幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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■9 シッダルタ太子(お釈迦様)の結婚

2012-07-26 | その他


こんにちは、浄土真宗講師の筬島(おさじま)です。

今、親鸞聖人の教え(浄土真宗)の基礎を連載しています。

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■3http://blog.goo.ne.jp/pandagananda16/e/2ec93575b2c7be258434b089dce1c257

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■8http://blog.goo.ne.jp/pandagananda16/e/016f39103fa6871e7f78d1b5dde3efd9


親鸞聖人は仏教一つを教えられました。


その仏教を説かれたお釈迦様の話をしているところです。


今日は、9回目です。


■9

物寂しげに外を眺めることが多い我が子を心配し、

父、浄飯王は、どうすれば太子の悩みをなくすことが出来るかと

考えます。


シッダルタ太子の悩みを理解できない浄飯王は、

単純に、結婚させれば悩みは晴れると思い、

当時、国一番の美女といわれたヤショダラ姫を太子のお嫁さんに

迎え入れました。

太子、19歳のときであります。


「愛し愛されるために生まれてきた」

言葉は美しく、耳に心地よいですが、

現実は、そう簡単にはいかなかったようです。


結婚も太子の悩みの解決とはならなかったのです。


浄飯王は、なんとかそんな太子をとどめようと、今度は、

春夏秋冬、それぞれに快適に過ごせる四季の御殿を建て、

そこに500人の美女をはべらせて、

昼夜、歌や舞でで太子をなぐさめようとされました。

ところが、太子にとっては、この楽しみも夢や幻でしかなく

むなしさこそ感じることはあっても、喜びは見いだせませんでした。


健康、財産、地位、名誉、妻子、才能などに

恵まれていても、やがてすべてに見捨てられるときが来る。

どんな幸福も続かないことを知っていられたので、

心からの安心も満足もできなかったのです。


「どうすれば崩れない本当の幸福になれるのか」


シッダルタ太子の真実の幸福を求める気持ちは

日に日に強くなってゆかれました。


(つづく)

 

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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
          毎日同じことのくり返しやし、
     どうせ最後は死ぬのに、なぜ生きなならんの?
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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