乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

雨の中のスミレ観察会

2018年05月13日 | 観察会

午後から天気が崩れるという天気予報だったため、午前中の「遊歩道づくり」をできるだけ早く終わらせたかったのですが、なんと10時半には作業が終わってしまいました。早くて、びっくりです。

スミレ観察会はもともと午後からの予定でしたが、「雨が降ってこないうちに、森のコースの上に咲いているスミレだけでも見に行こう」ということになり、さっそくスミレ観察会の始まりです。

なんと25人もの参加者がありました。

草原の中は花はまったく咲いていないように見えました。フデリンドウなんかは晴れてないと花を閉ざしてしまうので、見えないのです。森のコース途中で、エイザンスミレの花を見ることができました。

「てっぺん」では、さすがにヒナスミレはもう終わっていましたが、タチツボスミレやアケボノスミレ、アカネスミレを見ることができました。

帰って来て、ロッジのベンチでお昼を食べ始めたのはいいのですが、そのうち、大粒の雨が降り出してしまったので、急遽ロッジに避難し、中でお弁当を食べました。

そして、いよいよ午後の部のスタートです。

全体での説明はここで済ませ、あとは雨の中、各々で観察してもらうことになります。

ここでは、前回も大活躍した「スミレ・カード」を使って、前回のスミレ観察会で見られたスミレを確認したり、「サクラスミレの変わり種」を見比べてみたり。

いよいよ、ここからは雨の中の観察なので、詳しい写真はありませんが・・・

雨の中、森の中(林床)を25人という大勢で歩くと、たいへんなことになるなという経験をしました。

もちろん、お一人お一人に悪気はないのですが、「塵も積もれば・・・」のコトワザ通り、皆さんが写真に撮りたい花があれば、大勢が入れ代わり写真を撮るので、そこの地面がみるみる荒れていくのがわかります。少ない人数だったら、ほとんど問題にならないことも、大勢だからこそ、問題になってしまうんだな・・・ということがわかりました。

このような場合、道だけを歩くようにするといった配慮が必要になると思いました。反省です。

 

もう一カ所での観察を予定していたのですが、「乙女高原自然観察交流会」のメンバーは、違う場所で観察していただくこととして、人数を少し減らしていきました。そして、各々が三々五々歩くのでなく、できるだけ同じ道(けもの道ですが)を歩いていただくようにしました。自然へのインパクトを少しだけ減らせることができました。

 

 

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