乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

大雪とニアミスの草刈りボランティア

2016年11月23日 | 草刈りボランティア
今年で17回目となる草刈りボランティア。
朝6時に家を出たら曇。車が林道を登るとガスが出てきて、そのうちフロントガラスに雨粒がぽつぽつ。
でも、乙女についたら、晴れているではありませんか。びっくり。



草刈りの準備を始めました。



今年も大勢の方が参加してくださいました。
全部で260人。



団体で参加してくださった方々もいらっしゃいました。こんな団体が参加してくださいました。
金峰前山保護組合
北奥千丈保護組合
西保財産区
諏訪財産区
西保下財産区
倉科財産区
山梨市観光協会牧丘支部
山梨ロータリークラブ
県有林造林推進協議会
(株)田丸・田丸グリーン基金
ジェイチーム
特老『笛吹荘』
コロンビアスポーツウェアジャパン
山と渓谷社



豚汁チームのリーダーは17年間、竹居さん。毎年、「手前味噌」を持ってきてくださいます。



今年は送迎バスを運行できました。栄和交通さんのご協力のおかげです。
草の運搬は、今年も田丸さんのゴミ収集車をお借りすることができました。
このような企業をあげてのご協力もあり、草刈りボランティアが続けられています。



さて、今年の草刈りではスクープがありました。
今までも、草刈り後の草原(地面)に、鳥の巣のようなものが見つかることがありました。(以下のサイトの「巣その3」です)
http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/0308/0308.htm

ところが、鳥の巣と違って、
①お椀状ではなく、ボール状で、多くは刈り払い機で真っ二つにされている(ゆで卵を縦方向に真っ二つに切り、黄身をくり抜いたイメージです)、
②巣を作っている草が非常に細く、細長い葉をさらに裂いて作っていると思われる
・・・という特徴から、何の巣なのか分からずにいました。草原で見つかる「鳥ではない巣」なのですから、ハタネズミの巣かなあ・・・と思っていましたが、ぼくはハタネズミの巣がどんなものか知らないので、そこで煮詰まっていました。
ところが、半場さんや高槻さんの観察の結果、どうもカヤネズミの地上巣らしいです。定説では、カヤネズミの生息地はせいぜい標高800mくらい。それが乙女高原にいたとなると・・・これは大発見かも。




最後に、草刈りのビフォーアフターの写真です。草刈り終了後、天気はどんどん崩れ、ガスが出てきてしまい、刈った後の様子がよくわかりませんが・・・






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2016年度 第6回 乙女高原連絡会議・乙女高原FC世話人会 議事録

2016年11月15日 | 世話人会
2016年度 第6回 乙女高原連絡会議・乙女高原FC世話人会 議事録 (案)

日 時:2016年11月15日 午後7:30~9:00 山梨市役所牧丘支所会議室


前回議事録の確認・・・異議なく承認された。



乙女高原連絡会議

■草刈りボランティア(検討・連絡会議)
・下見・下準備の報告(事前刈り取りはすでに完了、new!!落ち葉持ち出し禁止看板付け)
・湿地の木橋修理・駐車場の土壌流出修復については来年度予算で(県)
・刈り取った草の有効利用については管理条例があるため難しい。
・送迎バス利用者 15名(最終的には18名)
・NHKや朝日新聞から告知取材があったが、バスのことは触れないでもらった(市)
・焼山峠から高原までの先導は市公用車(山﨑)、駐車場での誘導は内藤さん。駐車場には予めコーンを。
・帰りの先導も同様に行う。
・山梨ロータリークラブから樹名板の寄付については村田さんに要確認(開会式後に贈呈式実施)
・市長・副市長とも不参加。開会式にはメッセージ代読
・(ロープ外し用の)マイナスドライバーが最低12本あるか →十分ある。
・スタッフマニュアルの内容について検討

■乙女高原フォーラム(検討・連絡会議)
・ファンクラブ活動報告の中に、シカ柵の効果を入れる。
・高槻先生にシカ柵効果の科学的根拠について問い合わせる(済み)
・企画書1ページについては承認された。



乙女高原ファンクラブ世話人会

■乙女高原観察交流会(報告・世話人会)
・11月の会は、途中で道草しながら、時間をかけて乙女高原へ。

■乙女高原マイスター(検討…継続・世話人会)
・本日の会議では検討できず。



次回連絡会/世話人会 12月8日(木)19:30~ 牧丘支所会議室
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草刈りボランティアの準備と下見

2016年11月13日 | 草刈りボランティア

ちょうど草刈りボランティアまであと10日という11月13日に、スタッフ有志で草刈りボランティアの下見ならびに下準備に行ってきました。当日は朝からいい天気で、絶好の下見日和でした。宮原さん,三枝さん,芳賀さん,山本さん,植原の5人で午前中、作業をしました。作業内容は以下の通りです。

①キッズボランティアの準備として、ブナじいさん直下の林道に落ち葉が十分あるかを確認。十分ありましたが、今後、持ち去られないよう、急遽カレンダーの裏にマジックで「ここの落ち葉は持ち出さないでください」と書いて貼っておきました。林道からブナじいさんまで安全に落ち葉が運搬できるように、太いロープを設置してきました。

②草原内の草刈りの境目が分かりにくい箇所があるので,そこにビニールテープを張っておきました。

③遊歩道のロープに付けた看板を撤去し、整理しました。これでロープ回収がスムーズになるはずです。

④ついでといってはなんですが、ヨモギ頭手前の富士山眺望スポットの看板の表面が「放置した金魚鉢のガラス」のように暗緑色のコケ(?)におおわれ、きたなくなっていたので、水をかけてスポンジたわしでゴシゴシみがき、きれいにしておきました。

ビフォー


アフター



⑤なお、草原内の「刈り取り実験区」は草刈りされないようにテープを張っておくのですが、これは事前に植原がやっておきました。また、事前に草刈りする区域は、すでに県の事業によって草刈りが済んでいました。これで作業開始直後から草の運び出しができます。



⑥ロッジ内、とくにホールのそうじをしました。

⑦豚汁作りで使う調理道具の確認をしました。

⑧トイレのそうじをし、トイレットペーパーを補充しておきました。


その後、20日にも乙女高原に行って、こんな看板を付けておきました。


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「乙女高原草刈りボランティア」展

2016年11月10日 | 街の駅・乙女高原展
街の駅やまなしで、乙女高原展シーズン4となる展示を始めました。
シーズン1から3までは(個人による)写真展でしたが、今回は初めてとなる「テーマ展」です。
初めてのテーマ展となる今回は、乙女高原の環境保全活動における最大の特徴である「草刈りボランティア」を題材に取り上げました。



パネルのA面では、第1回から今までの17回の「草刈りボランティア」のちらしを全部並べ、草刈りボランティアのQ&Aパネルをはりました。
「どうして草刈りするの?」「刈った草はどうするの?」「どんな仕事があるの?」といった疑問に答えています。



パネルB面では、草刈りボランティアの1日をスナップ写真で紹介したり、送迎バスの宣伝をしたりしています。
そして、特別企画として、小学校の6年間、乙女高原に通い、6年生となった今年、マルハナバチをテーマに夏休み自由研究に取り組んだ服部くんの研究成果を紹介しています。



「街の駅やまなし」はJR中央線・山梨市駅のすぐ目と鼻の先。駅から改札口を出て、そのまま信号を渡って直進すれば左手はすでに街の駅です。駅から歩いて1分もかかりません。ぜひ一度見においでください。
街の駅のアドレスは・・・
http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/sight/tour/machi_station/yamanashi.html
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