ぱそらぼ (ぱぁと1)

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キット違うと思う

2015年12月22日 | 命の生き方
人の環境は千差万別で、それぞれ皆自分の置かれた環境の事しか知らずに、日々を送っています。自分たちの知らない世界が、世の中には広く広がっていることを、私たちは十二分に知っているツモリでいます。何しろ、世界地図を広げてみれば、日本という国は小さくて細長く、中東やヨーロッパ、そしてアフリカ大陸へ、南極大陸へ。私たちの知らない国は山ほどありますし、それらの知らない国では知らない言葉で知らない習慣で知らない人々が当たり前のように毎日を送っているわけです。まして、地球から飛び出して行こうものなら、何万光年の宇宙の果てに、どんな世界が広がっているのか、想像すらつきません。

…ということは、誰でも知っているのです。私たちの身近な環境が、どこに行っても常識として通るわけでは無い事を。自分たちの知識は狭く、浅く、「知っている」というほどのモノすら持っていないのが自分たちの現実である事を。

でも、身の周りの事では、全てをわきまえているかのような錯覚を持っています。少なくとも、自分の暮らす小さな範囲の中では、自分がよもや間違っていたり、偏っていたりするなどとは思ってもいない…のが現実です。世の中の「様々」をも承知した上で、それでも自分の感じていることは正しいのだと、微塵も疑うところがありません。

だから、「いや、実際はそうでは無いんです」といくら説明をしてみても、常識で測る以上の世界を想像することなどできない場合があるのです。それは、皆同じなのですが、せめて「そうでは無いんです」と言われた時くらい、信じ込んでいる常識が、もしかすると間違っているのかも知れないと、一瞬謙虚になってみても良いのではないでしょうか。

あなたの知っていることが世の中の全てではありません。あなたの感じる常識が、全ての人に通用する常識なのではありません。自分の信じる世界があるという事は、多分良い事ではあるのですが、独りよがりになってはいないか、偏った世界観の中で、傍から見ると歪んだものの見方をしてはいないかと、自らを省みることを忘れてはならないと思うことしきりです。



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