9月9日に決勝が開催された全日本ロードーレース選手権第7戦オートポリス大会の写真
今回のオートポリス戦では、たくさん写真を撮ることができました。
まずは、走行シーンを中心にお見せします。
JSB1000
JSB1000クラス決勝、1コーナーに最初に飛び込んだのは中須賀であったが、イン側にいた秋吉がトップを奪い、終盤まで2人のハイペースの攻防が続くことになる。
徐々にトップとの差を詰め、中盤に追いついた清成。
ラストラップ、中須賀に先行され後退した秋吉を捉え2番手に浮上した瞬間。
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1. 中須賀 克行 YAMAHA 32'56.885
ウィニングランを終え戻ってきた中須賀は歓喜の雄たけびをあげ、喜びを爆発させた。
涙を浮かべる奥さんと幼い息子に駆け寄り、抱擁を交わす姿に、その場にいた誰もが感動を共有したのだった。
2. 清成 龍一 HONDA +1.040
急な参戦にもかかわらず、表彰台を確保した。
私が知っている昔の彼は、すでに存在していない。
彼の表情には、世界で戦い続けてきたプロとしての顔がそこにあった。
3. 柳川 明 KAWASAKI +8.894
柳川が戻ってきて最初に出た言葉は、「すみません」だった。
カワサキのホームコースで、優勝を捧げたかったが、果たせなかった。
現状で勝てるパッケージでないのは明らかだが、責任感が強い彼からつい出た言葉だった。
良くなりつつあるマシンと共に、優勝を見る日は遠くないだろう。
4. 秋吉 耕佑 HONDA +9.086
ラストラップ、無理が利かなくなってきた秋吉は、清成に交わされ3番手に後退した。
そして更に、第2ヘアピンでオーバーランを喫し、柳川にも交わされる。
これで、SUGOに続く悔しい4位。
歯車が噛み合わないシーズンだが、早さは健在。
次の岡山戦は、昨年に中須賀に負けているだけに、リベンジを狙っていることだろう。
5. 山口 辰也 HONDA +21.603
プライベーターチームとマシンで奮闘したが、まだメーカー系との差は大きい。
6. 徳留 和樹 HONDA +38.508
コーナー進入時の安定したフォームは、まだトップクラスの走りを実感。
7. 今野 由寛 SUZUKI +48.095
8. 須貝 義行 DUCATI +50.261
9. 藤田 拓哉 YAMAHA +57.969
J-GP2
1. 生形 秀之 GSX-MFD6 30'30.041
全日本13年目の初優勝!
8. 朝比奈 正 Z600 +1'32.454
本当にレースが好きなんだなぁ、と尊敬する。
熱い情熱を持った朝比奈さんがいつまでも走り続けてくれることを望む。
10. 関口 太郎 TSR2 +1Lap
大腿骨骨折から僅か1ヶ月の復帰。
RT. 浦本 修充 CBR600HP6 +9Laps
トップを狙える位置まで追い上げたが、惜しくもエンジントラブルでリタイアした。
RT. 野左根 航汰 YZW-N6 +13Laps
マシントラブルでリタイアしたが、大いに将来性を感じる元気なキレのある走りを見た。
RT. 中本 郡 YZF-R6 +12Laps
J-GP3
1. 徳留 真紀 NSF250R 27'39.392
2. 長島 哲太 NSF250R +0.041
6. 藤井 謙汰 TSR3B +10.005
一番良い写真は、他で使用するために載せられませんでしたが、
ほとんどの選手は撮っていると思いますので、欲しい人がいれば大きい写真でお譲りします。