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全日本ロード : 第7戦 鈴鹿 MFJ-GP 予選

2009-10-31 17:11:25 | 全日本ロード 2009


MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦
第41回 MFJグランプリ SUPERBIKE RACE in SUZUKA





公式予選結果



DATE:2009-10/31
WEATHER: Fine COURSE : Dry
鈴鹿サーキット東コース 2.243Km


JSB1000




JSB1000クラスの公式予選はノックアウト方式で行われたが、最終戦は2レースが開催されるため、特別ルールとなっている。
グリッドに並べるのは21台。
Q1では出走台数25台中4台が予選落ちとなる。
さらに、このセッションの結果でレース1のスターティンググリッドが決まるため、Q1から激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。

レース1のポールポジションをゲットしたのは50秒259を叩き出した中須賀克行。
秋吉耕佑、酒井大作がフロントロウを獲得した。
セカンドロウに並ぶのは亀谷長純、山口辰也、高橋巧。7番手以降は大崎誠之、柳川明、横江竜司、井筒仁康、出口修、児玉勇太、浜口俊之、石川朋之、今野由寛、須貝義行、東村伊佐三と続き、ここまでの18台がQ2へ進出。
19番手以下はここでレース2のグリッドも決定した。
 
15分間のQ2では13番から18番のグリッドが決定。
12番手より上位のライダーのみがQ3へ進出できる。このセッションでトップに立ったのはまたも中須賀。
タイムは50秒424をマーク。続く山口、酒井、高橋、大崎、秋吉、伊藤、亀谷、柳川、横江、井筒、児玉がQ3への進出を決めた。
13番手以降は出口、浜口、石川、須貝、今野、東村のグリッドが決定した。
 
Q3でも最速タイムは50秒163をマークした中須賀。
全セッションを制し、レース2も文句なしのポールポジションを獲得した。
酒井大作、伊藤真一がフロントロウに並ぶ。
セカンドロウは高橋、山口、亀谷が並び、7番手以降は大崎、秋吉、柳川、横江、井筒、児玉の順でレース2をスタートさせる。



RACE‐1の予選結果

1 1 中須賀 克行 ヤマハ YZF-R1 YSP Racing Team 50.259 160.66km/h 4/11
2 5 秋吉 耕佑 ホンダ CBR1000RR F.C.C.TSR Honda 50.485 0.226 0.226 4/10
3 33 伊藤 真一 ホンダ CBR1000RR KeihinKoharaR.T. 50.556 0.297 0.071 18/21
4 39 酒井 大作 スズキ GSX-R1000 ヨシムラスズキwithJOMO 50.597 0.338 0.041 25/26
5 8 亀谷 長純 ホンダ CBR1000RR Honda DREAM RT 桜井ホンダ 50.68 0.421 0.083 15/24
6 634 山口 辰也 ホンダ CBR1000RR MuSASHi RTハルクプロ 50.739 0.48 0.059 9/24
7 56 高橋 巧 ホンダ CBR1000RR バーニングブラッドRT 50.806 0.547 0.067 17/24
8 2 大崎 誠之 ヤマハ YZF-R1 SP忠男レーシングチーム 50.827 0.568 0.021 6/17
9 87 柳川 明 カワサキ ZX-10R TEAM GREEN 51.002 0.743 0.175 9/23
10 62 横江 竜司 ヤマハ YZF-R1 RT森のくまさん佐藤塾 51.123 0.864 0.121 11/12
11 77 井筒 仁康 カワサキ ZX-10R TRICK☆STAR RACING 51.229 0.97 0.106 23/26
12 48 出口 修 スズキ GSX-R1000 PLOT FARO パンテーラ 51.314 1.055 0.085 5/17
13 44 児玉 勇太 ホンダ CBR1000RR ウイダーD.D.BOYS 51.483 1.224 0.169 8/24
14 22 浜口 俊之 スズキ GSX-R1000 Team櫻花・橋本組 51.713 1.454 0.23 3/18
15 31 石川 朋之 スズキ GSX-R1000 Z-TECHwithビジネスラリアート 51.742 1.483 0.029 9/22
16 32 今野 由寛 スズキ GSX-R1000 MotoMap SUPPLY 51.902 1.643 0.16 19/26
17 83 須貝 義行 ドゥカティ 1098R チームドゥカティレーシングジャパン 51.925 1.666 0.023 9/20
18 18 東村 伊佐三 カワサキ ZX-10R RS-ITOH&ASIA 51.942 1.683 0.017 14/19
19 27 西嶋 修 カワサキ ZX-10R BEET RACING 52.121 1.862 0.179 16/24
20 45 吉田 光弘 ホンダ CBR1000RR Honda緑陽会熊本レーシング 52.146 1.887 0.025 25/30
21 73 久保山 正朗 ホンダ CBR1000RR Honda浜友会浜松エスカルゴ 52.276 2.017 0.13 24/29
以上予選通過車両:
22 60 矢野 大輔 ホンダ CBR1000RR クラウン警備保障RACING 52.7 2.441 0.424 4/4
23 38 原田 洋孝 カワサキ ZX-10R R.S.ガレージハラダ姫路 53.226 2.967 0.526 18/27
24 36 桐井 有希 ホンダ CBR1000RR BATTLE FACTORY 54.083 3.824 0.857 21/24
25 46 喜多田 学 ホンダ CBR1000RR (有)成田総合サービス+TS関東 55.168 4.909 1.085 18/27
予選通過基準タイム ( 107 % ) 53.963
ペナルティ/No.36 MFJ国内競技規則ロードレース競技規則14(ブリーフィング)の違反により、罰金5,000円を科した。







RACE‐2の予選結果


1 1 中須賀 克行 ヤマハ YZF-R1 YSP Racing Team 50.163 160.97km/h 5/8
2 39 酒井 大作 スズキ GSX-R1000 ヨシムラスズキwithJOMO 50.395 0.232 0.232 8/11
3 33 伊藤 真一 ホンダ CBR1000RR KeihinKoharaR.T. 50.432 0.269 0.037 16/16
4 56 高橋 巧 ホンダ CBR1000RR バーニングブラッドRT 50.644 0.481 0.212 13/16
5 634 山口 辰也 ホンダ CBR1000RR MuSASHi RTハルクプロ 50.659 0.496 0.015 14/16
6 8 亀谷 長純 ホンダ CBR1000RR Honda DREAM RT 桜井ホンダ 50.66 0.497 0.001 3/11
7 2 大崎 誠之 ヤマハ YZF-R1 SP忠男レーシングチーム 50.72 0.557 0.06 6/9
8 5 秋吉 耕佑 ホンダ CBR1000RR F.C.C.TSR Honda 50.97 0.807 0.25 9/12
9 87 柳川 明 カワサキ ZX-10R TEAM GREEN 51 0.837 0.03 8/14
10 62 横江 竜司 ヤマハ YZF-R1 RT森のくまさん佐藤塾 51.086 0.923 0.086 7/13
11 77 井筒 仁康 カワサキ ZX-10R TRICK☆STAR RACING 51.374 1.211 0.288 7/13
12 44 児玉 勇太 ホンダ CBR1000RR ウイダーD.D.BOYS 51.582 1.419 0.208 14/15
以上 Q3にて決定:

13 48 出口 修 スズキ GSX-R1000 PLOT FARO パンテーラ 51.31 1.147 14/14
14 22 浜口 俊之 スズキ GSX-R1000 Team櫻花・橋本組 51.464 1.301 0.154 3/12
15 31 石川 朋之 スズキ GSX-R1000 Z-TECHwithビジネスラリアート 51.937 1.774 0.473 3/9
16 83 須貝 義行 ドゥカティ 1098R チームドゥカティレーシングジャパン 52.043 1.88 0.106 6/12
17 32 今野 由寛 スズキ GSX-R1000 MotoMap SUPPLY 52.202 2.039 0.159 10/14
18 18 東村 伊佐三 カワサキ ZX-10R RS-ITOH&ASIA 52.598 2.435 0.396 8/9
以上 Q2にて決定:

以下 Q1にて決定:
19 27 西嶋 修 カワサキ ZX-10R BEET RACING 52.121 1.958 16/24
20 45 吉田 光弘 ホンダ CBR1000RR Honda緑陽会熊本レーシング 52.146 1.983 0.025 25/30
21 73 久保山 正朗 ホンダ CBR1000RR Honda浜友会浜松エスカルゴ 52.276 2.113 0.13 24/29
以上予選通過車両:

22 60 矢野 大輔 ホンダ CBR1000RR クラウン警備保障RACING 52.7 2.537 0.424 4/4
23 38 原田 洋孝 カワサキ ZX-10R R.S.ガレージハラダ姫路 53.226 3.063 0.526 18/27
24 36 桐井 有希 ホンダ CBR1000RR BATTLE FACTORY 54.083 3.92 0.857 21/24
25 46 喜多田 学 ホンダ CBR1000RR (有)成田総合サービス+TS関東 55.168 5.005 1.085 18/27







ST600

ST600クラスの公式予選は後半戦からのいい流れを鈴鹿に持ち込んだ清水直樹が初のポールポジションを獲得。
52秒994と、ただひとり52秒台に入れるスーパーラップをマークした。
2番手は今季3勝目を狙う小西良輝で、タイムは53秒094。
3番手は53秒166の佐藤裕児。


1 16 清水 直樹 カワサキ ZX-6R RS-ITOH&KAZE 52.994 152.37km/h 11/19
2 634 小西 良輝 ホンダ CBR600RR MuSASHi RTハルクプロ 53.094 0.1 0.1 11/21
3 81 佐藤 裕児 ヤマハ YZF-R6 YSP Racing Team 53.166 0.172 0.072 6/19
4 38 中冨 伸一 ヤマハ YZF-R6 HiTMAN RC甲子園ヤマハ 53.181 0.187 0.015 21/21
5 48 手島 雄介 ホンダ CBR600RR TSR with ALT 53.201 0.207 0.02 8/25
6 10 高橋 江紀 ホンダ CBR600RR KeihinKoharaR.T. 53.228 0.234 0.027 7/26
7 14 岩田 悟 ホンダ CBR600RR TSR 53.317 0.323 0.089 10/23
8 9 生形 秀之 スズキ GSX-R600 エスパルスドリームレーシング 53.377 0.383 0.06 25/27
9 73 小林 龍太 ホンダ CBR600RR MuSASHi RTハルクプロ 53.429 0.435 0.052 6/30
10 6 野田 弘樹 ホンダ CBR600RR テルル・ハニービーレーシング 53.565 0.571 0.136 9/31
11 7 武田 雄一 ヤマハ YZF-R6 HiTMAN RC甲子園ヤマハ 53.619 0.625 0.054 21/23
12 4 稲垣 誠 ホンダ CBR600RR バーニングブラッドRT 53.665 0.671 0.046 6/33
13 49 渡辺 一馬 ホンダ CBR600RR TEAM PLUS ONE 53.668 0.674 0.003 31/32
14 19 佐竹 隆幸 ヤマハ YZF-R6 チームOSG&モトスポーツ 53.674 0.68 0.006 6/22
15 76 関口 太郎 ホンダ CBR600RR Team TARO&PLUS ONE 53.675 0.681 0.001 31/31
16 55 國川 浩道 ホンダ CBR600RR DyDoミウレーシングチーム 53.733 0.739 0.058 7/28
17 15 津田 拓也 ヤマハ YZF-R6 チームOSG&モトスポーツ 53.815 0.821 0.082 7/25
18 39 新庄 雅浩 スズキ GSX-R600 RACING SUPPLY with AUTOBOY_&優匠 53.852 0.858 0.037 6/31
19 72 宮崎 敦 ヤマハ YZF-R6 TEAM DAYTONA 53.862 0.868 0.01 5/26
20 52 鈴木 慎吾 ホンダ CBR600RR MOTO WIN RACING 53.921 0.927 0.059 6/21
21 705 黒川 武彦 カワサキ ZX-6R 松本クリニックVIPBスピード 54.075 1.081 0.154 6/24
以上予選通過車両:

22 21 佐藤 周 カワサキ ZX-6R MST TAMITON-R GR 54.128 1.134 0.053 13/29
23 11 寺本 幸司 スズキ GSX-R600 PLOT FARO パンテーラ 54.417 1.423 0.289 11/30
24 26 東浦 正周 ヤマハ YZF-R6 プラスミューレーシングチーム 54.437 1.443 0.02 7/25
25 29 Hendriansyah ホンダ CBR600RR IKATAN 55.242 2.248 0.805 9/29
予選通過基準タイム ( 110 % ) 58.293

ペナルティ/No.55 MFJ国内競技規則ロードレース競技規則14(ブリーフィング)の違反により、罰金5,000円を科した。







GP250

今季が最後のシーズンとなるGP250クラス。最終戦では2レース開催のうち、レース1が本日のスケジュールの最後に開催される。
1周わずか2.243kmの東コースではGP2と250のタイムはほぼ互角。
35分間の公式予選はGP2プロトマシンを駆る手島雄介が序盤でトップに立っていたが、宇井陽一が51秒687をマークしトップを奪う。
手島は51秒807で2番手にとどまった。
3番手は51秒830の藤井拓哉。
宇井とタイトルを争う及川誠人は51秒991というタイムで4番手につけている。


1 41 宇井 陽一 ヤマハ TZ250 立花レーシングwithSpruce/PT 51.687 156.23km/h 21/26
48 GP2 手島 雄介 TSR TSR6 TSR 51.807 0.12 0.12 17/28
2 33 藤田 拓哉 ヤマハ TZ250 2りんかんRT&DOG FIGHT R 51.83 0.143 0.023 18/28
3 3 及川 誠人 ヤマハ TZ250 COLT&SJ-R 51.991 0.304 0.161 23/28
4 46 星野 知也 ヤマハ TZ250 ミクニiBeat 4413 52.974 1.287 0.983 21/31
5 25 柴原 誠 ヤマハ TZ250 K-max racing 53.373 1.686 0.399 12/29
6 75 高杉 奈緒子 ホンダ RBB250 バーニングブラッドRT 53.853 2.166 0.48 17/30
7 14 福山 京太 ヤマハ TZ250 TEAMモトスポーツ 53.944 2.257 0.091 12/29
8 22 小口 亘 ヤマハ TZ250 ALLMAN&OWRACING 53.996 2.309 0.052 27/30
9 24 小口 理 ヤマハ TZ250 ALLMAN&OW小口歯科医院 54.236 2.549 0.24 18/26
10 19 中尾 健治 ヤマハ TZ250 レイラスポーツ 54.369 2.682 0.133 30/30
11 26 依田 忍 ホンダ RBB250 Garage 4413 54.643 2.956 0.274 32/32
12 62 飯室 英治 ヤマハ TZ250 チームドゥカティレーシングジャパン 54.885 3.198 0.242 17/31
79 GP2 朝比奈 正 カワサキ Z600 アサヒナレーシング 55.471 3.784 0.586 21/31
以上予選通過車両:

予選通過基準タイム ( 110 % ) 56.855
出走台数 GP250: 12台 GP2プロト: 2台

※ゼッケン48, 79は、賞典外特別参加です。
ペナルティ/No.46(x3), No.48  全日本ロードレース選手権大会特別規則15(ピットロードのスピード制限)の違反により、罰金10,000円を科した。





GP125

1 1 菊池 寛幸 ホンダ RS125R チームウイリー 53.881 149.86km/h 24/26
2 14 youth 1 大金 佑輝 ホンダ RS125R ENDURANCE & 桶川塾 53.955 0.074 0.074 27/29
3 2 井手 敏男 ヤマハ TZ125 チーム テック・2 53.966 0.085 0.011 28/30
4 4 浪平 伊織 ホンダ RS125R Honda鈴鹿レーシングチーム 54.123 0.242 0.157 19/20
5 8 youth 2 日浦 大治朗 ホンダ RS125R Team NOBBY 54.139 0.258 0.016 28/30
6 20 youth 3 大久保 光 ホンダ RS125R 18 GARAGE RACING TEAM 54.18 0.299 0.041 28/30
7 26 権藤 俊光 ホンダ RS125R BATTLE FACTORY 54.2 0.319 0.02 22/28
8 68 youth 4 篠崎 佐助 ヤマハ TZ125 チーム テック・2 54.257 0.376 0.057 23/33
9 11 矢作 雄馬 ホンダ RS125R 桶川塾&ENDURANCE 54.276 0.395 0.019 28/30
10 5 山田 亮太 ホンダ RS125R TEAM PLUS ONE 54.303 0.422 0.027 14/28
11 6 柳沢 祐一 ホンダ RS125R 18 GARAGE RACING TEAM 54.356 0.475 0.053 15/31
12 55 岩田 裕臣 ホンダ RS125R DyDoミウレーシングチーム 54.417 0.536 0.061 24/28
13 16 鎌田 悟 ホンダ RS125R ENDURANCE+桶川スポーツランド 54.419 0.538 0.002 8/29
14 51 youth 5 藤井 謙汰 ホンダ RS125R TSR 54.464 0.583 0.045 15/25
15 13 youth 6 山田 誓己 ヤマハ TZ125 伊藤レーシングGMDスズカ 54.525 0.644 0.061 32/34
16 91 youth 7 森 俊也 ホンダ RS125R racing sayama 54.603 0.722 0.078 27/29
17 12 P 仲城 英幸 ホンダ HP250RW Projectμ7C HARC 54.62 0.739 0.017 5/20
18 25 youth 8 山本 剛大 ホンダ RS125R Team NOBBY 54.679 0.798 0.059 21/33
19 37 川瀬 啓一郎 ホンダ RS125R チーム KOHSAKA 54.705 0.824 0.026 28/30
20 3 youth 9 尾野 弘樹 ホンダ RS125R BATTLE FACTORY 54.751 0.87 0.046 25/27
21 24 youth 10 中本 翔 ホンダ RS125R 18 GARAGE RACING TEAM 54.903 1.022 0.152 8/30
22 45 youth 11 長島 哲太 ホンダ RS125R TeamProjectμ 7C 55.174 1.293 0.271 28/30
23 48 youth 12 浦本 修充 ホンダ RS125R TEAM IRONBARONS 55.241 1.36 0.067 25/25
24 28 youth 13 清水 叡仁 ホンダ RS125R チームKOHSAKA 56.241 2.36 1 15/26
以上予選通過車両:

予選通過基準タイム ( 110 % ) 59.269
ペナルティ/No.6, No.37(x2), No.91 全日本ロードレース選手権大会特別規則15(ピットロードのスピード制限)の違反により、罰金10,000円を科した。




全日本ロード : 第7戦 鈴鹿 MFJ-GP A.R.T.走行

2009-10-31 00:26:22 | 全日本ロード 2009

MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦
第41回 MFJグランプリ SUPERBIKE RACE in SUZUKA

A.R.T.走行




今回の最終戦は、鈴鹿の東コースでの開催となっている。
しかも、GP250とJSBは、2ヒート制だ。
一日に2回レースをする事になり、コースも短くなる。
日本のトップライダー達は、いつものリズムと違う状況に、どう合わせてくるだろうか。
抜きどころが無い等の批判も多かった今回の東コースでのレースではあるが、見る立場から見れば案外面白くなるかもしれない。

さて、本日のA.R.T.走行であるが、やはり、秋吉がトップに来た。
秋吉は、速さはずば抜けているが、強さという点では何故か一歩劣ってしまう。
続くのは、いつもの順当なメンバー達。



ST600は、清水がトップタイム。
前回の茂木でもそうだったが、鈴鹿でも好調を維持している。
カワサキの仕上がりが良くなってきたのかもしれないが、ひょっとしたらピレリタイヤがすごく良いのかもしれない。
前回の優勝者である黒川もピレリタイヤだ。

タイヤに関しては、JSBもレースのカギを握るかもしれない。
今年のブリジストンは熱が入りにくいらしく、スタートを慎重にせねばならない。
転倒者が多いのもブリジストン勢だ。
ロングディスタンスになれば、ブリジストンの優位性が出てくるが、いかんせん、今回は1週50秒の20ラップ。
超スプリントのレースだ。
ダンロップユーザーが、予選で好位置につけ、決勝でスタートダッシュが決まればブリジストンユーザーが追い切れない可能性もある。
また、左コーナーが少ないレイアウトになるので、温まりきれていないとミスをするライダーも出てくるかもしれない。






JSB1000クラス

秋吉耕佑 50秒389でトップタイム

中須賀克行、亀谷長純、伊藤真一、酒井大作、高橋巧、山口辰也、大崎誠之、柳川明





ST600クラス

清水直樹 53秒356でトップタイム

手島雄介、岩田悟、小西良輝、中冨伸一、佐藤裕児、関口太郎、野田弘樹、宮崎敦、渡辺一馬、佐竹隆幸、稲垣誠、小林龍太、黒川武彦、新庄雅浩までの15台が53秒台






GP125クラス

菊池寛幸 53秒467でトップタイム

浪平伊織、日浦大治朗、大金佑輝、井手敏男が53秒台で続く。


GP250クラス

宇井陽一 52秒036でトップタイム

GP2の手島雄介が52秒155で続き、藤田拓哉、及川誠人も僅差につけている。


チャレンジ三宅島'09

2009-10-30 22:40:12 | バイクその他
チャレンジ三宅島'09











今年も、チャレンジ三宅島 '09 モーターサイクルフェスティバルが、10月23日~25日の三日間開催されていた。

このイベントも今年で3年目となり、島民にとっては随分と定着してきた感もあるが、本来の主眼でもある災害復興、観光振興の起爆剤には、まだまだ課題が多いようだ。

昨年も雨に見舞われた三宅島であったが、今年も三日間とも雨が降り、最終日のイベントはすべて中止となったそうです。

今年は、エンデューロのエキシビションも行われ、三宅島がオフロードの舞台としては素晴らしいロケーションである事が新たに知られることとなった。
エキシビション事体は、学校のグラウンドに土を入れて作った人工的な会場で行われたが、来年は雄山の中腹にある大自然の中がコースとして使われるようだ。
ここを走ったライダーは、視察に訪れた石原都知事に、「基本的に荒野を使うので、かなり近くで大きな競技ができると思う。こんないいロケーションはなかなか日本にはない」と、意見を述べると、石原都知事は、「そうか。早く言ってくれたら良かったなあ」と、応じている。
さらに知事はオープニング式典で、「雄山の下の今壊滅した砂漠を使ってモトクロスとロードレースを含めたみたいな混合のレースを来年からやります。来年からは世界に、日本にめったにない、そういうレースやりましょう。必ずやります。今年はまあどうでもいいよ、もう。来年、来年」と、述べている。

ロード中心のイベントとして考えられてきたイベントが、来年はオフロード寄りに大きく方向性が切り替わるかもしれない。
そうなれば、オフロード愛好者たちも取り込むことができ、2輪の総合イベントとしては好ましいであろう。

課題としては、初年度から言われ続けている事だが、受け入れ態勢の面や、天候、運営費用、振興をどう結び付けるか等の問題が山積している。
特に、費用対効果の面においては、財政が厳しい中、シビアに判断していかねばならないだろう。

しかし、続けることが大事で、これが文化として定着してこそ、2輪愛好者たちの地位向上にもつながるものだと思っている。
知事が変わったら中止という事になれば、日本で唯一と言っていい地域住民とオートバイが密接に関わりあうイベントが無くなってしまう。
まだまだ本当に小さなイベントであるが、大きな可能性があると思うし、マン島の様なイベントに発展していってほしい。
イベントの趣旨である、島の復興を図りながら、ライダーの祭典として続いていく事を願う。









WSBK バーミューレンがやってくる

2009-10-29 21:05:46 | Superbike 2009
バーミューレンがAPに!!!!!!



クラッシュの記事の中に、バーミューレンが、テストでオートポリスにやってくるとの記事があった。

カワサキ所属になれば、必然的にオートポリスにやってくるとは思うが、今まで縁のなかったライダーだけに不思議な感じだ。

11月18日と19日だそうだ。

この日のコーススケジュールを調べると、18日は施設クローズで、19日はコースメンテナンスとなっている。

18日は無理そうだけれど、ひょっとしたら19日は、入場できるかもしれない。

ちょっと見てみたいね。

コースの手ほどきしてやろうか。( ← なんてGPライダーに一度言ってみたいww)

カワサキのバーミューレンって、どうだろう。

まだ想像できないな。



誰か行きたい人いる?




Chris Vermeulen at Portimao WSBK test

一部翻訳

バーミューレンは、スズキのライダーとして、まだレースが残っており、2010年にカワサキと契約を済ませてはいるが、ポルティマオのテストには参加できません。


「ポルティマオのテストで、マシンに乗りたかったけど、契約上、グランプリが終了するまでは乗る事ができません。

もちろん、良く理解できますけどね。

したがって、カワサキでの初めてのテストライディングは、日本のオートポリスで、11月18日と19日になるでしょう。」






テスト二日目の結果は以下の通り



Portimao WSBK test times - Wednesday




Superbike:

1. Jonathan Rea (Honda) 1min 41.878sec
2. Michel Fabrizio (Ducati) 1min 41.992sec
3. Cal Crutchlow (Yamaha) 1min 42.115sec
4. Leon Haslam (Suzuki) 1min 42.251sec
5. Max Biaggi (Aprilia) 1min 42.710sec
6. Leon Camier (Aprilia) 1min 42.790sec
7. Noriyuki Haga (Ducati) 1min 43.098sec*
8. James Toseland (Yamaha) 1min 43.147sec
9. Carlos Checa (Ducati) 1min 43.425sec
10. Max Neukirchner (Honda) 1min 43.549sec
11. Sylvain Guintoli (Suzuki) 1min 43.612sec
12. Joan Lascorz (Kawasaki) 1min 43.902sec*
13. Javier Fores (Ducati) 1min 44.413sec*
14. Tom Sykes (Kawasaki) 1min 44.900sec
15. Vittorio Iannuzzo (Honda) 1min 44.908sec
16. Alex Hofmann (Aprilia) 1min 45.5sec
17. Regis Laconi (Ducati) 1min 46.458sec*

* 初日のタイム


Supersport:

1. Kenan Sofuoglu (Honda) 1min 44.329sec
2. Joan Lascorz (Kawasaki) 1min 44.619sec
3. Michele Pirro (Honda) 1min 44.999sec
4. Broc Parkes (Kawasaki) 1min 45.000sec*
5. Katsuaki Fujiwara (Kawasaki) 1min 45.875sec*
6. David Salom (Kawasaki) 1min 46.200sec*
7. Gino Rea (Yamaha) 1min 46.423sec

* 初日のタイム





MotoGP : デ・アンジェリスはMoto2?

2009-10-29 20:25:19 | MotoGP 2009



MotoMattersより

San Marino Backing For Scot Honda Fails, De Angelis Linked To Tech 3 Moto2






MotoGPのパドックでは、デ・アンジェリスの将来について、何らかの発表があるだろうと気を揉んで数週間が経ちました。

デ・アンジェリスは、サンマリノ共和国の支援を受ける事で、スコット・ホンダと契約し、MotoGPキャリアの継続を図ろうとした。

その発表は、セパンでなされるだろうと予想されていましたが、何ら発表がされる事は無かった。

これは、取引が失敗に終わった事を意味するのだろうか。



フランスのモーターサイクル・ウェブサイト Moto Caradisiac が、テック3のボス、エルベ・ポンシャラルにインタビューをした。

ポンシャラルは、Moto2プロジェクトの詳細をバレンシアの最終戦までに提示したいと考えており、チーム所属のライダーについても言及しました。

「現在、5人のライダーを候補としています。

アレックス・デ・アンジェリスは、昨日、スコット・ホンダへサンマリノ共和国が支援する話がとん挫し、MotoGP継続が無くなったと言っていた。

他には、ラファエレ・デ・ローサ(250 スコット・ホンダ)

ジュール・クルーセル(250 マテオーニ・レーシング)

ニッコロ・カネパ(MotoGP プラマック・ドカティ)

高橋裕紀(元スコット・ホンダ)を候補としています。」


デ・アンジェリスに関しては、今のところ、スコット・ホンダ、サンマリノ、そしてHRCからも何も発表は無い。

そして、スコット・ホンダのMotoGP残留は、資金不足で崩壊し、ポンシャラルの言っている事が正しい事を窺わせている。

これらの事は、ルーチョ・チェッキネロのLCRホンダが、2台体制へ拡張する可能性へ道を開き、グリッドに7台目のRC212Vが並ぶ事になるかもしれません。






WSBK 玉田がアプリリアをライド

2009-10-28 22:05:14 | Superbike 2009



In Speed We Trustより



スーパーバイク、ポルティマオ・テストで、玉田がアプリリアに試乗した。

メディア関係の試乗での出来事のようだが、ビアッジ車をライディング。

タイムは、1分46秒100を記録。

これは、ビアッジが金曜日のセッションで記録したタイムと同じ。

玉田自身が、金曜日に出したタイムは、1分46秒800だった。

玉田が、このタイムを出したのは、アウトインラップを含めて、たったの5周。

しかも、マシンフィッティングもせず、ノーマルタイヤとの事。

難しいと言われているアプリリアだが、玉田と相性が良いのか、カワサキが悪かったのか。

いづれにせよアプリリアの関係者の前で、ポテンシャルを証明できたのだから、何とかセカンドチームに受け入れて欲しいね。

アプリリアワークスは、ビアッジとキャミアで決まりのようだ。
















テスト初日 結果

Superbike:

1. Jonathan Rea (Honda) 1min 42.156sec
2. Michel Fabrizio (Ducati) 1min 42.362sec
3. Cal Crutchlow (Yamaha) 1min 42.795sec
4. Noriyuki Haga (Ducati) 1min 43.098sec
5. Leon Haslam (Suzuki) 1min 43.300sec
6. Max Biaggi (Aprilia) 1min 43.400sec
7. James Toseland (Yamaha) 1min 43.700sec
8. Max Neukirchner (Honda) 1min 43.810sec
9. Leon Camier (Aprilia) 1min 43.900sec
10. Joan Lascorz (Kawasaki) 1min 43.902sec
11. Carlos Checa (Ducati) 1min 43.951sec
12. Javier Fores (Ducati) 1min 44.413sec
13. Tom Sykes (Kawasaki) 1min 45.500sec
14. Regis Laconi (Ducati) 1min 46.458sec


Supersport:

1. Kenan Sofuoglu (Honda) 1min 44.580sec
2. Broc Parkes (Kawasaki) 1min 45.000sec
3. Michele Pirro (Honda) 1min 45.323sec
4. Katsuaki Fujiwara (Kawasaki) 1min 45.875sec
5. David Salom (Kawasaki) 1min 46.200sec


Not declared(計測無):

Alex Hofmann (Aprilia test rider)
Hidemichi Takahashi (Kawasaki WSB test rider)
Vittorio Iannuzzo (Honda)
Luca Scassa (Honda)
Sylvain Guintoli (Suzuki)
Martin Cardenas (Yamaha)
Anthony West (Yamaha)



あくまでもテストなので、タイムは参考程度に。

レアと、ファブリッツィオに勢いがあるね。
クラッチローも、いきなり上位で、可能性を感じさせている。
芳賀は、ファブとテスト項目を分担して、4番手タイム。
トーズランドは、セパンから飛んできて、7番手。
チェカは、ドカティで、11番手。

そして、レジスが帰ってきた。
彼の姿を見ていると、いかに信念が人を強くするのかが良く分かる。
まさに不死身の男、不屈の男、よくぞ此処まで戻ってきた。










レオン・キャミア
アプリリア、ローマ皇帝仕様だから、すごい小さいな。
それにしても、ヘルメットが合ってねぇ・・





中野真矢 引退会見

2009-10-28 20:22:33 | Superbike 2009
中野真矢 引退会見





彼の涙を見て、私も感極まった。

いろいろ書こうと思ったが、今日は胸の中にしまっておこう。

ありがとう、中野真矢。



引退のご挨拶 NAKANO56
NAKANO公式ブログ




毎日JP.記事
二輪レースの“王子”「燃え尽きた」と涙で引退発表




トーチュウ F1 EXPRESS(動画有)



毎日JP.(フル動画)




MotoGP : Rookie of the Year

2009-10-27 23:13:37 | MotoGP 2009






crash.netより

Kallio takes MotoGP Rookie of the Year title






今年のMotoGPクラス、ルーキー・オブ・ザイヤーは、ミカ・カリオ。

と言っても、今年はライバル不在だったので、当然の言えば当然。

タルと高橋とカネパは、まともに走っていないし。
(カリオも、ラグナセカ欠場)


しかし、来年は激戦だね。

青山(2009 250チャンピオン予定)
シモンチェリ(2008 250チャンピオン)
バウティスタ(2006 125チャンピオン)
バルベラ
スピーズ(スーパーバイク・チャンピオン)

凄いメンバーだ。






歴代 ルーキー

500cc/MotoGP Rookie of the Year (last ten):

2009: Mika Kallio (FIN)
2008: Jorge Lorenzo (SPA)
2007: Sylvain Guintoli (FRA)
2006: Dani Pedrosa (SPA)
2005: Toni Elias (SPA)
2004: Ruben Xaus (SPA)
2003: Nicky Hayden (USA)
2002: Daijiro Kato (JPN)
2001: Shinya Nakano (JPN)
2000: Valentino Rossi (ITA)





MotoGP : 第16戦 マレーシアGP 採点表

2009-10-27 22:08:20 | MotoGP 2009






SKY PerfecTV! MOTOR SPORTSより


『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙が、第16戦マレーシアGPの成績表を掲載した。10点満点。


『10点』

■ケイシー・ストーナー/ドゥカティ/優勝

「ローラー車のような勢いで非の打ちどころがないレース。
水浸しの路面でも、ほんのわずかなミスもなかった。」

『9点』

■ヴァレンティーノ・ロッシ/ヤマハ/3位表彰台

「象徴としての得点。
満点ではない理由を詮索すると、1コーナーで大きく遅れた点にある。
しかしその後おつりがでるほどの挽回を見せた。
必要がない時でも戦おうとする姿勢には、いまだに驚かされる。
無数のバトルを経験しながら勝利への意志を持つのは尋常なことではない。
チャンピオンおめでとう!」

『8点』

■ダニ・ペドロサ/ホンダ/2位表彰台

「セパンは好きだが雨は嫌い。
それでも(アンドレア・)ドヴィツィオーゾ、ロッシの追い上げを防ぎ、ウェットでの走り方を素早く学習した。」

『7点』

■ホルヘ・ロレンツォ/ヤマハ/4位

「運(雨)が助けになると思いきや、立て続けにチームのミスが発生。」



中野真矢、現役引退

2009-10-27 14:18:07 | Superbike 2009



中野真矢が、引退を表明した。

記者会見は、明日(28日)に行われるようだ。

フィジカル面の問題が大きかったのだろうか。

まだまだ速さを持っているライダーだけに、非常に残念である。

個人的にも、細かな気遣いをして頂いた事もあり、ビックネームでありながら礼儀正しく控え目な彼を尊敬していた。

現役は退くが、これからもロードレースの発展の為に寄与してくれることだろう。

お疲れ様でした。





※ 写真、間違えていました。ごめんなさい。あーはずかし




戦績:

1998 全日本選手権250 チャンピオン
1999 世界選手権250 ランキング4位(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)
2000 世界選手権250 ランキング2位(優勝回数5回・年間最多勝利)
2001 世界選手権500 ランキング5位(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)
2002 MotoGP世界選手権 ランキング11位
2003 MotoGP世界選手権 ランキング10位
2004 MotoGP世界選手権 ランキング10位
2005 MotoGP世界選手権 ランキング10位
2006 MotoGP世界選手権 ランキング14位
2007 MotoGP世界選手権 ランキング17位
2008 MotoGP世界選手権 ランキング9位
2009 スーパーバイク世界選手権 ランキング14位






MotoGP : 第16戦 マレーシア アフター・ザ・フラッグ

2009-10-26 18:06:56 | MotoGP 2009
MotoGP 第16戦 マレーシアGP 決勝コメント



■開催日:2009年10月25日(日)決勝
■開催地:マレーシア/セパン(5.548km)
■観客:5万9206人(3日間:10万2255人)
■周回数:21周(116.508km)
■コースコンディション:ドライ/ウエット
■気温:31℃(125cc、250cc)、27℃(MotoGP)
■路面温度:22度
■PP:V・ロッシ(ヤマハ/2分00秒518)
■FL:V・ロッシ(2分13秒694)





REPORT

決勝スタートの30分前に雨が降り出したため、スタートは延期。
予定を45分間遅らせてレースが開始された。
路面は、完全なウエットコンディション。
プラクティスではウエットでの走行がまったくなかったため、決勝はギャンブルのようなものとなった。

優勝したのはストーナーで、オープニングラップに首位に浮上すると21ラップを走りきった。

2位には、ペドロサ。
後半はロッシの猛追撃を受けるも、安定した走りで後続を抑えきった。
これまでウエットレースでは表彰台のないペドロサだったが、初めて雨のレースで表彰台に立った。

ロッシは好スタートを切ったかに見えたが、第1コーナーではらんで8番手まで後退。
その後、追い上げ、3位を獲得し、自己通算9度目となる世界チャンピオンの栄冠に輝いた。
このタイトルは、最高峰クラスで7回目、ヤマハで4回目の快挙で、表彰台獲得は通算163回目となった。

ロレンソはサイティングラップで問題があり、最後尾からのスタートとなったが、見事な追い上げで挽回し、ロッシの後ろの4位でチェッカー。
スタート直前にスペアマシンに乗り換えることとなったため、ピットを出るのが遅れていた。
サイティングラップを2周走る予定だったが、2周目走行中にピットレーンが閉められてしまい、グリッド最後尾からのスタートを余儀なくされていた。







RIDERS COMMENT



MotoGP







1位 C・ストーナー Ducati Marlboro Team Ducati 47'24.834

「素晴らしいスタートじゃなかったけれど、2コーナーを抜けたところで4番手につけ、オープニングラップ終了時には1秒までリードを広げられたから満足しているよ。
正直言えば、レースでこんなに早くトップに立てるとは思わなかった。
でもピットボードに3秒差という文字を見てから、さらにペースアップして逃げを打つことにした。
1周につき1秒ずつ離していったので、最後はリスクを冒さずペースを落とした。
今日もファンタスティックな日になったよ。努力してくれたチームのみんなに感謝したい。
今シーズンはウエット・コンディションで苦戦していたけれど、みんなが一生懸命頑張ってくれたので、今日は明らかに違いがあった。
今の僕らは本当に強いし、これからもどんどん強くなれると思う。
来シーズンに向けて最高の流れだね。
バレンティーノ(ロッシ)を祝福したい。
9回もチャンピオンを獲るなんて信じられないほど素晴らしい。
これからも僕らがこの調子で仕事を続ければ、次はもっとすごい難題をクリアすることができると確信している。」



2位 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 14.666

「これまでウエットレースは自分のウイークポイントだったし、長い間、雨のレースを克服しようと努力してきた。
何度もいいレースをしたが、いつも限界を超えてしまった。
しかし今日はウエットレースで初めて表彰台に立つことができた。
難しいコンディションとなったが、ベストを尽くしてくれたスタッフに感謝したい。
今日の表彰台は決して簡単ではなかった。
中盤までアンドレアに差を縮められていたし、プレッシャーも掛けられた。
その後、アンドレアが転倒したが、今度はバレンティーノが迫ってきた。
しかし、最後までいいリズムで走ることができた。
今日の結果には本当に満足している。
今日、タイトルを獲得したバレンティーノに祝福の言葉を贈りたい。
9回のタイトル獲得というのは、本当にすばらしいことだ。
次のバレンシアは、好きなサーキットだし、何よりも多くのファンがいる。
地元スペインで開催される最終戦を楽しみにしている。」



3位 V・ロッシ Fiat Yamaha Team Yamaha 19.385

「またチャンピオンになることができて最高の気分!
この9つのタイトルを心から誇りに思う!
チームのみんな、古澤さん、ダビデ・ブリビオ、リン・ジャービス、ジェレミー…とにかくみんなに感謝の気持ちでいっぱいだよ!
今シーズンはとても厳しかったし、とくにロレンソが新たなライバルとして僕に挑んできた。
このふたりの戦いは、とても見応えがあったと思うよ。
今日は急に雨が降り出して大変なことになった。
今までずっとドライだったから、それがすべて無駄になってしまって、セッティングについては何もわからないまま走らなければならなかったんだ。
僕は第1コーナーでミスをして大きく遅れてしまった。
そのことを考えれば3位でフィニッシュできたのはすごいと思うよ!
ドビツィオーゾをパスしようとしたところで、彼は転倒。
そのあとしばらくはペドロサを追って行こうと思っていたけれど、乾いていく路面をウエット・タイヤで走るのはリスキーだから安全に行くことにしたんだ。
ヤマハでまたタイトルを獲得することができて本当にうれしい。
またシーズンを通じて素晴らしいタイヤを提供してくれたブリヂストンにも感謝しなければならない。
イタリア語では、年老いた鶏はいいスープになるが、卵を生むことはできないという言葉があるんだ。
僕はもう30歳だから‘年老いた鶏’なんだけれど、またひとつ卵を産むことができたよ!
すごいでしょ!」



4位 J・ロレンソ Fiat Yamaha Team Yamaha 25.850

「まず、バレンティーノと彼のチームにおめでとう!
そしてレースのほうは、今日はちょっと大変だったよ。
ウォームアップでいくらか良くなったから、いいレースができそうだと思ったんだけれど、雨が降り出してしまって状況が変わってしまった。
それもあってサイティングラップを2ラップ走りたかったのに、時間が足りなくてピットを閉められちゃったんだ。
グリッド最後尾からのスタートになってしまったけれども、絶好のスタートダッシュができて1コーナーまではすごかったよ。
でもそのあと、昨日までと同じようなグリップの問題が出てきてしまったんだ。
でも難しい状況のなかではとてもいいレースができた。
4位は悪くないと思うよ。
モトGPを走り始めてわずかしか経っていないのに、バレンティーノとこのような戦いができるなんて思ってもいなかった。
次のバレンシアであと1ポイント獲れば、ランキング2位を手にすることができるんだ。」



5位 N・ヘイデン Ducati Marlboro Team Ducati 38.705

「トップ5に食い込むだろうと思っていたらその通りになった。
雨が降り始めたときはワクワクしたよ。
今シーズンはウエットコンディションで速さがあったから、何かスペシャルな結果を残せるんじゃないかと手応えを感じていた。
残念ながらレース序盤はブレーキにかなり苦しみ、多くのライダーにかわされた。
そこからはバトルしてライダーを抜き、トップグループとの差を詰めていったが、結局はロッシやロレンソについていって表彰台争いをするチャンスを逸してしまった。
バーミューレンが来たときは、雨のスペシャリストだと分かっていたから、彼はドアをむりやりこじ開けるようなことはしないと思って必死にプッシュしたんだ。
彼はプッシュすればドアを開けることができたと思うけどね。
ここでは5度の4位が最高なので、自己ベストと1つしか違わなかったよ!
フィリップアイランド後に何かを始めようとすると、いつも大きな不運に見舞われているけれど、決してあきらめず頑張っているチームにいられることに感謝している。
僕らはここで何かを成し遂げようとし、進歩をみせた。
しかも、今週末は安定して上位につけていた。
ケイシー(ストーナー)とバレンティーノ(ロッシ)におめでとうと言わなきゃね。
今日は僕らにとって素晴らしい1日になったけれど、これからバレンシアでこの結果を再現できるよう頑張るよ。」



6位 C・バーミューレン Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 41.061

「スタートが良かった。
ターン1で少しプッシュされて膨らんでしまったけれどすぐに立て直すことができた。
最初の4、5周はタイヤのフィーリングをつかむのに苦労した。
でもリズムをつかんでから、最後の数周まではいい感じに走ることができた。
マシンも、コースが乾き始めたときまでは本当に良く走ってくれた。
ドライになってからはコーナリングがとても難しくなったんだけど、それは他のライダーも同じだったと思う。
今日はトップ5に入るスピードはあったと感じている。
ウェットでのテストを一度もしていないのに、こんなに戦えるマシンを用意してくれて、チームスタッフには本当に感謝したい。」




7位 T・エリアス San Carlo Honda Gresini Honda 48.555

「スタート直前に雨になり、正直、がっかりしてしまった。
今年は雨のレースでいいリザルトが残せていないし、ウイークポイントの1つだったからね。
しかし、思っていたよりもグリップがよくてそれほど苦悩することはなかった。
トップグループについていくことはできなかったが、7位でフィニッシュできたことに満足している。」



8位 M・メランドリ Hayate Racing Team Kawasaki 55.557




9位 L・カピロッシ Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'00.303

「今日の結果に関して、何も言う事はない。
非常にガッカリしている。
今週末、チームは良い仕事をしてくれました。
そして、朝のウォーミングアップも良かったので、今日は良いレースが出来ると考えていました
しかし、激しい雨が振ってしまいました。
レインコンディションでも、セットアップは上手くいっていたと思いますが、タイヤの左側から感触が得られにくく、最初の10ラップはすごく難しい状況でした。
順位が13位まで後退していましたが、3、4人のライダー達をパスする事ができ、何とか9番手で終えることができた。
結果は悪いし、運もありませんでしたが、時々、こういう事は起こりえます。」



10位 M・カリオ Pramac Racing Ducati 1'00.440

「リザルトに関しては、失望しています。
ドライだったら、もっと良い結果が得られたと思いますが、ウェットコンディションにおいては、リアのグリップが無く、良い加速が得られなかった。
その代わり、ブレーキングはとても良かったです。
次のバレンシア戦では、もっと良いレースをしなければいけません。」




11位 A・エスパルガロ Pramac Racing Ducati 1'01.655

「最初の5ラップまでは、リスクを犯さず慎重にマシンと路面状況を見極めながら走行しました。
前のグループのエドワーズ、デ・アンジェリス、カリオ、そしてカピロッシ達を目標に走り、最初に二人をパスできました。
スタートの位置が良ければ、もっと良いレースができたでしょう。
来期の準備の為に走らせてくれたプラマック・チームには感謝しています。」



12位 A・デ・アンジェリス San Carlo Honda Gresini Honda 1'01.847

「雨のレースに自信はあるのだが、今日は何が悪かったのか、気持ちよく走ることができなかった。
リアのスピニングに悩まされて、ポイントを獲得するのが精一杯だった。
本来の走りができていたらいい結果を残せたと思うし、それだけに残念だった。
総合ポイントで7位から9位に落ちたが、わずか3点差。
最終戦バレンシアで再び、7番手を目標にベストを尽くしたい。」



13位 C・エドワーズ Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'10.778

「今回はウイークを通じてあまり良くなかったね…。
ドライではいろいろな理由でスピードが上がらなくて、結局最後までうまくいかなかった。
今朝のウォームアップでは別のセッティングを試してみたら、いくらかフィーリングが良くなったんだけど、決して劇的な変化というわけではなかったんだ。
でも雨が降ってきてしまって、あとはもう推理ゲームみたいなものさ。
ウォームアップではバレンティーノの後ろで2ラップ走ってコンディションをチェックしてみたけれど、そのときすでに、フロントのフィーリングはあまり良くなかった。
そしてフロントに十分な荷重がかけられそうにないと感じていたんだけれど、そのとおりになってしまったというわけだ。
マシンは思い通りに倒せるんだけれど、フロントにまったく荷重がかからない。
だからマシンが曲がっていかないんだ。
また十分なウエットだったらペースを上げて10位グループに近づくこともできたと思うけれど、タイヤが熱くなってしまって何度も大きく動いてどうにもならなかった。
終盤はペースがどんどんペースが落ちてしまったんだ。
ドビツィオーゾが転倒したので、ランキング5位の可能性を残して最終戦のバレンシアを迎えることができる。
でも、ライバルのミスで得をするようなことは、本来あまり好きじゃないな…。
ヤマハとバレンティーノにおめでとうを伝えたい。
9回目のワールド・タイトルなんてすごいじゃないか!
またひとつ、素晴らしい仕事を成し遂げたね。」



14位 G・タルマクシ Scot Racing Team MotoGP Honda 1'15.851

「スタートがよくてポジションを上げることができたが、序盤はグリップしなくてペースを上げられなかった。
その後、徐々にフィーリングはよくなり10、11番手争いに加われた。
同じグループのライダーたちと同レベルの走りができた。
しかし、グループから遅れ始めてからはペースをキープできなかった。
9回目のタイトルを獲得したロッシにおめでとうと言いたい。」



15位 J・トーズランド Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'50.672

「雨が降ってきたとき、実はそんなに嫌な気はしなかったんだ。
だって、ここまでずっと、ドライでずいぶん苦労したからね。
決勝はウエット用のベースセッティングで走ったわけだけれど、どういうわけか、ドライで経験したのと同じ問題が出てしまった。
リアがグリップしてくれなくて、ウエットではコーナー進入からコーナーの真ん中までがとくにひどい。
それでコーナースピードがとにかく遅くて、ラップタイムも上がらなかったというわけなんだ。
後ろのほうを走るためにコースに出ているつもりはない。
僕に出来る限りのことをしたつもりだけれど、これ以上、速く走るのは不可能だった。
今回はこのように厳しい展開になったが、最終戦のバレンシアこそは力強い走りで締めくくりたい。」



リタイア アンドレア・ドヴィツィオーゾ Honda +7Laps

「リズムよく乗れていたし、あのまま走っていれば表彰台に立てたと思う。
本当に残念な結果に終わった。
今日は決してスムーズなライン取りではなかったが、ブレーキングで差を縮めることができた。
ブリヂストンのウエットタイヤはとてもよかった。
ダニに追いついているときは限界に近い走りをしていた。
今日はどうしても表彰台に立ちたかったし、こんな結果になって、チーム、スタッフには申し訳ない気持ちでいっぱいだ。」



リタイア ランディ・デ・ピュニエ Honda +20Laps

「昨日の予選でいい状態を作れたし、今朝のウオームアップでも調子はよかった。
雨が降ってコンディションは変わったが、それでもいいリズムで走ることができた。
スタートもよく5番手につけていたが2周目の3コーナーでハイサイドで転んでしまった。
何が起こったのか分からなかったのだが、後で自分の転倒をテレビで見て、ケガがなくてよかったと思った。」








RIDERS RANKING



1 V.ロッシ ヤマハ 286
2 J.ロレンソ ヤマハ 245
3 C.ストーナー ドゥカティ 220
4 D.ペドロサ Honda 209
5 A.ドヴィツィオーゾ Honda 152
6 C.エドワーズ ヤマハ 148
7 M.メランドリ カワサキ 108
8 L.カピロッシ スズキ 108
9 A.デ・アンジェリス Honda 105
10 T.エリアス Honda 105
11 C.バーミューレン スズキ 105
12 R.ド・ピュニエ Honda 101
13 N.ヘイデン ドゥカティ 93
14 J.トーズランド ヤマハ 88
15 M.カリオ ドゥカティ 64
16 N.カネパ ドゥカティ 38
17 G.タルマクシ Honda 19
18 A.エスパルガロ ドゥカティ 13
19 S.ジベルノー ドゥカティ 12
20 高橋裕紀 Honda 9







250ccクラス






1位 青山博一 Honda 42:55.689

「今日は厳しいレースだった。
とにかくいったん遅れたらついていけないと思ったので、抜けなくても、離されないようにしようとプッシュした。
中盤まではシモンセリとクルーゼル(アプリリア)が絡んで苦しかったが、次第にタイヤがスライドし始めていたので、チャンスはあると思った。
シモンセリとのバトルは厳しかったが、前に出てからはとにかく全力でプッシュした。
最後は自分との戦いだった。
仕掛けるのがちょっと早いかなと思ったけれど、いけるところまでいこうと決めた。
今回は、フリー、予選、決勝と完ぺきな走りができた。
ファステストラップもレコードも更新できてよかった。
最終戦もポイントを計算しないで優勝を目標にがんばりたい。」



2位 H.バルベラ アプリリア +6.397

「2位になれて良かった。
これがレースですね。
最後は、シモンチェリとバトルが出来て楽しかった。
僕は、シモンチェリに勝つ自信がありました。
コンディションは、すごくハードで、暑かったです。
チーム、スポンサーに感謝しています。」


3位 M.シモンセリ ジレラ +6.397

「3位に入れて嬉しく思いますが、これでポイントが21ポイント差になってしまいました。
とてもタフなレースでした。
昨年も3位だったけれど、昨年はチャンピオンでした。
これで、チャンピオンになるのが難しくなったと思います。
でも、バレンシアでは、優勝して、なんとかタイトルのチャンスを窺いたいと思っています。
本当にタフなレースでした。
青山選手は、とても速かったです。
タイヤがタレきても、タイムをあげてきた彼は、本当にすごいと思います。」


4位 T.ルティ アプリリア +14.871


5位 ヘクトル・ファウベル Honda +19.177

「序盤はあまりよくなかったが、セカンドグループにとどまろうと全力を尽くした。
今日は暑くて厳しいレースになったが、最終ラップ、チームメートとデボン(アプリリア)を抜いてチェッカーを受けることができた。
これで総合9位に上がることができた。
大混戦になっているし、総合6位のルティ(アプリリア)と2点差なので、最終戦バレンシアでは6位を目標にベストを尽くしたい。」


6位 ラタパーク・ウィライロー Honda +19.567

「序盤はすばらしいレースができた。
そして中盤までトップグループについていけたことに、自分でも驚いている。
しかし、徐々にリアのタイヤのグリップがなくなって苦しい走りになった。
今回は熱対策のためにラジエーターを新しいスペックにしたのだが、それもよかった。
今日はタイから駆けつけてくれたファンに心から感謝したい。」



7位 A.デボン アプリリア +20.255


8位 L.ペセック アプリリア +34.561


9位 A.バルドリーニ アプリリア +50.937


10位 青山周平 Honda +1:04.186

「昨日の予選を終えて、スイングアームをスタンダードに戻すことに決めた。
朝のウオームアップでは、その効果があってすごく乗りやすくなったのだが、これまで使ったことのないタイヤで決勝に挑み、それが結果として裏目に出てしまった。
リアのグリップがなくて接地感がまるで感じられなかった。
今日は転倒者が多く10位になれたが、内容はよくなかった。」



16位 富沢祥也 Honda +1Lap

「スタートもよく、序盤はセカンドグループの大集団の中で戦えた。
次第にグループから遅れてしまったけれど、転倒者も多く、10位争いのグループで戦うことができた。
しかし、中盤過ぎに9コーナーで転んでしまった。
再スタートできたのだが、転んでからはエンジンの調子が悪く、完走するのがやっとだった。」



リタイア ラファエレ・デ・ロサ Honda +4Laps





RIDERS RANKING




1 青山博一 Honda 252
2 M.シモンセリ ジレラ 231
3 H.バルベラ アプリリア 214
4 A.バウティスタ アプリリア 198
5 M.パシーニ アプリリア 128
6 T.ルティ アプリリア 107
7 R.デ・ロサ Honda 106
8 M.ディ・ミリオ アプリリア 105
9 H.ファウベル Honda 105
10 A.デボン アプリリア 101
13 ラタパーク・ウィライロー Honda 70
18 富沢祥也 Honda 26
20 青山周平 Honda 22








125ccクラス





1位 J.シモン アプリリア 42:50.916

「今日は、バトルが楽しかった。
チャンピオンを決めているので、とても落ち着いて走る事ができました。
今日のリズムは、昨年までと比べると遅かったと思います。
でも、本当に暑かったです。
ブラッドリーは、昨日、クラッシュしたにもかかわらず良いレースをしていたと思います。
彼は、速かったです。
最終ラップで、一度抜かれましたが、また抜き返す事が出来、優勝できて本当に良かったです。
また、次のバレンシアも勝ちを狙います。」



2位 B.スミス アプリリア +1.114

「今日は、全力を出し切ったレースでした。
シモンは速く、何もできませんでした。
最終ラップは、全てのラインを閉じられていました。
本当に彼は、と速いと思います。
しかし、チャンピオンシップで2位になれてうれしいです。
本当は、チャンピオンになりたかったけれど、2位でも満足しています。
次のレースは、更に頑張りたい思います。
チームスタッフは、頑張って良いマシンを作ってくれたので感謝しています。」



3位 P.エスパルガロ デルビ +6.293

「今週末は、すごく良かったですね。
残念なのは、昨日、2週走って転倒してしまいました。
それで、予選は8番手と出遅れていました。
スタートもあまり良くありませんでした。
そのせいで、シモン達に追いつくことができませんでした。
しかし、3位争いのバトルは楽しかった。
3位に入れてよかった。
今日は、とても暑かったけれど、チャンピオンシップで、ポイントを稼げたので良かったです。」



4位 S.ガデア アプリリア +8.003




5位 N.テロール アプリリア +8.485




6位 S.コルテセ デルビ +10.188




7位 E.ラバト アプリリア +15.114




8位 A.イアンノーネ アプリリア +22.151




9位 J.オリベ デルビ +26.388




10位 L.サネッティ アプリリア +27.113



11位 中上貴明 アプリリア +27.859

午前のWUPで他車に接触され、転倒してしまい手に怪我をしてしまいました。
メディカルセンターにて、治療をしてレースには出場しました。
治療とマシンを直す事に時間が掛かり、スタートグリットは最後尾34番手からのスタートとなってしまいました。
スタートはバッチリ決まり、1周目は18台を抜き16番手で戻ってきて、そこから集団の後ろまで追いついたのですが、次第に第2集団となり、結果、11位でゴールとなりました。


リタイア 小山知良 ロンシン +17Laps

「決勝は、1周目の1コーナーでエンジンが壊れてしまいました...!!
ここ数戦エンジントラブルでまともにレースが出来ず、不完全燃焼で悔しさいっぱいです!!
けど、愚痴ばっかり言ってられないので、残り1戦全力で頑張ります!!
皆さん!!是非応援宜しくお願いします!!」






RIDERS RANKING


1 J.シモン アプリリア 264
2 B.スミス アプリリア 203.5
3 N.テロール アプリリア 173.5
4 P.エスパルガロ デルビ 158.5
5 S.ガデア アプリリア 141
6 A.イアンノーネ アプリリア 125.5
7 S.コルテセ デルビ 122
8 M.マルケス KTM 94
9 S.ブラドル アプリリア 85
10 J.オリベ デルビ 81


16 中上貴明 アプリリア 41

23 小山知良 ロンシン 17











監督クラス




リビオ・スッポ (ドカティ・MotoGPプロジェクト・リーダー)






山野一彦 (Repsol Honda Team 監督)

「今日の結果は、素直に喜ぶことはできないが、これまで雨のレースを苦手にしていたダニが表彰台に立てたことは、大きな収穫だった。
本人も今日の結果をすごくポジティブに受け入れている。
優勝できなかったことは残念だが、とてもいいレースだった。
バイクに問題はなかったし、もっとプッシュしていけるようにならないといけないと言っていた。
ドヴィツィオーゾは攻めている状況での転倒だった。
11番グリッドから3番手に浮上した。
ブレーキングがよくて、いい位置でレースを戦えたことは次につながると思う。
今日は突然の雨になったが、チーム全体としては、最良の判断だったと思う。
新たなデータも得ることができた。
今年のタイトル争いは決着したが、チャンピオンになったバレンティーノには心からおめでとうと言いたい。」



D・ブリビオ (ヤマハ・ロッシ・チーム監督)

「シーズンはひとつひとつ特別なものだが、今年はとくに面白い状況になっていた。
つまり、シーズンがスタートした直後から、最大のライバルは同じガレージの中にいることがわかっていたからなんだ。
この状況は楽ではないが、おかげで皆を刺激することになった。
そして我々はみな、ヤマハの一員であることを誇りに思うことができる。
バレンティーノは今シーズン、今までよりももっとハードに仕事に取り組み、レベルが上がればさらに努力する。
そうすると我々チームのほうも、彼についていくために懸命に頑張らなければならないということなのだ。
そういう意味でもバレンティーノと一緒に仕事をするのはとても楽しく、我々チームはラッキーだ。
今日もまた、彼はその才能を披露し、スタートであれだけ遅れながらも表彰台まで上がってきてくれた。
そしてそのことによって、チームの仕事がすべて報われたのだ。
おめでとう、バレンティーノ。
そしてチームのみんなに、ヤマハに、そしてブリヂストンにありがとう。」



D・ロマニョーリ(ヤマハ・ロレンゾ・チーム監督)

「バレンティーノの9回目のタイトル獲得、おめでとう!
我々も今シーズンは、自分たちの力をすべて出し切って彼を苦しめたつもりだが、最終的には彼の勝ち。
そしてこうしてチャンピオンを獲得した。
ホルヘにとっても素晴らしいシーズンで、今日も最後尾から見事な追い上げを見せた。
決勝用に用意していたマシンに問題があったためスペアマシンに替えなければならず、サイティングラップのあとピットレーンを出ることができなかった。
これはとても残念なことだったが、彼はそのあと見応えあるショーを展開。
4位まで追い上げる見事な走りを見せてくれた。
あとは次のバレンシアでランキング2位を確実に手中にし、来シーズンにつなげていきたい。
ホルヘは来年、必ずもっと強くなる。」




H・ポンシャラル (ヤマハ・テック3・チーム監督)

「非常に残念な結果だ。シーズン最悪と言ってもいいだろう。
ドライでもいろいろな課題に悩まされていたので、今日、雨を見たときに嫌な気持ちがなかった。
むしろチャンスになるかもしれないと思ったんだ。
しかし残念ながら、ウエットコンディションのなかでますます調子は下降。
気持ちも落ち込んでしまった。
今回、なぜこんなことになってしまったのか、これから何としても解き明かさなければならない。
唯一の救いは、コーリンがランキング5位の可能性を残して最終戦に臨めるということ。
チームのみんなが、良い形でシーズンを終えられるようにとモチベーションを上げている。
最後になったが、バレンティーノとヤマハに祝福の気持ちを贈る。
今年もまた素晴らしい仕事を成し遂げ、バレンティーノは改めてその才能を証明した。
ヤマハは明らかに、モトGPを席巻するマシンということだ。」



ポール・デニング (スズキ・チーム、マネージャ)

「午後に天候が急変したのは残念でした。
特に、今週末に調子の良かったロリスにとっては。
そうはいっても、クリスは、強いレースが出来て、トップ5に入れるスピードを持っていました。
ロリスは、結果こそ良くありませんでしたが、最後まで勇敢に戦いました。
望んでいたようなシーズンではありませんでしたが、双方のライダーに、チャンピオンシップ7番手を狙う非常に厳しい戦いが残っています。
2週間後のバレンシア戦は、彼らをそこに到達させるべく、最善を尽くします。」






WSBK 第14戦 ポルトガル アフター・ザ・フラッグ

2009-10-26 17:55:25 | Superbike 2009
スーパーバイク世界選手権 第14戦 ポルトガル 決勝コメント




■開催日:2009年10月25日(日)
■開催地:ポルトガル/ポリティマオ(1周4.692km)
■PP:B・スピース(ヤマハ/1分42秒412)
■FL:M・ファブリツィオ(ドゥカティ/1分43秒529)






REPORT

B・スピースが、第1レース優勝、第2レース5位の成績となりチャンピオン獲得。
同チームに初めての世界タイトルをもたらした。

第1レースで、スピーズは、ホールショットからトップで第1コーナーへ進入してレースをリード。
後続に2秒近い差をつけ、トップでゴールした。
タイトル争いのライバル、芳賀紀行は6ラップ目で転倒リタイヤ。
これでスピースは、いくらかの余裕をもって第2レースに臨むことができた。

第1レース終了後、ポイント上でリードし、プレッシャーも軽くなったスピース。
第2レースでは芳賀の位置を確認しながら安定したペースをキープし、栄冠獲得までの残り周回数を数えていく。
何台かを先行させたあと、しばらくはM・ビアッジ(アプリリア)の後ろにつけていたが、ビアッジがコーナーで何度もはらむのを見てパスを決意。
もう一度ペースを上げてこれをとらえ、5位に浮上してチェッカーを受けた。
芳賀紀行は10番グリッドから巻き返して2位。
しかし、わずか6ポイント差で悲願のタイトル獲得はならず、またもランク2位でシーズンを終えることになった。


スピースはワールドスーパーバイク・デビューの今シーズン、優勝14回、ポールポジション11回という見事な記録を残した。
シリーズポイントでは合計462ポイント。
ランキング2位となった芳賀との差は6ポイントであった。







RIDERS COMMENT




DUCATI



芳賀紀行(リタイア/2位・456ポイント・ランク2位)



「今週末は、マシンのセットアップに問題があり、特にタイヤの信頼性が得られなかった。
通常だと、どのサーキットでもマッチするパッケージが持っており、ここでも特にセッティングを変える必要は無かった。
タイヤだけが問題であった。
レース1では、ハードタイヤを選んでいたのだが、グリップが得られず、ブレーキングもダメでした。
そして、それ程プッシュしていなかったのに残念ながら転倒してしまいました。
そこで私達は、第2レースに向け、タイヤは当然ですが、マシンも交換する事にしました。
その結果、レース2は、グリップが増し、良いレースが可能となりました。
残念ながら、レースは2位となり、タイトルを取るには十分ではありませんでした。
しかし、素晴らしいチームと素晴らしいマシンと共にあった最初の一年でした。
ドカティや、スポンサー、技術スタッフ、クリニカモバイル、今シーズンに支えてくれた全てに感謝しています。
今年、強敵だったスピーズにも賛辞を贈りたい。
彼は、来年、MotoGPに行きますが、ずっと友人であり続けるでしょう。
今週から、来年に向けたテストが始まります。
今年は、ドカティと新たな冒険でしたが、2010年も100%で戦い続けます。」



ミッシェル・ファブリッツィオ(5位/2位・382ポイント・ランク3位)

「第1レースは、非常に難しかった。
ベストなスタートとは言えず、すぐさまプッシュして前を追わなければいけませんでした。
芳賀の後ろに着いている時、彼が転倒して、少し集中を失ってしまいました。
そして、トップグループに捕らえようとしましたが、フロントタイヤに十分な感覚が得られず、残り8周になってからは、リアタイヤもグリップが失われました。
一方、第2レースでは、レアと激しいバトルができました。
最後までレアとの勝負になったが、ミサノでは負けていたので、今回は僕が同じ事をすることができました。
レアがとても速かったけれど、ラストラップで彼はミスをしたので、パスする事ができた。
ノリの件は、とても申し訳ないが、我々の強さを証明出来たし、最後までタイトル争いをして、素晴らしいシーズンを与えてくれたスピーズとノリ、両方が勝者と思っているよ。」







YAMAHA


スーパーバイク


B・スピース選手(1位/5位)

「僕にこのマシンを与えてくれたヤマハに感謝しているよ。
第1レースはほとんど完璧で、第2レースもチャンピオン獲得のためにしなければならないことを思い通りに行うことができた。
ペースがとても速いのでポジションをチェックするのは難しかったんだけれど、僕の後ろには何台かがいて、もしもノリが優勝したとしても僕は6位に入ればいいということはわかっていた。
そしてまさにそのポジションにいたから、後続を少し引き離し、何かの問題に巻き込まれないようにしようと思ったんだ。
そのうちにマックス(ビアッジ)が僕のインに入ってきて、そのあとは僕の前で何度もコースを外れるからいやになってしまってパス。
あとは安定したペースをキープして最後まで走ることができた。
まさに劇的な一日。
僕を支えてくれたみんなには、どんな言葉でも感謝の気持ちを表しきれないだろう。
スーパーバイク1年目の今年、僕がこうしてチャンピオンになったことは、ヤマハにとってもいいことだったと思う。
今はまだ事の次第に気が付いていないけれど、きっと何日か経つと実感が湧いてくると思うよ!」


T・サイクス選手

「ここへ来てみて、怪我の状態がよくわかったんだ。
それでもはじめのうちは、すべてを賭けて少しでも上を目指して頑張りたいと思っていたよ。
でもレントゲン検査の結果、骨に重大なひびがあってライディングは不可能だということがわかった。
自分のベストを発揮できないので、今回は欠場することに決めたんだ。
チームはここまで、僕のために大変な苦労をしてきた。
それに何とか恩返しがしたかったのに、こんなことになって非常に残念だ。」


M・メレガリ、ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム監督

「最高に気分がいい!
この勝利の感覚は、私にとって初めての経験なのだ。
実はこの1週間は非常にナーバスになっていた。
ベンは十分なスピードを持っていたが、ノリも、そしてドゥカティもとてもいい。
だから私はずっと、何が起こるのかと心配でしかたがなかったんだ。
終わってみれば、素晴らしい結果になった。
今はすべての人に感謝の気持ちでいっぱい。
ここにいるチームやヤマハだけでなく、家で待っている僕の、そしてチームスタッフの家族たちの支えも不可欠だった。
彼らにとっても厳しいものだったと思うから、今私は、妻に感謝の気持ちを伝えたい。」


L・K・コーカンプ、ヤマハ・モーター・ヨーロッパ・レーシングマネジャー

「ヤマハにとって素晴らしい日になった!
ベンとチームの1年間の苦労の結果が、今日の栄冠というわけだ。
ベンと初めて仕事をしたときすでに、彼には何か特別なものがあると確信した。
ヨーロッパのコースのなかには初めて走る場所もたくさんあったが、彼はルーキー・シーズンとは思えない見事なパフォーマンスを見せてくれた。
また常に100%の力を注いで頑張ってくれたチームのみんなにとっても最高の結果になった。
彼らの苦労はよく理解しているので、それがようやく形になったことを本当にうれしく思っている。
このタイトルは新型R1の実力の証明であり、ヤマハのマシン開発のビジョンの承認にもなったといえるだろう。
そこには日本のエンジニアたちの努力があったのだ。」



SSクラス


C・クラッチロー選手(4位)


「4位というのは、今季最低の順位なんだ。
リタイヤは何度かあったけれど、完走したレースのなかでは4位は最低。
でも今日は、とにかく安全に走りきりたかった。
ラバティーをプッシュしていく必要などなかったんだ。
彼は今回、とてもよく乗れていて、ずっと僕にプレッシャーをかけていたけれどね。
バトルになりたくなかったのでスタートではソフオグルの後ろについて行ったが、彼のペースは速すぎたから先に行かせた。
そのあとマッコイも先行させて、その後ろにつき、あとは彼にゴールまで連れてきてもらったというわけなんだ。
厳しいシーズンだったけれど、僕はいつもヤマハを全面的に信頼していた。
だからいつも自信が持てたんだ。僕を支えてくれたチームとスポンサー、一緒に頑張ってくれた父と母、ガールフレンドのルーシーに感謝しているよ!」

F・フォレ選手(8位)

「厳しい戦いになった。
昨日の予選でもっと前へ行きたかったんだけれど、フロントのフィーリングがあまり良くなかったんだ。
決勝に向けて変更を行っていくらか改善できたけれども、まだ完璧とはいかなかったから、あとは何とか安定したペースをキープするために自分のベストを尽くすことしかできなかった。
今シーズンのチームのサポートには心から感謝している。
そしてカルのタイトル獲得を祝福する。」


W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ワールドスーパースポーツ・チーム監督

「今日の結果は本当にうれしい。
ヤマハのすべての人々が、バレンティーノとベンとカルの勝利を喜んでいることだろう。
そして私はもちろん、とくにカルと我がチームのタイトル獲得が嬉しいんだ。
今日は非常に戦略的なレースだったと言えるだろう。
カルはしっかりと走りきり、とてもいい仕事をしてくれた。
彼はシーズンを通して最速のライダーだったと思っている。
またこのタイトル獲得を可能にしてくれたチームの努力にも感謝している。
ファビアンのほうは、マシンのフィーリングが完璧でなかったにもかかわらず懸命に頑張ってくれて、最後まで安定した走りをキープしたことはとても良かったと思う。」


L・K・コールカンプ、ヤマハ・モーター・ヨーロッパ・レーシングマネジャー

「R6カップでの活躍から今日のスーパースポーツ・タイトル獲得まで、カルの成長を見守ることができたことは私にとっての大きな喜びだ。
今シーズンは様々な機会で圧倒的な速さを見せつけてきたが、今日は彼の賢明さと成熟ぶりをも見ることができた。
そしてその結果、しっかりとタイトルを勝ち取ったのだ。
そして市販車としてのR6はこれからも、レースマシンの遺伝子を引き継いでいくだろう。
チームのみんなも本当によく頑張ってくれたが、現時点でまだ2010年のプランが決定していないことが、ちょっと気がかりでもある。」






HONDA


スーパーバイク


ジョナサン・レイ(2位/3位 ランキング5位)

「第1レースで2位、第2レースで3位と両方で表彰台に立てた。
シーズンを通じて最もリザルトのいいレースになった。
第2レースはファブリッツォとすばらしいバトルができた。
総合ポイントでもビアッジに接近していたし、とにかく、シーズン最後のレースを優勝で飾ろうと全力を尽くした。
ファブリッツォとの戦いは最高だった。最終ラップにオーバーランして優勝のチャンスを逃したが、ベストを尽くせたと思う。
今年はシーズン中盤まで思うようなレースができなかったが、後半はリズムに乗れた。
1年目のシーズンで優勝できたし、総合5位にもなれた。
来年のシーズンが本当に楽しみだ。」



カルロス・チェカ(7位/リタイア ランキング7位)

「予選まで抱えていた問題が決勝になっても解消せず、第1レースはフラストレーションがたまる戦いだった。
そこで第2レースはサスペションのセッティングを変えて、リアタイヤもソフトに変えた。
それでフィーリングはかなり改善されたが、トラブルが出てリタイアしなければならなかった。
今年は自分にとって貴重な経験ができた一年だった。
チーム、スタッフに感謝したい。
そして、タイトルを獲得したベン(スピーズ)におめでとうと祝福の言葉を送りたい。」



マシュー・ラグリブ(9位/13位 ランキング19位)

「厳しいレースになり、2レースともに完走できたことには満足しているが、昨日まで抱えていたリアのグリップ不足が最後まで解消せず、フラストレーションのたまる走りだった。
両レースともにスタートに失敗したことも影響した。
そのため追い上げのレースになってしまった。」



SSクラス

ユージェーヌ・ラバティ(優勝 ランキング2位)

「今回は、PPを獲得して決勝でも勝つことができた。
ファステストラップはほかの選手に取られてしまったが、今日は完ぺきなレース運びができた。
後ろにいるケナン(ソフォーグル)とのリードを広げた後も、彼のサインボードを見ながら走った。
6秒離れても彼はペースを緩めようとしなかったし、最後まで集中しなければならなかった。
ここで行ったテストの成果が出たレースだった。
チャンピオンシップはわずかに届かず2位に終わったが、初めてのシーズンでチャンピオン争いができたことには満足している。」


ケナン・ソフォーグル(2位 ランキング3位)

「今回は総合3位をキープするのが大きな目標だったが、3位争いをするラスコルツ(カワサキ)が止まったときに、その目標を果たすことができた。
ラバティには終盤追いつくことができたが、ペースを上げるタイミングが遅かった。
今年はシーズンを通じて満足できるものではなかったが、今年のデータを生かし、来年はタイトルを取りたい。」


マーク・エイチソン(5位 ランキング9位)

「今日はギアが入りにくいというトラブルがあって、思うような走りができなかった。
フラストレーションのたまるレースだったが、5位でチェッカーを受けられてよかった。
シーズンを振り返ってみれば、表彰台にも立てたし、トップグループで戦えるレースもあって満足のいくものだった。」


アンドリュー・ピット(11位 ランキング6位)

「決勝レースに向けてセッティングを変えたが、あまりいい方向にはいかなかった。今
週は全体的にセットアップに苦しんでしまった。
ランキングも6位と厳しい一年になってしまったが、全力を尽くしてくれたチームとスタッフ、そしてスポンサーには感謝している。」






KAWASAKI



スーパーバイク


ブロック・パークス(11位/12位)

「第1レースはトップ10を狙って激しくプッシュしたが、思ったようにグリップしなくて厳しい闘いになった。
トップ10という目標は果たせなかったが、集団の中ですごくいいバトルが出来た。
ポイントも獲得出来て良かった。
第2レースはセッティングも良くなってペースも上がったが、脱落するライダーもなく13位とポジションを落としてしまった。
最終戦も決して満足のいく結果ではなかったが、シーズン終盤に向けてバイクの状態は確実に良くなっていたし、これからもっと良くなると思う。
総合18位というランキングには満足していないが、ベストを尽くしたシーズンだった。」



玉田 誠(12位/16位)

「今日は2レースともにスタートが悪くて、レースを厳しいものにしてしまった。
バイクは、第2レースの方が良かったが、第2レースは序盤の遅れが最後まで響いた。
しかし、2レースともにベストを尽くした。
完走できたことにも満足している。
今年は怪我も多く、欠場するレースも多かった。
自分自身納得のいかない1年、完璧な体調で走れるレースがほとんどないという厳しい1年だったが、最後までベストは尽くせたと思う。
怪我と欠場でチームに迷惑を掛けてしまうシーズンになったが、最後までサポートしてくれたチームに感謝したい。」





SSクラス




ホアン・ラスコルツ(リタイヤ)

「今回は予選から厳しい戦いだった。
トップグループのタイムが接近していたし、最初のセッションから思ったほどタイムも更新出来なかった。
セッティングは完璧ではなかったが、トップグループに加わり優勝争いをする準備は出来ていた。
決勝は一周目3番手。
ラバティとソフォグルとでトップグループを形成したが、4周目にクラッチトラブルが出てバイクを止めなくてはいけなかった。
あのまま走っていれば、表彰台は勿論、優勝争いも出来たと思う。
残念な結果だったが、ファステストラップをマーク出来たことは嬉しい。
今年はシーズンを通じていいレースが出来た。
来年はタイトル獲得を目標に頑張りたい。」



藤原克昭(13位)

「レースウィークを通じてフロントの接地感に課題を抱えていたが、決勝になっても完璧にならず、低速コーナーでタイムをロスしてしまった。
決勝も5、6周目からフロントのグリップがなくなり苦しかった。
最後まで集中しなければならなかったし、ポイントを獲得しようと全力を尽くした。
今年はシーズン中盤からいい感じでバイクも仕上がり、表彰台争いにも加われるようになった。
最終戦は何としても表彰台で終わりたいと思っていたので残念だった。
今年のリザルトには不満だが、来年に向けて今年はいい仕事が出来たと思う。
来年は、ラスコルツとチャンピオン争いが出来たら嬉しい。」




WSBK 第14戦 ポルトガル 決勝

2009-10-26 00:49:32 | Superbike 2009


スーパーバイク世界選手権

最終戦 ポルティマオ 決勝リザルト








Race results (1)



1. Ben Spies USA Yamaha WSB YZF R1 22 laps
2. Jonathan Rea GBR HANNspree Ten Kate Honda CBR1000 +1.697s
3. Max Biaggi ITA Aprilia Racing RSV-4 +2.113s
4. Shane Byrne GBR Sterilgarda Ducati 1098R +2.757s
5. Michel Fabrizio ITA Ducati Xerox 1198R +14.753s
6. Leon Camier GBR Aprilia Racing RSV-4 +20.044s
7. Carlos Checa ESP HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR +25.634s
8. Ruben Xaus ESP BMW Motorrad S1000RR +31.104s
9. Matthieu Lagrive FRA Althea Honda CBR1000RR +36.689s
10. Matteo Baiocco ITA Guandalini Racing Ducati 1098R +39.331s
11. Broc Parkes AUS Kawasaki SRT ZX-0R +41.827s
12. Makoto Tamada JPN Kawasaki SRT ZX-10R +41.882s
13. David Salom ESP Team Pedercini Kawasaki ZX-10R +54.967s
14. David Checa ESP Yamaha France GMT 94 YZF R1 +1min 38.533s
15. Luca Scassa ITA Team Pedercini Kawasaki ZX-10R +4 laps

Not Classified

16. Roland Resch AUT TKR Switzerland Suzuki GSX-R1000 19 laps completed
17. Troy Corser AUS BMW Motorrad S1000RR 16 laps completed
18. Leon Haslam GBR Stiggy Motorsport Honda CBR1000RR 10 laps completed
19. Jakub Smrz CZE Guandalini Racing Ducati 1098R 8 laps completed
20. Sylvain Guintoli FRA Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 8 laps completed
21. Vittorio Iannuzzo ITA SCI Honda CBR1000RR 7 laps completed
22. Noriyuki Haga JPN Ducati Xerox 1198R 6 laps completed
23. Fonsi Nieto ESP DFX Corse Ducati 1098R 3 laps completed
24. Yukio Kagayama JPN Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 0 laps completed

DNS Tom Sykes GBR Yamaha WSB YZF R1
DNS Ryuichi Kiyonari JPN Ten Kate Honda CBR1000RR














Race results (2)



1. Michel Fabrizio ITA Ducati Xerox 1198R 38mins 19.654secs 22 laps
2. Noriyuki Haga JPN Ducati Xerox 1198R +1.195s
3. Jonathan Rea GBR HANNspree Ten Kate Honda CBR1000 +1.494s
4. Shane Byrne GBR Sterilgarda Ducati 1098R +5.553s
5. Ben Spies USA Yamaha WSB YZF R1 +5.842s
6. Max Biaggi ITA Aprilia Racing RSV-4 +7.374s
7. Leon Camier GBR Aprilia Racing RSV-4 +9.658s
8. Jakub Smrz CZE Guandalini Racing Ducati 1098R +10.434s
9. Troy Corser AUS BMW Motorrad S1000RR +17.010s
10. Sylvain Guintoli FRA Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 +24.509s
11. Yukio Kagayama JPN Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 +27.195s
12. Broc Parkes AUS Kawasaki SRT ZX-0R +34.825s
13. Matthieu Lagrive FRA Althea Honda CBR1000RR +35.135s
14. Luca Scassa ITA Team Pedercini Kawasaki ZX-10R +1min 01.842
15. David Checa ESP Yamaha France GMT 94 YZF R1 +1min 09.782s

16. Makoto Tamada JPN Kawasaki SRT ZX-10R +1min 30.818s
17. David Salom ESP Team Pedercini Kawasaki ZX-10R +4 laps

Not Classified

18. Matteo Baiocco ITA Guandalini Racing Ducati 1098R 15 laps completed
19. Leon Haslam GBR Stiggy Motorsport Honda CBR1000RR 8 laps completed
20. Carlos Checa ESP HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR 7 laps completed
21. Ruben Xaus ESP BMW Motorrad S1000RR 7 laps completed
22. Fonsi Nieto ESP DFX Corse Ducati 1098R 7 laps completed
23. Vittorio Iannuzzo ITA SCI Honda CBR1000RR 3 laps completed

DNS Roland Resch AUT TKR Switzerland Suzuki GSX-R1000
DNS Tom Sykes GBR Yamaha WSB YZF R1
DNS Ryuichi Kiyonari JPN Ten Kate Honda CBR1000RR

















RIDERS STANDINGS



Ben Spies Yamaha 462
Noriyuki Haga Ducati 456
Michel Fabrizio Ducati 382
Max Biaggi Aprilia 319
Jonathan Rea Honda 315
Leon Haslam Honda 241
Carlos Checa Honda 209
Shane Byrne Ducati 192
Tom Sykes Yamaha 176
Jakub Smrz Ducati 169
Ryuichi Kiyonari Honda 141
Yukio Kagayama Suzuki 128
Troy Corser BMW 96
Shinya Nakano Aprilia 86
Règis Laconi Ducati 77
Max Neukirchner Suzuki 75
Ruben Xaus BMW 74
Broc Parkes Kawasaki 51
Matthieu Lagrive Honda 34
Leon Camier Aprilia 32
Fonsi Nieto Ducati 22
Karl Muggeridge Suzuki 21
John Hopkins Honda 17
Matteo Baiocco Ducati 17
Marco Simoncelli Aprilia 16
Lorenzo Lanzi Ducati 15
Makoto Tamada Kawasaki 12








MotoGP : 第16戦 マレーシア 決勝

2009-10-25 23:44:31 | MotoGP 2009



MotoGP 第16戦 マレーシアGP 決勝





Race Classification



MotoGP



気温27度、路面温度22度、レインコンディション。

250ccクラスの決勝レース終了後、豪雨により、36分遅れとなった。、

ストーナーが、オープニングラップを制すると、ライバルたちを一気に引き離し、最後は2位に14.666秒差のアドバンテージを広げ、2戦連続シーズン4勝目を飾った。

ダニ・ペドロサは、オープニングラップから2番手をキープ。
4戦連続10度目の表彰台を獲得。

ポールポジションのロッシは、スタートで10番手まで後退したが、8ラップ目には、タイトル獲得に必要な4位にジャンプアップ。
15ラップ目には3番手を走行していたアンドレア・ドビツィオーソの転倒により、3位に浮上した。

サイティングラップ直前にエンジンが点火しなかったホルヘ・ロレンソは、2号車に乗り換えたことで、予定していた2ラップ目にピットレーンが閉まったことから、最後尾からのスタートを強いられたが、オープニングラップで8番手に浮上。最後までロッシを追いかけ、4位でゴール。

ヘイデン、バーミューレン、エリアス、メランドリ、カピロッシ、カリオがトップ10入り。

チャンピオンシップは、ロッシがロレンソに41ポイント差のアドバンテージを広げたことから、最終戦を残して、タイトル争いに終止符を打った。




1 C. STONER AUS Ducati Marlboro Team 47'24.834
2 D. PEDROSA SPA Repsol Honda Team + 14.666
3 V. ROSSI ITA Fiat Yamaha Team + 19.385
4 J. LORENZO SPA Fiat Yamaha Team + 25.850
5 N. HAYDEN USA Ducati Marlboro Team + 38.705
6 C. VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP + 41.061
7 T. ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini + 48.555
8 M. MELANDRI ITA Hayate Racing Team + 55.557
9 L. CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP + 1'00.303
10 M. KALLIO FIN Pramac Racing + 1'00.440
11 A. ESPARGARO SPA Pramac Racing + 1'01.655
12 A. DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini + 1'01.847
13 C. EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 + 1'10.778
14 G. TALMACSI HUN Scot Racing Team MotoGP + 1'15.851
15 J. TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 + 1'50.672
Not classified
A. DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team 7 Lap
R. DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP 20 Lap









250cc


気温31度。路面温度47度のドライコンディション。

今季2度目ポールポジションからスタートしたポイントリーダーの青山は、ランク2位マルコ・シモンセリとバトルを展開。
終盤には サーキットベストラップを連発し、タイトル獲得に大きく前進するポール・トゥ・ウインを決めた。

朝のウォームアップ走行を制したエクトル・バルベラは、シモンセリと同着。
最速ラップにより、2位を獲得した。

ルティは、オープニングラップに接触し、18番手まで後退したが、上位陣と変わらないラップタイムで巻き返し、今季最高位となる4位を獲得。

ファウベル、ヴィライロー、デボン、ペセック、バンドリーニが続いた。

復帰3戦目となった青山周平は、10位。

富沢祥也は、9番手まで浮上したが12ラップ目に転倒。
最後まで走り切って、16位だった。

序盤トップブループ走行中に転倒したバウティスタ、ディ・メッリオとクルーセルはリタイヤした。

チャンピオンシップは、青山とシモンセリとのポイント差が21に広がった。

*バルベラとシモンセリのベストラップ
H.バルベラ: 2分08秒087
M.シモンセリ: 2分08秒244










1 H. AOYAMA JPN Scot Racing Team 250cc 42'55.689
2 H. BARBERA SPA Pepe World Team + 6.397
3 M. SIMONCELLI ITA Metis Gilera + 6.397
4 T. LUTHI SWI Emmi - Caffe Latte + 14.871
5 H. FAUBEL SPA Honda SAG + 19.177
6 R. WILAIROT THA Thai Honda PTT SAG + 19.567
7 A. DEBON SPA Aeropuerto-Castello-Blusens + 20.255
8 L. PESEK CZE Auto Kelly - CP + 34.561
9 A. BALDOLINI ITA WTR San Marino Team + 50.937
10 S. AOYAMA JPN Racing Team Germany + 1'04.186
11 B. NEMETH HUN Balatonring Team + 1'08.917
12 K. ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing + 1'10.616
13 V. DEBISE FRA CIP Moto - GP250 + 1'17.945
14 B. CHESAUX SWI Matteoni Racing + 1'29.669
15 V. LEONOV RUS Viessmann Kiefer Racing + 1'43.536
16 S. TOMIZAWA JPN CIP Moto - GP250 1 Lap
Not classified
R. DE ROSA ITA Scot Racing Team 250cc 4 Lap
J. CLUZEL FRA Matteoni Racing 9 Lap
M. PASINI ITA Paddock GP Racing Team 9 Lap
M. DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team 250cc 12 Lap
A. BAUTISTA SPA Mapfre Aspar Team 14 Lap
R. LOCATELLI ITA Metis Gilera 15 Lap
A. PONS SPA Pepe World Team 18 Lap
I. TOTH HUN Team Toth Aprilia 19 Lap















125cc


気温33度。路面温度48度のドライコンディション。

2ラップ目にトップに立った2番グリッドのフリアン・シモンは、公式予選の転倒で右足を骨折した3番グリッドのブラドリー・スミスと優勝争いを展開。
1.114秒差で競り勝ち、新王者の貫禄を見せた。

グループによる3位争いは、朝のウォームアップ走行を制した5番グリッドのポル・エスパルガロが競り勝ち、ガデア、テロール、コルテセ、ラバット、イアンノーネ、オリベが続いた。

ウォームアップ走行で転倒を喫した中上貴昌は、17番グリッドからチームメイトのロレンソ・サネティとのバトルを展開。
僅少さで11位だった。

3位争いを展開していたポールポジションのマルケス、フォルガー、バスケス、コルシはリタイヤ。

小山知良は、オープニングラップで21番手に浮上したが、3ラップ目にリタイヤした。

チャンピオンシップは、5戦連続8度目の表彰台を獲得したスミスのランク2位が決定。

ランク3位のテロール、ランク4位のエスパルガロのポイント差が15に接近した。









1 J. SIMON SPA Bancaja Aspar Team 125cc 42'50.916
2 B. SMITH GBR Bancaja Aspar Team 125cc + 1.114
3 P. ESPARGARO SPA Derbi Racing Team + 6.293
4 S. GADEA SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 8.003
5 N. TEROL SPA Jack & Jones Team + 8.485
6 S. CORTESE GER Ajo Interwetten + 10.188
7 E. RABAT SPA Blusens Aprilia + 15.114
8 A. IANNONE ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 22.151
9 J. OLIVE SPA Derbi Racing Team + 26.388
10 L. ZANETTI ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 27.113
11 T. NAKAGAMI JPN Ongetta Team I.S.P.A. + 27.859
12 M. RANSEDER AUT CBC Corse + 34.838
13 R. KRUMMENACHER SWI Degraaf Grand Prix + 41.829
14 D. AEGERTER SWI Ajo Interwetten + 42.433
15 L. SALOM SPA Jack & Jones Team + 51.635
16 E. ILIAS MAL Air Asia Team Malaysia + 59.854
17 C. BEAUBIER USA Red Bull KTM Moto Sport + 1'07.131
18 J. IWEMA NED Racing Team Germany + 1'14.171
19 J. KORNFEIL CZE Loncin Racing + 1'27.651
20 M. ZULFAHMI MAL Air Asia Team Malaysia + 1'58.779
21 B. LEIGH-SMITH AUS Degraaf Grand Prix + 2'06.062
22 Q. JACQUET FRA Matteoni Racing 1 Lap
Not classified
S. CORSI ITA Fontana Racing 2 Lap
J. ZARCO FRA WTR San Marino Team 2 Lap
E. VAZQUEZ SPA Derbi Racing Team 2 Lap
L. MARCONI ITA CBC Corse 5 Lap
L. VITALI ITA CBC Corse 6 Lap
M. MARQUEZ SPA Red Bull KTM Moto Sport 7 Lap
S. REDDING GBR Blusens Aprilia 9 Lap
J. FOLGER GER Ongetta Team I.S.P.A. 9 Lap
T. KOYAMA JPN Loncin Racing 17 Lap
Not finished 1st lap
S. BRADL GER Viessmann Kiefer Racing
D. WEBB GBR Degraaf Grand Prix