乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

2月4日の観察交流会~ヤドリギ観察

2017年02月04日 | 乙女高原観察交流会
乙女高原案内人の山本さんにレポートしていただきました。


今日の観察交流会は天気に恵まれ、空に雲一つなく、金峰山の五丈岩や富士山がよく見えました。


ダム湖となった乙女湖は全面凍結していましたが、乙女高原の気温は、着いた時の温度計は3度でしたが、昼過ぎには9度まで上がっていました。


草原も半分ほどは雪が融けてしまっていて、調査したカヤネズミの巣も一部見ることができました。










今日の一番のハイライトは、帰りがけに琴川ダムの近くで観察したヤドリギでした。


林道下の斜面のズミの木に実をつけているものがあり、間近で写真を撮ることができました。
メンバーの一人がこの実は食べられるよと言って食べるのを見て他の人たちも味見してました。
渋くて甘い!


また遠くの鳥居峠広場の先の稜線の木に大きく杉玉のようなヤドリギが見つかり、近くまで行ってみようということになりました。


稜線を歩いて真下まで行くことができ、ブナの木にりっぱな大株が二つ、果実をつけているのを見上げて感動しました。

道の駅にもどってからも、何人かは万力公園に立ち寄って、笛吹川で水鳥を観察してから帰られました。

ヤドリギの果実を1つ持ち帰っていたので、内部を観察してみました。


果実は、黄色いフィルム状の薄皮で包まれていてそれをはがして中の白いゼリー状の実の部分をとりだしました。
このゼリー状のものが皆さんで味見された渋くて甘いもので、粘着性があります。


さらにゼリー状のものの中からタネを取り出してみました。


タネ自体もまた白い粘着物で覆われていて、この粘着力は非常に強く、引っ張るときわめて細い糸状に長~~~く伸びました。
この粘着力で鳥が排泄したタネが木に付着することが確認できました。


タネは一見黒いまだら模様に見えましたが、カッターで割ってみると内部まで濃い緑色をしており、白い粘着物がまとわりついてまだら模様に見えたのだとわかりました。

以下は参加された岡崎さんからメールでコメントをいただきました。

ヤドリギは凄かったですね。
諦めかけていた実が残っているのを見つけて・・・。
透明感のある実が宝石の様に目に飛び込んで来た時は嬉しくなりました。
その上、遥か彼方に丸い塊を見つけた時はやったー、絶対にヤドリギだと思いました。
そしてみんなでヤドリギの真下まで辿り着いた時は感動しました。
実を目の前で観察できたこと、試食までできたこと、まるで惑星の様な立派なヤドリギに出会えたことに感謝いたします。


また、ヤドリギのタネが混じった糞が木に付着していたものを写真に撮ることもできました。


たら〜りと粘る様子が観察できますが、量的にレンジャクなどの野鳥ではないのではと思います。

笛吹川では、フォーラムの後で見かけたカワアイサには会えませんでしたが、その時には出会えなかったカシラダカとアオジが今回見れて、短時間でも立ち寄れて良かったです。

他のメンバーからもメールをもらいましたが、その他にもジョウビタキ、エナガ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツグミ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、アオサギなども観察できたようです。
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