ぱそらぼ (ぱぁと1)

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集団活動

2011年04月26日 | 社会派らぼ
社会活動というものは、会社にせよ市民活動にせよサークルにせよ、必ず一人では成立しません。人間の社会というものは、人と人が寄り添うことで成立しています。幼稚園に行き出すようになって以来、私達はそうした集団生活に身を置いて、自身を成長させながら、人との付き合いの仕方というものを学んで来ているはずです。

社会の中に築かれている多くの集団は、1つとして同じものが存在するわけでなく、集まっている個性が微妙に絡み合い、それぞれが目的とする活動に日々いそしんでいます。どれが良くて、どれがダメといったものでなく、金子みすずさん風に言うなら、「みんな違って、みんな良い」のだと思います。

それでも、人が複数人よると、巧く機能する集団と、互いにブレーキがかかり合って停滞し思うようには動かない集団とができてしまいます。一体何が違っているのでしょうか。目的も違えば、環境も違う、メンバーの人数が違えば、個性も違う。そんなもの同士を比べようが無いのは良く分かっていますが、メンバー同士が互いに尊敬し合えているか…といった視点が気になります。

メンバー同士は、気心が知れていれば、他人行儀ではなくなるでしょうし、キットそれは良いことです。ツーカーで話が通じ合い、堅い建前などは抜きにして、本音のところでの付き合いから、互いの信頼関係も生まれますし、より大きな活動に目を向けることもできるようになっていくはずです。それでも、どんなに互いに信頼を寄せたとしても、無礼講で互いの気心が知れているとしても、最低限の礼儀は必要なのではないかと考えます。むしろ、親しければ親しいだけ、キチンとした集団の運営方法を確立しておかなければならないような気がします。

親しいことと、人間としての大前提を崩すこととは意味が違います。長年活動を共にする相手であるからこその、一線を引いた礼儀やけじめというものは大切にしておきたいと思います。全くの個人的感情だけを中心に据えて、社会活動をするということが、根本的に間違っているということでしょう。



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