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2015 スーパーバイクレース IN 岡山 決勝

2015-10-18 15:45:08 | 全日本ロード 2015
全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦

岡山国際サーキットは、快晴の秋空の元、決勝を迎えた。


J-GP3
天候:晴れ コース:ドライ 出走台数:25台

J-GP3は、赤旗中断で仕切り直し。周回数減算無しの19周で再スタートされた。
レースは、1周目から國峰と水野の独走状態。
3番手以下を大きく引き離す状況の中、最後までテールトゥノーズの精神戦が繰り広げられた。
最終ラップのヘアピン進入で勝負に出た水野がインを付きトップに躍り出るとそのままゴール。今期2勝目をあげた。


1.水野涼
2.國峰啄磨
3.Gerry Salim
4.徳留真紀
5.真崎一輝
6.栗原佳祐
7.安村武志
8.古市右京
9.関野海斗
10.菊池寛幸




J-GP2
天候:晴れ コース:ドライ 出走台数:22台

J-GP2は、ポールポジションスタートの高橋裕紀が、1周目から後続を引き離す展開。
高橋は前戦のもてぎ2&4レースで生形を巻き込む転倒を喫し失格となり、今回の予選タイムもトップ5を抹消されるペナルティを受けている。
しかし、高橋の速さはペナルティも物ともせず、レースをリード。
2番手生形とはラップごとに1秒弱づつ引き離し、自身との戦いの様相。
レース中盤の11ラップ目、順位は、高橋、生形、岩田、渥美、関口、日浦、大木、岩崎、石塚、山元の順。
レース中、井筒にフライングのペナルティが課せられたが、1周目に転倒を喫している。
その後、レースは大きな変動もなく高橋の独走、2番手に14秒565の差をつけて今期4勝目を飾り、ポイントリーダーに復帰した。


1.高橋裕紀
2.生形英之
3.岩田悟
4.渥美心
5.関口太郎
6.日浦大治郎
7.石塚健
8.大木崇行
9.岩崎哲郎
10.山本聖

1位、高橋裕紀
「日本GP直後で、高い意識でレースに臨めた。
今回は、自分でも心配になるくらい上手く行った。
レースは、31秒台で回りたかったが難しく、とにかく全開で攻めて、昨年優勝した渡辺一馬選手のレースタイムを上回る事を目指した。
最後まで集中力を切らさず走り切れた。
最終戦は、常に全開で行くだけで秘策はゼロ。チームと共に最後まで走りきるだけ」

2位:生形英之
「正直言って、今回は苦しい状況であった。
決勝では、高橋選手との勝負は出来ないと思っていた。
岡山は、セッティングも変更してみたが、タイヤ的にも合わず苦手だ。
ミーティングでも2位狙いで行くと確認。そういう意味では100%こなせた。
レース中は、一回も後ろを振り返らなかった。
タイヤ温存も考えず全開で行き、自分のペースをキープする事を意識した。
最終戦の鈴鹿に合わせて準備してきた。完ぺきな状態で臨めるので、勝負したい」

3位:岩田悟
「決勝のアベレージが良くなく、3位になれると思っていなかった。
博打的に、大きくセットを振ったのが当たった。
中盤、タイヤが自分と合っていなかった事が課題。
最終戦は、大好きなコースなので、チャンピオンシップをかき回して優勝したい」



JSB1000
天候:晴れ コース:ドライ

中須賀が後続に20秒131の差の独走優勝を飾る。全くつけ入る隙のない完璧な勝利であった。


1.中須賀克行
2.高橋巧
3.野左根航汰
4.柳川明
5.中富伸一
6.山口辰也
7.浦本修充
8.加賀山就臣
9.渡辺一樹
10.藤田拓哉



1位、中須賀
「内容的には完璧で、ウィークを通じて良い状態だった。
周回遅れが、いつもより早く出てきて、タイムを落とさない事を心がけた
チームが全て完璧にこなしてくれていたので、後は自分が力を出し切るだけだった。
岡山では、5年連続PPから優勝できて最終戦に自信を持って臨める。
岡山は過去に大怪我を負ったこともあるので、苦手意識があったのだが、勝てているので相性がいいのだろう。
特殊なコースなのだが、押さえるべきポイントは分かっている。
それにアジャスト出来ているのが、良い成績に結び付いている。
昨年は、3連続チャンピオンにプレッシャーがあった。
今年は誰もやっていない4連続チャンピオン獲得だが、プレッシャーは無く、楽しんでいる。
最終戦は2レースあるが、勝ちに行く。

2位、高橋巧
スタート直後の1コーナーで止まりきれなくていっきに抜かれた。
昨日とフィーリングが違っていて、ブレーキングに自信が持てなくて勝負出来なかった。
テストのロングランの方がペースが良かった。
昨日の転倒が足を引っ張ったかもしれない。
レース後半は、中須賀選手とペースが変わらなかったが、いずれにせよ勝負出来なかっただろう。
残り2レースしかないので、中須賀を止めたい。
鈴鹿に向けて勝てるように頑張りたい。

3位、野左根 航汰
「スタート出遅れて、ラインどりも悪くなった。
高橋選手についていこうと思ったが、後半ペース上げられず着いていけなかった。
開幕戦のオートポリスでは、一時トップ走れたので自信になったが、前戦のオートポリスでは調子悪かった。
そしてここに来て、調子を取り戻した感じ。
中須賀選手が近くにいる良い環境で勉強になっている。
最終戦の鈴鹿では、トップ争いに加われるように頑張りたい」



ST600

1.デチャ・クライサー
2.横江竜司
3.大久保光
4.チャランポ
5.前田敬助

2015 スーパーバイクレース IN 岡山 予選

2015-10-17 17:21:00 | 全日本ロード 2015
全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦。
絶好の秋晴れとなった岡山国際サーキット。金曜日の予選、JSB1000クラスは、ヤマハの中須賀克行が、1分27秒182のコースレコードでポールポジションを獲得した。

中須賀の走りは別次元だった。ノックアウト方式の予選は、Q1のトップ10がQ2に臨む。そのQ2で、2番手の津田(ヨシムラ)に1.461秒差を付けた。
誰も手が付けられない。ライバル達の胸中には、どんな思いがよぎっただろうか。

このコースと中須賀は相性がいい。過去に大けがを負った苦い経験もあるが、2011年から4年連続ポールポジションから優勝を飾っている。本人は得意という意識は無いらしいが、新型YZF-R1との組み合わせは、最強のコンビであろう。
中須賀は、ライバル不在だと言われることは、あまり気に召さないようだ。楽に勝てるレースは無い。勝つためには、人一倍努力しているのだと。
全日本をけん引していく立場としても、より高い境地で戦っているのだ。

明日の決勝は、中須賀を追い詰めるライバル達の奮闘に期待しよう。


JSB1000 ポールポジション
中須賀 克行 YZF-R1 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 1'27.182 R

(予選の感想)
上手くタイヤをつかえたのが、このタイムの結果。
グランプリに参戦して、良い刺激となって望めている。緊張感も含め、ライダーとして良い状態で集中できた。

(ライバルがいないのでは?)
予選は、一発のタイムなので、決勝では別物。
ここで勝つことで、最終戦を有利に戦える。
見えない敵ではなく、皆、ライバルだと思っている。

結果だけ見て判断されるのは本意ではない。勝つのは容易ではない。人と同じことをやっていてもだめで、負けない為にも、人よりも更に先を目指して、より深く考え、努力している。

ライバルたちは、打倒中須賀で来るから、人並み以上の集中力で頑張りたい。
自分が速いタイムで走る事で、周りのレベルを引き上げる事が出来る。
全日本のレベルを下げない為にも、タイムを出す事で引っ張っていければいい。

(GP参戦で)
GPでは、より高い集中力が求めららる。結果、今回も1段高いレベルの集中力を保っている。
グランプリに出れば、その結果で全日本のレベルが評価される。そこで負けたくないので、頑張って走った。全日本でも世界と通用する事を証明したかった。
速く走る事で、全日本を引っ張っていきたい。それが、今の僕のモチベーション。

(最後に)
バイクも速ぇけど、俺も良いいぃ!!



JSB1000 予選結果

1.中須賀 克行 1'27.182 R
2.津田 拓也 +1.461
3.高橋 巧 +1.651
4.柳川 明 +1.961
5.中富 伸一 +2.124
6.野左根 航汰 +2.148
7.加賀山 就臣 +2.308
8.山口 辰也 +2.472
9.渡辺 一樹 +2.617
10.藤田 拓哉 +2.955

2014 スーパーバイクレースin岡山 JSB1000 決勝

2014-09-28 17:18:44 | 全日本ロード 2014
全日本ロードレース in 岡山
岡山国際サーキット
決勝: 9月28日(日)
JSB1000 決勝



JSB1000は、中須賀克行の4年連続の優勝で幕を下ろした。
中須賀本人は余裕は無かったと言うが、1週目から後続を大きく引き離し盤石の走りを見せつけた。
2位の高橋巧は、目の前で津田が転倒したのを見て、勝利のタイミングを逃した。
3位の山口辰也は、プライベートチームながら大活躍と言っていい表彰台獲得だ。
しかし、山口はプライベートチームの悲哀を訴え、喜びを表現する事をためらっていた。
あくまでも狙うのは優勝であり、現状のマシン差があり、思うようなレースができない事に満足ができない。
ここに山口のトップアスリートとしての意地を感じた。今後も応援していきたい。


JSB1000:優勝:中須賀克行
逃げ切る事は難しいだろうと思ってたけど、後ろでアクシデントがあったようで、1周目に1秒以上、差が付いていた。そこでタイムを出す事に集中した。
周回遅れを抜くタイミングが悪い事があり、タイム差を縮められたりしたが、差を調整して走った。
3年連続ポールトゥウィンと言われプレッシャーを感じていた。
岡山はノービスの頃、大けがをした思い出があり苦手意識があるが、何故か勝っている。
強さの秘訣はないが、リズムを気を付けている。
タイトルは、前回のAPでも言ったけど、チャンピオンの取り方は分かっているので、強い気持ちで100%出し切れば結果は付いてくる。

(次元が違う走りだったと言われたことについて)
最初のアクシデントなければ、皆、着いてきたはず。
マシンを仕上げていたのが勝利の要因。過信せずに次も勝利したい。

(MotoGPについて)
MotoGPはレベル高いので簡単ではないが全力を尽くす。
自分の力を出し切ることで開発にもつなげたい。


JSB1000:2位:高橋巧
中須賀選手が逃げると思っていたので、スタートで2番手に付けたかったが、津田選手が2番手に入った。
前で津田選手が転倒しビビった。
いや、ビビッてないけど、そこで(中須賀選手に)差を付けられた。
岡山は表彰台は上がったことなかったので、最初から最後まで全力で走ったが届かず。
昨日は良くなったと思っていたが、タイムが出せず良くなかった。
今回は優勝してポイント差を詰めたかったけど、鈴鹿は優勝したい。
自分を信じていくしかない。


JSB1000:3位:山口辰也
表彰台は嬉しいけど、差が開いたので、もうちょっと・・
チーム(他クラスのライダー)が転倒したので、地元のサーキットという事で、せめて表彰台には立たなければと思っていた。
結果的に差を離されているので、悔しい。
どういったタイヤかは分からないけど、BSが良いタイヤを用意してくれた。
(津田の転倒を見て)高橋が膝を付かない位ビビッていた。
後半に追い上げるのは厳しいので、最初に行くしかないと分かっていたが、抜けなかった。
高橋の後ろでチャンスを伺ったが、周回遅れに一度引っかかれば同じ馬力のマシン相手なので、なかなか抜く事が出来なくなる。
JSBマシンで練習が出来ないので、チームに600を用意してもらったりして何とか走らせてもらっている。
誰でも買えるキットで走っているが、信じてもらえない。
ファクトリーは細かな事ができ、馬力も違う。
何年も同じパーツを使っている部分もあり厳しい。

2014 スーパーバイクレースin岡山 J-GP2 決勝

2014-09-28 15:38:19 | 全日本ロード 2014
全日本ロードレース in 岡山
岡山国際サーキット
決勝: 9月28日(日)
J-GP2 決勝



J-GP2は、序盤に高橋裕紀がトップに立ち、予選の転倒をものともせず、格の違いを見せつける展開かと思われた。
しかし、高橋を追い詰めていた井筒が転倒。2番手に浮上したのが渡辺一馬。
渡辺は、冷静に高橋の背後で機会を伺い、ついにトップ浮上。
ポールポジションスタートの渡辺が、世界の高橋を従え、2秒6の差をつけて優勝を飾った。


J-GP2
優勝:渡辺一馬
スタートから逃げ切りたかったが、失敗し2秒近く離された。
自分のペースで走れば逃げ切れる自信があった。
井筒選手が転倒し一騎打ちとなった。
高橋選手の後ろに付いた時、振り返っていたので余裕が無いのだろうと思った。
テストから殆どセッティングを変える必要が無いくらい仕上がりが良かった。
体力的に厳しい状況であったが、後半1秒差が付いた時に勝てると思った。
前半戦でチャンピオンシップから引き離されていたからプレッシャーなく最終戦に臨む。
世界に出たいと思っており、高橋選手に勝つことが目標だった。
鈴鹿で勝ち、成長した姿を見せたい。

2位:高橋裕紀
予選で転倒しなくても、事前テストから渡辺が好調だったから、結局同じ結果になったと思う。
今回は完敗した。
バイクの仕上がりの差。トラクションが良くなかった。
浦本&BSが最終戦も来るだろうから、優勝できるようにしたい。
(日本GPに向けて)
皆の目標となれるような走りをしたい。
MotoGPの準備は出来ている。
1周目から全開で走り、自分とモリワキの力を示したい。
マシンは今日のマシンと一緒。エンジン乗っけるだけ。

3位:浦本修充
いつもだと終盤タイムを上がってくるけど、今回は事前テストから良くなかった。
ようやく昨日から良くなりつつあった。
後半に自信があり、最後まで諦めなければ勝負できると思っていたけど、スピードが足らなかった。
岡山は他のコースよりミューが低く、合わせきれなかった。
鈴鹿は得意と思っているから、今度こそ勝てるように頑張る。

2014 スーパーバイクレースin岡山 ST600 決勝

2014-09-28 12:32:00 | 全日本ロード 2014
全日本ロードレース in 岡山
岡山国際サーキット
決勝: 9月28日(日)
ST600 決勝



ST600は、小林龍太が盤石の走りで優勝をもぎ取った。
事前テストから好調を維持し、自信を持って臨んだ決勝で、今季2勝目。
レース中盤、国川があわや他を巻き込みそうになる転倒を喫している。

ST600
優勝:小林龍太
気温が上がったせいかグリップ感が落ちた。
後半はペースが良いのが分かっていたから、落ち着いて走れた。
後続差はサインボードで確認していた。
国川にスイングアーム部分に当てられたが、転倒しなくて良かった。
10週でスパートをかける作戦。
最後まで落ち着いて走れたが、気を抜くことは出来なかった。
一回勝ったくらいではまぐれと言われるので頑張って走った。
テストの最後でロングランして3秒台で走れていた。
レースウィークで更に良くなり一発タイムが出たから安心した。
チャランポの前でゴールしたのが良かった。
チャンピオンは欲しいけど、それより勝利を狙う。

2位:大崎誠之
前回、前々回のレースには出ていないので、セッティングに苦労し、昨日までフロントの不具合に悩んでいた。
昨日の予選タイムほんとの一発タイム。
3秒後半がやっとだったが、メカとサスペンション担当と話し合って、ようやくフロントの接地感が出た。
レースは、様子見てたら、国川が当たってきて龍太にも当たっていった。その後、伊藤勇樹に抜かれ様子見た。
伊藤を抜いた後、小林を裏の直線で抜けると思ったけど、抜かなかったのが失敗だった。その後、小林に逃げられた。
最後は、伊藤に抜かれないように頑張った。
直線も良く走ってくれて、タイヤも良かったので感謝している。

3位;伊藤勇樹
朝フリーでセッティング進んだ。
レースは、小林さんと大崎さんの様子を見ていたら、国川ロケットが突っ込んできた。
大崎さんをアッドウッドコーナーで抜こうと思っていたけど、その前に失敗して届かなかった。
ノーポイント続いてたので、完走と表彰獲得できたので、最終戦に向けて良かった。
アジア選手権の経験が役に立っているが、アジアも全日本も簡単には勝てない。
これからも優勝目指して精進したい。 

2014 スーパーバイクレースin岡山 J-GP3 決勝

2014-09-28 11:13:58 | 全日本ロード 2014
全日本ロードレース in 岡山
岡山国際サーキット
決勝: 9月28日(日)

すがすがしい快晴の朝を迎えた岡山国際サーキット。
9月28日はJSB1000、ST600、J-GP2、J-GP3の4クラスの決勝が開催されます。



まずはJ-GP3の決勝。
作本がレースをリードするが、激しい上位争いの末、経験の差で山田誓己が優勝を飾った。

J-GP3 決勝

優勝:山田誓己
序盤からペースを上げていく予定だったが、風の影響があってペースが上がらなかった。
上位に自分より若いライダーがいたので、序盤からガンガン来るかと思ったけど、締めつつ勝てた。
最終コーナーまで気が抜けなかった。
ポイントランクでトップに立てたけど、あまり差が無いので、気を抜けない。
最後はポールトゥウィンを取りたい。

2位:作本
最後までトップを走り続けたかった。
後ろは気にせずに自分の走りを考えて走った。
悔しいけど、やっと結果が出た。
山田選手を越えたい。

3位:伊達
予選が10番手だったので、タイム差を考えると、トップ争いに絡むには、上位陣をかき回してペースを落とさる作戦だった。
アジア選手権での経験が生かせたと思う。
トップが見えていたので、勝ちたかったが、3位に入れた良かった。
ヘアピンで抜くしかなく、あとは抑えて表彰台獲得した。

2014 スーパーバイクレースin岡山 予選PP会見

2014-09-27 17:58:01 | 全日本ロード 2014
予選ポールポジション記者会見



JSB1000
中須賀克行 1'28.370R
テストからレースウィークにかけて、特に大きくセッティングを変えることなくいいアベレージを保っている。
仕上がりは今年一番良い。ここのサーキットは好き。
前半戦は怪我の影響などあったが、後半は調子が良い。
レコードは意識していなかったけど出た。
昨日、津田君が28秒台出していたので目標タイムとなったが、焦ることはなかった。
タイムはソフトタイヤで出した。
マシン差が少なく、抜けるポイント少ない。後半は周回遅れが出てくると思うので、機会を逃さずアドバンテージを広げて優勝したい。

ST600
小林龍太 1'33.005
アベレージも良いので、後半逃げて勝つ自信ある。
逃げ切れなくても、最後までタイヤが持つから、自信をもってレースをします。

J-GP2
渡辺一馬 1'31.266
今年、チームにカレックスを用意してもらったけど、セッティングがうまくいってなかったが、先週の合同テストで、良いセッティングが見つかった。
PPタイムはレースタイヤで出したタイム。
予選に出る時、チームからは30秒出して来いと送り出された。
31秒台のタイムは僕だけなので嬉しい。自信につながる。
明日のレースも勝つ自信がある。
これまでのレースは、高橋選手に置いて行かれる展開だったが、明日は僕がレースを引っ張っていきたい。自分のレースをやりたい

J-GP3
作本輝介 1'36.558
コースレコードは5秒台なので、そこを狙っていたけれど、届かなかった。
走りこんでいたから自信はあったけど、PP取れるとは思わなかった。フロントローに並べれば良いなと思っていた。
昨日に転倒してしまい、それが無ければ良かった。
明日の決勝は、周りに飲み込まれないように自分の走りをしたい。

亀谷長純 引退会見
20年間レースやってきたが、今季限りで引退する。
今後、若手育成に注力していく。
ライダーとしては退くが、二輪の仕事を続けたいので、裏方で頑張る。

2014 スーパーバイクレースin岡山 予選1

2014-09-27 10:10:51 | 全日本ロード 2014
平成26年9月27日(土)
全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦
スーパーバイク IN 岡山
開催クラス:JSB1000・J-GP2・ST600・J-GP3
会場:岡山国際サーキット(岡山県)・全長:3,703m

すっかり秋の気配となった朝の岡山国際サーキット。
本日は現地レポートをお伝えいたします。
土曜は、午前にJ-GP3、ST600、J-GP2の予選、午後にJSB1000のノックアウト予選がおこなわれます。

昨日は、ART合同走行がおこなわれましたが、JSB1000クラスは、ヨシムラスズキの津田拓也選手がトップタイムを記録。中須賀克行選手は、1回目の走行で出したタイムで2番手につけている。3番手は、プレイべートチームながら卓越したライディングで常に上位に割って入っている山口辰也選手でした。
続いて、高橋巧、柳川明、中富伸一、加賀山就臣、野左根航汰、藤田拓哉、酒井大作までがトップ10入り。前戦のオートポリス決勝で転倒したカワサキの渡辺一樹は12番手と体調が万全ではないようだ。



予選速報

J-GP3
1.作本輝介 1.36.558
2.山田誓己 1.36.776
3.大久保光 1.36.961
4.徳留真紀
5.栗原圭佑
6.鳥羽海渡
7.古市右京
8.岩戸亮介
9.水野涼
10.伊達悠太

J-GP3で初のポールポジションを獲得した作本は、昨日のセッション1回目に6番手、2回目に12番手と38秒台で走行していた。それがいきなりの36秒台のトップタイムを記録した。鹿児島県出身の17歳の大躍進。今後の活躍に期待が持てる。

ST600
1.小林龍太 1.33.005
2.大崎誠之 1.33.012
3.チャランポ・ポラマイ 1.33.028
4.近藤湧也
5.国川浩道
6.伊藤勇樹
7.日浦大治郎
8.稲垣誠
9.岩崎哲郎
10.津田一磨


J-GP2
1.渡辺一馬 1.31.666 R
2.井筒仁康 1.32.003 R
3.岩田悟 1.32.323
4.小山知良
5.浦本修充
6.大木崇行
7.高橋裕紀
8.デチャ・クライサー
9.渥美心
10.関口太郎

J-GP2は2回の赤旗が出る波乱の予選となった。1度目の赤旗は、開始5分43秒時点。2度目は、開始41分55秒時点での赤旗で、そのまま予選終了となった。
最初の赤旗は、高橋裕紀の転倒によるもの。高橋は、なんとか自力でピットに戻る事が出来たが、修復に時間がかかり、再スタートできたのはセッション終了間際であった。しかし不運な事に、高橋のコースイン直後、ベテラン星野和也が転倒し、再度赤旗提示。これでタイムアタックの機会を奪われた高橋は予選7番手に終わった。
ポールポジションは、レコードタイムを大幅に塗り替えた渡辺一馬が1分31秒266を記録。井筒仁康もレコード突破の1分32秒003のセカンドポジション。3番手、岩田悟。


JSB1000
ノックアウト予選Q1
1.中須賀克行
2.高橋巧
3.津田拓也
4.山口辰也
5.柳川明
6.渡辺一樹
7.加賀山就臣
8.中富伸一

ノックアウト予選Q2
1.中須賀克行 
2.津田拓也
3.高橋巧
4.山口辰也
5.柳川明
6.渡辺一樹
7.加賀山就臣
8.野左根航汰
9.中富伸一
10.藤田拓也

終了

2014-06-24 18:12:41 | 日常


pegasus_rc's blog (gp performance) のご訪問ありがとうございます。

当ブログは、6月30日をもって消滅いたします。

これまでの記事は、以下にアーカイブとして残しております。

移転先:

http://blog.goo.ne.jp/pegasus_rc



ありがとうございました。




MotoGP : 第7戦 カタルニア

2014-06-19 11:47:48 | MotoGP 2014
GRAN PREMI DE CATALUNYA

Barcelona



MotoGP 第7戦 カタルニアGP

■開催日:2014年6月15日(日)決勝
■開催地:スペイン/カタルニア(4.727km)
■観客:9万2845人(3日間:16万3045人)
■天候:晴れのち曇り




MotoGP

■コースコンディション:ドライ
■気温:22度
■路面温度:34度
■湿度:61%
■周回数25周(118.175 km)

■PP:ダニー・ペドロサ(1分40秒985/ホンダ)
■FL:マルク・マルケス(1分42秒182/ホンダ)
■Best Lap: 2013 ダニー・ペドロサ(1分40秒893/ホンダ)



1. マルク・マルケス SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) 42'56.914

「今回の優勝はとてもうれしいです。このサーキットはこれまで、いつも難しいと感じていました。今週末はどれだけ大変だったかということが分かってもらえたんじゃないかと思います。今シーズン初めてポールポジションを逃しましたし、今年初めての転倒をしました。決勝はダニやホルヘ、バレンティーノとのバトルになり、とても大変でした。最後のいくつかのコーナーでは、バレンティーノやダニとのバトルがあり、本当にすごいレースになりました。今回もまた25ポイントを獲得でき、すべてのファンの前で弟と同じ日に優勝することができて、とてもうれしいです。スペシャルな出来事でした」

2. ヴァレンティーノ・ロッシ ITA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) +0.512

「非常に素晴らしいレースだった。すごくエンジョイできたからハッピーだよ。スタート早々からペースを上げ、長い時間、トップをキープすることができた。でも100%満足できたわけじゃないんだ。というのも、本当なら勝てたはずなのに、終盤ではライバルたちのほうが僕より速かった。全力を尽くしてもダニに抜かれてしまいチャンスを失った。いいレースができたと思う。また表彰台に上ることができたので、これからもこの調子をキープしていきたい」

「シーズンのベストレースだと思う。すごく楽しかった。大満足。予選で自信を感じなかったけど、グッドなラップで、今日はチームと一緒にバイクを変更させて、フロントのフィーリングがすごく良くなった。僕たちは強くて速かった。ウォームアップ走行で転んでしまったけど、レース前には良い感じがあった。
 最初からプッシュした。気温は僕たちにとってベターだった。もし、もう少し暑かったら、優勝争いができなかっただろう。終盤に優勝を感じ始めたけど、マルクとダニに抜かれてしまい、挽回できなかった」

3. ダニー・ペドロサ SPA ( Repsol Honda Team : Honda ) +1.834

「とてもいいレースで、大変なバトルとなりました。4人のライダーがトップグループを形成しました。オーバーテイクも多かったですし、とても激しいものでした。みんな本当に速かったです。最終的には3位ということで、最高の結果とはなりませんでしたが、全体的にはとても満足しています。全力で戦いました。体調もだいぶんよかったです。次戦に向けて、たくさんのことを学ぶことができました。予選とレース序盤には、トップを走りたいという願いがかないました。そしてレースでは、最後にはマルクと優勝争いもできました。いいレースでした」

4. ホルヘ・ロレンソ SPA ( Movistar Yamaha MotoGP : Yamaha ) +4.540

「ちょっと悔しい気持ち。ライバルたちが手ごわいことはわかっていたし、今回はバレンティーノも非常に好調だった。気温は昨日ほど高くなくコース・コンディションもそれほど悪くはなかったが、残念ながら僕は、オープニングラップでリードを広げることができなかった。バレンティーノに抜かれたときも同じような状況で、単独走行のようにはうまく走ることができなかった。マシンはブレーキングが好調。でも最後のふたつのコーナーでは、去年とは打って変わって苦労することになったんだ。立ち上がりでグリップ感がなくなり、ダニの後ろにぴったりとついて行くことができなかった。そしてその分を、いくつかのコーナーでようやく取り戻すという繰り返し。この問題がなければ勝利の可能性もあっただろう。コーナー進入は好調だったが、コースの終盤でそのアドバンテージをすべて失ってしまうような状態。悔しいけれど、これ以上どうすることもできなかったんだ」

5. ステファン・ブラドル GER ( LCR Honda MotoGP : Honda ) +11.148

「ファクトリーチームのライダーに続き、サテライトライダーでトップになることができたのでとてもうれしいです。まず、チームに感謝しなければなりません。ムジェロは厳しい結末になりましたが、今回はすばらしい週末になりました。マシンのセッティングもタイヤ選択もうまくいきました。今日、フロントタイヤにハードを選んだのは僕だけでしたが、とても快適でした。しかし、トップグループのペースを維持するのはとても大変でした。5番手は全力を尽くした結果です。ポジティブな結果ですが、表彰台には立てませんでした。今日は表彰台に上がりたかったのですが、ファクトリーライダーに勝つのはとても難しいことです」

6. アレックス・エスパルガロ SPA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) +14.213

「今日の結果に満足している。今シーズン最高のレースだったと言っていいと思う。激しいバトルを展開し、トップとの差を14秒にとどめることもできた。ファクトリーマシンと比較すれば、長いストレートで不利になり、実際、多くのライダーにストレートで抜かれてしまった。ポジション挽回のために全力を尽くし、2,3ラップで6位まで上がった。ブラドルと同様のリズムで走れていたので、スタートさえうまくいっていれば、彼についていくことができたはずだけれど…。いずれにしても今はとってもハッピー。チームのみんな、電子制御システムに携わるスタッフたち、そしてマグネティ・マレリのサポートに感謝。明日のテストでも電子制御システムに取り組む予定。ニューシャシーも試す予定なので、雨が降らないことを祈っている」

7. ポル・エスパルガロ SPA ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) +16.127

「ウイーク初日からずっと苦しい状況が続いていたので、決勝で7位を獲得できたことは良かったと思う。ル・マンとムジェロが好調だったし、ホームGPで活躍したいと思っていただけに残念が気持ちはあるが、ものごとはいつでも、計画通りにはいかないものだ。高速コーナー、とくに第4セクションではリアグリップが十分に得られず遅れてしまう。明日のテストでトラクション・コントロールのセッティングをいくつか試し、対処法を見つけたい。気温が高いときにいつも現れる問題なので、何とか解決したいんだ。でもドビツィオーゾとバトルし、最後まで抑え切ったことはうれしかった。今回も、チームのみんなの献身的な仕事ぶりに感謝。次のアッセンでも、サテライト・トップを目指したい」

8. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ITA ( Ducati Team : Ducati ) +16.175


9. アンドレア・イアンノーネ ITA ( Pramac Racing : Ducati ) +18.040


10. ブラッドリー・スミス GBR ( Monster Yamaha Tech 3 : Yamaha ) +24.781

「今日の結果にはがっかり。言葉もみつからないよ。予選まではとても好調で総合4位を獲得。マシンのフィーリングも上々だったんだ。ところが今日は、そのフィーリングが変わってしまっていて、とくに序盤はうまくいかず苦労した。中盤以降はわずかながら状況が好転したが、そのころにはすでに遠く離されてしまっていたんだ。決勝中のペースは昨日までとはかけ離れたもの。非常に残念なことだったけれど、次のアッセンまでには調子を取り戻したい」

11. ヨニー・エルナンデス COL ( Energy T.I. Pramac Racing : Ducati ) +37.153


12. ニッキー・ヘイデン USA ( Drive M7 Aspar : Honda ) +43.299

「今日はあまりいいスタートを切ることができませんでした。ペースをつかむのに数周かかりました。16番手からのスタートは簡単ではありませんでした。しかし、レースが進むにつれて、マシンがとてもうまく機能していたので、プッシュしました。フロントエンドにはかなり自信があったので、一生懸命プッシュしました。しかし、リアのパフォーマンスが次第に落ちることが分かっていました。幸い、自分のペースをキープできましたし、ポジションも上げることができました。結果はすばらしいものではありませんが、過去2戦、アンラッキーなレースが続いていたので、ようやくポイントを獲得することができてよかったです。アッセンでは引き続き今日のようなポジティブな仕事をして、たくさんポイントをかせぎたいです」

13. スコット・レディング GBR ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) +43.407

* Scott Redding drops one place after a post-race penalty for cutting the track at turn one.

「今日の結果には満足しています。レース序盤から快調にラップを刻みましたが、カル・クラッチローに引っかかり、その間にニッキーに追いつかれてしまいました。そういった展開でしたが、今大会もRCV1000R勢のトップでフィニッシュできてとてもうれしいです。このコースはあまり得意ではないので、余計にうれしい結果でした。今日はソフトタイヤを使いました。ソフトを選択するのはギャンブルでしたが、結果的によかったと思います」

14. ミケーレ・ピロ ITA ( Ducati Team : Ducati ) +55.157


15. 青山 博一 JPN ( Drive M7 Aspar : Honda ) +59.191

「原因は分からないのですが、レースの途中からエンジンの調子が悪くなり、ペースを落とさなければなりませんでした。ニッキーとレディングのグループに追いついていましたし、とても残念です。土曜日まではセットアップに苦労していましたが、今日はセッティングを変更して気持ちよく乗ることができました。それだけに残念でした。しかし、15位になりポイント獲得できたのでよかったと思います。これで開幕戦から7戦連続でポイント獲得となりました。次のオランダGPでは、問題を解決していい結果を残したいです」

16. ブロック・パークス AUS ( Paul Bird Motorsport : PBM ) +1'00.906


17. マイケル・ラバティ GBR ( Paul Bird Motorsport : PBM ) +1'01.284


18. コーリン・エドワーズ USA ( NGM Forward Racing : Forward Yamaha ) +1'06.121

「朝のウォームアップで変更を施したが、期待したような結果は得られなかった。コーナーではマシンが激しくスピンし、グリップを得られず悔しい思いをした。とにかくタフなレースだった。明日はニューパーツをテストし、引き続き作業に専念する」

19. エクトール・バルベラ SPA ( Avintia Racing : Avintia ) +1'25.195


20. ミシェル・ファブリッツィオ ITA ( Octo IodaRacing Team : ART ) +1'40.665

Not Classified

RT マイク・ディ・メッリオ FRA ( Avintia Racing : Avintia ) 8 Laps


RT カル・クラッチロー GBR ( Ducati Team : Ducati ) 15 Laps


RT アルバロ・バウティスタ SPA ( GO&FUN Honda Gresini : Honda ) 22 Laps

「スタートから3周を終えたストレートでマシンが止まり、レースを続けることができませんでした。データを分析した結果、電気系のトラブルのようで、これからその原因を調べることになります。決勝に向けて全力で仕事をしてきましたし、とても残念です。しかし、レースでは、こういうことが起こり得ますし、仕方ありません。次のレースでいいリザルトを残せるように気持ちを切り替えます」

RT カレル・アブラハム CZE ( Cardion AB Motoracing : Honda ) 24 Laps

「なにをどう言えばいいのか分かりません。今日はすべて自分のミスが原因でした。スタートでは、クラッチをオーバーヒートさせてしまい、ポジションを落としました。それをリカバリーするために全力で走ったのですが、10コーナーでリアタイヤを滑らせて転んでしまいました。決勝に向けてがんばってきたので、とても残念でした」



ポイントスタンディング

1. Marc MARQUEZ Honda 175
2. Valentino ROSSI Yamaha 117
3. Dani PEDROSA Honda 112
4. Jorge LORENZO Yamaha 78
5. Andrea DOVIZIOSO Ducati 71
6. Pol ESPARGARO Yamaha 58
7. Aleix ESPARGARO Forward Yamaha 54
8. Stefan BRADL Honda 50
9. Andrea IANNONE Ducati 41
10. Bradley SMITH Yamaha 40
11. Alvaro BAUTISTA Honda 34
12. Yonny HERNANDEZ Ducati 27
13. Nicky HAYDEN Honda 26
14. Scott REDDING Honda 25
15. Hiroshi AOYAMA Honda 24
16. Cal CRUTCHLOW Ducati 15
17. Karel ABRAHAM Honda 13
18. Colin EDWARDS Forward Yamaha 8
19. Michele PIRRO Ducati 7
20. Danilo PETRUCCI ART 2
21. Hector BARBERA Avintia 2
22. Broc PARKES PBM 1



ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. HONDA 175
2. YAMAHA 127
3. DUCATI 74
4. FORWARD YAMAHA 54
5. ART 2
6. AVINTIA 2
7. PBM 1



ポイントスタンディング(チーム)

1. REPSOL HONDA TEAM 287
2. MOVISTAR YAMAHA MOTOGP 195
3. MONSTER YAMAHA TECH 3 98
4. DUCATI TEAM 86
5. PRAMAC RACING 68
6. NGM FORWARD RACING 62
7. GO&FUN HONDA GRESINI 59
8. LCR HONDA MOTOGP 50
9. DRIVE M7 ASPAR 50
10. CARDION AB MOTORACING 13
11. OCTO IODARACING TEAM 2
12. AVINTIA RACING 2
13. PAUL BIRD MOTORSPORT 1




Moto2

■コースコンディション:ドライ
■気温:25度
■路面温度:45度
■湿度:46%
■周回数23周(108.721 km)

■PP:エステベ・ラバト(1分46秒569/Kalex)
■FL:エステベ・ラバト(1分47秒094/Kalex)
■Best Lap: 2012 マルク・マルケス(1分46秒187)



1. エステベ・ラバト SPA ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) 41'23.197

「とても満足しています。決勝レースではいいスタートを切ることができました。そして最初はカリオとバトルをし、その後はビニャーレスとのバトルを楽しみました。でも、その後は逃げきるために一生懸命プッシュしましたし、ギャップを作ることができました。ホームグランプリで優勝するというのはとても特別なことです。ファンのサポートを感じることができました。これからは次のアッセンに集中しなければなりません。100%の状態でアッセンに行き、再び優勝にチャレンジしたいと思います」

2. マーヴェリック・ビニャーレス SPA ( Paginas Amarillas HP 40 : Kalex ) +4.244

「金曜日、土曜日と全力でマシン作りに集中し、新しいセットアップで決勝に挑みました。そして序盤はすばらしいフィーリングでしたし、ラバトと一緒に走ることができました。しかし、次第にリアのグリップがなくなり、ペースをキープするのが難しくなりました。次戦オランダに向けて、今日の問題を解消しなければなりません」

3. ヨハン・ザルコ FRA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) +11.157

「チームにとっては、これが初めての表彰台になりました。今日は、ラバトとビニャーレスの2人についていくのは難しかったですが、セカンドグループで最後まで全力を尽くしました。中盤まではグループの中で7番手につけていましたが、終盤に(ジョルディ)トーレス(Aspar Team Moto2)が転倒し、そのアクシデントで5位までポジションを上げ、その後、ルティがオーバーランして4位、最終ラップにはカリオをパスして表彰台に立つことができました。金曜日は厳しい状態でしたが、マシンと乗り方を変えたことでよくなりました」

4. ミカ・カリオ FIN ( Marc VDS Racing Team : Kalex ) +11.301
5. トーマス・ルティ SWI ( Interwetten Paddock Moto2 : Suter ) +11.424
6. マティア・パッシーニ ITA ( NGM Forward Racing : Kalex ) +16.761
7. リカルド・カルダス SPA ( Tech 3 : Tech 3 ) +21.275
8. アクセル・ポンス SPA ( AGR Team : Kalex ) +32.793
9. マルセル・シュロッター GER ( Tech 3 : Tech 3 ) +32.932
10. アンソニー・ウェスト AUS ( QMMF Racing Team : Speed Up ) +32.960
11. ロレンツォ・バルダッサーリ ITA ( Gresini Moto2 : Suter ) +33.076
12. フリアン・シモン SPA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) +33.369


13. 中上 貴晶 JPN ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) +36.190

「厳しいレースでした。順位は13位でなんとかポイントを獲得できましたが、転倒者に助けられてのポイント獲得でした。現状ではトップ集団では戦えませんし、ポイントを獲得できるかどうかという、ぎりぎりのポジションが定位置になっています。この悪い流れを変えなければなりません。次のレースに向けて、チームと話し合って、組み立てを変えていきます。今日はウォームアップでセットアップを確認したかったのですが、朝までの雨の影響で完全なドライではなかったですし、難しい一日でした。今週は火曜日に同じサーキットで、週末にはアラゴンでテストがあるので、次に向けて仕切り直したいと思っています」

14. ドミニク・エガーター SWI ( Technomag carXpert : Suter ) +40.703
15. ルイ・ロッシ FRA ( SAG Team : Kalex ) +40.904
16. ジョシュ・ハーリン USA ( AirAsia Caterham : Caterham Suter ) +47.541
17. ロマン・ラモス SPA ( QMMF Racing Team : Speed Up ) +47.593
18. ロビン・マルホウザー SWI ( Technomag carXpert : Suter ) +47.644
19. アズラン・シャー・カマルザマン MAL ( IDEMITSU Honda Team Asia : Kalex ) +54.002
20. ニコラス・テロール SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) +59.057
21. フランコ・モルビデリ ITA ( Italtrans Racing Team : Kalex ) +1'07.827
22. ジーノ・レア GBR ( AGT REA Racing : Suter ) +1'11.853


23. 長島 哲太 JPN ( Teluru Team JiR Webike : TSR ) +1'22.101

「今日はウォームアップで転び、決勝でも転びました。再スタートを切ってチェッカーを受けましたが、バタバタの一日でした。でも、得ることが多い収穫ある一日でした。ウォームアップの転倒は濡れた白線に乗ったのが原因でした。かなり激しく転んだので決勝に出場できるかどうか心配になりました。でも、打撲程度で問題はありませんでした。今回もポイントを獲得できず残念でしたが、今回は一歩前進できました」

24. ティティポン・ワロンコーン THA ( APH PTT The Pizza SAG : Kalex ) +1'25.699
25. ランディ・クルメンナッハー SWI ( Octo IodaRacing Team : Suter ) +1'26.978

Not Classified
RT アレックス・デ・アンジェリス RSM ( Tasca Racing Moto2 : Suter ) 4 Laps
RT ザビエル・シメオン BEL ( Federal Oil Gresini Moto2 : Suter ) 6 Laps
RT ジョルディ・トーレス SPA ( Mapfre Aspar Team Moto2 : Suter ) 7 Laps
RT ルイス・サロム SPA ( Paginas Amarillas HP 40 : Kalex ) 21 Laps
RT ジョナス・フォルガー GER ( AGR Team : Kalex ) 21 Laps
RT サンドロ・コルテセ GER ( Dynavolt Intact GP : Kalex ) 22 Laps
RT ハフィズ・シャーリン MAL ( Petronas Raceline Malaysia : Kalex ) 22 Laps

Not Finished 1st Lap
RT サム・ロウズ GBR ( Speed Up : Speed Up ) 0 Lap
RT シモーネ・コルシ ITA ( NGM Forward Racing : Kalex ) 0 Lap




ポイントスタンディング(ライダー)

1. Esteve RABAT Kalex 149
2. Mika KALLIO Kalex 115
3. Maverick VIÑALES Kalex 89
4. Dominique AEGERTER Suter 71
5. Simone CORSI Kalex 66
6. Luis SALOM Kalex 59
7. Thomas LUTHI Suter 51
8. Jonas FOLGER Kalex 47
9. Johann ZARCO Caterham Suter 33
10. Sam LOWES Speed Up 33
11. Anthony WEST Speed Up 33
12. Sandro CORTESE Kalex 32
13. Xavier SIMEON Suter 31
14. Marcel SCHROTTER Tech 3 28
15. Jordi TORRES Suter 23
16. Ricard CARDUS Tech 3 22
17. Alex DE ANGELIS Suter 18
18. Franco MORBIDELLI Kalex 15
19. Mattia PASINI Kalex 14
20. Randy KRUMMENACHER Suter 10
21. Axel PONS Kalex 9
22. Takaaki NAKAGAMI Kalex 9
23. Louis ROSSI Kalex 7
24. Julian SIMON Kalex 6
25. Lorenzo BALDASSARRI Suter 5
26. Hafizh SYAHRIN Kalex 3
27. Nicolas TEROL Suter 2



ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. KALEX 175
2. SUTER 103
3. SPEED UP 53
4. TECH 3 37
5. CATERHAM SUTER 33
6. FORWARD KLX 33




Moto3

■コースコンディション:ドライ
■気温:23度
■路面温度:34度
■湿度:63%
■周回数22周(103.994km)

■PP:アレックス・マルケス(1分50秒232/Honda)
■FL:ジョン・マクフィー(1分51秒299/Honda)
■Best Lap: 2014 アレックス・マルケス(1分50秒232)



1. アレックス・マルケス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) 41'11.656

「すばらしい週末になり、とてもうれしいです。イタリアGPのあと、ムジェロのテストで前進することができたし、それが今回の結果につながりました。昨日は初めてポールポジションを獲得しました。ホームグランプリでファンの前で、ポールポジションを獲得できてとても特別な気分になりました。今日は難しいレースになることは分かっていましたので、アドバンテージを得るためにいいスタートを切りたいと思っていました。そして、うまくいきました。最初のラップですでに後方のグループより1秒半速く走ることができました。今回は非常に集中できていましたし、すべてが楽に進みました。とてもいいレースができました。次のTTサーキット・アッセンへ向けて、モチベーションはとても上がっています」


2. エネア・バスティアニーニ ITA ( Junior Team GO&FUN Moto3 : KTM ) +3.236

3. エフレン・バスケス SPA ( SaxoPrint-RTG : Honda ) +3.512

「フランス、イタリアと悔しいレースだったので、今日の3位は、とても重要な結果となりました。カタルニアGPは自分にとっては第2のホームグランプリですし、ここで表彰台に立てて本当にうれしいです。今日はベストを尽くしました。Moto3クラスの最終ラップは、本当にどうなるか分かりません。7台の2位争いの中で、こうして表彰台に立つことができ、本当にうれしいです」

4. ジャック・ミラー AUS ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) +3.764
5. ロマーノ・フェナティ ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) +3.862
6. ブラッド・ビンダー RSA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) +4.048
7. イサック・ビニャーレス SPA ( Calvo Team : KTM ) +4.131
8. ニクラス・アジョ FIN ( Avant Tecno Husqvarna Ajo : Husqvarna ) +9.781
9. ジョン・マクフィー GBR ( SaxoPrint-RTG : Honda ) +18.578
10. フランシスコ・バグナイア ITA ( SKY Racing Team VR46 : KTM ) +18.597
11. アレックス・マスボー FRA ( Ongetta-Rivacold : Honda ) +18.982
12. ミゲール・オリベイラ POR ( Mahindra Racing : Mahindra ) +19.042
13. アレッサンドロ・トヌッチ ITA ( CIP : Mahindra ) +19.328
14. カレル・ハニカ CZE ( Red Bull KTM Ajo : KTM ) +19.623
15. ヤクブ・コーンフェイル CZE ( Calvo Team : KTM ) +19.983
16. ザルファミ・カイルディン MAL ( Ongetta-AirAsia : Honda ) +20.394
17. ダニー・ケント GBR ( Red Bull Husqvarna Ajo : Husqvarna ) +21.011
18. アーサー・シシス AUS ( Mahindra Racing : Mahindra ) +35.095
19. フィリップ・エッテル GER ( Interwetten Paddock Moto3 : Kalex KTM ) +35.340
20. ルカ・グレンヴァルド GER ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) +35.589
21. マッテオ・フェラーリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) +35.702
22. ガブリエル・ロドリゴ ARG ( RBA Racing Team : KTM ) +36.232
23. エリック・グラナド BRA ( Calvo Team : KTM ) +36.300
24. ブライアン・シュホウテン NED ( CIP : Mahindra ) +38.535
25. リヴィオ・ロイ BEL ( Marc VDS Racing Team : Kalex KTM ) +38.536
26. スコット・デロワ NED ( RW Racing GP : Kalex KTM ) +38.606
27. ジュール・ダニーロ FRA ( Ambrogio Racing : Mahindra ) +42.593
28. フアン・フランシスコ・ゲバラ SPA ( Mapfre Aspar Team Moto3 : Kalex KTM ) +56.150
29. アンドレア・ロカテッリ ITA ( San Carlo Team Italia : Mahindra ) +56.210
30. アナ・カラスコ SPA ( RW Racing GP : Kalex KTM ) +1'01.152
31. ガブリエル・ラモス VEN ( Kiefer Racing : Kalex KTM ) +1'01.249

Not Classified
RT アレックス・リンス SPA ( Estrella Galicia 0,0 : Honda ) 18 Laps
RT ハフィク・アズミ MAL ( SIC-AJO : KTM ) 21 Laps
RT マリア・エレーラ SPA ( Junior Team Estrella Galicia 0,0 : Honda ) 21 Laps

Not Finished 1st Lap
RT ニッコロ・アントネッリ ITA ( Junior Team GO&FUN Moto3 : KTM ) 0 Lap



ポイントスタンディング

1. Jack MILLER KTM 117
2. Romano FENATI KTM 110
3. Efren VAZQUEZ Honda 92
4. Alex RINS Honda 87
5. Alex MARQUEZ Honda 85
6. Isaac VIÑALES KTM 73
7. Alexis MASBOU Honda 50
8. Enea BASTIANINI KTM 45
9. Francesco BAGNAIA KTM 42
10. Jakub KORNFEIL KTM 38
11. Miguel OLIVEIRA Mahindra 37
12. Niklas AJO Husqvarna 35
13. John MCPHEE Honda 30
14. Danny KENT Husqvarna 27
15. Brad BINDER Mahindra 22
16. Livio LOI Kalex KTM 17
17. Juanfran GUEVARA Kalex KTM 17
18. Karel HANIKA KTM 16
19. Alessandro TONUCCI Mahindra 15
20. Zulfahmi KHAIRUDDIN Honda 11
21. Niccolò ANTONELLI KTM 7
22. Philipp OETTL Kalex KTM 5
23. Matteo FERRARI Mahindra 2



ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. KTM 170
2. HONDA 137
3. HUSQVARNA 47
4. MAHINDRA 46
5. KALEX KTM 28




監督

マッシモ・メレガリ (モビスター・ヤマハ・MotoGP マネージング・ディレクター)

「非常に見応えのある素晴らしいレース。前回のムジェロ同様、今シーズンで最もエキサイティングなレースのひとつになった。バレンティーノの走りからは、彼の豊富な経験が見てとれた。好スタートを切り、まもなくトップに立ち、その位置を長くキープ。そして、とくにレース終盤になってタイヤの耐久性が落ちてきたあと彼の経験が生かされ、それによって、この2位が実現した。ホルヘのほうは、昨日のフリープラクティスでロングランを成功させており、決勝でも期待がかかっていた。しかし残念ながら、スタートはうまくいったものの、そのあとは思うようにペースが上がらず、トップ争いから水をあけられることになった。今日の状況では、4位が精一杯だったと言っていいだろう。明日までここに残り、IRTAテストに参加。そのあとアラゴンへ移動してさらにテストを続ける予定。ホルヘの今日のデータを分析し、どこが悪かったのか、そしてどうするべきなのかを検討し、解決策をさぐっていく」

エルベ・ポンシャラル (モンスター・ヤマハ・テック3 チーム・ディレクター)

「前回のムジェロも素晴らしかったが、今回もことばでは言い表せないほどの見事なレースだった。トップ3のバトルは誰が勝っても不思議ではなく、それに加えて今にも雨が降り出しそうな天気に皆がやきもきした。そしてこのことが、戦いの緊張感をより増幅させたのだ。わがチームのライダーたちについては、ポルは好スタートから一気に順位を挽回。チームではアレックスについて行けるだろうと考えていたが、残念ながら彼のほうがわずかに速かった。一方、ブラッドリーのほうはスタートで出遅れたのは残念だが、終盤にはドビツィオーゾ、ポル、アレックスよりも速いペースで走っていた。ただ、すでに遠く離されていたので順位を上げるのは不可能だった。ふたりとも上位を目指せる力を持っているが、レースとはこのようなもの。ポイントを獲得できたことを評価したい。今はただ、次のアッセンを楽しみに待つだけ。去年はC・クラッチローが、ポールポジションから決勝3位を獲得した場所だ」

津谷晃司 (ヤマハ・MS開発部 モトGPプロジェクトリーダー)

「本来の走りを取り戻しつつあるバレンティーノは、4戦連続表彰台を獲得しランキング2位を確保。ホルヘは前戦ムジェロでの好調を維持することができませんでしたが、粘り強く最後まで走り続けて、先に繋がるデータを提供してくれました。苦しい戦いが続いており、ファンの皆さまの期待に応えることができず申し訳ありません。少しずつですが確実にバイクの改良も進み、トップの背中が見えてきました。まずは1戦でも早く一矢報いることができるよう全力で戦い続けますので、ご支援・ご声援宜しくお願いします」




ブリジストン

山下伸一 (モータースポーツタイヤ開発部長)

「今日は本当に、レースの醍醐味を満喫しました。マルクとレプソル・ホンダ・チームの皆様に、シーズン7勝目と、2002年以降のMotoGP時代の記念すべき100勝目達成を御祝い申し上げます。最終ラップまでマルクを追い上げ続けたバレンティーノも、素晴らしい走りでした。今日は涼しい一日になりましたが、選手たちの決勝レースに向けたタイヤの選択には影響を及ぼしませんでした。このカタルーニャサーキットはグリップレベルが低いコースなのですが、決勝レースでのタイヤのパフォーマンスは上々でした。マルクがレース中のラップレコードを更新し、決勝の上位4選手が過去の総レースタイムよりも速いタイムでチェッカーを受けています。今日の素晴らしいレースに我々ブリヂストンが貢献できたことをとても誇らしく思います。今週は、当地での事後テストとアラゴンでのテストが控えているので、そちらに気持ちを切り換えて臨みます。安全性とパフォーマンスの両面で選手たちにさらに良いタイヤを供給していくため、我々は今後も新しいタイヤ開発を継続してゆきます」