こんにちは、浄土真宗講師の筬島(おさじま)です。
昨日は、ネットでの知り合いとリアルに会うことができました。
出会いというのはいいものですね。
今、親鸞聖人の教え(浄土真宗)基礎の基本を連載しています。
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今日は、7回目です。
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シッダルタ太子(後のお釈迦様)は、老・病・死、の現実を知り、
煩悶の日々を送られました。
どんなに華やかな宴があっても、
学問や武芸に打ち込んでも、
胸に重しを乗せられたようであります。
ある日、太子は、皆が寝静まった夜、独りバルコニーに出て、
月を眺めました。
蒼白い世界に包まれ、
夜風が、静かに太子の髪を揺らし、
わずかな冷気が、太子を少しだけ身震いさせました。
朧(おぼろ)に浮かぶ月と会話するように、
太子は胸の内でつぶやく。
「人は病む、
いつかは老いる、
死をまぬがれることは出来ない。
若さも、
健康も、
生きていることも、
一体なんの意味があるというのだろうか。
人は何のために生きているのだろう?
私の生きている目的は何なのだ。
それさえ分かれば、
それさえ分かれば、
すべての問題は解決できるように思う。
逆にそれが分からねば……」
太子は、月から目を下ろし、深く長く息を吐いた。
そして、目と目の間をつまみ、しばらくの間、動くこともなかった。
(つづく)
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★もし、貴方が大切な人(親、子供、夫、妻、親友など)から
こう言われたら、どう答えますか?
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毎日同じことのくり返しやし、
どうせ最後は死ぬのに、なぜ生きなならんの?
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統計によると【80.9%】の人が、このような事で悩んだ経験があるそうです。
このディープな問いの答えが【浄土真宗】に教えられていました。
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