乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

2012年5月の連絡会議・世話人会

2012年05月30日 | 世話人会
2012年度 第2回 乙女高原連絡会議・乙女高原FC世話人会 議事録 (案)

日 時:2012年5月30日 午後7:30~9:00

前回議事録の確認 ・・・異議なく承認された。

乙女高原連絡会議

遊歩道づくりについて(反省)
 ・反省の原案を検討した。
 ・遊歩道づくりは午前中だけの行事ということにする。
 ・今年の夏も杭づくりを行う(→合宿の一部として行う)
 ・新しいロープの場合は,遊歩道入り口のところで師匠にほどいてもらい,それを伸ばしていったらどうか。
 ・ロープは遊歩道の内側ではなく外側に張っていくように統一する。
 ・コースごとのロープの長さを共有する。
 ・駐車禁止の看板は有効に機能したが,駐車場係が必要だ。草刈りボランティアのほうが参加者が多く,
  かつ,林道への駐車が大きなネックになるので,気をつけたい。
 ・余ったロープについては,一部を帯那山で再利用していただく。

草刈りボランティアについて(検討)

  前回の草刈りで課題となった危険な機械刈り参加者について,どうしていくか検討した。「機械刈りを禁止してはボランティ アで参加している人のモチベーションが下がる」「このままの状況では,いつ大事故が起きてもおかしくない」など,たくさん  の意見が出され,検討した。結果,以下のようにまとまった。

 ・機械刈りについては一般からの参加者は募集せず,恩賜林組合と推進協だけにする。
 ・組合,推進協などグループごとの場所を指定する。
 ・各グループの班長さんは安全管理をしていただき,実際の機械刈りはしないこととする。
 ・保安帽とめがねは着用義務とする。
 ・①ちらし, ②防災無線, ③恩賜林組合への案内に, 以上の内容を入れる。
 ・ロープ回収係をあらかじめ決めてしまい,開会行事後,すぐに回収作業に入ってもらう。
 ・開会行事後に機械刈りの皆さんに説明するが,一枚資料を作って配布・説明する。


FC世話人会

スミレ観察会について
 ・1回目(5/13)参加者23名。2回目(5/27)参加者45名。

マルハナバチ調べ隊について
 ・ちらしを配布して説明。1回目は6/24。

夏休みキャンプについて
 ・土曜の午前から下準備。午後から杭づくり・看板修理。音頭取りを宮原さん,松林さん,雨宮さん
 ・親睦会の音頭取りは未定
 ・観察会の音頭取りは内藤さん。

その他
 ・10月28日,全国草原サミット(群馬県みなかみ市)での事例発表は植原が行うことになった。同行者を募集。
 ・3件の入山許可申請を県に提出した。申請内容を報告した。
 ・田丸グリーン基金より寄付をいただいた。
 ・イオングループより寄付をいただいた。
 ・山梨CATVでの遊歩道づくりとスミレ観察会の放映日・時間の紹介。

「継続事項」
・ 入会パンフレットのリニューアル増刷→村田さんを中心に原稿を作製する(2011.4月の世話人会)
・メールマガジンの200号分を本にする(10周年記念誌として。2008年3月の総会で承認されている)→編集作業中。2012年度内には発行できるか? めどがついた時点で助成金申請をめざす。

次回世話人会は6月20日(水) PM7:30~とする。    以 上。
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スミレ観察会Ⅱ

2012年05月27日 | 観察会

5月27日,今年2回目のスミレ観察会を行いました。
びっくりしたのは参加者数。なんと45人も。列が長くなってしまい,説明が聞きにくいだろうなと思ったり,こんなに大勢でスミレを見て,草原を荒らしはしないかと心配になったりでした。


開会で,スミレの説明を「紙芝居」を使ってしているところです。


最初に見つかったサクラスミレ。野生スミレの中では一番大きな花を咲かせるスミレです。


ヨモギ頭でいろいろなスミレを観察。


観察会の途中できつつきの穴を見つけちゃいました。


観察会のおわり。皆さんに感想を書いていただきました。


観察会終了後,「オプション」観察会として,シコクスミレを観察しました。





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今年初めてのスミレ観察会

2012年05月13日 | 観察会
遊歩道づくりの午後はスミレ観察会でした。
去年も3回のスミレ観察会を行いましたが,今年も今日を皮切りに2週間に1回の割合でやっていきます。
講師は「スミレ・フィールドガイド」編集代表の依田さんです。

乙女高原ではなんと18種類(変種も含め)ものスミレが見つかっており
「こりゃあ生物多様性を実感するのに最適な教材だ!」と
スミレのフィールドガイドを作ったり,スミレ観察会をしたりしています。

今年もあと2回の観察会があります。楽しみにしていてください。


スミレ・フィールドガイド編集代表,スミレ観察会常任講師の依田さんです。


まず森の中でエイザンスミレを見つけました。


富士山がよく見えるポイントで,スミレを捜しました。ここは乙女高原で春一番にたくさんのスミレが見られるポイントです。


花の時期には葉がまだ出ていないアケボノスミレ


スミレの花やほかの草の芽を踏まないように注意しながら観察します。


少し車で移動して,焼山峠に近いところでさらに観察。シロバナヒナスミレを発見。


ここでは,たくさんのミヤマスミレも見られますが,まだ時期的に少し早かったようです。


おわりの会。次回もまた参加してくださいね。
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13回(13年)目の遊歩道づくり

2012年05月13日 | 遊歩道作り

5月13日,今回で13回目(13年目)となる「遊歩道づくり」を行いました。
遊歩道の両側に杭を打ち,ロープを張って,「このなかには入らないでください」とする作業です。

乙女高原は標高1700m。冬が長く,夏が短いここでは,草花が成長するのに長い時間が必要です。しかも,草花たちは太陽の光をめぐって背を高くする競争をしなければなりません。そんなことから,ここの植物たちは人の踏みつけにめっぽう弱いのです。乙女高原の草花たちと末永くつきあうために,この作業を毎年やっています。


準備万端です。


はじめの会にて,”師匠”武井さんからロープの巻き戻し方を教わりました。


遊歩道の3つのコースに分かれて,さあ,ロープ張り開始です。


ロープは杭に「とっくり結び」でくくり付けます。


あらら,ロープがからまってしまいました。


ロープを張ると,こんな感じになります。


今年も多くの方が参加してくださったので(なんと80人!),あっという間に作業は終わりました。


このロープに草花を説明するカードをくくり付け,乙女高原にいらっしゃった方が活用できるようにしています。
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