乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

乙女高原展22 乙女のスミレ30

2020年02月16日 | 街の駅・乙女高原展

乙女高原展シーズン22として、本日から「乙女高原のスミレ30」をスタートさせました。

乙女高原のスミレの写真が所せましと並んでいます。

一足先に、春を感じてください。

 

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2020年2月1日乙女高原自然観察交流会

2020年02月01日 | 乙女高原観察交流会

※山本さんがレポートを書いてくださいました。

 今日は朝からよく晴れて青空が広がっています。牧丘の道の駅に集まったのは6人です。乙女高原の雪はどんなだろうといいなが身支度をして、途中ヤマアカガエル卵塊調査地の様子を見ていこうと話し合ってから、2台の車に分乗して出発です。
 最初の調査地では水は凍っていなくて流れていました。周りの地面は固くなくやわらかで、春の訪れを感じます。次のカエル池に立ち寄ると、シジュウカラやヒガラが何羽か飛び立っていきました。池にはうっすらと氷が張っていましたが、暖かいので帰る頃には融けてしまうだろうといった様相ですが、やはりまだ卵塊は見られません。さらに進んだ林道沿いでホオジロやコガラも見かけました。


 林道には一部を除いて雪は無く、乙女高原に着いてみると草原の半分には雪がありませんでした。雪のない草刈り後の草地にはハイゴケなどの緑が目立ちます。カサゴケの仲間もありますが、オオカサゴケなのかカサゴケなのか、それともカサゴケモドキでしょうか。
 ミズナラの樹上のミノゴケはナガエミノゴケかもということで、いったん外しておくことになりました。同定してから取り付け直すことにします。ヒムロゴケと名前のついているコケも別物のように思われます。コケの同定は肉眼では判断できず、ルーペで覗いて見ても難しいです。
 雪の残っている場所にいくと、白い雪の上を動き回っているものがいました。黒いクモでした。こんな雪の上を走りまわったり時々跳ねたりしているこの黒いクモは何者で、何で雪の上をと不思議です。


 雪の残っている林の中を歩いて1月の観察会で見たというオオアカゲラがドラミングしていたという場所に行きました。木枝はかなりつつかれていて、雪の上に木くずが一部残っていました。ということは、雪の降る前につついた木くずは雪に埋もれ、その後雪が降ったあとにも来てつついたということです。かなりたくさんの食痕からしても何度もやってきたということでしょう。エサの虫を取り出すためかと食痕を観察して見ると、はたして虫の穴も見つかりました。やはりエサを見つけるためだったということです。


 カケスの声が聞こえました。ほかにも何かの鳥がいる、どこどこといって見た先の大きなモミの大木が枯れているのがわかりました。以前台風で上半分が折れてしまった木で、その後全体が枯れてしまったのでしょう。遷移の一端をうかがわせるものを感じました。

 近づいてみると、無数の小さな穴が列になってあいていました。

鳥がつついた穴か、虫が作った穴か、何者があけた穴だろうと近づくと、セミの死骸が見つかりました。

 すると、あれがいると嬌声があがりました。ここ何年か湿地帯のミヤマイボタの木で見つかっているゾンビセミと呼んでいたものと同じものを見つけて叫んだ声だったのです。口吻が樹幹に突き刺さって顔の部分だけが残っているものです。セミの形が残っている死骸も口吻を刺しているのかいないのかデジカメで撮って拡大してみたり、ルーペで覗いてみたりと思わぬ観察会になりました。


この先のミズナラにでも見つかり、さらに富士山展望地のズミでも見つかりました。これらすべて一人の人が見つけており、敬服です。この日は完全にセミハンターの目になっていたと言っていいでしょう。

 


いままではミヤマイボタの木との関連性があるのだろうかとか、こんなことになるのは菌によってゾンビ化したのではないだろうかとか空想していましたが、これだけ見つかるとセミの習性として、たくさんのセミの中でこのような最期を迎えるものがあるのではないかといった結論になりました。真相はわかりません。まだまだ最後の声が根こそぎ拾えてないと思います。
富士山がよく見えていました。

お昼になり、ロッジに戻ってランチをとりながらおしゃべりするのも楽しいです。ヤチボウズを見てから帰ろうと、車を草原わきの駐車場に移し、山梨ロータリークラブが寄贈してくれたヤチボウズの看板のある場所へ行ってみました。雪はなくヤチボウズがよく見えていました。がここで、疑問です。

 草刈り以降、何気なく看板の所へ行けるのですが、夏になって草花が繁茂したら、ヤチボウズを見に行くのに踏み荒らしてしまうことに気づいたのです。看板も出して見に来てもらうことにしたのなら踏み圧を最小限にして貴重な植生を維持できるように遊歩道を設けなければいけないのではないでしょうか。それに今ある遊歩道は駐車場から降りるところが急斜面で、階段状に直してもらったばかりなのにもう荒れてきています。階段のところが大雨が降ると道路や駐車場からの水が流れ落ちる場所になっているのです。
 ではどのような遊歩道にするのか、いろんな案がでましたが、5月の遊歩道つくりまでに県や市と話し合う課題となりました。こういったことに気づいて話し合うことができたことも観察交流会の意義なのかなと思いました。

 

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2019年度 第8回 乙女高原連絡会議・乙女高原FC世話人会 議事録

2020年01月16日 | 世話人会

日 時:2020年1月16日(木) 午後7:30~9:00

※前回連絡会議/世話人会の議事録の承認。

 

乙女高原連絡会議

■第19回乙女高原フォーラム  (検討・連絡会議)
・乙女高原フェローでまだ記念品を贈呈していなかった古屋さんと雨宮さんにマグボトルを贈呈。
・認定証作成は山本さん。5名の受賞者への連絡は植原から。
・後方に展示コーナーを設ける。
・打ち上げ参加者は6名。

 

乙女高原ファンクラブ世話人会

■2019年度総会  (検討・連絡会議)
・会計監査 奥山さん・駒田さんに依頼。内藤さんと植原で対応。
・2019活動報告、2020活動計画を承認。
・2019会計報告、2020予算案については、会計監査後に世話人に送付する。
・総会の係分担 受付は芳賀さん、写真は雨宮さん、お茶はペットボトル茶を用意。

そ の 他

・佐野さんの卒業論文がもう少しで完成する。
・藁撒きモニタリングの場所を、自然観察交流会でモニタリング調査する。
・3月の世話人会は開催しない。


・2019年度総会 2020年 3月15日(日)14:00~  牧丘総合会館

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1月04日(日)の乙女高原自然観察交流会

2020年01月04日 | 乙女高原観察交流会

乙女高原自然観察交流会  1月04日(日)

※参加された鈴木辰三さんがレポートを書いてくださいました。

 新年最初の自然観察交流会は3名と少ない参加者でしたが、穏やかな晴天に恵まれ観察会日和となりました。

 年末に降った雪が心配でしたが、乙女高原に到着してみると下の方は数センチ積雪が残っている程度でした。百葉箱の中の温度計は0度です。タヌキやテンと思われる動物の足跡もいくつかありましたが、かなり時間が経過しているためにはっきりとわかりません。また、先月の観察会で主役となった氷華もできていないようです。鳥の声も聞こえず、今日は何も見るものがないのではないかと不安になりながら森のコースを歩き始めました。

 暫く登ったところで1m位の幼木に赤くてツヤのあるかわいらしい冬芽を見つけました。全体の特徴からカエデの仲間であることはわかります。たまたま持っていた冬芽図鑑で調べてみると、*芽鱗の数や葉痕の形・*維管束痕の数などからウリハダカエデと同定できました。そこで急遽冬芽をテーマに観察しようということになりました。ルーペで観察しながら細かい部分を図鑑の特徴と照らし合わせます。急に進む速度が遅くなった感じです。ツノハシバミの雌花は水滴のような形の*鱗芽で雄花は尻尾のような*裸芽で作りが異なります。オオカメノキは裸芽でウサギの顔みたいにかわいらしい姿です。コシアブラは短枝が発達して三日月形の葉痕が特徴です。このようにシラカバ・レンゲツツジ・ミズナラ・ズミ・イタヤカエデなどの冬芽をひとつずつ観察していると、あっという間に時間が過ぎていきます。

 途中でキツツキのドラミングが聞こえてきたので探してみるとオオアカゲラでした。最初は普通にアカゲラかと思いましたが、写真で拡大して見ると特徴である胸の縦縞模様がはっきりわかり同定できたのです。乙女高原でオオアカゲラを見るのは初めてです。

 昼食を食べたあとは湿地の谷地坊主を観察しました。昨年ロータリークラブから寄贈された案内板が設置されていて、谷地坊主の成長の仕組みが良くわかります。看板付近から見下ろすと、周りは積雪があるのに谷地坊主のところだけ溶けているのが目立っています。谷地坊主の高さの分だけ日光を受けやすくて温まっているのだとか、水の流れの影響で雪が積もらないのだとかいろいろと推理してみました。本当のところはどうなのでしょうか。

 観察を終えて帰路では、カエル池付近でカラ類の混群に出逢いました。シジュウカラ・コガラ・ホオジロ・エナガに、ジョウビタキやマヒワも見ることができました。今頃の季節は高原よりもかなり低いところに移動して生活しているのでしょう。

 初めは見るものがないのではと思いましたが、終わってみればたくさんの出逢いがあり、またじっくり観察することで新たな発見もありました。2020年も多くの人たちに乙女高原の魅力を知ってもらえることを願っています。

※芽鱗…冬芽を保護するうろこ状のもの
 ・鱗芽…芽鱗をもつ冬芽
 ・裸芽…芽鱗をもたない冬芽
 ・維管束痕…葉痕の中に見える維管束(水分や養分が通る管)の断面

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2019年度 第7回 乙女高原連絡会議・乙女高原FC世話人会 議事録

2019年12月19日 | 世話人会

日 時:2019年12月19日(木) 午後7:30~9:00
 

※前回連絡会議/世話人会の議事録の承認。

 

乙女高原連絡会議

■第20回草刈りボランティア  (反省・連絡会議)
・反省点を共有。それ以外の反省点として「豚汁の味が薄かった」「配布している作業用軍手が安物なので、もっとしっかりしたものを」「熊手をもっと多くする」。
・20周年記念グッズの送り先31人。
※ジュースの余分は世話人会にして配布。お茶は賞味期間が十分あるので(2020年6月)、遊歩道づくりで使用。

■第19回乙女高原フォーラム  (検討・連絡会議)
・企画書を検討。スタッフに立候補くださる方がほかにもいらっしゃったので、企画書を更新する。
・今のところ、ファンクラブ・スタッフは13名。さらに立候補者を募る。
・茶話会とその後の懇親会は今年も開催。参加を!!
・フェローについて 記念品のサーモスは30個を注文。フェロー認定者は16名のはずなのに、記念品の残部は16。2名、まだ記念品を受け取ってない方がいる→次回世話人会で。
※弁当は25個を柳橋に注文済み。当日、11:30に配達してくれる。
※ルートインには講師宿泊費を支払い済み。

■来年度の計画  (検討・連絡会議)
・3者共催の事業の日程調整が必要。

 

 

乙女高原ファンクラブ世話人会

■来年度の計画  (検討・世話人会)
・夏休み前に遊歩道の草刈りを予定する。
・スミレ観察会は依田さんと、交流会や案内人活動は山本さんと打合せをする。

■2019年度総会  (検討・世話人会)
※座談会の話題提供者 芳賀さんから木曽川さんに民話語りを依頼。「焼山峠」「甲斐の湖」「笛吹権三郎」
・会計監査人として駒田さんと奥山さんに依頼したい。奥山さんには三枝さんから依頼。

そ の 他

 ・日本山岳遺産サミット 参加者には旅費半額補助を出す。


・第8回連絡会/世話人会2020年 1月16日(木)19:30~  牧丘総合会館

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