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真昼の暗黒、読了

2010-02-24 | 読書【読了】

アーサー・ケストラー「真昼の暗黒」(岩波文庫)と

東直子「水銀灯が消えるまで」(集英社文庫)を読了。


前者はタイトル通りの納得のオチでした。

キングの「グリーン・マイル」以来の監獄小説のおもしろさを知りました。


後者は、穂村弘との共著も多数ある歌人の初小説です。

不思議な余韻の残るお話でした。

歌人の書く小説とはどんなものだろうか、という思いで読んでいたので、

そこまで当てが外れたものではなく、これまた納得の一冊でした。

他の作品も読んでみたいなと思いました。


最近、ものすごく忙しくて寝不足だったので、少々体調不良。

読書も思ったほど進まず、消化不良気味です。

次は、葬送の記が収録されている幸田文「父・こんなこと」(新潮文庫)の予定。

小沼丹「黒いハンカチ」(創元推理文庫)も併読中。

小説ばかり飽きてきた感があるので、新書に逃げる可能性もあります。








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