「おくりびと」のアカデミー賞受賞の興奮冷めやらず、
各メディアで取り上げられています。
Amazon和書 Top100 にて現在1位は、その原点といえる
青木 新門 (著) 「納棺夫日記」 (文春文庫)です。
ここには驚くほど多くの仏教の言葉が出てきます。
中でも歎異抄、教行信証をはじめとした親鸞聖人の言葉が
目を引きます。
例えば
善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや(歎異抄) p54
それ真実の教を顕さば則ち大無量寿経是也(教行信証) p75
謹んで浄土真宗を按ずるに二種の回向あり(教行信証) p79
などなど。
解釈の是非はともかく、このような内容を扱っていることに
驚きました。
そして、一番最後は親鸞聖人90年の教えが収まっていると
いわれる「正信偈」の冒頭の二行
帰命無量寿如来
南無不可思議光
で締めくくられています。
(二行の意味はコチラに出ています)
http://syoshinge.exblog.jp/10557565/
さすがは真宗王国といわれる富山の方だけあります。
まことの仏縁あれかしと念ずるばかりです。
グーグーパンダ