乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

2012年7月の乙女高原連絡会議・世話人会

2012年07月19日 | 世話人会
2012年度 第4回 乙女高原連絡会議・乙女高原FC世話人会 議事録 (案)

日 時:2012年7月19日 午後7:30~9:00


前回議事録の確認 ・・・異議なく承認された。


FC世話人会

■草刈りボランティアちらしについて(検討)
・ちらし内容をファンクラブとして検討。承認された(ちらし検討は県・市にも依頼している)

■マルハナバチ調べ隊について(報告)
・1回目は6/24。28名参加。
・次回は8/5。スタッフは三枝さん,芳賀さん,植原

■牧三小自然教室の案内について
・7月6日(金)の午前。3・4年生13人。竹居さん,内藤さんが案内してくださった。

■夏休みキャンプについて
・看板修理はキャンプとは別の日に行う。
 雨宮さんの都合を最優先して日程調整したうえで連絡する。
・18日の間伐材の搬出は午前9時・塩平バス停集合。軽トラは宮原さんと三枝さん。
・18日にはロッジの窓を開けて,通風する。ダスキンを用意し,床を拭く。
・18日の観望会はもともとの計画「5時」ではなく,
 「4時半」開始に時間変更する可能性がある。
・事務局では,観望会用に赤セロファンと輪ゴムを用意する。懐中電灯につける。
・19日の観察会は12時終了予定。必要な人には,金峰山荘におにぎりを作ってもらう予定。
・現時点での参加予定者は大人10人小人1人・・・計11人。

■案内人更新について
・今回の更新対象者は2期,4期を中心に35名。7月末日が更新締め切り日。
 現段階で12名が更新終了。

■ロッジのベンチ・テーブルについて
・6月24日,雨宮さんと武井さんによりベンチ・テーブルが新しいものに交換された。

■里やまモニタリングへの参加について(報告)
・カエル(アカガエル類)のモニタリングへの申請終了。受理された。
 審査結果は12月に報告される。

■第9回全国草原サミット・シンポジウム(群馬県みなかみ町)への参加について
・10月28日の午前に,植原が乙女高原ファンクラブの活動報告を行う。
・案内パンフレットができたので,さまざまな人に配布したい。配布協力をお願いします。

「継続事項」
・入会パンフレットのリニューアル増刷
 →村田さんを中心に原稿を作製する(2011.4月の世話人会)
・メールマガジンの200号分を本にする
 (10周年記念誌として。2008年3月の総会で承認されている)
 →編集作業中。2012年度内には発行できるか? めどがついた時点で助成金申請をめざす。

次回世話人会は9月12日(水) PM7:30~とする。    以 上。
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牧丘第三小学校の子どもたちを案内

2012年07月06日 | 乙女高原案内人
子どもたちの相手をしてくださったのは乙女高原案内人の竹居さんと内藤さんです。内藤さんから原稿をいただきました。紹介します。


■牧丘第3小学校自然観察会を終えて (内藤)

 昨年は雨で難儀しました。7月6日は予報では雨でしたが、降られずに暑くもなく観察会日和のなか無事終了しました。参加者は3年生、4年生の13名と教頭先生、教師3名で、竹居さんと私内藤が案内を担当しました。4年生は昨年に続いての観察会なので、3年生4年生の混成で赤組と白組の2班とし、コンテンツによっては4年生に案内を手伝ってもらいました。

 地元の竹居さんが乙女高原の歴史を話してくれました。ロッジ前の広場で、全員がジャンプ。足の感触はと訊ねると「かたーい」という返事がかえってきた。また、多勢の人が立ち止まる休憩テーブルの周りに、里地に生えているオオバコが何故多くあるのか、どうして乙女高原にやってきたのか考えてみる。ルートは森のコース→山頂→ブナ爺→草原のコース。草原に入ってすぐのところにヤマオダマキが下向きに咲いていたので、大きめの手鏡で普段は見られない花の中を観察、「きれい」の声があがる。森のコースに入って直ぐ右側の広い所でジャンプ。感触を訊ねると「ふわふわする、やわらかーい」という声。何でだろうと聞いてみる。するとさすが4年生しっかり答えてくれました。

 同じ場所で赤組、白組に分かれて「シラカバとミズナラの赤ちゃん探し」をしてもらう。ミズナラの幼木は多く見つかったが、シラカバの幼木は一本も見つからない。シラカバの赤ちゃんは道中どんな所に生えているのか調べてもらう。シラカバの幼木が見つかったところで、陽樹・陰樹のことを簡単に解かりやすく説明した。森のコースでは、他にウラジロモミが枯れてしまったのはどうしてだろう?との問いかけに4年生が答えてくれました。ウラジロモミの幼木の年齢あてでは、1年の伸びをヒントに数えてもらいました。1m弱の木でも20年以上なのにちょっとびっくり。

 この日の最高のプレゼント、この時期晴れていても殆ど見ることができない富士山が見れたことでした。霊峰富士山を見ながら「富士山」を全員で合唱、以前は誰も歌えなかったのに私がびっくり。先生に訊ねると4年生の音楽の本に載ったとこと。1頭のマルハナバチにも出会いました。ピークの三角点の標高は?1700m。小学校の標高は?の問いかけに700m強との返事。標高が100m上がるごとに気温は約0.6度下がるので乙女高原が涼しいのが納得できた様子。
 ブナ爺さんでは、ウエストを班毎にメンバーで手を繋ぎあって測りました。ハンゴンソウの葉をちょっと擦って匂いを嗅いでもらったり、1人にニガナの葉を噛んでもらい苦い味がしたことを仲間に伝えてもらいました。

 ロッジの見える稜線では全員で「ヤッホー」、やまびこを楽しみました。
 すっかり空いたお腹をロッジ前の広場でシートを広げ皆で弁当タイム。お腹が一杯になったところで、ブナ爺さんの胴回り5mのヒモの輪の中に13名の児童、先生、案内人が入って和気あいあい記念撮影。5mの輪に35人が入った頃を昨日のように想いおこしながら私も楽しみました。子どもたちの純で素直な心にふれることができ、私自身も心が癒され豊かになりました。
 ありがとう。
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