~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

’ビッグコミックオリジナル’&’弁護士のくず’

2006-06-23 17:44:12 | ・映画・本・絵
pawは、この年になっても、ビッグコミックオリジナルの
愛読者である。どれも味があって面白いが、

’黄昏流星群’は、40を過ぎたあたりからの大人の生活や願望など、
それぞれの人生を舞台にした内容で、思わず入り込んでしまう。

’三丁目の夕日’は、映画化にもなった(早くみたいよ~)昭和30年代
が物語の背景で、心の奥をくすぐる懐かしい内容が多い。

’浮浪雲’は、’おねーちゃん、いいウンコしてる?’とおちゃらけて
いる主人公を軸に、様々な人生に焦点をあて、人間を深く掘り下げ、
時に真理を説き、ホロリとさせられる物語が多い。

’風の大地’は、ゴルフもの。主人公の真っ直ぐな物の見方や感性が、
うがったい大人の世界の中でも失われず、時に同じような感性の持ち主と
出会い、戦っていく爽やかな物語。

後はタイトルの ’弁護士のくず’。
マンガよりもテレビドラマが面白かった。’浮浪雲’の現代版みたいな感じ?
後一回で終わりのようだけど、毎週欠かさず見ていた。
口は汚く、女好き。でも、比類なき洞察力で、もめごとを解決していく。
豊川悦司が、いい味だしていましたね~。

昨夜の、
’ありがとう’ と ’すいません’ の玉を持ち出した嘘の童話は
面白かった。

身近な人への感謝の気持ち・・・ついつい忘れがちだけど、言葉に出して
伝えるように習慣づけよう。
そうしないと、さびついてしまって言葉に出せなくなってしまうから。

トゥルー・クライム

2006-06-23 16:55:02 | ・映画・本・絵
トゥルー・クライム(1999/アメリカ)True Crime
監督■クリント・イーストウッド 出演■クリント・イーストウッド、アイザイア・ワシントン、ジェイムズ・ウッズ

翌日深夜0時に死刑執行が決められている囚人フランクの取材を急きょ任された
新聞記者スティーヴ(クリント・イーストウッド)は、即座に彼が無実である
ことを察知し、捜査を開始する。死刑執行まで12時間たらずというタイム
リミットの緊張感の中、イーストウッド映画ならではのダークサイドな
シチュエーションが至るところに点在されている。

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死刑囚は敬謙なクリスチャン。
死刑囚のもとに牧師が訪れ、懺悔、改心することを強要する場面があるが、
刑務所の責任者が、これを拒む。メディアには改心したとの嘘の
情報を流す牧師に、彼には彼の中に自分だけの寺院があるのだから、
それを汚すような事はしてはいけないと非難する。

責任者が、この死刑囚の無実を信じていたから発言された言葉ではあるが、
’一個人 対 その人の神’という考え方を如実に表していた。