIZIOSO Ducati 71
6. Pol ESPARGARO Yamaha 58
7. Aleix ESPARGARO Forward Yamaha 54
8. Stefan BRADL Honda 50
9. Andrea IANNONE Ducati 41
10. Bradley SMITH Yamaha 40
11. Alvaro BAUTISTA Honda 34
12. Yonny HERNANDEZ Ducati 27
13. Nicky HAYDEN Honda 26
14. Scott REDDING Honda 25
15. Hiroshi AOYAMA Honda 24
16. Cal CRUTCHLOW Ducati 15
17. Karel ABRAHAM Honda 13
18. Colin EDWARDS Forward Yamaha 8
19. Michele PIRRO Ducati 7
20. Danilo PETRUCCI ART 2
21. Hector BARBERA Avintia 2
22. Broc PARKES PBM 1
ポイントスタンディング(コンストラクター)
1. HONDA 175
2. YAMAHA 127
3. DUCATI 74
4. FORWARD YAMAHA 54
5. ART 2
6. AVINTIA 2
7. PBM 1
ポイントスタンディング(チーム)
1. REPSOL HONDA TEAM 287
2. MOVISTAR YAMAHA MOTOGP 195
3. MONSTER YAMAHA TECH 3 98
4. DUCATI TEAM 86
5. PRAMAC RACING 68
6. NGM FORWARD RACING 62
7. GO&FUN HONDA GRESINI 59
8. LCR HONDA MOTOGP 50
9. DRIVE M7 ASPAR 50
10. CARDION AB MOTORACING 13
11. OCTO IODARACING TEAM 2
12. AVINTIA RACING 2
13. PAUL BIRD MOTORSPORT 1
Moto2
■コースコンディション:ドライ
■気温:25度
■路面温度:45度
■湿度:46%
■周回数23周(108.721 km)
■PP:エステベ・ラバト(1分46秒569/Kalex)
■FL:エステベ・ラバト(1分47秒094/Kalex)
■Best Lap: 2012 マルク・マルケス(1分46秒187)
1. エステベ・ラバト SPA ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) 41'23.197
「とても満足しています。決勝レースではいいスタートを切ることができました。そして最初はカリオとバトルをし、その後はビニャーレスとのバトルを楽しみました。でも、その後は逃げきるために一生懸命プッシュしましたし、ギャップを作ることができました。ホームグランプリで優勝するというのはとても特別なことです。ファンのサポートを感じることができました。これからは次のアッセンに集中しなければなりません。100%の状態でアッセンに行き、再び優勝にチャレンジしたいと思います」
2. マーヴェリック・ビニャーレス SPA ( Paginas Amarillas HP 40 : Kalex ) +4.244
「金曜日、土曜日と全力でマシン作りに集中し、新しいセットアップで決勝に挑みました。そして序盤はすばらしいフィーリングでしたし、ラバトと一緒に走ることができました。しかし、次第にリアのグリップがなくなり、ペースをキープするのが難しくなりました。次戦オランダに向けて、今日の問題を解消しなければなりません」
3. ヨハン・ザルコ FRA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) +11.157
「チームにとっては、これが初めての表彰台になりました。今日は、ラバトとビニャーレスの2人についていくのは難しかったですが、セカンドグループで最後まで全力を尽くしました。中盤まではグループの中で7番手につけていましたが、終盤に(ジョルディ)トーレス(Aspar Team Moto2)が転倒し、そのアクシデントで5位までポジションを上げ、その後、ルティがオーバーランして4位、最終ラップにはカリオをパスして表彰台に立つことができました。金曜日は厳しい状態でしたが、マシンと乗り方を変えたことでよくなりました」
4. ミカ・カリオ FIN ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) +11.301
5. トーマス・ルティ SWI ( Interwetten Paddock Moto2 : Suter ) +11.424
6. マティア・パッシーニ ITA ( NGM Forward Racing : Kalex ) +16.761
7. リカルド・カルダス SPA ( Tech 3 : Tech 3 ) +21.275
8. アクセル・ポンス SPA ( AGR Team : Kalex ) +32.793
9. マルセル・シュロッター GER ( Tech 3 : Tech 3 ) +32.932
10. アンソニー・ウェスト AUS ( QMMF Racing Team : Speed Up ) +32.960
11. ロレンツォ・バルダッサーリ ITA ( Gresini Moto2 : Suter ) +33.076
12. フリアン・シモン SPA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) +33.369
13. 中上 貴晶 JPN ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) +36.190
「厳しいレースでした。順位は13位でなんとかポイントを獲得できましたが、転倒者に助けられてのポイント獲得でした。現状ではトップ集団では戦えませんし、ポイントを獲得できるかどうかという、ぎりぎりのポジションが定位置になっています。この悪い流れを変えなければなりません。次のレースに向けて、チームと話し合って、組み立てを変えていきます。今日はウォームアップでセットアップを確認したかったのですが、朝までの雨の影響で完全なドライではなかったですし、難しい一日でした。今週は火曜日に同じサーキットで、週末にはアラゴンでテストがあるので、次に向けて仕切り直したいと思っています」
14. ドミニク・エガーター SWI ( Technomag carXpert : Suter ) +40.703
15. ルイ・ロッシ FRA ( SAG Team : Kalex ) +40.904
16. ジョシュ・ハーリン USA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) +47.541
17. ロマン・ラモス SPA ( QMMF Racing Team : Speed Up ) +47.593
18. ロビン・マルホウザー SWI ( Technomag carXpert : Suter ) +47.644
19. アズラン・シャー・カマルザマン MAL ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) +54.002
20. ニコラス・テロール SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) +59.057
21. フランコ・モルビデリ ITA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) +1'07.827
22. ジーノ・レア GBR ( AGT REA Racing : Suter ) +1'11.853
23. 長島 哲太 JPN ( Teluru Team JiR Webike : TSR ) +1'22.101
「今日はウォームアップで転び、決勝でも転びました。再スタートを切ってチェッカーを受けましたが、バタバタの一日でした。でも、得ることが多い収穫ある一日でした。ウォームアップの転倒は濡れた白線に乗ったのが原因でした。かなり激しく転んだので決勝に出場できるかどうか心配になりました。でも、打撲程度で問題はありませんでした。今回もポイントを獲得できず残念でしたが、今回は一歩前進できました」
24. ティティポン・ワロンコーン THA ( APH PTT The Pizza SAG : Kalex ) +1'25.699
25. ランディ・クルメンナッハー SWI ( Octo IodaRacing Team : Suter ) +1'26.978
Not Classified
RT アレックス・デ・アンジェリス RSM ( Tasca Racing Moto2 : Suter ) 4 Laps
RT ザビエル・シメオン BEL ( Federal Oil Gresini Moto2 : Suter ) 6 Laps
RT ジョルディ・トーレス SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) 7 Laps
RT ルイス・サロム SPA ( Paginas Amarillas HP 40 : Kalex ) 21 Laps
RT ジョナス・フォルガー GER ( AGR Team : Kalex ) 21 Laps
RT サンドロ・コルテセ GER ( Dynavolt Intact GP : Kalex ) 22 Laps
RT ハフィズ・シャーリン MAL ( Petronas Raceline Malaysia : Kalex ) 22 Laps
Not Finished 1st Lap
RT サム・ロウズ GBR ( Speed Up : Speed Up ) 0 Lap
RT シモーネ・コルシ ITA ( NGM Forward Racing : Kalex ) 0 Lap
ポイントスタンディング(ライダー)
1. Esteve RABAT Kalex 149
2. Mika KALLIO Kalex 115
3. Maverick VIÑALES Kalex 89
4. Dominique AEGERTER Suter 71
5. Simone CORSI Kalex 66
6. Luis SALOM Kalex 59
7. Thomas LUTHI Suter 51
8. Jonas FOLGER Kalex 47
9. Johann ZARCO Caterham Suter 33
10. Sam LOWES Speed Up 33
11. Anthony WEST Speed Up 33
12. Sandro CORTESE Kalex 32
13. Xavier SIMEON Suter 31
14. Marcel SCHROTTER Tech 3 28
15. Jordi TORRES Suter 23
16. Ricard CARDUS Tech 3 22
17. Alex DE ANGELIS Suter 18
18. Franco MORBIDELLI Kalex 15
19. Mattia PASINI Kalex 14
20. Randy KRUMMENACHER Suter 10
21. Axel PONS Kalex 9
22. Takaaki NAKAGAMI Kalex 9
23. Louis ROSSI Kalex 7
24. Julian SIMON Kalex 6
25. Lorenzo BALDASSARRI Suter 5
26. Hafizh SYAHRIN Kalex 3
27. Nicolas TEROL Suter 2
ポイントスタンディング(コンストラクター)
1. KALEX 175
2. SUTER 103
3. SPEED UP 53
4. TECH 3 37
5. CATERHAM SUTER 33
6. FORWARD KLX 33
Moto3
■コースコンディション:ドライ
■気温:23度
■路面温度:34度
■湿度:63%
■周回数22周(103.994km)
■PP:アレックス・マルケス(1分50秒232/Honda)
■FL:ジョン・マクフィー(1分51秒299/Honda)
■Best Lap: 2014 アレックス・マルケス(1分50秒232)
1. アレックス・マルケス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) 41'11.656
「すばらしい週末になり、とてもうれしいです。イタリアGPのあと、ムジェロのテストで前進することができたし、それが今回の結果につながりました。昨日は初めてポールポジションを獲得しました。ホームグランプリでファンの前で、ポールポジションを獲得できてとても特別な気分になりました。今日は難しいレースになることは分かっていましたので、アドバンテージを得るためにいいスタートを切りたいと思っていました。そして、うまくいきました。最初のラップですでに後方のグループより1秒半速く走ることができました。今回は非常に集中できていましたし、すべてが楽に進みました。とてもいいレースができました。次のTTサーキット・アッセンへ向けて、モチベーションはとても上がっています」
2. エネア・バスティアニーニ ITA ( Junior Team GO&FUN Moto3 : KTM ) +3.236
3. エフレン・バスケス SPA ( SaxoPrint-RTG : Honda ) +3.512
「フランス、イタリアと悔しいレースだったので、今日の3位は、とても重要な結果となりました。カタルニアGPは自分にとっては第2のホームグランプリですし、ここで表彰台に立てて本当にうれしいです。今日はベストを尽くしました。Moto3クラスの最終ラップは、本当にどうなるか分かりません。7台の2位争いの中で、こうして表彰台に立つことができ、本当にうれしいです」
4. ジャック・ミラー AUS ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) +3.764
5. ロマーノ・フェナティ ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) +3.862
6. ブラッド・ビンダー RSA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) +4.048
7. イサック・ビニャーレス SPA ( Calvo Team : KTM ) +4.131
8. ニクラス・アジョ FIN ( Avant Tecno Husqvarna Ajo : Husqvarna ) +9.781
9. ジョン・マクフィー GBR ( SaxoPrint-RTG : Honda ) +18.578
10. フランシスコ・バグナイア ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) +18.597
11. アレックス・マスボー FRA ( Ongetta-Rivacold : Honda ) +18.982
12. ミゲール・オリベイラ POR ( Mahindra Racing : Mahindra ) +19.042
13. アレッサンドロ・トヌッチ ITA ( CIP : Mahindra ) +19.328
14. カレル・ハニカ CZE ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) +19.623
15. ヤクブ・コーンフェイル CZE ( Calvo Team : KTM ) +19.983
16. ザルファミ・カイルディン MAL ( Ongetta-AirAsia : Honda ) +20.394
17. ダニー・ケント GBR ( Red Bull Husqvarna Ajo : Husqvarna ) +21.011
18. アーサー・シシス AUS ( Mahindra Racing : Mahindra ) +35.095
19. フィリップ・エッテル GER ( Interwetten Paddock Moto3 : Kalex KTM ) +35.340
20. ルカ・グレンヴァルド GER ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) +35.589
21. マッテオ・フェラーリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) +35.702
22. ガブリエル・ロドリゴ ARG ( RBA Racing Team : KTM ) +36.232
23. エリック・グラナド BRA ( Calvo Team : KTM ) +36.300
24. ブライアン・シュホウテン NED ( CIP : Mahindra ) +38.535
25. リヴィオ・ロイ BEL ( Marc VDS Racing Team : Kalex KTM ) +38.536
26. スコット・デロワ NED ( RW Racing GP : Kalex KTM ) +38.606
27. ジュール・ダニーロ FRA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) +42.593
28. フアン・フランシスコ・ゲバラ SPA ( Mapfre Aspar Team Moto3 : Kalex KTM ) +56.150
29. アンドレア・ロカテッリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) +56.210
30. アナ・カラスコ SPA ( RW Racing GP : Kalex KTM ) +1'01.152
31. ガブリエル・ラモス VEN ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) +1'01.249
Not Classified
RT アレックス・リンス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) 18 Laps
RT ハフィク・アズミ MAL ( SIC-AJO : KTM ) 21 Laps
RT マリア・エレーラ SPA ( Junior Team Estrella Galicia 0,0 : Honda ) 21 Laps
Not Finished 1st Lap
RT ニッコロ・アントネッリ ITA ( Junior Team GO&FUN Moto3 : KTM ) 0 Lap
ポイントスタンディング
1. Jack MILLER KTM 117
2. Romano FENATI KTM 110
3. Efren VAZQUEZ Honda 92
4. Alex RINS Honda 87
5. Alex MARQUEZ Honda 85
6. Isaac VIÑALES KTM 73
7. Alexis MASBOU Honda 50
8. Enea BASTIANINI KTM 45
9. Francesco BAGNAIA KTM 42
10. Jakub KORNFEIL KTM 38
11. Miguel OLIVEIRA Mahindra 37
12. Niklas AJO Husqvarna 35
13. John MCPHEE Honda 30
14. Danny KENT Husqvarna 27
15. Brad BINDER Mahindra 22
16. Livio LOI Kalex KTM 17
17. Juanfran GUEVARA Kalex KTM 17
18. Karel HANIKA KTM 16
19. Alessandro TONUCCI Mahindra 15
20. Zulfahmi KHAIRUDDIN Honda 11
21. Niccolò ANTONELLI KTM 7
22. Philipp OETTL Kalex KTM 5
23. Matteo FERRARI Mahindra 2
ポイントスタンディング(コンストラクター)
1. KTM 170
2. HONDA 137
3. HUSQVARNA 47
4. MAHINDRA 46
5. KALEX KTM 28
監督
マッシモ・メレガリ (モビスター・ヤマハ・MotoGP マネージング・ディレクター)
「非常に見応えのある素晴らしいレース。前回のムジェロ同様、今シーズンで最もエキサイティングなレースのひとつになった。バレンティーノの走りからは、彼の豊富な経験が見てとれた。好スタートを切り、まもなくトップに立ち、その位置を長くキープ。そして、とくにレース終盤になってタイヤの耐久性が落ちてきたあと彼の経験が生かされ、それによって、この2位が実現した。ホルヘのほうは、昨日のフリープラクティスでロングランを成功させており、決勝でも期待がかかっていた。しかし残念ながら、スタートはうまくいったものの、そのあとは思うようにペースが上がらず、トップ争いから水をあけられることになった。今日の状況では、4位が精一杯だったと言っていいだろう。明日までここに残り、IRTAテストに参加。そのあとアラゴンへ移動してさらにテストを続ける予定。ホルヘの今日のデータを分析し、どこが悪かったのか、そしてどうするべきなのかを検討し、解決策をさぐっていく」
エルベ・ポンシャラル (モンスター・ヤマハ・テック3 チーム・ディレクター)
「前回のムジェロも素晴らしかったが、今回もことばでは言い表せないほどの見事なレースだった。トップ3のバトルは誰が勝っても不思議ではなく、それに加えて今にも雨が降り出しそうな天気に皆がやきもきした。そしてこのことが、戦いの緊張感をより増幅させたのだ。わがチームのライダーたちについては、ポルは好スタートから一気に順位を挽回。チームではアレックスについて行けるだろうと考えていたが、残念ながら彼のほうがわずかに速かった。一方、ブラッドリーのほうはスタートで出遅れたのは残念だが、終盤にはドビツィオーゾ、ポル、アレックスよりも速いペースで走っていた。ただ、すでに遠く離されていたので順位を上げるのは不可能だった。ふたりとも上位を目指せる力を持っているが、レースとはこのようなもの。ポイントを獲得できたことを評価したい。今はただ、次のアッセンを楽しみに待つだけ。去年はC・クラッチローが、ポールポジションから決勝3位を獲得した場所だ」
津谷晃司 (ヤマハ・MS開発部 モトGPプロジェクトリーダー)
「本来の走りを取り戻しつつあるバレンティーノは、4戦連続表彰台を獲得しランキング2位を確保。ホルヘは前戦ムジェロでの好調を維持することができませんでしたが、粘り強く最後まで走り続けて、先に繋がるデータを提供してくれました。苦しい戦いが続いており、ファンの皆さまの期待に応えることができず申し訳ありません。少しずつですが確実にバイクの改良も進み、トップの背中が見えてきました。まずは1戦でも早く一矢報いることができるよう全力で戦い続けますので、ご支援・ご声援宜しくお願いします」
ブリジストン
山下伸一 (モータースポーツタイヤ開発部長)
「今日は本当に、レースの醍醐味を満喫しました。マルクとレプソル・ホンダ・チームの皆様に、シーズン7勝目と、2002年以降のMotoGP時代の記念すべき100勝目達成を御祝い申し上げます。最終ラップまでマルクを追い上げ続けたバレンティーノも、素晴らしい走りでした。今日は涼しい一日になりましたが、選手たちの決勝レースに向けたタイヤの選択には影響を及ぼしませんでした。このカタルーニャサーキットはグリップレベルが低いコースなのですが、決勝レースでのタイヤのパフォーマンスは上々でした。マルクがレース中のラップレコードを更新し、決勝の上位4選手が過去の総レースタイムよりも速いタイムでチェッカーを受けています。今日の素晴らしいレースに我々ブリヂストンが貢献できたことをとても誇らしく思います。今週は、当地での事後テストとアラゴンでのテストが控えているので、そちらに気持ちを切り換えて臨みます。安全性とパフォーマンスの両面で選手たちにさらに良いタイヤを供給していくため、我々は今後も新しいタイヤ開発を継続してゆきます」