ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

HGUC量産型ザクでスジ彫りの特訓その他…(その9)

2006年11月21日 | 機動戦士ガンダム(1st)
 最近、アプサラス(第1形態:丸いヤツです)の設定画を見ていて、着陸脚の先っぽがザクのつま先であることに気付き、一人で盛り上がっているオッサン・かめっチです。
 カトキ氏のデザインではこういうパーツ流用が多くて、発見するのが楽しみです。

 前回切り抜いた紙製パーツをサイドスカートに貼ります。

 両面テープを長さ17ミリに切ります。両面テープは、両面に剥離紙を付けた状態で作業するとやりやすいです。
 17ミリに切った両面テープを、幅2~3ミリに切ったものを4本以上用意します。余分は作っておいた方が良いです。両面テープはすぐにペロッとめくれて扱いにくいですので…(笑)。
 
 両面テープの片側の剥離紙をはがし、サイドスカートの裏側に貼ります。フチから約0.5ミリぐらい内側に貼ると良いと思います。フチにピッタリ合わせて貼ると、後ではみ出ていることに気付く場合があります(汗)。

 スカート裏側に貼った両面テープの剥離紙をはがし、紙パーツを貼ります。パーツの向きや角度、貼り位置をじっくり検討しながら貼っていきます。ボディのパーツにフロントやリアのスカートを仮組みして(はめ込みが固いので分解する時に注意!)、サイドスカートや紙パーツの位置を確認しながらやると良いです。

 事前にマスキングテープでパーツを貼る練習をしたりして感覚をつかんでおいた方が良いでしょう。両面テープは紙に対しては強力に付きますので、貼り直しは難しいですからねぇ。

 片方のサイドスカートに貼れたら、今度は反対側のサイドスカートに貼ります。左右の貼り具合が同じようになるように注意しながら…。 
 写真では左右同じように貼れてないように見えますが、カメラの撮り方でパースが付いてしまったためです。実際はほぼ同じぐらいです。



 貼り付け終わった状態です。リア側は一部がリアスカートに干渉することが分かりましたので、赤く線を引いた部分を切り取りました。



 ボディを組み立てます。スカート類も全て組み立てたら、サイドスカートを閉じて、紙パーツが干渉していないかどうかを確認します。全てのスカートがスッキリ閉じたら成功です。

 

 
 太ももを取り付けて、作動実験です。スカートを広げると「シャリッ!」と紙の音がして、スカートの内側から紙製(実機は「ゴム製」ということにしておいてください。そうすれば「ザクのスカートはゴム製」説にも一応当てはまることになりますし…:笑)のスカートがズルリと出てきます。
 これでお尻が見えたり向こう側がのぞけたりすることが防げました。

 ただし、弱点もあります。紙のテンションがけっこう強くて、スカートの開き具合によってはフロントスカートが浮き上がったり、リア側の紙製パーツにストレスがかかったりするのです(汗)。これはスカートの位置を調整して対処するしかありません(泣)。

 あと、HGUCザクのスカートと太ももの位置関係は非常にタイトで、脚を行儀良くそろえる場合以外では、常時スカートが開いてしまいます。
 そうなるとサイドスカートに貼った紙のテンションでフロンドスカートが浮き上がってしまいます。特に問題はないのですが、なんとなく股間のブロック(俗称「チ○コガード:笑」が貧弱に見えてしまいます。

 そこで、股間ブロックを1ミリほど前に突き出させようと思いました。ここで、フロントスカートを外してから股間ブロックを外せば良かったのですが、横着して股間ブロックだけを外そうとして…

 「ペキッ!」

 指が当たってフロントスカートに白いひび割れが…。OTL

 とりあえず部品請求してパーツが来るまでの応急処置として、裏面の割れを接着し、表面はガンダムマーカー「DESTINYグリーン(セット販売)」で塗ってごまかしました。ごまかせてませんが…(汗)。


 気を取り直して、1.2ミリプラ板でスペーサーを作り、股間ブロックに接着しました。

 これで多少フロントアーマーが浮いていても安心です。

 「紙式スカート隠し」は、貼り位置さえ気を付ければ簡単で効果が高い方法だと思います。問題は、両面テープの粘着性能がどのくらい持続するかですが、テープが劣化すれば交換すれば良いのですからねぇ!

 このザクも完成に近づいてきました。でも最大の難関、スネのスジ彫りが残っています。頑張らねば…。  



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