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MotoGP 第5戦 カタルニアGP プレビュー
■開催日:2012年6月1日(金)1日目フリー走行、 2日(土)予選、 3日(日)決勝
■開催地:スペイン/カタルニア
CIRCUIT DATA
■開設:1991年
■コース長:4.727km
■サーキットレコードラップ:1分42秒358(2008年:ダニー・ペドロサ)
■サーキットベストラップ:1分41秒186(2008年:ケーシー・ストーナー)
■2011年のリザルト:
[MotoGP]
1. ケーシー・ストーナー Honda 43'19.779
2. ホルヘ・ロレンソ Yamaha +2.403
3. ベン・スピーズ Yamaha +4.291
4. アンドレア・ドヴィツィオーゾ Honda +5.255
5. ヴァレンティーノ・ロッシ Ducati +7.371
6. マルコ・シモンチェリ Honda +11.831
7. カル・クラッチロー Yamaha +26.483
8. ニッキー・ヘイデン Ducati +33.243
9. ロリス・カピロッシ Ducati +43.092
10. カレル・アブラハム Ducati +43.113
11. エクトール・バルベラ Ducati +44.224
12. アルバロ・バウティスタ Suzuki +45.239
13. トニ・エリアス Honda +58.268
RT. ランディ・ド・ピュニエ Ducati 22 Laps
RT. 青山博一 Honda 22 Laps
[Moto2]
1. ステファン・ブラドル Kalex 41'38.888
2. マルク・マルケス Suter +4.141
3. アレックス・エスパルガロ Pons Kalex +8.409
4. シモーネ・コルシ FTR +10.331
5. ランディ・クルメンナッハ Kalex +11.661
6. アレックス・デ・アンジェリス Motobi +12.383
7. エステベ・ラバト FTR +12.602
8. ミカ・カリオ Suter +13.467
9. ヨニー・ヘルナンデス FTR +16.612
10. マックス・ノイキルヒナー MZ-RE Honda +16.735
RT. 高橋裕紀 Moriwaki 18 Laps
[125cc]
1. ニコラス・テロール Aprilia 42'29.647
2. マーヴェリック・ビニャーレス Aprilia +10.356
3. ジョナス・フォルガー Aprilia +15.260
4. サンドロ・コルテセ Aprilia +15.670
5. エフレン・バスケス Derbi +15.942
6. ヨハン・ザルコ Derbi +19.758
7. エクトール・ファウベル Aprilia +26.490
8. セルジオ・ガデア Aprilia +26.681
9. アドリアン・マーチン Aprilia +36.134
10. ヤクブ・コーンフェイル Aprilia +36.776
■特徴
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バルセロナの北西約20kmに位置するサーキット。ここでのグランプリは、今年で21回目となる。
コースは1周4.727kmで、左5、右8ヶ所のコーナーとなり、連続する中高速コーナーと2つのヘアピン、約1kmのストレートで構成されている。
最大の特徴である長いメインストレートは下っており、最高速は330km/hを超える。しかし、1周の平均速度は166km/hと中高速コースに属する。
セッティングのポイントは、トップスピードの伸びを保った高レベルなシャシー・バランスとフロント周りのセッティングだ。
回り込んだコーナーが多いためにコーナリングスピードを上げられるセッティングができるかどうかが重要になる。
■パッシングポイント
スタートラインから1コーナーまでは、ハイスピードで、その1コーナーは曲り込みが浅く、すぐに切り返すのでアクシデントが発生する事が多い。
終盤までトップ争いが混戦になれば、最終ラップのバックストレートエンドでのブレーキング競争が勝負を決める。
1コーナー、2コーナー : ストレートエンドで並び、1コーナー入り口へのブレーキング競争が見られる。
バックストレートエンド : 同じく激しいブレーキンでのポジション争いが見られる。
■タイヤ
フロント : ミディアム ・ ハード + (ソフト、新構造ハード)
リア : ミディアム ・ ハード(左右非対称)
ウェットタイヤは、フロント、リア共にハードスペック(+ソフト)。
タイヤ右側の摩耗と発熱が厳しくなる。一方、左側は低中速コーナーがメインになり温まりにくく、タイヤの左右でかなりシビア差が大きい。
2コーナーから先、登りの右コーナーは、高速且つ長加速が必要なコーナーなので、特にリアタイヤに非常に厳しくなる。
スペイン・バルセロナ地方の紹介
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イベリア半島の北東、地中海岸沿いに位置するバルセロナは規模、人口ともにマドリッドに次ぐスペイン第二の都市である。
バルセロナ市街の人口は約150万人だが、周辺地域の人口を含めると約400万人となる。
言語は、スペイン語以外にも、カタルーニャ自治州の公用語であるカタロニア語が日常的に使用されている。
バルセロナの気候
地中海に面しているため、一年を通して温暖で、過ごしやすい気候。
神戸市と姉妹都市。
バルセロナ観光
ランブラス通り(La Rambla)
歩行者専用の並木道が中央を走っている大通りで、彫刻、大道芸人やさまざまな物を取り扱った露天商で賑わっている。
ゴシック地区(Barri Gotic)
中世に建てられたゴシック建築がそのまま現存している。
サグラダ・ファミリア(La Sagrada Familia)
バルセロナが世界に誇る歴史的建造物。アントニオ・ガウディ(Antoni Gaudi)の生涯をかけた未完成の大聖堂は、歴史上たくさんの芸術家に影響を与えた。
建物全体にちりばめられた躍動感あふれる彫刻群も必見。
ラ・ペドレラ(La Pedrera)
ガウディのもう一つの傑作といわれるラ・ペドレラは、1905~1910年に、オフィスとアパートの一体型建築として建てられました。
モンジュイック(Montjuic)
モンジュイックの丘は、バルセロナ市街を南西から見下ろす所に位置し、周囲には画廊をはじめ、レジャー施設、落ち着いた公園群の他に、1992年のバルセロナオリンピック当時の施設"Anella Olimpica”が残されている。
ティビダボ(Tibidabo)
ティビダボの丘は、バルセロナ近郊で一番高い位置にあり、標高542m。バルセロナ市街を一望するには絶好の場所。
グエル公園 (Park Guell)
アントニオ・ガウディによって設計されたグエル公園は、ユネスコにより1984年世界遺産に認定された。
ピカソ美術館(Museu de Picasso)
三階建ての美しい石造りの建物で、ピカソの初期の作品が数多くある。
ミロ美術館 (Fundacio Miro)
ガウディ美術館
カタルーニャ音楽堂
■天気
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■タイムスケジュール(日本時間)
2012.6.1
Moto3 FP1 16:15 - 16:55
MotoGP FP1 17:10 - 17:55
Moto2 FP1 18:10 - 18:55
Moto3 FP2 20:15 - 20:55
MotoGP FP2 21:10 - 21:55
Moto2 FP2 22:10 - 22:55
2012.6.2
Moto3 FP3 16:15 - 16:55
MotoGP FP3 17:10 - 17:55
Moto2 FP3 18:10 - 18:55
Moto3 QP 20:00 - 20:40
MotoGP QP 20:55 - 21:55
Moto2 QP 22:10 - 22:55
2012.6.3
Moto3 WUP 15:40 - 16:00
Moto2 WUP 16:10 - 16:30
MotoGP WUP 16:40 - 17:00
Moto3 RAC 18:00
Moto2 RAC 19:20
MotoGP RAC 21:00
Time difference : -7 hours
local time : GMT +2 hours
■TVオンエア情報
G+SPORTS
予選
6月2日(土) 20:00~23:15(生放送)
6月8日(金) 10:00~13:00
6月11日(月) 10:00~13:00
決勝
6月3日(日) 17:45~22:30(生放送)
6月7日(木) 22:00~26:15
6月8日(金) 13:00~17:15
6月11日(月) 13:00~17:15
6月20日(水) 13:00~17:15
※放送日時、内容は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください
COMMENT
HONDA
ケーシー・ストーナー
「カタルニアは大好きなレースの1つ。ここは初めてテストをした本格的なサーキットでした。それ以来、このサーキットが大好きになりました。大きな高速コーナーがあって、コーナー出口でグリップを得るために、コーナリング中のコントロールがすごく重要になります。このサーキットとHondaの相性はよく、うまく走れることがわかっています。昨年はいいレースができました。今週末は、ドライコンディションでレースができることを願っています。そうなったらすばらしいですね。レース後の月曜日にはテストがあります。シーズン後半に向けて、さらに前進するために重要なテストとなるので、テストも天気がよくなることを願っています」
ダニ・ペドロサ
「カタルニアは得意なレースの1つ。ここでもいつも、家族や友人、ファンが僕をサポートしてくれます。シーズンを通じてとても特別なレースになります。昨年、ここでレースができなかったので、本当に楽しみです。また、あの雰囲気を感じたいです。とても興奮しているし、モチベーションも上がっています。優勝するためにうまく戦いたいですね。この時期のカタルニアは暑くなるので、難しいレースになります。でも、いい天気になって欲しい。また翌月曜日のテストは、チームにとってとても大事です。新しいスペックのタイヤをテストするのにカタルニアはとてもいいサーキットです。このサーキットはタイヤのエッジグリップがとても重要。フロントのいい感触も必要です。次のシルバーストーンへ向かうためにも、月曜日のテストでは、できる限りいいセッティングを見つけたいです」
ステファン・ブラドル
「カタルニアはよく知っています。スペイン選手権で走り込んでいるし、何度もレースをしました。ここは自分にとって得意なサーキットの1つで、重要なサーキットの1つでもあります。レイアウトは、高速セクターがあってそれほどハードブレーキングエリアがないので好きです。ストレートが長いので、MotoGPのマシンで走っても、ル・マンやエストリルのように小さく感じないと思います。シーズン序盤としては、かなりポジティブな結果を残してきたので、今はすべてのレースが楽しみです。毎戦、学ぶことがたくさんあります。昨年はMoto2でポールポジションを獲得して優勝しました。RC213Vでどんなレースができるのか楽しみです」
アルバロ・バウティスタ
「前戦フランスGPのドライコンディションでは、いい仕事ができたと思います。マシンの感触がとてもよくなったし、トップのライダーたちとのギャップも縮めることができました。残念ながら、ウエットコンディションになった決勝では、あまり感触がよくなかったです。グリップにとても苦しみました。あのようなコンディションになったら、改善しなければならないことがたくさんあります。また、ヘルメットのバイザーにも問題がありました。カタルニアは大好きなサーキットなので、トップとのギャップをさらに縮めたいです。天気がどうなるか分かりませんが、天気がよければ、フランスのドライコンディションのような走りができると思います。ここは、高速でテクニカルで、長いコーナーがあってリアをスライドさせることができます。また、大きなブレーキングゾーンがあるし、右側のタイヤを酷使することになります。安定したセッティングと正しいタイヤが必要です」
YAMAHA
ホルヘ・ロレンソ
「今回は飛行機に乗ることなく、サーキットに入ることができる。自分の家のすぐそばにあるこのサーキットでレースができるのは、とてもうれしいよ! ここでの優勝や表彰台はよく覚えている。モトGPだけじゃなくて250㏄のときのことまでね。ライバルたちが皆、手強いから、厳しい戦いになると思うけど、今の僕には前回のル・マンでの優勝が大きな自信になっているんだ。スピードも競争力も十分にあることがわかっているので、ウイークが始まったら第1セッションからしっかり集中していく。ホームレースは特別なもの。ファンのみんなに最高のショーをお見せできるよう頑張りたい」
ベン・スピース
「このコースは大好きだから、ここに来るのをずっと楽しみにしていたんだ。今シーズンはここまで、かなり苦しい状況が続いてきたけれど、今回こそ立ち直って、本来の自分に戻る転機になると信じている。いつものように100%の力を注いで好成績を目指すよ。マシンのポテンシャルの高さは実証済みなので、あとはベース・セッティングをなるべく早い段階で作り上げたい。そして好天に恵まれ、フル・ドライで走れることを願うだけ」
ウィルコ・ツェーレンベルグ (ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム監督)
「今回はホルヘのホームレース。当然ながら彼の好きなコースであり、ここでは何度も、見ごたえある素晴らしいレースを展開してきた。スペインのファンの全員が彼を応援してくれるものと期待している。我々チームはこのサーキットの雰囲気がとても気に入っているし、ヤマハのマシンもスムースな高速コースで非常によく走ってくれる。今シーズンは雨に見舞われることが多かったので、今回は晴れてくれるよう望んでいる」
マッシモ・メレガリ (ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター)
「カタルニア・サーキットは伝統的に、ヤマハとの相性がとても良いコース。昨年も両ライダーが好成績を獲得している。ホルヘにとっては、地元ファンの目の前で走る特別なレースになるので、前回の優勝に引き続いて、今回も活躍を期待している。ベンのほうもこのコースは気に入っていて、昨年の表彰台獲得は我々に自信を与えてくれた。マシン・セッティングがしっかり仕上がっていれば、彼は必ず力強い走りを見せてくれるのだ。ここまでの不調を払拭する素晴らしいパフォーマンスを期待したい」
DUCATI
ヴァレンティーノ・ロッシ
「2週間前、ナイスなリザルトを獲得した。僕たちはウェットコンディションで戦闘力を持つことができるけど、ドライコンディションで改良を続けなければいけない。そのことを自覚している。先週、ムジェロで幾つかのことにトライして、将来に向けて有効なことが見えた。異なったトラックで試すことは興味深い。バイクを準備する時間が僅かだけど、実際に小さな前進を果たしたか確認したい。カタルーニャはお気に入りのトラックの1つ。表彰台を想像することは難しい。上位陣と一緒にフィニッシュするには、まだまだベストを尽くさなければいけない」
ニッキー・ヘイデン
「この数年間、カタルーニャでは少し苦戦したけど、好きなトラックで、グレートなグランプリの1つ。ワイドでオープン、高速だから、特に最終セクションでグッドなエッジグリップを持つことが本当に重要。ムジェロで好天候に恵まれたのは幸運だった。セットアップを幾つか試すことができ、僕たちが本当に進歩を果たしたのかをレースで確認したい」
CRT クレイミング・ルール・チーム
ミケーレ・ピロ (サンカルロ・ホンダ・グレシーニ)(FTR + HONDA)
「ル・マンのレースは残念でした。ウエットコンディションになって、とても苦しみました。ドライコンディションだったら、トップでフィニッシュしたCRTのマシンと戦えたと思います。どれくらい走れるか楽しみだったので本当に残念でした。今はただ、バルセロナの天候がよくなることを願っています。そしてポジティブな気持ちを取り戻したいです。今週末は新しく試すことがあるので、コースに出るのが楽しみ。すばらしいサーキットだし、マシンにも合っているはずです。今週末はいいレースができると思います」
コーリン・エドワーズ (NGM・モバイル・フォワード・レーシング)(Suter + BMW)
「復帰に興奮している。おそらく、まだ100%ではないだろう。ボートキャンプで週末にバイクを走らせることを考えていたけど、もう少し休みを取ることにした。先週抜糸をして、ここ数日間は水泳をした。良い感じだ。肩はフルに動かせ、痛みはない。現在は90%だろう」
ランディ・ド・ピュニエ (パワー・エレクトロニクス・アスパル・チーム)(ART アプリリア・レーシング・テクノロジー)
「モチベーションが高い。エストリルの転倒で痛めた肋骨はほぼ完治した。カタルーニャでは、250ccクラスに2年続けて優勝を挙げ、MotoGPクラスでもグッドなリザルトを獲得した。特に2003年はグランプリの初優勝だったから、良い思い出がある。ここまでのシーズンはあまり幸運に恵まれなかったから、僕にとってタリスマンなトラックで状況を一転させたい。ストレートではファクトリー勢に少し引き離されてしまうけど、他のセクションで挽回したい。」
アレックス・エスパルガロ (パワー・エレクトロニクス・アスパル・チーム)(ART アプリリア・レーシング・テクノロジー)
「僕はサーキットの近所に住む。大きな希望を持って、早く仕事を始めたい。ここまでと同じ流れで仕事を続け、予選ではCRT勢の最高位を目指し、レースでは可能な限り上位に進出できるようにトライする」
Moto2
ポル・エスパルガロ
「カタルニアは大好きなサーキット。サーキットの隣町に家があるし、僕の家族や、ファンや友人が大勢、応援に来てくれます。太陽が出て暑くなって、ライダーもファンもレースが楽しめたらと思います。とにかく、いい天気でレースができることを願っています」
マルク・マルケス
「今週はとても特別なレースになります。今大会は弟もMoto3のワイルドカードで参戦します。ホームグランプリなので、いい結果を残したいです。ル・マンでは、調子は悪くなかったのですが、転倒してしまいました。総合ポイントでは、またゼロからのスタートになって、厳しくなってしまいました。3日間、レースに集中したいです。最初のプラクティスからレースのことだけを考えたいです。カタルニアはとても好きなサーキット。昨年は表彰台に上がれました。その前は125ccで優勝しています。チームと一緒になって、ファンの声援に応えたいです」
トーマス・ルティ
「カタルニアでは今まで優勝はないですが、125cc時代とMoto2で表彰台に立っていて、大好きなサーキットです。ル・マンでは125ccクラスで2回優勝していました。そしてMoto2でも初優勝を達成できたので今週はモチベーションも高いです。今週末はいい天気になることを願っています。そうなればとても楽しいと思います」
高橋裕紀
「カタルニアGPは、一昨年の大会で優勝しています。昨年の大会も調子は悪くなかったのですが、他車の転倒に巻き込まれて転んでしまいました。今年は、前戦フランスまでポイントを獲得していないので、なんとかポイントを獲得したいです。前戦フランスの予選日から、2012年型のスッターの車体になりました。フランスでは、セッティングもできないまま雨の決勝レースを戦いました。今回は、ベースのセッティングを早くみつけて、戦える状態に仕上げていきたいです」
中上貴晶
「スペイン選手権時代から走っているサーキットですが、125cc時代までは、特別好きなサーキットではありませんでした。しかし、今年はどのサーキットでも、結果にはつながらなかったけれど、いい走りができているので、どんな走りができるのか楽しみにしています。ル・マンではいいところまで追い上げて転んでしまいました。今回はチームの応援団がたくさん駆けつけるので、いいレースを見てもらいたいです。初日からトップグループにからんで、決勝では表彰台を狙います」
Moto3
マーベリック・ビニャーレス
「スペインのグランプリはいつも特別ですが、その中でもカタルニアGPは、住んでいるところから最も近くて、家族や友人がたくさん来てくれるので、最も気合の入る大会になります。前回のル・マンはあまり運がありませんでした。それだけに、今週末のレースを楽しみにしています。いいレースをして、ル・マンのことを忘れたいです。カタルニアは好きなサーキット。これまでも速く走ることもできたし、モチベーションはとても高いです。マシンは戦闘的だし、ホームのサポートもたくさんあります。だからポジティブに考えていい結果を残したいです」
アレックス・リンス
「ル・マンの3位という結果にはとても満足しています。でも、こうしたリザルトを維持するためにも、いままで以上にがんばらなければなりません。フランスで痛めた手は、順調に回復しています。次はバイクに乗って様子を見たいです。カタルニアはとても好きなサーキットで、隅々まで知り尽くしています。ホームGPは特別。コースに出て楽しみたいです」
藤井謙汰
「今回、初めてのサーキットになるので、少しでも早く、コースを攻略したいです。フランスはスタートしてすぐに転んでしまいました。悔しいレースでしたが、だんだん攻められるようになってきたことを感じています。今回はポイント獲得を目標に全力を尽くします」