遊歩道づくりの午後はスミレ観察会。16人の参加者があり(ほとんどは遊歩道づくりからの継続参加),春のスミレ観察を楽しみました。スミレ観察会の講師・「フィールドガイドⅢ スミレ・ウォッチング」編集代表の依田さんからメールをいただいたので,転載します(以下,依田さんからのメール)。
乙女高原ファンクラブの皆さんへ。
12日のスミレ観察会を兼ねた、遊歩道づくりご苦労様でした。新しいスミレは見つかりませんでしたが、楽しい観察会でした。昨年に続きオトメ(真ん中の白い1本)は健在でした。井上さんの見つけた(ひな?)は花の側弁に毛が無い、色が濃い等、交雑種かと調べてみましたが分かりません。続けて調べてみます、お気づきの方があれば教えてください。次回の観察会も行けると思いますが…。当会員でもあり、三ッ峠ネットワークの山本さんが次回の観察会の参加をメールで呼びかけてくれています。皆さんよろしくお願いいたします。 依田 昇 (メール終わり)
また,参加した皆さんからも感想文を預かっていますので,ご紹介します。
●未だ緑色の乏しい草原の何処にスミレが咲いているのか半信半疑でしたが、注意深く見ると、彼方此方に咲いている、その姿に驚かされました。さらに、その小さな小さな花をかがんで見ると、意外に複雑な姿であることに気が付きまたまた驚かされました。こんなに密やかで可憐な花と、その回りの小宇宙の存在を知ってしまうと,たとえ遊歩道であっても、注意して歩かなくてはならないと思い知らされ、自然と人間のつき合い方についても、改めて考えさせられる機会となりました。
●井上さんの見つけてくれた最後のスミレ,期待します。サクラスミレが見れてよかった。
●今年はいつもの年より花丈も小さめでしたけど,色はあざやかで孫とともに楽しみました。ミヤマ,ヒナスミレ,最高。
●今年の花は小さくて,寒さが厳しかったのかと思われました。厳しい環境の中でも花はがんばっているのだなと思いました。
●初歩からのスミレ観察となりました。色々な形・色にビックリです。参加回数を重ねていこうと思います。楽しかったです。
●神奈川ではスミレの時季も終わりましたが,乙女はこれから。今後の出会いを楽しみにしています。
●スミレの種類・見分け方はよく分からないながら,ただ楽しい!観察会でした。ありがとう。
●2年ぶりのスミレ観察会に感激。あらためて乙女高原のスミレの種類の多さにびっくり。貴重なフィールドをいつまでも次世代に引き継ぎたいと思います。
●小さいながら今年もまたスミレが何種類も芽を出していたが,今までと違って咲き方も小さいが,さらに観察を続けていきたいと思いました。
【観察できたスミレの花】エイザンスミレ,サクラスミレ,アケボノスミレ,アカネスミレ,ヒナスミレ,タチツボスミレ,ミヤマスミレ,オトメスミレ
次回は今度の土曜日(5月25日)です。12日には観察できなかったスミレも咲きだしていると思います。お楽しみに!
スミレ観察会常任講師・依田さん。ダンディ!!
おばあちゃんと観察会、うれしいな。
どうして大人って、みんな地面に這いつくばっているのかなあ(ひなちゃん)
スミレを観察するためだよ(エイザンスミレ)
ヒナスミレ