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MotoGP : 第7戦 オランダGP 採点表

2009-06-30 21:21:49 | MotoGP 2009
イタリア・スポーツ新聞のオランダGP採点表

イタリアで最もメジャーなスポーツ新聞『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙が、第7戦オランダGPの成績表を掲載した。
本来なら10点満点となるが、ヤマハのヴァレンティーノ・ロッシが全クラスを通じて100勝目を挙げたため、異例中の異例の得点が飛び出た。

『100点』
■ヴァレンティーノ・ロッシ/ヤマハ/優勝
「限界のないライダーに、ほかの点数はつけられない。
これは、満足することを知らないその才能が造り出した、すばらしい経歴への敬意だ。
きわめて難しいレースで勝利。
歴史に名を刻むという点ではなく、背後に危険な敵がいたという意味で難しかった。
ロレンツォは油断できないライダーだが、ヴァレンティーノの恐るべき集中力の前に屈服している。」

『8点』
■ホルヘ・ロレンツォ/ヤマハ/2位表彰台
「性格そのままに意欲的に走り、追走した。
しかし何よりもすばらしいのは、レース後に自分を負かした相手を(本気で)称えたことだ。
偉大なライダーは、負けたときにこそ、その真価がわかる。」

『6点』
■ケイシー・ストーナー/ドゥカティ/3位表彰台
「不調で、何らかの手を打たなくてはならない。
しかし様々な要因を含む問題を解決するのは困難だろう。
それでも表彰台には上がっている」

『4点』
■ダニ・ペドロサ/ホンダ/リタイア
「トップ3はレベルの違うペースだったが、食らいついていこうとした。ホンダは反省が必要」

■高橋裕紀/スコット・レーシング/15位
「自分に合っていないスポーツを続けている。」


(スカパー!モータースポーツより)



イタリアのメディアは高橋に辛辣だ。

負けるな高橋裕紀


WSBK 第9戦 イギリス アフター・ザ・フラッグ

2009-06-29 21:07:44 | Superbike 2009
WSBK 第9戦 イギリス アフター・ザ・フラッグ




芳賀選手がレース2で大クラッシュにあった。
第一報では、脊髄損傷の可能性も報道されたがその後、脊椎骨の骨折等の疑いは無くなったようだ。
しかし、右手首は骨折しており手術予定になっていたので、すでに手術が行われているだろう。
少なくとも2カ月の療養が必要だと思われる。

転倒しても不死身の芳賀選手が、こんな重大なクラッシュに見舞われるとは信じられない。
もうチャンピオンシップはどうでも良いので、また何事もなかったようにトラックに現れてほしい。
神経系に影響が無いことを祈るばかりだ。
9月6日のドイツには是非元気な姿を見せてくれる事を信じている。





2009年6月28日(日) 決勝

会場:ドニントンパーク
天候:曇り/晴れ
気温:20℃(第1レース)/23℃(第2レース)
コースコンディション:ドライ






Donington Superbike Result

Race 1

Sunday, 28 June 2009 14:26



1 19 Spies B. (USA) Yamaha YZF R1 34'57.230 (158,831 kph)
2 3 Biaggi M. (ITA) Aprilia RSV4 Factory 7.156
3 41 Haga N. (JPN) Ducati 1098R 10.968
4 91 Haslam L. (GBR) Honda CBR1000RR 18.843
5 67 Byrne S. (GBR) Ducati 1098R 19.125
6 56 Nakano S. (JPN) Aprilia RSV4 Factory 21.286
7 65 Rea J. (GBR) Honda CBR1000RR 23.644
8 121 Hopkins J. (USA) Honda CBR1000RR 32.849
9 96 Smrz J. (CZE) Ducati 1098R 32.904
10 9 Kiyonari R. (JPN) Honda CBR1000RR 33.192
11 7 Checa C. (ESP) Honda CBR1000RR 34.535
12 84 Fabrizio M. (ITA) Ducati 1098R 35.093
13 22 Camier L. (GBR) Yamaha YZF R1 35.441
14 57 Lanzi L. (ITA) Ducati 1098R 39.034
15 111 Xaus R. (ESP) BMW S1000 RR 41.067
16 14 Lagrive M. (FRA) Honda CBR1000RR 46.452
17 71 Kagayama Y. (JPN) Suzuki GSX-R 1000 K9 47.924
18 23 Parkes B. (AUS) Kawasaki ZX 10R 48.246
19 99 Scassa L. (ITA) Kawasaki ZX 10R 50.932
20 117 Andrews S. (GBR) Kawasaki ZX 10R 55.032
21 2 Hacking J. (USA) Kawasaki ZX 10R 55.216
22 53 Polita A. (ITA) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'02.758
23 25 Salom D. (ESP) Kawasaki ZX 10R 1'02.977
24 94 Checa D. (ESP) Yamaha YZF R1 1'12.255
25 79 Young B. (USA) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'12.531
RET 11 Corser T. (AUS) BMW S1000 RR
RET 27 Ellison J. (GBR) Yamaha YZF R1
RET 88 Resch R. (AUT) Suzuki GSX-R 1000 K9
RET 66 Sykes T. (GBR) Yamaha YZF R1
RET 36 Lavilla G. (ESP) Ducati 1098R
RET 77 Iannuzzo V. (ITA) Honda CBR1000RR










Race 2

Sunday, 28 June 2009 17:45



1 19 Spies B. (USA) Yamaha YZF R1 35'14.788 (157,512 kph)
2 91 Haslam L. (GBR) Honda CBR1000RR 6.622
3 84 Fabrizio M. (ITA) Ducati 1098R 6.816
4 67 Byrne S. (GBR) Ducati 1098R 7.349
5 66 Sykes T. (GBR) Yamaha YZF R1 8.145
6 22 Camier L. (GBR) Yamaha YZF R1 13.463
7 9 Kiyonari R. (JPN) Honda CBR1000RR 15.751
8 27 Ellison J. (GBR) Yamaha YZF R1 16.837
9 111 Xaus R. (ESP) BMW S1000 RR 22.891
10 117 Andrews S. (GBR) Kawasaki ZX 10R 30.347
11 57 Lanzi L. (ITA) Ducati 1098R 30.622
12 14 Lagrive M. (FRA) Honda CBR1000RR 31.562
13 71 Kagayama Y. (JPN) Suzuki GSX-R 1000 K9 32.148
14 23 Parkes B. (AUS) Kawasaki ZX 10R 32.607
15 65 Rea J. (GBR) Honda CBR1000RR 32.806
16 99 Scassa L. (ITA) Kawasaki ZX 10R 34.269
17 79 Young B. (USA) Suzuki GSX-R 1000 K9 40.644
18 36 Lavilla G. (ESP) Ducati 1098R 40.956
19 25 Salom D. (ESP) Kawasaki ZX 10R 41.302
20 11 Corser T. (AUS) BMW S1000 RR 42.856
21 3 Biaggi M. (ITA) Aprilia RSV4 Factory 47.769
RET 77 Iannuzzo V. (ITA) Honda CBR1000RR
RET 88 Resch R. (AUT) Suzuki GSX-R 1000 K9
RET 53 Polita A. (ITA) Suzuki GSX-R 1000 K9
RET 7 Checa C. (ESP) Honda CBR1000RR
RET 94 Checa D. (ESP) Yamaha YZF R1
RET 41 Haga N. (JPN) Ducati 1098R
RET 96 Smrz J. (CZE) Ducati 1098R
RET 56 Nakano S. (JPN) Aprilia RSV4 Factory
RET 2 Hacking J. (USA) Kawasaki ZX 10R





RIDERS STANDINGS SBK 2009

Noriyuki Haga Ducati 308
Ben Spies Yamaha 294
Michel Fabrizio Ducati 257
Jonathan Rea Honda 177
Leon Haslam Honda 167
Max Biaggi Aprilia 155
Tom Sykes Yamaha 141
Jakub Smrz Ducati 115
Carlos Checa Honda 114
Shane Byrne Ducati 113
Ryuichi Kiyonari Honda 113
Yukio Kagayama Suzuki 94
Shinya Nakano aprilia 81
Regis Laconi Ducati 77
Max Neukirchner Suzuki 75
Ruben Xaus BMW 50
Troy Corser BMW 36
Broc Parkes Kawasaki 27
John Hopkins Honda 17
Leon Camier Yamaha 13
Gregorio Lavilla Ducati 12
Matthieu Lagrive Honda 10
Jamie Hacking Kawasaki 9
Lorenzo Lanzi Ducati 9
James Ellison Yamaha 8
Sheridan Morais Kawasaki 8
Fonsi Nieto Suzuki 8
Simon Andrews Kawasaki 6
Tommy Hill Honda 6
Karl Muggeridge Suzuki 4
Brendan Roberts Ducati 3
Roberto Rolfo Honda 3
Luca Scassa Kawasaki 3
Matteo Baiocco Kawasaki 3
Makoto Tamada Kawasaki 2
Alessandro Polita Suzuki 1
Jake Zemke Honda 1








ライダーズ コメント



YAMAHA

ベン・スピース (優勝/優勝)

「完璧なレースができた!
ビアッジがずっと後ろについていたから厳しい戦いではあったけれど、僕のほうも終始ハイペースをキープしたから抑えきることができた。
とくに最後の3周はきつくて、勝利を確実にするために全力で走ったんだ。
芳賀選手のビッグクラッシュは知っていたよ。
このような勝ち方は本意ではないけれど、ポイントを獲れるときには必ず取らなければならない。
芳賀選手の早い回復を祈っているよ。
レース自体は悪くなかった。
暑さのために路面がやや滑りやすかったので、セッティングを少し変更したらそれがうまくいったようだ。
これはカミールのおかげ。彼のホームレースで表彰台に立てて、僕としてもとてもうれしい。
ホームレースでの活躍は格別なものだということは、僕もよくわかっているからね。
単独走行というのも楽じゃなくて、ミスをしないように常に気持ちを集中しなければならなかった。
僕を支えてくれ、2台の素晴らしいマシンを与えてくれたヤマハのみんなに、いくら感謝してもしきれないよ。」

トム・サイクス選手 (DNF/5位)

「今朝のウォームアップでセッティングがばっちり決まり、第1レースには準備万端で臨んだ。
そしてレース中はペースも良くて順調だったが、やはり3列目からのスタートというのがきつかったんだ。
最終コーナーの進入で熱くなり過ぎてしまい、フロントが路面の凹凸に乗って転倒してしまった。
今シーズン初めてのリタイヤになり、信じられないような気持ちだったけれど、その分も第2レースで頑張ろうと思ったんだ。
ところがブレーキに問題があって思うような走りができなかった。
表彰台を狙っていただけに悔しかったけれど、そのあとはポイント獲得に気持ちを切り替えることにした。
その一方で良かったことは、今回、以前のトム・サイクスがちょっと戻ってきたような感じがしたんだ。
プラクティス、予選、そして第2レースで安定して速さをキープできた。
この調子を次のブルノまで持って行って、そこで好成績につなげたい。」

M・メレガリ、(ヤマハ・チーム監督)

「私自身、そしてチームを代表して、芳賀選手の無事を祈る。
そして少しでも早くサーキットに戻ってきてくれるように願っている。
スピースは今回、スーパーポールに続いてダブルウインを成し遂げ、貴重なポイントを獲得。
それによってポイント差を14にまで短縮することができた。
両レースとも素晴らしい走りを見せてくれたし、それまでのすべてのセッションもまったくミスがなかった。
またサイクスのほうも、マシンに対する信頼感を取り戻すことができたようで、このことは我々にとって非常に重要だ。
結果的に5位に終わったが、表彰台まではわずかコンマ2、3秒だ。
このあとイモラへ行って練習し、次のブルノに備える。
今回もハードワークをこなし、成功に導いてくれたチームのみんなに感謝する。」



HONDA


レオン・ハスラム (スーパーバイク 4位/2位)

「両レースともチャターに悩まされたが、レース2では、少しいいスタートが切れたし、私たちが取り組んできた課題もいくつか解決できた。
それでもビアッジに追いつくことができなければ、3~4位で終わっていたかもしれない。
第1レースでは失敗していただけに、ファブリッツォとバインを抑えて2位に入れたのはとてもうれしい。」

ジョナサン・レイ (スーパーバイク 7位/15位)

「厳しいレースになることは覚悟していたが、想像以上に悪い結果だった。
ドニントンはいいセッティングを見つけるのが難しいサーキットで、今回は後半のストップ&ゴーのセクションで苦労した。
第1レースが終わった後、大きくセッティングを変えたが、フィーリングが変わりすぎたこともあって、2周目に転倒してしまった。
再スタートしたが、最後尾から追い上げることになって15位だった。
地元のレースだったし、本当に残念な結果だった。」

清成龍一 (スーパーバイク 10位/7位)

「第1レースは、予選までのよくないフィーリングを引きずっていたので、10位まで追い上げるのがやっとだった。
しかし、だんだん本来の走りに戻りセッティングの方向も見えてきたので、第2レースはリアのセッティングを大幅に変えることにした。
完全な状態ではなかったが、第1レースよりはフィーリングもよく、7位まで追い上げることができた。
予選グリッドが悪かったことが残念。
次戦までの間にイモラでテストがあるので、そこでしっかりとバイクを仕上げたい。」

カルロス・チェカ (スーパーバイク 11位/リタイア)

「第1レースでいい走りができなかったので、第2レースでセッティングを変えた。
それでフィーリングはよくなったのだが、ヘアピンの進入で転倒してしまった。
前回から新しいサスペンションを使っているが、今回は、セッティングを十分に詰めることができなかった。
次戦までの間に行われるテストで、いい状態を作りたい。」

ジョン・ホプキンス (スーパーバイク 8位/DNS)

「体調がまだ完全ではないので、序盤は慎重な走り出しだった。
しかし、集団の中で激しいバトルになり、だんだん熱くなった。
最終的に集団のトップでフィニッシュできて本当によかった。
しかし、痛みがひどくなったので、第2レースをやめることにした。
チームには本当に申し訳ないと思っている。
まだまだ身体は完全じゃないけれど、現状でのベストは尽くせたと思う。」

SS

ケナン・ソフォーグル (スーパースポーツ 4位)

「今回はリアのセッティングに課題を抱えていたが、最後までそれを解消できなかった。
減速時はそれほど悪くないのだが、出口ではトラクション不足でコントロールが難しかった。
今日の結果にはがっかりしているが、それでもベストを尽くした。
全力でサポートしてくれたチームに感謝したい。」

ユージェーヌ・ラバティ (スーパースポーツ 5位)

「今回はリアのグリップ不足を感じていたが、昨日の段階では、その問題は解消したと思っていた。
しかし、今日は路面のコンディションが変わり、同じような症状が出て転んでしまった。
再スタートしたときは26番手までポジションを落とした。
今日は転倒者も多く、イエローフラッグがたくさん出ていたので、追い上げるのは厳しかったが、5位でチェッカーを受けられてよかった。」




Aprilia


中野真矢〔予選4位 決勝/第1レース6位、第2レース リタイア 総合ランキング13位 〕

「金曜日は、セットアップに少々手惑い、軽く転倒などもしてしまったが、土曜日からは徐々に調子を上げることが出来、スーパーポールでは、今期最高の4番グリッドを獲得することが出来た。
決勝第1レースは、スタートがあまり良くなく1周目でも抜かれてしまい、7位まで順位を落としたが、その後は順位を上げ4番手争いをしながら6位を走行していた。
最終的に抜くまでは行けず、そのまま6位でゴールとなったが、練習での調子の悪さから考えれば、上出来だったと思う。
しかし、チームメイトのマックス・ビアッジ選手が2位表彰台を獲得したので、もう少し行かなくてはと思っていた。
第2レースでは1レースでの教訓を活かし、集中し良いスタートを決め、3番手で1周目を帰ってきたが、2周目でハイサイドを起こし、転倒してしまった。
激しい転倒だったため自分自身でも怪我を心配したが、幸い軽症で済んだ。
転倒自体、非常に残念で、チャンスを逃してしまったとも思うが、今回もいくつか良い点があったし、次のブルノRdまでに2回テストがあるので、そこで調子を上げて行きたい!」


DUCATI

芳賀紀行 (3位/4周リタイア)

「今回はかなり難しい週末になると覚悟していたから、今日は表彰台に立ててとてもハッピーだ。
100回目の表彰台獲得を誇りに思うよ! 
第1レースのスタートではマックス(ビアッジ)とベン(スピーズ)についていくだけだったが、今日はプッシュしてるのに彼らの方が少しアドバンテージがあったようで、3位を上回ることができなかった。
(第2レースに関しては、この日のアクシデントにより、リリース発表時に芳賀はコメントできない状態だった)

M・ファブリッツォ (12位/3位)

「第1レースはかなり厳しかった。
ギアにトラブルを抱えてしまい、このせいでいくつかポジションを落とした。
状況をあまり改善できないまま、結局3ポイントしか獲れなかったよ。
それで第2レース前にセカンドバイクに乗り換えることを決めた。
今回もスタートは悪かったが、すぐに追い上げはじめた。
レースの大半はバーンやハスラムとバトルし、レース終盤になんとかバーンだけはパスできた。
第2レースの結果はハッピーだけれど、もちろんノリ(芳賀紀行)のことは心配だ。
アクシデントを目の当たりにして、2年前に同じ場所で起きたトロイ(コルサー)のクラッシュを思い出した。
どちらもシリアスだよ。」





SUZUKI

加賀山就臣 (17位/13位)

「今週末はリアグリップに問題があって簡単じゃなかった。
週末はずっといろいろなことを試した。
サスペンション、ジオメトリー、ギアレシオ…でも僕らはバイクを改善することができなかった。
第2レースの前には違うスイングアームに変えてみたが、フィーリングは若干良くなったものの、大した変化はなかった。
全体的には僕にとってもチームにとってもフラストレーションのたまる時間になった。
彼らが全力を尽くして仕事をしているのも、僕が限界の走りをしているのも分かっているが、いい結果に結びつかなかった。
僕自身は経験豊富なライダーだし、チームもノウハウがたくさんあるが、解決法を見つけられなかった。
フランシス(バッタ、オーナー)とチームの全員に申し訳なく思う。
今日の結果はプライベーターと同レベルだったからね。」




KAWASAKI

B・パークス (18位/14位)

「第1レースはスタートに失敗。
ほとんど最後尾から追い上げなければならなかった。
しかしペースは良かったので、18番手まで追い上げることが出来た。
第2レースはそれほどひどいスタートではなかったが、中団グループの混雑の中で苦しい戦いになった。
加えて、第1レースに比べて第2レースはペースが速く、気温も路面温度も上がったことで結果的にタイヤチョイスに失敗してしまった。
今回はレースウイークを通じてバイクのセッティングをまとめきれなかった。
そのためにわずか2ポイントしか獲得できず、残念だった。」


J・ハッキング (21位/1周リタイア)

「第1レースはスタートに大失敗。
最後尾からの戦いになってしまった。
それから全力で追い上げようとしたが、腕上がりを起こしペースを上げられなかった。
第2レースは大きくセッティングを変えて挑んだのだが、2周目にコースアウトを喫しグラベルで転んでしまった。
今回は予選、決勝とまったくいい状態を見つけられず、バイクのポテンシャルを発揮するに至らなかった。
難しいレース、残念なレースだった。」




















MotoGP : 第7戦 オランダGP アフター・ザ・フラッグ

2009-06-28 18:06:36 | MotoGP 2009
MotoGP : 第7戦 オランダGP アフター・ザ・フラッグ



■開催日:2009年6月27日(土)決勝結果
■開催地:オランダ/アッセン(4.555km)
■周回数:26周(118.43km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:24度 ■路面温度:30度
■PP:V・ロッシ(ヤマハ/1分36秒025)
■FL:V・ロッシ(1分36秒558)
■観客:9万6152人(3日間:13万8707人)


World Championship

MotoGP ランキング


1 Valentino ROSSI ITA Fiat Yamaha Team 131
2 Jorge LORENZO SPA Fiat Yamaha Team 126
3 Casey STONER AUS Ducati Marlboro Team 122
4 Andrea DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team 69
5 Dani PEDROSA SPA Repsol Honda Team 67
6 Colin EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 67
7 Loris CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP 56
8 Marco MELANDRI ITA Hayate Racing Team 55
9 Chris VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP 53
10 Randy DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP 51
11 James TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 39
12 Alex DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini 31
13 Nicky HAYDEN USA Ducati Marlboro Team 27
14 Toni ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini 27
15 Mika KALLIO FIN Pramac Racing 26
16 Niccolo CANEPA ITA Pramac Racing 12
17 Sete GIBERNAU SPA Grupo Francisco Hernando 12
18 Yuki TAKAHASHI JPN Scot Racing Team MotoGP 9





MotoGPクラス


優勝 : バレンティーノ・ロッシ

「とても感動的な瞬間だったよ。
今日の100勝目達成は生涯、忘れられないだろう。
70勝目の時点では100勝がとても遠くに感じられたけれど、今こうしてそれを成し遂げることができて、しかもここまでの道のりはとても楽しいものだった。
すべては多くの人の支えがあってこそ。
ジェレミーをはじめチームのスタッフたちは10年もの間、僕を支え続けてくれた。
そしていつも100%の力を注いで、僕のために最高のマシンを作ってくれたんだ。
またそれとは別に、とくに感謝したいのは人生のすべてをともにしてきた友人たちと父のグラツィアーノ、母のステファニアだ。
父は30年前、僕が赤ちゃんのときにこのアッセンで優勝しているんだよ。
その意味でも今日ここで100勝目を達成できたことは大きな意味がある。
それにアッセンはモーターサイクル・レースの聖地で、最も歴史のある場所だからね。
レースのほうは完璧。
スタートも良かったし、マシンも素晴らしかったからハイペースを不安なくキープすることができた。
今回は、前回のようなラストラップでのバトルにならなくて済んだけれど、それは見ているファンの心臓にとっても良かったと思うよ!
コースのいくつかの部分でロレンソに対してアドバンテージがあって、そこではとてもいい走りができていたんだ。
100勝に到達したのはふたりだけ。
でもアゴスティーニはさらに22勝を挙げているので、やはりまだまだ先があるということだ。
チームのモチベーションは依然として高いので、これからまた彼らと一緒に多くの優勝を目指していきたい。」



2位 : ホルヘ・ロレンソ

「まず初めにバレンティーノの100勝達成を祝福したい。
本当に素晴らしい記録で、今日はまさに彼のための一日だったと思う。
僕のほうは残念ながらスタートがうまくいかなくて、挽回するために何度かリスクもおかさなければならなくなってしまった。
ようやく2位まで上がってバレンティーノのついて行こうとしたけれど、いくつかの場所で彼ほど速く走れなかったんだ。
バレンティーノは毎ラップ、36.5秒台をキープしていたけれど、僕のほうはマシンが完璧という状態ではなかったから、それほど激しくプッシュするだけの自信が持てなかった。
レースが進むに連れてフロントタイヤの消耗を感じたので、そのあとは安全に2位をキープしようと気持ちを切り替えたんだ。
またひとつ表彰台を獲得できたのだから十分にいい成績。
しかもこれは自己通算50回目の表彰台ということだし、今シーズンは開幕以来、チームがとても強いからハッピーなんだ。
シリーズポイントでもトップからわずか5ポイント差。
良い状態をキープしてラグナセカへ向かうことができる。
今はとてもわくわくしているよ。」



3位 : ケーシー・ストーナー

「週末を通じてフィーリングは良かったが、今回も予選で体調が悪くなりはじめ、週末が進むにつれて悪化していった。
考えうるあらゆるサプリメントやビタミン剤を採ったけれど、全く良くならなかった。
だから、ちゃんと検査してもらう必要があることなのは明らかだ。
こんな体調じゃ僕もやっていけないし、ポイントも犠牲になるからね。
今日もバイクが素晴らしかったのは、チームのおかげ。ドクターにも多大な感謝を捧げたい。
クリニカモビルのマッキアゴデナ医師や、カタロニアやここで僕をケアしてくれた理学療法士のフレディー(デンテ)にも感謝している。
残念ながら僕らはラグナセカまでに体を回復させる時間はあまりないけれど、僕らのやれることが何かはやってみないとわからない。」



4位 : コーリン・エドワーズ

「ようやく今回は好スタートを切ることができた。
長めのホイールベースが役に立ってくれたようだ。
ドビツィオーゾに抜かれたときには歯を食いしばってついて行き、懸命にプレッシャーをかけ続けた。
結果的に彼が僕の目の前で転倒することになったけれど、その直前に、実は僕のほうもフロントの右側が危なくなっていたんだ。
昨日はそのタイヤで32ラップ走ったが、ピットに入ったり出たりを繰り返していたので、タイヤの状態をしっかり評価することができなかったのかもしれない。
その後は、ストーナーに追いつけるようは状況でもなかったし、後方のバーミューレンはかなり離れていたので、ポジション・キープに切り替えることにしたんだ。
僕が目指しているのはミスをせずに、勢いを持続すること。
もちろん全力を尽くしてハードに攻めているが、今シーズンはとくに、表彰台獲得はかなり難しいよ。
ライバルはみな手強くて、これまでのどのシーズンよりも厳しいと思う。
今までにないほど頑張っているつもりなのに、表彰台まではまだまだ遠い。
それでもチャンポンシップでは4位まであと5ポイントだし、今日は世界中で最も速い3人に負けただけなのだと思えば、今の状態にも満足できるよ。
ラグナセカが待ちきれない。
できることならあそこで、モンスターとテック3とアメリカのファンのために表彰台に上りたい。」


5位 : クリス・バーミューレン


「今季自己最高となる5位に満足している。
それにバルセロナテストからバイクが進歩していることを証明した。
特にシャシー面に関してね。
今回、そして続く2戦のサーキットではフロントがそれほど重要じゃないので、僕らのスピードじゃ少し不利なんだけれど、そんなに悪くないし、戦えるポテンシャルはある。
レースはいいスタートを切り、序盤はトップグループに加わった。
彼らについていこうと必死に頑張ったけれど、食らいついていけるラップタイムを刻めなかった。
レース中はずっとプッシュしていたよ。
コーリン(エドワーズ)にかわされた時はついていこうとしたが、彼の方がリアがグリップしている感じだったんだ。
その後、レースの大半は単独走行になったからかなりつまらなかった。
それでも5位に満足しているし、チャンピオンシップで貴重なポイントを獲ったので、ラグナセカに向けていい結果を残せた。」






6位 : ジェームス・トーズランド

「新しいクラッチ・セッティングで初めてのレースだったから、スタートでちょっと緊張した。
ウォームアップで転倒してしまったから、レース前に試すこともできなかったしね。
結局、思っていたよりは上手くできたんだけれど、それでも3、4台分は順位を下げてしまった。
決勝用のセッティングには自信があったので、とにかく落ち着いていこうと思って周回を重ねていったら、2、3ラップのうちに10位まで上がることができたんだ。
レースのほとんどは集団の激しいバトルだったけれど、自分がライバルたちに比べて圧倒的に強いというわけではないことは分かっていたし、もしも前に出たとしても引き離すとはできないと思っていた。
つまり前に出たら、そのあとは懸命に守るしかないことは分かっていたんだ。
結局その通りの展開になったんだけれど、最終ラップでは危うく全てが台無しになりそうになった。
第10コーナーでエリアスが仕掛けてきたが、僕は最終コーナーでミカをパスしようと準備していた。
そこにロリスも加わって、一時僕はなんと6位から9位まで落ちてしまったんだ!
ひどい混乱だったから、カリオが転倒したのも知らなかった。
エリアスが最終シケインでロリスに仕掛け、僕にとっては幸運なことにふたりがラインを外したので、その間に再び集団のトップに立つことができた。
そして念願だった6位を獲得することができたんだ。
中島氏のアドバイスが大きな助けになってくれた。
同時に、ヤマハが常に僕のことを考えてくれていて、もっと速く走ることを望んでくれていることを実感できたよ。」




7位 : ランデイ・デ・ピュニエ

「集団の中でフラストレーションがたまるレースになったが、同時に、とてもエキサイティングだった。
トーズランド(ヤマハ)がバックストレートの進入で限界のスピードで入ってきて接触、その影響でエリアスとも接触した。
最終ラップのシケインでは、カピロッシとエリアスが目の前で接触してコースアウトしたので、彼らを抜いてチェッカーを受けることができた。
今日はスタートが悪く、がんばって追い上げた。
しかし、追いついたと思ったら接触で飛び出し、順位を落とすという戦いだった。
厳しい戦いだったが、目標の8位以内でチェッカーを受けられてうれしい。」

8位 : ニッキー・ヘイデン


「予選13番手からのスタートだと多くの問題があるように思うでしょうが、マシンはシーズンで最も良かったので、懸命に仕事をしてくれたチームに巨大な(huge) "ありがとう" と言いたい。
レースでは、スタートが物凄く良かった。
何台かにパスされて、少しリズムを失うまではセカンドグループをリードする事が出来た。
バックストレートで小さなミスによりラインを外してしまって大きくタイムロスをした。
けれどすぐにグループに戻って戦いを続けることができた。
とても楽しかったけれど、レース中盤に不幸なことに左ハンドルバーが緩んでしまい、大きくタイムが落ち、多くのライダーから抜かれた。
今シーズンはいろんなことがあるけれど、あの速度域でハンドルバーが緩むことは恐怖以外何物でもない。
いずれにしてもハードな戦いだった。
5位か6位の戦いなんだけれど、まるでタイトル争いしているようだったね。
グループの皆に敬意を払いたい。
エリアスは大きなミスをしたけれど、レース後は皆握手を交わしたよ。
良いレースだった。」





9位 : ロリス・カピロッシ

「今日はスタートでつまづき、いい結果を残せなかった。
ここはオーバーテークが簡単にはいかないから、おかげでレースはかなり厳しくなった。
コースを膨らんでしまい、また一からスタートをやり直して、巻き返すために先行したライダーを追っかけなければならなかった。
最終ラップで3人のライダーを抜き、最後のいくつかのコーナーでカリオの後ろにつけたら、その後、彼がクラッシュしたので、6位になった。
悪気はないんだろうとは思ったけれど、僕を抜こうとしたエリアスに最終コーナーで押し出され、今日はそれで全てが終わってしまった。
いいスタートが切れていれば、僕らは戦闘力があるからいいレースができただろうなと思って腹が立った。
でも今は終わったこと。僕らは前に進まなきゃ。」



10位 : アレックス・デ・アンジェリス

「今日はスタートもよく、中盤まではいい走りができたと思う。
前回のカタルニアGP後のテストで、リアのセッティングがよくなったことが、今回の好走につながった。
しかし、終盤になって、リアではなく、今度はフロントのグリップに苦しんだ。
それでペースが落ち、順位も下げてしまった。
しかし、いい状態にバイクが近づいていることは間違いないことを実感した。
次のラグナセカが楽しみだ。」


11位 : マルコ・メランドリ

12位 : トニ・エリアス

「今日はスタートに失敗、最後尾に落ちてしまったことで、ジベルノー(ドゥカティ)と高橋、タルマクシを抜くのに時間を費やしてしまった。
しかし、前が開けてからはすごくいいペースで走れたし、6、7番手争いの集団に追いつくことができた。
その中でのバトルはすごく楽しかった。
最終ラップのシケインで止まり切れず、カピロッシと一緒にコースアウトしてしまった。
彼には本当にすまないことをしたと思う。
コースに復帰して8位でチェッカーを受けたが、20秒のペナルティで12位。
この裁定は仕方がない。
順位は悪いが、内容は悪くなかった。
いいパフォーマンスが見せられたと思う。」


13位 : セテ・ジベルナウ

「難しい週末だったけど、役に立ちそうなデータを集められたので前向きです。
レース中、ずっとフロントがはねて苦しかった。
しかし、重要なのはラグナセカに向けて良い方向性が得られたことだ。
私は満足しており、良く働いたチームみんなに感謝している。
結果としては良くないかもしれないが、すぐに良い結果が得られると思うよ。」




14位 : ニッコロ・カネパ

「まさか14位とは思わなかったけど、とにかく今日は調子が良かった。
マシンのことを学び上達することができたので、次のレースにつながる。
次のラグナセカのレースが待ち遠しい。
初めての走ることになるし、素晴らしいサーキットだと聞いているからね。」


15位 : 高橋 裕紀

「難しいレースだった。
スタートがうまくいかず、1コーナーでイン側から誰かと接触したことで、最後尾グループから追い上げる展開になってしまった。
今日はハードタイアを選択したので、だんだんペースを上げて順位を少し上げられたが、中盤からは、腰とヒザ、前回のカタルニアGPで痛めた右手中指の痛みがひどくて思うように走れなかった。
特に右手は、痛みだけでなく力が入らず苦しかった。
中盤はセテ、終盤はカネパ(ドゥカティ)とバトルになった。
不完全燃焼のレースだった。
でも、イタリア、カタルニアと完走していないので、完走できてよかった。」

16位 : ガボール・タルマクシ

「自分はまだMotoGPマシンの走りを学んでいる段階だが、序盤は、実に楽しかった。
何人かのライダーについていくことができたからね。
しかし、今日はソフトコンパウンドのタイヤをチョイスしたので、中盤以降は、ペースをキープできず、徐々に離されてしまった。
しかし、序盤のラップタイムには満足しているし、また、自分が前進できたと思う。
次のラグナセカGPが本当に楽しみだ。」

リタイヤ : アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「スタートはよかったが、集団の中にもまれてなかなか抜け出せなかった。
序盤はフリー走行や予選と同じペースで走ることができた。
自分としてはよいラップだと思うし、4番手までポジションを上げることができた。
ストーナーにおいついたかどうかは分からないけれど、いい感じで走れていた。
しかし、1コーナーでフロントから転んでしまった。
残念なレースになったが、次のレースは1週間後なので、気持ちを切り替えて挑みたい。」

リタイヤ : ダニ・ペドロサ

「残念なレースだったが、ケガがひどくならなかったことだけは幸いだった。
転ばなかったら…と言っても仕方ないが、あのまま走っていれば、表彰台には立てたのではないかと思う。
バイクのフィーリングはよかったし、自分の現状の力を出し切れる状態だった。
スタートも、走りのリズムもよかった。転びそうな感じはまるでなかった。
フィーリングがよかっただけに、本当に残念な結果だった。
今回のことは忘れて、次のラグナセカGPに向けて気持ちを切り替えたい。」


リタイヤ : ミカ・カリオ
「ものすごく指が痛い。バレンシアのテストで怪我した指と同じ指をやってしまった。
切り落とした方がマシかもしれないくらいだ。
これは冗談だけれど、レースは残念だった。
とても素晴らしいパフォーマンスがあったけど、残り3コーナーの時点で後ろのライダーが迫っていたのでブロックラインをとったらフロントを失ってしまった。
自分のミスなので、競争的なマシンに仕上げてくれたチームに申し訳なく思う。
今はフィンランドに戻って指の状態を検査する必要がある。
ラグナセカは、走れると思うよ。」








250クラス


優勝 : 青山博一

「今日はアプリリア勢の集団の中でバトルになったので、できるだけ少ない数で戦いたいと思った。
なかなか前には出られなかったが、なるべくペースを上げて台数を減らしていこうという作戦だった。
できれば、バウティスタと一騎打ちになればと思っていた。
終盤はその通りの展開になった。
しかし、バウティスタがなかなか抜いていかないので、自分のリズムでペースを上げていった。
最終ラップに入る前のシケインで、僕が進入ではらんでしまった。
ラインを戻したところでバウティスタと接触してしまった。
マフラーにフェンダー、シートカウルも壊れ、最後まで走りきれるか心配だった。
転んだバウティスタのことも心配だった。
最後まできっちり戦って勝ちたかったが、優勝できて本当によかった。
総合で首位に立てたこともうれしい。」

8位 : ヘクトル・ファウベル

「ひどいレースだった。
今日は、スタートもよく1コーナーで5、6台を抜くことができた。
しかし、ディ・ミリオ(アプリリア)と接触してオーバーラン、クラッチレバーも曲がってしまった。
そのために1周目は19位までポジションを落とし、2周目には目の前の転倒車を避けるためにまたしてもオーバーラン。
最後まで全力で追い上げるレースだった。
バイクがいい状態だっただけに本当に残念だ。
序盤の混乱がなければ、もっと、いいレースができたはずだ。」

9位 : ラタパーク・ウィライロ

「今日はスタートもよく、レース中も自分のリズムで走ることができた。
しかし、このサーキットは右コーナーが多く、中盤からリアの右側のグリップが苦しくなって、なかなかペースを上げられなかった。
終盤は、デ・ロサとバトルとなったが、彼を抑えて9位でチェッカーを受けられてよかった。」


11位 : マイク・ディメッリオ

「良いスタートを決め、すばやくポジションを上げることに成功した。
最初はグループをリードしようとプッシュしていた。
結構いい感じで乗れていたんだけれど、突然リアタイヤが終わってスライドが始まった。
コーナーに入っていくことが出来ず、特に右が良くなかった。
だから、クラッシュしないようにすることに気持ちを切り替えた。
ガレージに戻った時、タイヤは完全にダメになっていた。
前の位置が狙えただけに、とても大きな失望だ。」




リタイヤ : 富沢祥也

「スタートした直後の混戦の中で他車と接触して遅れた。
そのときにフロントブレーキのレバーが当たり、レバーが曲がってしまった。
それに気づかずコーナーに入っていってブレーキレバーを握ろうとしたらレバーがなくて止まり切れずコースアウトして転んでしまった。
ここ3戦はリタイアしているので、絶対に完走しようと思っていただけに、本当に悔しいレースだった。」


リタイヤ : アルバロ・バウティスタ

「計画では最後に青山をかわそうと思っていたんだ。
なぜなら最終セクターでは僕は青山より速かったからね。
おそらく彼はミスをしてんだろうけど、シケインで止まりそうになっていた。
そして、僕は彼の後ろに突っ込んでしまい何もすることが出来なかった。
クラッシュは残念だった。
これで、得られずはずの20ポイントを失っただけでなく、チャンピオンシップのリーダーの座を失った。
それでも良いレースを見せることができたし、我々が強いことは証明できた。
これからも仕事を続けて、良い結果を残せるようにしていくよ。」




125クラス


17位 : 中上貴晶

「結果が出せなくて本当に悔しいです!
レースでも、スタートは自分でもびっくりするくらい決まって、いい位置に居たのですが・・・
僕だけ避けきれず、コースアウト
それからは、必死に追い上げましたが17位。
予選の順位が悪いから、こういう転倒にも巻き込まれるんだし、
追い上げのレースをしなくてはならない。
自分のダメなところがはっきり理解できたので、3週間後のドイツGPでは同じことを繰り返さないようにします!」




リタイヤ : 小山知良

「やっちまいました…!!
32番手最後尾スタートで、1周目に20番手までポジションを上げて、その後もポジションを上げて、ポイント圏内の13番手争いに追い付いた。
でも、サスペンションのセッティングが完璧じゃなくて、フロントに問題を抱えたまま周回を重ねていた。
そして中盤に、ヘアピンコーナーでフロントが切れ込んで転倒してしまいました…。
でも結果は、凄くポジティブです。
ウィーク通してNEWエンジンをテストして、ようやく決勝で少しポジティブな結果を得ることが出来たし、沢山のデーターを収得することができました。
そして、チームとしても、また一つ進歩したと思います。」











監督クラス


D・ブリビオ (ヤマハ・ロッシ・チーム監督)

「100勝という記録がすべてを語っているよ!
これはチームのみんなにとっても大きな誇りで、バレンティーノと一緒に仕事ができることをとてもうれしく思っている。
彼は間違いなく史上最高のライダーのひとりで、今日も素晴らしいものを我々に見せてくれた。
そんな彼と力を合わせて働くということは大きな喜びで、毎週末をとてもエンジョイしている。
またヤマハにとっても重要な1勝で、100勝のうちの後半の40勝はすべてヤマハで獲得したもの。
最高峰クラスでの優勝は、他のどのメーカーよりも多くなっているのだ。
2004年に彼がヤマハに加入したときには、このような記録について考えることなどできなかったが、これからはヤマハの社員を含めてすべての関係者がこのことを記憶に残すことになるだろう。
この素晴らしい記憶をプレゼントしてくれたバレンティーノに、皆に代わってお礼を言いたい。
ヤマハに来てくれてありがとう!」


D・ロマニョーリ (ヤマハ・ロレンゾ・チーム監督)

「今回もまた表彰台に上ることができた。
ホルヘの強さを証明できたという意味で、とても重要な1戦になったと思う。
スタートとその後で少々問題が出たことは残念だった。
ホルヘは遅れを取り戻そうとしてフロントタイヤに負担をかけてしまったのだ。
でも彼のレース運びは非常にクレバーで、マシンを最後までしっかりとコントロールして2位の成績を手にすることができた。
これからラグナセカへ飛ぶが、そこでもいい走りができると確信している。
ヤマハはまた最高のマシンを用意してくれるので、我々にとっては今後に向けて大きなモチベーションになっている。」


H・ポンシャラル (ヤマハ・テック3・チーム監督)

「モンスター・ヤマハ・テック3・チームにとって、間違いなく今季最高のレースになった。
そして今回もチームのみんなが一生懸命に頑張ってくれたことをうれしく思っている。
コーリンはノン・ファクトリーのなかのトップライダーとして、またも見事な走りを見せてくれた。
今シーズンの戦いの厳しさを考えれば、これは本当に素晴らしいことなんだ。
またジェームスにも心からの祝福を贈る。
レースの間中、楽な時間はなかったが、モトGPのなかでもトップクラスのライダーも交えた大集団を引っ張って見せた。
決して容易いことではないが、彼はそれをやってのけた。そして6位入賞を成し遂げたのだ。
ジェームスはまさにファイターであることを証明できたと思う。
そして上位6位までに4台が入るという、ヤマハの成功の一翼を担うことができたことは、私にとっても大きな喜びだ。
またジェームスのために多大な努力をしてくれたヤマハの中島氏に対しては、感謝の気持ちでいっぱい。
このあとは、このいいムードをキープして、コーリンのホームレースであり、モンスターにとっても重要なレースとなるラグナセカへ向かう。」





ポール・デニング (スズキ・チームマネージャー)

「チームが、この3戦でトップ5に入れた事は良かったです。
クリスがここで大きな改善が得られたことは、今後の彼が得意な3つのトラックを迎えるにあたって大きな自信になることでしょう。
とても頼もしいレースだったし、それが今後の良い基礎となります。
レースでは、最終コーナーまでは5位と6位を得られそうでしたが、ロリスにとって残念だったので、控え目に言って面白いレースでした。
多くのバトルがあり、何が起きても不思議ではありませんでした。
そして最終コーナーで必死のアタックによって、それが裏付けられる結果となりました。
今週末は前向きな結果を得ることができたが、我々が望んでいた結果とは少し違いました。
これからも懸命に改善を続けていき、来週のラグナセカでは最大限のポテンシャルを発揮できるようにします。」


ファビアーノ・ステルラッキーニ (プラマック・レーシング・テクニカルディレクター)

「我々のライダーたちを誇りに思います。
ミカは、予選やレースで並はずれた事をやってのけました。
最後の3コーナーを残すまでは素晴らしかったです。
最後のミスはとても残念ではありますが、レーシングの世界では往々にある事です。
我々が心配なのはミカの怪我の具合です。
最初はひどい怪我だと感じていましたが、クリニカ・モバイルのコスタ医師の的確な処置のおかげで、ラグナセカのレースは休まなくても済みそうです。
我々は、ミカが母国フィンランドで受ける正式な診断結果を待っています。
我々は、ミカと共にあり、早く状態が良くなることを祈っています。」






WSBK 第9戦 イギリス SP

2009-06-28 16:51:51 | Superbike 2009
Donington Superbike

Superpole

Saturday, 27 June 2009 17:19



1 19 Spies B. (USA) Yamaha YZF R1 1'29.846
2 3 Biaggi M. (ITA) Aprilia RSV4 Factory 1'30.080
3 67 Byrne S. (GBR) Ducati 1098R 1'30.535
4 56 Nakano S. (JPN) Aprilia RSV4 Factory 1'30.671
5 84 Fabrizio M. (ITA) Ducati 1098R 1'30.734
6 41 Haga N. (JPN) Ducati 1098R 1'31.023
7 7 Checa C. (ESP) Honda CBR1000RR 1'31.342
8 96 Smrz J. (CZE) Ducati 1098R 1'34.797

9 91 Haslam L. (GBR) Honda CBR1000RR 1'30.159
10 66 Sykes T. (GBR) Yamaha YZF R1 1'30.229
11 121 Hopkins J. (USA) Honda CBR1000RR 1'30.272
12 65 Rea J. (GBR) Honda CBR1000RR 1'30.387
13 36 Lavilla G. (ESP) Ducati 1098R 1'30.612
14 27 Ellison J. (GBR) Yamaha YZF R1 1'30.816
15 11 Corser T. (AUS) BMW S1000 RR 1'30.916
16 111 Xaus R. (ESP) BMW S1000 RR 1'31.120

17 22 Camier L. (GBR) Yamaha YZF R1 1'31.176
18 71 Kagayama Y. (JPN) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'31.215
19 57 Lanzi L. (ITA) Ducati 1098R 1'31.217
20 9 Kiyonari R. (JPN) Honda CBR1000RR 1'31.260

21 99 Scassa L. (ITA) Kawasaki ZX 10R 1'31.874
22 23 Parkes B. (AUS) Kawasaki ZX 10R 1'31.887
23 25 Salom D. (ESP) Kawasaki ZX 10R 1'32.183
24 14 Lagrive M. (FRA) Honda CBR1000RR 1'32.243
25 2 Hacking J. (USA) Kawasaki ZX 10R 1'32.245
26 117 Andrews S. (GBR) Kawasaki ZX 10R 1'32.343
27 53 Polita A. (ITA) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'32.584
28 79 Young B. (USA) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'32.735
29 94 Checa D. (ESP) Yamaha YZF R1 1'32.811
30 88 Resch R. (AUT) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'33.374
31 77 Iannuzzo V. (ITA) Honda CBR1000RR 1'33.408


MotoGP : 第7戦 オランダGP 決勝リザルト

2009-06-28 16:36:06 | MotoGP 2009
ALICE TT ASSEN


MotoGP Race Classification

1 V. ROSSI ITA Fiat Yamaha Team 42'14.611
2 J. LORENZO SPA Fiat Yamaha Team + 5.368
3 C. STONER AUS Ducati Marlboro Team + 23.113
4 C. EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 + 29.114
5 C. VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP + 33.605
6 J. TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 + 39.347
7 R. DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP + 39.543
8 N. HAYDEN USA Ducati Marlboro Team + 39.823
9 L. CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP + 40.673
10 A. DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini + 46.010
11 M. MELANDRI ITA Hayate Racing Team + 57.777
12 T. ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini + 59.774
13 S. GIBERNAU SPA Grupo Francisco Hernando + 1'05.366
14 N. CANEPA ITA Pramac Racing + 1'09.897
15 Y. TAKAHASHI JPN Scot Racing Team MotoGP + 1'09.930
16 G. TALMACSI HUN Scot Racing Team MotoGP + 1'25.099

Not classified
M. KALLIO FIN Pramac Racing 1 Lap
A. DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team 16 Lap
D. PEDROSA SPA Repsol Honda Team 22 Lap





250cc Race Classification

1 H. AOYAMA JPN Scot Racing Team 250cc 40'44.008
2 H. BARBERA SPA Pepe World Team + 4.424
3 M. SIMONCELLI ITA Metis Gilera + 10.339
4 A. ESPARGARO SPA Balatonring Team + 11.383
5 R. LOCATELLI ITA Metis Gilera + 11.596
6 A. DEBON SPA Aeropuerto-Castello-Blusens + 14.265
7 K. ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing + 17.982
8 H. FAUBEL SPA Valencia CF - Honda SAG + 19.012
9 R. WILAIROT THA Thai Honda PTT SAG + 20.926
10 R. DE ROSA ITA Scot Racing Team 250cc + 21.033
11 M. DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team 250cc + 32.128
12 L. PESEK CZE Auto Kelly - CP + 41.329
13 A. BALDOLINI ITA WTR San Marino Team + 1'05.321
14 V. DEBISE FRA CIP Moto - GP250 + 1'12.451
15 I. TOTH HUN Team Toth Aprilia 1 Lap
16 V. LEONOV RUS Viessmann Kiefer Racing 1 Lap

Not classified
A. BAUTISTA SPA Mapfre Aspar Team 2 Lap
B. CHESAUX SWI Racing Team Germany 5 Lap
A. PONS SPA Pepe World Team 8 Lap
T. MARKHAM GBR C&L Racing 10 Lap
S. BONSEY USA Milar - Juegos Lucky 11 Lap
M. PASINI ITA Team Toth Aprilia 11 Lap
T. LUTHI SWI Emmi - Caffe Latte 14 Lap
J. CLUZEL FRA Matteoni Racing 19 Lap

Not finished 1st lap
S. TOMIZAWA JPN CIP Moto - GP250



125cc Race Classification

1 S. GADEA SPA Bancaja Aspar Team 125cc 39'07.577
2 J. SIMON SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 0.901
3 B. SMITH GBR Bancaja Aspar Team 125cc + 12.356
4 A. IANNONE ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 12.400
5 N. TEROL SPA Jack & Jones Team + 20.078
6 S. BRADL GER Viessmann Kiefer Racing + 20.468
7 J. FOLGER GER Ongetta Team I.S.P.A. + 20.755
8 S. CORSI ITA Fontana Racing + 21.263
9 P. ESPARGARO SPA Derbi Racing Team + 21.558
10 M. MARQUEZ SPA Red Bull KTM Moto Sport + 21.941
11 J. OLIVE SPA Derbi Racing Team + 23.605
12 E. VAZQUEZ SPA Derbi Racing Team + 28.406
13 D. AEGERTER SWI Ajo Interwetten + 1'00.312
14 M. FRITZ GER LHF-Project Racing + 1'00.355
15 L. ZANETTI ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 1'00.615
16 L. SALOM SPA Jack & Jones Team + 1'00.629
17 T. NAKAGAMI JPN Ongetta Team I.S.P.A. + 1'00.997
18 M. VAN DER MARK NED Dutch Racing Team + 1'01.030
19 J. IWEMA NED Racing Team Germany + 1'08.795
20 L. SEMBERA CZE Matteoni Racing + 1'09.076
21 J. ZARCO FRA WTR San Marino Team + 1'14.817
22 K. PESEK CZE Pesek Team + 1'30.729
23 L. MARCONI ITA CBC Corse + 1'46.244
24 P. BIJSTERBOSCH NED Racing Team Bijsterbosch 1 Lap
25 L. VITALI ITA CBC Corse 1 Lap

Not classified
E. RABAT SPA Blusens Aprilia 11 Lap
T. KOYAMA JPN Loncin Racing 13 Lap
C. BEAUBIER USA Red Bull KTM Moto Sport 17 Lap
S. CORTESE GER Ajo Interwetten 18 Lap
R. KRUMMENACHER SWI Degraaf Grand Prix 21 Lap
L. SAVADORI ITA Fontana Racing 21 Lap
S. REDDING GBR Blusens Aprilia 21 Lap
A. MASBOU FRA Loncin Racing 21 Lap

Not finished 1st lap
D. WEBB GBR Degraaf Grand Prix





MotoGP : 第7戦 オランダGP 予選後コメント

2009-06-27 12:39:32 | MotoGP 2009
MotoGP : 第7戦 オランダGP 予選後コメント


■開催日:2009年6月26日(金)予選
■開催地:オランダ/アッセン(4.555km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:23度 ■路面温度:28度
■PP:V・ロッシ(ヤマハ/1分36秒025)



YAMAHA

V・ロッシ選手(予選1位/1分35秒025/29周

「今シーズン、ポールポジションはこれまで1度しかなくて、しかももてぎの変なコンディションでのことだったので、今日ようやく2度目のポールポジションをとれて本当に良かったよ。
最後の数分は大勢が周りにいたから、どこでプッシュしていけばいいか慎重に判断しなければならなかったが、何とかそれがうまくいって最後には素晴らしい走りができたんだ。
僕自身、フィーリングがとてもいいし、ブリヂストンの決勝用タイヤがよく合っていて力強い走りにつながっていると思う。
でもライバルたちもみな速いから、明日はやっぱり厳しい戦いになるだろう。
また、依然としていくつかの課題も残っているんだけれど、その状態でもいいレースをするだけの自信はあるんだ。
天気がどうなるか僕にはわからないけれど、アッセンではいつものことだから、どんなコンディションになっても頑張って対処していくしかない。」

D・ブリビオ、チーム監督

「いつもフロントロウを目標にしてきたので、そのなかでもポールポジションを獲得できたのだから最高の出来だよ!
今日はセッションを通じて速さをキープすることができたし、バレンティーノも非常に気持ちよく乗れていた。
明日の決勝がとても楽しみだが、やはり天候のことは少し気になっている。
このあとはセッティングにさらに磨きをかけ、決勝での好スタートを期待したい。
そして前回のカタルニアのようなエキサイティングなレースを、もう一度見たいと思っている。」

J・ロレンソ選手(予選3位/1分36秒393/31周)

「今回もまたフロントロウに並ぶことができてうれしいよ。
1列目に並ぶということが、決勝で最も重要なことだからね。
もちろんポールポジションはいつも目指しているけれど、今日はコースの終盤のセクションで問題があったから難しかったと思う。
この点については原因もまだわかっていないので、これからまた作業を続けて問題を分析していかなければならない。
だって決勝では上位数台が激しい戦いになるだろうからね。
天気はまだわからないので、明日を待って、朝のウォームアップの状況を見るしかない。」

D・ロマニョーリ、チーム監督

「一番の目標はフロントロウだったので、それが実現して満足している。
実際のところは最終ラップで2位獲得を期待していたが、3位でも問題ないし、何よりホルヘがとても速いので不満は何もない。
ホルヘは今日、ロングランも行ってペースも非常に良かったが、終盤のセクションについてはまだ改善の余地が残っている。
今はこの部分でタイムをロスしてしまうのだ。
これからまた作業を続け、天気が許せば明日のウォームアップでその成果をためすことになる。」

C・エドワーズ選手(予選5位/1分36秒760/25周)

「セッション序盤は、調整のためにピットインとピットアウトを何度も繰り返した。
通常ならこれは良くない傾向なのだけれど、今日は思っていたほど悪い状態にはならなかった。
ホイールベースを長くしたことで、フロントにより荷重がかかるようになっていて、チャターはないが路面の凹凸を思うように吸収してくれない問題が残っている。
それでも自分の走りのペースには満足している。
決勝用タイヤで37.7秒が出ているから、決勝のペースとしては十分だと思うんだ。
明日は、ドライコンディションならば1分37秒台前半から1分36秒台後半のペースになると思うけれど、ついていく自信もある。
タイムアタックでは、リアにソフトコンパウンド、フロントにハードコンパウンドの8周使用後のものを使ったにもかかわらず、ベストタイムを記録することができた。
フロントは8周か9周でベストの状態が終わり、最後の数周は何度かスライドもあったので、それ以上無理はできなかった。
このような状況を考えても、今季自己ベストタイの順位を得られたことに満足。
マシンはとても安定していて、高速セクションでもハンドルが振られたりすることがなく、全てが順調でスムースに運んでいる。
だから明日は上位を目指していけると思う。」

J・トーズランド選手(予選9位/1分37秒323/28周)

「9位までしか上がれなかったけれど、それでも僕としてはとてもハッピーな気分なんだ。
新しくなったマシンで決勝用のセッティングに取り組んできて、決勝用のタイヤを信頼できるようになった。
リアに荷重をかけることによってタイヤの動きが良くなり、それがまた、タイヤへの荷重をキープすることにも役立っている。
今日は荷重をさらに増やし、リアのグリップがさらに向上した。
またコーナー進入の安定性があがり、立ち上がりもとても順調にできるようになるんだ。
でもソフトコンパウンドのタイヤを履いたときには周りにたくさんライダーがいて、思うようにタイムを上げることができなかった。
それさえなければ、もう少し順位を上げることも可能だったと思うのだけれど...。
エリアスに追いついたところでアクセルを戻さなければならなかったのは悔しかった。
何しろ、あのときが初めての最高のラップだったからね。
トップ6を狙うためにはスタートで前へ出なければならないので、今回はもう15回もスタート練習をしたよ。
これまではクラッチを離すのが急激過ぎたので、今回はちょっと違うクラッチを試しているんだ。
大変なことも多いけれど、ようやくここまで来ることができた。
あとは明日もドライで走れるように祈るだけ。
ヤマハとテック3のメンバーの努力に報いるためにも好成績を熱望しているんだ。」





HONDA


ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)

「セッション終盤はコース上が混雑して、とても難しいアタックだった。
それでも2番手になれたのだからうれしい。
フロントローに並ぶのはいつも重要なことだし、今日の結果にはとても満足している。
最後のアタックのときは前にバレンティーノ(ロッシ)がいて、彼を目標にできたこともラッキーだった。
セットアップは完全ではないが、全体のフィーリングはすごくいい。
明日のウオームアップでさらに調整をしたい。
身体の状態は前回のバルセロナに比べたら、はるかにいい。
ライディングに集中することもできた。
レースを戦うということではまだ万全ではないが、明日はいいスタートを切ってベストを尽くしたい。」


アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 8番手)

「このサーキットで3列目からのスタートというのはとても厳しく、今日の結果には本当にがっかりしている。
レースタイヤでのペースはよかったし、すべてが順調だった。
しかし、ソフトタイヤでのアタックに失敗してしまった。
こういう結果になったので、とにかく、いいスタートを切ってトップグループに追いつくしかない。
決勝のタイヤはハードを使うと思うが、フリーから予選にかけてハードでアベレージを上げることができたのも、自信になっている。
明日は天気が崩れるかもしれないが、今年はドライもウエットもいい走りができているので不安はない。
3列目から追い上げていいレースをしたい。」

ランディ・デ・ピュニエ(MotoGP 10番手)

「午前中のフリー走行で転倒した後、とにかく決勝に向けてロングランをこなそうと決めた。
ハードタイヤでのラップタイムは悪くないが、リアタイヤのエッジのグリップにちょっと苦しんだ。
その後ソフトを試したが、ソフトはスライドが激しくてレースで使うには厳しい感じだった。
昨日のリザルトがよかったので、今日は好グリッドを期待していた。
10番手に終わって残念だったが、明日の決勝はトップ8を狙っていきたい。」

アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP 11番手)

「11番手だったけれど、今日の内容には満足している。
最後のアタックのときに、最終コーナーでトーズランド(ヤマハ)とカピロッシ(スズキ)にラインをふさがれなければ、もっとタイムはよかったと思う。
たぶん、デ・ピュニエかトーズランドと同じくらいのポジションにはいけたと思っている。
2人には腹を立ててはいないが、とても残念だった。
11番手という厳しいグリッドだが、レースタイヤのアベレージは悪くない。
明日は天気が崩れそうだ。もし雨になれば自分には追い風になる。」

トニー・エリアス(MotoGP 15番手)

「今日はすべて順調だったのだが、自分の判断ミスでタイムを出せなかった。
セッション終盤、誰かについていこうと思っていたのだが、そうしている間にタイヤの温度が下がり、ベストラップを刻むことができなかった。
結局15番手に終わってしまい、チームには本当に申し訳ないと思っている。
明日はいいスタートを切って追い上げるしかない。」

高橋裕紀(MotoGP 18番手)

「昨日の転倒で打った腰と右ヒザ、前回のレースで痛めた右手中指が、一日経ったらすごく痛くて、今日は痛み止めの薬を飲んで走った。
思っていたよりも身体の状態が悪く、100%の走りができなかった。
バイクのセッティングも完全には決まらず、前半部分のスローセクションでうまく走れず苦労した。
フロントフォークの動きはよくなっているし、進入はよくなっているのだが、今年の課題となっているスローコーナーの旋回性という部分では同じ状態だった。
ソフトの方がタイムは出るが、決勝はハードで走ることになると思う。」

ガボール・タルマクシ(MotoGP 19番手)

「今回も走るごとに前進することができた。
着実にタイムを上げられたし、予選セッションでも終盤にベストをマークすることができた。
最後のアタックのときに前にいた選手同士が接触して、それを避けるためにコースアウトしたのが残念だった。
いま、MotoGPマシンの最初の段階を終了した。
次の段階に向けて新たなセットアップにトライするときがきたと思う。」

山野一彦|Repsol Honda Team 監督

「今日のダニは、身体の状態が確実によくなっていることを感じさせてくれる走りだった。
まだ、バイクの状態はまだ完ぺきではなく、明日は雨が降る確率が高く、天候をみながらウオームアップでさらにセッティングを詰めたい。
アンドレアは、レースタイヤでは常にトップ6にいたし、状態は決して悪くない。
予選で8番手に終わったのは残念だった。2人ともに仕上がりは悪くないし、明日はいいスタートを切って優勝争いをしてくれるはずだ。
チームも全力でサポートしていく。」


250クラス

青山博一(250cc 2番手)

「昨日の問題点をかなり改善したし、全体的にタイムを上げることができた。
特にコース前半のスローセクションでタイムを短縮、後半の高速セクションでもギアを見直してタイムアップにつながった。
今日は序盤からトップに立てて、PPを取れるかなと思ったのだが最後に逆転されて、残念だった。
今日と同じようなコンディションなら明日はいいレースができると思う。」

ラファエレ・デ・ロサ(250cc 7番手)

「2列目7番手というグリッドに満足している。
ここはスタートがとても大事なサーキットなので、一周目にいいポジションを取りたい。
もしトップグループにからめたら、いいレースができると信じている。
今日はバイクのセッティングも決まり全体的に順調だった。」

富沢祥也(250cc 16番手)

「昨日のトラブルはほぼ解消した。
ときどき6速でちゃんと回らないときがあったけれど、フリー、予選と攻める走りができた。
何個所か難しいところがあってまだ完全にコースを攻略できていないけれど、走っていて楽しかった。
特に後半部分はタイムの詰めどころがたくさんあって面白い。
まだトップとの差はあるけれど、決勝ではその差を少しでも縮めて10位前後でチェッカーを受けたい。
明日は絶対に完走したい。」





SUZUKI



ロリス・カピロッシ(予選6番手)


「色々あったけどセッティングで進歩があったので満足している。
しかし、あす朝のウォーミングアップでもう少し詰めなければいけない。
チーム全体で努力しており、僕が必要としていることも良く分かっている。
フロントのフィーリングがいまいちなんだけれど、なんとかなりそうだ。
2列目は悪くない。
スタートを決めて、トップに食らいついていくつもりさ。
もう少し前進できれば、目標に到達できるはずだよ。」

クリス・ヴァーミューレン(予選7番手)

「この前の二つのグランプリよりずっと良い予選だった。
チームは素晴らしい仕事をしてくれて、大きな前進があった。
タイヤも両方のコンパウンドがうまく機能しており、リアはソフトの方が少しグリップが良かったから予選ではそれを使用した。
7、8週はとても安定した周回がこなせるので、ブリジストンの良い仕事ぶりが分かる。
残念なことに最後のアタックで制限時間になってしまい、なんとかもう一周と思ったけれど出来なかった。
前の週で、いくつかのミスをしていて、それを修正できたと思うので、もう一周出来ていればもう少しポジションを上げられたと思う。
7番手タイムは、今までの予選と比べたら先頭に近付いているし、自身もああるので、あす良いレースができると楽しみにしている。」


ポール・デニング(チーム・マネージャー)

「今回のアッセンは、どのライダーも速いです。
フリープラクティスに比べて予選では、さらに先頭に近付く事が出来た。
二人のライダーを信頼しているし、我々が改善できる点が多々あると思っている。
マシンや天気がどうあれ、6、7番手のスタートなので、最初にトップに食らいつければ、展開を見極めるのに有利です。
明日のレースに向けて、ロリスとクリスに最高のGSV-Rを用意し、最大の努力をするだけです。」

WSBK 第9戦 イギリス 予選1

2009-06-27 11:48:10 | Superbike 2009
Superbike Donington


予選はウェット路面で始まり、徐々に乾いていくコンディションで行われたようです。

日本勢が低迷しています。
芳賀は最後に合わせてくるのは分かっているが、FP1が11番手、QP1が10番手と少々心配してしまうタイムだ。
清成、23番手タイム。 どうした?


Qualifying 1st Session

Friday, 26 June 2009 18:23



1 84 Fabrizio M. (ITA) Ducati 1098R 1'30.775
2 91 Haslam L. (GBR) Honda CBR1000RR 1'31.191
3 19 Spies B. (USA) Yamaha YZF R1 1'31.294
4 36 Lavilla G. (ESP) Ducati 1098R 1'31.401
5 67 Byrne S. (GBR) Ducati 1098R 1'31.436
6 22 Camier L. (GBR) Yamaha YZF R1 1'31.454
7 96 Smrz J. (CZE) Ducati 1098R 1'31.584
8 57 Lanzi L. (ITA) Ducati 1098R 1'31.705
9 7 Checa C. (ESP) Honda CBR1000RR 1'31.736
10 41 Haga N. (JPN) Ducati 1098R 1'31.760
11 66 Sykes T. (GBR) Yamaha YZF R1 1'31.838
12 27 Ellison J. (GBR) Yamaha YZF R1 1'31.890
13 3 Biaggi M. (ITA) Aprilia RSV4 Factory 1'31.913
14 121 Hopkins J. (USA) Honda CBR1000RR 1'32.007
15 65 Rea J. (GBR) Honda CBR1000RR 1'32.103
16 71 Kagayama Y. (JPN) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'32.139
17 111 Xaus R. (ESP) BMW S1000 RR 1'32.186
18 56 Nakano S. (JPN) Aprilia RSV4 Factory 1'32.188
19 23 Parkes B. (AUS) Kawasaki ZX 10R 1'32.401
20 11 Corser T. (AUS) BMW S1000 RR 1'32.476
21 14 Lagrive M. (FRA) Honda CBR1000RR 1'32.879
22 99 Scassa L. (ITA) Kawasaki ZX 10R 1'33.061
23 9 Kiyonari R. (JPN) Honda CBR1000RR 1'33.093
24 25 Salom D. (ESP) Kawasaki ZX 10R 1'33.262
25 2 Hacking J. (USA) Kawasaki ZX 10R 1'33.587
26 117 Andrews S. (GBR) Kawasaki ZX 10R 1'34.069
27 94 Checa D. (ESP) Yamaha YZF R1 1'34.259
28 79 Young B. (USA) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'34.529
29 77 Iannuzzo V. (ITA) Honda CBR1000RR 1'35.126
30 88 Resch R. (AUT) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'35.176
53 Polita A. (ITA) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'43.938


Free Practice 1st Session

Friday, 26 June 2009 14:53



1 19 Spies B. (USA) Yamaha YZF R1 1'30.962
2 22 Camier L. (GBR) Yamaha YZF R1 1'31.180
3 91 Haslam L. (GBR) Honda CBR1000RR 1'31.209
4 84 Fabrizio M. (ITA) Ducati 1098R 1'31.604
5 36 Lavilla G. (ESP) Ducati 1098R 1'31.702
6 96 Smrz J. (CZE) Ducati 1098R 1'31.709
7 121 Hopkins J. (USA) Honda CBR1000RR 1'31.894
8 66 Sykes T. (GBR) Yamaha YZF R1 1'31.954
9 67 Byrne S. (GBR) Ducati 1098R 1'31.981
10 27 Ellison J. (GBR) Yamaha YZF R1 1'32.118
11 41 Haga N. (JPN) Ducati 1098R 1'32.148
12 56 Nakano S. (JPN) Aprilia RSV4 Factory 1'32.171
13 65 Rea J. (GBR) Honda CBR1000RR 1'32.307
14 3 Biaggi M. (ITA) Aprilia RSV4 Factory 1'32.363
15 111 Xaus R. (ESP) BMW S1000 RR 1'32.538
16 7 Checa C. (ESP) Honda CBR1000RR 1'32.566
17 71 Kagayama Y. (JPN) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'32.806
18 57 Lanzi L. (ITA) Ducati 1098R 1'32.874
19 11 Corser T. (AUS) BMW S1000 RR 1'33.081
20 14 Lagrive M. (FRA) Honda CBR1000RR 1'33.127
21 23 Parkes B. (AUS) Kawasaki ZX 10R 1'33.208
22 117 Andrews S. (GBR) Kawasaki ZX 10R 1'33.381
23 9 Kiyonari R. (JPN) Honda CBR1000RR 1'33.411
24 2 Hacking J. (USA) Kawasaki ZX 10R 1'33.766
25 53 Polita A. (ITA) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'33.797
26 99 Scassa L. (ITA) Kawasaki ZX 10R 1'34.187
27 79 Young B. (USA) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'34.383
28 25 Salom D. (ESP) Kawasaki ZX 10R 1'34.562
29 77 Iannuzzo V. (ITA) Honda CBR1000RR 1'34.728
30 94 Checa D. (ESP) Yamaha YZF R1 1'34.892
31 88 Resch R. (AUT) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'35.079


MotoGP : Moto2 タイヤ決定

2009-06-27 11:25:22 | MotoGP 2009
来年からGP250に代わるMoto2クラスのタイヤがワンメイクとなり、ダンロップがサプライヤーとなる事が決定した。

このMoto2クラスは、シャーシは自由であるが、エンジンはホンダのワンメイクとなる事がすでに決まっていた。

ダンロップは、現在GP125クラスとGP250クラスの全チームにタイヤ供給をしている。

アッセン初日、元グランプリライダーのアレックス・クリビーレとユルゲン・ファンデン・グールベルグ、BBC放送のMotoGP解説者 スティーブ・パリッシュらによって、Blusens BQR Moto2 のプロトタイプマシンのデモンストレーション走行が行われている。

このマシンは、すでにGP250マシンと同等のパフォーマンスを発揮しており、ホンダがエンジン供給を開始し熟成が進めば、GP250を上回るのは確実であろう。


MotoGP : 第7戦 オランダGP 予選

2009-06-26 22:41:22 | MotoGP 2009
MotoGP : 第7戦 オランダGP 予選結果


最後にロッシが締めました。
今回はロレンゾがポール取るのかなと思っていたら、最後にロッシが僅差でポールポジションを獲得しました。

それにしてもロッシのポールも見事ですが、ペドロサの底力に驚愕しました。
ヤマハが最も警戒していたのがペドロサであり、手負いであっても彼のポテンシャルは計り知れないということでしょう。

高橋は、18番手でタルマクシより前ですが、その差は0.8秒と詰まってきた。
タルマクシがいなかったら最後尾だったという事になります。
厳しい状況ですが、ここは踏ん張りどころなので頑張れ。



250の青山は最後でバルベラに抜かれた。
でも決勝はいけそうだね。
MotoGPチームからもオファーも来ているようなので、チャンピオンとってバシッと上がってほしいね。


125の小山は、新型エンジンらしいが5週しかできなかった。
そんな状況でも腐っていないのが救われる。




MotoGP

Qualifying times

1. Valentino Rossi ITA Fiat Yamaha Team 1min 36.025 sec
2. Dani Pedrosa SPA Repsol Honda Team 1min 36.110 sec
3. Jorge Lorenzo SPA Fiat Yamaha Team 1min 36.393 sec
4. Casey Stoner AUS Ducati Marlboro Team 1min 36.633 sec
5. Colin Edwards USA Monster Yamaha Tech 3 1min 36.760 sec
6. Loris Capirossi ITA Rizla Suzuki MotoGP 1min 36.953 sec
7. Chris Vermeulen AUS Rizla Suzuki MotoGP 1min 37.194 sec
8. Andrea Dovizioso ITA Repsol Honda Team 1min 37.237 sec
9. James Toseland GBR Monster Yamaha Tech 3 1min 37.323 sec
10. Randy de Puniet FRA LCR Honda MotoGP 1min 37.473 sec
11. Alex de Angelis RSM San Carlo Honda Gresini 1min 37.637 sec
12. Mika Kallio FIN Pramac Racing 1min 37.749 sec
13. Nicky Hayden USA Ducati Marlboro Team 1min 37.759 sec
14. Marco Melandri ITA Hayate Racing Team 1min 37.948 sec
15. Toni Elias SPA San Carlo Honda Gresini 1min 38.136 sec
16. Sete Gibernau SPA Grupo Francisco Hernando 1min 38.453 sec
17. Niccolo Canepa ITA Pramac Racing 1min 38.605 sec
18. Yuki Takahashi JPN Scot Racing Team MotoGP 1min 38.619 sec
19. Gabor Talmacsi HUN Scot Racing Team MotoGP 1min 39.407 sec


Fastest practice time:
Jorge Lorenzo SPA Fiat Yamaha 1min 36.756sec (FP2)


2008 Dutch TT - 28/6/2008:

Pole position:
Casey Stoner AUS Ducati Marlboro (B) 1min 35.520sec

Fastest race laps by manufacturer:
Casey Stoner AUS Ducati Marlboro (B) 1min 36.738sec
Colin Edwards USA Tech 3 Yamaha (M) 1min 37.034sec
Dani Pedrosa SPA Repsol Honda (M) 1min 37.208sec
Chris Vermeulen AUS Rizla Suzuki (B) 1min 37.629sec
Anthony West AUS Kawasaki Racing (B) 1min 38.270sec



250cc

Qualifying Practice Classification

1 H. BARBERA SPA Pepe World Team 1'40.019
2 H. AOYAMA JPN Scot Racing Team 250cc + 0.173
3 A. BAUTISTA SPA Mapfre Aspar Team + 0.191
4 M. SIMONCELLI ITA Metis Gilera + 0.301
5 A. ESPARGARO SPA Balatonring Team + 0.777
6 A. DEBON SPA Aeropuerto-Castello-Blusens + 0.811
7 R. DE ROSA ITA Scot Racing Team 250cc + 1.004
8 M. PASINI ITA Team Toth Aprilia + 1.036
9 M. DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team 250cc + 1.053
10 L. PESEK CZE Auto Kelly - CP + 1.171
11 R. WILAIROT THA Thai Honda PTT SAG + 1.216
12 R. LOCATELLI ITA Metis Gilera + 1.328
13 H. FAUBEL SPA Valencia CF - Honda SAG + 1.443
14 K. ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing + 1.514
15 T. LUTHI SWI Emmi - Caffe Latte + 1.526
16 S. TOMIZAWA JPN CIP Moto - GP250 + 2.019
17 J. CLUZEL FRA Matteoni Racing + 2.609
18 S. BONSEY USA Milar - Juegos Lucky + 2.678
19 A. BALDOLINI ITA WTR San Marino Team + 3.056
20 A. PONS SPA Pepe World Team + 3.451
21 V. DEBISE FRA CIP Moto - GP250 + 3.634
22 I. TOTH HUN Team Toth Aprilia + 3.894
23 B. CHESAUX SWI Racing Team Germany + 4.685
24 V. LEONOV RUS Viessmann Kiefer Racing + 4.724
25 T. MARKHAM GBR C&L Racing + 6.739







125cc

Qualifying Practice Classification

1 S. CORTESE GER Ajo Interwetten 1'45.430
2 J. SIMON SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 0.011
3 N. TEROL SPA Jack & Jones Team + 0.214
4 S. BRADL GER Viessmann Kiefer Racing + 0.249
5 B. SMITH GBR Bancaja Aspar Team 125cc + 0.282
6 A. IANNONE ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 0.481
7 S. CORSI ITA Fontana Racing + 0.526
8 P. ESPARGARO SPA Derbi Racing Team + 0.633
9 S. GADEA SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 0.695
10 M. MARQUEZ SPA Red Bull KTM Moto Sport + 0.734

27 T. NAKAGAMI JPN Ongetta Team I.S.P.A. + 3.347

32 T. KOYAMA JPN Loncin Racing + 4.492


MotoGP : 第7戦 オランダGP 初日コメント

2009-06-26 12:53:57 | MotoGP 2009
MotoGP : 第7戦 オランダGP 初日

初日は晴天で良コンディションのもとフリープラクティスが行われた。

ド・ピュニエがトップというサプライズはあったが、他は順当に来ている。

250では、パッシーニにハプニングがあった。
チーム・トスが、アプリリアからレンタルしているRSA250の代金をずっと払っていないらしい。
そこでアプリリアは催促にも応じないチームに対して、マシンを引き上げるという強硬手段をとった。
この件に関し、チームオーナーもアプリリアも明確な説明をしてきていないとの事。
初日のプラクティスは、なんとかマシンを借りることができ走行はできた。
gpone からの情報でイタリア語なので、細かいところまで分かりませんでした。


以下、初日のライダーコメントを記載。


YAMAHA

V・ロッシ選手(フリー走行2番手/1分37秒847/27周)

「初めからスピードがあったし、自分の思い通りにマシンを操ることができた。
このことはとても重要で、カタルニアで行なったモディファイが、タイプのまったく違うこのコースでもしっかり機能したということなんだ。
総合的な性能をさらに向上させて、ラップタイムをもっと上げるためには、これからもうちょっと作業が必要だけれど、すでに非常に僅差の2位につけていて、マシンのフィーリングも上々なのだから心配することは何もないんだ。
ただ決勝日の天気だけが気がかり。
もちろん晴れてくれることを望んでいるけれど、もしも雨が降ってウエットレースになってしまうとしたら、途中からじゃなくてウォームアップで2、3ラップ走るチャンスが欲しい。
そうでないとかなり厳しいレースになってしまうだろう。」

D・ブリビオ、フィアット・ヤマハ・チーム監督

「いいスタートを切ることができた。
バレンティーノはほとんどずっとトップをキープしていたので、とても順調だということがわかる。
前回、前々回とはコースの性質がまったく違うので、このコースに合わせるためにいくつかのタイヤを試し、セッティングの調整に取り組んだ。
データの収集もできたので、明日はそれを生かしてさらに磨きをかけていきたい。」

J・ロレンソ選手(フリー走行3番手/1分38秒061/26周)

「完璧というところまではいかなかったけれど、十分に速く走れたので満足している。
前回のカタルニアとはまた違う展開になっているが、今回も上位陣が非常に接近している点は同じ。
そして僕は4位だけれどトップとの差はコンマ2秒だけなんだ。
明日もこのような接近戦になりそうだし、しかもみんながさらにタイムを上げてくると思うので、しっかりとマシンをチェックして、気になっているところを調整していかなければならない。
みんながカタルニアのようなレースを期待しているようだけれど、あのようなことはそんなに度々起こることじゃない。
僕らとしては、とにかく集中力をキープしてベストを尽くすだけ。
そして決勝日にはまた表彰台を目指したい。」

D・ロマニョーリ、フィアット・ヤマハ・チーム監督

「カタルニアのあとのテストで見つけたセッティングをベースに、このコースに合わせ、いくつかのことを調整してセッションをスタートした。
その結果、ペースはとても良かったが、コーナーの進入と立ち上がりがうまくいかないということなので、リアのグリップを改善する必要がありそうだ。
これからデータを分析し、明日は新たなトライをしてみたい。」

C・エドワーズ選手談(フリー走行7番手/1分38秒205/27周)

「大きな問題もなく、順調に進んだ。
冬のテスト以来、使っていなかった長めのホイールベースを初めて試した。
これはバレンティーノやホルヘがずっと使ってきたものと似ていて、良いところも悪いところもあるが、僕にとっては前回のカタルニアと同じようにフロントに少し問題が感じられた。
コーナー進入が思うようには速くなくて、まるでコーナーを曲がれるようになるまでフロントに乗って待っているような感覚なんだ。
それでも、とくにコースの終盤については、ホイールベースを長めにすることが最善の策なのだと思う。
その一方で高速セクションはとても安定していてタイムを稼ぐことができるので、やはり良い面も悪い面もあるということだ。
マシンがもう少しうまく曲がってくれるように調整を加え、今回もまた表彰台を目指していきたい。
僕はこのコースが大好きで何度か好成績も挙げてきた。
今回はモンスター・ヤマハ・テック3のみんなの努力に報いるために、表彰台を獲得して彼らにプレゼントしたいんだ。
今の僕にとってはそのことが大きな原動力なっている。」

J・トーズランド選手談(フリー走行9番手/1分38秒379/26周)

「今日は好調に走れて、エンジョイできたよ。
走り慣れたコースなので、状況がよくわかっているというだけで大きな違いがあるんだ。
たとえばどのラインを取ればいいのだろうか、というようなことを考えなくて済むから、マシンだけに集中することができたよ。
9位という結果についても、それほど心配はしていない。
なぜならタイムではトップからコンマ5秒しか離されていないんだからね。
初日に1.1秒とか1.2秒とか離されるのでなく、トップにかなり近づけたことに満足しているんだ。
マシンのほうは今までと大きく違っていて、荷重がリアにより多くかかるようになっている。
そしてしっかりグリップしてくれるようにセットアップしてあったが、決勝用タイヤが消耗し始めると一気に難しい状況になってしまった。
荷重にこんなにも敏感なものだとは、驚きだったよ。
リアにもっと荷重をかけるためにリアのスプリングをソフトにしたら、グリップも良くなりしっかり加速できるようになったので、このことはヤマハの中島氏に感謝しなければならない。
カタルニアのレースが終わった夜、彼と話し合ったこと、またセッションの間中、僕のピットにいていろいろ助けてくれたことに心から感謝しているよ。
新しいセッティングではステップやハンドルの位置まで変更したので、かなりフィーリングが違っている。
前のセッティングのほうが乗りやすい感じがあるにもかかわらず、タイムは間違いなく今のほうが速いんだ。
今、必要なのはこっちのほうだからね。」




HONDA

ランディ・デ・ピュニエ(MotoGP 1番手)

「トップタイムだったことに自分でも驚いている。
なぜなら、セッション開始からフィーリングがよくなくて、なかなか気持ちよく走ることができなかったからだ。
セカンドバイクも同じ状態だったが、ソフトからハードにタイヤを変えてからだんだんよくなって、リズムある走りができるようになった。
終盤になって、セッティングを変えた1号車に乗り換えたのだが、このときは自分でも速いラップを刻めていると感じた。
でも、トップタイムを取れるなんて思っていもいなかった。とてもハッピーだ。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 5番手)

「走り出しとしてはまずまずだった。
トップから0.250秒差の5番手というのも悪くないと思う。
ただ、全体的にセットアップはあまり進まず、特にコーナーの進入のブレーキングに課題を残した。
しかし、今日のデータを分析してバイクのバランスを見直せば、明日はもっとよくなるはずだ。
今日は体調が悪く、厳しい一日だった。
今日は身体を休めて、明日は万全な体調で挑みたい。」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 6番手)

「前回のカタルニアGPに比べたら、とても気持ちよく乗ることができた。
痛み止めの注射を打たなくても、いいペースで走れたし、今日のリザルトと内容にはとても満足している。
しかし、走り終えた後はさすがに痛かった。
今日は十分に冷やして、明日のセッションに備えたい。
今回はニューシャシーを使っているが、ファーストインプレションとしては、ブレーキングの安定性がよくなったようだ。
明日はさらにセッティングを詰めていきたい。」

高橋裕紀(MotoGP 17番手)

「今日はすごくいい感じで走リ出すことができたのだが、10コーナーの進入で転んでしまった。
フロントがスライドして転びそうになったのだが、転ばないようにがんばり過ぎて、結局ハイサイドになってしまった。
ヒザを打ったので医務室で検査を受けたが、骨には異常はなかった。
今日は、タルマクシが前回のテストで試したフロントのセッティングにしたら、それがすごくよかった。
前回のカタルニアでは、フロントフォークに新しいパーツを入れてすごくよくなったが、一段とよくなった感じだ。
今日は残念な結果だったので、明日は巻き返したい。」

山野一彦|Repsol Honda Team 監督

「タイムがとても接近している中で、両選手ともにトップとの差もなく、いいスタートが切れたと思う。
アンドレア(ドヴィツィオーゾ)は、セッションを通じて安定した走りをしてくれたし、明日に向けて貴重なデータを残してくれた。
これを基にセットアップをさらに進めていきたい。
ダニは身体の状態も走りも、前回のカタルニアに比べて格段によくなった。
ケガから回復していることを感じさせる走りは、明るい材料だ。
今回はこれまでにない大接戦になっているので、2日目も気持ちを引き締めていきたい。」

250

青山博一(250cc 8番手)

「トップから約1秒差の8番手。
正直、あまりいい結果とはいえない。
今日は走り出しからあまりフィーリングがよくなくて、いろいろなセッティングにトライした。
しかし、タイムを詰めていけるところがたくさんある状態なので、2日目のフリー走行と予選でバイクを仕上げれば、一気にタイムを上げられると思う。
明日もいい天気になることを願っている。」

富沢祥也(250cc 18番手)

「原因はわからないが、セッション途中からエンジンの伸びが悪く、最後は6速に入らない状態だった。
初めてのサーキットの最初のセッションで18番手というのは、とても悪いわけではないが、タイム的には差がありすぎて残念だった。
2日目はバイクをちゃんと仕上げて、3列目を目標にがんばりたい。」





SUZUKI

クリス・ヴァーミューレン(8番手)

「初日の走行は素晴らしい天気で、多くの仕事が進んだ。
両方のマシンのジオメトリー変更を試して、正しい方向性が見つかった。
メカニックたちは頑張って仕事をしてくれたおかげで、タイヤに関してもいろいろ試して良いフィーリングが見つかった。
明日ももっと良くしていくアイデアがあるので、ドライで望み、さらに速くしていきたい。」


ロリス・カピロッシ(10番手)

「昨年はわずか1回のセッションしか出来なかったので、多くの情報は得られていない。
ですから、ここでスズキのマシンに乗るのは初めてみたいな感じがするよ。
初日のプラクティスはかなり良かった。
マシンは良く走ってくれたし、セッション中、セットを大きく変える必要はなかった。
セッションは、同じフロントタイヤを使い続けていており、最後でプッシュしてみたけど安定がよくなかった。
それでもいい感じだったし、満足できる初日だった。
また、すぐにでもマシンに乗って改善していきたい。」


ポール・デニング(チーム・マネージャー)

「初日は良い感じでした。
順位はたいしたことないですが、昨年と比べてもトップとのタイム差がかなり縮まっています。
クリスもロリスも良いリズムなのですが、さらに向上させるべく明日やることが少し残っています。
12か月前と比べると、リズラスズキにとって楽観的です。
レースは、いつものように厳しいと思いますが、常に差を縮めていき、勢いを付けていきたいと思います。」







MotoGP : 第7戦 オランダGP FP1

2009-06-26 00:21:16 | MotoGP 2009
TT ASSEN 2009

今週はアッセンですので、一日スケジュールが早まります。

初日のフリープラクティス。
ド・ピュニエがトップタイム。
快挙と言っていいでしょう。
上り調子だったので、いよいよ本領発揮となりました。
川崎で不遇のシーズン(本人談)を送り、LCRホンダに移籍。
ようやくこのフランス人が表舞台に上ってきたのか、それとも・・・

ド・ピュニエの後に3強が続いています。

ワークスマシンのエリアスが15番手。
やる気なくしているのかな。

高橋が17番手。
転倒して膝に怪我を負ったようだ。
まわりの状況はどうであれ走りに集中してほしい。
気持ちを切り替えなければ、後がない。




MotoGP

Free Practice Nr. 1 Classification


1 14 Randy DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP Honda 1'37.842 284.135
2 46 Valentino ROSSI ITA Fiat Yamaha Team Yamaha 1'37.847 293.000 0.005
3 27 Casey STONER AUS Ducati Marlboro Team Ducati 1'37.877 291.105 0.035
4 99 Jorge LORENZO SPA Fiat Yamaha Team Yamaha 1'38.061 285.789 0.219
5 4 Andrea DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team Honda 1'38.092 289.544 0.250
6 3 Dani PEDROSA SPA Repsol Honda Team Honda 1'38.194 293.318 0.352
7 5 Colin EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'38.205 292.921 0.363
8 7 Chris VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'38.350 289.855 0.508
9 52 James TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'38.379 285.563 0.537
10 65 Loris CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'38.429 291.891 0.587
11 15 Alex DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini Honda 1'38.495 285.487 0.653
12 69 Nicky HAYDEN USA Ducati Marlboro Team Ducati 1'38.928 290.869 1.086
13 36 Mika KALLIO FIN Pramac Racing Ducati 1'39.464 285.789 1.622
14 33 Marco MELANDRI ITA Hayate Racing Team Kawasaki 1'39.597 288.615 1.755
15 24 Toni ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini Honda 1'39.642 291.340 1.800
16 59 Sete GIBERNAU SPA Grupo Francisco Hernando Ducati 1'40.151 278.494 2.309
17 72 Yuki TAKAHASHI JPN Scot Racing Team MotoGP Honda 1'40.185 289.156 2.343
18 88 Niccolo CANEPA ITA Pramac Racing Ducati 1'41.020 283.018 3.178
19 41 Gabor TALMACSI HUN Scot Racing Team MotoGP Honda 1'41.380 276.852 3.538




250cc

Free Practice Nr. 1 Classification

1 19 Alvaro BAUTISTA SPA Mapfre Aspar Team Aprilia 1'40.817 256.288
2 40 Hector BARBERA SPA Pepe World Team Aprilia 1'41.002 252.336 0.185
3 63 Mike DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team 250cc Aprilia 1'41.472 246.857 0.655
4 6 Alex DEBON SPA Aeropuerto-Castello-Blusens Aprilia 1'41.680 247.990 0.863
5 75 Mattia PASINI ITA Team Toth Aprilia Aprilia 1'41.710 250.173 0.893
6 52 Lukas PESEK CZE Auto Kelly - CP Aprilia 1'41.832 246.800 1.015
7 58 Marco SIMONCELLI ITA Metis Gilera Gilera 1'41.866 247.026 1.049
8 4 Hiroshi AOYAMA JPN Scot Racing Team 250cc Honda 1'41.941 247.763 1.124
9 41 Aleix ESPARGARO SPA Balatonring Team Aprilia 1'42.482 248.218 1.665
10 12 Thomas LUTHI SWI Emmi - Caffe Latte Aprilia 1'42.502 249.942 1.685
11 15 Roberto LOCATELLI ITA Metis Gilera Gilera 1'42.539 252.100 1.722
12 55 Hector FAUBEL SPA Valencia CF - Honda SAG Honda 1'42.674 245.120 1.857
13 17 Karel ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing Aprilia 1'42.744 246.575 1.927
14 35 Raffaele DE ROSA ITA Scot Racing Team 250cc Honda 1'42.817 246.519 2.000
15 25 Alex BALDOLINI ITA WTR San Marino Team Aprilia 1'42.888 245.677 2.071
16 14 Ratthapark WILAIROT THA Thai Honda PTT SAG Honda 1'42.890 248.447 2.073
17 16 Jules CLUZEL FRA Matteoni Racing Aprilia 1'42.900 247.366 2.083
18 48 Shoya TOMIZAWA JPN CIP Moto - GP250 Honda 1'44.250 241.718 3.433


125cc

Free Practice Nr. 1 Classification

1 60 Julian SIMON SPA Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia 1'46.725 214.030
2 33 Sergio GADEA SPA Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia 1'46.925 217.085 0.200
3 18 Nicolas TEROL SPA Jack & Jones Team Aprilia 1'47.043 219.959 0.318
4 38 Bradley SMITH GBR Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia 1'47.113 217.522 0.388
5 99 Danny WEBB GBR Degraaf Grand Prix Aprilia 1'47.277 219.780 0.552
6 93 Marc MARQUEZ SPA Red Bull KTM Moto Sport KTM 1'47.572 213.017 0.847
7 7 Efren VAZQUEZ SPA Derbi Racing Team Derbi 1'47.624 218.005 0.899
8 11 Sandro CORTESE GER Ajo Interwetten Derbi 1'47.719 213.607 0.994
9 29 Andrea IANNONE ITA Ongetta Team I.S.P.A. Aprilia 1'47.774 216.911 1.049
10 35 Randy KRUMMENACHER SWI Degraaf Grand Prix Aprilia 1'47.861 212.014 1.136

24 73 Takaaki NAKAGAMI JPN Ongetta Team I.S.P.A. Aprilia 1'49.656 208.776 2.931

27 71 Tomoyoshi KOYAMA JPN Loncin Racing Loncin 1'50.280 205.518 3.555


MotoGP : シモンチェリ、グレシーニとサイン

2009-06-25 23:16:17 | MotoGP 2009
マルコ・シモンチェリが、グレシーニ・ホンダでMotoGPクラスへステップアップすることが確定した。

カタルニアの時から契約目前と言われていたので特に驚くことはないが、これでシートの一つが埋まった。
ホンダのマシンに乗る事が、ワークス入りへの最も近道だとシモンチェリは考えたのであろう。

さて、残るもう一つのシートだが、どうやらマルコ・メランドリと、エクトール・バルベラが狙っているようだ。
メランドリは、カワサキで継続とばかり思っていたが、やはりアップデイトしないマシンはきついんだろうね。
ここはバルベラがステップアップするよりも、メランドリが移籍してくるほうが妥当のような気がする。
サンカルロともスポンサーシップの継続が発表されたので、メランドリが来れば完全イタリアンチームになるね。

グレシーニは、二人の新しいライダーを迎えるつもりなので、今所属しているエリアスとデ・アンジェリスは放出となってしまう。
まだ今シーズン走り続けなければならないライダーは、どんな気持ちで走るのであろうか。
この時期での契約発表も善し悪しだ。


MotoGP : 第7戦 オランダGP プレビュー

2009-06-25 21:43:08 | MotoGP 2009
MotoGP 第7戦 オランダGP

■開催日:2009年6月25日(木)1日目フリー走行、 26日(金)予選、 27日(土)決勝
■開催地:オランダ/アッセン

CIRCUIT DATA


■開設:1955年
■コース長:4.555km
■サーキットレコードラップ:1分36秒738(2008年:C・ストーナー)
■サーキットベストラップ:1分35秒520(2008年:C・ストーナー)
■2008年の優勝者:C・ストーナー

2006年の大改修でコンパクトに生まれ変わったサーキット。
17のコーナーと短いストレートで構成される。
新設された前半セクションは回り込むコーナーが多く、後半にかけては高速走行を強いられる。
抜きどころは、高速コーナーから続く最終シケイン。
ゴールライン直前で激しいブレーキング競争が展開される。
めまぐるしく天候が急変する「ダッチウエザー」も有名だ。




■事前コメント

YAMAHA

V・ロッシ

「アッセンはすべてのライダーにとって特別な場所。
レイアウトが変更される前のほうが確かに良かったんだけれど、依然として、モトGPマシンを走らせるのに最高のコースなんだ。
昨年はここでシーズン最低の順位に終わってしまったので、素晴らしいショーを待ち望んでいる熱狂的なファンのためにも、今回は何としてもその穴埋めをしたいと思っている。
前回の結果を見て、僕らの今の好調ぶりを改めて確信することができたけれど、ライバルたちもまた、とても強いので決して気を抜くことはできない。
手を緩めずに攻め続けなければならないんだ。
前回の優勝は僕のこれまでの経験のなかでも最高のもののひとつになったことは事実だけれど、現実を見ればチャンピオン争いがとても熾烈で、3人が同ポイントに並んでいる状況。
そこから抜け出るためにはもう一度ここで優勝を目指さなければならないんだ。
シーズンはまだ長いので、安定性をキープすることが重要だ。」


D・ブリビオ?(ロッシ・チーム監督)

「前回のカタルニアであれほど見事なレースができたので、次がどうなるのか、早く見てみたい気持ちでいっぱい。
翌日に行ったテストも順調に運び、あれだけ激しいレースのあとでも敢行しただけの価値は十分にあった。
というのも、このあとは5週間の間に4レースが集中する非常に忙しい時期を迎えるので、今回のテストで収集した貴重なデータを今後の戦いに生かしていきたいと思っている。
バレンティーノは過去に何度か、ここで素晴らしい成績を残している。
昨年は残念なことになったが、今は調子が上がっていてチーム全体が自信を持って臨んでいるので、必ずいいレースをお見せできると思う。」


J・ロレンソ

「ヘレスで転倒してしまったあと、こんなに早くまたトップまで上がってくることができるなんて想像もしていなかった。
今は何と、ケイシーやバレンティーノと同ポイントでトップに立っているんだ!
このところの3戦は自分でも信じられないくらいの素晴らしい出来で、その結果こうして、3人がまたスタートラインに並ぶことになった。
アッセンは好きなコースで、しかも今はマシンとブリヂストン・タイヤに絶大の信頼を置いているし、チームのモチベーションもとても高い。
昨年は6位だったので、それを上回ることが第一の目標だけれど、もちろん表彰台を狙っている。
ランキング上位をキープするためには、何と言っても安定性が重要だからね。
カタルニアGPのあとで行ったテストもとても順調だったので、その成果をここで見せられるように頑張りたい。」


D・ロマニョーリ?(ロレンゾ・チーム監督)

「レース後のテストも順調に行われ、好調の勢いをそのままにアッセンを迎えている。
前回のレースは非常に見応えのある素晴らしいものだったが、その翌日にはセッティング面でさらに一歩、前進し、これからの5週間の戦いに備えることができた。
緊張を強いられる期間になるが、チームとしてはこれまで同様、集中力を切らさずにひたすら作業を続けるだけ。
そしてその成果がホルヘの活躍につながるのだ。
アッセンはカタルニアやムジェロとはまったく性質の異なるコースで、セッティングも変更しなければならないが、きっと素早くベストバランスを見つけることができるだろう。
ホルヘの好きなコースでもあるので、今回も素晴らしいショーを期待したい。」



HONDA

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP ランキング4位)

「前戦のバルセロナは、決勝レースはもちろんのこと、月曜日のテストでも成果があり、今回のレースをすごく楽しみにしている。
バイクの状態もよく、自信もある。過去3レース、表彰台にあと一歩だった。
トップとの差も確実に縮まっているので、今度こそ表彰台に立ちたい。
アッセンは大好きなサーキット。
コースが変更されてから4年目。新サーキットになってからアッセンの魅力は少し失われたが、それでも好きなサーキットだ。
去年のレースは予選11番手から決勝で5位まで追い上げることができた。
特に序盤はトップグループに絡めたので、今年はもっといいレースができるはずだ。
アッセンは前半と後半で違う走りを要求される。
前半のスローセクションと後半の高速セクションをうまく攻略しなければならない。
今回は、自分とチームの期待に応えたい。」


ダニ・ペドロサ(MotoGP ランキング5位)

「前回のレースの後、休養に努めた。
ケガの回復のためには1週間はあまりにも短い。
しかし、前回のカタルニアGPは疲れきってしまったし、そのときに比べれば身体の状態ははるかにいい。
今回は痛み止めの注射を打たずに走ってみようと思っている。
アッセンでは、02年に125ccで優勝しているし、その後も、250ccとMotoGPクラスで表彰台に立ってきた。
コースが改修されてから、アッセンのイメージはいくらか変ったが、ここで速く走るためにはいいセットアップが必要になる。
とにかく今は、コースに出て走ることを楽しみにしている。」


ランディ・デ・ピュニエ(MotoGP ランキング9位)

「アッセンはシーズンを通じてすばらしいサーキットの1つだ。
コースが改修されたことでアッセンらしさが多少なくなったが、新しいサーキットも大好きだ。
これまで表彰台に立ったことはないが、思い出に残るレースをしてきた。
去年もいい状態で決勝に挑んだが、スタートしてすぐにロッシ(ヤマハ)にぶつけられて転んでしまい残念だった。
アッセンのストレートはそれほど長くないが、自分が得意とする高速コーナーが多いので楽しみだ。
この数レース、バイクの状態もよく、今回もトップ10内でフィニッシュしたい。」


アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP ランキング13位)

「アッセンは大好きなサーキット。
そして2連戦となる次のラグナセカも好きなので、この2つのレースをすごく楽しみにしている
ここまでは、あまりいい結果を残せていないが、トップとの差は確実に縮まっている。
セットアップも着実によくなっているし、今回はそれをリザルトで証明したい。
250cc時代には、ここで何度も表彰台に立った。
MotoGPクラスにスイッチした去年は転倒と残念な結果だったので、今年はきっちりと完走して結果を残したい。」


トニー・エリアス(MotoGP ランキング14位)

「アッセンではいままで何度も苦い思いをしている。
05年にはレースでミスをし、06年にはフリー走行で転んで肩を痛めた。
そして07年もフリーで転び、足を骨折している。
しかし、昨年は12位でフィニッシュでき、嫌なジンクスにも終止符を打つことができた。
これまでケガは多かったが、アッセンは大好きだ。
今年は、ここまで思うような結果を残せていないが、前回のレース後のテストでいいセッティングを見つけた
それをアッセンで確かめたい。すごく楽しみにしている。」


高橋裕紀(MotoGP ランキング18位)

「前回のカタルニアはオープニングラップで接触して、転倒リタイアに終わり残念だった。
しかし、この数戦、走り自体はすごく上向いているし、アッセンでは、この数戦のフィーリングのよさを結果につなげたい。
カタルニアでケガをした右手中指の状態はかなり回復した。
ブレーキをちゃんと握れると思う。
前回のカタルニアではフロントのセッティングがよくなった。
そのデータを基に今回はさらによくなるとスタッフに言われている。
すごく楽しみ。ここから2連戦で、とりあえずの目標となっているシングルフィニッシュを達成したい。」

ガボール・タルマクシ(MotoGP ノーポイント)

「前回のカタルニアGPはすごく自信になったし、レース後のテストもすごく充実していた。
いまはすべてが新しいチャレンジになっているが、今のように着実に前進していけたら、MotoGPでも十分に戦えると信じている。
初めて乗ったRC212Vは、これまで経験したバイクとは、まるで違った。CBR1000RRで練習したけれど、比べようがないほどだ。
初めて乗ったときは速すぎて怖かったが、同時に興奮した。
MotoGPを経験したら、もう250ccには戻れないかもしれない。」



250クラス

青山博一(250cc ランキング2位)

「アッセンは難しいサーキットだが、大好きなコースだ。
前回のカタルニアは気温が高く、水温が上がってエンジンには厳しかったが、アッセンは涼しいので、エンジンにはいいと思う。
ここの最大の問題は不安定な天候。
この数戦は、ドライでもウエットでもちゃんと走れている。
セッティングも出ているので心配はしていないが、できることならドライできっちりと3日間を走りたい。」


ラファエレ・デ・ロサ(250cc ランキング7位)

「前回のカタルニアは、エンジンのオーバーヒートに苦しんだが、アッセンはカタルニアより涼しいので問題はないと思う。
コースレイアウトも、カタルニアよりアッセンの方がHondaに合っていると思うし、すごく楽しみだ。
去年、125のレースは後方グリッドから追い上げて10位でチェッカーを受けた。
ラップタイムもよかったので、今年はどんなレースができるのか楽しみだ。」


ヘクトル・ファウベル(250cc ランキング8位)

「アッセンは大好きなサーキット。
ここでは何度も表彰台に立っているし、楽しみにしている。
去年は11位だったが、ここはHondaとの相性がすごくいいと思うし、Hondaのパフォーマンスをきっちりと生かすレースをしたい。」


富沢祥也(250cc ランキング17位)

「フランス、イタリアで転倒リタイア。
前回のカタルニアはトラブルでリタイアと3戦連続でチェッカーを受けていないので、今回は絶対にフィニッシュしたい。
できれば10位以内を目標にがんばりたい。
この数戦経験してきたサーキットに比べるとアッセンは、アップダウンもなく、自分としては攻略しやすい感じがする。
3日間、転倒なく走りきりたい。」



SUZUKI

クリス・バーミューレン

「アッセンのレースが楽しみだ。
僕はオランダ系だから、祖父を覚えている人たちがたくさんやってきて、どんなつながりがあるかを教えてくれるんだ。
まるで地元に帰ってきたような気分さ。
カタルニアのテストは順調だったし、今度の週末はそれを反映できればいい結果が得られると思う。
アッセンで走るのは楽しいよ。
スーパーバイクで優勝したこともあるしね。
しかし、MotoGPでは望んでいたような結果は残せていない。
この週末に良くなる事を望んでいるよ。」


ロリス・カピロッシ

「カタルニアでの結果には満足しているよ。
でも、アッセンでは同じデータは使えないので一から始めなければならない。
カタルニアで新しいエンジンを使って、月曜にはニューパーツのテストをたくさんしたから、今週末に使えそうなものがたくさんある。
アッセンでニューエンジンを使えると良いけれど、まだ完全ではなくスズキがチェックしている段階だ。
とにかく待つしかない状況だ。
とにかく前進を続けていきたい。
去年はレースに出られなかったから、今年こそはリズラのためにもいい結果を残したい。
なぜなら彼らの地元のトラックだからね。
良い結果になると思うよ。」


ニュー ホンダV4

2009-06-24 21:37:55 | 気になるアイテム




MCNのスクープとして、ホンダの新しいV4エンジン搭載マシンが記事になっていた。
先週から少しリーク記事が出ていたが、今日写真を明らかにした。

詳細は、まだ不明だが1200ccのスポーツツアラーでVFR1200となるのかもしれない。
ホンダの革新的な技術がつぎ込まれており、その一つとして可変シリンダーエンジンを搭載する。
リアバンク側を完全に止めることができるようだ。
これは劇的に燃料消費を抑え、現在の環境基準の上をいく技術を目指した結果であろう。
スポーツ性能もかなりの水準が期待できそうである。

さて、ホンダのニューV4マシンが出ると聞いていたから僕はてっきりRC212VレプリカともいうべきSSマシンかと思っていた。
これはこれでホンダらしい技術満載でいいと思うけど、マーケット的にはもう少しツアラーに振ったほうが良いような気もする。
リリースまで、もう少し時間があるようなので最終的にどのような形で出てくるか楽しみである。




全日本ロード : チームトラック特集

2009-06-23 23:08:54 | 全日本ロード 2009
全日本選手権に参戦しているチームのトラックを特集します。


全日本ともなると全国から様々な形態のトランスポーターがやってきます。

やはり絶対数としては、個人参戦に近いライダーが多いのでハイエース系が多いと思います。
そして、メーカー系や有力チームは大型・中型のドライバン(箱形車)で豪勢です。

昔、ワークス活動が行われていた頃はメーカー名やHRCなど大きくロゴの入った車両で、ある種メーカーの強大さや威厳を感じさせていました。
実際のワークスチームのトラックは、工場などで運送業務などの付き合いのある運送会社が管理配送業務を請け負って、本田だったら朝霞研究所から鈴鹿までなどという風に走らせていました。

今はチーム主体なので、トラックも運送業務もチーム自身が運用しているケースが多いでしょう。

ここ数年のパドックを見渡すと、大きな変化は見受けられないように思います。
しかし、経済不況と二輪不況が重なっている現状においてはレースを続けていく環境は厳しいですので、このようなトランスポーターも経費削減の波をかぶっていることと思います。

ちょっと変わった観点からレースを見ていますが、僕はトラックを見るのも大好きなんです。
鉄道なんかは、ちゃんとしたジャンルが確立されていますが、トラック好きはなんて言うんでしょうね。
見ててチョーかっこいいなんて思うのは僕だけ?




パドックの風景



ブリジストン



チームグリーン  白ベースでおしゃれで一番かっこいい



名門ヨシムラ




バーニングブラッド  エアサスの車高調整付だし値段が張りそうな車両です




ハルクプロ




ハルクプロは2台体制。金持ってるんだね




TSR




ケイヒン・コハラ




サクライ・ホンダ




YSP ちょうど開発の吉川選手が顔を出しています




モトマップ・サプライ




森のくまさん 仙台からはるばるやってきた




チームTARO  関口選手のブログでよく出てくるトラックです




並んでいる姿は壮観。これでコンボイ組んだら注目の的だね



以上、チームトラック特集でした。