ぱそらぼ (ぱぁと1)

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仕事

2009年07月03日 | 社会派らぼ
仕事というのは、そうそう甘いものではありませんし、職場には色々なタイプの人がいます。最初から仕事のできる人間なんているわけはなく、1つ1つ現場で学んで成長していくものです。人間の考え方は画一である必要もなく、人の価値観は人それぞれで、他人のことをとやかく言うべきではないとの風潮が強く、職場が人を育てられなくなっている気がします。

もしかすると、学校教育さえもが「人を育てる」ことをタブーとしているかもしれません。教育は指導要領で定められている項目をこなすことに汲々としており、「個性」とか「自主性」「やる気」といった言葉を隠れ蓑に、コミュニケーション能力を磨き人としての深さや器の広さを目指すことが忘れられているように思えます。

小学生の部活動などで、希望が偏ったときの調整などは、話し合いの余地もなく最初から「じゃんけん」をさせるといった話も聞きます。公平・平等といったことには敏感ですが、他人を思いやったり、身を引くといった優しさは無視されて育ちます。試験の点数の取り方ばかりが唯一絶対の価値観になって、人間としてどうあるべきなのか…という根本が指導されずに、全てが各人の「地」のままに任されてしまっています。ですから長じても、人の話を聞く能力に欠けていたり、人に対して礼を尽くすことができていなかったり、順序だてて筋を通すことができなかったり、人を納得させることができなかったり…つまりは仕事能力に支障が生じてしまったりしても、その原因がどこにあるかすら見えなかったりするようです。

パソコンの講座に関わりながら、パソコンをどれだけ修得できるか?は、どれだけ人生を丁寧に生きているか?に通じるものがあると、しみじみと思っています。仕事も人生も多分同じなのです。


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