【センリョウ科センリョウ属フタリシズカ】
葉は輪生ではなく対生。穂は2本と決まってるわけではなく、1~5本の場合も。
雨の日は植物が生き生きとしてます。状態のいいマイヅルソウとも出会いました。右上;オオカメノキとムラサキヤシオツツジ。
【サクラソウ科ツマトリソウ属ツマトリソウ】
5枚の葉が輪生状についてます。葉先は丸くなってるように見えますが、垂れ下がってるだけで尖ってます。
【キンポウゲ科オウレン属ミツバオウレン】
5枚花弁なんですが中には6枚のも。写真には葉はよく写ってないですが、ミツバのような3つの鋸葉状の葉をつけます。
左上;モミジの花。 右上;花後プロペラ状の実になる前。
ハクサンシャクナゲのつぼみとクヌギの花
【スイカズラ科ツクバネウツギ属ツクバネウツギ】
今シーズン何度も掲載してきてますが、一番状態がよかったです。写真では黄色さが出てないですが、一瞬ウコンウツギかと思ったぐらい黄色かったです。東北ではウコンウツギを見つけるのは難しそうです。プロペラのような5枚のガクが、羽根突きの羽根のようなのでツクバネの名を冠しています。花が落ちた後、そのガクの下に実をつけます。
左上;オオシラビソ(アオモリトドマツ)とアカミノイヌツゲ 右上;タムシバのツボミ。周りのは盛りを過ぎてました。残雪の影響で、冷気が吹き抜けているのかもしれません。
【ツツジ科ドウダンツツジ属サラサドウダンツツジ】
ここのは色が薄いですね。それに4m以上にもなる高木もありました。秋田駒ケ岳でも見かけますが、東北北部にはあまり咲いてないそうです。
コバイケイソウは今年は当たり年でしょう。沢山のつぼみをつけてましたが、全く写ってませんね。
ハクサンチドリとピンクが濃いイワカガミ
チングルマは盛りでした。ワタスゲも見かけましたが、数は少なかったです。
【サクラソウ科サクラソウ属ヒナザクラ】
森吉山のヒナザクラより一回り小さいと思いました。2年前早池峰山の固有種ヒメコザクラを見に行ったことがありますが、ヒナザクラとは親戚関係になります。また岩木山にはミチノクコザクラという固有種があります。一般的なハクサンコザクラは会津駒ケ岳で見たことがあります。