ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

弱さ

2012年09月03日 | 雑談
何となく、日本を取り巻く環境がざわついています。隣国同士の国境をめぐる争いというのは、ある意味では世界史を彩ってきた様々の戦の原点かも知れません。いつもの事ですが、私は政治的な事を書くつもりは一切ありません。それは、このブログを運営するに当たって、自分で定めていることですので、そのように読むことはしないでいただければ…と思います。

先日、尖閣諸島に香港の活動家たちが上陸し、待ち構えた日本の警察に逮捕されたという事件がありました。実効支配しているのは日本ですが、中国が領有権を主張し、ぎくしゃくが続いています。ここにきて、東京都が買い上げるといった問題が浮上し、中国側は石原都知事と日本政府の対応を別物として理解を示しつつ、不快感を表明しています。

韓国の場合は、竹島を韓国側が実効支配していますが、大統領が現地を訪れたり、バスケットの試合を行ったり(岩場の上で向こうが海…という状況に突然バスケのコートがあるのは、かなり違和感のある光景でした)、アピールはかなりのものです。

北方領土に関しては、両国が領土問題の存在を認めてはいる状態ですが、実効支配しているロシア側は、最近態度を硬化させているようにも思えます。

といった周りの状況をざわついていると表現したわけですが、今なぜこれらが同時に耳目を集めているかといえば、それは偏に日本が”弱い”からだろうと思います。強い/弱いを言えば、それは当然軍事的・経済的な強さを意味するわけでしょうが私が今使っているのは、軍事的でも経済的でもない”弱さ”です。何か一つ事を極める…といった風潮が薄れ、現実的なモノづくりが勢いを失い、何があってもきちんと姿勢を正し積み上げ続けていくような確かなものが世の中にありません。


画面で見える罫線が印刷できません

パソコンのご質問を(ぱぁと2)にまとめています。ご連絡の際は、メール(pc_labo@mail.goo.ne.jp)をお送りください。