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そばかすの少年、読了

2009-09-06 | 読書【読了】

DQ9をやりながらも、ジーン・ポーター「そばかすの少年」(光文社古典新訳文庫)を読了。

解説を読んでいてようやく気付いたのが、作者は女性であるということ。

名前がポーターなので男性かと思って読んでいたのですが、

中身はこんな内容を男性が書けるのか、と思っていたので納得。

シートンなどの動物モノの影響を受けていることも納得。

(竹宮恵子により漫画化しているのは知りませんでした。)

結末は悲劇からハッピーエンドになるあたりが、無理あり過ぎですが、

こういう話ならこの救いはあってもいいのかな。


今年出た本の中では、一押しです。

会話のやりとりの中に、厳しさがたくさん隠れていて、元気が出てきます。

著者の別の作品の「リンバロストの乙女」も新訳で出てくれると嬉しいな。

(ロンドンの2作が出たように出る可能性はあるのでしょうか?)

う~ん、こればかりは、わかりません。






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