乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

第14回草刈りボランティア

2013年11月23日 | 草刈りボランティア




今年の草刈りも,これ以上ない晴天に恵まれ,小春日和の暖かさの中,予定通り行いました。『草刈りの日には雨は降らない』という『乙女のジンクス』は健在でした。185人の乙女高原ファンが今年も気持ちのいい汗をかきました。参加された皆さん,本当にありがとうございました。

まずは草刈ビフォー(上)・アフターの写真を見てください。





 このイベントのベースになっているのは,なんといっても県・市・乙女高原ファンクラブによる協働です。「乙女高原の自然を次の世代に」という共通の目的のもと,3者がそれぞれのできること・得意なことを持ち寄って企画運営しています。たとえば,刈り取った草をすぐに運び出せるように,事前に一部の草刈りを手配してくださったのは県,受付のテントやなんと給水車を手配してくださったのは市といった具合です。月に一度のペースで行っている乙女高原連絡会議(兼乙女高原ファンクラブ世話人会)には,毎回,県と市の担当者が(勤務時間外にもかかわらず)出席くださっています。

 それに加えて,いろいろな人がボランティア精神で関わってくださいます。竹居さんは毎年,この草刈りのために手前味噌や自家製の野菜を無償で準備し,皆さんにおいしい豚汁を食べてもらいたい一心で,豚汁班のリーダーとしてがんばっています。豚汁には,これも毎年,田丸の藤巻さん提供の豚肉とゴボウが加わります。


草刈りの記念写真はプロの写真家・古屋さんが撮ってくださいましたし,刈った草を琴川ダム残土処分場まで運ぶゴミ収集車は(株)田丸さんが提供してくださいました。多くの皆さんが草刈りスタッフとして,つまりは『縁の下の力持ち』としてこの行事を支えてくださっています。

 さて,当日のドキュメントですが・・・
 8時半からスタッフミーティング。スタッフ全員で打ち合わせを済ませたあと,受付の準備,駐車場での整理・誘導,班ごとの打ち合わせなどを行いながら,参加者の到着を待ちました。


定刻の9時半から開会行事を開始。市長さんのメッセージ代読のあと,ファンクラブ代表世話人の宮原さんからあいさつがありました。

 各班ごとに打ち合わせをした後,班長さんの指示で作業開始です。
 キッズ班は,道路に落ちた落ち葉が少ないので,ブナじいさんの近くではなく,ロッジ近くの林道で落ち葉を集め始めました。
 ロープ係はさっそく遊歩道のロープをはずしてロッジ庭まで運び込み,それをロープ係がきれいに巻きなおしてから物置にしまいます。




 草運び班と藁撒き班は,すでに刈り取ってある草を集め,田丸さんのゴミ収集車にどんどん積み込みます。途中,ゴミ収集車が出発となったら,藁撒き班はいっしょについていって,今度は下ろすところでの作業となりますが,少し出発が遅れてしまいました。段取りが悪くて,申し訳なかったです。




 救護班の三枝さんと町田さんは本部近くで草刈りを開始。救護班がヒマなイベントは,いいイベントです。今回は「トゲがささったということもないくらい,けが人がいなかった」(三枝さん談)そうです。


 作業がだいたい終わり,焼山の残土処分場にいた人たちも戻ってきました。キッズも戻ってきました。そこで,草原の中で記念写真を撮り(この写真が翌年の草刈りちらしに載ります),参加記念のポストカードとフォーラムのちらしをお配りし,お昼としました。いやー,(毎年そうなんだけど)豚汁がおいしい!


 閉会行事をし,片づけと最後の藁撒き(午前の最後にゴミ収集車で運んで分は,まだ,ばらまいていなかったので)をし,軽く茶話会をしました。お一人お一人感想などを出していただきました。

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第14回草刈りボランティアの下見と準備

2013年11月17日 | 草刈りボランティア

草刈りボランティアのために11月17日(日)に,乙女高原ファン有志7人で準備に行ってきました。乙女高原までの道は大丈夫でしたが,帯那山林道を少し走ると,路面凍結している箇所があり,びっくりしました。大勢の参加者に来ていただけるように,がんばって作業しました。

以下のような準備作業をしました。


(1)キッズ・ボランティアの準備
 (落ち葉の様子を確認,崖を上がる場所の確認,ロープの設置)


(2)草原の草刈りの境目にビニールテープを張る。刈り草を入れる場所等の看板を設置。


(3)草原内の方形柵の撤去と,草刈り時に「刈り取りをしない区」の設定…麻布大学


(4)物置で道具等の確認(キッズで使用,草刈りで使用,草の運び出しで使用)

(5)ロッジ内のそうじ(換気ならびにホールの掃き掃除)

(6)ロッジのストーブを点火させてみる。燃料の量を確認。

(7)豚汁作りで使う道具等の確認(魔法瓶,包丁,まな板,ボウル,ざる,菜箸等)

※これらの作業とは別に,Aさんは百葉箱の屋根に防水用のペンキを塗ってくださいました。


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2013年11月の世話人会 議事録

2013年11月13日 | 世話人会
2013年度 第6回 乙女高原連絡会議・乙女高原FC世話人会 議事録 (案)


日 時:2013年11月13日 午後7:30~9:00


前回議事録の確認 ・・・異議なく承認された。



乙女高原連絡会議

■「乙女高原の草原を守る!」草刈りボランティア・検討。
・11/17下見兼準備会 古いロープは倉庫中央に(市で処分)
・「準備項目一覧」「準備品リスト」「日程表」の確認・共有。市長はメッセージ。
・「配布資料」「作業区分図」の検討。班長の名前を入れ,テープを張って区分する箇所を確認した。
・「駐車場配置表」「刈り払い機注意事項」「ひとことアンケート」「スタッフ・マニュアル」の確認・共有。
・ファンクラブスタッフは焼山峠の駐車場等に車を置いて,できるだけ相乗りで。
・救急車両には,それとわかるプレートを付けておく。
・ゴミ収集車の草原発車最終時刻を11時30分とする。(それ以降も草を積み込む 【遊歩道に敷く】)

■今後の刈り取り実験について・検討
・高槻先生の論文の概要を説明
(シカ柵内では,シカが草花を食べられない→草花が増える→ススキが減る…というメカニズムがわかった)。
・「草を刈らない」区を設定する【その後の調整で,刈り取らない区の他に6月区,9月区,6月ススキ区,6・9月区も刈り取らないことに。下見の際にこれらのコドラートに目印のビニールテープを張った】

■乙女高原フォ―ラムについて・検討
今回は資料の提案だけ。検討は次回世話人会にて。
・プログラムの中に麻布大学の学生さんの発表の場を作ることが承認された。
・テンの剥製はロッジにある→借用し,活用することになった(会場に展示)。
 【その後,牧丘第三小学校の剥製はテンではなかったことが判明】。
・ちらし完成。配布を県・市に依頼
  【その後,フォーラムの開催年が2013年になっていることが判明。
   植原の家族によって訂正スタンプが押された】



乙女高原ファンクラブ世話人会

■『乙女高原大百科』(メールマガジン本)の制作状況・報告
昭和堂と事務局により校正作業が進行中。
・【11月26日に校正が完了し,あとは印刷・製本されて納品を待つのみ。12月上旬納入予定】

■グリーンロッジの活用について・報告
 ・その後の進展はない。

■観光ガイド紹介パンフレットへの乙女高原ファンクラブの掲載について
今回は旅行会社向けのパンフレット作製であることからも,辞退することになった。

■その他の項目については資料のとおり。



次回世話人会は2013年12月4日(水)
PM7:30~とする。 以 上。
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