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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

飯豊連峰2泊3日縦走(1)

2016年09月26日 | 新潟・福島
 シルバーウィークに飯豊連峰のモデルコースを縦走してきました。

【9/23 丸森尾根コース 8.2km】  飯豊山荘・・・地神北峰・・・扇ノ地紙・・・門内岳・・・北股岳・・・梅花皮小屋泊
飯豊山荘(400m)から1,700mの稜線までの急登を一気登り。稜線に出てからのアップダウンはそれほどきつくなかったですが、翌日以降濡れた衣類等が重くのしかかることに。

【9/24 稜線縦走&大日岳ピストン 16.7km】  梅花皮小屋・・・烏帽子岳・・・御手洗池・・・御西小屋・・・文平ノ池・・・大日岳 ・・・文平ノ池・・・御西小屋・・・飯豊本山・・・本山小屋テント泊
アップダウンは初日よりもきつかったですね。大日岳へのピストン6km弱が長く感じました。土曜で御西小屋、本山小屋どこもめちゃ混みでテント泊で正解。ただ露で濡れたテントが長い縦走路においての足枷に。

【9/25 ダイグラ尾根コース 12.5km(若干の道迷いも含む)】 本山小屋・・・飯豊本山・・・宝珠山・・・千本峰・・・檜山沢出合・・・梅花皮沢出合・・・飯豊山荘
 とにかく休み場の峰とそれからの飯豊山荘までの道のりが長かったです。急登の下りも危なく感じました。正直2度とここは通りたくありません。



 道の駅いいでに立ち寄り。右上は「いいで牛」の像ですが、何が何だか分からないですね。



 飯豊山荘の上の方の駐車場で車中泊して、翌朝6:15丸森尾根をスタート。秋になると明るくなるのが遅くなりますので、自ずと出発が遅れます。




 予報通り天候は思わしくなく、雨具を付けてのスタート。同じく車中泊してた東京の方と一緒になりしばし同行しましたが、ペースが合わず結局おいていかれました。花はミヤマママコナが盛りでした。




 急登続きの上、蒸し暑く体力消耗が激しかったです。バテると後半足が痙攣ぎみになっていたのが、森永ウイダーinタブレット塩分プラスを摂取するようになってから、それがなくなりました。夏場は特にオススメです。


 ミヤマホツツジはちょうど花が終わったところで、これから実をつけます。ミヤマアキノキリンソウは全行程を通じても、盛りと言っていいぐらい咲いてました。全体的に他の山域よりは花が遅いようです。


 標高約1,035mの夫婦清水で水分補給。プラティパスにも詰めました。ちょろちょろと流れるようで、意外と汲みやすかったです。


 山のスケールがハンパなく怖いぐらいです。


 ツルリンドウとヤマアジサイ。ヤマアジサイはガクがひっくり返ってました。


 花と葉はアキチョウジのような感じですが、がっしりした茎と枯れ姿からイヌヤマハッカだと思います。

PS;今日職場に生まれたばかりの子どもを連れてきた人がいましたが、名前は「りお」。オリンピックの影響もあったかしれないですけど、保育園は「りお」だらけという話も。
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山の駅御池

2016年09月10日 | 新潟・福島





 燧ヶ岳から下山するとちょうど13時だったので、道の駅御池で食事することに。こちらのレストランも台風の影響で一人もいませんでした。値段は若干高いような気もしますが、山の中なのでこんなもんでしょう。しかし見事に注文がバラバラですね。味は普通以上だと思います。車を置いた七入駐車場へは、仲間の車で戻りました。車がない場合にはバスもありますが、本数が少ないので要注意です。結局七入キャンプ場を起点にぐるっと周回したことになります。今回の山行はこれで終わりです。掲載に約2週間ほどかかりました。長かったですね。
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燧ヶ岳縦走(2)

2016年09月09日 | 新潟・福島


 天気予報通り台風のため荒れてきました。俎嵓は2,346m。立派な標柱は柴安嵓2,356mに建ってます。



 柴安嵓は崩壊が激しいです。立ち寄ると戻ってこなければならないので、柴安嵓はスルー。眼下には熊沢田代とその向こうに会津駒ヶ岳が見えてます。


 赤土は崩落跡でしょうね。ガレ場も出てきます。


 オゼヌマアザミと池塘にはモウセンゴケ。



 御池の売店で3千円で買ったと思われる白カッパを着た方が登ってきました。ちなみにウォーキングで見かけるポンチョは山には不向きです。台風でこれから益々荒れるのに何考えてるんだろう、と思いましたがあくまで自己責任なので余計なことは言いませんでした。なかには、説教したり自論を展開してくる輩もいますからね。平ヶ岳でも山頂は原則テン泊禁止で、緊急時にツェルトしか使えず、予めテント装備で登るのはダメだと諭してきたヤツがいました。あのぐらいのロングコースになると真夏には疲労遭難も考えられ、テン泊はやむをえないと思うんですがね。しかもテントは指定場所以外には張らないでください、と姫の池と山頂の2ヶ所にちゃんと書いてあるのですよ。馬鹿も休み休み言えとは思ったものの、こういう凝り固まった輩には何言っても通じないので、口論は避け黙って引き下がりました。そもそも登山口以外にトイレも作らず、見解を曖昧にしてる県の責任大だとは思いますけど。




 掲示板には見晴新道が7/13から開通した旨の告知がありましたが、笹を刈り払いして新しく道を作ったようです。5年前柴安嵓から見晴へ下りましたが、かなりの悪路だった記憶があります。御池の駐車場は、台風の影響もあってガラガラ。4人の後ろ姿は、なんとなくアルマゲドンのラストシーンを彷彿とさせます。“I DON'T WANT TO MISS A THING”を流せってか。

PS;コンスがネットで騒がれてますが、在日の仕業であるのは間違いありません。本体も通貨スワップを切り出してくる辺りは、化けの皮が剥がれたとしか言いようがないですな。
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燧ヶ岳縦走(1)

2016年09月08日 | 新潟・福島

 燧ヶ岳を縦走しました。長蔵小屋~長英新道~俎嵓(まないたぐら)~熊沢田代~広沢田代~御池。長英新道はナデッ窪のように急登ではありませんが、その分距離が長くなっています。ぬかるみも多かったですね。


 クリタケが出てましたが、クリタケモドキ、有毒のニガクリタケなど何種類も似たようなのがあるので、素人には要注意のキノコです。樹木にソリが括り付けられてましたが、おそらく冬用でしょうね。冬登山で緊急時にはシュラフにケガ人なり病人を入れて、ザイルで結んで下ろします。


 タケシマランの実とユキザサの実。


 標識はこのような形で括り付けられてます。


 コバイケイソウは今年当たり年ではないので、全国的に花を付けずに枯れてしまったようです。右上;イタドリの花。


 マルバダケブキの枯れ姿とコケモモの実。


 7合目辺りから階段が出現。


 8合目付近ではあっと言う間にガスに覆われてしまいました。


 ミノブチ岳から爼嵓を望む。


 ミノブチ岳から尾瀬沼を俯瞰。


 9合目からミノブチ岳と尾瀬沼。


 同じく9合目から尾瀬ヶ原と至仏山。
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長蔵小屋

2016年09月07日 | 新潟・福島

 長蔵小屋待ち合わせで東京の連中と合流。5人になりました。寝るにはやはり一人テントがいいですね。





 小屋前の天然水は冷たくて格別。尾瀬は雨が多いため、水資源が豊富。時々管にサンショウウオが詰まるそうです。


 オオウバユリとヤナギラン。もう少し早い時期にヒメサユリが見たかったです。



 よく掃除されてて畳も新しく、トイレはウォシュレット。夕食前にひと風呂浴びてさっぱりと。



 夜は夜で別館にてプラネタリウムの上映会があり、星空を堪能させてもらいました。



 売店では水だしコーヒーを。Mさんからサンショウウオの燻製もいただきました。美味しくはなかったですが、香ばしかったです。



 裏へ回りますと使われてない建物とかがあり、そこに絶景ポイントが。


 ついでに隣にある尾瀬沼ビジターセンターへも立ち寄り。ただのアザミだと思ってたのが、タムラソウで勉強になりました。右上;色紙のミズバショウ。



 食事は山小屋ですから豪華ではないですが、夕食にはおばんざいやデザートも追加されにぎやかでした。
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