ぱそらぼ (ぱぁと1)

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新型インフル騒動

2009年07月17日 | 雑談
夏場には一旦収束し、今冬の再燃が懸念されていた新型インフルエンザですが、なかなか納まりそうもありません。どうも患者の数は各地で再び増えているようです。せんだって、大阪府は新型インフルエンザ患者の診察・治療を、当初の計画であった発熱外来から、全医療機関に変更しました。全国的に、発熱外来は廃止が検討されているようです。

舛添厚労相が早々と、この秋の流行に向けて、国内備蓄では足りない「タミフル」の輸入に言及されました。世界規模で見た場合、こうした医療が行き渡らない国がたくさんあります。全国民の数分に足りないからと言って、その日本が「輸入」することには、世界が失望するだろうという指摘があります。むしろ医療技術の進んだ日本は、対策が万全ではない国に、医療技術を指導し、それらの国で医薬品が製造できるように協力すべきでないかと言う論です。もっともな指摘だと思います。

それだけでなく、どうやらネット上ではタミフルが高値で売買されているようなのです。法律的に言えば、輸入販売元として認められているのは中外製薬のみですから、それ以外の場合は未承認薬ということになります。個人輸入自身は違法ではないそうですが、そうした未承認薬を広告すること自体が薬事法には触れます。

自分の身は自分で守るという風に言えば、理屈は通るのでしょうが、そうした行為自体に札びらで人の頬をはたくかの印象を受けるのは私だけでしょうか。資本主義の社会は、極論をすれば全てが「金」で動きます。だからと言って、世界全体で生産できる数には限度があるものを、ただお金に任せて買いあさっているかの行動自体に、人として幻滅を感じます。



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