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全日本ロード MFJグランプリ 決勝

2010-10-31 20:03:53 | 全日本ロード 2010

2010年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦
 第42回MFJグランプリ SUPERBIKE RACE in SUZUKA

決勝 リザルト

■開催日:2010年10月31日(日)
■開催地:鈴鹿サーキット(5.821Km)
■周回数:1レース 14周
■出走台数:25台 ■完走台数:23台
■PP:秋吉 耕佑(2分06秒743/ホンダ)
■FL:レース1 秋吉耕佑(2分06秒635)




JSB1000

RACE 1

レース序盤は、秋吉耕佑、伊藤真一、中須賀克行の三つ巴のトップ争いが展開される。秋吉がペースを上げると、伊藤、中須賀が、それぞれ1秒ほどの差となり間隔が広がる。中須賀は必死に伊藤を追っていたが、9周目の逆バンクコーナーで無念の転倒。レース終盤に秋吉に伊藤が接近するが、ラストラップに再び、その差を広げた秋吉がトップでチェッカーフラッグを受け今季2勝目を挙げた。伊藤が2位、柳川が3位と続いた。高橋巧が4位、亀谷長純が5位、武田雄一が6位となった。

ポイントリーダーには柳川が立ち、0.5ポイント差で秋吉と高橋巧が続くという前代未聞の状態でレース2を迎えることになった。

RESULT

WEATHER : Cloudy COURSE : Dry

1 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda 29'48.962
2 伊藤 真一 KeihinKoharaR.T. Honda 29'52.036
3 柳川 明 TEAM GREEN Kawasaki 30'10.061
4 高橋 巧 MuSASHiRTハルク・プロ Honda 30'18.739
5 亀谷 長純 Honda DREAM RT 桜井ホンダ Honda 30'28.639

6 武田 雄一 TAIRA Racing Yamaha 30'38.864
7 出口 修 PLOT PANTHERA Suzuki 30'39.774
8 芹沢 太麻樹 エヴァンゲリオンRT初号機TRICK☆STAR Kawasaki 30'40.353
9 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki 30'57.921
10 高橋 英倫 BEET RACING Kawasaki 31'17.932

11 東村 伊佐三 RS-ITOH&ASIA Kawasaki 31'19.271
12 谷 誠士郎 BMS RACING Honda 31'19.633
13 北口 浩二 クラウン警備保障RACING Honda 31'21.981
14 戸田 隆 G-TRIBE BMW 31'22.625
15 久保山 正朗 Honda浜友会浜松エスカルゴ Honda 31'25.500

16 高田 速人 Tras&NKB+881OR BMW 31'28.099
17 鈴木 大五郎 BKライディングスクール Suzuki 31'31.923
18 中村 知雅 中村Eng&ジャパンプランニング Honda 31'33.353
19 清水 郁巳 ホンダドリームRT高崎 B’WISE R.T Honda 31'33.427
20 藤田 拓哉 DOG FIGHT RACING Yamaha 31'36.435

21 宇佐見 保弘 チーム・エッチングファクトリー Yamaha 31'53.317
22 原田 洋孝 R.S.ガレージハラダ姫路 Kawasaki 32'06.340
23 佐藤 大輔 ロケットケロタン+ネオラグーナ Honda 32'07.025
24 澤村 元章 磐田レーシングファミリー Yamaha 29'54.248(-1Lap)
25 田村 武士 角力斗雲&J'Sおやじ組 Suzuki 29'55.566(-1Lap)

以下フィニッシュライン不通過:

26 吉田 光弘 ホンダ 緑陽会熊本レーシング Honda 13 29'46.288(- 1Lap)

以上 規定周回数完走:

  中須賀 克行 YSPRacingTeamwithTRC Yamaha 17'03.466 -6Laps
  大貫 貴彦 ロケットケロタン+ネオラグーナ Honda 6'57.324  -11Laps

レース中のベストタイムは № 64 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda 2'06.635 3/14 165.48km/h
規定周回数 9
MFJ国内競技規則 ロードレース競技規則17-4-11(スタートディレイド)により、レース周回数を14周とした。





RACE 2

ウエットレースとなったRace2は、オープニングラップから独走態勢を築いた秋吉耕佑が伊藤真一の追撃を振り切りトップでチェッカー。最終戦MFJグランプリでダブルウインを達成! 大逆転で全日本チャンピオンに輝いた。伊藤は卒業レースを2位でゴール。3位に中須賀が入り、波乱のシーズンを終えた。

RESULT

WEATHER: Rain COURSE : Wet

1 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda 35'57.209
2 伊藤 真一 KeihinKoharaR.T. Honda 36'08.388
3 中須賀 克行 YSP Racing Team with TRC Yamaha 36'17.772
4 柳川 明 TEAM GREEN Kawasaki 36'23.970
5 亀谷 長純 Honda DREAM RT桜井ホンダ Honda 36'42.698

6 武田 雄一 Taira Racing Yamaha 37'40.734
7 芹沢 太麻樹 エヴァンゲリオンRT初号機TRICK☆STAR Kawasaki 37'46.457
8 出口 修 PLOT PANTHERA Suzuki 37'55.361
9 谷 誠士郎 BMS RACING Honda 37'55.526
10 東村 伊佐三 RS-ITOH&ASIA Kawasaki 38'09.540

11 高田 速人 Tras&NKB+8810R BMW 38'16.118
12 高橋 英倫 BEET RACING Kawasaki 38'19.921
13 高橋 巧 MuSASHiRTハルク・プロ Honda 35'59.897(-1Lap)
14 久保山 正朗 Honda浜友会浜松エスカルゴ Honda 36'08.767(-1Lap)
15 戸田 隆 G-TRIBEBS BMW 36'27.915(-1Lap)

16 北口 浩二 クラウン警備保障RACING Honda 36'27.931(-1Lap)
17 原田 洋孝 R.S.ガレージハラダ姫路 Kawasaki 36'59.195(-1Lap)
18 宇佐見 保弘 チーム・エッチングファクトリー Yamaha 36'59.378(-1Lap)
19 吉田 光弘 Honda緑陽会熊本レーシング Honda 36'59.807(-1Lap)
20 今野 由寛 MotoMapSUPPLY Suzuki 37'02.224(-1Lap)

21 澤村 元章 磐田レーシングファミリー Yamaha 38'01.399(-1Lap)
22 鈴木 大五郎 BKライディングスクール Suzuki 38'03.798(-1Lap)
23 藤田 拓哉 DOG FIGHT RACING Yamaha 38'21.179(-1Lap)

以上 規定周回数完走:

清水 郁巳 ホンダドリームRT高崎B'WISER.T Honda 18'55.782 -8Laps
中村 知雅 中村Eng&ジャパンプランニング Honda 13'16.959 -10Laps
佐藤 大輔 SRFクラブRAIJO+1.5 Honda -15Laps

大貫 貴彦 ロケットケロタン+ネオラグーナ Honda 出走せず
田村 武士 テイクアップOIRF Suzuki 出走せず

レース中のベストタイムは#64 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda 2'20.777 3/15 148.86km/h
規定周回数 11
ペナルティ/No.634(高橋 巧) MFJ国内競技規則 ロードレース競技規則21-1-1(ダブルチェッカー)の違反により、訓戒を科した。





ST600

タイトルを争う大崎誠之と山口辰也によるマッチレースとなった最終戦。最終ラップまでテール to ノーズで続いたバトルは大崎が山口を抑えきり2連勝! 19位以内に入ればよかった山口だったが最後まで攻めの走りを見せ2位にでゴールし、チャンピオンを決定した。3位争いは、中冨伸一と大木崇行が、やはり最終ラップまで繰り広げていたが、中冨が制してゴールした。



決勝結果

WEATHER: Cloudy COURSE : Dry

1 75 大崎 誠之 ヤマハ YZF-R6 SP忠男レーシングチーム 12 26'53.409 155.86km/h
2 30 山口 辰也 ホンダ CBR600RR モリワキクラブ 12 26'54.020 0.611 R
3 2 中冨 伸一 ヤマハ YZF-R6 HiTMAN RC甲子園ヤマハ 12 26'56.829 3.42
4 34 大木 崇行 ヤマハ YZF-R6 Team ARA 虎の穴 12 26'57.096 3.687
5 14 津田 拓也 スズキ GSX-R600 WestPower 12 27'14.704 21.295

6 35 中山 真太郎 ホンダ CBR600RR ATU.AKI team しんたろう with KRT 12 27'15.266 21.857
7 73 中上 貴晶 ホンダ CBR600RR MuSASHi RTハルク・プロ 12 27'15.365 21.956
8 634 小林 龍太 ホンダ CBR600RR MuSASHi RTハルク・プロ 12 27'19.987 26.578
9 11 渡辺 一馬 ホンダ CBR600RR CLUB PLUS ONE 12 27'20.068 26.659
10 3 佐藤 裕児 ヤマハ YZF-R6 HiTMAN RC甲子園ヤマハ 12 27'20.652 27.243

11 56 岡村 光矩 ホンダ CBR600RR RSGレーシング&フィービー 12 27'29.777 36.368
12 99 野田 弘樹 ホンダ CBR600RR テルル・ハニービーレーシング 12 27'29.939 36.53
13 77 岡嶋 晋也 カワサキ ZX-6R RS-ITOHGTMM丸進金属 12 27'45.277 51.868
14 78 波多野 祐樹 カワサキ ZX-6R GRACERACING TEAM 12 27'46.003 52.594
15 81 佐藤 周 カワサキ ZX-6R MST★TAMITON-R 12 28'22.184 1'28.775

16 27 中津原 尚宏 ホンダ CBR600RR 研友会栃木PGレーシング 12 28'27.158 1'33.749
17 91 中山 智博 カワサキ ZX-6R RS-ITOH 12 28'27.359 1'33.950
18 44 斉藤 一輝 ホンダ CBR600RR ウイングヨシイRC 12 28'50.951 1'57.542

以上 規定周回数完走:

87 大田 雅裕 カワサキ ZX-6R KENクラブ 8 27'51.492 4Laps
31 岩崎 哲朗 カワサキ ZX-6R RS-ITOH&ASIA 7 15'53.436 5Laps
39 阿久津 晃輝 ヤマハ YZF-R6 2りんかんRT & DOG FIGHT R 5 12'34.654 7Laps
13 関口 太郎 ホンダ CBR600RR Team TARO PLUS ONE 4 10'21.867 8Laps
26 稲垣 誠 ヤマハ YZF-R6 AKENO SPEED 1 2'16.370 11Laps
6 岩田 悟 ホンダ CBR600RR TSR 1 2'19.962 11Laps
62 横江 竜司 ヤマハ YZF-R6 RT 森のくまさん佐藤塾 1 2'20.498 11Laps

"R"マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは 2'14.170
レース中のベストタイムは#30 山口 辰也 モリワキクラブ 2'13.702 6/12 156.73km/h
規定周回数 9





J-GP2

J-JP2の決勝が始まると、雨がぱらつきはじめる。
 宇井陽一がホールショットを決め、小西良輝、野田弘樹、高橋江紀、山口辰也と続くが、野田、山口がオープニングラップでポジションを上げ、宇井、野田、山口がトップグループを形成する。
 4周目に入ったところで、雨足が強くなったことから赤旗が提示され、レースは中断。残り12周で2レース目が行われる。
 2レース目は完全なウエットレースとなった。1ヒート目の3周を終えた時点での順位がグリッドとなり、宇井、野田、山口がフロントロウ、高橋、小西、朝比奈正がセカンドロウからスタート。
 野田と山口が1周目からバトルを繰り広げ、小西、宇井が続く。4周目、S字コーナーで宇井が小西をパスするが、その後のスプーンカーブで宇井が痛恨のスリップダウン。戦線から離脱してしまう。
 ここからトップ争いは野田と山口の一騎打ちとなる。最終ラップまでもつれ込んだバトルを制した野田が初優勝。山口は2位でゴールした。小西は単独の3位で、J-GP2クラスの初代チャンピオンに輝いた。


決勝結果

WEATHER : Rain COURSE : Wet

Pos. No. Rider Type Team Laps 2nd Race Time Delay 1st 2nd
1 99 野田 弘樹 ホンダ CBR600RR テルル・ハニービーレーシング 15 29'47.944 3 12
2 91 山口 辰也 ホンダ CBR600RR モリワキクラブ 15 29'48.181 0.237 3 12
3 73 小西 良輝 ホンダ CBR600RR MuSASHiRTハルク・プロ 15 30'51.483 1'03.539 3 12
4 56 及川 誠人 ヤマハ YZF-R6 伊藤レーシングGMDスズカ 15 31'14.197 1'26.253 3 12
5 93 高橋 江紀 ホンダ RBB6 バーニングブラッドRT 15 31'56.142 2'08.198 3 12
6 79 朝比奈 正 アサヒナ Z600 アサヒナレーシング 14 30'46.387 1Lap 3 11
7 70 中尾 健治 ヤマハ YZF-R6 レイラスポーツ 14 32'27.010 1Lap 3 11

以上 規定周回数完走:

41 宇井 陽一 ヤマハ YZF-R6 41PLAN/PRO-TEC 6 7'35.003 9Laps 3 3
82 清水 直樹 カワサキ ZX-6R MST☆TAMITON-R 4 3'54.124 11Laps 3 1

MFJ国内競技規則 ロードレース競技規則24-2-8を適用し、2つのレースの周回数を合計して順位を決定した。
周回数が同数の場合は、第2レースの結果を優先した。
レース中のベストタイムは#93 高橋 江紀 バーニングブラッドRT 2'19.895 2/15 149.80km/h
規定周回数 11





J-GP3

 ホールを奪った尾野弘樹と、仲城英幸が抜け出していたが、2台のバトルに日浦大治朗、菊池寛幸、篠崎佐助、大久保光、山田誓己、徳留真紀が追いつき、トップ争いは8台にふくれ上がる。
 ここから大久保、徳留が引き離され、レース中盤は6台によるトップ争いに。しかし8周目のシケインで山田と日浦が転倒。レースには復帰するものの、トップ争いからは脱落してしまう。
 その後は尾野、篠崎、菊池の3台のバトルとなる。接戦は最終ラップまで続き、130で2台を抜きトップに立った尾野がレースを制覇。2位に菊池、3位に篠崎が次いでチェッカーを受けた。4位は単独走行で仲城。5位は5台によるバトルを制した徳留。森俊也、野佐根航汰、浦本修充、藤井謙汰が続いてゴール。大久保光が10位でチェッカーを受け、今シーズンのチャンピオンを決めた。
 日浦は13位、山田は23位でチェッカーを受けている。


決勝結果

WEATHER: Cloudy COURSE : Dry

1 3 尾野 弘樹 ホンダ RS125 BATTLE FACTORY 28'23.076 147.65km/h
2 1 菊池 寛幸 ホンダ RS125 WHEELIEwith KRT 28'23.435 0.359
3 11 youth 1 篠崎 佐助 ヤマハ TZ125 チーム テック2 28'23.767 0.691
4 15 P 1 仲城 英幸 ホンダ HP25RW Projectμ7C HARC 28'27.842 4.766
5 4 徳留 真紀 ホンダ RS125 チームアライアンス&ハルクプロ 28'29.810 6.734

6 91 youth 2 森 俊也 ホンダ RS125R racing sayama 28'30.218 7.142
7 77 youth 3 野左根 航汰 ヤマハ TZ125 ウェビックチームノリックヤマハ 28'30.730 7.654
8 13 youth 4 浦本 修充 ホンダ RS125R MuSASHi RT ハルク・プロ 28'30.838 7.762
9 17 youth 5 藤井 謙汰 ホンダ RS125R TSR 28'30.888 7.812
10 6 youth 6 大久保 光 ホンダ RS125R 18 GARAGE RACING TEAM. 28'33.259 10.183

11 12 youth 7 長島 哲太 ホンダ RS125R Projectμ7C HARC 28'33.370 10.294
12 29 youth 8 渡辺 陽向 ホンダ RS125R Projectμ7C HARC 28'34.017 10.941
13 9 youth 9 日浦 大治朗 ホンダ RS125R Team NOBBY 28'48.447 25.371
14 21 youth 10 中本 翔 ホンダ RS125R リリカAMENA with OUTRUN 28'53.840 30.764
15 7 矢作 雄馬 ホンダ RS125R ENDURANCE 28'53.885 30.809

16 61 今中 満 ホンダ RS125R team RISKY 28'58.764 35.688
17 23 鎌田 悟 ホンダ RS125R ENDURANCE + 桶川スポーツランド 28'58.991 35.915
18 76 高杉 奈緒子 ホンダ RS125R モトバムWithヒポポタマス 28'59.089 36.013
19 28 大塚 卓也 ホンダ RS125R HondaブルーヘルメットMSC 29'15.683 52.607
20 37 川瀬 啓一郎 ホンダ RS125R KOHSAKA+バックヤードガレージ 29'16.571 53.495

21 27 天野 邦博 ホンダ RS125R Honda狭山レーシングチーム 29'17.113 54.037
22 74 毛利 雅己 ホンダ RS125R チーム KOHSAKA 29'17.172 54.096
23 5 山田 誓己 ホンダ RS125R TEAM PLUS ONE 29'19.368 56.292
24 35 大西 隼 ホンダ RS125R Projectμ7C HARC 29'33.119 1'10.043

以上 規定周回数完走:

71 安村 武志 ヤマハ TZ125 チーム テック2 4 9'43.786 8Laps
31 中山 翔太 ホンダ RS125R TEAM TECHNICA 0 12Laps
10 youth 山本 剛大 ホンダ RS125R Team NOBBY 出走せず

レース中のベストタイムは#5 山田 誓己 TEAM PLUS ONE 2'20.664 4/12 148.98km/h
規定周回数 9



全日本ロード MFJグランプリ 予選

2010-10-31 11:15:55 | 全日本ロード 2010


2010年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦
 第42回MFJグランプリ SUPERBIKE RACE in SUZUKA

公式予選リザルト

鈴鹿サーキット(5.821Km)



JSB1000

最終戦MFJグランプリは2レース制で、ボーナスポイントが3ポイント加算される。
引退を表明している伊藤真一選手も計算上はチャンピオンの可能性が残されており、誰が勝つのか見どころの多い最終戦となっている。

レース1のグリッドは、ノックアウト方式最初のセッションQ1で決まる。
路面は、朝のウェット路面から予選が進むにつれ乾いていく難しいコンディション。
JSB1000の予選時は、ウェットパッチが残っているものの、各車スリックでコースインした。
このセッションを制したのは、秋吉耕祐。以下、中須賀、伊藤、柳川、武田、出口と続いた。

Q2は、秋吉、伊藤、中須賀、柳川の順。
Q3は、秋吉、伊藤、亀谷、柳川、中須賀の順となった。
中須賀は、Q3のコースイン直後にヘアピンで転倒。Tカーに乗り換えて走行を続けたが5番手となった。


秋吉耕祐
「S字コーナーもかなり濡れている部分があって、危ない思いをしていたけれど、コースレコード更新を目指して走りました。レースは、伊藤さんとマッチレースになればおもしろいですね。タイトルは、獲れるものなら獲りたいですけれど自力で獲れる状況ではないので、とにかく2レースとも勝つことだけを考えています。
オートバイが2台あって、1台をドライセッティング、もう1台をウエットセッティングにして走ってたんですけれど、Q1をドライセッティングで走ったら、あまりグリップがよくなかったので、レイン用に乗り換えて、それでアタックを最後まで行いました。タイムも徐々に上がってきて、うまく走れたんじゃないかなと思います。Q3は決勝に向けてタイヤをいろいろ試したかったのでタイヤを確認できてよかったと思います。予選のような中途半端な状況はイヤなのでレースは、ドライならドライ、レインならレインで走りたいですね。ドライなら、もてぎのような戦いになると思いますが、全開で走るだけです。」

中須賀克行
「トップは6秒台に入ってくると思っていたので多少のリスクを覚悟して攻めていきましたが、濡れている部分にフロントを取られて転倒してしまいました。まぁ2列目までに並んでいればスタートを決めれば大丈夫。レースはドライになりそうなので、しっかりマシンの状態を把握して勝ちたいですね」

伊藤真一
「マシンは、まだ完璧とはいえない。今回も決勝朝のウォームアップも使ってセットを詰めていくよ。レースは秋吉くんはもちろん、中須賀くんも来るので、逃げることはできないと思う。ただ、まだまだ余裕があるので、そこを出し切ればいいレースができると思う」



予選結果(Race1 決勝)

WEATHER: Cloudy  COURSE : Dry

1 64 秋吉 耕佑 ホンダ CBR1000RR F.C.C.TSR Honda 2'09.059 162.37km/h
2 1 中須賀 克行 ヤマハ YZF-R1 YSPRacingTeamwithTRC 2'10.005 0.946
3 33 伊藤 真一 ホンダ CBR1000RR KeihinKoharaR.T. 2'10.701 1.642

4 87 柳川 明 カワサキ ZX-10R TEAM GREEN 2'12.032 2.973
5 54 武田 雄一 ヤマハ YZF-R1 Taira Racing 2'12.923 3.864
6 48 出口 修 スズキ GSX-R1000 PLOT PANTHERA 2'13.113 4.054

7 6 亀谷 長純 ホンダ CBR1000RR Honda DREAM RT 桜井ホンダ 2'13.506 4.447
8 01 芹沢 太麻樹 カワサキ ZX-10R エヴァンゲリオンRT初号機TRICK☆STAR 2'14.408 5.349
9 634 高橋 巧 ホンダ CBR1000RR MuSASHiRTハルク・プロ 2'14.835 5.776

10 99 戸田 隆 BMW S1000RR G-TRIBE 2'17.781 8.722
11 69 谷 誠士郎 ホンダ CBR1000RR BMS RACING 2'17.806 8.747
12 16 東村 伊佐三 カワサキ ZX-10R RS-ITOH&ASIA 2'18.035 8.976

13 32 今野 由寛 スズキ GSX-R1000 MotoMap SUPPLY 2'18.041 8.982
14 27 久保山 正朗 ホンダ CBR1000RR Honda浜友会浜松エスカルゴ 2'18.882 9.823
15 51 高橋 英倫 カワサキ ZX-10R BEET RACING 2'19.153 10.094

16 36 鈴木 大五郎 スズキ GSX-R1000 BKライディングスクール 2'19.311 10.252
17 83 中村 知雅 ホンダ CBR1000RR 中村Eng&ジャパンプランニング 2'19.644 10.585
18 17 清水 郁巳 ホンダ CBR1000RR ホンダドリームRT高崎B'WISER.T 2'20.201 11.142

19 73 佐藤 大輔 ホンダ CBR1000RR SRFクラブRAIJO+1.5 2'21.110 12.051
20 20 吉田 光弘 ホンダ CBR1000RR Honda緑陽会熊本レーシング 2'21.571 12.512
21 28 高田 速人 BMW S1000RR Tras&NKB+8810R 2'22.341 13.282

22 88 藤田 拓哉 ヤマハ YZF-R1 DOG FIGHT RACING 2'22.802 13.743

以上予選通過車両:

23 81 北口 浩二 ホンダ CBR1000RR クラウン警備保障RACING 2'22.998 13.939
24 25 原田 洋孝 カワサキ ZX-10R R.S.ガレージハラダ姫路 2'23.081 14.022
25 72 大貫 貴彦 ホンダ CBR1000RR ロケットケロタン+ネオラグーナ 2'23.432 14.373
26 50 宇佐見 保弘 ヤマハ YZF-R1 チーム・エッチングファクトリー 2'23.657 14.598
27 62 澤村 元章 ヤマハ YZF-R1 磐田レーシングファミリー 2'25.087 16.028
28 84 田村 武士 スズキ GSX-R1000 テイクアップOIRF 2'26.379 17.320

予選通過基準タイム(110%) 2'22.913

※ノックアウト方式Q1で、レース1のグリッドが決定



予選結果(Race2 決勝)

WEATHER: Cloudy  COURSE : Dry

1 64 秋吉 耕佑 ホンダ CBR1000RR F.C.C.TSR Honda 2'06.743 163.11km/h
2 33 伊藤 真一 ホンダ CBR1000RR KeihinKoharaR.T. 2'06.841 0.098
3 6 亀谷 長純 ホンダ CBR1000RR Honda DREAM RT 桜井ホンダ 2'08.788 2.045

4 87 柳川 明 カワサキ ZX-10R TEAM GREEN 2'09.080 2.337
5 1 中須賀 克行 ヤマハ YZF-R1 YSPRacingTeamwithTRC 2'09.283 2.540
6 634 高橋 巧 ホンダ CBR1000RR MuSASHiRTハルク・プロ 2'10.070 3.327

7 48 出口 修 スズキ GSX-R1000 PLOT PANTHERA 2'10.461 3.718
8 54 武田 雄一 ヤマハ YZF-R1 Taira Racing 2'11.026 4.283
9 01 芹沢 太麻樹 カワサキ ZX-10R エヴァンゲリオンRT初号機TRICK☆STAR 2'12.548 5.805

10 32 今野 由寛 スズキ GSX-R1000 MotoMap SUPPLY 2'12.798 6.055
11 27 久保山 正朗 ホンダ CBR1000RR Honda浜友会浜松エスカルゴ 2'14.585 7.842
12 69 谷 誠士郎 ホンダ CBR1000RR BMS RACING 2'15.488 8.745

以上 Q3にて決定:

13 51 高橋 英倫 カワサキ ZX-10R BEET RACING 2'15.282
14 16 東村 伊佐三 カワサキ ZX-10R RS-ITOH&ASIA 2'15.401
15 28 高田 速人 BMW S1000RR Tras&NKB+8810R 2'16.230

16 99 戸田 隆 BMW S1000RR G-TRIBE 2'16.464
17 17 清水 郁巳 ホンダ CBR1000RR ホンダドリームRT高崎B'WISER.T 2'16.537
18 36 鈴木 大五郎 スズキ GSX-R1000 BKライディングスクール 2'17.005

19 83 中村 知雅 ホンダ CBR1000RR 中村Eng&ジャパンプランニング 2'17.593
20 88 藤田 拓哉 ヤマハ YZF-R1 DOG FIGHT RACING 2'17.852
21 20 吉田 光弘 ホンダ CBR1000RR Honda緑陽会熊本レーシング 2'17.970

22 73 佐藤 大輔 ホンダ CBR1000RR SRFクラブRAIJO+1.5 2'20.333

以上 Q2にて決定:

以下 Q1にて決定:
以下予選不通過車両:

23 81 北口 浩二 ホンダ CBR1000RR クラウン警備保障RACING 2'22.998
24 25 原田 洋孝 カワサキ ZX-10R R.S.ガレージハラダ姫路 2'23.081
25 72 大貫 貴彦 ホンダ CBR1000RR ロケットケロタン+ネオラグーナ 2'23.432
26 50 宇佐見 保弘 ヤマハ YZF-R1 チーム・エッチングファクトリー 2'23.657
27 62 澤村 元章 ヤマハ YZF-R1 磐田レーシングファミリー 2'25.087
28 84 田村 武士 スズキ GSX-R1000 テイクアップOIRF 2'26.379




ST600

ST600の予選は、雨は上がったもののコースコンディションはフルウェット。

ダンロップを履く大崎が2分24秒922でポールポジションを獲得した。

2番手は稲垣誠-PIの2分26秒476。3番手は山口辰也-PIの2分27秒392。
以下、中山真太郎-PI、大木崇行-PI、中上貴晶-BS、関口太郎-BS、渡辺一馬-BS、小林龍太-BS、岩崎哲朗-PI、野田弘樹-BS、津田拓也-PI、横江竜司-BS、中冨伸一-DLと続く。
稲垣はチェッカー直前にデグナーカーブ出口で転倒した。

大崎誠之
「第4戦SUGOからダンロップの新型レインタイヤをずっと試したかったけれど、事前テストも雨が降らず今回、初めて履いた。それが、すごくフィーリングがよくてグリップもいい。雨は得意なので、普通に走れば上の方にいけるとは思っていたけれど、ここまで(2番手と)差がつくとは自分でもびっくりしました。稲垣くんは、前日の合同走行でも集中力でポンとタイムを出してきたのはサスガだなと思った。決勝も稲垣くんと(山口)辰也くんが来ると思うが、できれば3台で争いたい。一発タイムは、かなわないかもしれないけれど、レース後半はいける自信があるので、前回みたいに、いいところでスパートして逃げられたらいいなと思います。あとは相手の出方を伺いながら組み立てていきたいですね」



予選結果

WEATHER: Cloudy COURSE : Wet

1 75 大崎 誠之 ヤマハ YZF-R6 SP忠男レーシングチーム 2'24.922 144.60km/h 12/14
2 26 稲垣 誠 ヤマハ YZF-R6 AKENO SPEED 2'26.476 1.554 1.554 9/9
3 30 山口 辰也 ホンダ CBR600RR モリワキクラブ 2'27.392 2.470 0.916 10/10

4 35 中山 真太郎 ホンダ CBR600RR ATU.AKI team しんたろう with KRT 2'28.019 3.097 0.627 12/12
5 34 大木 崇行 ヤマハ YZF-R6 Team ARA 虎の穴 2'28.025 3.103 0.006 13/13
6 73 中上 貴晶 ホンダ CBR600RR MuSASHi RTハルク・プロ 2'28.554 3.632 0.529 12/13

7 13 関口 太郎 ホンダ CBR600RR Team TARO PLUS ONE 2'29.137 4.215 0.583 11/11
8 11 渡辺 一馬 ホンダ CBR600RR CLUB PLUS ONE 2'29.140 4.218 0.003 14/14
9 634 小林 龍太 ホンダ CBR600RR MuSASHi RTハルク・プロ 2'29.396 4.474 0.256 11/13

10 31 岩崎 哲朗 カワサキ ZX-6R RS-ITOH&ASIA 2'29.499 4.577 0.103 13/13
11 99 野田 弘樹 ホンダ CBR600RR テルル・ハニービーレーシング 2'30.122 5.200 0.623 10/11
12 14 津田 拓也 スズキ GSX-R600 WestPower 2'30.265 5.343 0.143 12/12

13 62 横江 竜司 ヤマハ YZF-R6 RT 森のくまさん佐藤塾 2'30.388 5.466 0.123 12/12
14 2 中冨 伸一 ヤマハ YZF-R6 HiTMAN RC甲子園ヤマハ 2'30.652 5.730 0.264 13/13
15 78 波多野 祐樹 カワサキ ZX-6R GRACERACING TEAM 2'30.851 5.929 0.199 11/11

16 6 岩田 悟 ホンダ CBR600RR TSR 2'31.073 6.151 0.222 11/11
17 3 佐藤 裕児 ヤマハ YZF-R6 HiTMAN RC甲子園ヤマハ 2'31.398 6.476 0.325 13/13
18 56 岡村 光矩 ホンダ CBR600RR RSGレーシング&フィービー 2'31.794 6.872 0.396 4/5

19 87 大田 雅裕 カワサキ ZX-6R KENクラブ 2'31.927 7.005 0.133 12/12
20 27 中津原 尚宏 ホンダ CBR600RR 研友会栃木PGレーシング 2'32.162 7.240 0.235 8/10
21 81 佐藤 周 カワサキ ZX-6R MST★TAMITON-R 2'33.428 8.506 1.266 11/11

22 44 斉藤 一輝 ホンダ CBR600RR ウイングヨシイRC 2'34.391 9.469 0.963 12/13
23 39 阿久津 晃輝 ヤマハ YZF-R6 2りんかんRT & DOG FIGHT R 2'36.938 12.016 2.547 2/4
24 91 中山 智博 カワサキ ZX-6R RS-ITOH 2'37.586 12.664 0.648 8/12

25 77 岡嶋 晋也 カワサキ ZX-6R RS-ITOHGTMM丸進金属 2'37.923 13.001 0.337 6/6

以上予選通過車両:

26 49 須磨 貞仁 スズキ GSX-R600 H.M.F 2'56.134 31.212 18.211 2/2

予選通過基準タイム ( 110 % ) 2'39.414




J-GP2

J-GP2は、最終戦も単独開催となった。
路面はライン上がドライとなり、途中、スリックタイヤに交換した宇井陽一が、2分22秒121でクラス初のポールポジションを獲得した。
2番手は、野田弘樹。3番手は、小西良輝。
以下、清水直樹、高橋江紀、山口辰也となった。


宇井陽一
「濡れた路面をスリックタイヤで走ることはグランプリの経験で慣れているし、スリックが水の上でも、オートバイの動かし方ひとつでグリップするようになるのを知っていたので、早めにスリックに履きかえたのですが、意外と(路面が)乾くのが遅かった。コースに出て2、3周はドキドキしたけれど、そのうちタイヤも暖まってきた。残り5、6分で、リアを少しやわらかいタイヤに換えたら、日が出てきて急激に乾いてきた。あれ以上乾いてしまうと、ボクのマシンは震度5弱のチャタリングに襲われ始めるので“乾くな、このままいってくれ!”と思っていました(笑)。決勝は来年に向けてのデータを集めるためにも、サスペンションのセッティングをガラッと変えて挑むつもりです」



予選結果

WEATHER: Cloudy COURSE : Wet

1 41 宇井 陽一 ヤマハ YZF-R6 41PLAN/PRO-TEC 2'22.121 147.45km/h
2 99 野田 弘樹 ホンダ CBR600RR テルル・ハニービーレーシング 2'22.351 0.230
3 73 小西 良輝 ホンダ CBR600RR MuSASHiRTハルク・プロ 2'24.564 2.443
4 82 清水 直樹 カワサキ ZX-6R MST☆TAMITON-R 2'25.358 3.237
5 93 高橋 江紀 ホンダ RBB6 バーニングブラッドRT 2'25.542 3.421
6 91 山口 辰也 ホンダ CBR600RR モリワキクラブ 2'25.822 3.701
7 56 及川 誠人 ヤマハ YZF-R6 伊藤レーシングGMDスズカ 2'31.012 8.891
8 79 朝比奈 正 アサヒナ Z600 アサヒナレーシング 2'31.191 9.070

以上予選通過車両:

9 70 中尾 健治 ヤマハ YZF-R6 レイラスポーツ 2'37.260 15.139
55 生形 秀之 スズキ GSX-R600 エスパルスドリームレーシング 出走せず

予選通過基準タイム ( 110 % ) 2'36.333




J-GP3

予選は、徐々に路面状況が回復していく難しいコンディション。
山本剛大がポールポジションを獲得。山本はベストタイムを出した翌周に、更にタイム更新を狙っていたがシケインで転倒した。
以下、日浦大治朗、尾野弘樹、仲城英幸、篠崎佐助、山田誓己、菊池寛幸、大久保光、徳留真紀、渡辺陽向、長島哲太、野佐根航汰と続いている。

山本剛大
「今回のレースはチャンピオン争いが関係ないので、とにかく自分としては攻めのレースがしたいと思っていました。予選は難しいコンディションだったのですが、その中でベストの走りをしようとトライしました。非常にマシンの仕上がりもよく、まだまだ攻め込める状況だったのですが、シケインの入り口で少し行き過ぎて転倒してしまいました。うまくリカバリーできれば、もう少しタイムを詰めることができると思ったので、そういう意味でも残念です。足が痛むのでレースに出られるかは分からないのですが、チームスタッフが出られるようにサポートしてくれているので、なんとかグリッドには並びたいと思っています」



予選結果

WEATHER: Cloudy COURSE : Wet

1 10 youth 1 山本 剛大 ホンダ RS125R Team NOBBY 2'27.678 141.90km/h 11/11
2 9 youth 2 日浦 大治朗 ホンダ RS125R Team NOBBY 2'29.043 1.365 1.365 10/10
3 3 尾野 弘樹 ホンダ RS125 BATTLE FACTORY 2'29.292 1.614 0.249 8/8

4 15 P 1 仲城 英幸 ホンダ HP25RW Projectμ7C HARC 2'30.358 2.68 1.066 14/14
5 11 youth 3 篠崎 佐助 ヤマハ TZ125 チーム テック2 2'30.744 3.066 0.386 11/13
6 5 山田 誓己 ホンダ RS125R TEAM PLUS ONE 2'31.021 3.343 0.277 13/13

7 1 菊池 寛幸 ホンダ RS125 WHEELIEwith KRT 2'31.202 3.524 0.181 11/11
8 6 youth 4 大久保 光 ホンダ RS125R 18 GARAGE RACING TEAM. 2'31.525 3.847 0.323 12/12
9 4 徳留 真紀 ホンダ RS125 チームアライアンス&ハルクプロ 2'31.601 3.923 0.076 13/14

10 29 youth 5 渡辺 陽向 ホンダ RS125R Projectμ7C HARC 2'31.763 4.085 0.162 14/14
11 12 youth 6 長島 哲太 ホンダ RS125R Projectμ7C HARC 2'31.817 4.139 0.054 12/12
12 77 youth 7 野左根 航汰 ヤマハ TZ125 ウェビックチームノリックヤマハ 2'32.116 4.438 0.299 13/13

13 21 youth 8 中本 翔 ホンダ RS125R リリカAMENA with OUTRUN 2'32.310 4.632 0.194 11/12
14 61 今中 満 ホンダ RS125R team RISKY 2'32.339 4.661 0.029 14/14
15 71 安村 武志 ヤマハ TZ125 チーム テック2 2'32.459 4.781 0.12 11/12

16 23 鎌田 悟 ホンダ RS125R ENDURANCE + 桶川スポーツランド 2'32.686 5.008 0.227 13/13
17 13 youth 9 浦本 修充 ホンダ RS125R MuSASHi RT ハルク・プロ 2'33.649 5.971 0.963 9/9
18 74 毛利 雅己 ホンダ RS125R チーム KOHSAKA 2'33.946 6.268 0.297 12/12

19 7 矢作 雄馬 ホンダ RS125R ENDURANCE 2'35.082 7.404 1.136 12/12
20 76 高杉 奈緒子 ホンダ RS125R モトバムWithヒポポタマス 2'35.405 7.727 0.323 11/11
21 31 中山 翔太 ホンダ RS125R TEAM TECHNICA 2'35.808 8.13 0.403 7/10

22 91 youth 10 森 俊也 ホンダ RS125R racing sayama 2'36.292 8.614 0.484 13/13
23 17 youth 11 藤井 謙汰 ホンダ RS125R TSR 2'36.629 8.951 0.337 11/12
24 35 大西 隼 ホンダ RS125R Projectμ7C HARC 2'37.286 9.608 0.657 11/12

25 37 川瀬 啓一郎 ホンダ RS125R KOHSAKA+バックヤードガレージ 2'37.435 9.757 0.149 13/13
26 27 天野 邦博 ホンダ RS125R Honda狭山レーシングチーム 2'39.142 11.464 1.707 12/12
27 28 大塚 卓也 ホンダ RS125R HondaブルーヘルメットMSC 2'39.233 11.555 0.091 11/13

以上予選通過車両:

予選通過基準タイム ( 110 % ) 2'42.445

ペナルティ/No.3 特別規則第23条(スタート練習)の違反により、罰金10,000円を科した。


MotoGP : 第17戦 ポルトガルGP 予選

2010-10-31 09:29:58 | MotoGP 2010
GRANDE PREMIO DE PORTUGAL

Estoril



MotoGP 2010 第17戦 ポルトガルGP 予選 リザルト&コメント




■開催日:2010年10月30日(土)2日目結果
■開催地:ポルトガル/エストリル(4.182km)
■コースコンディション:ウエット
■PP:J・ロレンソ(1分48秒522/ヤマハ)


エストリルは悪天候に見舞われ、午後からは走行不可能と判断され公式予選はキャンセル。そのため、これまでのフリー走行3本のタイムを合わせてグリッドが決定した。




MotoGP Qualifying Practice



 ポルトガルGP、2日目の予選は、激しい雨によるコースコンディション不良により、セッションがディレイとなり、全クラスの予選セッションが中止された。
それにより、3回のフリープラクティスの総合結果でグリッドが決められることになった。

 MotoGPクラスの予選に先立ち125の予選が行われる予定だったが、雨で125の予選は最後に回される事になり、MotoGP予選は当初のスケジュールどおりに行なわれる予定だった。
しかし、現地時間の13時20分すぎにレースディレクションより、全クラスの予選中止の発表があった。

 この結果、ポールポジションは、1分48秒522のロレンソが獲得。ロレンソはFP2で記録したタイムでのPPとなる。FP3でもトップタイムを記録しているロレンソだったが、その直後に転倒した。

以下、2番手、1分48秒657で、ニッキー・ヘイデン
3番手、1分48秒883で、バレンティーノ・ロッシ。ここまでが、フロントロー。

トビチオーゾとバルベラ、青山博一、チェカが記録したタイムは、FP3で出したタイムとなり、他のライダーは全てFP2でのタイムとなる。




総合結果

1 J・ロレンソ Fiat Yamaha Team Yamaha 1'48.522
2 N・ヘイデン Ducati Marlboro Team Ducati 1'48.657 +0.135
3 V・ロッシ Fiat Yamaha Team Yamaha 1'48.883 +0.361
4 C・スト―ナー Ducati Marlboro Team Ducati 1'49.061 +0.539
5 B・スピース Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'49.721 +1.199

6 M・メランドリ San Carlo Honda Gresini Honda 1'49.784 +1.262
7 A・ドビツィオーゾ Repsol Honda Team Honda 1'50.007 +1.485
8 R・ド・ピュニエ LCR Honda MotoGP Honda 1'50.043 +1.521
9 C・エドワーズ Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'50.313 +1.791
10 M・シモンチェリ San Carlo Honda Gresini Honda 1'50.500 +1.978

11 A・エスパルガロ Pramac Racing Team Ducati 1'50.787 +2.265
12 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 1'50.824 +2.302
13 L・カピロッシ Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'51.518 +2.996
14 A・バウティスタ Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'52.734 +4.212
15 H・バルベラ Paginas Amarillas Aspar Ducati 1'53.131 +4.609
16 青山博一 Interwetten Honda MotoGP Honda 1'53.317 +4.795
17 C・チェカ Pramac Racing Team Ducati 1'53.933 +5.411


FP3

1 Jorge LORENZO SPA Fiat Yamaha Team Yamaha 306.4 1'48.853
2 Valentino ROSSI ITA Fiat Yamaha Team Yamaha 304.6 1'49.435 0.582 / 0.582
3 Andrea DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team Honda 294.7 1'50.007 1.154 / 0.572
4 Casey STONER AUS Ducati Team Ducati 307.3 1'50.081 1.228 / 0.074
55 Colin EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 289.9 1'50.313 1.460 / 0.232

6 Marco SIMONCELLI ITA San Carlo Honda Gresini Honda 297.3 1'50.500 1.647 / 0.187
7 Aleix ESPARGARO SPA Pramac Racing Team Ducati 287.9 1'50.787 1.934 / 0.287
8 Dani PEDROSA SPA Repsol Honda Team Honda 285.6 1'50.824 1.971 / 0.037
9 Marco MELANDRI ITA San Carlo Honda Gresini Honda 302.6 1'51.250 2.397 / 0.426
10 Loris CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 294.7 1'51.518 2.665 / 0.268

11 Ben SPIES USA Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 312.7 1'51.916 3.063 / 0.398
12 Alvaro BAUTISTA SPA Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 300.7 1'52.734 3.881 / 0.818
13 Nicky HAYDEN USA Ducati Team Ducati 301.7 1'53.018 4.165 / 0.284
14 Hiroshi AOYAMA JPN Interwetten Honda MotoGP Honda 279.4 1'53.317 4.464 / 0.299
15 Randy DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP Honda 298.9 1'53.537 4.684 / 0.220

16 Carlos CHECA SPA Pramac Racing Team Ducati 282.1 1'53.933 5.080 / 0.396
17 Hector BARBERA SPA Paginas Amarillas Aspar Ducati 282.4 1'54.073 5.220 / 0.140



Weather Conditions:

Track Condition: Wet
Air: 16º
Humidity: 77%
Ground: 16º

Records:

最速ラップ: Lap: 20 Jorge LORENZO 1'48.853 138.3 Km/h
Circuit Record Lap: 2009 Dani PEDROSA 1'36.937 155.3 Km/h
Best Lap: 2008 Jorge LORENZO 1'35.715 157.3 Km/h






Moto2 Qualifying Practice



Moto2クラスは、初日午後のFP2が、ドライコンディションだったため、この順位でグリッドが決まった。
PPを獲得したのはガボール・タルマクシ。フリアン・シモン、トニー・エリアスと続き、スーパースポーツ世界選手権チャンピオンでMoto2初出場のケナン・ソフォーグルが4番手に入った。
高橋裕紀は雨量の多い午前中のセッションで転倒を喫したが、初日のタイムで9番手。
國川浩道は、初めて走るエストリルと悪天候に苦しみ107%をクリア出来なかったが、最後尾から決勝に挑む。



1 2 ガボール・タルマクシ SPEED UP 1:50.916
2 60 フリアン・シモン SUTER +0.388
3 24 トニー・エリアス MORIWAKI +0.443
4 54 ケナン・ソフォーグル SUTER +1.033
5 35 ラファエレ・デ・ロサ TECH 3 +1.892

6 15 アレックス・デ・アンジェリス MOTOBI +2.317
7 68 ヨニー・ヘルナンデス BQR-MOTO2 +3.298
8 77 ドミニク・エジャーター SUTER +3.331
9 72 高橋裕紀 TECH 3 +3.386
10 65 ステファン・ブラドル SUTER +3.640

11 25 アレックス・バルドリーニ I.C.P. +3.652
12 12 トーマス・ルティ MORIWAKI +3.678
13 39 ロベルティーノ・ピエトリ SUTER +3.749
14 4 リチャード・カルダス BIMOTA +4.124
15 53 バレンティン・ドゥビーズ ADV +4.253

16 31 カルメロ・モラレス SUTER +4.499
17 71 クラウディオ・コルティ SUTER +4.512
18 3 シモーネ・コルシ MOTOBI +4.730
19 6 アレックス・デボン FTR +4.849
20 80 アクセル・ポンス PONS KALEX +4.918

21 8 アンソニー・ウエスト MZ-RE HONDA +4.947
22 9 ケニー・ノイズ PROMOHARRIS +5.024
23 17 カレル・アブラハム FTR +5.072
24 55 ヘクトル・ファウベル SUTER +5.166
25 45 スコット・レディング SUTER +5.258

26 56 マイケル・ランセダー SUTER +5.365
27 16 ジュール・クルーゼル SUTER +5.529
28 7 ダニ・リバス BQR-MOTO2 +5.946
29 10 フォンシ・ニエト MORIWAKI +6.134
30 44 ロベルト・ロルフォ SUTER +6.443

31 70 フェルッチオ・ランボルギーニ MORIWAKI +6.475
32 14 ラタパーク・ウィライロー BIMOTA +6.583
33 19 ザビエル・シメオン MORIWAKI +6.603
34 40 セルジオ・ガデア PONS KALEX +6.939
35 29 アンドレア・イアンノーネ SPEED UP +7.005

36 61 ウラジミール・イワノフ MORIWAKI +7.898
37 88 ヤニック・グエラ MORIWAKI +8.154
38 95 マシェル・アル・ナイミ BQR-MOTO2 +9.706
39 63 マイク・ディ・ミリオ SUTER +9.230
40 5 ホアン・オリベ PROMOHARRIS +9.317

41 66 國川浩道 BIMOTA +16.266




125cc Qualifying Practice



125クラスも、雨によるコースコンディション不良により、セッションがディレイとなり、当初はMotoGP、Moto2クラスの予選の後に、125クラスの予選を行なう予定だったが、MotoGPクラスの予選もディレイとなり、最終的に全クラスの予選セッションが中止、3回のフリー走行総合結果でグリッドが決められることになった。

 125クラスでは、フリー走行1回目で2分00秒148を記録したブラドリー・スミスがポールポジションを獲得。同じくフリー走行1回目で2分02秒646をマークしたダニー・ウェブが2番手となっている。


1 38 Bradley SMITH GBR   Bancaja Aspar Team  FP1-2'00.148  FP2-2'07.255  FP3-2'02.047   BestTime-2'00.148 差--
2 99 Danny WEBB GBR   Andalucia Cajasol   2'02.646  2'07.410  2'04.124  2'02.646   2.498
3 23 Alberto MONCAYO SPA   Andalucia Cajasol   2'04.577  2'05.490  2'03.025   2'03.025   2.877
4 40 Nicolas TEROL SPA   Bancaja Aspar Team  2'08.083  2'06.787  2'03.823   2'03.823   3.675
5 11 Sandro CORTESE GER   Avant Mitsubishi Ajo   2'08.124  2'08.694  2'03.957   2'03.957   3.809

6 78 Marcel SCHROTTER GER   Interwetten Honda 125   2'09.848  2'10.645  2'04.134   '04.134   3.986
7 71 Tomoyoshi KOYAMA JPN   Racing Team Germany   2'16.170  2'09.897  2'04.718   '04.718   4.570
8 39 Luis SALOM SPA   Stipa-Molenaar Racing GP   2'06.042  2'09.880  2'04.949   2'04.949   4.801
9 32 Lorenzo SAVADORI ITA   Matteoni Racing   2'08.985  2'09.105  2'04.982   2'04.982   4.834
10 52 Danny KENT GBR   Lambretta Reparto Corse   2'11.441  2'12.245  2'05.098   2'05.098   4.950

11 93 Marc MARQUEZ SPA   Red Bull Ajo Motorsport   2'05.948  3'53.792  2'05.169   2'05.169   5.021
12 44 Pol ESPARGARO SPA   Tuenti Racing   2'07.749  2'07.145  2'05.292  2'05.292   5.144
13 35 Randy KRUMMENACHER SUI   Stipa-Molenaar Racing GP   2'05.451  2'10.133  2'06.090   2'05.451   5.303
14 7 Efren VAZQUEZ SPA  Tuenti Racing   2'08.163  2'08.659  2'05.552   2'05.552   5.404
15 84 Jakub KORNFEIL CZE   Racing Team Germany  2'08.007  2'10.993  2'05.699   2'05.699   5.551

16 12 Esteve RABAT SPA     Blusens-STX   2'06.808  2'07.091  2'05.757   2'05.757   5.609
17 94 Jonas FOLGER GER   Ongetta Team   2'11.011  2'12.342  2'06.031   2'06.031   5.883
18 14 Johann ZARCO FRA   WTR San Marino Team   2'08.866  2'06.553  2'16.710   2'06.553   6.405
19 26 Adrian MARTIN SPA   Aeroport de Castello - Ajo   2'13.033  2'11.968  2'06.943   2'06.943   6.795
20 50 Sturia FAGERHAUG NOR   AirAsia - Sepang Int. Circuit   2'14.132  2'10.274  2'07.430   2'07.430    7.282

21 69 Louis ROSSI FRA   CBC Corse   2'09.346  2'12.426  2'07.584   2'07.584   7.436
22 87 Luca MARCONI ITA   Ongetta Team   2'10.976  2'12.134  2'07.712   2'07.712   7.564
23 92 Luigi MORCIANO ITA   Junior GP Racing Team FMI   2'15.327  2'17.266  2'07.768   2'07.768   7.620
24 95 Alessandro TONUCCI ITA   Junior GP Racing Team FMI   2'14.958  2'19.792  2'08.203   2'08.203   8.055
25 63 Zulfahmi KHAIRUDDIN MAL   AirAsia - Sepang Int. Circuit   2'12.260  2'15.650  2'08.638   2'08.638   8.490

26 37 Robin BARBOSA FRA   Ongetta Team   2'19.388  2'14.273  2'09.267  2'09.267   9.119
27 53 Jasper IWEMA NED  CBC Corse   2'13.342  2'09.946  2'09.413   2'09.413   9.265
28 15 Simone GROTZKYJ ITA   Fontana Racing   2'13.720  2'09.918  3'10.286   2'09.918   9.770
- 96 Tommaso GABRIELLI ITA   Ongetta Team   2'21.669  2'17.855  2'13.986   2'13.986   13.838
- 72 Marco RAVAIOLI ITA   Lambretta Reparto Corse   2'17.476  2'19.207  2'14.264   2'14.264   14.116

出走:30台/30台/30台
※雨で予選はキャンセル。グリッドはフリー走行3回の総合で決定







COMMENT



YAMAHA



ホルヘ・ロレンソ(予選1位/1分48秒522/39周)

「今日はとても残念だったよ。セッティングをさらに煮詰めるために、ベリーウエットなコンディションでもっと走っておきたかったからね。でも午後はどうすることもできなかったよ。午前中のセッションはいい感じだったけれど、最後はハードにプッシュしすぎてしまった。ライバルたちが僕のタイムに近づいてきていると思って、頑張りすぎて転倒してしまったんだ。でも幸運だったよ。エアバッグが膨らんで僕は怪我はなかった。あとは明日の天気がどうなるかだけど、ウォームアップと決勝のコンディションが同じになってほしいんだ。そうでなかったら、とっても難しいことになってしまうからね。今日、ポールポジション獲得回数ではアスパー(J・マルチネス)と並んでスペイン人ライダーのトップになった。とても光栄で誇らしいことだよ」

ウィルコ・ズィーレンベルグ、チーム監督

「今季7回目のポールポジションということになったが、実際には予選が行われないままのものだった。ホルヘは午前中、ハードにプッシュしすぎてリアが流れ、大きな転倒をしてしまった。でも幸い怪我がなかったから心配することはない。ウエット・コンディションでもう少しペースを上げたいところだったが、少しでも乾いてくれば良くなってくるのに、完全に濡れている状態ではリアのフィーリングがあまり良くないようだ。明日の午前中、もし可能ならばこの部分の改善に取り組みたい。もちろん今はまだ、天気がどうなるかわからないので、明日まで待つしかないのだけれど...」

ヴァレンティーノ・ロッシ(予選3位/1分48秒883/46周)

「今日は試したいことがたくさんあったから、すごく残念だったよ。でも午後からは雨がひどすぎて、確かに危険な状況だった。とても走れる状態ではなかったんだ。ウエットではセッティングがうまくできていて、もちろん午後の走行ができればもっと良くなったんだけれど、マシンのバランスには満足している。あとは明日のコンディションを見守るだけ。ウエットのための準備はできたわけだけれど、もしもドライになったとしたらどうなってしまうだろう!午前中から晴れて、ウォームアップをドライで走ることができれば大丈夫だけれど、ウォームアップがウエットで、決勝で急にドライになったとしたら......そんなことにはなって欲しくないな。とにかく状況を見守るしかない。少なくともフロントロウにいるしね」

D・ブリビオ、チーム監督

「天候に翻弄され、非常に奇妙で難しいウイークになってしまった。これまでのふたつのセッションでは調子はとても良かったので、ウエット用のセッティングはうまくいっているようだ。でももう少しチェックしたいところもあったので、今日は走ることができず残念だった。あとは明日を待つしかない。決勝がウエットなら問題ない。もしもドライになるとしたら大きな賭けになってしまうだろう」

ベン・スピース(予選5位/1分49秒721)

「午後からのあのコンディションでは、どうやったって走ることはできなかった。こればかりは僕らにはどうすることもできないことだけれど、第1セッションも逃しているから大変なことになってしまったと思ったよ。僕はコースに慣れるために少しでも多く周回しなければならないので、とくに悔しい気持ちが強いんだ。今日の午後も、マシンをさらに一歩前進させたいと思っていただけに残念。ウエットではあまり走っていないので、基本的にドライ用のセッティングをいくらか柔らかめにして使ってきた。
そのあとヤマハが僕のために何か革新的な変更を考えてくれていると聞いたんだけれど、それを試すチャンスがなくなってしまったんだ。マシンのフィーリングが良くなるはずだと言われていたから、本当に残念な気持ちだよ。でも依然として5位につけているので、昨日、急いでコースを学んだことが役に立っているということ。天気に関しては自分たちではどうすることもできないので、明日の朝起きて、どんな空になっているかを見て、ウエットかドライかを走るというだけ。もしドライになったとしても、何マイルも離されてしまうようなことにはならないだろう。僕はまだ、このコースで完全なドライを走ったことはないけれどね...」

コーリン・エドワーズ(予選9位/1分50秒313)

「グリッド3列目というのは、ちょっと困ったことだよ。だって昨日はいい感じだったし、今日も5位だったんだからね。昨日は転倒してしまって、ウイーク中で最もコンディションが良かった時間帯を走ることができなかった。だから本当なら、もっと上へ行けたはずなんだ。でも今日のような天気では確かに走行は不可能だったと思う。どうしようもないことなら腹を立てても仕方がないね。ウエットのセッティングはとても好調なので、明日もしウエットならいいレースができるだろう。でも逆にドライになったとしても、僕自身は十分に自信を持っているし、前のライダーをどんどん抜いて好成績を目指すことができると思っているんだ。最悪のシナリオは、ウォームアップがウエットで決勝がドライになること。でも雨でも晴れでも何とかするさ!」



HONDA

アンドレア・ドヴィツィオーゾ (MotoGP 7番手)

「今回の予選の目標は、フロントローを獲得することだった。昨日は転倒して9番手に終わっていたが、今朝のセッションは3番手だった。しかし、予選がキャンセルになったことで7番手に終わり、とても残念だ。午前中のセッションでは、制御がとてもよくなった。さらに、いくつか大きな変更をしたのだが、それがよく、速いベースを維持することができた。しかし、午後の予選はひどいコンディションになり、中止も仕方がなかった。明日は雨が上がり、ドライのレースになるかも知れない。ぶっつけ本番のドライレースになったら、とても難しい。リズムをつかむのに少し時間が必要になるので、決勝がドライになるのなら、ウオームアップもドライで走りたい」

ランディ・デ・ピュニエ (MotoGP 8番手)

「予選の中止は、正しい判断だったと思う。午前中のフリー走行は、決勝日が雨になることを想定して、タイヤをセーブした。もっとタイムを出すことができたけれど、こうして予選が中止になるとは思っていなかったし、仕方がない。いずれにしても、昨日のタイムで3列目からスタートできるのはうれしい。昨日、今日とウエットコンディションでのペースには満足しているし、自信もある。もしウエットならいいレースができると思う。ドライになったら、みんな同じだが、難しいレースになると思う」

ダニ・ペドロサ (12番手)

「昨日から今日にかけて着実に前進することができた。午前中の走行ではタイムもポジションも上げられた。しかし、予選がキャンセルになったことでグリッドを上げられなかった。セッション序盤はあまりいいフィーリングではなかったが、少しでも多く周回しようと思った。それが結果的にいい判断だった。午後のセッションに向けて、さらに上位を狙えると思っていた。そうする自信もあった。中止の決定に異論はないが、12番グリッドに終わったのは残念だった。明日の天候がどうなるか分からないが、4列目からのスタートなので、ウエットでもドライでも、とにかくいいスタートを切りたい。総合ポイントで後ろに迫っているストーナーとロッシのことは気にせず、ベストを尽くしたい」

青山博一(MotoGP 16番手)

「昨日から今日にかけてセットアップは進み、タイムを更新することができた。セッティングの方向が分かったことで、午後はいろいろ試したいことがあったのだが、それができなくて残念だった。今日の午前中のコンディションは、昨日より悪かった。しかし、タイムを上げられたしポジションも14番手だった。予選がキャンセルになったことで16番グリッドになったが、明日は追い上げのレースをしたい。ドライになれば、ぶっつけ本番のレースになるし、難しいけれど、それはみんな同じ。ドライなら、今年一番よかったセッティングで決勝に挑みたい」

山路敏幸|Repsol Honda Team 監督

「残念ながら昨日と同じような悪天候になってしまったが、両選手ともに、ウエットコンディションのセッティングを進めることができた。アンドレアは、昨日から今日にかけてセットアップも大きく進み、もしウエットレースなら、かなりいいレースができると思う。ダニも、身体が徐々にマシンに慣れてきて、本来の走りを取り戻している。両選手ともにドライで走れていないが、みんな同じ条件。できることなら、ウオームアップ、決勝ともにドライで走れればと思っている」




Moto2

ガボール・タルマクシ(Moto2 ポールポジション)

「昨日のタイムでPPを獲得することができた。セッション中にレインからスリックに変えて出したタイムだが、これが結果的にPPにつながった。ウエットコンディションでも、フィーリングはよく、明日はドライでもウエットでも、いいレースができると思う。とにかく、ベストを尽くしたい」

ケナン・ソフォーグル(Moto2 4番手)

「初めて走るサーキットで、しかも初めて乗るマシン。そして、ダンロップタイヤで走るのも初めてと、何もかもが初めての経験だった。しかも、2日間を通じてウエットコンディションという難しさだった。でも、ダンロップのフロントタイヤのフィーリングはとてもよくて、タイムを上げることができた。明日のコンディションがどうなるか分からないが、初めてのレースなので、しっかりと走って完走したい」

高橋裕紀(Moto2 9番手)

「予選がキャンセルになり、昨日のタイムと順位でグリッドが決まってよかった。午前中のフリー走行は、雨の量も多く、決勝がウエットになることを想定して、レインタイヤを温存するために、昨日のタイヤで走行した。それが原因なのかも知れないが、シケインの切り返し10コーナーの立ち上がりで、ハイサイドで転んでしまった。そのため、3回目のフリー走行はほとんど走行できなかった。でも、フィーリングはそれほど悪くなかった。明日の天気がどうなるか分からないが、できることならドライコンディションで決勝レースをしたい」




DUCATI

ニッキー・ヘイデン(MotoGP 3番手)

「ライダーとしては、もちろん、走りたかったけど、風が強すぎた。走っていたら、タメージを受けたかもしれない。キャンセルは正しい判断だった。それに僕たちは1列目だ。
ドライで走ることになれば、賭けとなるだろう。明日の天気がどうなるか待とう。僕たちはグッドな仕事をすることにトライする」




MotoGP : 第17戦 ポルトガルGP FP2 コメント

2010-10-30 10:20:42 | MotoGP 2010
GRANDE PREMIO DE PORTUGAL

Estoril



MotoGP 2010 第17戦 ポルトガルGP
フリー走行1 & 2 コメント




■開催日:2010年10月29日(金)初日結果
■開催地:ポルトガル/エストリル(4.182km)
■コースコンディション:ウエット
■気温:19度
■路面温度:22度





COMMENT



YAMAHA



ホルヘ・ロレンソ(フリー走行1番手/1分48秒522/ 20周)

「このコースは大好きなんだ。モトGPでは2回とも優勝しているから、ここに来るとうれしい気持ちになるんだよ。でも今日は残念ながら天気が悪くて、午前中は走るどころじゃなかった。午後は何とか走ったけれど、依然として路面はかなり濡れていて難しいコンディションだったから、とても慎重にやらなければならなかった。このコンディションを除けばフィーリングは良くて、終盤になって路面が乾き始めてからは、さらに調子が上がってきた感じ。それでタイムも更新してトップに立つことができたんだ。明日はセッションが長くなったので、今日無駄になってしまった時間を取り戻せるだろう。あとは雨が降らないことを祈るのみ!」

ウィルコ・ズィーレンベルグ、チーム監督

「プラクティスには非常に満足している。でもこの雨はあまり歓迎できないな。それでも午後のセッション終盤になると路面が乾き始めて、セッティングを少しでも向上させることができたのは良かったと思う。コーナーの進入と立ち上がりのリアグリップに注意しなければならないので、もし明日も雨になれば、そこに専念することになるだろう。トップに立ったことはもちろん良かったが、タイムはかなり接近しているので、今後の状況を見守りたい」


ヴァレンティーノ・ロッシ(フリー走行3番手/1分48秒883/20周)

「午後になると、通常のウエット・プラクティスという感じで走ることができた。自分のパフォーマンスにも満足できたよ。序盤からハイペースで走れたし、マシンのフィーリングも良かった。でもコースのいくつかの場所では、とくに最終セクションでどうしても少し遅れてしまう。マシンの挙動が大きくなってしまうんだ。明日はこれを改善するために、セッティング作業に取り組むつもり。午前中は走れなかったから、午後のセッションが順調だったのはとても良かったと思う。今週はどうやら、あまりいい天気は望めそうもないので、セットアップのための時間はもうあまり残っていないからね」

D・ブリビオ、チーム監督

「マシンはベースができているし、バレンティーノの走りもセッションを通してとても速かった。課題があるとすれば電子制御系とマシンバランスだが、今日の走行からたくさんのデータを収集することができたので、もしも明日、あるいは明後日、またウエットになったとしても、今日のベース・セッティングを使うことができるだろう」

ベン・スピース(フリー走行5番手/1分49秒721/21周)

「午前中は雨がひどくて無駄になってしまった。実際、リスクをかけて走るだけの価値はなかったと思うんだ。それに比べて午後はかなり良くなったけれど、依然としてフルウエットの状態に変わりはない。新しいコースを学ぶには難しいコンディションになってしまったんだ。グリップがどんな感じか、とか、うまく走れる場所はどこか、とかいうようなことがよくわからないので、セッションの前半くらいは、まるで目隠しをして走っているような感じ。だから他のライダーについて行ってみたら、意外に早くフィーリングがつかめるようになった。そして初日にして5位という結果を得ることができたんだ。このような難しいコンディションのなかでここまでやれたということが、本当にうれしいよ。トリッキーな場所がいくつかあって、そこではとくに、限界線を完全に理解するまでには至っていない。転倒してしまったライダーも多かったけれど、僕は危ない場面には遭遇しなかった。良いスタートが切れたので、明日以降も積極的にいきたい」

コーリン・エドワーズ(フリー走行8番手/1分53秒510/11周)

「セッション序盤は非常に好調で、走りだすとすぐにフィーリングをつかんで、しばらくの間トップをキープすることもできた。このコースは面白くて、路面はつるつるで滑りやすく見えるのに、実際には十分にグリップしてくれるんだ。またマシンのほうもウエット用セッティングがとてもうまくいっていて、ホルヘ、バレンティーノ、ベンのヤマハ勢3人が5位以内に入っている。僕もそこへ行くことができたはずだけれど、シケイン手前でちょっとミスをしてしまったんだ。マシンが流れて少しはらむと、突然リアが滑り出てしまった。一度は持ちこたえたけれど、前を見るとグラベルの向こう側の壁があった。だからマシンから身体を離したんだ。左腰を打ちつけてしまったけれど、明日には良くなると思う」




HONDA

マルコ・メランドリ (MotoGP 6番手)

ランディ・デ・ピュニエ (MotoGP 7番手)

マルコ・シモンチェリ (MotoGP 8番手)

アンドレア・ドヴィツィオーゾ (MotoGP 9番手)

「難しいコンディションだったが、すべてが順調で確実に前進することができた。セットアップも進んだが、8コーナーのブレーキングで白線に乗って転んでしまった。幸いにもケガはなかったが、この転倒でタイムを上げるチャンスを逃してしまった。エストリルは、電子制御などのセッティングをきちんと出すことがとても重要なので、明日も引き続き、この作業に集中したい。今日はトップグループに差をつけられてしまったが、今日よりも速いタイムを出すことは可能だった。明日は改善しなければいけないコーナーもあるし、引き続きセットアップに集中したい。今日は転倒で時間をロスしてしまった。明日はいい天候になることを願っている」

ダニ・ペドロサ (13番手)

「走り出してすぐに、オーストラリアのときより左肩の状態がいいことを感じた。難しいコンディションで、集中しなければならず疲れたが、基本的に肩は問題がないように感じた。午前中はコンディションが悪く、走行をパスした。午後の走行もセッション開始直後は雨の量も多く、セットアップを進めるのが難しかった。いつもなら、ウエットコンディションはリラックスした気分で走れるのだが、今日は一日を通じて集中しなければならなかった。ケガのために長い間バイクにきちんと乗っていないので仕方ない。しかし、今日はしっかり乗れることを確認できてよかった」

青山博一(MotoGP 15番手)

「午前中は雨の量が多くてとても走れる状態ではなくて、5ラップで走るのを止めた。午後はコンディションが回復したが、フロントのフィーリングがよくなくて、なかなかタイムを詰めることができなかった。途中、セッティングを変えてみたが、あまりよくならなかった。明日もウエットなら引き続きセッティングに集中したい。今年はアラゴンで初めてウエットを走り、オーストラリアの雨でウエットコンディションのセットアップを進めることができた。しかし、今回は前進することができなかった。明日はドライで走りたい」

山路敏幸|Repsol Honda Team 監督

「午前中は雨量も多く、難しいコンディションだったので、両選手ともに走行させなかった。午後のセッションは、コンディションもやや回復したので走行することができた。ダニは、フィリップアイランドで復帰したが、体調が思わしくなく走れなかった。今回は仕切り直しとなるが、フィリップアイランドよりは確実に回復しているようだ。今日は少しずつペースを上げて身体の慣らしをいった。決勝に向けて、着実にフィーリングを戻して欲しい。アンドレアは、セッション中に白線に乗って転倒してしまったが、ウエットコンディションのセットアップは悪くなく、大きな問題もなかった。明日は、どういう天候でもセットアップを進めていかなければならないが、できることならドライで走りたい」




Moto2

高橋裕紀(Moto2 9番手)

「午前中は雨がひどくて走行しなかった。午後はウエットからドライへと変化していったのだが、ここの路面は、濡れているのか乾いているのかという状況がよく分からず、最後までレインタイヤで走行した。トップの3台くらいはスリックに入れ替えてタイムを出しているけれど、今日のコンディションでは、セッティングしても仕方ないので走り込みに集中した。できることなら、明日はドライで走りたい」



MotoGP : 第17戦 ポルトガルGP FP1&FP2

2010-10-30 01:23:50 | MotoGP 2010
GRANDE PREMIO DE PORTUGAL

Estoril



第17戦 ポルトガルGP フリー走行1 & 2 リザルト



■開催日:2010年10月29日(金)初日結果
■開催地:ポルトガル/エストリル(4.182km)
■コースコンディション:ウエット
■気温:19度
■路面温度:22度





MotoGP Free Practice 1



フリー走行1は、雨により、多くのライダーたちが走行をキャンセルした。

気温19度。路面温度17度のレインコンディションの中、青山博一とアレックス・エスパルガロがコースイン。コースコンディションを確認した後、直ぐボックスに戻り、天候回復を待つと、ライダーたちは安全面を考慮して、走行をキャンセル。

セッション終盤に、青山が再びコースイン。5ラップを走行すると、2分21秒217の1番時計を記録。ミカ・カリオの代役として参戦するカルロス・チェカも2ラップを周回した。



1 Hiroshi AOYAMA JPN Interwetten Honda MotoGP Honda 216.1 2'21.217
Carlos CHECA SPA Pramac Racing Team Ducati 167.2 37'47.795 35'26.578 / 35'26.578



Weather Conditions:

Track Condition: Wet
Air: 19º
Humidity: 91%
Ground: 17º

Records:

最速ラップ: Lap: 5 Hiroshi AOYAMA 2'21.217 106.6 Km/h
Circuit Record Lap: 2009 Dani PEDROSA 1'36.937 155.3 Km/h
Best Lap: 2008 Jorge LORENZO 1'35.715 157.3 Km/h




MotoGP Free Practice 2



気温19度。路面温度22度のウェットコンディション。

2年連続して今大会を制したロレンソは、1分48秒522の1番時計を記録。第10戦チェコGP以来となる7戦ぶりの優勝に向けて、好発進した。
2007年にポールポジションを獲得したヘイデンは、0.135秒差の2番手。
エストリル最多勝利を誇るロッシは、0.361秒差の3番手。
昨年病欠からの復帰戦で2位に進出したストーナーは、0.539秒差の4番手。
エストリル初挑戦のスピースは、1.199秒差の5番手。
メランドリ、ド・プニエ、ドビツィオーソ、カピロッシがトップ10入り。
左鎖骨骨折から復帰したペドロサは、5.070秒差の13番手。
フリー走行1でトップタイムをマークした青山博一は、5.867秒差の15番手。
ミカ・カリオの負傷代役を務めるチェカは、17番手だった。



1 Jorge LORENZO SPA Fiat Yamaha Team Yamaha 302.2 1'48.522
2 Nicky HAYDEN USA Ducati Team Ducati 311.6 1'48.657 0.135 / 0.135
3 Valentino ROSSI ITA Fiat Yamaha Team Yamaha 301.7 1'48.883 0.361 / 0.226
4 Casey STONER AUS Ducati Team Ducati 299.6 1'49.061 0.539 / 0.178
5 Ben SPIES USA Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 304.6 1'49.721 1.199 / 0.660

6 Marco MELANDRI ITA San Carlo Honda Gresini Honda 307.5 1'49.784 1.262 / 0.063
7 Randy DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP Honda 298.4 1'50.043 1.521 / 0.259
8 Marco SIMONCELLI ITA San Carlo Honda Gresini Honda 304.2 1'51.283 2.761 / 1.240
9 Andrea DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team Honda 291.9 1'52.294 3.772 / 1.011
10 Loris CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 284.9 1'52.575 4.053 / 0.281

11 Hector BARBERA SPA Paginas Amarillas Aspar Ducati 285.8 1'53.131 4.609 / 0.556
12 Colin EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 264.5 1'53.510 4.988 / 0.379
13 Dani PEDROSA SPA Repsol Honda Team Honda 277.8 1'53.592 5.070 / 0.082
14 Aleix ESPARGARO SPA Pramac Racing Team Ducati 281.9 1'53.769 5.247 / 0.177
15 Hiroshi AOYAMA JPN Interwetten Honda MotoGP Honda 272.9 1'54.389 5.867 / 0.620
16 Alvaro BAUTISTA SPA Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 287.5 1'54.410 5.888 / 0.021
17 Carlos CHECA SPA Pramac Racing Team Ducati 266.6 1'54.444 5.922 / 0.034



Weather Conditions:

Track Condition: Wet
Air: 19º
Humidity: 60%
Ground: 22º

Records:

最速ラップ: Lap: 19 Jorge LORENZO 1'48.522 138.7 Km/h
Circuit Record Lap: 2009 Dani PEDROSA 1'36.937 155.3 Km/h
Best Lap: 2008 Jorge LORENZO 1'35.715 157.3 Km/h





Moto2 Free Practice 1



気温16度。路面温度14度のレインコンディション。

前戦2位を獲得したリーディングが転倒直前に、2分04秒031の1番時計を記録。雨のセッションを初めて制した。
レインレースを制した経験があるアンソニー・ウエストは、1.617秒差の2番手。
故富沢祥也の後任に指名されたケンナ・ソフォーグルは、初走行で3番手。
エクトル・ファウベル、ガボール・タルマクシが続き、王者トニ・エリアスは6番手。
日本勢は、國川浩道が13.732秒差の27番手。
高橋裕紀は、走行をキャンセル。
ランク2位を争うフリアン・シモンといアンドレア・イアンノーネも、リスクを回避するため、走行を見送った。



1 45 Scott REDDING GBR Marc VDS Racing Team Suter 227.0 2'04.031
2 8 Anthony WEST AUS MZ Racing Team MZ-RE Honda 238.4 2'05.648 1.617 / 1.617
3 54 Kenan SOFUOGLU TUR Technomag-CIP Suter 250.9 2'06.085 2.054 / 0.437
4 55 Hector FAUBEL SPA Marc VDS Racing Team Suter 246.7 2'06.137 2.106 / 0.052
5 2 Gabor TALMACSI HUN Fimmco Speed Up Speed Up 247.8 2'06.604 2.573 / 0.467

6 24 Toni ELIAS SPA Gresini Racing Moto2 Moriwaki 232.9 2'07.016 2.985 / 0.412
7 40 Sergio GADEA SPA Tenerife 40 Pons Pons Kalex 231.9 2'07.054 3.023 / 0.038
8 19 Xavier SIMEON BEL Holiday Gym G22 Moriwaki 234.1 2'08.480 4.449 / 1.426
9 12 Thomas LUTHI SWI Interwetten Moriwaki Moto2 Moriwaki 236.3 2'08.699 4.668 / 0.219
10 44 Roberto ROLFO ITA Italtrans S.T.R. Suter 228.7 2'08.847 4.816 / 0.148

11 16 Jules CLUZEL FRA Forward Racing Suter 232.8 2'08.898 4.867 / 0.051
12 17 Karel ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing FTR 223.8 2'09.247 5.216 / 0.349
13 77 Dominique AEGERTER SWI Technomag-CIP Suter 245.0 2'09.307 5.276 / 0.060
14 4 Ricard CARDUS SPA Maquinza-SAG Team Bimota 242.0 2'09.400 5.369 / 0.093
15 9 Kenny NOYES USA Jack & Jones by A.Banderas Promoharris 233.3 2'09.756 5.725 / 0.356

16 56 Michael RANSEDER AUT Vector Kiefer Racing Suter 223.1 2'09.852 5.821 / 0.096
17 53 Valentin DEBISE FRA WTR San Marino Team ADV 237.8 2'09.962 5.931 / 0.110
18 25 Alex BALDOLINI ITA Caretta Technology Race Dept I.C.P. 219.0 2'11.599 7.568 / 1.637
19 15 Alex DE ANGELIS RSM JIR Moto2 Motobi 195.3 2'11.922 7.891 / 0.323

68 Yonny HERNANDEZ COL Blusens-STX BQR-Moto2 239.2 2'12.878 8.847 / 0.956
95 Mashel AL NAIMI QAT Blusens-STX BQR-Moto2 236.5 2'13.608 9.577 / 0.730
65 Stefan BRADL GER Viessmann Kiefer Racing Suter 220.4 2'13.939 9.908 / 0.331
61 Vladimir IVANOV UKR Gresini Racing Moto2 Moriwaki 220.0 2'14.232 10.201 / 0.293
80 Axel PONS SPA Tenerife 40 Pons Pons Kalex 229.9 2'14.341 10.310 / 0.109
10 Fonsi NIETO SPA Holiday Gym G22 Moriwaki 213.1 2'14.465 10.434 / 0.124
70 Ferruccio LAMBORGHINI ITA Matteoni Racing Moriwaki 187.1 2'16.088 12.057 / 1.623
66 Hiromichi KUNIKAWA JPN Bimota - M Racing Bimota 239.6 2'17.763 13.732 / 1.675
39 Robertino PIETRI VEN Italtrans S.T.R. Suter 238.8 2'18.505 14.474 / 0.742
88 Yannick GUERRA SPA Holiday Gym G22 Moriwaki 218.1 2'18.614 14.583 / 0.109
5 Joan OLIVE SPA Jack & Jones by A.Banderas Promoharris 237.2 2'19.723 15.692 / 1.109
7 Dani RIVAS SPA Blusens-STX BQR-Moto2 179.1 2'24.998 20.967 / 5.275
14 Ratthapark WILAIROT THA Thai Honda PTT Singha SAG Bimota 203.3 2'28.241 24.210 / 3.243
31 Carmelo MORALES SPA Racing Team Germany Suter 171.2 2'31.302 27.271 / 3.061

29 Andrea IANNONE ITA Fimmco Speed Up Speed Up
3 Simone CORSI ITA JIR Moto2 Motobi
35 Raffaele DE ROSA ITA Tech 3 Racing Tech 3
6 Alex DEBON SPA Aeroport de Castello - Ajo FTR
60 Julian SIMON SPA Mapfre Aspar Team Suter
63 Mike DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team Suter
71 Claudio CORTI ITA Forward Racing Suter
72 Yuki TAKAHASHI JPN Tech 3 Racing Tech 3



Weather Conditions:

Track Condition: Wet
Air: 16º
Humidity: 92%
Ground: 14º

Records:

最速ラップ: Lap: 5 Scott REDDING 2'04.031 121.4 Km/h
Circuit Record Lap: 0 Km/h
Best Lap: 2010 Scott REDDING 2'04.031 121.4 Km/h




Moto2 Free Practice 2



気温20度。路面温度26度。ウェットからドライに変わるコンディション。

タルマクシが1分50秒916の1番時計を刻み、2008年10月の最終戦バレンシアGP公式予選2以来2年ぶりにセッションを制した。
リスクを回避するため、フリー走行1を見送ったフリアン・シモンは、0.388秒差の2番手。
路面が乾いてからコースに飛び出したトニ・エリアスは、0.443秒差の3番手。
スーパースポーツ世界選手権王者のケンナ・ソフォーグルは、1.033秒差の4番手。
ラファエレ・デ・ロサ、アレックス・デ・アンジェリス、ヨニー・エルネンデェス、ドミニケ・エジャーターが続いた。
フリー走行1をキャンセルした高橋裕紀は、3.386秒差の9番手。
ステファン・ブラドルがトップ10に入りすれば、ウェットセッションを制したスコット・リーディングは25番手。
アンドレア・イアンノーネは34番手。
参戦4戦目となる國川浩道は、40番手だった。



1 2 Gabor TALMACSI HUN Fimmco Speed Up Speed Up 270.7 1'50.916
2 60 Julian SIMON SPA Mapfre Aspar Team Suter 273.4 1'51.304 0.388 / 0.388
3 24 Toni ELIAS SPA Gresini Racing Moto2 Moriwaki 276.5 1'51.359 0.443 / 0.055
4 54 Kenan SOFUOGLU TUR Technomag-CIP Suter 262.4 1'51.949 1.033 / 0.590
5 35 Raffaele DE ROSA ITA Tech 3 Racing Tech 3 267.5 1'52.808 1.892 / 0.859

6 15 Alex DE ANGELIS RSM JIR Moto2 Motobi 267.7 1'53.233 2.317 / 0.425
7 68 Yonny HERNANDEZ COL Blusens-STX BQR-Moto2 264.3 1'54.214 3.298 / 0.981
8 77 Dominique AEGERTER SWI Technomag-CIP Suter 267.8 1'54.247 3.331 / 0.033
9 72 Yuki TAKAHASHI JPN Tech 3 Racing Tech 3 266.7 1'54.302 3.386 / 0.055
10 65 Stefan BRADL GER Viessmann Kiefer Racing Suter 258.1 1'54.556 3.640 / 0.254

11 25 Alex BALDOLINI ITA Caretta Technology Race Dept I.C.P. 264.7 1'54.568 3.652 / 0.012
12 12 Thomas LUTHI SWI Interwetten Moriwaki Moto2 Moriwaki 267.5 1'54.594 3.678 / 0.026
13 39 Robertino PIETRI VEN Italtrans S.T.R. Suter 272.9 1'54.665 3.749 / 0.071
14 4 Ricard CARDUS SPA Maquinza-SAG Team Bimota 268.4 1'55.040 4.124 / 0.375
15 53 Valentin DEBISE FRA WTR San Marino Team ADV 268.4 1'55.169 4.253 / 0.129

16 31 Carmelo MORALES SPA Racing Team Germany Suter 256.7 1'55.415 4.499 / 0.246
17 71 Claudio CORTI ITA Forward Racing Suter 266.0 1'55.428 4.512 / 0.013
18 3 Simone CORSI ITA JIR Moto2 Motobi 268.2 1'55.646 4.730 / 0.218
19 6 Alex DEBON SPA Aeroport de Castello - Ajo FTR 266.9 1'55.765 4.849 / 0.119
20 80 Axel PONS SPA Tenerife 40 Pons Pons Kalex 265.4 1'55.834 4.918 / 0.069

21 8 Anthony WEST AUS MZ Racing Team MZ-RE Honda 264.2 1'55.863 4.947 / 0.029
22 9 Kenny NOYES USA Jack & Jones by A.Banderas Promoharris 260.4 1'55.940 5.024 / 0.077
23 17 Karel ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing FTR 256.7 1'55.988 5.072 / 0.048
24 55 Hector FAUBEL SPA Marc VDS Racing Team Suter 262.7 1'56.082 5.166 / 0.094
25 45 Scott REDDING GBR Marc VDS Racing Team Suter 255.3 1'56.174 5.258 / 0.092

26 56 Michael RANSEDER AUT Vector Kiefer Racing Suter 266.2 1'56.281 5.365 / 0.107
27 16 Jules CLUZEL FRA Forward Racing Suter 262.6 1'56.445 5.529 / 0.164
28 7 Dani RIVAS SPA Blusens-STX BQR-Moto2 260.0 1'56.862 5.946 / 0.417
29 10 Fonsi NIETO SPA Holiday Gym G22 Moriwaki 249.2 1'57.050 6.134 / 0.188
30 44 Roberto ROLFO ITA Italtrans S.T.R. Suter 258.7 1'57.359 6.443 / 0.309

31 70 Ferruccio LAMBORGHINI ITA Matteoni Racing Moriwaki 242.9 1'57.391 6.475 / 0.032
32 14 Ratthapark WILAIROT THA Thai Honda PTT Singha SAG Bimota 256.9 1'57.499 6.583 / 0.108
33 40 Sergio GADEA SPA Tenerife 40 Pons Pons Kalex 256.0 1'57.855 6.939 / 0.356
34 29 Andrea IANNONE ITA Fimmco Speed Up Speed Up 266.5 1'58.037 7.121 / 0.182

61 Vladimir IVANOV UKR Gresini Racing Moto2 Moriwaki 259.1 1'58.814 7.898 / 0.777
88 Yannick GUERRA SPA Holiday Gym G22 Moriwaki 253.1 1'59.070 8.154 / 0.256
63 Mike DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team Suter 270.0 2'00.146 9.230 / 1.076
5 Joan OLIVE SPA Jack & Jones by A.Banderas Promoharris 265.8 2'00.233 9.317 / 0.087
95 Mashel AL NAIMI QAT Blusens-STX BQR-Moto2 258.7 2'00.622 9.706 / 0.389
66 Hiromichi KUNIKAWA JPN Bimota - M Racing Bimota 261.4 2'07.182 16.266 / 6.560
19 Xavier SIMEON BEL Holiday Gym G22 Moriwaki 255.4 4'38.848 2'47.932 / 2'31.666



Weather Conditions:

Track Condition: Dry
Air: 20º
Humidity: 38%
Ground: 25º

Records:

最速ラップ: Lap: 13 Gabor TALMACSI 1'50.916 135.7 Km/h
Circuit Record Lap: 0 Km/h
Best Lap: 2010 Gabor TALMACSI 1'50.916 135.7 Km/h





125cc Free Practice 1



気温19度。路面温度18度のレインコンディション。

転倒を喫したスミスが、2分00秒148の1番時計を記録。セッションを制した。
ダニー・ウェッブは、2.498差の2番手。今季スペイン勢が上位を独占する中、イギリス出身の2人がセッションをリードした。
新人王を争うアルベルト・モンカヨは、4.429秒差の3番手。ランディ・クルメンナッハが続いた。
タイトルを争うポイントリーダーのマルク・マルケスは5番手。
ランク3位のポル・エスパルガロとランク2位のヌイコラス・テロールは、8番手と10番手。
ランク8位の小山知良は、16.022秒差の27番手だった。



1 38 Bradley SMITH GBR Bancaja Aspar Team Aprilia 227.3 2'00.148
2 99 Danny WEBB GBR Andalucia Cajasol Aprilia 220.1 2'02.646 2.498 / 2.498
3 23 Alberto MONCAYO SPA Andalucia Cajasol Aprilia 219.9 2'04.577 4.429 / 1.931
4 35 Randy KRUMMENACHER SWI Stipa-Molenaar Racing GP Aprilia 219.9 2'05.451 5.303 / 0.874
5 93 Marc MARQUEZ SPA Red Bull Ajo Motorsport Derbi 226.9 2'05.948 5.800 / 0.497

6 39 Luis SALOM SPA Stipa-Molenaar Racing GP Aprilia 224.8 2'06.042 5.894 / 0.094
7 12 Esteve RABAT SPA Blusens-STX Aprilia 224.3 2'06.808 6.660 / 0.766
8 44 Pol ESPARGARO SPA Tuenti Racing Derbi 219.8 2'07.749 7.601 / 0.941
9 84 Jakub KORNFEIL CZE Racing Team Germany Aprilia 215.9 2'08.007 7.859 / 0.258
10 40 Nicolas TEROL SPA Bancaja Aspar Team Aprilia 223.9 2'08.083 7.935 / 0.076

11 11 Sandro CORTESE GER Avant Mitsubishi Ajo Derbi 215.9 2'08.124 7.976 / 0.041
12 7 Efren VAZQUEZ SPA Tuenti Racing Derbi 217.5 2'08.163 8.015 / 0.039

14 Johann ZARCO FRA WTR San Marino Team Aprilia 220.2 2'08.866 8.718 / 0.703
32 Lorenzo SAVADORI ITA Matteoni Racing Aprilia 206.0 2'08.985 8.837 / 0.119
69 Louis ROSSI FRA CBC Corse Aprilia 214.0 2'09.346 9.198 / 0.361
78 Marcel SCHROTTER GER Interwetten Honda 125 Honda 216.0 2'09.848 9.700 / 0.502
87 Luca MARCONI ITA Ongetta Team Aprilia 213.1 2'10.976 10.828 / 1.128
94 Jonas FOLGER GER Ongetta Team Aprilia 223.2 2'11.011 10.863 / 0.035
52 Danny KENT GBR Lambretta Reparto Corse Lambretta 212.2 2'11.441 11.293 / 0.430
63 Zulfahmi KHAIRUDDIN MAL AirAsia - Sepang Int. Circuit Aprilia 214.7 2'12.260 12.112 / 0.819
26 Adrian MARTIN SPA Aeroport de Castello - Ajo Aprilia 221.5 2'13.033 12.885 / 0.773
53 Jasper IWEMA NED CBC Corse Aprilia 215.2 2'13.342 13.194 / 0.309
15 Simone GROTZKYJ ITA Fontana Racing Aprilia 217.7 2'13.720 13.572 / 0.378
50 Sturla FAGERHAUG NOR AirAsia - Sepang Int. Circuit Aprilia 209.7 2'14.132 13.984 / 0.412
95 Alessandro TONUCCI ITA Junior GP Racing Team FMI Aprilia 210.5 2'14.958 14.810 / 0.826
92 Luigi MORCIANO ITA Junior GP Racing Team FMI Aprilia 213.3 2'15.327 15.179 / 0.369
71 Tomoyoshi KOYAMA JPN Racing Team Germany Aprilia 211.1 2'16.170 16.022 / 0.843
72 Marco RAVAIOLI ITA Lambretta Reparto Corse Lambretta 203.9 2'17.476 17.328 / 1.306
37 Robin BARBOSA FRA H43/Hernandez Racing Aprilia 210.2 2'19.388 19.240 / 1.912
96 Tommaso GABRIELLI ITA Ongetta Team Aprilia 209.9 2'21.669 21.521 / 2.281



Weather Conditions:

Track Condition: Wet
Air: 19º
Humidity: 90%
Ground: 18º

Records:

最速ラップ: Lap: 5 Bradley SMITH 2'00.148 125.3 Km/h
Circuit Record Lap: 2007 Gabor TALMACSI 1'45.027 143.3 Km/h
Best Lap: 2007 Mattia PASINI 1'44.675 143.8 Km/h




125cc Free Practice 2



気温16度。路面温度16度のレインコンディション。

ルーキー・オブ・ザ・イヤーを狙うモンカヨは、最終ラップに2分05秒490の1番時計を記録。初めてセッションを制した。
セッションをリードしたヨハン・ザルコは、1.063秒差の2番手。
タイトルを争うランク1位のマルク・マルケスは、2ラップ目に転倒。その後、コースインできず、最後尾に終われば、ランク2位のニコラス・テロールは3番手。
ランク3位のポル・エスパルガロは、転倒前のタイムで5番手に入った。
エステベ・ラバットは4番手。フリー走行1を制したブラドリー・スミスは6番手。
ダニー・ウェッブ、エフレン・バスケス、サンドロ・コルテセ、ロレンソ・サバドーリがトップ10入り。
フリー走行1で27番手だった小山知良は、4.407秒差の12番手に浮上した。



1 23 Alberto MONCAYO SPA Andalucia Cajasol Aprilia 223.5 2'05.490
2 14 Johann ZARCO FRA WTR San Marino Team Aprilia 223.2 2'06.553 1.063 / 1.063
3 40 Nicolas TEROL SPA Bancaja Aspar Team Aprilia 228.1 2'06.787 1.297 / 0.234
4 12 Esteve RABAT SPA Blusens-STX Aprilia 226.4 2'07.091 1.601 / 0.304
5 44 Pol ESPARGARO SPA Tuenti Racing Derbi 227.0 2'07.145 1.655 / 0.054

6 38 Bradley SMITH GBR Bancaja Aspar Team Aprilia 226.5 2'07.255 1.765 / 0.110
7 99 Danny WEBB GBR Andalucia Cajasol Aprilia 226.2 2'07.410 1.920 / 0.155
8 7 Efren VAZQUEZ SPA Tuenti Racing Derbi 222.2 2'08.659 3.169 / 1.249
9 11 Sandro CORTESE GER Avant Mitsubishi Ajo Derbi 223.2 2'08.694 3.204 / 0.035
10 32 Lorenzo SAVADORI ITA Matteoni Racing Aprilia 211.2 2'09.105 3.615 / 0.411

11 39 Luis SALOM SPA Stipa-Molenaar Racing GP Aprilia 223.8 2'09.880 4.390 / 0.775
12 71 Tomoyoshi KOYAMA JPN Racing Team Germany Aprilia 220.6 2'09.897 4.407 / 0.017
13 15 Simone GROTZKYJ ITA Fontana Racing Aprilia 223.9 2'09.918 4.428 / 0.021
14 53 Jasper IWEMA NED CBC Corse Aprilia 224.8 2'09.946 4.456 / 0.028
15 35 Randy KRUMMENACHER SWI Stipa-Molenaar Racing GP Aprilia 218.9 2'10.133 4.643 / 0.187

16 50 Sturla FAGERHAUG NOR AirAsia - Sepang Int. Circuit Aprilia 216.3 2'10.274 4.784 / 0.141
17 78 Marcel SCHROTTER GER Interwetten Honda 125 Honda 218.9 2'10.645 5.155 / 0.371
18 84 Jakub KORNFEIL CZE Racing Team Germany Aprilia 219.5 2'10.993 5.503 / 0.348
19 26 Adrian MARTIN SPA Aeroport de Castello - Ajo Aprilia 221.2 2'11.968 6.478 / 0.975
20 87 Luca MARCONI ITA Ongetta Team Aprilia 215.9 2'12.134 6.644 / 0.166

21 52 Danny KENT GBR Lambretta Reparto Corse Lambretta 217.5 2'12.245 6.755 / 0.111
22 94 Jonas FOLGER GER Ongetta Team Aprilia 222.0 2'12.342 6.852 / 0.097
23 69 Louis ROSSI FRA CBC Corse Aprilia 219.2 2'12.426 6.936 / 0.084
24 37 Robin BARBOSA FRA H43/Hernandez Racing Aprilia 215.0 2'14.273 8.783 / 1.847

63 Zulfahmi KHAIRUDDIN MAL AirAsia - Sepang Int. Circuit Aprilia 214.8 2'15.650 10.160 / 1.377
92 Luigi MORCIANO ITA Junior GP Racing Team FMI Aprilia 214.6 2'17.266 11.776 / 1.616
96 Tommaso GABRIELLI ITA Ongetta Team Aprilia 214.1 2'17.855 12.365 / 0.589
72 Marco RAVAIOLI ITA Lambretta Reparto Corse Lambretta 203.3 2'19.207 13.717 / 1.352
95 Alessandro TONUCCI ITA Junior GP Racing Team FMI Aprilia 210.2 2'19.792 14.302 / 0.585
93 Marc MARQUEZ SPA Red Bull Ajo Motorsport Derbi 178.6 3'53.792 1'48.302 / 1'34.000



Weather Conditions:

Track Condition: Wet
Air: 16º
Humidity: 81%
Ground: 16º

Records:

最速ラップ: Lap: 16 Alberto MONCAYO 2'05.490 120.0 Km/h
Circuit Record Lap: 2007 Gabor TALMACSI 1'45.027 143.3 Km/h
Best Lap: 2007 Mattia PASINI 1'44.675 143.8 Km/h



MotoGP : 第17戦 ポルトガルGP プレビュー

2010-10-27 23:50:37 | MotoGP 2010




MotoGP 2010 第17戦 ポルトガルGP

プレビュー



■開催日:2010年10月29日(金)1日目フリー走行、30日(土)予選、31日(日)決勝
■開催地:ポルトガル/エストリル



CIRCUIT DATA


■開設:1972年

■コース長:4.182km

■サーキットレコードラップ:1分36秒937(2009年:D・ペドロサ)

■サーキットベストラップ:1分35秒715(2008年:J・ロレンソ)

■2009年のリザルト:

[MotoGP]

1 ホルヘ・ロレンソ  YAMAHA  45:35.522
2 ケーシー・ストーナー  DUCATI  +6.294
3 ダニ・ペドロサ  HONDA  +9.889
4 ヴァレンティーノ・ロッシ  YAMAHA  +23.428
5 コーリン・エドワーズ  YAMAHA  +32.652
6 トニー・エリアス  HONDA  +35.709
7 アンドレア・ドヴィツィオーゾ  HONDA  +35.723
8 ニッキー・ヘイデン  DUCATI  +38.830
9 ジェームズ・トーズランド  YAMAHA  +44.093
10 クリス・バーミューレン  SUZUKI  +52.863
11 ランディ・デ・ピュニエ  HONDA  +55.698
12 マルコメランドリ  KAWASAKI +1:04.515
13 ニッコロ・カネパ  DUCATI  +1:04.538
14 ガボール・タルマクシ  HONDA  +1:27.299
RT ロリス・カピロッシ  SUZUKI  +8Laps
RT アレックス・デ・アンジェリス  HONDA  +20Laps
RT ミカ・カリオ  DUCATI  +23Laps

[250]

1 M.シモンセリ ジレラ 44:04.298
2 M.ディ・ミリオ アプリリア +5.317
3 H.バルベラ アプリリア +5.317
4 青山博一 Honda +12.024
5 J.クルーゼル アプリリア +14.349
6 ラタパーク・ウィライロー Honda +18.256
7 T.ルティ アプリリア +27.631
8 M.パシーニ アプリリア +34.667
9 A.デボン アプリリア +45.410
10 K.アブラハム アプリリア +45.891

12 青山周平 Honda +57.641
RT 富沢祥也 Honda +14Laps

[125]

1 P.エスパルガロ デルビ 41:00.421
2 S.コルテセ デルビ +0.394
3 B.スミス アプリリア +0.581
4 S.ブラドル アプリリア +11.048
5 J.オリベ デルビ +16.830
6 S.ガデア アプリリア +17.170
7 E.ラバト アプリリア +17.300
8 D.エジャーター デルビ +17.546
9 J.ザルコ アプリリア +17.666
10 R.クルメンナッハ アプリリア +21.378




■サーキットの特徴

エストリルサーキットでのグランプリ初開催は2000年。
首都リスボンから約30kmで、大西洋から数キロと海に近い場所にある。

エストリルサーキットは1周4.182kmのコースで、右9、左4のコーナーから構成されている。
986mの長いストレートと2つの超高速コーナーがあり、ストレートでは時速320㎞を超えるスピードを記録する。
第5コーナーと最終のパラボリカ・コーナーは時速200kmに達し、ライダーの技術と勇敢さが試される。
一方、超低速のシケインは、GPコースの中でも最も低速なコーナーである。
コースの主体は低速コーナーとなり、平均速度は154km/hと、GPコースの中ではインディアナポリスに次ぐ低速コースとなっている。

コースが大西洋に近いこともあり、風が強いことが多く、気候の変化も大きいので、コンディションの変化に対応していく必要がある。



    
   


■パッシングポイント

ストレートは長いので、1コーナー進入でのブレーキング競争が見どころとなる。
また最終コーナーが高速コーナーなので、立ち上がりでスリップストリームに付いてうまく走ると、ゴール前でのパスが可能となる。

今までのレースだと、最終ラップの最終コーナーが勝負ポイントとなる事が多かった。

またスタートラインから1コーナーまでは距離が長いので、スタートが成功すると、ジャンプアップも可能だ。
ただ1コーナーは、見た目よりタイトなので、スタート直後の混乱で波乱が起きる可能性も多い。

その他のパッシングポイントは、バックストレート後の8コーナー入り口や、GPコースで最も低速と言われるシケイン入り口も勝負所だ。



■セッティング

タイトなコーナーが連続する低速区間をクリアするトラクション性能と、最終コーナーからメインストレート、抜きどころの1コーナーへと続く高速区間で伸びるトップスピードを両立させる高度なセッティングが必要。



■タイヤ

フロント : ソフト ・ ミディアム
リア : ミディアム ・ ハード(左右非対称コンパウンド)

ウェットタイヤ :    フロント、リア共  ソフトスペック

全体的には旋回性とトラクション、エッジグリップが重要だ。
しかし、このコースは、右コーナーが多く、最終コーナーでかなりタイヤ温度も上がるのだが、左コーナーは4つしかなく、路面温度が低い時はタイヤの温まりが問題となる。




■ポルトガル


正式名称:ポルトガル共和国
首都:リスボン
人口:約1,053万人
面積:約9万1,985km2(日本の約4分の1)
言語:ポルトガル語
通貨:ユーロ

アイスランドに次いで、ヨーロッパ諸国の中で最も西に位置する。
イベリア半島西端(スペインの西隣)に位置し、国土は南北に長い長方形をしている。
かつてはヨーロッパ主導の大航海時代の先駆者ともなった。
そのためヨーロッパで最初に日本や中国など東アジアとの接触を持った国家でもある。
2009年のGDPは約2278億ドル(約20兆円)であり、ほぼ埼玉県と同じ経済規模。

■観光

アジュダ宮殿 - 城・宮殿
19世紀初頭に建てられ、ルイ1世以来王宮として使われていたが、1908年のカルロス1世の暗殺事件後共和制政府のもとで迎賓館として使用されるようになった。

ケルース宮殿 - 城・宮殿
ドナ マリア1世とその夫ドン ペドロ3世と妃の夏の離宮として1740~1792年にかけて建てられた。ロココ調の建物はプチベルサイユと呼ばれている。また、フランス人建築家によってデザインされた庭園も美しい。

サンジョルジェ城 - 城・宮殿
東部の丘の上に建つ城跡で、市内から見ることができるリスボンのシンボル的存在。現在城内は公園になっており、4月25日橋など、市内の展望を楽しむには絶好のポイント。

サンロケ教会 - 教会・寺院
フォス宮脇のケーブルカーを登った左手。1584年に苦難の航海の果てにリスボンにたどりついた天正遣欧使節団が、宿舎として約1ヵ月滞在したこともある日本にゆかりのある教会。

ジェロニモス修道院 - 教会・寺院
16世紀のポルトガルの栄光を今に伝える白亜の大寺院。マニュエル1世(MANUEL I/1469~1521年)が、バスコダガマの海外遠征で得た巨万の富を費して建てたもの。バスコダガマの棺が安置されている。

ベレンの塔 - 歴史的・文化的建造物
発見記念碑から更に川下に約1KMほど歩いたところにある。16世紀初めに建てられたマニュエル様式の塔。リスボン港を守る要塞として建設されたもので、船の通関手続きが行なわれた。

ロカ岬 - 自然
カスカイス北部にあるヨーロッパ大陸最西端の岬。広々とした草原の突端が、高さ140Mの断崖となって大西洋に落ち込み、記念碑が立っている。観光案内所では「最西端到達証明書」を発行してもらえる(有料)。

ロッシオ広場 (ペドロ4世広場) - 町並み
リベルダーテ大通りとバイシャ地区の接合部。中央部分にはブラジル初代総督ペドロ4世のブロンズ像が立ち、広場の周囲には18、19世紀の建築物が並ぶ。鉄道、地下鉄、バス全ての交通機関の拠点。

発見記念碑 - 歴史的・文化的建造物
テージョ川岬に立つ一大モニュメント。バスコダガマがインド航路へと旅立った船出の地として知られ、1960年にエンリケ航海王子の没後500年を記念して建てられた。高さ53Mの巨大な帆船を模った記念碑。

ポルトガルの世界遺産


文化遺産

アゾレス諸島のアングラ・ド・エロイズモ中心地区
リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔
バターリャ修道院
トマールのキリスト教修道院
エヴォラ歴史地区
アルコバッサ修道院
シントラの文化的景観
ポルト歴史地区
コア渓谷の先史時代の岩絵遺跡群
アルト・ドウロ・ワイン生産地域
ギマランイス歴史地区
ピコ島のブドウ畑の景観

自然遺産

マデイラ島の照葉樹林


ベレンの塔





■天気

        




■タイムスケジュール(日本時間)

2010. 10.29

125cc   FP1   17:05 - 17:45
MotoGP   FP1   18:05 - 18:50
Moto2   FP1   19:10 - 19:50

125cc   FP2   21:05 - 21:45
MotoGP   FP2   22:05 - 22:50
Moto2   FP2   23:10 - 23:50

2010. 10.30

125cc   FP3   17:05 - 17:45
MotoGP   FP3   18:05 - 18:50
Moto2   FP3   19:10 - 19:50

125cc   QP   22:05 - 22:45
MotoGP   QP   23:05 - 23:50
Moto2   QP   (Sun) 00:10 - 00:55

2010. 10.31

Moto2   WUP   18:00 - 18:20
MotoGP   WUP   18:30 - 18:50
125cc   WUP   19:00 - 19:20

Moto2   RAC   19:15
MotoGP   RAC   21:00
125cc   RAC   22:30

Your Time Zone: GMT +9hours
race local time: GMT +1hours




■TVオンエア情報

G+SPORTS

予選

10月30日(土) 21:00~24:15(生放送)※最大24:30まで放送

10月31日(日) 13:00~16:00(編集版)

決勝

10月31日(日) 20:00~24:45(生放送)※最大25:15まで放送

11月1日(月)17:00~21:15(編集版)

日本テレビ系

決勝

10月31日(日) 25:20~26:20

※放送日時、内容は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください




REPORT

MotoGP

最高峰クラス王者として2戦目を迎えるロレンソは、シーズン最多表彰台獲得、シーズン最多ポイント数獲得、シーズン全戦ポイント奪取の記録に向け、2年連続してポール・トゥ・ウインを決めた舞台に挑戦。
ランク2位のペドロサは、前戦で気迫の走りを見せたが、左鎖骨骨折から完治していないことから、決勝レースをキャンセル。3年連続して表彰台を獲得するエストリルで、23ポイント差のアドバンテージをキープするために、治療とリハビリに専念している。
フィリップアイランドで圧倒的な速さを見せたストーナーは、ランク3位に浮上。毎年厳しいレースが続くエストリルで、戦闘力が高まるデスモセディチGP10を評価する。
ランク4位のロッシは、エストリル最多の5勝を記録。8ポイント差のストーナーに挽回するチャンスとなる。
前戦のリタイヤにより、ランク3位争いから離脱したランク5位のドビツィオーソは、250ccクラスに優勝を含む3度の表彰台を獲得した舞台で、仕切り直す。
ランク6位のスピースは、新人王のタイトルを獲得。プライベーターのナンバー1も確保し、エストリルに初挑戦する。
250ccクラスからの昇格組の中で、一番勢いに乗っているのは、バウティス。優勝経験があり、昨年ルーキーズテストを実施した舞台で、成長度を測る絶好の機会となる。
好パフォーマンスを見せたセパンの後、フィリップアイランドで厳しい展開となった青山博一は、今季2度目シングルフィニッシュを目指す。

今大会は、金曜の午前中にフリー走行1を実施。決勝レースは、日本時間の22時にスタートする。
※ 決勝レース日は、サマータイムから標準時間に変更され、ポルトガルと日本時差は8時間から9時間となる。



Moto2

タイトルを獲得したエリアスは、前戦ではモリワキが準備した2011年型のプロトタイプマシンをテスト。凱旋後の初グランプリとなる今週末は、最高峰クラスで唯一勝利を挙げた舞台に向け、新たなモチベーションを持って臨む。
ランク2位のフリアン・シモンとランク3位のアンドレア・イアンノーネとのポイント差は、僅か2ポイント。
シモンは、昨年の125ccクラスでポールポジションから独走中に転倒すれば、イアンノーネは、転倒リタイヤを喫していた。
後半戦に入り、上位に安定して進出してきたスコット・リーディング、ステファン・ブラドル、アレックス・デ・アンジェリス、カレル・アブラハム、ドミニケ・エジャーターのパフォーマンスにも注目。

旋回性に問題を抱える高橋裕紀は、シーズンの中で最もトリッキーなレイアウトに挑戦する。

ライダー部門とミシェル・メトロー・トロフィ部門が決定している中、残るタイトルはコンストラクター部門。モリワキが、シューターに15ポイント差のアドバンテージを広げている。

※ レーシング・チーム・ジャーマニーは、渡辺一樹を解雇し、カルメロ・モラーレスをラスト2戦に起用する。



125

環太平洋3連戦で3連勝を達成して、第13戦アラゴンGPの転倒リタイヤを帳消しにしたマルケスは、ポイントリーダーに再浮上しただけでなく、ランク2位に12ポイント差のアドバンテージを広げた。
もし、今季10勝目を挙げ、ライバル2人が3位以下ならば、最終戦バレンシアGPを前に、タイトル争いに決着がつく。
ランク2位のニコラス・テロール、ランク3位のポル・エスパルガロにとっては、最終戦までタイトル獲得の望みをつなげるために、今季4勝目、最低でもマルケスの前でフィニッシュすることが条件となる。
ランク4位のブラドリー・スミスは、ランク3位と73ポイント差、ランク5位とは45ポイント差。ランキングがほぼ固定したことから、125ccクラス最後の2戦で表彰台、優勝で締め括りたいところ。
ランク5位争いを展開するエステベ・ラバット、エフレン・バスケス、サンドロ・コルテセのポイント差は、僅か5ポイント。2戦連続4位のバスケスは、レース展開次第では、エスパルガロのサポート役に回る。

ランク8位の小山知良は、ランク7位と14ポイント差、ランク9位とは21ポイント差。ラスト2戦で今季2度目の表彰台を狙う。





COMMENT


YAMAHA

J・ロレンソ

「残りは2戦。どちらもとても特別なレースだ。そのひとつめがエストリルで、モトGPで出場した2回は最高の思い出になっている。125や250では一度も勝ったことがなかったんだけれど、2008年からは2回とも優勝することができた。モトGPで2回以上優勝した唯一の場所なんだ! エストリルのコースは大好きで、ここではいつも調子がいい。それにちょっと、もうひとつのスペインGPみたいな感じもするしね。世界チャンピオンになってから、母国の近くでのレースは初めてだから、彼らのサポートを感じたい。依然として、やる気は十分。去年みたいに、もう一度優勝を目指したい」

W・ツェーレンベルグ 監督

「私にとっては初めて訪れる場所。だが2008年と2009年の録画を見て、ホルヘがこのコースを気に入っていることがわかった。世界チャンピオンとして、久しぶりにヨーロッパへ戻るのを楽しみにしていて、ホルヘにとっても大切なウイークエンドになるだろう。彼は体調をしっかり管理し、冷静さをキープして最後の2戦に照準を合わせている。そしてこのポルトガルでの3連勝を目指している」

V・ロッシ

「フライアウェイ・レースはとても好調で、優勝1回を含めて3回とも表彰台に上ることができた。マシンはとても良くなってきているし、僕の肩の状態にも満足している。ヨーロッパに戻ってきて気力もますます充実しているので、残りのふたつのレースをエンジョイし、また優勝を狙いたいと思っているんだ。去年はいくつか問題が出たりして表彰台に上ることができなかったから、今年はそれを変えたい。フィリップアイランドがあんなだったから、もうちょっと暖かいところを希望しているんだけれど、エストリルもとても天候の変わりやすい場所。また大変なことになりそうだね」

D・ブリビオ 監督

「フライアウェイ・レースでは優勝1回を含む3表彰台と、納得のいく戦いができ、満足してヨーロッパへ戻ってくることができた。残る2戦も、この勢いをキープしていきたいと考えている。昨年はあまりいいところがなかったので、今回はプラクティスの時間をできる限り有効に使い、初日からしっかりセッティングを見つけていきたい」




HONDA

ダニ・ペドロサ

「今週のエストリルから復帰するが、オーストラリアの時より左鎖骨の状況はだいぶんよくなっていると思う。エストリルはフィリップアイランドほど体力的に厳しくはなく、かなり気持ちよく乗れると思う。オーストラリアからの約10日間の間に順調に回復している。先週の火曜日に病院に行って抜糸した。傷口は大丈夫だった。筋肉のリハビリをずっとしてきたので、今はだいぶん力もついた。でも金曜の朝にバイクに乗ってみるまではどの程度の違いがあるかはなんとも言えない。アラゴン同様、今回、金曜日に2回のフリー走行があるので、体調が完全ではない自分にとっては助けになる。エストリルはバンピーでいくつかのハードブレーキングポイントがある。でも左コーナーより右コーナーが多いので左鎖骨への負担は大きくないし、いい結果を残せるようにがんばりたい」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「精神的にもマシン的にもいい状態でポルトガルGPに向かうことができる。エストリルでは、いい結果が残せると思う。日本とマレーシアで2位になれたし、オーストラリアではもう少しで表彰台というところまでいった。だから今回も、それ以上のリザルトを目標にしたい。ポルトガルでは、これまでいいレースをしてきた。昨年は7位だったけれど、今年はトップ3を狙って戦いたい。レイアウトは低速コーナーが多くコース幅も狭くて、パワーをうまく使いこなすのが難しい。このサーキットの特徴をよく理解して、マシンのいいセットアップを見つけなくてはいけない。今回は金曜日にフリー走行が2回あるので、1回多い走行を十分に利用したい。シーズンの最後の2戦を楽しみにしている」

ランディ・デ・ピュニエ

「エストリルはとても面白いサーキットなので、レースがとても楽しみだ。今週末の天気予報はあまりよくなくて、フィリップアイランドのようになりそうだから少し心配している。でも、速く走れると思うし、トップ8でレースを終わらせられるようにベストを尽くしたい。シーズンももう終わりに近づいているのでチャンピオンシップも大詰め。この前のレースは悪くなかったけれど、もっといいポジションで終えることもできたと思うし、最後の2戦、今季ベストリザルトを狙っていきたい」

マルコ・シモンチェリ

「フィリップアイランドのレースには、非常に満足している。でも、最終的に6位だったので、もっとがんばらなければならない。簡単ではないけれど、それ以上のリザルトを目指して、チームと一緒にがんばりたい。フィリップアイランドのあと、日本に行って風洞でのテストを行った。その後、イタリアに戻って、大好きなエストリルのことを考え始めた。昨年は優勝している。2008年は2位だった。エストリルは自分のライディングスタイルに合う場所だと思うし、マシンのセッティングが決まればいいレースができると思う」

マルコ・メランドリ

「前戦フィリップアイランドは、ウエットはよかったが、ドライになるといつもと同じフロントの安定性のなさに苦しんだ。マシンの感覚がつかめないから、乗るのが難しい。とても厳しい状況だけれど、まだ希望は失っていない。エストリルではみんながびっくりするようなレースができたらいい。残り2戦。シーズンをいい結果で終わらせたいと願っている」

青山 博一

「3連戦最後のレースとなったオーストラリアはあまりいいレースができなかったけれど、エストリルでは、再び、前進できると思う。このサーキットは好きだけれど、マレーシアとオーストラリアは、まるで違うキャラクターのサーキットだ。エストリルはもてぎに似ているから初日からいい走りができることを願っている。マレーシアはとてもよくて、かなり自信になった。でも、オーストラリアはあまりよくなくて、自信をまた失ってしまった。MotoGPマシンでは、初めて走るコースが続くので、実際に走ってみないと何とも言えない。残り2戦。ベストを尽くしたい」



Moto2

トニー・エリアス

「フィリップアイランドは難しいレースだった。原因不明のギアボックストラブルがあり、チームは全力でがんばってくれたけれど、最後まで完ぺきには直らなかった。マシンはとてもいい感触だったし、そのトラブルがなければいい走りができたと思う。レースを終えて、とてもがっかりしたけれど、同時にいいレースができたと思うし、ラストラップはすばらしい走りができた。エストリルでは、不完全燃焼に終わったフィリップアイランドの埋め合わせをしたい。ここはMotoGPクラスで優勝したところで、思い出深いサーキット。故郷で僕の祝賀会を行ってからポルトガルに向かうが、チャンピオンにふさわしい走りをしたい」

フリアン・シモン

「フィリップアイランドは、ウオームアップで転倒したのが決勝レースに影響して楽ではなかった。それでもイアンノーネのすぐ後ろの4位でフィニッシュしたし、彼とあまりポイントの差は広がらなかったし、引き続き、総合2位を目標に全力を尽くす。エストリルはトリッキーなサーキットだし、今週末の天気も不安定な予報なので、難しいレースになると思う。残り2戦、ベストを尽くしてMoto2初優勝を狙いたい」

アンドレア・イアンノーネ

「最後の2戦はとてもエキサイティングなレースになると思う。誰もがいい位置で今年を終えたいと思っているからね。今年は、ここまですばらしい結果をいくつか残してきたし、エストリルでは力を全て出しきって4度目の優勝をしたい」

高橋裕紀

「過去3連戦は、日本GPはまずまずのレースができたと思うけれど、マレーシアで転倒、オーストラリアはポイントを獲得できなかった。この数戦は、2年ぶりに走るサーキットが多いけれど、その影響はなくて、マシンのセットアップに課題を抱えている。問題はシーズンを通して変わっていないけれど、今回もセッティングに集中して、ベストを尽くしたい」




SUZUKI

アルバロ・バウティスタ

「エストリルが大好き。過去には成功したレースがあった。それに、ホームからも近いから、ホームレースのように感じる。家族とファンが応援に来てくれる。
昨年、GSV‐Rのテストを実施したから、セパンのようにアイデアがある。その意味では、マレーシアのように戦闘力が期待できるだろう。
フィリップアイランドでは、2つほど問題があったけど、僕たちは克服した。もう同じ問題は起こらないはずだから、最初から上手く走らなければいけない。トップ6以内を入れるようにしないと。その能力がある。」

ロリス・カピロッシ

「痛いところが判明した。足を折ったけど、走ることに支障はない。オーストラリアでは大丈夫だったし、大きな問題にはならなかった。歩くよりも走らせる方が楽なんだ。
集中治療を受け、だいぶ良くなった。早くバイクに乗りたい。今季懸命に働き、辛抱強く耐え、特に遠く離れたところで3週間頑張ってくれたスタッフたちに恩返しがしたい。スズキとチームは、いつものように、僕への対応が素晴らしかった。彼らのために全力を尽くし、ベストライダーたちとレースができることを証明したい。」





DUCATI

ケーシー・ストーナー

「エストリルは、大きな波があるリザルトだった。
2005年に250ccクラスで初優勝を果たしたけど、あまり良くない思い出がある。2008年はテクニカルな問題があった。2009年は表彰台に戻れたけど、ホルヘ・ロレンソは僕よりも速かった。彼はこのトラックですごく強い。今週末も同じような展開になると思う。
セッティングの仕事に集中しないと。トラックはすごくバンピーだ。僕たちのバイクは、バンピーに対して、全体的にアグレッシブなリアクションを起こすから、セッティングを合わすことができるかどうかだ。GP10はここ数戦で全てのコンディションに上手く機能したから、この意味では自信がある。」

ニッキー・ヘイデン

「今シーズンを表すのは、ナウ・オア・ネバーだ。
エストリルは非常にノーマルなトラック。カレンダーで最も低速なシケインがあることを除けば、特別なキャラクターはない。大西洋に近いから風が吹き抜け、天候が変わりやすい。
とにかく、僕たちはどんなコンディションにも対応する準備が出来ている。ポジティブな形でシーズンを締め括りたい。」

カルロス・チェカ

「僕を信じてくれ、ワンダフルなギフトをくれたチームに心から感謝したい。3年ぶりにMotoGPに戻れることは、大きな喜びだ。
ここには素晴らしい思い出がある。この3年間で、バイクやMotoGPワールドは大きく変化してしまったけど、変わっていないことも沢山ある。
デスモセディチGP10は、僕が乗っていた当時のバイクとはすごく違うけど、ポジティブなリザルトをこの2レースで獲得するために、ベストを尽くすつもりだ。」




MotoGP : ロレンソ凱旋帰国

2010-10-23 23:55:52 | MotoGP 2010
スペインの航空会社エア・ヨーロッパが、ロレンソのチャンピオン獲得を記念してボーイング737の機体側面にM1を駆るロレンソをあしらったデザインを張り付けた。
先日のマヨルカ島への凱旋帰国時の歓迎と言い、2輪モータースポーツが根付いている文化背景は羨ましい。
日本では、なかなかこうはいかないね。残念ながら。












MotoGP : 第16戦 オーストラリアGP 採点表

2010-10-23 02:17:22 | MotoGP 2010




『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙の、第16戦オーストラリアGPの成績表を掲載。10点満点。




『10点』

■ケイシー・ストーナー/ドゥカティ/優勝

「圧倒的。彼にしかできないライディングをした時は、ローラー車と化す。本人にとってもドゥカティにとっても悔やまれるのは、このシーズンは彼の浮き沈みが激しかったことだ」



『8.5点』

■ホルヘ・ロレンツォ/ヤマハ/2位表彰台

「彼のすばらしいところは、ほかのライダーのようにすぐに白旗をあげないところ。このストーナーを止めるのは不可能だったが、少なくとも食らいつこうとはしていた」



『7点』

■ヴァレンティーノ・ロッシ/ヤマハ/3位表彰台

「来季のチームメイトである(ニッキー・)ヘイデンを倒したのは満足。しかしストーナー、そしてロレンツォとの差は大きかった」



『4点』

■青山博一/インターウェッテン・ホンダ/13位

「散々な結果」


SKY PerfecTV! MOTOR SPORTS



【動画】Bayliss e Scassa

2010-10-23 02:16:20 | 動画





トロイ・ベイリス(ドカティ1198RS)、ルーカ・スカッサ(MV アグスタF4)、アレッサンドロ・トルコラッキ(BMW S1000RR)が、ムジェロで走る。

今年、スカッサには注目していたのだが、シーズン終盤には、良いパフォーマンスを発揮するようになった。
シーズンに61ポイントを稼ぎ、WSBKランキング16位となっている。

映像では、スカッサがベイリスを追う構図。
F4に乗るスカッサは、ベイリスとの差を詰められずにいる。
BMWはストックながらストレートスピードはドカティを凌駕しているようだ。
途中、BMWが挙動を乱す。

本気走りではないので、対決と言う程の内容ではない。





YouTube - Troy Bayliss e Luca Scassa al Mugello


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MotoGP : レプソル3人体制

2010-10-21 23:47:51 | MotoGP 2010
ホンダ・ファクトリー体制に関する動きと、エリアスがLCRにリンクされている話題です。
いつもの事ですが、公式アナウンスではなく、裏付けの取れていない海外記事ですので、そのつもりで読んでください。

MotoMattersの記事を基に書きます。
1週間で違う情報が出てきたりして内容に変化があります。
完全翻訳では無いのであしからず。




Honda Silly Season Update: Three Repsols And Elias At LCR


MotoGPの来期ラインナップは、ロッシやペドロサの大物が収まったことで、次々にパズルが埋まると思われていたが、それぞれのチームの資金不足も相まって未だ流動的だ。

ホンダのファクトリー体制のライダーには、3人のライダーが既に決まっている。
ダニー・ペドロサとアンドレア・ドビチオーゾ、そしてケーシー・ストーナーだ。

HRCのマーケティングディレクターのリビオ・スッポは、ストーナーを走らせる独立チームを編成する為に別のスポンサーを探していたが、それは失敗に終わった。
そうなるとファクトリーチームに誰を残すかという選択肢においては、ドビチオーゾがチームを去らざるを得ず、グレシーニ行きが有力視されていた。
しかし、既報の通りドビチーゾは、ファクトリーチームに留まる事を最優先に考えており、グレシーニ行きには同意しなかった。
ホンダは、次なる手段として、ファクトリー3人体制を模索する事となる。
現状では、レプソルは3人を抱える余裕がないと思われていたが、フィリップアイランドで、この3人体制をについて話し合いがもたれているとニュースが流れた。
レプソルは、チーム体制強化のためのスポンサーシップを1000万ユーロから1500万ユーロに引き上げたとの噂もある。

実は、この3人以外にHRC契約のライダーとして、マルコ・シモンチェリがいる。
シモンチェリは、ファクトリー体制のもと、グレシーニチームが確定している。

もしドビチオーゾが、レプソルに留まる事が出来るのならば、グレシーニチームには空席が出来る事になる。
このシートには、シルバーストーンで脊椎圧迫骨折し、困難なルーキーシーズンを送っている青山博一が有力となっている。
このプランは、日本人ライダーを切望しているホンダとドルナの両方を満足させる事になる。


Moto2においても、新チャンピオンのトニー・エリアスをどこに置くのかが課題となっている。
多くの人々が、2009年にランキング7位で終えたエリアスが、MotoGPを去るのに疑問を感じていました。
そして、新たなカテゴリー、Moto2を制したエリアスが再び最高峰クラスに戻る事を望んでいる。
エリアスの復帰プランとして、当初、プラマックの名前が上がっていた。
しかし、2008年の苦い思い出もあり、スペイン人達は反対の声をあげている。
また、LCRのボス、ルーチョ・チェッキネロもエリアスを向かい入れたいと切望しているという。

スペインのマンレーサで開催されたエリアスのMoto2タイトルを祝うイベントで、大勢の群衆の前にエリアスはMotoGP復帰を明らかにしている。

「どこに行くのかは、まだ話せませんが、来期は、グレートなチームで、グレートなバイクと共にいるでしょう。」と、群衆に向かって言った。

エリアスが、LCRチームに行く事になれば、ランディ・ド・ピュニエが唯一取れるオプションは、プラマックとサインする事となる。
ド・ピュニエのマネージャー、エリック・マエは、「エリアスが、来年、チェッキネロのチームで走る事は99%確実です。」と述べた。
マエは、プラマックとの交渉を否定しているが、フランス人をキープしたいドルナや根強いファン達の支えもあり、ド・ピュニエが2011年にプラマック・ドカティに乗る事に疑問の余地がない。
ド・ピュニエとプラマック側との最終交渉が、次の週末、エストリルで行われると予想されている。




追加記事:

カピロッシ、エストリルもスキップ

フィリップアイランドで、痛めていた足を更に痛めてしまったカピロッシだが、本国に戻り精密検査を受けた所、踵が複雑骨折していた。
10月31日決勝のエストリルに間に合わず、参戦不可となる可能性がある。
最終的な決定は、エストリルの医療スタッフによる検査でなされるだろう。



イッポリト、再選

FIMの新代表を決める会議が開催され、現代表のヴィト・イッポトリが再選された。
任期は4年となる。
今後、2012年のMotoGPレギュレーション改正や、コスト削減、グリッド数拡大などの課題が山積している。



バージェス、ロッシと共に

ロッシのチームスタッフであるバージェスを始め、多くのスタッフが、ロッシと共にドカティへ移るようだ。
これらの話題は、パドックでの最高機密であり、誰もが口を閉ざしているのだが、漏れ聞こえてくる情報によれば、多くのスタッフが移籍の対象となっている。



レディング、BMWテスト

シューター(スッター)が、2012年にMotoGPクラスへの参戦を目指して、プロトタイプを製作している。
そのマシンをスコット・レディングが、バレンシア最終戦後のテストでライディングするかもしれない。
シューターは、新Moto1のエンジンに選んだのはBMW-S1000RR。
現在のCBR600RRベースのエンジンを積むMoto2とディメンションがほぼ同じであるBMWエンジンで、デザインの簡略化が図れるという。



ブリジストン、負担求める

2009年にMotoGPで唯一のタイヤサプライヤーとなったブリジストンだが、来年末には契約が満了となる。
その後は、Moto2チームがダンロップに支払っているように(40,000ドル)、各チームに経済負担を求める交渉を進めているという。



Moto2マシン売り出し中

2010-10-20 23:17:22 | レース その他
フィリップアイランドで、2位を獲得したスコット・レディングだが、彼の乗るシューター製のマシンがシーズン終了後に売りに出されるようだ。
Marc VDS Racingに所属するレディングのマシンは、シューターMMX。
Moto2にて最大勢力を誇るマシンとして、マニュファクチャラー・ポイントスタンディングもモリワキに次ぐ2位と好成績を収めている。

ご存知の通りMoto2エンジンは、コントロールエンジンとしてFIMの管理下にあり、このエンジンを付けて販売する事は出来ない。
そこで、WSSでユージン・ラバティが使用したエンジンが取りつけられる。

価格は、75,000ユーロ。日本円にして、840万円位となる。
WSSトップクラスのエンジン付きなので、これでMoto2に準じたクラスが開催されているスペイン選手権あたりに出てもすぐに優勝が狙えるポテンシャルは持ってそうだ。
もし、興味があると言う方は、チームマネージャーのミハエル・バルトレミー宛にメールでコンタクトしてください。

Buy Scott Redding’s Moto2 bike








Engine :
Type: Honda 600cc liquid cooled inline four-cylinder, four-stroke with Honda Racing Kit
Maximum Power :  Over 140 BHP (103KW)
Maximum Speed :  In excess of 275km/h

Exhaust:
Type :  Akrapovic Titanium Exhaust System

Transmission:
Gearbox Type :  Six speed gearbox
Clutch Type :  SuterClutch slipper clutch Moto2 specification

Rolling Chassis:
Frame Type :  Aluminium twin spar, CNC machined, multi-adjustable steering
geometry/wheelbase/ride height.
Swingarm Type :  Aluminium swingarm, CNC machined, adjustable
Suspension :  Ohlins upside down front forks and Ohlins rear shock, all
adjustable for pre-load, high and low-speed compression and
rebound damping. Alternative rear suspension links available
Front/Rear Wheels :  OZ Racing 17" rims front and rear
Front Rear Tyres :  Dunlop 17" Front + Dunlop 17" Rear
Front Brakes :  Brembo ;  two 290 mm steel front discs, two four-piston calipers.
Rear Brake :  Single 218 mm stainless steel rear disc, twin-piston caliper
Fuel Tank :  Aluminium
Bodywork :  Carbon Fibre
Dry Weight :  135kg