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いきものがかり映画主題歌『なくもんか』歌詞と意味~孤独

2009-11-13 | 孤独



「YELL」が今年度NHK全国学校音楽コンクール中学生の部課題曲にもなった

3人組バンド「いきものがかり」

(※バンド名はメンバーの水野良樹と山下穂尊の二人が小学生のとき生き物係だったことに由来するそうです)

が、

主演・阿部サダヲ(39)、脚本・宮藤官九郎(39)の

映画「なくもんか」(11月14日公開、監督・水田伸生)の主題歌を発表しました♪

曲のタイトルは映画と同じ「なくもんか」で、バンドにとっては4作目の映画主題歌と
なります。

映画は「舞妓Haaaan!!!」の主要スタッフ、キャストが再集結した
異色のホームコメディーだとのこと。

ボーカルの吉岡聖恵さんは

「心温まるこの映画にぴったりな曲ができました。いきものがかりの自信作です」

と話しています!

クランクイン直前の今年1月、車のラジオで曲を聴いた水田監督が
いきものがかりに主題歌を依頼。

水田監督から直接映画のテーマを聞き、台本を読んだギターの水野良樹さんが
書き下ろしたようです。


 「監督がこだわった『なくもんか』という映画タイトルがまさに僕らにイメージを
  与えてくれました」と水野さん。

この曲は11月11日に16枚目のシングルとして発売されました。

では、その出だしの歌詞をミテミマショウ☆



『なくもんか』いきものがかり


作詞・作曲:水野良樹


「ひょっとしたら皆ひとりぼっちで
 歩いているんじゃないかな」

 背負い込んだ寂しさを
 
 打ち明けるわけも無く

 またいくつもの背中が遠くなる

 愛想笑いだけは上手くなってさ

 大人にはなれたけど

 僕が描いてたのは

 そんなものじゃないんだよ



ひとりぼっちの寂しさって、表面的な問題だけではないですよね。

友だちに囲まれ、家族に愛され、恋人や伴侶がいたとしても、

そこには言い知れぬ孤独の震えがあったりします。


顔は笑っていても、心は笑ってない。

学校や、会社では、元気にふるまい、リーダーシップさえ発揮して

いても、実は耐えられないほどの苦しみを抱えている人だってある

でしょう。


一世を風魔した18世紀のイギリスの道化師グリマルディという人が

ありました。


ところがグリマルディは強い鬱状態に苦しんでいたのです。

そこで、有名な医者のもとに行ったところ、

「あなたは、もっと笑ってリラックスする必要があります」といわれ、

さらに

「定期的に劇場に通って、特にグリマルディという喜劇役者をごらんなさい」
と言われたという話が残っています。


日本で"最後の喜劇役者"といわれたのは藤山寛美(かんび)。

私生活でもアホ役に徹したそうですが、、


「ボクは役者というサービス業でお金をもろうてます。
 厳しいて、つろうて、悲しいから、お金をもらえるんです」

という言葉を残したそうです。


また、警視庁は今年4~6月、万引きで検挙した約1000人を
対象に初の意識調査
を行ったのですが、

万引きの心理的背景(高齢者)としてトップになったのが「孤独」
実に、高齢者の23・9%がそう答えたそうです。




仏教では、孤独な魂を、淋しい秋の夕暮れに例えられ、


人は皆

 『独生独死 独去独来』(どくしょうどくし・どっこどくらい)

 人、世間、愛欲の中に在りて、独り生じ、独り死し、独り去り、独り来る


と説かれています。


肉体の連れはあっても魂の連れはない。


まず、その現実に気付き、魂の救いをこそ求めねばと気付くことが

孤独からの解放の第一歩ではないでしょうか?




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