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OpenOffice&Impress

2006-05-20 | 家電

 先週の金曜からとんでもなく忙しい一週間でした。就活・学会・ゼミと嫌になります。八重洲のブックセンターでスヴェン・ヘディンの『さまよえる湖』(白水社)を買うも、全然手に取っていません。当然、読書も全く進まず…。

 今日、うわさのOpenOffice.orgなる、フリーソフトウェアをダウンロードしてみました。要するにフリー(無償)のMicrosoftのoffice(Word、Excel、PowerPoint等)みたいなもの(ここが、微妙な所ですが。)今のノートPCにはoffice2003がすでに入っているので、無理して導入する必要はないのですが、powerpointが欲しいという後輩にこいつを勧めていいのかどうかを確かめるために、インストールしてみました。フリーといってもSunマイクロシステムズの表示。SunといえばJava。JavaといえばSun。ってこともないですが、色々やっている会社なのですね。

 ver2.0.2をインストールしました。Impressというのが、powerpointに相当するものらしいので試しに起動。defaultは、まるで2000の頃のpowerpoint。一瞬、嫌な予感がするも、その後の編集画面は使いやすい感じ。powerpointにそっくり(当たり前ですが)だけど所々違うという微妙な違和感。ぱっと見た感じはほとんど同じです。powerpointとくらべるのは流石に酷ですが、プレゼンテーションが実行されるのを見ると、一言すごい!!(心の声:タダなのに)。

プレゼンにpowerpointが使われるようになって、そんなに時が経っていないというのに、プレゼン=powerpointという暗黙の図式があるような。わかりやすい発表=わかりやすいpowerpointでは、もちろんないのですが、見た目の印象、ビジュアルって大事なんですよね。むしろ、文書作成・表計算・メールにパワポが使えないとお話にならないということでしょうか?実際、仕事の大半がパソコン上で行われるとすれば、まあそういうものかなとも思いますが、一方で、何だかな~、と思ってしまう私がいたりして。

 で、話は戻りますが、使ってみた感じImpressいいです。悪くはないです。ただし、ファイルの互換性や、表示がぼけたりと純製品との間でのやり取りがうまくいきません。powerpointのversionが2000か2002、あるいは2003で、微妙に表示がおかしなってしまうのに似ています。それでも、ファイルをPDF化する機能がdefaultで付いていたりと、利点はあります。デザインテンプレートが少ないですが、この辺は、純正品との互換を利用したり、フリーのものを拾ってくるなりの工夫が必要です。ですが、アニメーションの設定などは、慣れればpowerpointよりは断然、楽な感じ(常に画面右に表示があるので、右クリックで呼び出す必要はありませんし、詳細設定もこっちのが簡単)。

 ひとつ、このOpenOffice.orgに問題があるとすれば、Officeクリップボードの機能がないということでしょうか。あれはめんどくさがりの私には重宝している機能です(ファイルからの挿入が面倒)。しかし、使い勝手の問題の半分は慣れの問題ですから、時間の問題かも。次のゼミは、これでやってみようかと思います。プレゼンはうまく前で話をするというよりは、どううまく伝わるように話をするかが基本にあるべきで、アニメーションばっかりとか、文字だらけとか、絵ばっかりの発表というのは、どこか間違っている気がします(聞いている人の身にもなってみみよう、とたまにはまともなことを書いてみました)。