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MotoGP / SBK / BSB / 全日本ロードレース選手権 アーカイブス

ホッパー、AMAのM4スズキ

2010-01-31 21:01:04 | レース その他






ホッパーの行き先が決まりました。

FBコルセで、MotoGPという選択肢もあったのだが、やはり典型的なアメリカ人である彼は、AMAでアメリカの生活が性にあっていたようだ。

FBコルセの方は、ホッパーに振られたので、代わりにトライアンフのリストから外されたギャリー・マッコイを起用するとの噂がある。
今まで、実力はあるのに体制に恵まれなかったマッコイおじさん、是非、起用して欲しい。
またスーパードリフト走行見てみたいね。











Team Hammer M4 Suzuki リリース


HOPKINS JOINS CARDENAS FOR TEAM M4 MONSTER SUZUKI News






ジョン・ホプキンスについて、先日、FBコルセが獲得を断念したとの発表がなされたばかりだが、彼はチーム・ハマーと2010年のAMAに参戦する事が公式に確認された。
このアメリカ人ライダーは、フォンタナのオートクラブ・スピードウェイにおいて、スズキGSX-Rとの初対面を果たし、M4モンスター・スズキの名のもとで戦う事になるでしょう。

ジョン・ホプキンス

「このチーム、及びジョン・ウルリッチ(チームオーナー)と再び仕事が出来る事に興奮しています。
私のレース・キャリアは、彼らと共に始まり、多くの成功を手にしました。
モンスター、M4や他のスポンサーの方々にも、多大なるご支援を頂きまして感謝しています。
そして、再びスズキのオートバイに乗る事が出来た事を嬉しく思います。
これまで、けがに悩まされ続けましたが、今現在はとても健康な状態です。
私のフィットネス・レベルは、2007年の時より上がっているでしょう。
前向きな気持ちで、レースを楽しみにしている。

今回、フォンタナで少しだけどマシンに乗る機会があった。
ただのシェイクダウン・テストだけれど、マシンは非常に乗りやすく、本当に楽しんだよ。
今年の目標は、マシンとサーキットを学ぶ事。
そして、怪我無く無事にシーズンを過ごし、ベストを尽くしたうえで、チャンピオンシップで成功を収めたい。
とにかく、素晴らしいチームと共に戦える事は最高だ。
体調は万全だし、素晴らしいシーズンにしていくつもりさ。」




ファクトリーの思惑

2010-01-29 23:15:02 | MotoGP 2010






古い情報(1月6日付)で申し訳ないが、ここに移籍交渉に絡む情報が分かりやすく紹介されていた。

ホンダが、ドカティのリビオ・スッポをスッポ抜いた時は驚いたが、なるほど、レプソルとの将来的な微妙な関係があったり、ストーナーがホンダへ移籍する布石なのかもしれないのだ。
元々スッポは、ホンダで働いていた人だから、コネクションが継続していたのもあるだろうね。
各ファクトリーも、様々な思惑と共に長期戦略を立てているようだが、いろいろ複雑な事情が透けて見えてくる。

もうひとつの記事は、Moto2について一般の人向けに解説してある記事です。




水面下の移籍交渉 オートバイの世界選手権 - 47NEWS




モト2クラスがスタート 600ccの新カテゴリー - 47NEWS






トーズランドは、ロレンゾが嫌い

2010-01-27 23:39:25 | MotoGP 2010
面白い記事があったので、久しぶりに翻訳記事を。

ジェームス・トーズランドのインタビュー記事だが、地元新聞という事でリラックスしていたのか、かなり率直に語っている。
トーズランドにとって、ロレンゾは嫌な奴だったようだ。
チームメイトだったエドワーズに関してのコメントは今回は無し。

先日のスーパーバイクのテストでは、新チームメイトのクラッチローに遅れを取っているジェームズ。
さて、今年はどんな活躍を見せてくれるだろうか。




本文は、イギリスの文化的背景を知らないと理解が難しい部分もあるので、事前に本文中の言葉を少し補足しておく。
トーズランドの話題というより、半分イギリスの番組紹介になってしまった。



※“ I'm a Celebrity - Get Me Out Of Here ”

イギリスの超人気TVプログラムで、有名人達がジャングルで生き残りをかけた本気のサバイバルをやる番組。
真のセレブや有名人たちが過酷な自然の中で生活するうちに、本音が出たり、人間性が見えてくるので、イギリスでは子供から大人まで誰もが見ている人気プログラムである。
指示には従わなくてはならず、虫を食べたりもする。
こんな生活に耐えられない場合、

I'm a celebrity  Get me out of here(私はセレブ ここから出して!)

と言えば、晴れて普通の生活に戻れるが、番組からは脱落となる。
最後まで残った人がヒーローになるのだ。






※ The X Factor

これもイギリスの超人気TVプログラム。
スターを発掘するオーディション番組で、この手の番組はイギリスでは大人気で、放送後はいつも話題に出てくるくらい。
視聴率40~50%を誇っており、優勝者には賞金とデビューする権利が与えられている。
過去にも何人ものスターがここから巣立っていった。
素人だった参加者が、毎週、勝ち進んでいくにしたがって、スターに様変わりしていく様はホントに面白い。

The X Factor は次の5つのステージで進んでく。

Stage1 : プロデューサー・オーディション
Stage2 : 審査員オーディション
Stage3 : ブートキャンプ
Stage4 : 審査員の自宅訪問
Stage5 : ライブショー

最後にライブパフォーマンスを行った後、視聴者からの投票を行い、最終的に残った二人による決選ライブで優勝者が決まる。

イギリスでは、他にも似たようなオーディション番組があり、その一つで、あのスーザン・ボイルが生まれた。


本文中、トーズランドが夢中になったというルーシーは、ファイナリストに選ばれており、本選第5週目まで勝ち進んだが、あと一歩のところで脱落している。






Visordownより

Toseland: Lorenzo annoys me like hell



スーパーバイク世界選手権で2度のタイトルを獲得しているジェームズ・トーズランドは、最近のインタビューで、昨年までのMotoGPでライバルであったホルヘ・ロレンゾについて、「僕を地獄のように苛立たせた。」と述べている。

先週末のポルティマオ(ポルトガル)でのスーパーバイクテストの前に“マン島トゥデイ”ニュース紙のインタビューに答えた。(ジェームズは現在、マン島に住んでいる)
スティルガルダ・ヤマハのライダーは、MotoGPに関する事をとてもオープンに話してくれました。

「もしレースキャリアが終わって、チャンスがあれば※“ I'm a Celebrity - Get Me Out Of Here ” に出てみたり、音楽のアルバムを作りたいと思っている。」



僕は、いくつか作曲もした。
これからも書き続けるつもりです。
そして、その曲をいつか発表したいと願っています。

モーターサイクルのファン層は大きいので、アルバムを発表したら売上に貢献してくれるかもしれないね。

とはいえ、レースから引退した時、何もしない方が良いかもしれない。
自分自身の為だけに、歌ってピアノを弾き楽しみたい。
アルバムを作って販売するのは、また別の業績目標としたい。」


フィアット・ヤマハのホルヘ・ロレンゾに関しては、この様に述べている。

「ロレンゾは、とても横柄で生意気な奴で、僕を地獄のように苛立出せたよ。
まぁ、彼はまだ子供だね。
どういう事かというと、彼には悪魔と天使が宿っていて、僕は彼の悪魔側にいたって訳さ。

僕は、傲慢でうぬぼれた奴は大嫌いだ。
彼は、ヘルメットを身につけると悪魔に変身するんだと思う。
しかし、ヘルメットを取ると、すっかりシャイになり、親切で控え目なガキになるんだ。」


ヨークシャー出身の彼は、 I'm a Celebrity・・・ ”に出演する機会があったと言います。それについて・・

「僕に出演要請があったけれど、時間が無かったんだ。
通常、番組は2カ月から3カ月続くからね。
レースを続けている限り、そんな多くの時間を割く事は出来ないんだ。
それに僕は、クモが苦手で大嫌いだ。
だから、僕の母さんが、そのオファーのメールを見たときに、僕には絶対無理だと言うんだ。
「あなたは、昔からクモに近づくことさえ出来なかったのよ。」と、言ったんだ。
まぁ、彼女は正しいね。
何とか食べ物をのどに押し込んで飲み込む事は出来るかもしれないが、閉所恐怖症や気味悪さに立ち向かえるかどうかは少し疑問があるよ。
自分にとって、とてつもない挑戦になるだろうね。」

また、トーズランドは、※“ The X-Factor ” の出演者(候補者)であるルーシーに夢中な事も認めている。

「彼女の事は、とても気に入っているよ。
彼女は、とってもキュートだしね。
だから、何よりも彼女がショーから退出した事にはかなりガッカリしてしまった。」




Charge

2010-01-27 01:34:58 | バイクその他



私の好きなマン島TTの話題。

昨年に開催されたマン島TTで、電動モーターサイクルレースが行われていたのだが、そのドキュメンタリー映画が制作された。
この動画は、その予告編である。
開発段階からレースに至るまでを追ったドキュメンタリーとなる予定だが、監督があの「Faster」と同じ人なので作風は良く似ている。

将来、2輪ロードレースが、電動モーターに取って代わる可能性があるかもしれない。
そのような視点から見てみると、電動モーターサイクルの黎明期を見ているようで面白い。

とは言っても、2輪はレシプロエンジンだからこそ面白いと思っていたりするのだが。





YouTube - Charge

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中上、全日本にカムバック

2010-01-25 22:49:32 | 全日本ロード 2010





どうやらGP125クラスに参戦していた中上貴晶が、全日本に戻ってくるようだ。
グランプリのシートは得られそうに無いとの事で、古巣のハルクに出戻って、ST600で走る事になりそう。

やはり、日本人にとって今の状況は、何か突出したものを持っていないと世界に残れない状況のようだ。
中上は若いから、まだチャンスはある。

しかし、一度グランプリの外に出た人間が、また戻るのは更にハードルが高くなるのも事実。
とても残念だが、頑張るしかない。




ストーナーの収入ランク

2010-01-25 22:36:13 | MotoGP 2010





オーストラリアのビジネス・レビュー・ウィークリー誌によれば、

ケーシー・ストーナーのオーストラリアでの収入ランキング(スポーツ部門)は、8位だそうだ。
ロッシの約3500万ドルには遠く及ばないが、ストーナーはおよそ500万ドルを稼いで、前年の16位から順位を上げている。
他には、5位に880万ドルを稼いでいるモトクロスのチャド・リードが入っているが、こちらは前年の3位から順位を下げた。



BRW Top 10 Sports Earners of 2009

1. Greg Norman (ゴルフ) $15m
2. Andrew Bogut (バスケットボール) $14m
3. Harry Kewell (サッカー) $9.5m
4. Mark Webber (F1) $9m
5. Chad Reed (モトクロス) $8.8m
6. Geoff Ogilvy (ゴルフ) $6.34m
7. Marcos Ambrose (NASCAR) $5.44m
8. Casey Stoner (MotoGP) $5m
9. Robert Allenby (ゴルフ) $4.93m
10. Tim Cahill (サッカー) $ 4.6m





テネレのティーザー動画

2010-01-23 23:33:08 | 気になるアイテム
YAMAHA SUPER TENERE 2010



ダカール・ラリーが終わった直後で、ビックオフに乗ってみたい気分の今日この頃。
気になっているモーターサイクルの話題を。

おそらく今年発売開始されるであろう新型スーパーテネレ。
日本よりヨーロッパでのニーズが高く、向こうでは待望する声が大きい。
果たしてどのような形で出てくるのか、期待している。


今度のテネレは、いくつかの新機軸も搭載されるようだ。
その一つにトラクションコントロールがある。
このトラコンは当然、速く走る為という訳でなく、長旅を快適・安全にこなし疲れを最小限に抑えるアイテムとして有効だ。
そこらへんのコースを練習で走る分には、トラコン切るかもしれないが、あっても良いと思う。
他にも、ABSなど現代マシンの必須アイテムが搭載される予定だ。
そんなハイテク装置もさることながら、走りもヤマハらしく洗練されたものになるだろう。
オン寄りとか、オフ寄りなどというレベルで無く、すべてをそつなくこなすマシンになるはずだ。
(あくまで僕の想像なのだが)



ライバルは、BMW R1200GSになるのかな。
R1200GSもシチュエーションを選ばない超万能モーターサイクルだ。
しかし、僕には大きすぎる。
それに、高価なので大事にしすぎるかも。
やはり、道具は使ってなんぼだから、荒れた路面もガンガンに走りたいものだ。



ビックオフで、ダカールごっこしてみたいね。
無数の砂丘を越えてみたい。
岩だらけの山岳路でコケまくって、ヘロヘロなってマシン起こせなくなり、座り込んでヘラヘラ笑ってみたい。
一直線の荒野を地平線目指し突進し、もし岩にヒットしたらダメかもしれんね、とか思いながら全開で走ってみたい。
やっぱ単車乗りってアホやね。
えっ、僕だけ?





ティーザー(チラ見せ)ビデオを紹介する。



YouTube - YAMAHA SUPER TENERE 2010 Official Video

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ロッシ、F1テスト 2日目

2010-01-22 20:19:47 | MotoGP 2010




ヴァレンティーノ・ロッシのフェラーリF1テスト、2日目。
カタルニア・サーキットで、昨日に引き続き行われている。


ロッシ
「1年以上F1を走らせていなかったけど、今日はセッティングにも取り組んだ。
最後の4分の3は、軽い燃料と新品タイヤで“タイムアタック”にトライし続けたんだ。
ラップタイムのために全力を尽くしたよ。
純粋の走りの向こう側に行くことは、常に興味深い。

イタリアのファンたちにとって、フェラーリを走らせる僕を見るのは、ナイスだと思う。
その一方で、モンメロはムジェロよりも楽しかったと言わなければいけない。
ムジェロはもっと大変だ。
このトラックはターン10は少し厳しいし、ブレーキはずっと奥だけど、モーターバイクとクルマには本当に素晴らしいよ。

チャンピオンシップで最も速い4人のライダーたちが、今年の末に契約が満期となる特別な状況だ。
個人的には6月から考え始めたい。
2008年には6月に合意した。
ヤマハはすごくいいから、どのチームよりも、まずは彼らと話しがしたい。

明日からMotoGPライダーに戻る。
実際の目標であるタイトル獲得に向けて集中する。」


タイムは、1分21秒900

2008年 キミ・ライコネン 予選タイム PP 1'21.813 決勝ベストラップ 1'21.670




※動画はすぐに消される可能性があるので、お早めに

YouTube - ItaliaspeedTV - Valentino Rossi Ferrari F2008 - Test, Barcelona, 21/22 January (II)



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ロッシ、F1テスト 初日

2010-01-21 20:56:57 | MotoGP 2010





ロッシが、20日、カタルニア・サーキットで、フェラーリF1をドライブ。

ロッシは先週、虫垂炎に罹ってしまったが抗生物質投与で何とか収まったので、予定通り2日間のテストに参加している。

今回ドライブしているマシンは、F1のテスト規制がある為、F1とは別部門であるコルセ・クリエンティ部門が管理する2008年モデルのマシンF2008にGP2のスリックタイヤが装着されている。
このマシンは、2008年11月にムジェロでドライブしたのと同じマシンのようだ。

この日は昨晩から雨で、午前中はウェットでの走行となり、難しいコンディションの中、スピンをしてしまった。
しかし、午後は徐々に路面が乾き、スリックタイヤでの走行を行い、計68週をこなした。


ロッシ
「嬉しいね!
良いテストだったよ。
午前は、ウェットでグリップが無く、いくつかの問題があった。
午後は、徐々にドライとなり、スリックタイヤでタップタイムを向上させることが出来た。」




タイムは、1分25秒2 (サイトによって違うのでGPoneのタイムを採用)

参考:2008年にスペイン・カタルニアGPで優勝したキミ・ライコネンの決勝ベストラップは1分21秒670。



過去のロッシのフェラーリテストタイム

フィオラノ、2004年4月21日: 59"4 (レコードから、3"5差)
フィオラノ、2005年8月3日: 57"90 (+ 1"9)
ムジェロ、2005年11月11日: 1'21"64 (+ 2"9)
バレンシア、2006年2月2日: 1'12"31 (+ 2"3)
ムジェロ、2008年11月20 : 1'22"5 (+ 1"5)







YouTube - F1 2010 testing Barcelona - Valentino Rossi spins



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YouTube - Valentino Rossi sur Ferrari F2008 Janvier 2010 : première journée de test à Barcelone



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パドックガール Patrizia

2010-01-20 21:39:49 | MotoGP 2010
シーズンオフなので、たまにはライダー以外にも注目してみよう。


ここ数年、スペイン・カタルニアグランプリにおいて、フィアット・ヤマハ・チームのパドックガールを覚えているだろうか。
本日は、そのうちの1人、ブラウンヘアーのパトリッツィアを紹介してみよう。
グランプリには、ライダーやメカニックだけでなく、様々な場面で多くの人が関わっている。
これを読めば、レースの見方も奥行きが広がるかな。






Patrizia Ruiz

パトリッツィアは、バルセロナ生まれで、演劇の勉強をしていた。
2008年にミス・カタロニアに選ばれてトップモデルとして活躍している。
そして、驚く事に彼女は、航空工学の学位を持っているそうだ。





右側がパトリッツィア













大きい画像を見たい人はクリック!!!



Q&A

パトリッツィアの人生について

「いろいろと多くものに興味があったわ。
何もかも経験したくて、本当に忙しい毎日だったの。
夜の12時前に寝た事なんて決して無かったわ。
でも、大学での研究が一段落してからは、最終的にモデルと音楽の仕事に集中する事にしたの。」

どうしてモデルを?

「8歳の時にカタログの仕事をしたの。
そして、14歳でプロのモデルとして働き始めました。」

MotoGPは好きなの?

「ええ、とても大好きよ。
子供のころから週末は、父と一緒にMotoGPを見ていたのよ。
私達は、本当にグランプリを楽しみにしていました。
そして、私がヤマハチームと共に働いている時は、父はテレビの録画を欠かしません。
父は、私を非常に誇りに思っているの。」

ヤマハの仕事をしている事に関しては?

「ヤマハとの仕事は面白いですよ。
良い人たちばかりだし、誰もが良い雰囲気だと思うはずよ。
サーキットにいる誰もがヤマハに注目しているし、写真を取ろうと行列を作って我慢強く待っている。
ヴァレンティーノを一目見ようと一生懸命ね。
もうかれこれ6年間ヤマハと共に働いているのかな。
ホルヘとヴァレンティーノ、両方に会ったし、彼らはとてもナイスガイだったわ。」

MotoGPファンの振る舞いはどう?

「ほとんどの人達は礼儀正しいですよ。
写真を取る時も並んで耐えています。
けれども、時々、非常に失礼な振る舞いも見かけます。
そんな時は、無視しますけどね。
それが、私達が出来る精一杯です。」

モーターサイクルと車はどちらが好きですか?

「ごめんなさい。
私はライセンス持ってないの。
車かモーターサイクルを選ぶなんて出来ないわ。
私は、モーターで動く乗り物は何でも好きなの。
その中でも、ハーレーダビットソンとアウディが好きよ。」

航空工学の学位について

「まだ情熱は冷めていないわ。
まだ研究は続けるつもりよ。
修士号を取りたかったけど出来なかったから、次の学期ね。」

スペインで好きな所は?

「Mirablauと呼ばれているバルセロナのてっぺんにあるバーが好きよ。
そこから見るバルセロナは、とても不思議な感じよ。
あとは、ガリシアのAs Catedraisビーチが大好き。
ここも美しく不思議な場所なの。」





パトリッツィアの好きなもの


Bike  : ハーレーダビッドソン V-Rod
車   : アウディ R8
食べ物 : すし
飲み物 : オルチャータ (スペインの飲み物)※
音楽  : ノラ・ジョーンズとアリシア・キース。フラメンコも
映画  : Water  Life is beautiful
ゲーム : ストリートファイター
本   : The Shadow of the Wind

※キハマスゲの地下茎(チュファ)の絞り汁に水、砂糖もしくは蜂蜜を加えて作られる飲料






YouTube - Making Of Moto GP III Bella Patrizia




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Patrizia Ruiz -- Web Oficial




玉田、WSBK継続参戦

2010-01-20 00:53:49 | Superbike 2010




玉田の移籍先が決った。
戦いの舞台は、引き続きスーパーバイク世界選手権。
そして、チームは、Pro Ride World Superbikeになった。
チーム代表のマルコ・ニコターリ氏と玉田選手は、玉田選手がスーパーバイク参戦を始めた時から付き合いがあったそうだ。
その縁もあって、シーズン後半からニコターリ氏から誘いを受けていた。
どおりで、決まってないのに余裕こいてるなぁと思っていたら、そういうことだったのね。
マシンはホンダのCBR1000RR。
もちろん、ホンダのバックアップがあってこその今回の決定だ。
昨年、高橋の件で、ホンダに対して苦言を呈した事もあるが、ホンダは世界選手権に一人でも多くの日本人を送り込む努力をしている最たる企業であることも付け加えたい。
今年はぜひとも本領発揮してもらいましょうか。wktk



玉田誠
「マルコ(ニコターリ)とレースができることが嬉しいのはもちろんですが、Hondaに復帰できた事にとても興奮しています。
僕を信じてくれたホンダ、そしてマルコに本当に感謝しています。
表彰台、そして優勝することが僕にできる恩返しだと思っています。
そして、今年は玉田健在を周囲に見せつけてやりますよ!」

マルコ・ニコターリ、チーム代表兼チーフ・エンジニア
「チームスタッフ全員が玉田選手との契約に喜んでいます。
玉田の事は長年見てきましたが、最適な人選だと思っています。
Hondaのマシンの事はもちろん、レースで勝つことを知っています。
玉田が我々と一緒にレースをすれば、すぐにまたトップで走れると信じています。」


Proride superbike team







Travis New Year's Eve jump の舞台裏

2010-01-19 22:42:59 | 動画

このブログの2010.1.5付け記事で紹介した(パストラーナの年末ジャンプ)の舞台裏だ。

リハーサル練習時に大クラッシュしている。
最初は、感覚をつかむためにバイクで飛ぶようだ。
こうやって飛距離なんか調整していくんだね。
車がもったいない。








YouTube - Behind the scenes - Travis Pastrana's New Year's Eve jump


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Dakar2010 Finish - Moto

2010-01-19 21:26:52 | Dakar
Dakar2010 Podium(2010/01/17)


Buenos Aires

TOTAL 8,937 km(1~16日)

モト部門


ダカールラリー2010 の表彰式が17日、ブエノスアイレスで行われ、各部門で総合優勝を果たしたドライバーらが歓喜に沸いた。

写真は表彰式でポーズをとる(左から)二輪部門で総合3位に入ったアプリリアのフランシスコ・ロペス・コンタルド(チリ)、総合優勝を果たしたKTMのシリル・デプレ(フランス)、総合2位に入ったKTMのパルアンダース・ウネバルセター(ノルウェー)。





YouTube - DAKAR 2010 - Best of 3 - English version

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Dakar2010 Stage14-Moto

2010-01-17 20:08:06 | Dakar
Dakar2010 第14ステージ(2010/01/16)



Santa Rosa - Buenos Aires

Liaison 166Km / SS 206km / Liaison 335Km Total 707㎞

TOTAL 8,937 km(1~16日)

モト部門



ダカールラリー2010 最終第14ステージ(サンタロサからブエノスアイレス、競技区間206キロメートル、総距離707キロメートル)。

二輪部門は、KTMのシリル・デプレ(フランス)が合計タイム51時間10分37秒で自身3度目の総合優勝を果たした。



シリル・デプレ : ? 心の底から感動している ?

どんな形でも優勝することは立派だ。
でも今日のは特別だ。
今日のは仕事での勝利、経験での勝利、驚くべきチームの勝利だからだ。
俺たちのチームは9人、誰一人として最後まであきらめなかった。
チームの一人ひとりが勝利を願い、戦って、ついに勝った。
それってすばらしいことだ。
本当にみんないっしょうけんめいやった。
心の底から感動しちゃったよ。
2007年のラック・ローズで優勝してから3年経った。
それから、3年間、つらい思いと屈辱とトレーニングがあった。
3度目の優勝は、感動以外何物でもない。
俺も人間だから、15日間全力を注いで走って、もうへとへとに疲れ切った。
が最後のひと絞りの力は、涙を出すために使った。
この優勝はKTMによるところも大きい。
彼らは全面的に俺たちを信頼してくれた。
俺たちはそれぞれのスタッフを選んだ。
そして休みなく何カ月も働いてきた。
ひとつ、確かなことは、俺は失うことは怖くなかった。
ただ、勝ちたかった。
そして、俺の勝ちたいという気持ちは、失うことへの恐れより大きかった。
今回のダカール・ラリーは本当に過酷で、素晴らしい大会だった。
勝てて本当にうれしい。

パルアンデルス・ウルヴァルスター : ? これから何週間もお祭りだ ?

今日のステージを走る時、去年の事を思い出した。
ボロボロになったリアのタイヤとホイールに気持ちを集中していた時のことを。
今日スタートした後、慎重に走って150/h以上は出さなかった。
が、100kmからは全速力で飛ばした。
絶対に完走したかった。
僕はチャンスをつかんだ。
ウォー!! すごい!
チャレコ・ロペスは(総合で)4分差で僕の後ろにいたが、スタートは僕より6分後だった。
だから、彼のことを全く気にかけないで走れた。
今日のステージはすごく長いような気がした。
この準優勝は期待していた以上の成果だ。
いつか準優勝したいと夢見ていたが、今それが自分のものになった。
このダカール・ラリーでは良いことしか無かった気がする。
ノー・トラブル、ノー・クラッシュ。マシーンは絶好調。
僕は決して速いライダーではないかもしれないが、経験はある。
この大会に出るのは8回目だ。
ナビゲーションもうまくできるし、走りのテクニックも知っている。
そして、何よりもリラックスしている。
それって重要なんだ。
昨日の初めてのSS優勝といい、この二日間で本当にいろいろなことがあった。
なんてスーパーなひと時なんだろう!
これから何週間もお祝いが続きそうだ。
もう25年もトレーニングを積んできたのだから。

フランシスコ・ロペス : ? ポディウムに乗れるのは3人のうちの一人 ?


このダカール・ラリーは本当によかった。
良い成績を取る為に一年間ずーっと仕事をしてきた。
この大会にはマルク(コーマ)や、ダヴィッド(キャストゥ)のような、スーパーなライダーが参加している。
でも、私はコースを良く知っていので、それは私にとってアドバンテージだった。
他にもタイヤやチェーンなどのパーツの心配もあった。
ダカール・ラリーのゴールは、いろいろなことの集大成だ。
そして、ポディウムに乗れるのは3人だけ、その一人に私が入った。
パル(アンデルス・ウルヴァルスター)と気が狂ったように戦った。
そして、3位でも全然悪くないと思って、おとなしく走ることにした。
もちろん、準優勝はやりがいがあるが、あるポジションを無理やり取ろうとすると、ポディウムを失う恐れもある。
そして、昨夜、マシーン、タイヤをこのままキープしてゴールまで走ろうと決めた。
このポディウムは、私の家族、友達、私を支えてくれたチリ国民の勝利だ。
皆にお礼を言いたい、特に私の家族には。
ある日、こう言った。
「勉強なんかしたくない。バイクをやるんだ。」
そうしたら、お前の情熱なんだからやれと言う。
その結果がこれだ。
ダカール・ラリーで入賞した。
受賞者のリストに入り、キャリアができた。
心の中で思っていることを言えば、アプリリアで出たことはものすごく良い決断だった。
皆、私の新しいマシーンでゴールできっこないと言っていた。
たった3ヶ月の準備期間で、3位入賞できた。
だが、チームのスタッフが本当によくやってくれたことを忘れてはいけない。
マシーンを準備してきたチリ人とイタリア人の和気あいあいとしたチームワークもよかった。
来年は、今年以上にパフォーマンスのアップしたマシーンになることはまちがいない。

ルーベン・ファリア : ? このSS優勝は、贈り物 ?


ものすごくうれしい!
シリル・デプレが優勝するよう、サポートする為に大会に参加した。
昨夜、(総合で)11位と1分しか離れていないという話をしたら、シリルがこう言った。
「11位を追い抜くよう、精いっぱい走っていいよ」って。
だから、言われた通り思いっきり走ったら、SSがとれちゃった。
うれしいなぁ。
何より、シリルが優勝したことが、僕にとって嬉しい。
SS優勝はシリルが僕にくれた贈り物だ。
でも、僕の目標は“彼がダカール・ラリーで優勝すること”だった。


ダヴィッド・フレティニェ : ? 2011が楽しみ ?

今朝、スタートする時アラン・デュクロ(仏 KTM)との(総合の)差は3分だった。
今日の最後のSSは200kmあまりの真っ直ぐなスピードコースだというので、実は昨夜少し心配になった。
私のメカニック達とずーっと一生懸命モトの改良を続けてきた。
今ではこのYAMAHA 450ccは本当に速くなった。
この大会初めから、160km/hで走ってきた。
小さなトラブルが少しあったが、取るに足らないことだった。
今日のSSは良いコースだった。
目標の3位にはなれなかったが、砂丘の中で故障して1時間45分もアシスタントを待っていたにもかかわらず、最後に総合5位で終わることができた。
これ以上、上なんて望まない。
SS優勝もしたし、大会の間じゅうほとんど同じ順位でいられた。
私が総合優勝を充分狙えるということを確信した。
来年は、450ccにすべてをかける。
全車同じ450ccで勝負する2011が楽しみだ。
今年は、新しいマークのマシーンが出てきたね。
コンペがおもしろくなってきた。




ステージ14 順位



1. FARIA (PRT) KTM 01:26:48
2. ULLEVALSETER (NOR) KTM 01:30:33 00:03:45
3. RODRIGUES (PRT) YAMAHA 01:30:45 00:03:57
4. DUCLOS (FRA) KTM 01:31:22 00:04:34
5. FRETIGNE (FRA) YAMAHA 01:31:43 00:04:55
6. DESPRES (FRA) KTM 01:31:53 00:05:05
7. PAIN (FRA) YAMAHA 01:32:10 00:05:22
8. COMA (ESP) KTM 01:32:14 00:05:22
9. KNUIMAN (NLD) KTM 01:32:58 00:06:10
10. LOPEZ CONTARDO (CHL) APRILIA 01:33:07 00:06:1

総合順位


1. DESPRES (FRA) KTM 51:10:37
2. ULLEVALSETER (NOR) KTM 52:13:29 01:02:52
3. LOPEZ CONTARDO (CHL) APRILIA 52:20:25 01:09:48
4. RODRIGUES (PRT) YAMAHA 52:30:10 01:19:33
5. FRETIGNE (FRA) YAMAHA 53:06:33 01:55:56
6. DUCLOS (FRA) KTM 53:09:12 01:58:35
7. STREET (USA) KTM 54:00:20 02:49:43
8. PRZYGONSKI (POL) KTM 54:26:36 03:15:59
9. PAIN (FRA) YAMAHA 54:38:57 03:28:20
10. PEDRERO GARCIA (ESP) KTM 54:44:25 03:33:48